JPS59227858A - プロリン誘導体 - Google Patents

プロリン誘導体

Info

Publication number
JPS59227858A
JPS59227858A JP58102236A JP10223683A JPS59227858A JP S59227858 A JPS59227858 A JP S59227858A JP 58102236 A JP58102236 A JP 58102236A JP 10223683 A JP10223683 A JP 10223683A JP S59227858 A JPS59227858 A JP S59227858A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
formula
acid
reaction
lower alkylene
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58102236A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH032151B2 (ja
Inventor
Kenichi Kanai
健一 金井
Yoshiaki Tsuda
津田 嘉章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Pharmaceutical Co Ltd, Otsuka Pharmaceutical Factory Inc filed Critical Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP58102236A priority Critical patent/JPS59227858A/ja
Publication of JPS59227858A publication Critical patent/JPS59227858A/ja
Publication of JPH032151B2 publication Critical patent/JPH032151B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プロリン誘導体及びその塩に関する。
本発明のプロリン誘導体は、文献未載の新規化合物であ
り、下記一般式(1)で表わされる。
(式中Aは低級アルキレン基を、またBはフェニル基を
置換基として有することのある低級アルキレン基をそれ
ぞれ示す) 上記一般式(1)で表わされる本発明化合物及びその塩
は、アンジオテンシン変換酵素阻害作用を有し、降圧剤
として有用である。
上記一般式(1)において、低級アルキレン基としては
、例えばメチレン、エチレン、トリメチレン、テトラメ
チレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン、メチルメチ
レン、エチルメチレン、プロピルメチレン、ブチルメチ
レン、ペンチルメチレン、ヘキシルメチレン、1−メチ
ルエチレン、2−メチルエチレン、1−メチルトリメチ
レン、2−メチルトリメチレン、3−メチル1−リメチ
レン、1−メチルテトラメチレン、2−メチルテトラメ
チレン、3−メチルテトラメチレン、4−メチルテトラ
メチレン等を、またフェニル基を置換基として有するこ
とのある低級アルキレン基としては、上記低級アルキレ
ン基及びフェニルメチレン、1−フェニルエチレン、2
−フェニルエチレン、1−フェニルトリメチレン、2−
フェニルトリメチレン、3−フェニルトリメチレン、1
−フェニルテトラメチレン、2−フェニルテトラメチレ
ン、3−フェニルテトラメチレン、4−フェニルテトラ
メチレン、1−ベンジルメチレン、1−ベンジルエチレ
ン、2−ベンジルエチレン、1−ベンジルトリメチレン
、2−ベンジルトリメチレン、3−ベンジルトリメチレ
ン、1−ベンジルテトラメチレン、2−ベンジルテトラ
メチレン、3−ベンジルテトラメチレン、4−ベンジル
テトラメチレン、1−7エネチルメチレン、2−7エネ
チルメチレン、1−(2−7エネチル)エチレン、2−
(2−7エネチル)エチレン、1−(2−フェネチル)
トリメチレン、2−(2−7エネチル)トリメチレン、
3− (2−フェネチル)トリメチレン、1−(2−7
