JPS5922703B2 - オルト−アミノブチロフエノン誘導体の新規な製造法 - Google Patents

オルト−アミノブチロフエノン誘導体の新規な製造法

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JPS5922703B2
JPS5922703B2 JP50088473A JP8847375A JPS5922703B2 JP S5922703 B2 JPS5922703 B2 JP S5922703B2 JP 50088473 A JP50088473 A JP 50088473A JP 8847375 A JP8847375 A JP 8847375A JP S5922703 B2 JPS5922703 B2 JP S5922703B2
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茂穂 稲葉
久夫 山本
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【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式〔1〕 〔式中、Zは以下の一般式であられされる、なわち一般
式(a) す (b) (但し、R1は水素原子あるいはヒドロキシル基を、R
1はベンゼン環上に水素原子、ハロゲン原子、低級アル
キル基及びトリフオルメチル基の中から選択される1〜
2個の置換基によつて置換されたフエニル基もしくはベ
ンジル基をあられす。
)または一般式(但し、R3は低級アルコキシ基で置換
されたフエニル基をあられす。
)または式(c) であられされる基を意味する。
〕であられされるオルト−アミノ置換ブチロフエノン誘
導体及びその酸付加塩の新規な製造法に関するものであ
る。
本発明の目的化合物である一般式〔1〕であられされる
オルト−アミノ置換ブチロフエノン誘導体は、優れた向
精神作用を有する化合物であり、たとえばメジヤートラ
ンキライザ一の分野に於て有用な治療剤であり、その製
造法に関しては既に本発明者等によつて、たとえばペル
キー特許第753,472号(1970年9月15日)
及び第796.893号(1973年9月17日)に記
載されている様な製造法が知られている。
本発明者等はかかる有用な治療剤であるオルト−アミノ
置換ブチロフエノン誘導体を、より工業的に効率良く、
かつ高純度で製造する方法を求めて、更に鋭意研究を進
めた結果、全く新しい製造法として本発明製法を見出し
たものである。
従つて、本発明は一般式〔1〕であられされる優れた向
精神薬の新規な製法に関し、かかる化合物をより工業的
に有利に製造する方法を目的とするものである。本発明
方法は、一般式〔1〕のオルトーアミノブチロフエノン
誘導体及びその酸付加塩を得るにあたつて一般式〔A〕
(式中、Zは前述のとおりである。
)であられされる新規なオルトーニトロブチロフエノン
誘導体あるいはその酸付加塩のニトロ基を還元剤と反応
させて還元することを特徴とするものである。
また、本発明は一般式〔1〕の化合物を製造するにあた
つて一般式〔〕(式中、Wは酸素原子あるいはC=Wで
カルボニルの保護基で保護されたカルボニル基を、Xは
ハロゲン原子をあられす。
)であられされる化合物と一般式〔〕 H−ZCV〕 (式中、Zは前述のとおりである。
)であられされる化合物とを反応させ、一般式〔〕(式
中、W及びZは前述のとおりである。
)であられされる化合物を得、C=Wが保護されたカル
ボニル基である場合には引続いて保護基を脱離すること
により前記一般式〔にであられされる新規なオルトーニ
トロブチロフエノン誘導体あるいはその酸付加塩を得、
次いでこれのニトロ基を還元剤と反応させて還元するこ
とを特徴とする製造法に関するものでもある。更に本発
明方法は前記一般式〔1〕のオルトーアミノブチロフエ
ノン誘導体及びその酸付加塩を得るにあたつて下記式〔
