JPS59228785A - 金属面積層板の製法 - Google Patents

金属面積層板の製法

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JPS59228785A
JPS59228785A JP10478283A JP10478283A JPS59228785A JP S59228785 A JPS59228785 A JP S59228785A JP 10478283 A JP10478283 A JP 10478283A JP 10478283 A JP10478283 A JP 10478283A JP S59228785 A JPS59228785 A JP S59228785A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電気回路板きして用いられる金屑面積層板の
製法に関するものである。
〔背景技術〕
電気回路板として用いられる金属積層板としては、基板
の表面に銅箔を接着させたものが多用されている。そし
で銅箔は通常厚みが35μ程度のものが一般的に用いら
れているが、近時厚み5μ程度の極薄の銅箔を基板に貼
付けたものが極薄銅張積層板として出現し、このものに
あってけ銅箔が薄いために超微細回路パターンの作成が
可能になるため高密度配線の必要な電子機器に用いられ
ている。しかし々がらこのような極湖の銅箔を作成する
ことは高度の技術を要する等の種々の問題があり、そこ
で本発明者等はアデイテイづ法特にt三アヂイテイづ法
の工法を旧用して基板の表面にメッキによって銅薄層な
ど金属薄層を形りkする発想を得た。すなわち、基板上
に無電IQtFメツ牛メッい導電層を形成し、さらに電
気メッキでこの上にメッキ層を施すことにより、メツ+
で金属薄層を基板に形成させるようにするもので、この
ような方法によれば金属薄層はメッキで形成されるため
にその厚みを自由に調整でき%を立方金属薄層を簡単に
形成できることになるものである。しかしアヂイテイづ
法では基板に金属薄層がメツ+で形成されるために基板
と金属薄層との間の密着性。
特にヒール強度に問題がある。そこでアヂイテイ′5法
においては従来より接着剤としてエポキシ当量にNBR
(ニトリル1ム)を混合したものを用い、この接着剤を
基板に塗布してBステージにまで硬化させ1次でこの接
着剤の表面をクロム酸やフッ酸を含んだ液でエツチング
廃液することによって接着剤中のづタジエン成分を溶出
させて接着剤の表面を粗面化し、粗面に対するメッキ金
属のアンカー効果を利用してメツ+金属層と基板りの間
のビール特性を向上せしめるようにしている。
しかし々からこのようにクロム酸やフッ酸を含むエツチ
ング液を用いることは作業環境を悪化させると共にこの
エツチング廃液が排出されることになるため公害面でも
大きな問題が生じるものであった。ここで接着剤の表面
の粗面化は研磨紙による研磨々ど物理的研磨で行なうこ
とも可能でけあるが、エツチングによる粗面化処理では
奥が広い微小穴による凹凸で粗面を形成することが可能
で大きなアシカー効果が得・られるのに対して物理的研
磨ではこのような粗面にはならず大きなアンカー効果は
期待できないために、もっばらエツチングによる粗面化
が多用されているものである。
〔発明の効果〕
本発明は上記の点に柴みてなされたものであって、エツ
チングによる粗面化処理を行なう必要々く物理的な粗面
化処理によってビール強度高く基板に金属薄層を接着さ
せることができる金属面積層板の製法を提供することを
第1の目的とし、また基板上に形成きれる金属薄層を保
許することができる金属面積層板の製法を枦供すること
を唯2の目的とするものである。
〔発明の開示〕
本発明に係る金属面積層板の製法は、シリコシ変性エポ
士シ構脂とこのシリコン変性エボ+シ樹脂100重量部
に対して50〜200重量部の割合で配合されるNBR
とを主剤とし、硬化剤と必要に応じて配合される硬化促
