JPS6120347Y2 - - Google Patents

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JPS6120347Y2
JPS6120347Y2 JP4058881U JP4058881U JPS6120347Y2 JP S6120347 Y2 JPS6120347 Y2 JP S6120347Y2 JP 4058881 U JP4058881 U JP 4058881U JP 4058881 U JP4058881 U JP 4058881U JP S6120347 Y2 JPS6120347 Y2 JP S6120347Y2
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gear
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shaft
transmission
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/44Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
    • F16H3/62Gearings having three or more central gears
    • F16H3/66Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
    • F16H3/663Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with conveying rotary motion between axially spaced orbital gears, e.g. RAVIGNEAUX
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/202Transmissions using gears with orbital motion characterised by the type of Ravigneaux set
    • F16H2200/2023Transmissions using gears with orbital motion characterised by the type of Ravigneaux set using a Ravigneaux set with 4 connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2200/00Transmissions for multiple ratios
    • F16H2200/20Transmissions using gears with orbital motion
    • F16H2200/2079Transmissions using gears with orbital motion using freewheel type mechanisms, e.g. freewheel clutches
    • F16H2200/2082Transmissions using gears with orbital motion using freewheel type mechanisms, e.g. freewheel clutches one freewheel mechanisms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は特にフロントエンジンフロントドラ
イブ車(以下FF車)、またはリヤエンジンリヤド
ライブ車(以下RR車)に用いて好適なオーバド
ライブを含む前進4段後進1段の変速段が達成さ
れる車両用駆動装置の改良に関するものである。
従来から1組のラビニオ型遊星歯車装置を用い
てオーバドライブを含む前進4段後進1段の変速
機を達成するように構成された自動変速機が公知
となつているが、これらの変速機は上記オーバド
ライブの変速段を達成するために入力軸とキヤリ
アとを連結するクラツチ装置がトルクコンバータ
内あるいは変速機ケーシング内に配設されるよう
に構成されているため、同様のラビニオ型遊星歯
車装置を用いて前進3段後進1段の変速段を達成
するように構成された自動変速機に比べて、その
全長が長くなつてしまい、上記3段自動変速機と
の部品の共通化、特に変速機ケーシングの共通化
が困難であるという不具合があつた。また、上記
構成の4段自動変速機においてオーバドライブを
得るためのクラツチ装置を取りはずせば、3段自
動変速機となるが、この場合変速機ケーシングが
4段自動変速機用のままであるので、全長を短縮
することができない。このため、4段自動変速機
をあまり必要としない低価格車で特にエンジン配
置を横置きとすることの多い小型のFF車または
RR車には上記のような3段自動変速機を搭載す
ることは、コスト的にもスペース的にも困難であ
つた。本出願人は上述欠点を解消する車両用駆動
装置を先に提案した。これはターボ式流体伝動装
置を介してエンジンの駆動軸に連結された入力軸
と、フロントサンギヤ、リヤサンギヤ、同リヤサ
ンギヤに噛合するシヨートピニオンギヤ、上記フ
