JPS59228699A - 採点装置 - Google Patents

採点装置

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JPS59228699A
JPS59228699A JP58104404A JP10440483A JPS59228699A JP S59228699 A JPS59228699 A JP S59228699A JP 58104404 A JP58104404 A JP 58104404A JP 10440483 A JP10440483 A JP 10440483A JP S59228699 A JPS59228699 A JP S59228699A
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南 暎二
聰 遠藤
慶秀 誠一
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は俗に言う「カラオケ装置」等の音声信号記録再
生装置と用いて、ユーザーの歌う音声信号を、基準とな
る磁気テープ等の再生音声信号と比較して囲動的にユー
ザーの歌唱力を採点する採点装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 音響機器の1分野として、磁気テープ等の記録媒体に記
録された楽器などの演奏音楽信号を再生・拡声し、これ
に合せてユーザーが歌を唄うと上記演奏音楽信号と混合
して拡声する、俗に言う「カラオケ装置」と呼ばれてい
るものがあり、広く一般家庭用あるいは業務用として普
及している。
上記「カラオケ装置」を用いて歌を唄うことにより、ユ
ーザーは喜びや満足感を得ることができるが、近年、自
らの歌唱カケ向上させたいと思う人々が増加しており、
歌唱力向上のために歌の先生の指導を受ける人もいるが
、誰もが可會旨なことではなく、−人で歌の勉強ができ
る一つの手段として、「音声多重テープ」とよばれる磁
気テーク。
等の音声多重式の記録媒体なるものが急速に普及してき
ている。この音声多重式の記録媒体とは一例として、磁
気テープの場合、第1図に示すように、磁気テープ1に
おける第1のトラック101に歌手などのボーカル信号
が、第2のトラック102に楽器等の演奏音楽信号がそ
れぞれi己録されたものである。この磁気テープを用い
る場合、第2図に示すような構成の音声多重式の「カラ
オケ装置」が用いられ、磁気テープ1に記録されたボー
カル信号および演奏音楽信号を、磁気ヘッド201と増
幅器202よりなる第1の磁気テーク。
再生手段2と、磁気ヘッド301と増幅器302よりな
る第2のテープ典生手段3とにより再生し、この2つの
出力をマイク401と増幅器402よりなるマイク入力
・手段の出力とともに混合増幅器6により混合・電力増
幅してスピーカ6より音響信号として出力する。
上記の装置を用いて、記録媒体に記録されているボーカ
ル信号を聴き、自分で実際にボーカル信号に合せて唄う
練習をすれば歌唱力の上達が図れるとされているが、ど
んな練習を重ねても、自分の唄が、手本となっているボ
ーカル信号の唄い方にどれだけ近づいているのか、すな
わち自分の歌唱力がどの程度向上しているのかがユーザ
ー自身には分らないという欠点があり、又、間違った唄
い方をしていてもユーザー自身はそれに気づかないまま
であったりして、個人での練習をする際には自ずと限界
が生じ、興味がなくなって練習意欲もなくしてしまうこ
とも多いという欠点を有していた。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、音声多重
式の記録媒体等に記録されているボーカル信号とユーザ
ーの唄う音声信号とを比較し、その合致度を得点として
算出・表示して、ユーザーの歌唱力に対する一つの客観
的評価手段となし、特に、より正確な合致度を得点とし
て算出する採点装置全提供するものである。