進剤とを含有する接硬化させることを特徴とするもので
あり、加えて基板に形成した金属薄層の表面を樹脂層で
被覆することを特徴とするものである。以下本発明の詳
細な説明する。
本発明においては、シリコン変性エボ士シ樹脂とNBR
とを主剤とし、硬化剤と必要に応じて用いられる硬化促
進剤とを配合して調製される接着剤を用いる。シリコン
変件エボ士シ樹脂は次の構造式で示すようにヒスフェノ
ールA型のエボ士シ樹脂の主鎖にポリシロキサンをll
l11鎖として付加せしめたものであり、エポキシ当量
が700〜1700、シリケート変性率が5重量%以上
(上限は20重i%が好ましい)のものが好ましい。
C以  下  余  白 ) OR ここで上記構造式中、n−2〜20(特に4夕?)、m
=1〜8(特に2〜4)のものが好ましく、Rけ芳香族
又は脂肪族の炭化水素で、Rとしては脂肪族のものが好
ましく特にエチル基であることが好ましい。
上記シリコン変性エポキシ樹脂にNBRを配合するが、
その1合量はシリコン変性エポ+シ樹脂100重景部に
対してNBRけ50〜200重量部、特に好ましくけ5
0〜150重量部に設定される。1合量がこの範囲を外
れると本発明の目的とする基板と金属薄層とのヒール強
度を同上させる効果が得られないものである。ここでN
BRとしては特にカルボ士シル基含有の耐熱タイプのも
のを用いるのが好1しく、このタイプのNBRとしては
日木ゼオン株式会社製N1pol 1072を挙げるこ
とができる。またNBRとして日本tオン株式会社製N
iPo1 l OOl々どを用いる場合、接着剤を加熱
硬化させる際には空気を遮断し々から行なう必要のある
場合がある。
そしてさらに、硬化剤、必要に応じて硬化促進剤、無機
光てん剤、溶剤を配合し7て接着剤を調製するものであ
る。硬化剤としてはエポキシ樹脂に汎用されているもの
を用いることができ、 I!A+えげフェノールノボラ
ック4fitll旨、フェノールレリール樹脂、メラミ
ン樹脂など樹脂初期縮合物、無水フタル酸、無水マレイ
ン酸、無水ピロメリット酸、無水メチルテトラヒドロフ
タル酸など酸無水物。
脂肪族ポリアミン、芳香族ボリア三ン、@ニア三ン、第
三アミンなどア三ン類、三フッ化ホウ素ヒペリジンなど
三フッ化ホウ素ア三ン]ンづレックスを用いることがで
き、もちろんこの中の一種のみを用いても又は二種以上
を併用してもよいが。
ヒール強度、半田耐熱性、岐に煮沸後の絶縁抵抗を向上
させるうえで硬化剤としてはシア三ノジフ工二ルスルホ
ンを代表例として挙ける芳香族ポリアミンを用いるのが
好t L、い。硬化剤による効果は酸無水物、フェノー
ルIt II旨など程(脂初期縮合物、芳香族ポリアミ
ンの順に向上する。硬化促進剤としては三フッ化ホウ素
アニリン、三フッ化ホウ素パラトルイジン、三フッ化ホ
ウ素ベンジルアミン、三フッ化ホウ素トリエタノールア
ミン、三フッ化ホウ素ピペリジンなどの三フッ化ホウ素
アミンコンプレックスを用いることができ、その配合量
はシリコン変性エボ+シ枝(脂100重量部に対して0
.5〜4.0重弗部、特に0.5〜1.5重量部である
こさが好ましい。酬合澄がこの範囲より外れると1本発
明の目的とする基板と金属薄層との密着性の向上を十分
に得られない傾向が生じる。硬化促進剤は上記三フッ化
ホウ素アミンフンづし・νクスがイミタソール系のもの
より優れている。貰た無機光てん剤としてはCaCO3
、A403 、 Zr(S1o3)2、 ZiSiO,
、5in2.カオ’J ?/等酪酸化物ケイ酸基、9化
物、炭化物など種々のものを用いることができ、その粒
径はO,1〜1.0μのものが好ましい。無機光てん剤
はその種類よりもむしろ粒径の方が矩型である。無機光
てん剤の酪合世はシリコン変性剤の特性とけ金り関係な
いが、固形成分との相容性の点で選択する必要があり、
溶剤として岨トルエン、イソづ0ピルアルコール、アセ
トン、MEK、シフ0へ士サツシ、づチル上0ソルプな
どを一種もしくは二種以上混合して用いることができる
