JPS59228236A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は原稿の画像をスクリーン又は感光体に投影する
画像形成装置に関する。

一般に、例えば静電複写機などの画像形成装置において
は、原稿の画像濃度に応じた適正な露光量を得るために
、原稿からの光を検知し、その検知光量に応じて原稿照
明光量を自動的に制御するようにしているが、装置が高
価となり、また写真原稿などを使用した場合は適正な照
明光量を自動的に得ることができず、この場合は手動で
照明光量を制御しているが、試し複写を何回もしなけれ
ば最適光量を知ることができず、無駄な複写が多く出来
る欠点があった。そこで露光工程前に、実際には感光体
く露光しない状態で照明光量を調整し、照明された原稿
からの光を検知手段により検知し、検知した光量に対応
するレベルを表示器に表示し、表示器の表示レベルと予
め固定表示されている適正照明光量基準位置とを比較し
表示レベルが基準位置に一致するように照明光量制御手
段を調整している。

ところで、原稿の画像をスクリーンに投影してこ−れを
観察し、該画像を感光体に投影してコピーを得るリーダ
ープリンター等の画像形成装置に前述した照明光量制御
手段を設けると、リーダ一時に調整された光量で照明さ
れた原稿の画像がスクリーンに投影されるため、スクリ
ーン上の画像の明るさが照明光量制御手段を調整する度
に変化し、使用者は複写終了後、スクリーン上の画像の
明るさが一定になるように調整操作をしなければ非常に
不便であった。

本発明は上記不都合を解消した画像形成装置を提供する
もので、原稿からの光を検知する検知手段と、前記検知
手段の出力信号に対応したレベル表示をする表示手段と
、前記表示手段が適正な露光条件を示すように手動によ
り原稿照明光量を調整する調整手段と、原稿の画像をス
クリーン又は感光体に選択的に投影する投影手段と、前
記調整手段の操作時には調整された光量で原稿を照明し
、非操作時には一定光量で原稿を照明するように切換え
られる手段とを備えた画像形成装置を提供するものであ
る。

以下本発明を図面により説明する。第１図は本発明を適
用したリーダープリンターの一例を示すもので、透明な
ガラス板ｑ１・０２間にマイクロフィルムＦを挾み、移
動ハンドル１によりガラス板Ｇ１・Ｇ２を移動して投影
光路に位置させる。

照明ランプ２を点燈させると、集光レンズ６・４゜その
間の反射鏡５を介してフィルムが照明され、投影レンズ
６、反射鏡７から成る投影手段により、フィルムＦの像
が反射型スクリーン８に投影される。

機箱９の前面に設けたフィルタ１０で形成される観察窓
から、反射型スクリーン８上の投影像をスクリーン８に
形成された基準位置に合わせ、投影レンズ６によシ焦点
合わせを行う。

次いで図に省かれたプリント釦な押すと、投影ランプ２
が消燈され、投影スクリーン８は鎖線８′の位置に移動
し、このスクリーンにより観察窓が閉鎖され、機箱内に
外光が入射しなくなる。同時にカセットＣに保持された
酸化亜鉛紙からなる感光紙Ｂが給紙ローラ１０拳送りロ
ーラ１１により送り出され、帯電器１６で帯電されて送
りローラ１２’−搬送ベルト１４により、先に投影スク
リーン８の位置した露光位置１５に搬送され、感光紙Ｂ
の終端が給紙完了検出スイッチ１６を通過したとき、ベ
ルト１４の移動即ち感光紙の搬送が停止される。

次いで再びランプ２が点燈しフィルムの像を感光紙Ｂ上
に投影露光し、露光完了と同時に搬送ベルト１４が回動
し、露光された紙Ｂをガイド板１７・送りローラ１８に
よシ現像部に導き、現像液２０中に部分的に浸漬した現
像ローラ２１で現像し、次に送９０−ラ１９によシ送ら
れ乾燥部２２を経て機外に排出する。そのとき投影スク
リーン８も露光位置１５に戻り、すべての駆動を停止し
て、次のプロセスに備える。

