JPS59226760A - 農用トラクタ−の変速装置 - Google Patents

農用トラクタ−の変速装置

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JPS59226760A
JPS59226760A JP10245783A JP10245783A JPS59226760A JP S59226760 A JPS59226760 A JP S59226760A JP 10245783 A JP10245783 A JP 10245783A JP 10245783 A JP10245783 A JP 10245783A JP S59226760 A JPS59226760 A JP S59226760A
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JP
Japan
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hydraulic
clutch
transmission
clutch housing
transmission case
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JP10245783A
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JPS6240582B2 (ja
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Kiyohide Yoshikawa
吉川 清英
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本件発明は、クラッチノ・ウジング内に高低変速装置等
の変速装置を構成した場合における、軸受支持装置に関
するものである。
従来の農用トラクターにおいては、クラッチハウジング
内には走行うラッチ装置やPTOクラッチ装置があり、
このクラッチ装置からの軸がミッションケース内に伸び
ているだけであるから乾式の潤滑しか行われず、ミッシ
ョンケースとの接合面が油密式の密閉構造となり、ここ
から後のミッションケース内とリアアクスルケース内が
オイルバスとなり、湿式の潤滑が行われていた。
しかし、より多くの変速段を得る為に主変速装置、副変
速装置の回転を更に倍に変速する高低変速装置をオプシ
ョンとしてクラッチハウジング内に設ける場合があるの
である。この場合にはクラッチハウジング内の高低変速
装置の部分まではオイルバスとする必要があり、クラッ
チハウジング(1)の中央に突出壁を設け、この突出壁
を油密構造としてミッションケース、リアアクスルケー
スとクラッチハウジングを連通したオイルバスとするも
のである。
この場合にクラッチハウジングの前部は走行うラッチ装
置、PTOクラッチ装置の組立ての為に大きく開口して
いるが突出壁がある為に高低変速装置は後方から挿入組
立てしなければならず、後面も大きく開口する必要があ
るのである。こうすると高低変速装置の軸は後端をミッ
ションケースの前面と結合する迄は支持できないことと
なり、結合時に内部を見ることも出来ないので手探りで
組み立てることとなるのである。
本件発明はこれらの不具合いを解消すべく、クラッチハ
ウジングの後面は大きく開口して、この面に別体の軸受
体を後方から固定して、クラッチハウジング内の軸の支
持を行わせたものである。
又、この軸受体を固設した状態でミッションケースの前
部がクラッチハクランクの後面に組み立てられるように
、ミッションケースの前面には軸受体の取付部を回避す
る為の凹部を設けたものである。
本発明の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本件発明の詳細な構成を説明
すると。
第1図は本件発明の農用トラクターのクラッチハウジン
グ部の側面断面図。第2図は同じく後面一部所面図。第
3図は農用トラクターの全体油圧回路図である。
まず第1図、第2図に基づいて、本件発明の要部である
高低変速装置の構成を説明すると。
クラッチハウジング(1)は前部をエンジン(40)に
固設し、後部をミッションケース(841に固設してい
る。
エンジン(40)のクランクシャフトの後端にフライホ
イール(ハ)が固設されている。フライホイール(至)
にショックアブソーバ−装置を介して、PTO駆動軸(