発明の構成 この目的を達成するために本発明の採点装置は、入力さ
れる第1の音声信号ケパルス信号に変換する第1の波形
変換手段と、第1の音声信号の音階の高低の変化を検出
する第1の音階変化検出手段と、入力される第2の音声
信号をパルス信号に変換する第2の波形変換手段と、第
2の音声信号の音階の高低の変化を検出する第2の音階
変化検出手段と、第1の音声信号の音階の高低の変化の
回数全計数記憶する第1の計数記憶手段と、第2の音声
信号の音階の高低の変化の回数を計数記憶する第2の計
数記憶手段と、第1の音声信号の音階と第2の音声信号
の音階との比率全検出する音階比検出手段と、音階比検
出により、音階比の値ごとにその音階比の検出回数を計
数記憶する第3の計数記憶手段と、第1の計数記憶手段
に記憶されている情報と第2の計数記憶手段に記憶され
ている情報とを比較演算し、さらに第3の計数記憶手段
により記録されている、音階比検出情報により、音階比
の発生がある特定の音階比に集中して発生する割合に応
じて、第1の音声信号が第2の音声信号とどの程度合致
しているかを得点として算出する得点計算手段とから構
成されてお9、この構成によって、第1の音声信号とし
てユーザーの唄う音声信号、第2の音声信号として歌の
手本となる記録媒体に記録されているボーカル信号の再
生音声信号?用いることにより、ユーザーの唄う音声信
号が記録媒体のボーカル信号の再生音声信号とどの程度
合致しているかが得点として表示されるためユーザーが
自分の歌唱力が記録媒体のボーカル信号と比較してどの
程度のレベルであるかが認識できるものである。
実施例の説明 第3図は本発明の一実施例を示すブロック図である。4
はユーザーの唄う音声を電気信号に変換し増幅を行なう
マイク入力手段で、401はマイク、4o2は増幅器で
ある。2は音声多重式の記録媒体に記録されているボー
カル信号の再生を行なう第1の磁気テープ再生手段で、
201は磁気ヘッド、202は増幅器である。7は第1
の波形変換手段で、ユーザーが唄う音声信号をパルス信
号へ変換を行なうものである。8は第2の波形変換手段
で、記録媒体のボーカル信号をパルス信号へ変換を行な
うものである。9は第1の音階変化検出手段で、ユーザ
ーが唄う音声の音階の変化を検出するものである。10
は第2の音階変化検出手段で、ボーカル信号の音階の変
化を検出するものである。11は第1の計数記憶手段で
、ユーザーが唄う音声信号の音階の高低の変化別にその
回数の計数記憶を行なうものである。12は第2の計数
記憶手段で、ボーカル信号の音階の高低の変化別にその
回数の計数記憶を行なうものである。
13は音階比検出手段で、ユーザーの唄う音声信号の音
階と磁気テープのボーカル信号の音階との比率の検出を
行なうものである。14は第3の計数記憶手段で、音声
信号の音階とボーカル信号の音階との比率の値ごとにそ
の比率の検出された回数ケそれぞれ計数記憶しておくも
のである。15は得点計算手段で、ユーザーが唄う音声
信号の音階の高低の変化の回数とボーカル信号の音階の
高低の変化の回数とを比較演算し、さらにユーザの唄う
音声信号の音階とボーカル信号の音階の比率の発生率分
布により、音階比がある一定の値に集中している割合に
心してユーザーが唄う音声信号が磁気テープのボーカル
信号とどの程度合致しているかを得点として算出するも
のである。
第4図は本実施例の具体的な構成を示すブロック図で、
上記ユーザーの唄う音声の音階変化検出と変化回数の計
数記憶、ボーカル信号の音階変化検出と変化回数の計数
記憶、2つの音声信号の音階比の検出、音階比ごとの検
出回数の計数記憶。
得点の計算の機能をマイクロコンピュータ16で実現し
たものである。
第5図は前記第1の波形変換手段7の実際の回路例を示
したもので、通常、第1の波形変換手段子と第2の波形
変換手段は同一回路が使われる場合が多いため、第1の
波形変換手段7の回路を代表的に第6図の動作説明図と
ともに説明する。
了01は入力端子、702.704.705゜708.