〕で示されるラクトン誘導体と、ハロゲン化水素酸、 (式中、Xは前述のとおりである。
)とを反応させて、一般式〔A〕 (式中、Xは前述のとおりである。
)であられされる化合物を得、次いで必要に応じてカル
ボニル基を保護することにより前記一般式〔〕であられ
される化合物を得、次いで前述した製造工程で前記一般
式〔1〕のオルトーアミノブチロフエノン誘導体へ誘導
する製法に関するものでもある。
また、本発明は前記一般式〔1〕であられされるオルト
−アミノ置換ブチロフエノン誘導体を製造するにあたつ
て4−フルオル−2−ニトロ安息香酸誘導体である下式
〔〕〔式中、Yはハロゲン原子あるいは式 0C00R10(但し、式中RlOは低級アルキル基を
あられす。
)〕の化合物る出発原料とし、これを一般式〔〕(式中
、Rllは低級アルキル基をあられす。
)であられされる化合物と反応させ、生成する中間体〔
〕(式中、RlOは前述のとおりである。
)を単離する場合には引続いてこれを希アルカリと処理
することにより前記ラクトン誘導体〔〕であられされる
化合物を得、次いで前述した製造工程により前記一般式
〔1〕のオルト−アミノ置換ブチロフエノン誘導体に誘
導する製法に関するものでもある。
本発明製法は従つて以下の反応式で図示することができ
る。
(式中、X,Zは前述のとおりであり、YはC=Yでカ
ルボニル基の保護基で保護されたカルボニル基をあられ
す。
)なお、前記一般式〔〕は上記反応式図に示される一般
式〔臥〕と〔B〕を含む一般式として又、前記一般式〔
〕は一般式〔肱〕と〔B〕を含む一般式として表現され
たものである。
本発明製法の第1段階である一般式〔であられされるγ
−ラクトン化合物と一般式〔匍であられされる4−フル
オル−2−ニトロ安息香酸誘導体との反応により、一般
式〔〕であられされるα一(オルト−ニトロベンゾイル
)−γ−ブチロラクトンを得る工程は、塩基性縮合剤を
用い不活性溶媒中で行うが、その実施態様としては各種
の変化が可能である。
先ず塩基性縮合剤としては、金属の低級アルコキシド類
(たとえばナトリウムエトキシド、ナトリウムメトキシ
ド、カリウムエトキシド、カリウムメトキシド、カリウ
ム第3ブトキシド、マグネシウムエトキシド、マグネシ
ウムメトキシドなどが挙げられる)、水素化アルカリ金
属類(例えば水素化ナトリウム、水素化リチウム、水素
化カリウムなどが挙げられる)、アルカリ金属アミド類
(例えばナトリウムアミド、カリウムアミド、リチウム
ジエチルアミド、リチウムジイソプロピルアミドなどが
挙げられる)、トリフエニルメタン金属塩類(例えばト
リフエニルメチルのナトリウムあるいはリチウム塩など
があげられる)あるいはメチルスルフイニルカルバニオ
ンのナトリウム、カリウムもしくはリチウム塩などが挙
げられる〇これらのうち金属の低級アルコキシド類なか
んずく、マグネシウムのアルコキシド類が最も有利に行
えるものの1つとして挙げられるが、この方法に於ては
原料化合物〔〕を不活性溶媒中、前記塩幕囲縮合剤と接
触させ次いで安息香酸誘導体〔〕を反応させることによ
つて実施される。
不活性溶媒としてはエーテル類(たとえばジエチルエー
テル、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、テトラ
ヒドロフランなどがあげられる)、芳香族炭化水素類(
たとえばベンゼン、トルエンなどがあげられる)など反
応に関与しない溶媒が広く用いられる。なお、前記一般
式〔〕に於てYであられされるハロゲン原子としては塩
素あるいは臭素が好適であり、基−0C00R10とし
てはRlOがメチルあるいはエチルであられされる基が
好適である。更に一般式〔〕に於てRllとしては入手
の容易さ等からメチルが好適である。反応は塩基性縮合
剤に対して化合物〔〕を当量付近から3倍当量の範囲で
、又化合物〔匍は化合物〔〕に対して0.2〜2.0倍
当量の範囲で用いることができ反応のし易さに応じて適
宜加温又は冷却することにより反応を促進もしくは抑制
