JPH02212225A - トラクタの伝動構造 - Google Patents
トラクタの伝動構造Info
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- JPH02212225A JPH02212225A JP3236489A JP3236489A JPH02212225A JP H02212225 A JPH02212225 A JP H02212225A JP 3236489 A JP3236489 A JP 3236489A JP 3236489 A JP3236489 A JP 3236489A JP H02212225 A JPH02212225 A JP H02212225A
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Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は前後に連投し九クラッチハウジングとミッシ
ョンケース間において走行駆動力の伝動は中空軸により
、ま九作業機駆動力の伝動は該中空軸を貫通するPTO
系の軸によりそれぞれ行なわせるトラクタの伝動構造に
関する。 〔従来の技術〕 上記のように走行系の軸を中空軸とし該中空軸を貫通さ
せてPTO系の軸を設ける理由は、主クラッチ操作によ
って走行系の軸とPTO系の軸とを異別な態様で駆動可
能とするためであシ、主クラッチがデュアルクラッチと
される場合には主クラッチの一段目の切夛操作で走行系
の軸の駆動が停止され、二段目の切り操作でPTO系の
軸の駆動も停止されるように図られている。またPTO
系のクラッチを主クラッチとは別にPTO系伝動径路の
下手側に設けるもの(例えば実開昭56−97128号
公報参照)では、主クラッチは走行系の軸の駆動停止の
みを可能とするものとされ、PTo系の軸はニンジンに
直結される。 ところで多種の仕様が要求されるトラクタの伝動構造に
おいて、前端部内に主クラッチを内装するクラッチハウ
ジング内の後部空所金利用し前後進切替え機構とか車速
の高低切替え機構を設ける技術は各種提案されている◎ これらは大別すると上記のような切替え機構(以下、前
後進切替えも変速であることから「変速装置」という。 )を内装する変速ケースをクラッチハウジング内に組込
むもの(例えば実開昭59−37131号公報参照)と
、変速装置全支持するための支持枠ないし軸受枠をクラ
ツテノ・ウジング内に設ける構造のもの(例えば実開昭
58−22557号公報参照)とがある。
ョンケース間において走行駆動力の伝動は中空軸により
、ま九作業機駆動力の伝動は該中空軸を貫通するPTO
系の軸によりそれぞれ行なわせるトラクタの伝動構造に
関する。 〔従来の技術〕 上記のように走行系の軸を中空軸とし該中空軸を貫通さ
せてPTO系の軸を設ける理由は、主クラッチ操作によ
って走行系の軸とPTO系の軸とを異別な態様で駆動可
能とするためであシ、主クラッチがデュアルクラッチと
される場合には主クラッチの一段目の切夛操作で走行系
の軸の駆動が停止され、二段目の切り操作でPTO系の
軸の駆動も停止されるように図られている。またPTO
系のクラッチを主クラッチとは別にPTO系伝動径路の
下手側に設けるもの(例えば実開昭56−97128号
公報参照)では、主クラッチは走行系の軸の駆動停止の
みを可能とするものとされ、PTo系の軸はニンジンに
直結される。 ところで多種の仕様が要求されるトラクタの伝動構造に
おいて、前端部内に主クラッチを内装するクラッチハウ
ジング内の後部空所金利用し前後進切替え機構とか車速
の高低切替え機構を設ける技術は各種提案されている◎ これらは大別すると上記のような切替え機構(以下、前
後進切替えも変速であることから「変速装置」という。 )を内装する変速ケースをクラッチハウジング内に組込
むもの(例えば実開昭59−37131号公報参照)と