エネチル)テトラメチレン、2−(2−フェネチル)テ
トラメチレン、3−(2−7エネチル)テトラメチレン
、4− (2−7エネチル)テトラメチレン、1−(2
−7エネヂル)ペンタメチレン、3−(2−7エネチル
)ペンタメチレン、5− (2−フェネチル)ペンタメ
チレン、1−(2−7エネチル)へキサメチレン、3−
(2−7エネチル)へキサメチレン、6−(2−7エネ
チル)へキサメチレン等を挙げることができる。
本発明化合物は、種々の方法により製造することができ
る。その好ましい一例を下記の反応工程式で示す。
く反応工程式〉 !?2 (2)        (3) (7) Uノ! (+) 〔上記各式においてA及びBは上記に同じ。RI2 及びR2は基−R1−CH−がフェニル基を置換基とし
て有することのある低級アルキレン基を形成するように
選択される。〕 本発明化合物は、上記反応工程式に示す通り、公知の一
般式(2)で示される化合物と一般式(3)で示される
化合物とを脱水反応させ、次いで得られる一般式(5)
で示される化合物のイミノ基をアミノ基に還元し、更に
得られる一般式(7)で示されるエステルを分解するこ
とにより製造される。
上記各反応工程は、より詳細には以下の如くして行なわ
れる。即ち化合物(2)と化合物(3)との脱水反応は
、適当な脱水剤(4)の存在下、通常溶媒中で行なわれ
る。脱水剤(4)としては、この種反応に通常用いられ
る各種のもの、例えばモレキュラーツーブス3A、モレ
キユラーシーブス4A、硫酸マグネシウム、TA酸すト
リウム等を用いることができる。溶媒としては、反応に
悪形冑を与えない各種の有機溶媒、例えばメタノール、
エタノール等の低級アルコール類;テ]−ラヒドロフラ
ン、ジオキサン等の環状エーテル類;塩化メチレン、ク
ロロホルム等のハロゲン化炭化水素類等を利用すること
ができる。化合物(2)、化合物(3)及び脱水剤(4
)の使用割合は、特に限定されず、広範囲内で適宜選択
できるが、通常化合物(3)に対して化合物(2)は等
モル量〜過剰帛、好ましくは約1〜7倍mを、脱水剤(
4)は、通常化合物(3)に対して等重量〜過剰但、好
ましくは1〜10倍重量を用いるのが適当である。上記
反応は0℃から溶媒の沸点付近の加温下で進行するが、
0℃から25℃で良好に進行し、一般に12〜48時間
で反応は完結する。かくして化合物(5)を得る。
得られる化合物(5)は、通常反応系より単離すること
なく、引き続(反応に用いることができる。該化合物(
5)のイミノ基Φ還元反応は、金属水素化合物(6)を
用いて実等される。金属水素化合物(6)としては、通
常の各種のもの、例えば水素化ホウ素すトリウム、水素
化ホウ素リチウム、シアノ水素化ホウ素す1ヘリウム、
シアノ水素化ホウ素リチウム等が挙げられる。該金属水
素化合物(6)の使用量は特に限定されず、広い範囲内
で適宜選択できるが、通常化合物(5)に対して等モル
量〜過剰量、好ましくは1〜20倍員用いるのが適当で
ある。上記反応は一20℃から溶媒の沸点付近の加湿下
で進行するが、−20℃から25℃で良好に進行し、一
般に1時間で反応は完結する。かくして化合物(7)を
1りる。
得られる化合物(7)の脱保護基反応は、好ましくは適
当な溶媒中酸(8)を用いて行なわれる。
酸(8)としては、塩化水素、臭素、トリフルオロ酢酸
等を使用することができる。特に1−リフルオロ酢酸を
用いる場合には溶媒が不用であり、好都合である。溶媒
としては好ましくは例えば、酢酸エチル、酢酸、ジオキ
サン、メタノール等を使用できる。化合物(7)に対す
る酸(8)の使用  −割合は、通常10〜60倍モル
nとされるが、特にこの範囲に限定されない。上記酸分
解反応は通常0〜40℃、好ましくは0〜25℃付近の
温度条件下に有利に進行し、一般に約1〜3時間で反応
は完結する。 かくして一般式(1)で表わされる本発
明化合物を収得できる。
本発明の一般式(1)で表わされるプロリン誘導体は、
適当な酸または塩基を作用させることにより容易に医薬
的に許容される塩とすることができる。該酸としては例
えば、帽り臭化水素酸、硫酸、リン酸等の無機酸、p−
t−ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸、コハク酸、
フマール酸、マレイン酸等の有機酸を挙げることができ