して反応の進行を調節することが可能である。反応終了
後は通常の化学的手段により生成物を単離、精製するこ
とができるが、一般に用いる反応及び後処理条件に応じ
て生成物は目的化合物である一般式〔〕と中間生成物で
ある一般式〔〕であられされる化合物の種々の組成混合
物であり、またどちらか一方をほとんど単一生成物とし
て得ることもできる。
従つて、一般には中間生成物〔〕を主生成物として得る
場合及びかなりの程度で含有する場合には、得られた生
成物を引続き希アルカリ(例えばアンモニア、アルカリ
金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩類などの水、アルコ
ール類あるいは不活性溶媒などの溶液あるいは懸濁液な
どがあげられる)と処理することにより脱アシル化して
、一般式〔〕の目的化合物に導くのが得策である。なお
、本工程の原料化合物である式〔舶の化合物は、4−フ
ルオル−2−ニトロ安息香酸を種々ハロゲン化剤と反応
させるか、クロル炭酸エステル(CICOORlりと反
応することによつて容易に得ることができる。
次に本発明法の第2工程である一般式〔〕のラクトン誘
導体とハロゲン化水素〔HX〕との反応は、一般にハロ
ゲン化水素酸水溶液と加温するのみで容易かつ高収率で
一般式〔臥〕のγ−ハローブチロフエノン骨格を生成さ
せることができる。
なお、上記HXに於てハロゲンXとしては、塩素、臭素
あるいは沃素をあられす。本工程は種々の実施態様すな
わち少なくとも当量以上の塩酸、臭化水素酸もしくは沃
化水素酸と直接もしくは反応に関与しない溶媒(たとえ
ばエーテル類、芳香族炭化水素類、ケトン類などから選
ばれる)との混合液中室温以上に加温することによつて
行うことができるが、反応を促進する目的では3当量以
上のハロゲン化水素と直接もしくは反応に関与しない溶
媒共存下50℃以上に加温することにより好適に実施す
ることができる。反応終了後は通常の化学的手段で目的
物を単離精製することができる力\一般には単に適当な
溶媒で抽出するのみでほぼ定量的にかつ高収率で一般式
〔A〕のγ−ハロゲノ4−フルオル−2−ニトロブチロ
フエノンを得ることができる。
本発明法の第3工程は、一般式〔A〕のγ−ハロゲノ一
4−フルオル−2−ニトロブチロフエノンを一般式〔〕
であられされる2級アミンと縮合しγ−(Z置換ブチロ
フエノン誘導体〔A〕に導く工程であるが、この実施態
様としては先に図示した如く2つの合成経路で行うこと
ができる。
すなわち、一般式〔にであられされるγ−ハロゲノブチ
ロフエノンと2級アミン〔〕を直接縮合させる力\ある
いは一般式〔A〕に於て予めカルボニル基を保護して〔
B〕とした後、2級アミン〔〕と縮合し、然る後に保護
基を脱離することにより一般式〔A〕のγ−(′7)置
換ブチロフエノン誘導体を製造することができる。なお
、前述のカルボニル基の保護基としては後に容易に加水
分解等で脱離するものであれば何でも良く、たとえばジ
メチルケタール、ジエチルケタール、ヘミチオケタール
、環状チオケタール、シツフ塩基、エノールエステル類
などマツコミイ著「アドヴアンス・イン・オーガニツク
ケミストリ一第巻第258〜268頁(1963年ジヨ
ーン・ウイリ一・エンド・ソンズ社刊行)」等に記載の
通常の保護基が適用されうるが、なかでも取扱いの容易
さ、原料の入手の容易さからエチレンジオキシ等の環状
ケタール保護のものが好ましい。
またエチレンジオキシで保護する場合には、酸触媒下生
成する水を共沸脱水する通常のケタール化法の他、エチ
レンサルファイド、オルトエステル類あるいはモレキユ
ラーシーブスなどを生成する水の除去剤として用いて行
う事もできる。一般式〔〕(すなわち一般式〔A〕又は
〔B))の化合物と2級アミン〔〕との縮合反応は、た
とえば炭酸アルカI八重炭酸アルカリ、苛性アルカリま
たはピリジン、トリエチルアミン、ジメチルアニリンな
どの適当な塩基性縮合剤の存在下無溶媒もしくは不活性