。溶剤は固形成分が30〜40重量係となるように配合
されるのが好ましい。
上記各成分を渭合することによって調製される接着剤を
用い、金属面積層板を作成するにあだっけ、先ず基板の
表面に接着剤をカーテシコート法や浸漬法などで塗布す
る。塗布厚みは30μ〜100μが好寸しい。基板とし
ては熱硬化性樹脂積層板、セラミック板、耐熱フィルム
、金属板々ど、通常用いられるものであれば何でもよい
。この」゛うに基板に接着剤を塗布したのち、熱風乾燥
や赤外炉などにこれを導入して接着剤を硬化させる。硬
化は通常は完全硬化させずBステージ状態にまで硬化さ
せるのが一般的である。Bステージ化するにあたって加
熱条件は150℃、30〜120分程度が適当で、14
0℃以下や150′C以上の集合は硬化不足、硬化過多
に々るおそれがある。ここで、前記N1pol 100
1などを配合した接着剤を用い、接着剤の硬化を空気を
遮断した状態で行なう必盟のあるものの場合には接着剤
を完全に硬化きせる。次で接着剤の表面を物理的手法で
粗面化する。物理的粗”間化はサンドペーパーなどの研
磨紙を手操作したり、研磨ベルト式の研磨機を用いたり
、+j−!Jドづラス1−を用いたりする物理的研磨や
、もし、くけ粗面を有する転写板より粗面を転写する方
法などを用いることができ、要はエツチング液などを用
いる化学的粗面化の方法の以外であれば何でも採用する
ことができる。このように物理的手段で接着剤の表面を
釦面化するが、その凹凸度Raが0.5〜1.0μにな
るように粗面化処理することが好ましい。0.5μ未満
でけ粗面化が不十分で金属薄層の密着性を向上させるこ
とが不十分であり、また1、0/7を超えると金属薄層
に施される回路ノ\ターンの鮮明性に問題が生じるため
好ましくない。
次に接着剤の粗面に常法に従って無電解メツ+、電、気
メツ+を施すことによって金属薄層を施すが、先ず接着
剤の粗面に桟付は活性化処理を施す。
桟付は活性化処理は例えばシップ1ノイ社の士セタづリ
ッづ404.+セタボジット44.アクセレータ19を
この順に塗布することによって行りつたり、またけオク
ノ社のセンシタイザ−、アクチベーターをこの順に塗布
することによって祈なったりすることによりなすことが
できる。このように接着剤の粗面に桟付げ活性化処理を
行なったのち、無電解銅メツ中温など無電解メツ生温に
接着剤付き基板を浸苗するなどして、無電解メツ+で接
着剤粗面に薄い導電層を形成し1次で電気銅メツ中温な
ど電気メツ生温にこれを浸漬して導電層に通電を行なう
ことにより、導電層上に電気メツ中層を施す。このよう
にして導電層と電気メツ中層とよりなる金属薄層が接着
剤の粗面に形成されることになる。金属薄層の厚みは任
意に設定されるが、通常は凸〜10μ厚程度である。金
属薄層を形成したのち、接着剤がBステージ状態のもの
のの場合に(は二次加熱して接着剤を完全硬化させるう
加熱条件は160℃で30〜60分程度が適当である。
120分以上の加熱を行なうと接着剤中のNBRが熱劣
化してヒール強度が低下する傾向にあるので好ましくな
い。
このようにして基板に接着剤を介して金属薄層が形成さ
れた金属面積層板を得ることができるが、電気回路板と
してこれを用いる埃1合には金属薄層に常法に従ってエ
ツチングなどにより所望の回路パターンを形成するよう
にすればよい。また。
基板に金属薄層を形成したのち、回路JSターンを施す
までの間金属薄層を深護するため、金属薄層の表面にう
三重−ターによる熱圧首など(てよりプラスチックフィ
ルムをう三ネートして杓l旨層で被覆きれるようにする
。ここでプラスチックフィルムとしてけボリプロヒレン
、ポリスチレン、ポリエチレン々ど熱可塑性のフィルム
が用いられる。
金属薄層に回路パターンを施すにあたってはこのりラス
ナックフィルムはエツチングや引き剥しなどによって除
去される。ここで、金属薄層をわI脂層で被覆するにあ
たって、金属薄層の表面に紫外貌硬化型樹脂フィルムを
