JPS60172975A - エリスロ−3−(3,4−メチレンジオキシフエニル)セリンの製造方法 - Google Patents

エリスロ−3−(3,4−メチレンジオキシフエニル)セリンの製造方法

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JPS60172975A
JPS60172975A JP2782984A JP2782984A JPS60172975A JP S60172975 A JPS60172975 A JP S60172975A JP 2782984 A JP2782984 A JP 2782984A JP 2782984 A JP2782984 A JP 2782984A JP S60172975 A JPS60172975 A JP S60172975A
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serine
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methylenedioxyphenyl
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Kaoru Maejima
前嶋 薫
Shoji Nagata
永田 彰司
Eiichi Murayama
村山 栄一
Takashi Shimoju
下重 孝
Shinji Takada
高田 真治
Naohito Ohashi
尚仁 大橋
Kikuo Ishizumi
石墨 紀久夫
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式[r] で示されるエリスロー8−(8,4−メチレンジオキシ
フェニル)セリンの選択的製造方法に関する。
更に詳しくはグリシンとビペロナールとを低級アルコー
ル系溶媒中、無機塩基および一般式(式中、Mはアルカ
リ金h4原子を意味する。
でボされるエリスロ体シッナ塩基のq在下、15〜60
℃にで反応させることにより、前記式[1]で示される
エリスロー8−(8,4−メチレンジオキシフェニル)
セリンを選択的に製造する方法に関する。
本発明方法により得られるエリスロー3−(8,4−メ
チレンジオキシフェニル)セリンは、抗^血圧活性を有
することが知られている(特開昭50−49252号公
報)工、リスロー3−(8,4−ジヒドロキシフェニル
)セリン(以1:L)opsと略称する)製造上の中間
体として有用なものである。
従来、ラセミまたは光学活性スレオ、あるいはエリスロ
ーDOPSの製造方法としては、一般式[[[[] 〔式中、R,、、Rは共にメチル基を意味するか、R1
が水素原子 R2がメチル基を意味する〉 か、またはRとRとでメチレン基を意味する。〕 で表わされるアルデヒド誘導体を出発原料とする方法が
知られている。
すなわち、上記一般式[n[〕で表わされる化合物、即
ちベラトリルアルデヒド、バニリンマタハヒヘロナール
を出発原料として用い、カテコール部分の保護基である
メチル基またはメチレン基を除去することlこよって式
[N] で表わされるプロトカテキュアルデヒドを得た後、改め
てカテコール部分をエトキシカルボニル基またはベンジ
ル基で保護して式Cv〕〔式中 R8はエトキシカルボ
ニル基またはベンジル基を意味する。〕 で表わされるベンズアルデヒド誘導体とし、仁のベンズ
アルデヒド誘導体をグリシンまたはグリシン誘導体と縮
合させて、スレオおよヒエリスo−8−(8,4−ジヒ
ドロキシフェニル)セリン誘導体の混合物を得、必要に
応じスレオ、エリスロの分離及び光学分割操作を経て保
護基を除去することにより、ラセミまたは光学活性スレ
オあるいはエリスロ〜DOPSを製造するという方法が
用いられている。[Chem、 Ber。
52、1724(1919) ; J、 Chem、 
Soc、、 658(1947)Chem、 Ber、
、 87.892(1954) ; J、 AIn、 
Cham。
Sac、、 7L 1822(1954) ; He1
v、 Chim、 Ac1a−+58、147(197
5) ;特開昭51−82540号公報すなわちスレオ
あるいはエリスローDOPSを製造するにあたり、原料
化合物となるベンズアルデヒド誘導体のカテコール部分
の保護基の変更という煩雑な操作を必要とする欠点があ
る。
更に、従来知られていた方法ではベンズアルデヒド誘導