、変速装置全支持するための支持枠ないし軸受枠をクラ
ツテノ・ウジング内に設ける構造のもの(例えば実開昭
58−22557号公報参照)とがある。
このうち変速ケースを用いるものは重量が大となってク
ラッチハウジング内への組込み作業が困難となり、また
変速ケース内の変速装置の仕様を変更すると比較的寸法
大でコストが高くつく変速ケースも異なったものとしな
ければならない。 支持枠ないし軸受枠を用いる構造のものは軽量で取扱い
易く、また変速ケースを用いるものよりかなり低コスト
で済むが、従来提案されている本構造のものは単一支持
枠とクラッチハウジングの後壁とを利用し変速装置ない
しその複数本の軸を支持する構造としであるため、変速
装置の仕様変更に簡単には対処できず、また同仕様変更
が行なわれると後壁の構造を異にするクラッチハウジン
グを用いる必要を生じることが多い。 そこでこの発明は支持枠ないし軸受枠を用いる構造で各
種仕様の変速装置に対応でき、クラッチハウジング内へ
の組込みも極く容易とされているトラクタ伝動構造を提
供して、従来のものの難点を克服しようとするものであ
る。
ラッチハウジング内への組込み作業が困難となり、また
変速ケース内の変速装置の仕様を変更すると比較的寸法
大でコストが高くつく変速ケースも異なったものとしな
ければならない。 支持枠ないし軸受枠を用いる構造のものは軽量で取扱い
易く、また変速ケースを用いるものよりかなり低コスト
で済むが、従来提案されている本構造のものは単一支持
枠とクラッチハウジングの後壁とを利用し変速装置ない
しその複数本の軸を支持する構造としであるため、変速
装置の仕様変更に簡単には対処できず、また同仕様変更
が行なわれると後壁の構造を異にするクラッチハウジン
グを用いる必要を生じることが多い。 そこでこの発明は支持枠ないし軸受枠を用いる構造で各
種仕様の変速装置に対応でき、クラッチハウジング内へ
の組込みも極く容易とされているトラクタ伝動構造を提
供して、従来のものの難点を克服しようとするものであ
る。
そのためにこの発明は1iiIvkに連設したクラッチ
ハウジング1とミッションケース2間において走行駆動
力の伝動は中空軸により、ま九作業機駆動力の伝動は該
中空軸を貫通するPTO系の軸によりそれぞれ行なわせ
るトラクタの伝動構造において、次のような技術的手段
を講じた。 すなわち第1図、第4図及び第5図にそれぞれ例示する
ように、クラッチハウジング1内に、主クラッチのりリ
ーズシフタ受筒4を一体に備えクラッチハウジング内面
上の支壁部5の前面に装着された前側軸受枠6と後方向
きに突出する取付は脚7aによってクラッチハウジング
の後壁1aに該後壁と間隔Dをあけて装着された後側軸
受枠7とを設置し、主クラッチ3を介し駆動される走行
系の中空入力軸9 を1t1giL軸受粋6の背面側に
突出させて設けると共に、この中空入力軸9の延長線上
に位置する走行系の中空出力軸1oを後側軸受枠7の背
面側に突出させて上記両軸受枠6.7間に設け、また上
記中空出力軸lOに平行させた中間軸11を上記両軸受
枠6.7間に設けて、中空入力軸9により中空出力軸1
0を正逆転駆動または高低2段に駆動する走行系変速装
置12A(第1図)、12B(第4図)、12G(@5
図)を上記中間軸11と中空出力軸10間に配設し、さ
らにPTO系の駆動軸13を上記した中空入力軸9及び
中空出力軸1Oを貫通させ後側軸受枠7の背面側へ突出
させて設けて、ミッションケース2の走行系中空入力軸
14及びそれを貫通するPTO系入力軸15とをそれぞ
れ上記し丸中空出力軸10及び駆動軸13に対し、後側
軸受枠7とクラッチハウジング後壁la間の前記間隔り
内で軸継手16.17により連結した。 筐たこの発明は第4図及び第5図にそれぞれ例示するよ
うに前記走行系変速装置12B、12Cを、正逆転駆動
用または高低2段駆動用の2個−の油圧クラッチ18.