ラミネートすると共にこの上に紫外線を通さない紫外線
遮断用フィルムをさらにラミネートし、樹脂層がこの二
層のフィルムで形成されるようにしてもよい。このもの
では、金属薄層に回路パターンを施すにあたって、紫外
線遮断用フィルムを除去したのちに、紫外線硅化型樹脂
フィルムに回路パターン形状で紫外線を開封させて回路
パターン形状に紫外線硬化型樹脂フィルムを硬化させ、
あとはエツチングによって金属薄層に回路パターンを形
成することができることに々す、回路パターン形成時の
スフリーク印刷などを省略することかで微ることになる
C以下余白) 次に本発明を実施例により具体的に説明する。
〈実施例1〜5〉 シリコン変性エボ+シ椅l旨としてESEPIC)(エ
ポ士シ当量1100〜130o、シリケート変性率15
重量%、富士防火化学社製)、NBRとしてN1po7
’1072(日本ゼオン社製)を用い、これと硬化剤、
硬化促進剤、充てん剤、安定剤、溶剤を第1表による配
合で混合することにより接着剤全調製した。
この接着剤を紙エボ+シ積層板に50μ厚の塗布厚で塗
布したのち、150℃、60分の条件で加熱して接着剤
をBステージ状態にまで一次硬化処理した。次でこの接
着剤の表面を600+の研磨紙でたてよこ30回づつ研
磨し、さらに住友スリーエム製のスコッチプライトUF
でたてよこ50回づつ研磨することにより、凹凸度Ra
=0.5μに粗面処理した。
上記のようにして得た粗面化処理基板に七三アティティ
プ法で銅N層を形成した。すなわち、先ずシラづレイ社
製士ヤタづリッづ404の270y/−e水溶液(30
±10℃)に5〜6分間浸漬処珂(し、次でシラづレイ
社製士ヤタづリップ404の270 yy#水溶液とシ
ラづレイ社製+やりrジット44の30(!e/A水溶
液との混合液を50±10℃に調製して5〜・6分間浸
漬することによシ触媒処理を行なった。次に水洗を行な
ったのちにシップレイ社製アクセレータ19の6倍希釈
水溶液(30±10℃)に5〜6分間浸漬することによ
りアクセレータ処丹を行なった。このように前処理を行
なったのち、615醒銅2〜・3y/−e(、銅分とし
て)、ホルマリシ5〜99/E、EDTA・2Na20
y/、、6 、安定剤少量の組成の水溶液でなる無電解
銅メツ十浴′!1l−30±1℃に調製してこの無電解
銅メ・υ平俗に基板を10〜15分間浸漬処理すること
により、無電解銅メツ+で接着剤粗面に薄い銅の導電層
全形成した。次に水洗したのぢCuSO4,5H202
50〜300y/−8、H2SO450〜752/廓の
組成の水溶液で調製した電気銅メツ十浴に基板を浸漬し
て液温40〜60℃、電流密1150〜l 00A/ 
dtr?、時間30〜60秒の条件で電気メツ牛を行な
うことにより、銅の導電層の上に電気銅メツ+層を設け
て基板にfIaj薄層を形成させた。さらにこの基板を
160℃、60分の条件で加熱して接着剤を2次加熱に
より完全硬化させ、銅面稍層板を得た。
そしてこの銅面積層板の銅漁胎の表面にリストンフィル
ム(チュホン社製紫外心硬化型し−リストフイルム)育
う三ネートし、さらにこの上にカーボン粉末を含有され
るポリエステルフィルムをラミネートした。
上記のようにして得た銅面積層板について剰11す層と
基板との間のヒール強度及びはんだ耐熱性(測定は26
0℃のはんだ浴に電気回路板を浮かべてメツ+回路が積
層板から勿1れるまでの時四を計測することによシ行な
った)について測定した。
その結果を第2表に示す。
第    1i(’に!n !Is >第   2  
 表 第2表の結果より、各実施例ではいずれも゛市1#のヒ
ール強g(i 1.0 kl/cm以上、 l 50 
’C(7)FFe時のヒール強には0.4〜0.5 k
g 7 cm程度以北のレベルのものが得られることが
確認さnる。そして硬化剤として芳香族ホリアミンを用
いることによって最も優れた効果が得られることが傭誌
される(実施例3)。そして実施例5のもののビール強
度と温度との関係をタラワで示すと添付図のようになる