体(V)とグリシンの縮合により得られる8−(8,4
−ジヒドロキシフェニル)セリン跣導体はスレオ体とエ
リスロ体の混合物であり、繁雑な操作による両者の分離
が必要であるという方法であった。しかも工すスロ体は
スレオ体に比べ生成比率が低く、エリスロ体の製造方法
としては不適当な方法であった。
−万、本発明者らにより、べ/ズアルデヒド誘導体とし
てピペロナールを用いグリシンと反応することによりス
レオ−8−CB、4.−)f−レンジオキシフェニル)
セリンを選択的に取得するという方法が見出されていた
(’[tl昭58”−121258号公報、特開昭58
−183664号、特開昭58−216146号公報)
が、エリスロ体はごく少麗得られるにすぎなかった。
かかる情況下、本発明者らはエリスローDOP Sを経
済的に製造する方法を鋭意検討した。その結果 ■ ヒヘロナールを原料化合物として用い、そ0) カ
テ:l−ル部分の保護基の変更なしにラセミ及び光学活
性エリスローDOPSを得ることができる。
■ ピペロナールとグリシンの縮合条件を選ぶことによ
り式[1]で示されるエリスロー8−(8,4−メチレ
ンジオキシフェニル)セリンを選択的に得ることができ
る。
■ ラセミ−エリスロー8−(8、4−1チレンジオキ
シフエニル)セリンmからエリスローDOPSまでの中
間化合物にて光学分割が可能であり、光学活性エリスロ
ーDOPSを得ることができる。
という知見を得、完成されたものである。本発明はこれ
ら一連のラセミ及び光学活性エリスロー I’) (J
 P Sの製造法の内ビペロナールとグリシンとの縮合
反応により選択的にエリスロー8−(8,4−メチレン
ジオキシフェニル)セリンを得るという方法に関する。
前述の通り、ビペロナールとグリシンとを塩基の存在下
反応させることによりスレオ−3−(8,4−ジヒドロ
キシフェニル)セリンが得られることが知られていたが
、本発明者らは種々の条件下にて検討したところ、スレ
オ体は反応温度が低い場合に生成比率が高く、反応温度
が高いと1970体の比率が増すことを見出し、更に驚
くことに、反応系の中に式[11]で示される1970
体のシッフ塩基塩を種晶として存在させると、スレオ体
/エリスロ体の比が約8/7以上に向上することを見出
すに致った。
即ち、従来知られていたピペロナールまたはその類縁の
ペンスアルテヒド誘導体とグリシンとの反応に於ては、
得られる8−(8,4−ジヒドロキシフェニル)老リン
誘導体はスレオ体が主生成物であり、1970体は少量
しか得られないとされていたのに対し、本発明方法では
スレオ体と1970体の生成比率を逆転させ、最も好ま
しい条件下ではほぼ1970体だ1すを得ることが可能
となるものであり、本発明方法の工業的価値は極めて大
きなものである。
また、逆にスレオ体を得る場合には反応温度を一20〜
80℃にて実施することができるが、スレオ体の生成比
率を高めるには反応温度を一1O〜40℃にてスレオ体
のシッフ塩基塩を種晶として存在させて反応することが
好ましい。
更に、反応温度か−10−10°Cでは工IJスロ体の
シッフ塩基塩を存在させても、スレオ体が主生成物と得
られるという知見を得た。
以下に本発明方法を具体的に説明する。
グリシンと、グリシンに対し約2倍モル以上のビペロナ
ールとを、無機塩基および前記一般式[11〕で示され
るシッフ塩基塩の存在下、低級アルコール系溶媒中で反
応さゼることにヨリエリスロー8−(8,4−ジヒドロ
キシフェニル)士リンを得ることができる。
ピペロナールはグリシンに対し2〜8倍モル、好ましく
は2〜2.5倍モル使用し、低級アルコール系溶媒とし
てはメタノール、エタノール、イソプロピルアルコア′
ル及びこれらの含水溶媒を挙げることができる。溶媒は
、グリシンに対し通常は5〜20倍重量用いることがで
きる。
無機塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸カリウム、炭酸ナトリウム等のアルカリ金属水酸化
物もしくは炭酸塩を挙げることができ、無機塩基をグリ
シンに対し1〜4倍モル、通常は1.5〜8倍モル用い
反応を行なうことができる。また、通常はこの無機塩基
として、シッフ塩基塩[11]におけるアルカリ金属原
子と同一のアルカリ金属原子からなる無機塩基が使用さ
れる。
反応温度は15〜60℃にて実施することができるが、
特に20〜50°Cにて実施することが好ましい。
前記一般式[I[]で示される1970体のシッフ塩基