710,711は抵抗器、703 、706゜709は
コンデンサ、707は演算増幅器(以下OPアンプと略
称する)、ア12はトランジスタ、713は出力端子で
ある。
OPアンプ707と抵抗器702.704 。
705とコンデンサ703.了06とは低域通過形のア
クティブフィルタを構成しており、入力端子701に入
力される第6図(、)に示されるような音声電気信号の
高域成分を取り去り、同時匡OPアンプ707の増幅作
用により必要な信号増幅ケ行なうものであり、さらに抵
抗器708とコンデンサ709とで構成された時定数回
路により前記アクティブフィルタで除去不十分である高
域成分を補助的に除去する。こうして必要な鼠たけ高域
成分を除去された第6図(b)に示されるような音声電
気信号は抵抗器710,711とトランジスタ712と
で第6図(C)に示されるようなパルス波形に変換され
ることとなる。このようにして第1の波形変換手段7に
よりマイク入力手段4の出力であるユーザーの唄う音声
信号はパルス波形へと変換され、同様に第2の波形変換
手段8により第1の磁気テープ再生手段の出力であるボ
ーカル信号もパルス波形に変換されることとなる。
以下、第7図のマイクロコンピュータの処理動作の要部
を示すフローチャートにもとづいて本実施例の動作を説
明する。
まず、装置の電源は投入されており、マイクロコンピュ
ータ16内部にある記憶素子等も初期化されているもの
とする。ユーザーの唄う音声信号はマイク入力手段4に
より電気音声信号となり、増幅され、第1の波形変換手
段7によりパルス信号に変換さ扛、マイクロコンピュー
タ16に入力され、ステップ18で入力パルスの時間幅
をディジタル量に変換し、ステップ19でそのディジタ
ル量’f: TWlとして記憶する。すなわち第6図(
C)に示されるパルス信号のTHI”である期間をマイ
クロコンピュータ自身のもっているクロック信号により
計数すれば入力パルスの時間幅のディジタル量への変換
が達成できる。このようにして第6図(C)におけるt
lからt2の時間幅、t3からt4の時間幅、t5から
t6の時間幅・・・・・という順で変換が行々われる。
尚、この時間幅は、増加すれば音階が低くなったことを
示し、減少すれば音階が高くなったことを示している。
次にステップ20でパルス信号の時間幅が直前の時間幅
と比較して増加したか否かを判定する、すなわち、第6
図(c)のパルス信号波形で、現在t3からt4の時間
幅を検出した時点だとすれば、その一つ前の時間幅のデ
ータであるtlからt2の時間幅と比べてt3からt4
の時間幅は増加したか否かを判定し、時間幅が増加して
いればステップ22によりユーザーの音声信号の音階が
低くなった回数を示すN11ヲ1だけ増加させ、時間幅
が増加していなければステップ21へと進む。ステップ
21ではパルス信号の時間幅が直前の時間幅と比較して
減少したか否かを判定し、時間幅が減少していればステ
ップ24によりユーザーの音声信号の音階が高くなった
回数を示すN13ヲ1だけ増加させ、時間幅が減少して
いなければステップ23へと進み、ユーザーの音声信号
の音階が変らない回数を示すN12を1だけ増加させる
上記のようにステップ18,20,21は第1の音階変
化検出手段9の機能全実現し、ステップ22.23.2
4は第1の計数記憶手段11の機能を実現している。
一方、音声多重式の記録媒体である磁気テープ1に記録
されているボーカル信号は第1の磁気テープ再生手段2
により再生され、第2の波形変換手段8でパルス信号に
変換されてマイクロコンピュータ16に入力さ扛、ステ
ップ25により入力パルスの時間幅をディジタル量に変
換後ステップ26により、そのディジタル量k TW2
として記憶し、ステップ27により時間幅が直前の時間
幅と比較して増加したか否かを判定し、時間幅が増加し
ていればステップ29によりボーカル信号の音階が低く
なった回数を示すN21 (i: 1だけ増加させ、時
間幅が増加していなけ扛ばステップ28へと進む。ステ
ップ28ではパルス信号の時間幅が直前の時間幅と比較
して減少したか否か全判定し、時間幅が減少していれば
ステップ31によりボーカル信号の音階が高くなった回
数を示すN23”’だけ増加させ、時間幅が減少してい
なければステップ30へと進み、ボーカル信号の音階が
変らない回数を示すN22ヲ1だけ増加させる。
上記のようにステップ25.27.28は第2の音階変
化検出手段10の機能全実現し、ステップ29,30.