溶媒を用いて実施することができる。溶媒としては反応
に関与しない溶媒が広く用いられるが、たとえば芳香族
炭化水素(ベンゼン、トルエン、キシレンなど)、エー
テル系溶媒(テトラヒドロフラン、ジオキサンなど)、
低級アルカノン(アセトン、メチルエチルケトン、4ー
メチル−2−ペンタノンなど)、低級アルコール類(エ
タノール、プロパノールなど)、ジメチルホルムアミド
等があげられる。一般に出発原料〔〕と2級アミン〔〕
はほぼ当量で反応させるが、上記の塩基縮合剤を用いず
に2級アミンをほぼ2当量用いて行うこともでき、また
一般に出発原料〔〕を若干過剰に用いて好適に実施でき
る。反応は反応のしやすさに応じて適宜室温から溶媒の
沸点迄の温度範囲で反応の進行を調節することができる
が、一般にケトン体〔A〕を用いる場合は室温から90
℃迄の低温で行うのが好適である。得られた縮合生成物
である一般式〔〕の化合物中C=Wがカルボニル基の保
護基で保護されたカルボニル基である場合(一般式〔B
))は引続いて保護基に応じた方法により加水分解する
ことによつて一般式1A〕のオルトーニトロブチロフエ
ノン誘導体を得ることができる。保護基の脱離は通常の
方法で行いうるが例えばエチレンジオキシ等の加水分解
は通常塩酸、硫酸などの鉱酸の存在下短時間加温するこ
とによつて目的を達することができる。
かくして得られた一般式〔A〕のオルトーニトロブチロ
フエノン誘導体は無機酸または強有機酸塩類に通常の方
法によつて変えることができる〇最後にこうして製造さ
れた前記一般式〔A〕のオルトーニトロブチロフエノン
誘導体を還元剤と反応させることにより本発明の目的化
合物である一般式〔1〕のオルトアミノブチロフエノン
誘導体を高収率で製造することができる。
還元剤系としてはスズ、塩化スズ、亜鉛等の金属と塩酸
、酢酸等の組合せによる方法、ナトリウム、リチウム等
の金属あるいはそれらのアマルガム類と液体アンモニア
、アルコール類との組合せによる方法硫化ソーダ、硫化
アンモン等の硫化化合物による方法あるいは接触還元法
など各種のものが用いられるが、これらのうち接触還元
法が最も有利に行えるものの1つとして挙げられる。
接触還元法で行う場合には原料化合物〔〕をあるいはそ
の酸付加塩を不活性溶媒中触媒の存在下にガス状水素と
接触させることによつて達成される。触媒としては白金
、パラジウム、ニツケル、コバルト等の金属を主体とし
て調整された各種の触媒を使用することができる。反応
温度あるいは水素圧などは反応のしやすさに応じ適宜決
めることができるが、一般には室温以下に於て常圧水素
下に円滑に進行する。こうして得られる本発明目的化合
物であるオルトアミノブチロフエノン誘導体〔1〕は、
通常の有機化学的方法により分離、精製することができ
、また所望に応じて製薬上許容される各種の無機酸及び
有機酸と酸付加塩を形成させることができる。
上記に詳述した如く、本発明製法は以下の様な工業的製
法としての有利な点を有している。すなわち、本製法は
入手容易でかつ比較的安価な出発原料より製造できる点
で有利である。また各工程で使用する試剤等も容易に入
手できかつ安価であり本製法の価値を高める点である。
更に本発明製法は比較的短い工程数で目的物を製造でき
各工程は夫々好収率かつ高純度で行うことができ又医薬
品に於ては特に重要な点である製品の不純物も本製法に
於ては皆無もしくは著しく少ない点でも有利である。本
製造法はまたγ−2級アミノ置換ブチロフエノン系化合
物の分野に於て新規でかつ進歩性を有するものである。
すなわち、オルトーニトロブチロフエノン誘導体として
はアメリカ特許第3,562,277号明細書にニトロ
化法すなわち下式(但し、XはハロゲンでありR3〜R
6はそれぞれ水素、アルコキシ又はメチレンジオキシで
ある。
)が記載されるだけであるが、本発明化合物に適用する
ことはニトロ基の導入位置の異る2種のニト口化合物の
混合物が得られることが予想され工業的実施は困難ない
し不可能である。本発明製法はかかる製造が困難である