第２図は上記リーダープリンターの露光制御回路のブロ
ック図を示している。

第２図において、２６はプリント釦、２８は露光位置１
５上に置かれたスクリーン８に投影した画像光の反射光
を受光して画像濃度を検知する受光素子、２９は増幅器
、６０は増幅器２９の信号を受けて演算処理する演算回
路、６１は表示器の駆動回路、６２は照明光量を表示す
る表示器、６６は基準レベル設定回路、２４は手動によ
り照明光量を調整する輝度調整回路、２５は輝度調整回
路２４の調整値に基づいてランプ２の輝度を制御スるラ
ング制御回路である。

第６図はランプ制御回路２５０回路図であり、可変抵抗
器２４′で構成された輝度調整回路２４を備えて（・る
。ＲＬはＸ端子をＲ端子からＰ端子へと接続を切換える
リレーであり、給紙完了スイッチ１６の動作に連動して
作動する。またＳはＸ端子をＲ′端子からＰ′端子へと
接続を切換えるスイッチであり、スイッチＳのＸ端子を
Ｐ′端子に接続した時、可変抵抗器２４’の操作により
ランプ２の輝度調整が可能となる。４ｏは電源、４２は
トランスである。

第４図は前述した表示器６２の表示部の概略を示す正面
図であり、５１は演算回路６ｏの出力電圧に応じて移動
する指針、５２は予め実験等圧より設定された適正露光
位置を示す基準指標、５３は照明光量の大小関係を表わ
す表示目盛である。

第５図は前述した演算回路６ｏ及びレベル設定回路６６
の一例を示すもので、演算回路６ｏは増幅器２９の出力
電圧を適当な電圧レベルに変換する電圧レベル変換回路
５ｏと、この電圧レベル変換回路５０の出力電圧とレベ
ル設定回路６６によって設定された基準電圧とを入力し
その入力電圧差に応じた電圧を出力する差動増幅器５１
とによって構成される。尚、レベル設定回路３６は可変
抵抗によって構成されている。

第６図はコピー濃度とこれに基づいて設定される最適複
写を与えるための露光量（照明光景）との関係を示す図
である。図において曲線（イ）・（ロ）・（ハ）はそれ
ぞれ感光紙の感度が異なる場合の関係曲線であり、感度
が異なれば最適露光量も異なることがわかる。コピー濃
度は表示器６２の表示電圧によって変化する。

第７図は輝度調整回路２４の操作部を示すもので、操作
つまみ６１の軸６１ａが装置本体６２に回転自在かつ軸
方向に移動自在に支持されている。

また軸６１ａは前述した可変抵抗器２４’と連結されて
お９、操作つまみ６１を回転操作すると軸６１ａが一体
的に回転し、これにより可変抵抗器２４’の抵抗値が変
化してランプ２の輝度が変化する。

軸６１ａにはフランジ６１ｂが固定されており、この７
ランジ６１ｂはコイルバネ６４０作用により本体６２に
抑圧されている。操作っまみ６１を矢印方向に押すと、
コイルバネ６４のカに抗して軸６１ａが第７図において
右方向に移動し、フランジ６１ｂが本体６２から離れる
。また操作っまみ６１を押すのを止めると、７ランジ６
１ｂはコイルバネ６４の作用により本体６２と接触する
元の位置に復帰する。

Ｓは第５図に示したスイッチで、フランジ６１ｂの移動
により切換えられ、操作スイッチ６１が押されていない
とき、即ちフランジ６１ｂが本体６２と接触する位置に
あるときＸ端子とＲ′端子が接続され、操作スイッチ６
１が矢印方向に押圧されたとき、即ち７ランジ６１ｂが
本体６２から離間した位置にあるときＸ端子とＰ′端子
が接続される。

６５は可変抵抗器２４／を支持する部材で、本体６２に
固定されている。

次に１図を参照しながら本発明に係る実施例の動作を説
明する。

まず、図示しない電源スィッチを投入すると、ラング２
が点燈するが、このときＸ端子はＲ端子に、Ｘ端子はＲ
′端子に接続しており画像形成装置はリーダー状態にあ
る。従って、スクリーン８は露光位置１５にあり、ラン
プ２は一定の輝度に設定され、一定の輝度で照明された
マイクロフィルムＦの画像はスクリーン８上に投影され
る。次に操作つまみ６１を押すとスイッチＳのＸ端子が
Ｐ′端子に接続し、ランプ２の輝度は可変抵抗器２４／
により調整されたプリント時の輝度に変わる。このとき
受光素子２８はスクリーン８で反射した画像光を受光し
、受光光量に応じた電圧を出力する。

