JPS6163659A - 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−5−ヒドロキシピラゾ−ルの製造法 - Google Patents

4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−5−ヒドロキシピラゾ−ルの製造法

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JPS6163659A
JPS6163659A JP18603984A JP18603984A JPS6163659A JP S6163659 A JPS6163659 A JP S6163659A JP 18603984 A JP18603984 A JP 18603984A JP 18603984 A JP18603984 A JP 18603984A JP S6163659 A JPS6163659 A JP S6163659A
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JP
Japan
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formula
compound
methyl
reaction
dichlorobenzoyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP18603984A
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English (en)
Inventor
Norio Tanaka
規生 田中
Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Masanori Baba
馬場 正紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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Publication of JPS6163659A publication Critical patent/JPS6163659A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は次式(II): aHヨ で表される化合物を触媒の存在下に転位反応させること
を特徴とする で表される4−(2,4−ジクロルベンゾイル)=1−
メチル−5−ヒドロキシピラゾールの製造法並びに上記
式(II)で表される4−(2,4−ジクロルベンゾイ
ル)−1−メチル−5−ピラゾロンに関するものである
本発明の方法によれば次式(II) :εH3 で表される化合物に触媒を作用させながら加熱5転位さ
せることにより高収率で前記式(1)で表される化合物
を製造することができる。
従来、前記式(1)で表される化合物を転位により得る
方法としては次に示すように、エステル化合物(1)か
ら触媒の存在下、転位させて化合物(1)を得る方法の
みが知られていた。(特開昭本発明者等は、上記式(I
II)で示されるエステル化合物の製造時に同時に生成
する前記式(II)で示されるピラゾロン化合物(n)
について、種種検討した結果、化合物(II)も転位反
応により化合物(I)を生成することを見出し本発明を
完成した。
本発明を実施するに当たり、反応は前記式(n)で示さ
れる化合物を溶媒の存在下または不存在下で、等モルま
たは等モル以上の触媒とともに加熱することにより容易
に行うことができる。
使用される触媒としては、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩
、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム等の水酸化物
などが好ましい。
触媒の使用量は、前記式(■)で示される化合物1モル
に対して1モル以上を要するが特に1. 1〜lOモル
程度の使用が望ましく、更に1.2〜5モル程度が好ま
しい。
触媒の種類により反応中に水を生成する場合があるが、
この場合には2,4−ジクロル安息香酸の副せいの原因
となるので溶媒との共沸等の手段により反応系外に除去
することが望ましい。
反応は、溶媒の存在下または不存在下で行われるが無溶
媒下では転位反応とともに同化が進行し、触媒と前記式
(II)で示される化合物との接触が妨げられ、また攪
拌が困難となるために操作上は溶媒存在下で反応を行う
ことが望ましい。従って反応に不活性な溶媒を加える方
がよいが、その量は前記式(II)で示される化合物と
触媒とが充分に接触でき反応が円滑に行われるための最
小量が望ましく、具体的には前記式(II)で示される
化合物1モルに対して500m1程度以下で充分である
。反応に使用される溶媒としてはジオキサン等のx−チ
ル#L  hルエン、キシレン、クロルベンゼン等の芳
香族炭化水素類、イソプロパツール、ターシャリ−ブタ
ノール等の2級および3級アルコール類、四塩化炭素、
1. 2−ジクロルエタン等のハロゲン化炭化水素類な
どが挙げられ、これらを単一または混合して使用するこ
とができる。
反応温度は、比較的高温を要し、80〜180°C程度
、特に100−150℃程度で行うのが望ましい。反応
に要する時間は通常30分から3時間程度である。
本発明において、原料として使用した前記式(II)で
示される化合物は文献未記載の新規化合物であり、本発
明による方法を利用すれば前記式(I[[)で示される
エステル化合物と同様に前記式(Iのピラゾール誘導体
を得るための重要な合成中間体となる。
また本発明の方法によって得られるピラゾール誘導体(
Nは除草剤(特開昭58−185568号公報参照)−
の合成中間体として有用な化合物である。
次に本発明の方法について具体的に実施例を挙げて説明
する。但し、本発明は、これらのみに限定されるもので
はない。