パラーフルオルオルトーニトロブチロフエノン誘導体を
γ−ラクトン環を利用して合成する点で全く新規である
ばかりでなく、ブチロフエノン誘導体の一般合成法を提
供するものである。すなわち一般式Ar−COOHなる
種種置換された芳香族カルボン酸が入手可能であれば本
発明製法に従いたとえば下式の如く対応する置換ブチロ
フエノン骨格を合成することができる。(但し、Xはハ
ロゲン原子)特に本製造法はγ−ハローブチロフエノン
骨格の一般的公知法であるγ−ハロ酪酸ハライドX一C
O−(CH2)3Xを用いてのフリーデルクラフト反応
で合成が困難な各種の置換基をベンゼン環上に有するブ
チロフエノン合成法として有用な一般製造法となり得る
ものである。
以下に本発明製法を更に詳しく説明する為に実施例を掲
げるが本発明の実施態様は何らこれらのみに限定される
ものではない。
実施例 1 (4)金属マグネシウム0.8g1無水エタノール33
?び四塩化炭素0.3m1を混合して静置すると数分後
激しい発熱反応が開始する。
反応がほぼおさまつたところで乾燥トルエン25m1を
攪拌下ゆつくり滴下し、更に室温下3時間攪拌を続けた
。次いでα−アセチル−γ−ブチロラクトン8.46g
の乾燥トルエン(10m1)溶液を氷冷下0℃で滴下し
、更に室温下1時間攪拌した。得られる反応液に4−フ
ルオル−2−ニトロ安息香酸5.55gと塩化チオニル
17m1を2時間還流し、過剰の塩化チオニルを減圧留
去して得る4−フルオル−2−ニトロ安息香酸クロリド
の乾燥トルエン(10m1)溶液を滴下し、室温下更に
3時間攪拌した。得られた反応液に5%硫酸水707n
1を氷冷下滴下し、トルエン抽出した。トルエン抽出層
を水洗後、冷5%アンモニア水で3回抽出分液し、得ら
れるアンモニア水層を合一し、トルエン洗浄後冷却下1
5%硫酸水で酸性とし冷却して析出する結晶を吸引淵過
して得た。水洗、減圧乾燥することによりα(4−フル
オル−2−ニトロベンゾイル)−γ−ブチロラクトンが
融点87〜89℃の結晶として得られた。I3)上記実
施例に於て金属マグネシウム、エタノール、四塩化炭素
を用いる代りにエトキシマグネシウム((EtO)2M
g)粉末3.43gを用いて同様に行うことにより同一
化合物を得た。
融点86.5〜89.0℃実施例 2 金属マグネシウム1.5g1無水エタノール8.5m1
1四塩化炭素0.6m1を10分間静置後、攪拌を開始
し、無水エーテル45dを滴下した。
更に3時間攪拌後0℃冷却下α−アセチル−γ−ブチロ
ラクトン76gの無水エーテル(5d)液を滴下し、更
に30分攪拌した。次いで13.14gの4−フルオル
−2−ニトロ安息香酸より塩化チオニルによつて合成し
た4−フルオル−2−ニトロ安息香酸クロリドの無水エ
ーテル(12m1)液を室温下滴下し、更に3時間攪拌
した。
得られる反応液に冷却下1070硫酸70m1を滴下し
て分解し、更に大量の水を冷却下加え攪拌して析出する
結晶を吸引済取した。充分水洗後減圧下乾燥することに
よりα−(4−フルオル−2−ニトローベンゾイル)−
γ−ブチロラクトンが結晶として得られた。融点85〜
87℃。実施例 3(4) α−(4−フルオル−2−
ニトロベンゾイル)−γ−ブチロラクトン20gに息化
水素酸(比重1.48)66.6gを加え、85℃でガ
スの発生が認められなくなる迄加温攪拌し、さらに30
分加温した。
冷後水300m1,で希釈し、これをトルエン抽出した
。トルエン層を水洗、乾燥(硫酸ソーダ)後減圧濃縮す
ることによりγ−ブロム−4−フルオル−2−ニトロブ
チロフエノンが得られた。収量21.7g(収率95%
)。本品は薄層クロマトグラム(シリカゲルーベンゼン
展開)上原点に極く僅かの不純物を含むのみである。
物性を知る為真空蒸留をすると沸点139〜148をC
(0.18〜0.2011Hg)で留出した。I3)
α−(4−フルオル−2−ニトロベンゾイル)一γ−ブ
チロラクトン5.06gに濃塩酸20TfL1を加え水
浴(85〜90℃)にて加温攪拌した。