9)が固設されている。PTO駆動軸(9)の先端はフ
ライホイール轍の中央部の軸受に支承されている0 PTO駆動軸(9)は常時回転されているが、リアアク
スルケース内に油圧クラッチ式のPTOクラッチ装置(
46)が設けられており、ここで断接が行われる。
フライホイール然)に間座(2g)が固設され、この間
座(2)の後面に走行うラッチ装置が押しつけられ、走
行動力の断接を行なう。
走行うラッチの断接はクラッチペダル(41)の踏み込
みにより、リンク(51)を介してベルクランクd6)
が枢支軸(1ηを中心に回動し、摺動筒(18)を前後
へ摺動する。摺動筒(181にクラッチレリーズベアリ
ング(4)が設けられており、このクラッチレリーズベ
アリング−〇によりアーム(澗(イ)を分動し、走行う
ラッチの断接を行なう。
走行うラッチの回転は走行駆動軸(10)に伝えられ、
走行駆動軸(10)の回転はキーによって連結された固
設歯車(5)と油圧クラッチ装置(A)の油圧クラッチ
ケース(2)へ伝えられる。
走行駆動軸側は筒軸となっており、内部を前述のPTO
駆動軸(9)が通過している。
走行駆動軸(1(llの支持は、前部はクラッチノ・ク
ランク(1)の突出壁(14)の軸受睡にて支持し、後
部はPTO駆動軸(9)の連結部のカップリング(5)
の外周にニードルベアリングにて支持されている。固設
歯車(5)と油圧クラッチ装置(A)はこの走行駆動軸
に支持されている。
油圧クラッチ装置(A)より動力が伝えられる固設歯車
(4)は走行伝動軸(62上に固設されて軸受(63)
により外径を軸受支承されている。軸受(63)はクラ
ッチハウジング(1)の後面に固設された軸受体(12
a)に固定されている。
又、走行駆動軸側と平行にカウンター軸111が設けら
れている。カウンター軸(11Jの前端は突出壁(14
1に軸受され、後端はクラッチハウジング(1)の後壁
から固設突出された軸受体(121))の軸受(83)
に軸受支承されている。
このカウンター軸all上に油圧クラッチ装置(B)が
キーにて固定され、固設歯車(5)と常時噛合した遊嵌
歯車(6)をカウンター軸(11)と一体化する役目を
行なう。後端の固設歯車(抑は走行駆動軸側上の固設歯
車(4)と常時噛合されている。
油圧クラッチ装置(A)は常時抜形の油圧クラッチ装置
であり、油圧クラッチ装置(B)は常時新形の油圧クラ
ッチ装置である。油圧クラッチ装置(→はクラッチケー
ス(2)の後端の止め輪にて内周に板バネ(至)を介装
しており、常時はこの板バネ(至)により押圧板(支)
を押して摩擦板(至)を互いに密着させて動力を伝達状
態としている。そして、圧油が送られるとクラッチケー
ス(2)内のアクチュエーター(7)が後方へ圧油にて
送られ、押圧板啼をその後端が押して板バネ(ト)を後
方へ押し戻し摩擦板((2)の圧着状態を解除する。こ
れにより圧油が送られると動力が断となる。
そして、油圧クラッチ装置(B)は圧油が送られていな
い場合にはバネ((5)にてアクチュエーター(8)が
押し戻されて摩擦板(66)は断状態であり、圧油が送
られるとアクチュエーター(8)がバネ((5)に抗し
て後方へ移動し、摩擦板(66)を圧着状態とする。
油圧クラッチ装置(A)への圧油の油路は第2図のパイ
ピング(32)より油路(14b)を経て、第1図の固
設歯車(5)のボス部に設けた受継筒の油路■から、走
行駆動軸(10)の外径の刻設溝(ハ)を経て、固設歯
車(5)の後端ボス部の内径油路(支))に入り摩擦板
(罰へ潤滑の為に送られる。又、パイピング(33)の
圧油は油路(140)より受継筒の油路努)から刻設溝
(至)を経て、アクチュエーターの内側の油圧シリンダ
ーに入る。
このように筒軸より成る走行駆動軸(10)の外周に刻
設溝(至)(24)を設け、これに固設歯車を外嵌させ
て上面を閉じることにより、貫通孔を開けずに油路を構
成しているのである。
又、油圧クラッチ装置(B)の圧油は第2図のパイピン
グ(至)より入り、油路(14a)(21a)を経て軸
受MI21Jの内側の穴内に出てくる。この穴にカウン
ター軸(111の先端が嵌入しており、カウンター軸(
11)内の油路(11a)へ送られてアクチュエーター
(8)と、クラッチケース(3)の間の油圧シリンダー
へ入る。
又、第2図に示す如く、突出壁(14)の軸受(591
の軸受蓋u9)が摺動筒(18)のガイド筒を兼用して
いるのである。
−第1図の構成により高低変速作用を説明すると高低変
速用油圧制御弁(4りが高速側の場合には圧油は送られ