る。また塩基を作用させて得られる塩としては、例えば
ナトリウム塩、カリウム塩のようなアルカリ金属塩、カ
ルシウム塩、マグネシウム塩のようなアルカリ土類金R
fA、あるいはアルギニ〕/塩、リジン塩の如き有機塩
基との塩が挙げられる。之等の医薬的に許容される塩の
形成反応は、いずれも常法に従うことができる。
かくして得られる本発明化合物及びその塩は通常の分離
手段により容易に単離精製することができる。該分離手
段としては溶媒抽出法、希釈法、再結晶法、吸着クロマ
トグラフィー、イオン交換クロマトグラフィー、分子ふ
るいクロマトグラフィー等を例示できる。
本発明化合物は不斉炭素が存在するため多数の光学異性
体が存在するが、本発明は各々の光学異性体及びそれら
の混合物(ラセミ休も含む)をも包含するものである。
以下本発明化合物の製造例を実施例として挙げる。
実施例1 N−((2−ヒドロキシフェニル)ブチル)−L−アラ
ニル−L−プロリンの合成 サリチルアルデヒド0.92mQ、1−アラニル−L−
プロリン t−ブチルエステル418mg及びモレキュ
ラーシーブス3A2.70をメタノール91m2に!!
!濁させ、室温下で22時間撹拌した。
反応混合物に一5℃以下で水素化ホウ素すトリウム32
7Il1gヲ加え、さらに10’C以下で30分間撹拌
した。モレキュラーシーブスを濾過して除いた後、水で
希釈し、ジクロルメタンで抽出した。
ジクロルメタン溶液を飽和塩化す1ヘリウム水溶液で洗
浄し、硫酸すトリウム上で乾燥後、濃縮した。
残留物を4.1N塩化水素−rn1エチル5前に溶解し
、室温で2時間撹拌した1々、反応液にエーテルを加え
て析出した固体を枦取した。生成物をアンバーライトI
RA−68(ロームアンドハース社製、?FJil液=
496酢酸−メタノール)で処理し、濃縮して1qられ
た残留物をMCIゲルCHP20P(三菱化成工業株式
会社製)に吸着さ往、5096メタノールー水で溶−1
することにより次の物理的性質を有する標記化合物38
6111!J(収率74%)を得た。
w111二69〜71℃(分解) MS :ra /e =292 (M” )〔α)D−
−72,13°(c =0.89.メタノール) 実施例2及び3 実施例1においてサルデルアルデヒドに代え、アセトフ
ェノン(実施例2)及び3−(2−ヒドロキシフェニル
)プロピオフェノン(実施例3)のそれぞれをし−アラ
ニル−L−プロリン 【−ブチルエステルに対しそれぞ
れ5倍モル百用い、同様にして下記本発明化合物を得た
実施例2 N−(1−(2−ヒドロキシフェニル)エチル)−L−
アラニル−L−プロリン 収率;88% 瀾p;約121℃(分解開始点) MS :m /e −306(M” )(α)D−−9
4,82°(c=0.56、メタノール) 実施例3 N−(1−(2−ヒドロキシフェニル)−3=フエニル
プロピル)−L−アラニル−L−プロリン 収率;36% mp;約116℃(分解開始点) MS :m /e  −396(M+ )〔α〕訃−−
69.62°(c=1.04、メタノール) (以 上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 一般式 〔式中Aは低級アルキレン基を、またBは、)工二ル基
    を置換基として有することのある低級アルキレン基をそ
    れぞれ示す〕 で表わされるプロリン誘導体及びその塩。
JP58102236A 1983-06-08 1983-06-08 プロリン誘導体 Granted JPS59227858A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58102236A JPS59227858A (ja) 1983-06-08 1983-06-08 プロリン誘導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58102236A JPS59227858A (ja) 1983-06-08 1983-06-08 プロリン誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59227858A true JPS59227858A (ja) 1984-12-21
JPH032151B2 JPH032151B2 (ja) 1991-01-14