ガス発生が認められなくなつた後更に30分加温後冷却
し、水で希釈(4)と同様に処理することによりγ−ク
ロロ−4−フルオル−2−ニトロブチロフエノンを得た
。収量4.4g(収率90%)本品を減圧蒸留すると沸
点132.0〜132.5℃(0.17〜0.19m1
Hg)を示した。実施例 4(4) γ−ブロム−4−
フルオル−2−ニトロブチロフエノン117g1エチレ
ングリコール50g1パラトルエンスルホン酸(水和物
)7.7g及びベンゼン500m1を60時間還流し、
この間生成する水をデイーン・スターク(DeanSt
arke)トラツプで分離した。
冷後反応液を水洗、希重曹水洗浄後乾燥(芒硝)し、減
圧濃縮することにより4−ブロム−1−(4−フルオル
−2−ニトロフエニル)−1,1−エチレンジオキシブ
タンが油状物として得られた。収量135g(収率定量
的)本品の核磁気共鳴スペクトルは、原料含量が極めて
少く高純度であることを示した。本品を真空蒸留すると
0.17m71LHgで沸点135〜140℃であつた
。I3) γ−ブロム−4−フルオル−2−ニトロブチ
ロフエノン2.9g1エチレングリコール1.25g1
エチレンサルファイド2.2g1パラトルエンスルホン
酸水和物0.38g及びトルエン20m1を9時間加熱
還流した。
冷後5%苛性ソーダ水40m1で希釈し、トルエン層を
分取水層を更にトルエンで抽出した。トルエン抽出層を
合せ水洗、乾燥(芒硝)後減圧濃縮すると、赤男吸収ス
ペクトル及び核磁気共鳴スペクトルで前記(4)で得ら
れたものと完全に一致する4−ブロム−1−(4−フル
オル−2−ニトロフエニル)−1,1−エチレンジオキ
シブタンが油状物として得られた。収量3.1g(収率
93%)実施例 5 (A) 4−ブロム−1−(4−フルオル−2−ニトロ
フエニル)−1,一エチレンジオキシブタン3.7g1
4−(3−トリフルオルメチルフエニル)−4−ヒドロ
キシピペリジン2.5g1炭酸カリウム1.4g及びメ
チル・イソブチルケトン20m1に触媒量の沃化カリウ
ムを加え80〜90℃で2時間加熱した。
冷後反応液を水100m1に空け酢酸エチルで抽出しz
酢酸エチル層を水洗、飽和食塩水洗後芒硝で乾燥し減圧
濃縮することにより4−〔4−(3−トリフルオルメチ
ルフエニル)−4−ヒドロキシピペリジノ〕−1−(4
−フルオル−2−ニトロフエニル)−1,1−エチレン
ジオキシブタンが粗生成物(粘稠アメ状物)として得ら
れた。
(8)上記粗生成物にイソプロパノール27.5g及び
20%塩酸水27.5gを加え、1時間加熱還流した。
反応液を減圧下乾固し得られる固体状残渣をイソプロパ
ノールより再結晶(活性炭で処理)することによりγ−
〔4−(3−トリフルオルメチルフエニル)−4−ヒド
ロキシピペリジノ〕−4−フルオル−2−ニトロブチロ
フエノン・塩酸塩が2.8g得られた。融点209〜2
10.5℃。更に母液より2番晶として0.5gの結晶
が得られた。融点205〜209℃(2工程通算収率合
計70%)本品を常法によつて遊離塩基とし、含水エタ
ノールより再結すると融点109〜112℃を示した0
実施例 6 γ−ブロム−4−フルオル−2−ニトロブチロフエノン
9.4g14−(3−トリフルオルメチルフエニル)−
4−ヒドロキシピペリジン7.1g1炭酸カリウム4,
0g及びトルエン60Tn1を室温下10時間攪拌した
水に反応液を空けトルエン酢酸エチル(1:1)で抽出
し、次いでこの有機層を30%塩酸水で抽出した。塩酸
水層を2070苛性ソーダ水でアルカリ性として酢酸エ
チルで抽出し常法処理することによりγ一〔4−(3−
トリフルオルメチルフエニル)−4−ヒドロキシピペリ
ジノ〕−4−フルオル−2−ニトロブチロフエノンが粗
アメ状物として得られた。(薄層クロマトグラム及び機
器データより確認)収量6.48これを常法により塩酸
塩化すると赤外吸収スベクトルで実施例5で得られた塩
酸塩と完全に一致する結晶として得られた。融点200
