JPS59227192A - 電子装置のモジユ−ル構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、外形寸法の異なる２種類の電子パッケージに
よって構成される電子装置モジュールの機械的構造に関
するものである。

〔発明の背景〕

電子装置は、一般的に数多くの電子部品から構成される
。電子部品はＩＣ１−１１しめ種々の形状のもので、そ
れらから成る回路を機能単位に分割し、１枚の印刷配線
板に取付けて電子パッケージを構成する。さらに、電子
パッケージが複数枚集合した機能群をモジュールとし、
機能的にも物理的にも独立した構造とするいわゆるモジ
ュール化構造が一般的に用いられている。このモジュー
ルは数枚ないし数十枚の電子パッケージが装着され取扱
いに便利な構造をなしている。通常、１モジユールは外
形寸法等を統−設計された同形状のパッケージで構成さ
れるが、時として２種類の形状のパッケージを搭載する
と装置構成上利点がある場合がある。

第１図は、２種類の形状のパッケージを同一モジュール
内に混載した従来の構造の１例を示すもので、縦置きパ
ッケージ４と横置きノくツクージ５を用いて構成されて
いる。この場合、モジュールの横幅は横置きパッケージ
の幅にほぼ対応した寸法に設定される。一方、縦置き−
くツケージ４を搭載するためには、上下にパッケージ挿
入用のガイドレールを設けたガイドプレートが必要なた
め、例えばモジュールの中間に新たに棚状の中間ガイド
プレート７を設ける事が必要となる。しかし、この場合
、縦置きパッケージの寸法に合った位置に中間ガイドプ
レート７を設ける必要があるため、縦置きパッケージの
寸法が異なる場合にはモジュール毎に中間ガイドプレー
ト７の位置を設定しなければならない。このため、モジ
ュール構造の規格の標準化、統合化が困難で、生産性の
妨げとなっていた。

〔発明の目的〕

本発明は上記の事情に鑑みて為され、１個の電子装置モ
ジュールに形状寸法の異なる２種類の電子パッケージを
混載する場合、電子ノくツケージの寸法１個数が変化し
ても容易に順応して当該２種類の電子パッケージを収納
し得る電子装置モジュールの構造を提供することを目的
とする。上記のように電子パッケージの寸法１個数の変
化に対する順応性を改善することにより、大量生産にお
ける工程管理の容易化、生産性の向上が当然に期待され
る。

〔発明の概要〕

上記の目的を達成する為、本発明は、直方体固状のモジ
ュール外筐を構成するとともに、上記外筐の対向する２
対の壁のうちの少なくとも１対の壁の内面に一方の種類
の電子パッケージをほぼ平行に支承して収納し得るガイ
ドレール手段を設け、かつ、上記一方の種類の電子パッ
ケージと類似の外形寸法を有する１対の板状部材を前記
のガイドレール手段によシ外筐内−に相互に平行に支承
するとともに、上記１対の板状部材に他方の種類の電子
パッケージを支承するガイドレール手段を設けて前記他
方の種類の電子パッケージを前記一方の種類の電子パッ
ケージに対して垂直姿勢に保持し得るようにしたことを
特徴とする。

〔発明の実施例〕

次に、本発明の１実施例を第２図及び第３図について説
明する。

本実施例は、４枚以内の横置きパッケージ５と５枚以内
の縦置きパッケージ４とを収納することができ、縦置き
パッケージ４の縦方向寸法の変化に容易に順応し得るよ
うに構成した１例である。

左、右のガイドプレート１，１と、上、下のガイドプレ
ート２，３とによって直方体状の外筐を構成する。゛こ
の外筐の裏面側には、電子パッケージ４，５の端子部分
に嵌合して接続導通するコネクタ（図示せず）を設けた
裏面配線板６を取付ける。

前記の左、右ガイドプレート１は金属板で構成し、多数
の通気孔９を打抜き成形しである。第３図は左、右ガイ
ドグレート１の内側面の１部を拡大して描いた斜視図で
ある。

前記の打抜き通風孔９の周囲の縁を折シ上げ、列設した
通風孔９と同９との間に電子パッケージを挾持するレー
ル機能を有する間隙１２を設ける。

上記のレール用間隙１２の間に横置きパッケージ５の両
側を挿入して、第２図に示すように左、右のガイドプレ
ート１．１の間に該横置きパッケージ５を棚状に架は渡
して収納する。

上記の横置きパッケージ５とほぼ同様の外形寸法の１対
の板状部材７−１．７−２を構成する。

この板状部材？−１，７−２に、前記の通風孔９と類似
の通風孔８を打抜成形し、電子パッケージのガイドレー
ル機能を付与する。

上記の板状部材７−１．７−２に折曲げ舌片１０を形成
するとともに該舌片にネジ用スルーホール１０ａを穿つ
。

上記１対の板状部材７−１．７−２を左、右のガイドプ
レート１．１間に平行に架は渡し、前記のスルーホール
ｌＯａに取付ネジ１１を挿通して裏面配線板６に取シつ
ける。