Family

ID=14321999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58102236A Granted JPS59227858A (ja) 1983-06-08 1983-06-08 プロリン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59227858A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002060858A1 (fr) * 2001-01-31 2002-08-08 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Nouveau compose presentant une activite inhibitrice de la reaction de maillard
KR100569156B1 (ko) * 1999-05-15 2006-04-10 씨제이 주식회사 프롤린 유도체 및 이의 제조방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100569156B1 (ko) * 1999-05-15 2006-04-10 씨제이 주식회사 프롤린 유도체 및 이의 제조방법
WO2002060858A1 (fr) * 2001-01-31 2002-08-08 Meiji Seika Kaisha, Ltd. Nouveau compose presentant une activite inhibitrice de la reaction de maillard

Also Published As

Publication number Publication date
JPH032151B2 (ja) 1991-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1373233A1 (fr) Derives de n-(arylsulfonyl)beta-aminoacides comportant un groupe aminoethyle substitue, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques en contenant
RU2260589C2 (ru) Способ получения 3-алканоил- и 3-алкилиндолов
JP3871705B2 (ja) エポキシドの合成方法
EP0309324A1 (fr) Procédé de synthèse d'alpha amino N alkyles et de leurs esters. Application à la synthèse de carboxyalkyl dipeptides
WO2001049684A1 (fr) Nouvelles tetrahydropyridines, procede pour leur preparation et compositions pharmaceutiques les contenant
EP0406112A1 (fr) 1-Benzhydrylazétidines, leur préparation et leur application comme intermédiaires pour la préparation de composés à activité antimicrobienne
JPS59227858A (ja) プロリン誘導体
FR2831166A1 (fr) Aralkyl-tetrahydro-pyridines, leur preparation et compositions pharmaceutiques les contenant
JPS6013775A (ja) 光学活性3−(p−アルコキシフエニル)グリシツド酸アルカリ金属塩の製造法
JPH082873B2 (ja) オクタヒドロインドール誘導体の製造方法
US5973155A (en) Process for preparing (-)-trans-N-p-fluorobenzoylmethyl-4-(p-fluorophenyl)-3-[[3,4-(methylened ioxy)phenoxy]methyl]-piperidine
FR2528422A1 (fr) Nouveaux derives du 1,2,3,4-tetrahydronaphtalene, procede pour leur preparation et composition pharmaceutique contenant ces derives
FR2793248A1 (fr) Nouveaux derives de 2,3-methano-aminoacides, leur procede de preparation et les compositions pharmaceutiques qui les contiennent
JP2001521498A (ja) O−(3−アミノ−2−ヒドロキシ−プロピル)−ヒドロキシミック酸ハロゲン化物の製造方法
BG108554A (bg) Метод за получаване на 5-заместени изобензофурани
CN113072514A (zh) 轮环藤宁及其中间体的制备方法
JP3699769B2 (ja) ペプチド型化合物
KR100241263B1 (ko) N-알킬옥시카르보닐-베타-알킬술포닐발린 화합물의 제조방법
US4477677A (en) Process for the preparation of 1-(4-chlorobenzoyl)-5-methoxy-2-methyl-3-indoleacetoxyacetic acid
JP2981386B2 (ja) (+)−3−フェニル−5−{2−(1−ピロリジニルメチル)ブチリル}イソオキサゾール及びその塩の分割法
JP2001122863A (ja) 1−メチル−3−フェニルピペラジンの製造方法
JP2005513124A (ja) 新規なアミジン誘導体および製剤におけるそれらの使用
FI75345B (fi) Nya tertiaera 6,11-dihydro-dibenso/b,e/ -tiepin-11-n-alkyl-norskopinetrar, deras anvaendning som mellanprodukter och foerfaranden foer deras framstaellning.
CN117603094A (zh) 一种氨基保护的2-氨基甲基烯酸衍生物的合成方法
JPS58164573A (ja) 1−(4−クロロベンゾイル)−5−メトキシ−2−メチル−3−インド−ルアセトキシ酢酸類の製法