て来ず、油圧クラッチ装置(A)が接状態で、油圧クラ
ッチ装置(B)が断状態で、走行動力は走行駆動軸(1
0)より油圧クラッチ装置(A)と、摩擦板(罰と固設
歯車(4)を介して、走行伝動軸(6渇へ伝えられてい
る。
油圧制御弁(42が低速側の場合には圧油が同時に油圧
クラッチ装置(A)と(B)に送られて、油圧クラッチ
装置(A)が断状態となり、油圧クラッチ装置(B)が
接状態となり、走行動力は走行駆動軸a■より固設歯車
(5)から遊嵌歯車(6)へ伝えられ、摩擦板(66)
から油圧クラッチ装置(B)を経て、カウンター軸(1
1Jへ伝えられる。
その後は固設歯車(19より、走行伝動軸(621の固
設歯車(4)へ伝えられて低速となるのである。
第3図の全体油圧回路図においては、カウンター軸(1
1)上の油圧クラッチ装置(B)と固設歯車(喝の位置
が逆に構成された場合が示されている。
このような構成において、高低変速用の油圧クラッチ装
置(A)(B)や歯車(4)(6)+13)、カウンタ
ー軸(111等は突出壁圓が中央にある為に後方から挿
入しなければならず、クラツチノ・ウジング(1)の後
面は大きく開口しているのである。すると、PTO伝動
軸+611 、走行伝動軸(6り、カウンター軸0υは
ミッションケース(841の前面の軸受壁で支持しなけ
ればならず、軸が宙ぶらりんのままクラツチノ・ウジン
グとミッションケースを外から見えない手探り状態で固
定結合しなければならないことになるのである。
本件発明ではこの不具合いを解消すべくクラッチハウジ
ング(1)の後面に固設して軸受体(12a)と(12
1) )を設け、クラッチハウジングの内方へ突出して
いる。一体的にすると上下の軸を同時に組み立てなけれ
ばならなくなるので2個に分けているのである。
又、これらの軸受体(12a ) (12b)をクラッ
チハウジングの後面に固設したままでミッションケース
f841の前面を固設結合する必要があるので、ミッシ
ョンケースの前面に凹部(84a)を設けて、軸受体(
12a) (12b)の取付部を回避すべく構成してい
る。軸受体(12a) (12b)のクラッチハウジン
グ(1)への取付面を凹部にすると、この面をも加工す
る必要が生ずるので加工が二重になるのである。
第3図において、全体の油圧回路図を説明すると。
エンジン(40)の回転により2個の油圧ポンプ(至)
と(451が回転される。油圧ポンプ(451の圧油は
PTO用の油圧制御弁(431を介して、PTO油圧ク
ラッチ装置(461を断接させる。(5ηはPTO変速
シフター軸の摺動をクラッチ接時には行なえないように
した安全装置である。
又、油圧ポンプ鄭)の圧油はフロントPTO用の油圧制
御弁(44)を経て、前輪駆動油圧クラッチ装置間を断
接させ、次に高低変速用の油圧クラッチ装置用の油圧制
御弁(42)を経て、本件発明の要部である油圧クラッ
チ装置(A)(B)を同時に断接を逆作動させ、続いて
慣性空転防止ブレーキ用の油圧制御弁(39)に入って
、慣性空転防止用の油圧シリンダー(54)を押すので
ある。
慣性空転防止用の油圧制御弁(39)は、走行うラッチ
ペダル(41)に連動して操作されている。
(48)(481は操向ブレーキ装置であり、左右の操
向ブレーキペダル(49)(49)の踏み込みによりポ
ンプから圧油が送られてブレーキ制動が行われる。
第2図の断面部分には慣性空転防止ブレーキ装置が示さ
れている。パイピング(54b)にて慣性空転防止用の
油圧制御弁(39)より圧油が送られると、油圧シリン
ダー+541内に入りアクチュエーター(S4a)をバ
ネ(54C)に抗して内方へ押して制動体(82)を枢
支軸(81)を中心に回動させ、油圧クラッチ装置(A
)の油圧クラッチケース(2)の外周に押し当てるので
ある。枢支軸(81)は突出壁(1(イ)の後面に固設
された取付体(80)より後方へ突出されている。
(85) +86+は軸受体(12b)(12a)の取
付面をクラッチハウジング(1)の後面に固設する為の
ボルトである。
以上の如く本件発明は、前部をエンジンの後面に固定し
、後部をミッションケースの前面に固設するクラッチハ
ウジング内に横架した軸の後部を軸受支持する軸受体を
、クラッチハウジングとミッションケースの結合部から
突出させたので、クラッチハウジングの中央に突出壁を
設けてこれから後部をオイルバスとして高低変速室を構
成することができ、高低変速用の部品をクラッチハウジ
ングの後壁から挿入することができるように大きく開口