塩は、反応の最初または反応の進行により析出物が生じ
初めるよりも前に添加する。シッフ塩基塩はグリシンに
対し11500〜l/20倍Mlk添加することが、好
結果を得るのに望ましい。
一般式[1]で示されるエリスロ体のシッフ塩基塩は、
エリスロー8−(8,4−メチレンジオキシフェニル)
セリンとビペロナールおよび無機塩基を各々自重、低級
アルコール系溶媒中、0〜80°Cで混合、反応せしめ
、析出物を戸数することによって得ることができる。こ
こで用いる無機塩基および低級アルコール系溶媒として
は、前述の本発明縮合反応と同様のものを例示すること
ができる。
本発明縮合反応の反応時間は4〜40時間、通常は7〜
20F¥j間の範囲で実施される。
反応の進行と共に一般式[I[]で示されるエリスロ体
のシッフ塩基塩から成る析出物が生じてくる。反応終了
後、反応液からエリスロー8−(3,4−メチレンジオ
キシフェニル)セリン(すを単離する方法としては、例
えば下記(りまたは(Il)の方法にて実施することが
できる。
(リ 反応液に塩酸水とトルエン、酢酸エチル、ジエチ
ルエーテル、ジクロロメタン等の有機溶媒を加え、シッ
フ塩を分解し、分液後、塩酸水層を無機塩基あるいはジ
エチルアミン等の有機塩基等により中和し、pHζ5〜
7とすることによりエリスロー8−(8゜4−メチレン
ジオキシフェニル)セリン(1)を得る。
(11) 反応液に酢酸、水、及びジクロロメタン、酢
酸エチル、ジエチルエーテル、トルエン等の有機溶媒を
加え、シッフ塩基を分解し、ピペロナールを有機層に移
行させ、エリスロー8−(8,4−メチレンジオキシフ
ェニル)セリン(1)を酢酸塩として析出させ、これを
戸別して得る。
これらいずれを用いてもエリスロー8−(8,4−メチ
レンジオキシフェニル)十リン(1)を得ることができ
る。
本発明方法により得られるエリスロー8−(8,4−メ
チレンジオキシフェニル)セリンからは、例えば下記の
反応経路に示す方法によりラセミまたは光学活性エリス
ローDOPSを得ることができる。
反応経路 即ら、エリスロー8−(8,4−メチレンジオキシフェ
ニル)セリン[1〕を、N−カルボエトキシフタルイミ
ド等のフタロイル化剤を用いてフタロイル体lとし、必
要に応じフタロイル体lを例えば光学活性1.1−ジフ
ェニル−2−アミノプロパツール等を用い光学分割して
光学活性なフタロイル体1を得、ラセミあるいは光学活
性フタロイル体上を塩<byルξニウム等のルイス酸の
存在下、好マしくはエチルメルカプタン、オクチルメル
カプタン、オクタデカニルメルカプタン等炭素数1〜2
0のメルカプタン類あるいはヨウ化ナトリウム等のアル
カリ金属のヨウ化物を加え反応を行って、ラセミあるい
は光学活性−ジヒドロキシ体(2)を得、必要に応じ光
学分割操作を行ってラセミ・ジヒドロキシ体2を光学活
性−ジヒドロキシ体2とし、次にラセミ −あるいは光
学活性ジヒドロキシ体系に抱水ヒドラジンを作用させ、
ラセミあるいは光学活性エリスローDOPSを得ること
ができる。
以下に実施例を挙げ本発明方法を具体的に説明するが、
本発明はもとよりこれに限定されるものではない。
参考例1(シッフ塩基塩の製造) ■ メタノール100fに水酸化カリウム7.51を溶
解後、氷水冷却下エリスロー8−(8゜4−メチレンジ
オキシフェニル)セリン20gおよびビペロナール18
.4fを加え同温度で2時間攪拌した。析出晶をP出し
、エリスロー8−(8,4−メチレンジオキシフェニル
)セリン・カリウム塩のビペロナールとのシッフ塩基(
以下1970体シッフ塩基と略称する)18.9Fを得
た。
■ スレオ−8−(8,4−メチレンジオキシフェニル
)セリンを用いて上記と同様の反応を行ってスレオ−8
−(8,4−メチレンジオキシフェニル)セリン・カリ
ウム塩のヒヘロナールとのシッフ塩基(以下スレオ体シ
ッフ塩基と略称する)を得た。
参考例2(シッフ塩基不存在) メタノール28.8&に水酸化カリウム14.71とグ
リシン7.6fとを俗解し、この中に、ピペロナール8
8.99をメタノールss、syに俗解した溶液を20
〜25°Cで滴下した。
この溶液を20〜25°Cで18時間反応したのち、反
応物の中に、氷酢酸106Fを20〜80℃で滴下した
サラに、水401を加え、水冷下にトルエン80−を加
えた後、1時間攪拌した。析出晶を戸数し、トルエンで
洗浄し、ラセミ−エリメロ/スレオ−8−C8、4−メ