19を前記中間軸11上に設置してなる油圧クラッチ式
のものに構成し、上記油圧クラッチ18.19に連通さ
せて中間軸11に形成した作動油通路20.21の中間
軸11外周面への環状開口端20a 、21を覆う油路
受継筒22を1後側軸受粋7の背面上から前記間隔り内
に突出状として該後側軸受枠7に一体形成した。 [作 用] 組込みに当たっては前方側軸受枠6を除いた状態で支壁
部5の内周側開口から伝動横溝をクラッチハウジング1
内に図示の状態に組込み、その後に前方側軸受枠6を、
中空入力軸9に外挿した状態でクラッチハウジング1内
に挿入していって、支壁部5の前面に取付ける。次にミ
ッションケース2の走行系中空入力軸14及びPTO系
入力軸15をクラッチハウジング1内に挿入して軸継手
16.17に嵌合させつつ、クラッチノ・ウジング1と
ミッションケース2′を前後に重合させ、その上でその
間を連結する。 〔実 施 例] 第1−3図が第1の実施例に係るトラクタ要部を示す。 前側軸受枠6は中空入力軸9を外周面側で支承する1対
のボールベアリング25.26の保持部を形成されてい
る筒状部6aとその前方に連らなる前記jJ IJ−ズ
シ7タ受筒4を除いては略平板状に形成されてお)、図
外の連結具によって支壁部5の前面に装着されている。 リリーズシ7タ受筒4にはリリースベアリング2フai
担持するリリーズシフタ27を摺動可能に受けさせてあ
シ、図外のクラッチペダルの踏込みによりyリーズシ7
り27t′前方向きに変位させて主クラッチ3を切る構
造は通例のものである。区側ではミッションケース2の
PTO系入力軸15よりも下手側でPTO@勧径路中径
路中のPTOクラッチ71(第3図)を設けているため
、主クラッチ3は走行系のクラッチとしてのみ機能する
ものとされ、PTO系の駆動軸13はエンジンフライホ
イール28に直結されている。 第2図に示すように後側軸受枠7は5本の前記取付は脚
7aを有する平板状のものに形成され、各取付は脚7a
端まで延びる取付は具挿通穴7bに第1図に図示の取付
は具30を挿通し、クラッチハウジング後壁1aの取付
は穴31へと螺着することによって、後側軸受枠7の取
付けが行なわれている。 前記した中空出力軸10は中空入力軸9の後端軸受は穴
にスリミグベアリング33を介し、また後側軸受枠7に
ボールベアリング34を介し、それぞれ支持されている
。前記中間軸11は前側及び後側軸受枠6.7に、それ
ぞれボールベアリング35.36を介し支持されている
。 中空入力軸9にはaa軸受枠6の背面側で歯車37を一
体形成してあシ、この歯車37は中間軸11の前端部に
嵌着した歯車38と噛合されている。中間軸llの後端
部にも歯][39が嵌着され、この歯車39に後側軸受
枠7に軸支させたアイドラ歯車40と噛合され、アイド
ラ歯車40が中空出力軸lOに遊嵌された歯車41と噛
合されている。中空出力軸lOに共通するハブ部材42
a’j−嵌着してなる複式のシンクロナイザクラッチ4
2F、42Rが設けられておシ、り・ラッチ42Fのク
ラッチ係合によって歯車37を、またクラップ42Hの
クラッチ係合によって歯車42を、それぞれハブ部材4
2aを介して中空出力軸10へと結合することとされて
いる。すなわち第1の実施例で設けた変速装置12Aは
、中空入力軸9によル中空出力軸lOを正逆転駆動する
機械式のものに構成されている。 前端部をクラッチハウジング後壁1aにボールベアリン
グ44を介し支持させである前記中空入力軸14は、ミ
ッションケース2内に設けられ第1図に一部のみを図示
しである走行系の主変速装置45の原動軸とされ、クラ
ッチハウジング後壁1aKボールベアリング46を介し
前端部を支持させである変速軸47を複数段に変速回転
させる。 ミッションケース2の前記PTO系入力軸15はトラク
タ機体内から後方へ延出させであるPTO軸72(第3
図)に対し、第3図に図示のPTOクラッチ71及びP
TO系変速装置731に経て伝動を行なう。前記軸継手
16.17は通常構造のもので69、外側の軸継手16
は後側軸受枠7とクラッチハウジング後1i l a間
で位置決めされ、内側の軸継手17は中空出力軸lOと
中空入力軸14間で位置決めされる。 第3図は前記ミッションケース2の前端からトラクタ機
体の後端に至るまでの機体内部に配設された伝動機構を