ロントサンギヤとシヨートピニオンギヤとに噛合
するロングピニオンギヤ、上記両ピニオンギヤを
回転自在に支持するとともに自身が回転可能なキ
ヤリア、上記ロングピニオンギヤに噛合するとと
もに出力歯車に連結されたリングギヤから成るラ
ビニオ型の遊星歯車装置と、同遊星歯車装置の回
転中心軸線と略平行に配設されるとともに一端に
上記出力歯車に噛合する被駆動歯車が設けられ他
端が最終減速機に連結された中間伝動軸と、上記
入力軸とリヤサンギヤとの連結を断続する第1の
クラツチと、上記入力軸とフロントサンギヤとの
連結を断続する第2のクラツチと、上記フロント
サンギヤの回転を停止させるための第1のブレー
キと、上記キヤリアの回転を停止させるための第
2のブレーキと、上記出力歯車に関して上記遊星
歯車装置の反対側に配設されるとともに上記入力
軸あるいは駆動軸とキヤリアとの連結を断続する
第3のクラツチを備え、各クラツチおよびブレー
キを選択的に作動することにより前進4段後進1
段の変速段を達成するように構成したことを特徴
とする。このような、構成によれば、オーバドラ
イブを得るために入力軸または駆動軸とキヤリア
とを連結する第3のクラツチが変速機の最外端
(実質的には変速機ケーシングの外方)に配設さ
れているので、上記第3のクラツチ用のカバーを
別個に形成しておくことにより、3段と4段とで
変速機ケーシングの共通化が計れ、しかも上記第
3のクラツチを取りはずして3段自動変速機とし
た場合には4段の場合より第3クラツチの分だけ
全長を短縮することができるものである。
このような車両用駆動装置では前進3段と前進
4段とへの相互の切換組立がより行ない易く、か
つ全体をよりコンパクトに形成することがなお望
まれている。
この考案は組立作業が容易な、かつコンパクト
化された自動変速機を提供することを目的とす
る。
この考案は上述の車両用駆動装置としての変速
比を前進3段と前進4段とに切換可能な自動変速
機において、変速機ケーシングに突設される収容
室をベアリング支持壁と、これに着脱可能に密封
部材を介し固定されるカバーとにより形成するよ
う構成される。更に、密封部材はベアリングリテ
ーナとオーリングとで構成してもよい。カバーは
その内壁側にオーバドライブクラツチ油路を形成
する構成でもよい。オーバドライブクラツチ油路
はオーバドライブクラツチのクラツチリテーナと
変速機ケーシングの内壁面とで形成される組立油
路として構成してもよい。組立油路に対向するク
ラツチリテーナの中心取付孔に圧入したプレート
とカバーの突部とでクラツチリテーナ側のスラス
ト軸受を形成する構成としてもよい。および、オ
ーバドライブクラツチはそのクラツチハブを中空
軸にスプライン結合し、かつニードルベアリング
とスラストプレートとを介し相対的に回転自在に
支持される構成としてもよい。
この考案によれば収容室を密封部材とカバーと
で完全に密封状に保持でき、しかもカバー取り外
し時にはオーバドライブクラツチと支持軸の延出
部との取り外し作業を容易に行なうことができ
る。更に、カバーの内壁面にオーバドライブクラ
ツチ油路を形成しておけば収容室内のオーバドラ
イブクラツチの油圧室に油圧を伝えることがで
き、コンパクト化に都合がよい。更に、オーバド
ライブクラツチ油路をカバーの内壁面とオーバド
ライブクラツチのクラツチリテーナとで形成する
組立油路としてもよく、この組立油路に対向する
クラツチリテーナ側のプレートと内壁面からの突
部とでスラスト軸受を形成すればより自動変速機
のコンパクト化が計れる。更に、オーバドライブ
クラツチのクラツチハブを中空軸にスプライン結
合し、かつニードルベアリングとスラストプレー
トとで両面を相対的に回転自在に支持すれば、オ
ーバドライブクラツチの着脱作業が容易となる。
以下添付図面と共にこの考案を説明する。
第1図にはこの考案の一実施例としての自動変
速機1の概略的構成を示した。エンジンEのクラ
ンク軸に直結された駆動軸10はトルクコンバー
タ12の入力用ケーシング14を介して同トルク
コンバータ12のポンプ16に連結されており、
同トルクコンバータ12のステータ18はワンウ
エイクラツチ20を介して変速機ケーシング22
に連結されている。また、トルクコンバータ12
のタービン24は入力軸26を介してリヤクラツ
チ28およびフロントクラツチ30に連結されて
おり、同リヤクラツチ28の出力側は筒状の第1
中間軸32を介してラビニオ型遊星歯車装置34
(以下、単に歯車装置34と記す)のリヤサンギ
ヤ36に連結され、フロントクラツチ30の出力
側は上記第1中間軸32に外嵌された筒状の第2
中間軸38を介して歯車装置34のフロントサン
ギヤ40に連結されるとともに同フロントサンギ
ヤ40の回転を停止させるためのブレーキ42に
連結されている。
歯車装置34はリヤサンギヤ36、フロントサ
ンギヤ40、リヤサンギヤ36に噛合するシヨー
トピニオンギヤ44、フロントサンギヤ40とシ
ヨートピニオンギヤ44とに噛合するロングピニ
オンギヤ46、両ピニオンギヤ44,46を回転
自在に支持するとともに自身が回転可能に配設さ
れたキヤリア48、ロングピニオンギヤ46に噛
合するとともに筒状の出力軸50を介して出力歯
車52に連結されたリングギヤ54から構成され