。ここで実施例凸と比較するために示した比較例1のも
のはエポ士シ槓ll旨とNBRとの混合接着剤を用いて
クロム酸エツチングて粗面化を行ないあとは実施例と同
様にして作成した弁j面@層板、比較例2のものヒ接着
剤としてフェノールイ對脂とづチラール樹脂との混合接
狛剤を用いて銅箔を紙エボ士シ積層板に貼付けて形成し
た従来の銅張り積層板についてのヒール強度と温間との
関係を示すものである。このタラワより、実施例5のも
ののヒール強度は比較例1のものよシも、そして比較例
2のものよりも侵れでいることが確認される。
〈実施例6〉 シリコシ変性エホ+シ枝(0旨としてESEPl’7(
エボ牛シ当@ 1400〜1700 、 シ!J ’J
 −ト変性率5.4%、富士防火化学社製)を、NBR
と1、てN1poflOO1(日本1fi7 ンlJ:
!!D を用い、これと硬化剤、硬化促進剤、充てん剤
、安定剤、溶剤を第3表による配合で混合することによ
り接着剤を81月製した。  ′ この接着剤全上記(実施例1〜5〉と同様にしてj5ラ
ス基拐エホ+シ樹脂私紡板に塗布し、塗布した接着剤の
上にポリプロピレンフィルムを被せて空気を箔断した状
態で180℃、50分同の条件で加熱することにLり接
消剤を完全に硬化させたo次Inで1<リプDヒレンフ
イルム全条I F;IIシたのち\〈実施例1〜5〉と
同様にして粗面化処理、無電解メツ士、電気メツ+゛を
施して釦面槙層板を得た。このものて゛は接着剤を2次
加熱する必要はない。このもののヒール強度及び半田l
1lI]熱性の測子結果を第3表に示−j。
c以下余白) 第   3   表 (Φ量都〕 〈比較例5〉 第牛表に示す配合で調製した接着剤をカラス基材エホ+
シ樹脂積層板に箪布し、この接着剤を150℃、40分
間の条件で加熱してBステージ状態にまで硬化させた。
この接着剤を研磨紙(リントペーパー)で研磨すること
により、凹凸度Ra−〇、8μに粗面化した。以下は上
記く′実施例1〜5〉と同様にして銅+To積層板を得
た。このもののヒール強度を第4表に示す。
く比較例牛〉 比較例凸のものにあって、研磨紙で研磨を行なう代りに
りDム酸エツチンジを行なうことにより比較例凸と同様
にして銅面積層板を得た。このもののヒール強度を第4
表に示す。
第   4  麦 (爪m、都〕 弔4表の結宋と王妃第2,3吸σ)へ′古東とを比軟、
すると、後右Aすとしてエホ士シ(尉り百とN B R
とを主剤として用いた比軟例凸のもσ)エリも谷夫施■
」のものはヒール強度において寂れていると明瞭に確認
される。また各実施例のものはクロム酸エツチングで粗
面化処理するようにした比較例生のものよりもヒール強
度が優れているものでおる。
(NBRの配合量とヒール強度、はんだ耐熱性との関係
〉 NBRとしてN1pol!lO’72を用い、NBRの
配合量をシリコン変性エポキリ1旨(ESEP17)1
00重量部に対してO〜250耳j ffc &)この
範囲で変化させ、さらに第5表の配合で接着前1」を調
製し、この接着剤を用いて上記〈実施fll 1〜5〉
と同様にして1〜■の銅面積層板を得た。各夕nj面租
層板におけるヒール強度とはんだ而・1熱性のflt1
1定結果を第5表に示す。
(以下余白) 第5表の結果より、NBRの配合1がシリフッ変性エボ
+シ樹脂100重景部に対して50重量部未満であると
ヒール強度が極端に低くなって銅薄層にフクレが発生す
ることになシ、また200重量部を超えるとヒール強度
が低下していく傾向が見られる。
〈硬化促進剤BF3ピペリジンの配合量とヒール強度と
の関係〉 第6表に示すように、BF3ヒペリジンの配合量をシリ
コン変性エボ+シ樹月旨(ESEP17)100重量部
に対してO−4,0の範囲で変化させて接着剤を調製し
、この接層゛剤を用いて上記〈実施例1〜5〉と同様に
してI〜■の銅面積層板を得た。各釦j面私層板におけ
るヒール強度とはんだ耐熱性のlll1ll定結果を第
0表に示す。