、第1図の場合よシも縮尺して画いている。 この第3図に示すように、ミッションケース2にはリア
ケース74が連設されている。ミッションケース2内の
後半部には、前記中空入力軸14の延長線上で中空の中
間軸75を前記PTO系入力軸15上に遊嵌設置しであ
ると共に、前記変速軸47の延長線上でプロペラ軸76
を設けである。 プロペラ軸76はりヤケ−スフ4内に突入され、別形成
の後端部76Aが差動装置リングギヤ77に噛合う出力
ビニオン78を有している。PTO系入力軸15もリヤ
ケース74内に突入され、その延長線上の中間軸79と
の間に油圧クラッチ式の前記PTOクラッチ70が配置
されている。中間軸79に連結しその延長線上に設けた
駆動軸80と前記PTO軸7軸上2上嵌設置した中空変
速軸81間に、前記し7B’ro系変速装置73が配設
されている。 走行系主変速装置45は中空入力軸14上に遊嵌設置の
4個の歯車83I 、83[,83I[[,83■と変
速軸47上に固定設置の4個の歯車84N。 84n、84m、841Vとをそれぞれ噛合せ、中空入
力軸14上にシンクロナイザクラッチを設けて4段の変
速を行なうものに構成されている。 変速軸47とプロペラ軸76間には、前記し良中空の中
間軸75を利用して走行系の副変速装置85が配設され
ている。すなわち該中間軸75は変速軸47に対し歯車
86.87により減速接続され、2個の変速歯車88I
I 、881[[を固定装備する。このうちの小径側歯
車8Elに対し減速歯車ユニット89を介し接続された
変速歯車881が、中間軸75の外部に配置されている
。プロペラ軸76上には変速歯車88Iとの噛合せによ
)l速(クリープ速)を得させ、変速歯車88■との噛
合せにより2速を得させるシフト歯車90を摺動のみ自
在に設置しである。変速歯車88■と噛合せた歯車91
がプロペラ軸76上に遊嵌設置され、この歯車91と変
速軸47を選択的にプロペラ軸76に対し結合するシフ
ト金物92によって、副変速装置85の3速、4速を得
るようにしである。 プロペラ軸76上には前輪駆動力取出し歯車93が固定
設置され、この歯車93から中間歯車94を介し回転せ
しめられる歯車95をミッションケース2下方部の前輪
駆動力取出し軸96上に遊嵌設置し、この取出し軸96
に歯車95を結合可能とする前輪駆動クラッチ971!
−設けて、前輪駆動も可能としである。 PTO系変速装置73は駆動軸80上に歯車981.9
8IIを固定設置すると共に中空変速軸81上に歯車9
9I、99nを遊嵌設置し、シフト金物100によって
何れかの歯車991.99■を変速軸81に結合して2
段の変速を得るものに構成されている。 PTO軸7軸上2上上記変速軸81と間隔をあけたグラ
ンドPTO歯車101が遊嵌設置され、PTO軸72に
固定のスプライン[101hK’7ラツチ金物]03を
摺動のみ自在に設け、このクラッチ金物103によフ中
空の変速軸81をPT0軸72に結合してライブP T
0Elt!1を1また歯車101i結合してグランド
PTO駆動を、択一的に選択可能とされている。グラン
ドPTO駆動101はプロペラ軸76により歯車104
.105、グランドPTO伝動輪106、及び歯車10
7を介して回転駆動を受ける。 PTOクラッチ7OflPTO系入力軸15上の支持金
物108と中間軸79上のクラッチシリンダ109とに
複数枚宛の摩擦エレメント會、それぞれ摺動のみ自在に
支持させてなる摩擦多板式のものとされている。第3図
において110は入力軸15をポンプ軸とするPTOク
ラッチ70用の内接歯車ポンプ、111.112はそれ
ぞれ、軸支持のためにリヤケース74の内底面上に立設
された前後の支壁部を示す。 第4図が第2の実施例を示している。 本実施例では歯車37.38伝動により中空入力軸9に
より回転駆動される中間軸11上に、前後2個の歯車4
9.50を遊嵌設置している。中空出力軸10上には前
後2個の歯車51.52が固定設置され、歯車49.5
1が直接に噛合され、歯車50.52が後側軸受枠7に
軸支させであるアイドラ歯車53を介し噛合されている
。中間軸11上にクラッチケース54を一体化しである
前記した2個の油圧クラッチ18.19が、両歯車49
.50間で設置されている。それぞれ摩擦多板式のもの
に構成され各歯車49.50のボス部とクラッチケース
54とに一方及び他方の摩擦エレメントを支持させであ