31は第2の計数記憶手段12の機能を実現している。
次にユーザーの唄う音声信号の時間幅ディジタル量T−
W1とTwlと時間的に対応するボーカル信号の時間幅
ディジタル量TW2との記憶がステップ19゜26でな
された後なら、ステップ32へと進み、ステップ32で
は2つの時間幅ディジタルml TWlと1w2との比
率であるTW1/TW2 k求める。そしてステップ3
3にて、TWl /TW2の値に応じて設定された記憶
素子(以下メモリと称する)の内容を1だけ増加させる
。すなわち、例えば第8図に示すように、メモリは音階
比が1例として0.2単位毎のしきい値をもとに複数個
設けられ、音階比が検出されるごとにメモリの内容N5
o1〜N311のうちの対応するものが1ずつ内容が増
加するように動作する。
上記のようにステップ18,19,25,26゜32に
より音階比検出手段13の機能を実現し、ステップ33
により第3の計数記憶手段の機能を実現している。
次にステップ34により採点を開始する時点であるか否
か?判断する。採点を開始する判断のもととなるものと
しては、採点開始の指定をスる押しボタンスイッチ情報
を用いてもよいし、磁気テープ1に記録されている演奏
音楽信号の有無を検出して、演奏音楽信号がなくなった
時点で採点開始としてもよい。
採点開始の時点になっていなげ扛ばステップ34よシ、
ステップ18へ、又はステップ25へ、あるいはステッ
プ32へと進み、パルス信号の時間幅の変化データであ
るN11.N12.N13.N21.N22゜N23の
データ収集、および2信号の時間幅の比率Tw1/Tw
2に関する値N3゜1〜N311のデータ収集が行なわ
れる。
そして、採点開始の時点になればステップ34からステ
ップ35へと進み、得点の計算が行なわれる。ステップ
35は得点計算手段15の機能を持ち、その得点の算出
は、ユーザーの音声信号および磁気テープ1のボーカル
信号よす作うれたパルス信号の時間幅の変化データN1
1.N12.N13゜N21 lN221N23 +お
よび2信号の時間幅の比率TW1/TW2の値ごとの検
出回数N5o1〜N311にもとに行なわれ、最大10
0点満点となるように計算する。
その得点の計算式の1例としてまず基本式全説明する・
a、β、T全定数として、得点Pを、P=100×((
N21+N22+N25)(aINl 1 =211+
β1N12 N22DrlN13−N231)1/(N
21+N22+N25)°゛゛■式というように定義す
る。
上記の計算式(0式)による得点は”11 ”””21
1N1□=N22.N13−N23となった時に満点で
ある100点となり、と扛はユーザーの唄う音声信号の
音階の変化の回数と磁気テープのボーカル信号の音階の
変化の回数とが高い方への変化、低い方への変化、不変
の3つの項目についてすべて同じ回数となった場合であ
り、すなわちユーザーの唄う音声信号の音階の変化が磁
気テープ1のボーカル信号の音階の変化と同一であった
場合に満点となるということである。
一方、上記■式c’計算式で、N11−o、N12−0
゜N15−oの場合に得点が0点となるように定数a。
β、γは決定しておく。これはユーザーが全く唄わなか
った時に得点が0点となるようにするためである。
次に本実施例における得点の計算式の一例について説明
ケ行なう。前記0式と同様にa、β、γを定数とし、K
11に2も定数として、得点Pt2P−に1刈(N21
 +N22+N25)” lN11−N21  ++β
1N12−N221+γ1N13−N23+ン)/(N
21+N22+N23トに2x(N301〜N311〕
うち個数最大の値) / (N301 +N302” 
””” 十N311 )というように定義する。
上記■式の第1項は前記0式の100という数字かに1
という定数に置き代ったものであるので説明は省略する
。■式の第2項であるに2×(N3o1〜N311のう
ち個数最大の値)/ (N3o1〜N311”””十N
311 )の式の意味は、音階比を検出した回数の合計
(N301 +N302+”’ ”’ 十N311 )
で、N5o1〜N311のうちの個数最大の値を割った
ものに定数に2fかけたものであり、最も発生頻度の高
い音階比の全体に対する発生の割合を示している。この
■式の第2項が大きいということは、例えば第9図(a
)の音階比発生分布図のようにある音階比に分布が集中
しているということであり、採点の基準となるボーカル
信号に対してユーザーの唄う音声が、リズム的にみて、
テンポが良く合っており、音程も比較的圧しいというこ