上記１対の板状部材７−１．７−２にそれぞれ設けたガ
イドレール手段を利用して、これら１対の板状部材７−
１．７−２の間に縦置きパッケージ４を垂直に挿入して
収納する。

以上のように構成した電子装置モジュールにおいては、
第１図について説明したように横置きパッケージ５およ
び縦置きパッケージ４を混載して収納し得るばかシでな
く、縦置きパッケージ４の縦方向寸法が変わった場合、
１対の板状部材７−１゜７−２の装着位置をこれに合わ
せて変更して容易にかつ迅速に順応することができる。

このように、本実施例の電子装置モジュールは左、右ガ
イドプレート１、上、下ガイドプレート２．３、及び裏
面配線板６で形成される外筐を交換したシ組み変えたシ
する必要無く、板状部材７−１．７−２を交換する必要
無く、上記板状部材７−１．７−２の装着位置を変更す
るだけの簡単な操作で縦置きパッケージ４の縦方向寸法
の変更に順応することができる。

このため、上に述べた基本的構成部材（２，３゜６．７
−１．７−２）は標準品として予め準備しておくことが
でき、工程管理を著しく容易ならしめて生産性向上に貢
献するところ多大である。

第４Ａ図、第４Ｂ図および第４Ｃ図はそれぞれ上記と異
なる実施例を示す。

第２図と同一の図面参照番号を付した左、右ガイドプレ
ート１．上側ガイドプレート２．及び下側ガイドプレー
ト３は第２図に示した実施例におけると同一乃至は類似
の構成部材である。

第４Ａ図の実施例は、第２図の実施例におけると同様の
縦置きパッケージ４と横置きパッケージ５とを用い、上
方に縦置きパッケージ４を集め下方に横置きパッケージ
５を集めて組み直したものである。

第４Ｂ図の実施例は、第２図の実施例における４枚の横
置きパッケージ５の代シに７枚の縦置きパッケージ４ｂ
を構成して組み変えたものである。

第４Ｃ図の実施例は、縦形の板状部材７−３を構成する
とともに２枚の縦置きパッケージ４Ｃ，！：１３枚の横
置きパッケージ５ｃを構成して組み変えたものである。

上記第４Ａ図、第４Ｂ図、第４ｃ図の各実施例における
がごとく、本発明を適用したモジュール構造においては
、縦置きパッケージ及び横置きパッケージの寸法や個数
の変化に対して迅速かつ容易に対応してこれらを収納保
持することができ、柔軟な管理２円滑な運用が可能であ
る。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、本発明によれば、電子装置モジュ
ールに形状寸法の異なる２種類の電子パッケージを混載
する場合、電子パッケージの寸法。

個数が変化しても容易に順応し得るという優れた実用的
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電子装置モジュールの構造を示す斜視図
、第２図は本発明の電子装置モジュール構造の１実施例
の分解斜視図、第３図は上記実施例における左、右ガイ
ドプレートの部分拡大斜視図である。第４Ａ図、第４Ｂ
図、第４ｃ図はそれぞれ上記と異なる実施例の斜視図で
ある。 １・・・左、右ガイドプレート、２・・・上側ガイトフ
Ｌ’−ト、３・・・下側ガイドプレート、４．４ｂ、　
４ｃ・・・縦置きパッケージ、５，５ｃ・・・横置きパ
ッケージ、６・・・裏面配線板、７−１．７−２．７−
３・・・板状部材、８゜９・・・通風孔、　１０・・・
折曲げ舌片、　１２・・・レール機能を有する間隙。 代理人　弁理士　秋　本　正　実 第４Ａ図 第４８図 第４Ｃ図 −３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 形状寸法の異なる２種類の電子パッケージを有する電子
   装置モジュールにおいて、直方体面状のモジュール外筐
   を構成するとともに、上記外筐の対向する２対の壁のう
   ちの少なくとも１対の壁の内面に一方の種類の電子パッ
   ケージをほぼ平行に支承して収納し得るガイドレール手
   段を設け、かつ、上記一方の種類の電子パッケージと類
   似の外形寸法を有する１対の板状部材を前記のガイドレ
   ール手段によ）外筐内に相互に平行に装着するとともに
   １上記１対の板状部材に他方の種類の電子パッケージを
   支承するガイドレール手段を設けて上記他方の種類の電
   子パッケージを前記一方の種類の電子パッケージに対し
   て垂直姿勢に保持し得べく為したることを特徴とする電
   子装置のモジュール構造。