ている。キヤリア48の一側はワンウエイクラツ
チ56を介して変速機ケーシング22に連結され
るとともに同キヤリア48の回転を停止するため
のブレーキ58に連結されており、他側は上記出
力軸50に内嵌された筒状の第3中間軸60を介
して上記出力歯車52の右方で変速機ケーシング
22の外方となる部分に配設されたオーバドライ
ブクラツチ(以後単に第3クラツチと記す)62
の出力側に連結されている。また、第3クラツチ
62の入力側は、第1中間軸32および第3中間
軸60を貫通して延長されている入力軸26の延
出部261に連結されており、第3クラツチ62
は上記変速機ケーシング22とは別個に形成され
同ケーシング22に取付けられたカバー64によ
つて囲繞されている。
即ち、第3図に示すように、出力軸50は2つ
の出力軸ベアリング65,66により変速機ケー
シング22に枢着される。この内の外側のベアリ
ング65は変速機ケーシング22のベアリング支
持壁221の孔に嵌着されそのアウターレースは
ベアリング支持壁221にねじ67により固着さ
れるベアリングリテーナ63により軸方向への移
動を規制される。しかも、このベアリングリテー
ナ68はベアリング支持壁221にオーリング6
9を介し密着されている。更にベアリングリテー
ナ68の外周縁はこれに外嵌するカバー64の周
方向内壁面641とオーリング70を介し密着さ
れる。カバー64はその外周縁を複数個の締付ね
じ671によりベアリング支持壁221の外面に
固定される。このため収容室Rは外部に対しカバ
ー64、ベアリングリテーナ68、2つのオーリ
ング69,70により容易に密封状に囲繞される
利点がある。しかもこの収容室Rは出力軸ベアリ
ング65側、即ち、変速機ケーシング22の内室
にのみ連通可能である。このような収容室Rには
出力軸50内に回転自在に嵌着される第3中間軸
60とその筒状の第3中間軸60内に回転自在に
嵌着される入力軸26の延出部261とが共に突
入しており、これらには断続自在に両者を連結す
る第3クラツチ62が取付けられる。即ち、第3
クラツチ62の入力側としてのクラツチリテーナ
71はそのボス部を入力軸の延出部261にスプ
ライン結合される。一方、第3クラツチ62の出
力側としてのクラツチハブ72のボス部は第3中
間軸60の端部にスプライン結合される。クラツ
チハブ72は出力軸ベアリング65との対向側面
にニードルベアリング73を対設しており、これ
により出力軸ベアリング65のインナレースと相
対的に回転自在に当接可能である。しかもクラツ
チハブ72とクラツチリテーナ71のボス部との
間にはリング状のスラストプレート74が介装さ
れており、これにより両者は相対的に回転自在に
当接可能である。クラツチリテーナ71のボス部
にはその軸方向に移動可能な円板状のピストン7
5が外嵌される。このピストン75とクラツチリ
テーナ71との間の油圧室76にはクラツチリテ
ーナ71の中央壁面711に形成された開口76
1より油が供給され、これによりピストン75は
軸方向に作動できる。このピストン75の外周端
はクラツチリテーナ71に支持されるクラツチデ
イスク77と、クラツチハブ72側のクラツチプ
レート78との重ね合わされた摺接部79に当接
しており、油圧室76の油圧供給時に第3クラツ
チ62は結合される。一方、油圧除去時にはピス
トン75をこれに弾性的に圧接するリターンスプ
リング80が押圧するため、第3クラツチ62は
開放される。このような作動をする第3クラツチ
の油圧室76にはカバー64の内壁側に沿つて形
成されるオーバドライブクラツチ油路としてのカ
バー油路81が連通している。カバー油路81の
一端はベアリング支持壁221側の油路82に2
つのオーリング83,84で密封されるパイプ8
5を介し連通され、他端はクラツチリテーナ71
の中央壁面711と、これに対向するカバーの中
央内壁面642とで形成される組立油路811を
介しクラツチリテーナの開口761に連通してい
る。このカバー油路81は油圧室76に別部材を
用いることなく油圧を伝達できる。このため自動
変速機T全体をコンパクト化するのに有効であ
る。特に組立油路811はその効果が大きい。こ
の組立油路811に対向するクラツチリテーナの
中央壁面711の中央には、支持軸の延出部26
1に通じる中心取付孔86が形成されており、こ
の中心取付孔86には鋼板からなるプレート87
が密封状に圧入されている。このプレート87は
これと対向するカバーの中央内壁面642より突
出する突部643に当接可能である。このためク
ラツチリテーナ71側が軸方向に移動するのを突
部643が規制することになり、プレート87と
突部643とでスラスト軸受としての働をするこ
とができる利点がある。第3図中、符号88はク
ラツチリテーナ71とカバー64とを密着させる
シールリングであり、これにより組立油路811
の気密性を保持することができる。同じく符号6
81はベアリングリテーナ68の最下部位置に形
成された排油口である。この排油口681はベア
リング支持壁221側の排油路82に連通し、収
容室Rの油を除去することができる。
上述出力歯車52は入力軸26に対して略平行
に配設された中間伝達軸89の右端に設けられた
被駆動ギヤ90にアイドラ91を介して噛合され
ており(第1図参照)、上記中間伝動軸89の左