fi  2− (2,4−ジクロルベンゾイル)−1−
メチル−5−ピラゾロンの合 成 1−メチル−5−ヒドロキシピラゾール塩酸塩2.69
g (0,02モル)を、水酸化ナトリウム1.6g 
(0,04モル)を含み、濃度20%となるように調製
した水溶液中に加えてすトリウム塩とした。次にクロロ
ホルムlQmlを加え、2層とした後、0℃に冷却し攪
拌しながら、2.4−ジクロルベンゾイルクロライド4
.19gを10分間にわたって滴下した。その後0℃で
1時間、室温で3時間撹拌した後、クロロホルム層を分
取し、5%炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順
次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧に
て留去した。得られた固体をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで分離、精製することにより、5−(2,4
−ジクロルベンゾイルオキシ)−1−メチルピラゾール
3.52g(収率65%)と目的の2− (2,4−ジ
クロルベンゾイル)−1−メチル−5−ピラゾロン1.
73g(収率32%)を得た。融点129〜131”C
’H−NMR(δ、 GIpIII、CDC13) :
3.67 (3H,s、CH3)。
5、 68 (I H,d、  J −4,5Hz、C
0−C)l’)+7、 16  (I H,d、  J
−4,5H2,N−CH,)。
7.35〜7.52 (3H,m、  BenzoyL
)人tM!LL  4− (2,4−ジクロルベンゾイ
ル)−1−メチル−5−ヒドロキシピラ ゾールの合成 − 2−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−5
−ピラゾロン1.36g (0,005モル)に、1.
4−ジオキサンfai1を加え、加熱、溶解後、無水炭
酸カリウム1.04g (0,0075モル)を加え、
攪拌しつつ120℃に昇温した。
約1時間で反応混合物が固化するが更に1時間加熱を続
けて反応を完結させた。冷却後、水10m1を加えて反
応混合物を溶解後、濃塩酸を加えてpHを1以下とし、
析出した結晶をクロロホルムに溶解し抽出した。
そして飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後
、クロロホルムを減圧下で留去することにより目的化合
物1.27gを得た。(収率94%)1隻班ユ4− (
2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−5−ヒド
ロキシピラ ゾールの合成 2− (2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−
5−ピラゾロン1.36g (0,005モル)に、ト
ルエン2mlを加え、加熱溶解した後、炭酸水素ナトリ
ウム1.26g (0,015モル)を加え、温度を1
20℃とした後、反応系内を減圧に保ち、水を共沸除去
しながら反応させた。約1時間で反応混合物が固化する
が更に1時間加熱を続けて反応を完結させた。以下、実
施例2と全く同様の後処理を行うことにより目的化合物
1゜10gを得た。(収率81%) ]  4− (2、4−ジクロルベンゾ・イル)−1−
メチル−5−ヒドロキシピラ ゾールの合成 2− (2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−
5−ピラゾロン1.36g (0,005モル)、水酸
化カルシウム0.74g (0,01モル)を1.4−
ジオキサ7.1ml中に加え、攪拌しながら120℃ま
で昇温し反応させた。反応開始後は溶媒を徐々に留去し
、生成する水を除去した。
反応混合物は溶媒の留去と共に約30分程度で固化する
が更に1時間加熱を続けて反応を完結させた。反応混合
物を冷却後、水10m1を加えて更に濃塩酸を加えてp
Hを1以下とした後、クロロホルムを加えて固体部分を
溶解させた。クロロホルム層を分取した後、飽和食塩水
で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、クロロホルムを
減圧下で留去することにより目的化合物1.29gを得
た。
(収率95%)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表される化合物を触媒の存在下に転位 反応させることを特徴とする 次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) で表される4−(2,4−ジクロルベン ゾイル)−1−メチル−5−ヒドロキシ ピラゾールの製造法。
  2. (2)次式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で表される2−(2,4−ジクロルベン ゾイル)−1−メチル−5−ピラゾロン。
JP18603984A 1984-09-05 1984-09-05 4−(2,4−ジクロルベンゾイル)−1−メチル−5−ヒドロキシピラゾ−ルの製造法 Pending JPS6163659A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115448880A (zh) * 2022-10-20 2022-12-09 白银帕潘纳科技有限公司 一种1-取代-5-吡唑醇钠的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115448880A (zh) * 2022-10-20 2022-12-09 白银帕潘纳科技有限公司 一种1-取代-5-吡唑醇钠的制备方法
CN115448880B (zh) * 2022-10-20 2024-01-26 白银帕潘纳科技有限公司 一种1-取代-5-吡唑醇钠的制备方法

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