チレンジオキシフェニル)セリン・酢酸m26.52f
rnp160°C(分解)を得た。
HPLC分析結果:エリメロ/スレオ−27,7/72
.8IR(流動バラフィ:z)ν(o++ ): 85
50〜2200(ブロード)、8490,1720,1
67θ、1580゜1490.1440,1290,1
050. 940参考例8(低温での反応) メタノール28.89に水酸化カリウム14.71とグ
リシン7.61とを溶解したのち、参考例1−■で得た
エリスロ体シッフ塩基0.05fを添加した。
この中に、ピペロナール88.911をメタ/−ルss
、syに溶解した溶液を0〜5℃で滴下した後、同温度
で60時同友応した。
この反応物の中に、氷酢酸106fを0〜20°Cで滴
下した後、水409を加え、さらに、水冷下トルエン8
0−を加え1時間攪拌した。
析出晶をP取し、トルエンで洗浄し、ラセミ−スレオ−
8−(8,4−メチレンジオキシフェニル〕セリン・酢
酸JIIi22.89f。
mp161℃(分解)を得た。 。
HPLC分析結果:エリメロ/スレオ=8.5796.
5IR(流動パラ’74 :/ ) v (m ” )
 : 8460〜2200(ブロード)、1705,1
665,1610,1490゜1400.1285,1
240,1040,980,840裏 参考例4(スレオ体シップ塩棄の添加)メタノール28
.81に水酸化カリウム14.7fとグリシン7.61
とを溶解したのち、参考例1−■で得たスレオ体シッフ
塩基0.05 fを添加した。
この中に、ピペロナール88.99をメタノールss、
syに溶解した溶液を、0〜5℃で滴下した後、同温度
で18時間反応した。
この反応物の中に、氷酢酸106Fを0〜20°Cで滴
−ドした後、水409を加え、さらに水冷下トルエン3
0−を加え1時間攪拌した。
析出品をP取し、トルエンで洗浄し、ラセミ−スレオ−
8−(8,4−メチレンジオキシフェニル)セリン・酢
酸塩21.77f1mp162℃(分解)を得た。
HPLC分析結果:エリメロ/スレオ=1.7/98.
8IR(流動パラフィン) l’(crn−1) : 
8460〜2200(ブロード) 、 1705.16
65.1610.1490゜1400.1285,12
40,1040. 980. 840実施例1 メタノール28.81に水酸化カリウム14.7fとグ
リシン7、61とを溶解したのち、参考例1−■で得た
エリスロ体シッフ塩基0.051を添加した。
この中に、ビペロナール8B、9fltiタノールss
、syに俗解した浴液を85〜40”0で滴下した後、
同温度で17時間反応した。
この反応物の中に氷酢酸106fを85〜40”Cで滴
下した後、室温まで冷却し水40Vを加え、さらに、水
冷下トルエン30−を加え1時間攪拌した。
析出酩を枦取し、トルエンで洗浄し、ラセミ−エリスロ
ー8−(8,4−メチレンジオキシフェニル)セリン・
酢酸塩28.2591n1.P L 84〜186°c
 (分WJ ) fxmり。
IR(流動パラフィン) v (crIV’) : 8
490.8800〜2200 (ブロード)、1690
,1625,1580゜1480、1260.1240
.1080.980HPLC分析結果:エリ70/スレ
オ−99,810,2HPLC分析条件 カ ラ ム:リクロモソルブ■RP−18(メルク社製
)、lθμ、4mmX80crn 移動相m媒:0.005Mへブタンスルホン酸水溶液ニ
アセトニトリル−9二l 流 jl! : 1.Om//min 検 出:UV(254nm) 浴出時間:1970体(7,59) スレオ体(8,5分) 実施例2 メタノール28.8gに水酸化カリウム14.7fを溶
解し、この中にグリシン7.61を加え溶解した後、診
考例1−■で得たエリスロ体シッフ塩基0.059を添
加した。
この中にビペロナール88.9gをメタノールss、s
yに溶解した溶液を20〜25°Cで滴下した後、同温
度で41時間反応した。
この反応物中に氷酢酸106gを20〜35”Cで滴下
した後、20〜30°Cで水409を加え、さらに水冷
下トルエン80−を加え1時間攪拌した。
析出晶を戸数し、トルエンで洗浄し、ラセミ−エリメロ
/スレオ−8−(8,4−ジヒドロキシフェニル)セリ
ン・酢酸!28.48y1m、p、160”C(分解)
を得た。
HPLC分析結果:エリメロ/スレオ=71.9 /2
8.1参考例5 ■ ラセミ−エリスロー8−CB、4−メチレンジオキ
ソフェニル)セリン20f、無水炭酸ナトリウム11.