とが判る。逆に、■式の第2項が小さいということは例
えば第9図(b)のようにどの音階比にも分布が集中し
ていないということであって、テンポと音程のどちらか
一方又は両方が合ってないことを示す。
以上のように0式の第2項は歌唱力のうちのテンポの合
い方と音程の正確J’に示す要素と考えてよい。す々わ
ち、上記■代金体で100点が満点となるように定数a
、β、γ、に1.に2i設定すれば、前記0式の計算式
と比べ、テンポの合い方、音程の正確さケも考慮に入れ
であるので、より正確な得点の算出が行なえることとな
る。
このようにステップ35ではユーザーの唄う音声信号の
音階の変化の情報と磁気テープ1のボーカル信号の音階
の変化の情報と、ユーザーの音声信号のテンポの合い方
、音程の正確さを表す情報とにより、ユーザーの音声信
号と磁気テープ1のボーカル信号とがどの程度合致する
かを得点として算出することが分る。さらにステップ3
6により得点を得点表示手段17に表示を行なっている
以上のように本実施例によれば、ユーザーの唄う音声信
号の音階の変化と磁気テープ等のボーカル信号の音階の
変化を比較し、又、ボーカル信号音基準としてテンポの
合い方、音程の正確さを調べ、その合致度を得点として
算出し、表示することができるので5.1−ザーの歌唱
力に対する一つの客観点評価手段を提供することができ
る。
なお、本実施例では採点の対象としてユーザーの唄う音
声信号を、採点の基準になるものとして音声多重式の記
録媒体である磁気テープのボーカル信号ケ取り上げたが
、これらは楽器演奏信号や単なる正弦波信号や人の話し
声などどのような音声信号?用いてもよいし、パルス信
号を用いることもできる。
又、本実施例では音声信号ヲノクルス信号に変換するた
めに低域通過形アクティブフイルりとトランジスタを用
いた波形変換手段ケ取り上げたが、これは音声信号波形
をアナログ−ディジタル変換器で直接ディジタル値のパ
ルス信号に変換する回路勿用いてもよい。
又、本実施例では音階変化検出手段、計数記憶手段等ケ
マイクロコンピュータにより実現したがこれらを従来の
汎用ロジック回路等で実現して用いてもよいのはもちろ
んのことである。
又、本実施例ではユーザーの音声信号の処理と、ボーカ
ル信号の処理とでそれぞれ個別に波形変換手段、音階変
化検出手段を設けたが、これらを1系統のみとし、時分
割でユーザーの音声信号の処理と、ボーカル信号の処理
を行なわせてもよい。
又、本実施例では、波形変換手段の出力であるパルス信
号のH11の場合の時間幅を第6図(C)において、t
lからt2の時間幅の次はt3からt4の時間幅という
ようにすべて検知して音声信号の音階の高い方向への変
化、低い方向への変化、不変の3種の変化を検出するよ
うにしているが、例えば、第6図(C)においてtlか
ら12の時間幅の次はt5からt6の時間幅というよう
に1つずつ、とびとびに時間幅の変化を検出してもよい
し、波形変換手段の出力であるパルス信号のH“となる
1つの時間幅に比べて十分長い一定期間の間の波形変換
手段の出力であるパルス信号のE′となる時間幅ケ全パ
ルスについて、又は一部分のパルスについて調べ、1つ
のパルス当りの平均時間幅や最大時間幅等ケ求めて、こ
の平均時間幅等の変化により音声信号の音階の変化を検
出するようにしてもよいし、又、高い方向への変化、低
い方向への変化、不変の3種の変化のうち、1種のみあ
るいは2種のみの変化検出を行なわせてもよい。
尚、本実施例では、テンポの合い方、音程の正確さを、
最も発生頻度の高い音階比の発生回数と音階比検出の全
回数との割合で評価したが、音階比の発生分布を調べる
ことにより、音階比の平均値や偏差値等の統計学的手法
を用いて評価してもよいし、最も厳しい評価方法の1つ
としては音階比が1.0となる割合全計算して相対音階
の一致も評価する等の方法を用いてもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、2つの音声信号をパルス信号に
変換する2つの波形変換手段と、その出力をもとに2つ
の音声信号の音階がどのように変化したかを検出する2
つの音階変化検出手段と、その出力を計数記憶する2つ
の計数記憶手段と、2つの計数記憶手段により記憶され
ている、高い音階に移行したと検出した回数、低い音階
に移行したと検出した回数、不変と検出した回数の3種
の2系統の情報を比較演算し、さらにテンポの合い方、
音程の正確さケ調べて、より正確に2つの音声信号の合
致度を得点として得ることができる。