することができ、組立ての場合には軸受体(12&) 
(12りを取りつけることにより軸受支持することがで
きるので、正確な位置に軸を固定することができて、ミ
ッションケースとの結合においても唯単に接近させて軸
をカップリング曽と、固設歯車(4)に挿入するだけで
組みたてが行えるのである6 又、軸受体(12a) (12b)はクラッチハウジン
グ(1)の後面の加工面に固設し、ミッションケースの
前面に凹部をもうけてこれを回避させたので、加工面は
クラッチハウジングの後面とミッションケースの前面の
みでよいのである。逆にクラッチハウジングの後面に凹
部を設けてここに軸受体(12a)(12k))を固設
する場合にはこの取付凹部をも別に加工する必要がでて
くるので、加工が複雑になるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件発明の農用トラクターのクラッチハウジン
グ部の側面断面図。第2図は同じく後面一部所面図。第
3図は農用トラクターの全体油圧回路図である。 (A)(B)・・・油圧クラッチ装置  (1)・・・
クラッチハウジング(12a) (12b)−・・軸受
体 (9) 、、、 P T O駆動軸t101・・・
走行駆動体 (11)・・・カウンター軸(61)・・
・PTO伝動軸 (6渇・・・走行伝動軸+841・・
・ミッションケース (84a)・・・ 凹部出願人 
 ヤンマーディーゼル株式会社代理人 弁理士 矢 野
 寿一部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前部をエンジンの後面に固定し、後部をミッショ
    ンケースの前部に固設するクラツチノ・ウジング内に横
    架した軸の後部を軸受支持する軸受体を、クラッチハウ
    ジングとミッションケースの結合部から突出させたこと
    を特徴とする農用トラクターの変速装置。
  2. (2)  クラッチノ・ウジングに軸受体を固設した状
    態でミッションケースをクラッチハウジング後面に結合
    可能とすべく、ミッションケースの前部に軸受体の取付
    部が嵌入する凹部を構成したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の農用トラクターの変速装置。
JP10245783A 1983-06-07 1983-06-07 農用トラクタ−の変速装置 Granted JPS59226760A (ja)

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JP10245783A JPS59226760A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 農用トラクタ−の変速装置

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JP10245783A JPS59226760A (ja) 1983-06-07 1983-06-07 農用トラクタ−の変速装置

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JPS6240582B2 JPS6240582B2 (ja) 1987-08-28

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02138254U (ja) * 1989-04-24 1990-11-19

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647406U (ja) * 1979-09-19 1981-04-27

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5647406U (ja) * 1979-09-19 1981-04-27

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02138254U (ja) * 1989-04-24 1990-11-19

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JPS6240582B2 (ja) 1987-08-28

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