この出力電圧は増幅器２９を介して演算回路５０に送ら
れる。演算回路６０は受光素子２８の出力電圧とレベル
設定回路６６の基準電圧に基づいて信号を出力し、この
出力信号により表示駆動回路６１を介し表示器６２が作
動し、表示器６２に現状の照明レベルを表示する。この
表示が適正露光位置を示す指標５２と一致しないとき、
操作っまみ６１を押したまま回転し、可変抵抗器２４′
の抵抗値を変化させてランプ２の輝度を調整し、指標５
２に一致させる。これでプリント時の適正露光りだの調
整が終了したことになり、その後操作っまみ６１から手
を離すとコイルバネ６４にょ抄操作つまみ６１が元の位
置に戻り、スイッチＳのＸ端子がＲ′端子側に接続され
る状態に戻る。

しかし、感光紙の変更等により感度が異なると適正露光
量も異なったものが必要であるから、表示器６２０指針
５１が基準指標と一致したとしても露光量が適正である
とは限らない。そこで、この場合は試し複写することに
よって、適正露光量の確定と共に、レベル設定回路６６
によって基準電圧をシフトさせながら表示器ろ２の指針
５１を基準指標５２に一致させる。こうして、感光紙の
感度変化に対する調整が終了する。さらに原稿濃度に対
する調整の必要があれば前述の操作を行う。

次に１プリント鉛２５を押すと画像形成装置はプリント
動作を始め、スクリーン８は８′の位置に移動し、帯電
された感光紙Ｂが露光位置１５に送られる。給紙完了検
知スイッチ１６が給紙の完了を検知すると、リレーＫＬ
のＸ端子がＰ端子に接続され、ランプ２に可変抵抗器２
４′により調整された駆動電流が供給され、これにより
フィルムの画像が感光紙に一定時間露光される。露光終
了後リーダー状態に戻り、マイクロフィルムＦは一定の
輝度で照明される。

プリンター装量は実施例に限られるものではなく、転写
型電子写真複写装置、銀塩複写装置等の公知の復写装旦
を適用することかでき、またスリット露光、全面同時露
光のいずれの方式で複写を行ってもよい。また原稿とし
てマイクロフィルムや、一般文書を用いることができる
。さらに照明光量を調整する手段としてランプと原稿の
間にフィルター或はスリットを配置することにより照明
光量を調整するようにしてもよい。

実施例では、スクリーンの反射光を検知することにより
原稿の濃度を検知しているが、公知の他の方法により原
稿の濃度を検知してもよい。例えば反射鏡７をハーフミ
ラ−で構成し、このハーフミラ−の背後に受光素子を配
置してもよい。

以上のように本発明によれば、リーダー状態の時に露光
量を調整することができ、しかもプリンター状態からリ
ーダー状態に戻る度に照明部を調整する必要がなく、操
作が極めて簡単となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る実施例を適用したリーダープリン
ターの概略断面図、第２図は本発明に係る露光量制御回
路を示すブロック図、第６図は本発明の実施例に係るラ
ンプ制御回路の回路図、第４図は本発明の実施例に係る
表示器の正面図、第５図は本発明の実施例に係る演算回
路及びレベル設定回路６６のブロック図、第６図はコピ
ー濃度と最適複写を与えるための露光量との関係を示す
図、第７図は輝度調整回路の操作部の断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿からの光を検知する検知手段と、前記検知手段の出
   力信号に対応したレベル表示をする表示手段と、前記表
   示手段が適正な露光条件を示すよう手動により原稿照明
   光量を調整する調整手段と、原稿の画像をスクリーン又
   は感光体に選択的に投影する投影手段と、前記調整手段
   の操作時には調整された光量で原稿を照明し、非操作時
   には一定元量で原稿を照明するように切換えられる手段
   とを備えた画像形成装置。