このことは音声多重式の記録媒体を用いて歌の練習をす
る人々に、音声多重式の記録媒体に記録されているボー
カル信号を歌の先生として、その歌の先生の歌唱力に対
し、自分は何点の歌唱力があるかという客観的判断手段
を提供できることとなる。
すなわち、歌の練習をする人々にとって練習の目標とい
うものが明確となり、例えば、「この曲を唄って8o点
以上出る壕で練習するんだ」というように練習意欲も向
上し、唄ってみて良い点が出なければ、なぜ良い点が出
ないのがを考え、自分の唄い方の悪い点を探すことにょ
シ、さらに実力を伸ばしてゆくことができ、その実用的
効果は犬なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は音声多重式記録媒体の1つである磁気テープ上
の音声多重トラックの説明図、第2図は音声多重式記録
媒体の1つである磁気テープを用いた俗にいう音声多重
式の1カラオケ装置」のブロック図、第3図は本発明の
一実施例の要部ブロック図、第4図は本実施例の具体的
構成を示すブロック図、第6図は本実施例の第1の波形
変換手段の具体的構成を示す回路図、第6図は第1の波
形変換手段の動作を説明するための動作説明図、第7図
は本実施ψりのマイクロコンピュータの処理動作の要部
を示すフローチャート、第8図は音階化発生回数を記憶
するメモリの説明図、第9図は音階比の分布のPIJ’
に示す音階比発生分布図である。 7・・・・・・第1の波形変換手段、8・・・・・第2
の波形変換手段、9・・・・・第1の音階変化検出手段
、10・・・・・第2の音階変化検出手段、11・・・
・・第1の計数記憶手段、12・・・・・第2の計数記
憶手段、13・・・・・・音階比検出手段、14・・・
・・・第3の計数記憶手段、15・・・・・・得点計算
手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第4
図 ど 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力される第1の音声信号をパルス信号に変換する第1
    の波形変換手段と、前記第1の波形変換手段の出力パル
    ス信号をもとに、前記第1の音声信号の音階が、高い音
    階に移行したか、低い音階に移行したか、あるいは変ら
    ないかを検出する第1の音階変化検出手段と、入力され
    る第2の音声信号をパルス信号に変換する第2の波形変
    換手段と、前記第2の波形変換手段の出力パルス信号を
    もとに、前記第2の音声信号の音階が高い音階に移行し
    たか、低い音階に移行したか、あるいは変らないかを検
    出する第2の音階変化検出手段と、前記第1の音階変化
    検出手段の出力をもとにして高い音階に移行したことを
    検出した回数、低い音・ 階に移行したことを検出した
    回数、変らないと検出、した回数をそれぞれ計数記憶し
    ておく第1の計数記憶手段と、前記第2の音階変化検出
    手段の出力をもとにして高い音階に移行したことを検出
    した回数、低い音階に移行したことを検出した回数、変
    らないと検出した回数をそれぞれ計数記憶しておく第2
    の計数記憶手段と、前記第1の音声信号の音階と前記第
    2の音声信号の音階との比率を検出する音階比検出手段
    と、前記音階比検出手段の出力をもとにして前記第1の
    音声信号の音階と前記第2の音声信号の音階との比率の
    値ごとにその比率の検出された回数をそれぞれ計数記憶
    しておく第3の計数記憶手段と、前記第1の計数記憶手
    段により記憶されている、高い音階に移行したこと全検
    出した回数、低い音階に移行したことを検出した回数、
    変らないと検出した回数の3情報と前記第2の計数記憶
    手段により記憶されている、高い音階に移行したことを
    検出した回数、低い音階に移行したことを検出した回数
    、変らないと検出した回数の3情報とを比較演算し、さ
    らに前記第3の計数記憶手段により記憶されている、音
    階比の発生率分布により、音階比がある一定の値に集中
    している割合に応じて、前記第1の音声信号が前記第2
    の音声信号とでの程度合致しているか奇 全得点として算出する得点計算水膜とを備えたことを特
    徴とする採点装置。
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