第6表の結果より、BF3ヒペリジンを0.5〜4゜0
重量部添加することの効果が確認される。特にB F3
ヒペリジシの配合量が0.5〜1.5重量部の場合にお
いて優れた効果が確認される。
〈硬化剤の種類とヒール強度、煮沸後の泡層絶縁抵抗と
の関俳〉 シリコン変性エホ+シ樹脂としてESEPIO(エホ牛
シ当量1100〜1300、シリケート変性率15ff
i量裂、富士防火化学社製)、ESEPll(エポ十シ
尚量470〜500、シリケー・ト変性率5M毎優、富
士防火化学社製)、ESEP17(エボ+シ当量140
0〜1700、シリケート変性率5.4亀量チ、富士防
火化学社製)、ESEP18(エボ+シ当シフ00〜9
00、シリケート変性率6重箪楚、富士防火化学社製)
を用い、またNBRとしてはN1pol1072&用い
、シリコン変性エボ+シ樹脂100重量部に対してNB
R100重量部、及び種々の硬化剤を第7表の配合量で
、さらにB F3ヒペリジ:/1重月部、CaCO31
00tJt量部、アエllジルR97,2i4重量部、
トルニーJ500重量部を配位して接着剤:を調製し、
この接沼−剤を目1いて上記〈実施例1−5〉と同様に
して銅面積層&を得た。各釦]面積層板におけるヒール
強度、はんだ配熱性、垂噛帽芽煮沸後の泡層絶縁抵抗を
測定し、結果を第7表に示す。尚、第7表中TMEGは
新註木理化社製リカレジ:、JTMEG<商品名;エチ
レンタリコールにトリメリット酸k 2 Eル付加さ一
+8!:た無水物)、TMTAは新日本理化社製リカし
ジンTMTA (商品名;トリアセチンにトリメリット
酸を3℃ル付加させた無水物)を示す。
(以下余白) 第7表の結果より、硬化剤として芳香族ポリアミンを用
いたものは全般的にヒール強度の向上の効果が優れ、特
にESEPと芳香族ポリアミンとの組み合わせにおいて
著しくヒール強度向上の効果が見られるものであり、ま
た煮沸後の泡層絶縁抵抗において芳香族ポリアミンを硬
化剤として用いれば他の硬化剤よりも顕著な効果がある
ことが確認される。
し発明の効果] 上述のように本発明によれば、シリコン変性エボ+シイ
厨0旨とこのシリコシ笈性エボ+シ樹n旨100爪量ど
iSK対して50〜20ON月゛部の割合で配合される
NBRとを主剤とし、硬化剤と必豊に応じて配合される
硬化促進剤とを含有する接着剤を基板の表面に塗布して
、この接着剤の表向に余端薄層をメツ+で形成するよう
にしたので、シリコシ変性エホ+シイ財脂bシリコン変
性エボ+シ樹脂100重量部に対して50〜200重量
部配合されるNBRとの接名作用によって基板に金属薄
層をに名性高く接着させることができ、1沃看剤の表面
を粗面化処理するにあたってクロム酸などのエツチング
を行なう必要なく物理的な粗面化の処理によって、基板
と金属薄層との十分な高いヒール強度を得ることができ
るものでるる。また加えて本発明にあっては、基板に施
した金九薄層の表面を樹脂層で被覆するようにしてろる
ので、金属薄層を樹脂層で保論することができて金属薄
層に回路パターン全形成するまでの間に金属薄層に傷な
どが付くことを防止でき、金属薄層に精密な回路パン ターを形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
添付図はヒール強度と温度との関係を示すタラフである
。 代理人 弁理士  石 1)長 七 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和58年特許願ダr+ 04’12号2、発 9」の
名称 金属面積層板の製法 3、補正をする者 事件との関係      特r「出願人件  所  大
阪府門真市太字門真1048番地名 称 (583)松
下電工株式会社 代表者小 林  郁 4、代理人 5、補正命令の日付 自    発 訂     正     舎 願書番号  特願昭58−104782号1、明細吉第
10頁第2行乃至第3行のrZr(SiOx )2 、
ZrSiO4Jを削除し、[ZrSiO4J  を挿入
