JPS5922704A - 心持ち小中径材による半転接着木製品 - Google Patents
心持ち小中径材による半転接着木製品Info
- Publication number
- JPS5922704A JPS5922704A JP13301682A JP13301682A JPS5922704A JP S5922704 A JPS5922704 A JP S5922704A JP 13301682 A JP13301682 A JP 13301682A JP 13301682 A JP13301682 A JP 13301682A JP S5922704 A JPS5922704 A JP S5922704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intermediate diameter
- wood
- carrying small
- diameter wood
- center carrying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(ア)心持ち小中径製材は、生材使用の場合は使用後の
乾燥によって割れ、狂い、捻れ等の損傷が発生し、使用
前に乾燥すると同様の損傷が発生して使用不可能、また
は、大幅な歩止まりの低下をきたし、事実上、建築用材
料としては不向きで殆んど利用されなかった。本発明は
、これらの損傷の発生を低コストで極力減少させて、心
持ち小中径製材を建築用材として利用可能とした。
乾燥によって割れ、狂い、捻れ等の損傷が発生し、使用
前に乾燥すると同様の損傷が発生して使用不可能、また
は、大幅な歩止まりの低下をきたし、事実上、建築用材
料としては不向きで殆んど利用されなかった。本発明は
、これらの損傷の発生を低コストで極力減少させて、心
持ち小中径製材を建築用材として利用可能とした。
(イ)心持ち小中径製材の乾燥径過における割れ、狂い
、捻れ等の損傷発生の主な原因は、1)、樹心を中心に
半径5cm前後の未成熟材部分が乾燥収縮時に割れ、狂
いの最大の原因であること。
、捻れ等の損傷発生の主な原因は、1)、樹心を中心に
半径5cm前後の未成熟材部分が乾燥収縮時に割れ、狂
いの最大の原因であること。
2)、樹木の幼令時成長旋回性によって形成された木理
旋回が捻れの主因になっている。
旋回が捻れの主因になっている。
以上の2点にある。以上の1)、2)、の2点を解決す
るために、心部で2分切断して、1)の未成熟材部分の
乾燥時に発生し、割れ、狂いの原因となる応力の解放穏
和を図り、心部切断面を外側に、製材時外側面を接着す
ることにより木理旋回の方向を相殺して、2)、の捻れ
を穏和減少させた。
るために、心部で2分切断して、1)の未成熟材部分の
乾燥時に発生し、割れ、狂いの原因となる応力の解放穏
和を図り、心部切断面を外側に、製材時外側面を接着す
ることにより木理旋回の方向を相殺して、2)、の捻れ
を穏和減少させた。
(ウ)心持ち小中径製材が建築用材料等として利用可能
となると、現時利用価値の低い間伐材は価値が高くなり
、流通も活発となて林業に多大の好影響を与え、間伐事
業促進にも寄与する。
となると、現時利用価値の低い間伐材は価値が高くなり
、流通も活発となて林業に多大の好影響を与え、間伐事
業促進にも寄与する。
エ)この考案において
1)、同一製材の反転接着のみでなく、他材であっても
好結果を得可能である。
好結果を得可能である。
2)心持材でなくとも、未成熟材部分を有する製材にお
いては、木表面相互の接着は割れ、狂い等の損傷を穏和
する。
いては、木表面相互の接着は割れ、狂い等の損傷を穏和
する。
3)ひき割り、ひき角等の日本農林規格3等以下の丸味
の多い製材にも有効で、りょう線が直線になるので、建
築用材等として加工が容易となり用途が拡大する。
の多い製材にも有効で、りょう線が直線になるので、建
築用材等として加工が容易となり用途が拡大する。
4)この発明は、近年、エポキシ樹脂エマルジョン、ポ
リビニールウレタン、ポリウレタン等の高含水率木材に
良好な接着剤が開発されたので可能となった。
リビニールウレタン、ポリウレタン等の高含水率木材に
良好な接着剤が開発されたので可能となった。
5)接着の際は、ボート、ナット等をその補強材料に、
あるいは供用することも有効である。
あるいは供用することも有効である。
第1図は原木、製材の断面図
第2図は製材2分切断時の断面図
第3図は本発明による製品の断面図
(1)は原木
(2)は製材
(3)は心部分
(4)は製材面
(5)は心または心の近くを通る2分切断線(6)は接
着層 (7)は本発明木質製品
着層 (7)は本発明木質製品
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 第1図(2)の心持ち小中径 材による製材を、第2図(3)の心、または、その近く
を通って(5)の線のように繊維方向に2分切断し、第
3図のように、心部分(3)が外側になるように製材面
(4)を接着した木材製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13301682A JPS5922704A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 心持ち小中径材による半転接着木製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13301682A JPS5922704A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 心持ち小中径材による半転接着木製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5922704A true JPS5922704A (ja) | 1984-02-06 |
Family
ID=15094821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13301682A Pending JPS5922704A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 心持ち小中径材による半転接着木製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5922704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194896A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Satou:Kk | 積層木材 |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP13301682A patent/JPS5922704A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008194896A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Satou:Kk | 積層木材 |
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