る各油圧クラッチ18゜19は、その作動によって各歯
車49.50を中間軸11へと結合する。以上よりして
本実施例で設けた変速装置12Bは、油圧クラッチ18
.19の選択的な作動によって中空入力軸9により中空
出力軸10を正逆転駆動する油圧クラッチ式のものに構
成されている。 中間軸11に形成した前記作動油通路20.21は、油
圧クラッチ18.19のピストン18a。 19aによ)摩擦エレメントを押圧するための油圧室内
に連らねられている。、後側軸受枠7と一体の油路受継
筒22で覆われ九11tr紀環状開口端20a、21a
は、回転する中間軸11内の作動油通路20.21を位
置固定側の外部油通路に接続する油路ロータリジヨイン
ト部として機能する。 g2の5j!施例では変速装置12Bを油圧クラッチ式
のものとし2個の油圧クラッチ18.19を設けたため
、変速装置12Bの前後幅が第1(D%施例で設けた変
速装置12Aよシも大きくなっている。このため前側軸
受枠6に大径筒状部6bを設けて、両軸受枠6.7間の
間隔を第1の実施例の場合より大きくしている。 第2の!l!施例の他の部分は、前記スリーブベアリン
グ33に代えてボールベアリング54が用いられている
他は第1の実施例におけるのと同様とされている。 第5図が第3の実施例を示している。 本実施例では中間軸11と中空出力軸10間に、第2の
実施例における逆転用歯車50,53.52列に代えて
直接に噛合う歯車57.58による高速用歯車列を設け
、前記同様の歯車49.51列は低速用歯車列として用
い、変速装置12Cを、油圧クラッチ18.19の選択
的な作動によって中空入力軸9によ〕中空出力軸10を
高低2段に駆動する油圧クラッチ式のものに構成してい
る。 車両の後進駆動を得−る九めにはミッションケース2内
の走行系主変速装置45に、中間のアイドラ歯車59を
有する後進用変速歯車60.59゜61列を設けている
。 第3の実施例の他の部分の構造は、第2の実施例におけ
るのと全く同様である。 第6図は第1.第2及び第3の!l!施例で用いた同一
仕様のクラッチハウジングlを、クラッチハウジング内
に変速装置を設けない仕様のトラクタで用いた場合を示
す。 本構造では前記した中空入力軸4及び中空出力軸10を
一体化した形の走行系の中空駆動軸63が用いられ、前
側軸受枠6は単一のボールベアリング64を介し中空駆
動軸63の中間部を支持するものが用いられている。後
側軸受枠7は用いられないが、クラッチハウジング後壁
1aO前記取付は穴31はそのまま残しである。 中空駆動軸63とPTO系駆動軸13との後端部間には
、ボールベアリング65が介装されて^る。中空駆動軸
63と中空入力軸14間を連結するためには、中空入力
軸14の前端にストッパ突起66a付きのスリーブ66
が嵌着され、ストッパ突起66aと中空駆動軸63上の
1輪67との間で位置決めした軸継手68が用いられて
いる。 ミッションケース2内の走行系主変速装置45は、後進
用の変速歯車60,59.61列を備える。 【発明の効果〕 この発明は主クラッチのりリーズシフタ受筒4を一体に
形成する前側軸受枠6とクラッチ/Sウジフグ後壁1a
に間隔Dをあけて装置する後側軸受枠7とをクラッチハ
ウジング1内に対置して設け、Ra軸受枠6の背面側に
突出させた走行系中空入力軸9とその延長線上の中空出
力軸10間で2段の変速伝動を行なう変速装置12A、
12B、12Cを、両軸受枠6.7に支持させた中間軸
11を利用して構成し両軸受枠6.7間に配設したから
、上記変速装置の仕様変更に対処するのに、変速装置の
前後幅の変更に対しては前後幅大のときは第4図及び第
5図にそれぞれ例示する大径筒状部6bを前側軸受枠6
に設けることにより、また第4図及び第5図にそれぞれ
例示する油路受継筒22のような附属部材を必要とする
変速装置に対しては軸継手16.17の配置間隔として
あけた後側軸受枠7とクラッチハウジング後壁la間の
間隔Dfl:附属部材の配置空間として利用することに
より、そして何れの仕様の変速装置であっても前後に対
置した前側及び後側の軸受枠6.7によって軸支持を安
定に行ないつつ軸及び変速部材の自在な配置を可能とし
たことにより、同一仕様のクラッチハウジング1を用い
つつ両輪受枠6.7のみの仕様変更を行なって簡単に対
処できることとする。クラッチハウジング後1i1aに