します。 2、同上同頁第10行目の「を併用」を削除し、「など
を併用」を押入しまず。 3、同112頁第14行乃至第15行の「アクセレータ
」を削除し、「アクセレ−タ」を挿入Ltす0 4、同上第12頁第15行目及び第17行目の1塗布」
をそれぞれ削除し、「浸漬処理」をそれぞれ挿入します
。 5、同上第13頁第10行目の行頭の「の」を削除しま
す。 6、同上第14頁第8行目の「引きflJ Jの次に「
が」を挿入します。 7、同上第16頁第3行乃至第5行のITEsEP・・
・重湯1%」を削除し、rEsEP17(丁ボ+シ当量
1400〜+7001シリケート変性率5.4%」を挿
入し壕す。 8、同上第17頁第7行目及び同頁第9行目の「アクセ
レータ」を削除し、「アクセレ−タ」を挿入します。 9、同上第18頁第14行目の「剥れる」を削除し、1
ぐイJがれる」を押入します。 10同上第19頁の第1表中上から2段目に[ESEP
IOJとあるのをr E S E l) l 7−1と
訂正します。 11、同上同頁同表中硬化剤の項に「ナイロツク」とあ
るのを「ザイロツク」と訂正し甘す。 12、同上第23頁の第3表中上から3段目に「シア三
ノジフェニルスホシ」とあるのを「シア三ノジフェニル
スルホン」とifT JHします。 13、同上第30頁第5行乃至第6行、同上第31頁第
5行目、同上第33頁η゛す5行乃至第6行の「渦層絶
縁抵抗」をそれぞれ削除し、「接着剤面の表面抵抗」を
それぞれ押入し1す。 14同上第32頁の第7表中4段目に[煮沸後のの渦層
絶縁抵抗」とあるのを「煮I!Ili後の接着剤面表面
抵抗」と訂正しまず。 15、同上第33頁第3行目の「EsEPjの次に「1
7」を挿入しますO 代理人 弁理士  石 H」 長 七

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 illシリ]ニア変性エボ+シ構脂とこのシリコン変性
    エボ士シ樹脂100重量部に対して50〜200重量部
    の割合で配合されるNBRとを主剤とし、硬化剤と必要
    に応じてR合される硬化促進剤とを含有する接着剤を基
    板の表面に塗布してBステージ状1島にまで又は完全に
    硬化させ1次でこの接着剤の表面を物理的に粗面化処理
    したのち、接着剤の粗面に金属薄層をメツ士によって形
    成することを特徴とする金属面積層板の製法。 (2)接着剤の硬化剤が芳香族ポリアミンであることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金屑面積層板の
    製法 (3)接着剤の硬化促進剤が三フッ化ホウ素ア三シコン
    プレックスであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項又は第2項起軟の金屑面積層板の製法。 (4)シリコン変性エボ十シ樹脂とこのシリコ、:、I
    変性エボ士シ樹脂100重量部に対して50〜200重
    量部の割合で配合されるNBRとを主剤とし、硬化剤と
    必要に応じて配合される硬化促進剤とを含有する接着剤
    を基板の表面に塗布してBステージ状態にまで又は完全
    に硬化させ1次でこの接の表面を樹脂層で被覆すること
    を特徴とする金屑面積層板の製法。 (6)樹脂層が金属薄層の表面にラミネートされた紫外
    線硬化型樹脂フィルムと、この表向にラミネートされた
    紫外綜遮断用フィルムとから形成されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項記載の金属面積層板の製法
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EP0135674A2 (en) 1985-04-03

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