〜202℃実施例 7実施例5あるいは6に準じて4−
(3−トリフルオルメチルフエニル)−4−ヒドロキシ
ピペリジンの代りに適当な2級アミンを適用することに
より以下のオルトーニトロブチロフエノン誘導体がはぼ
同様の収率で得られた。
γ−〔4−(4−クロルフエニル)−4−ヒドロキシピ
ペリジノ〕−4−フルオル−2−ニトロブチロフエノン
・塩酸塩 融点199.5〜202℃γ一〔4−(4−
クロル−3−トリフルオルメチルフエニル)−4−ヒド
ロキシピペリジノ〕−4フルオル−2−ニトロブチロフ
エノン 融点144.5〜146.5チC塩酸塩248
℃〜(分解)γ一〔4−(3,4−ジクロルフエニル)
−4ヒドロキシピペリジノ〕−4−フルオル−2−ニト
ロブチロフエノン・塩酸塩融点211.5〜212.5
.Cγ一〔4−(3−クロル−4−メチルフエニル)−
4−ヒドロキシピペリジノ〕−4−フルオル−2−ニト
ロブチロフエノン・塩酸塩 融点236.5℃〜(分解
)γ一(4−フエニルピペリジノ)−4−フルオル−2
ニトロブチロフエノン塩酸塩 融点178〜1882C
γ−〔4−(2−メトキシフエニノ(ハ)ピペラジノ〕
−4−フルオル−2−ニトロブチロフエノン・塩酸塩
融点206゜C(分解)γ−(4−オキソ一1−フエニ
ル一1,3,8−トリアザスピロ〔4,5〕デカン−8
−イル)−4−フルオル−2−ニトロブチロフエノン・
塩酸塩 融点228〜2292Cγ−〔4−(2−オキ
ソ一1−ベンズイミダゾリニル)ピペリジノ〕−4−フ
ルオル−2−ニトロブチロフエノン 融点138〜14
2℃γ−〔4−(4−クロルベンジル)−4−ヒドロキ
シピペリジノ〕−4−フルオル−2−ニトロブチロフエ
ノン・塩酸塩 融点21『C(分解)実施例 8 γ一〔4−(3−トリフルオルメチルフエニル)4−ヒ
ドロキシピペリジノ〕−4−フルオル−2−ニトロブチ
ロフエノン・塩酸塩4.9gをメタノール80g157
0パラジウム炭素(50%含水品)1.0gを室温常圧
下水添した。
理論量の水素を吸収した後(約1時間)セライド済過し
、温いメタノールで充分洗浄した。淵液を減圧乾固し、
得られる粗結晶をイソプロパノールで処理し済取、イソ
プロピルエーテルで洗浄することによりγ−〔4−(3
−トリフルオルメチルフエニル)−4ヒドロキシピペリ
ジノ〕−4−フルオル−2アミノブチロフエノン・塩酸
塩が得られた。収量3.9g(85%)、融点202〜
204。C本品を常法により遊離塩基としトルエンより
再結すると融点106〜107℃を示した。実施例 9 実施例8に準じて以下のオルトアミノブチロフエノン誘
導体を同様の収率で得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記ラクトン誘導体 ▲数式、化学式、表等があります▼ とハロゲン化水素酸、HX(式中、Xはハロゲン原子を
    あらわす。 )とを反応させて、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは前述のとおりである。 )であらわされる化合物を得、次いで必要に応じてカル
    ボニル基を保護することにより一般式▲数式、化学式、
    表等があります▼ (式中、Wは酸素原子あるいはC=Wでカルボニル基の
    保護基で保護されたカルボニル基を、Xはハロゲン原子
    をあらわす。 )であらわされる化合物を得、次いでこれを一般式H−
    Z〔式中、Zは以下の一般式であらわされる。 すなわち一般式(a)▲数式、化学式、表等があります
    ▼(但し、R^1は水素原子あるいはヒドロキシル基を
    、R^2はベンゼン環上に水素原子、ハロゲン原子、低
    級アルキル基及びトリフルオルメチル基の中から選択さ
    れる1〜2個の置換基によつて置換されたフェニル基も
    しくはベンジル基をあらわす。)または一般式(b)▲
    数式、化学式、表等があります▼(但し、R^3は低級