端は、差動歯車装置92を介して駆動車軸93に
連結された最終減速歯車94に噛合する歯車95
に連結されている。
上述の各クラツチ、ブレーキはそれぞれ係合用
ピストン装置あるいはサーボ装置等を備えてお
り、油圧が給排されることにより係合、解放が行
なわれる。そして、上記油圧は図示しない油圧制
御装置によつて各クラツチ、ブレーキに選択的に
供給され同各クラツチ、ブレーキの作動の組み合
わせによつて前進4段後進1段の変速段が達成さ
れる。第2図の表は各クラツチ、ブレーキの作動
と変速段状況との関係を示したものであり、同表
において“〇”印はクラツチまたはブレーキの係
合およびワンウエイクラツチのロツクを示し、
“−”印はそれらの解放またはロツクされない状
態を示している。
このような構成の自動変速機Tではブレーキ4
2を解放してフロントクラツチ30を係合させる
と、両サンギヤ36,40が一体的に回転するの
で、歯車装置34全体が一体的に回転し、入力軸
26と出力歯車52とが同一回転数となる第3速
が達成され、さらに両クラツチ28,30を解放
してブレーキ42とクラツチ62とを係合させる
とフロントサンギヤ40が反力要素となるととも
に駆動力がキヤリア48から伝達されるようにな
るので、リングギヤ54の回転がキヤリア48の
回転より速くなるオーバドライブの第4速が達成
されるものである。
このような自動変速機Tでは第4速を達成する
ための第3クラツチ62を出力歯車52に関して
歯車装置34の反対側に配設し、変速機ケーシン
グ22の外方として別個に形成したカバー64で
囲繞するようにしたので、第3クラツチ62を必
要としない前進3段の自動変速機のケーシングと
同一のものを利用でき、変速機において生産性の
点で統一化を計ることによるメリツトが最も大き
い変速機ケーシングを3段自動変速機と4段自動
変速機とに共用でき、しかも同ケーシングが3段
自動変速機と同一の大きさとなる等の効果を奏す
るものである。また、上記構成の自動変速機Tを
用い前進3段後進1段の自動変速機を得るには第
4図に示す如く、第3クラツチ62および第1,
第3中間軸32,60を貫通している入力軸26
の延出部261を取り除くとともに、第3クラツ
チ62が取りはずされた後の変速機ケーシング2
2部分に平板状のカバー64′を装着するだけで
よく、第3クラツチ62が変速機ケーシング22
のベアリング支持壁221から突出していた分だ
け全長を短くすることができ、3段変速機専用と
して製造された場合と略同一の大きさとすること
ができるので、低価格車で且つエンジン横置きの
小型FF車、RR車等にも容易に搭載可能となるも
のである。しかも、自動変速機Tは入力軸26の
延出部261とタービン24から両クラツチ2
8,30までの部分との連結、および第3クラツ
チ62の出力側とキヤリア48とに連結された第
3中間軸60との連結にスプラインを用いたため
第3クラツチ62の着脱がより容易となり、生産
過程における組立作業も煩雑とならない利点があ
る。
上述の如く、この考案の適用された自動変速機
Tを使用すれば第3クラツチ62を収容する収容
室をカバー64と密封部材とで容易に密封でき
る。しかも、第3クラツチ62と支持軸の延出部
261の取り外し作業も容易に行なうことがで
き、かつ第3クラツチ62の取り外しの後は平板
状のカバー64′で収容室Rを密封すれば自動変
速機Tをよりコンパクト化することもできる。更
に第3クラツチ62の装着時においてカバー64
の内壁側にカバー油路81を形成しておけば油路
を他の部材で作る必要がなく自動変速機Tのコン
パクト化に有効である。特にカバー油路81を組
立油路811として構成すればよりコンパクト化
に都合が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例としての自動変速
機の概略的構造を示す骨子図、第2図は同上自動
変速機内の各摩擦要素の作動と変速段状況の関係
を示す図、第3図は同上自動変速機の要部断面
図、第4図は第1図の自動変速機の要部変更後の
概略的構造を示す骨子図である。 1……エンジン、10……駆動軸、12……ト
ルクコンバータ、22……変速機ケーシング、2
6……入力軸、34……遊星歯車装置、44,4
6……ピニオンギヤ、48……キヤリア、52…
…出力軸、60……第3中間軸、62……第3ク
ラツチ、64……カバー、65……出力軸ベアリ
ング、69,70……オーリング、71……クラ
ツチリテーナ、72……クラツチハブ、73……
ニードルベアリング、74……スラストプレー
ト、76……油圧室、81……カバー油路、86
……中心取付孔、87……プレート、89……中
間伝動軸、90……被駆動歯車、92……最終減
速機、221……ベアリング支持壁、261……
延出部、643……突部、811……組立油路、
761……開口、T……自動変速機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンジンに連結される変速機ケーシング内部
    には、ターボ式流体伝動装置を介して上記エン
    ジンからの回転力を伝達される入力軸と、この
    入力軸よりラビニオ型の遊星歯車装置を介し回
    転力が伝達され、かつ入力軸と同心的に回転す