81yを水200 ml に溶解し、この溶液にN−カ
ルボエトキソフタルイミド27.281を5°C以下で
加えたうこの混合物を室温で8時間攪拌した後、濃塩酸
を加え弱酸性とし酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄後、硫酸マグネ7ウムで乾燥し溶媒を減
圧留去した。
得られた残渣をメタノール80 ml にて結晶化し、
結晶を加数することによりラセミ−エリスローN−フタ
ロイル−8−(8,4−メチレンジオキシフェニル)セ
リン29.68g、mpH7〜 20℃ を得た。
元素分析(C1a H+ s 07N −CH30Hに
対する)計算値、C58,94%、H4,49%、H8
,62%実測値:C58,76%、H4,41%、H8
,60%■ 上記■で得たラセミ−エリスローN−7タ
ロイルー8−CB、4−メチレンジオキシフェニル)セ
リン24.59、n−オクチルメルカプタン71.8g
、乾fiジクロロメタン740m1 (D溶液を一10
〜0°Cに冷却し、無水塩化アルミニウム65.0gを
加え一10〜0°Cにて4時間攪拌した。この混合物を
5%シュウ酸氷水480 ml中に20°C以下で滴下
、その後80〜40°Cとして80分間攪拌した。
さらに室温として80分間攪拌して析出した結晶を加取
し、ラセミ−エリスローN−フタロイル−8−(8,4
−ジヒドロキシフェニル)セリン20.6f〔ml)9
8−95℃〕を得た。
IR:流動パラフィン(crn’ ) 8400 、 
1700 、 1610゜1510 、1400 、1
3g0゜ 1190 、1110 、1010 ■ 上記■で得たラセミ−エリスローN−フタロイル−
8−(8,4−ジヒドロキシフェニル)セリン20.6
gをエタノール200 mlに溶解しこの溶液に抱水ヒ
ドラジン4.51を加え2時間加熱還流した。この反応
液に濃塩酸を加えPH41とし、80分間攪拌後、不溶
物を沖去し、を過母液を80%水酸化ナトリウム水溶液
にてP H;5.5〜5.6に調整し、溶媒を留去した
得られた残渣を水14 Q mA に加熱溶解させ、0
〜5℃にて15時間放置後析出した結晶を沖取すること
によりラセミ−エリスロー3−(8,4−’;ヒドロキ
シフェニル) −k IJ ン8.88fCmp215
−218°C〕を得た。
元素分析(C9H1105N −H2Oに対する)計算
値:C46,75%、H5,67%、N6.06%実測
値: C46,84% 、H5,78% 、 N 6.
06%第1頁の続き 0発 明 者 下 重 孝 大阪市此花区春1会社内 [相]発 明 者 高 1) 真 治 大阪市此花区春
I会社内 0発 明 者 大 橋 尚 仁 大阪市此花区春1会社
内 0発 明 者 石墨 紀久夫 大阪市此花区春1会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) ビペロナールとグリシンとを、低級アルコール
    系溶媒中、無機塩基および一般式 (式中Mはアルカリ金属原子を意味する。)で示される
    エリスロ体シッフ塩基の存在下で15〜60゛Cにて反
    応させることを特徴とする式 テ示されるエリスロー8−(8、4−)fレンジオキシ
    フェニル)セリンの製造方法。 (2)無機塩基が水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
    炭酸カリウムまたは炭酸ナトリウムである特許請求の範
    囲第1項記載の製造方法。 (8)W9アルコール系溶媒がメタノール、エタノール
    、イソプロピルアルコール、またはこれらの含水溶媒で
    ある特許請求の範囲第1項または第2項記載の製造方法
JP2782984A 1984-02-15 1984-02-15 エリスロ−3−(3,4−メチレンジオキシフエニル)セリンの製造方法 Granted JPS60172975A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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