    アルコキシ基で置換されたフェニル基をあらわす。 )または式(c)▲数式、化学式、表等があります▼ または式(d) ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される置換基をあらわす。 〕であらわせる化合物と反応させ、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、WおよびZは前述のとおりである。 )であらわされる化合物を得、C=Wが保護されたカル
    ボニル基である場合には引続いて保護基を脱離すること
    により一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは前述のとおりである。 )であらわされる化合物あるいはその酸付加塩を得、次
    いでこれのニトロ基を還元剤と反応させて還元すること
    を特徴とする一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは前述のとおりである。 )であらわせるオルト−アミノ置換ブチロフェノン誘導
    体及びその酸付加塩の製造法。 2 下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Yはハロゲン原子あるいは一般式OCOOR^
    1^0(但し、式中R^1^0は低級アルキル基をあら
    わす。 )〕であらわされる化合物と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1^1は低級アルキル基をあらわす。 )であらわされる化合物とを反応させ、一般式(A)▲
    数式、化学式、表等があります▼(A)(式中、R^1
    ^1は前述のとおりである。 )であらわされる化合物および/または式(B)▲数式
    、化学式、表等があります▼(B)であらわされる化合
    物を得、前記(A)であらわされる化合物は引き続いて
    これを希アルカリ処理することにより式(B)であらわ
    される化合物とし、次いで上記で得られた(B)であら
    わされる化合物とハロゲン化水素酸HX (式中、Xは前記特許請求の範囲第1項と同じ意味をあ
    らわす。 )とを反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは前述のとおりである。 )であらわされる化合物を得、次いで必要に応じてカル
    ボニル基を保護することにより一般式▲数式、化学式、
    表等があります▼ (式中、Wは前記特許請求の範囲第1項と同じ意味をあ
    らわし、Xは前述のとおりである。 )であらわされる化合物を得、次いでこれと一般式H−
    Z(式中、Zは前記特許請求の範囲第1項と同じ意味を
    あらわす。 )であらわされる化合物とを反応させ、一般式▲数式、
    化学式、表等があります▼(式中、W及びZは前述のと
    おりである。 )であらわされる化合物を得、C=Wが保護されたカル
    ボニル基である場合には引続いて保護基を脱離すること
    により一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは前述のとおりである。 )であらわされる化合物あるいはその酸付加塩を得、次
    いでこれのニトロ基を還元剤と反応させて還元すること
    を特徴とする一般式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは前述のとおりである。 )であらわされるオルト−アミノ置換ブチロフェノン誘
    導体及びその酸付加塩の製造法。
JP50088473A 1972-03-24 1975-07-18 オルト−アミノブチロフエノン誘導体の新規な製造法 Expired JPS5922703B2 (ja)

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