    る筒体の出力軸と、この出力軸の出力歯車に噛
    み合う歯車列を介し回転力を伝達され、かつ両
    入出力軸に並列状に配列される中間伝動軸と、
    この中間伝動軸より回転力を伝達される最終減
    速機とを収容し、上記入力軸の回転力を前進4
    段後退1段に自動変速して中間伝動軸側に伝達
    する一方、上記変速機ケーシングに突設された
    収容室の開放時に、ラビニオ形遊星歯車装置内
    のピニオンギヤを枢支するキヤリヤと一体化さ
    れた筒状の中間軸とその内に回転自在に嵌着さ
    れる上記入力軸の延出部との両者に連結される
    オーバドライブクラツチと、上記入力軸の延出
    部とを共に除去することにより前進3段後退1
    段の自動変速をも可能とする自動変速機におい
    て、上記収容室を出力軸のベアリングを支持す
    る支持壁と、これに着脱可能に密封部材を介し
    固定されるカバーとにより形成ることを特徴と
    する自動変速機。 2 上記密封部材はベアリング支持壁に固定され
    るベアリングリテーナと、このベアリングリテ
    ーナの外周縁と上記カバーの内壁との間を密封
    するオーリングであることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の自動変速機。 3 上記カバーはその内壁側にオーバドライブク
    ラツチの油圧室に一端が連通し、他端が変速機
    ケーシング側の油路に連通するオーバドライブ
    クラツチ油路を形成することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の
    自動変速機。 4 上記オーバドライブクラツチ油路は上記入力
    軸延出部にスプライン嵌合されたオーバドライ
    ブクラツチのクラツチリテーナと変速機ケーシ
    ングの内壁面とで形成され、かつクラツチリテ
    ーナに形成した開口を介しオーバドライブクラ
    ツチの油圧室に連通する組立油路を有すること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第3項記
    載の自動変速機。 5 上記組立油路に対向するクラツチリテーナの
    中心取付孔に圧入したプレートと、このプレー
    トに当接可能にカバーより突出する突部とでク
    ラツチリテーナ側のスラスト軸受を形成するこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第4項
    記載の自動変速機。 6 上記オーバドライブクラツチはそのクラツチ
    ハブを中空軸にスプライン結合し、このクラツ
    チハブはニードルベアリングを介し出力軸ベア
    リングと対向し、スラストプレートを介しクラ
    ツチリテーナと対向して、相対的に回転自在に
    支持されることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項、第2項、第3項、第4項および
    第5項記載の自動変速機。
JP4058881U 1981-03-23 1981-03-23 Expired JPS6120347Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4058881U JPS6120347Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4058881U JPS6120347Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23

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Publication Number Publication Date
JPS57153841U JPS57153841U (ja) 1982-09-27
JPS6120347Y2 true JPS6120347Y2 (ja) 1986-06-19

Family

ID=29837700

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JP4058881U Expired JPS6120347Y2 (ja) 1981-03-23 1981-03-23

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JP (1) JPS6120347Y2 (ja)

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JP2533482B2 (ja) * 1985-10-16 1996-09-11 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 横置き式自動変速機

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JPS57153841U (ja) 1982-09-27

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