は実施例で設けた前記取付は穴31に相当する後側軸受
枠取付は脚7aO取付は部を形成してさえおけばよく特
別の構造を附加するものでないことから、クラッチハウ
ジング内に変速装!を設けない仕様のトラクタにおいて
もクラッチハウジング内面上の支壁部5を利用しIJ
リーズシフタ受筒4を一体に備える平板状軸受枠6のみ
を用いることとして、本発明実施品が用いるのと同一仕
様のタラツテノーウジングlt′利用することができる
。 クラッチハウジングl内への組込みは作用の項で前述し
たようにクラッチハウジング10前方側から簡単に行な
え、その組込みでクラッチハウジング側の中空出力軸1
0とミッションケース側の中空入力軸14とを連結する
ための軸継手16が後側軸受枠7とクラツチノ1ウジン
グ後壁la間で位置決めされるから、次いで中空入力軸
14及びPTO系入力軸15をクラッチハウジングl内
に挿入し所要の軸連結を行ないつつクラッチハウジング
1ウジングlとミッションケース2間を組付ける組立て
作業も、簡単に行な見る。 !ill求項2の構造によれば、油圧クラッチ式のもの
において油圧クラッチ18.19に対する作動油給排路
のロータリジヨイント部を形成するための油路受継筒2
2について、それが後側軸受枠7に一体形成されている
ことから製作及び組付けの丸めのコストが大きく低減さ
れると共に取付は部を有しないことから後側軸受板7と
クラッチハウジング後111a間の間隔り内に難なく配
置できることになる。
ハウジング1とミッションケース2間において走行駆動
力の伝動は中空軸により、ま九作業機駆動力の伝動は該
中空軸を貫通するPTO系の軸によりそれぞれ行なわせ
るトラクタの伝動構造において、次のような技術的手段
を講じた。 すなわち第1図、第4図及び第5図にそれぞれ例示する
ように、クラッチハウジング1内に、主クラッチのりリ
ーズシフタ受筒4を一体に備えクラッチハウジング内面
上の支壁部5の前面に装着された前側軸受枠6と後方向
きに突出する取付は脚7aによってクラッチハウジング
の後壁1aに該後壁と間隔Dをあけて装着された後側軸
受枠7とを設置し、主クラッチ3を介し駆動される走行
系の中空入力軸9 を1t1giL軸受粋6の背面側に
突出させて設けると共に、この中空入力軸9の延長線上
に位置する走行系の中空出力軸1oを後側軸受枠7の背
面側に突出させて上記両軸受枠6.7間に設け、また上
記中空出力軸lOに平行させた中間軸11を上記両軸受
枠6.7間に設けて、中空入力軸9により中空出力軸1
0を正逆転駆動または高低2段に駆動する走行系変速装
置12A(第1図)、12B(第4図)、12G(@5
図)を上記中間軸11と中空出力軸10間に配設し、さ
らにPTO系の駆動軸13を上記した中空入力軸9及び
中空出力軸1Oを貫通させ後側軸受枠7の背面側へ突出
させて設けて、ミッションケース2の走行系中空入力軸
14及びそれを貫通するPTO系入力軸15とをそれぞ
れ上記し丸中空出力軸10及び駆動軸13に対し、後側
軸受枠7とクラッチハウジング後壁la間の前記間隔り
内で軸継手16.17により連結した。 筐たこの発明は第4図及び第5図にそれぞれ例示するよ
うに前記走行系変速装置12B、12Cを、正逆転駆動
用または高低2段駆動用の2個−の油圧クラッチ18.
19を前記中間軸11上に設置してなる油圧クラッチ式
のものに構成し、上記油圧クラッチ18.19に連通さ
せて中間軸11に形成した作動油通路20.21の中間
軸11外周面への環状開口端20a 、21を覆う油路
受継筒22を1後側軸受粋7の背面上から前記間隔り内
に突出状として該後側軸受枠7に一体形成した。 [作 用] 組込みに当たっては前方側軸受枠6を除いた状態で支壁
部5の内周側開口から伝動横溝をクラッチハウジング1
内に図示の状態に組込み、その後に前方側軸受枠6を、
中空入力軸9に外挿した状態でクラッチハウジング1内
に挿入していって、支壁部5の前面に取付ける。次にミ
ッションケース2の走行系中空入力軸14及びPTO系
入力軸15をクラッチハウジング1内に挿入して軸継手
16.17に嵌合させつつ、クラッチノ・ウジング1と
ミッションケース2′を前後に重合させ、その上でその
間を連結する。 〔実 施 例] 第1−3図が第1の実施例に係るトラクタ要部を示す。 前側軸受枠6は中空入力軸9を外周面側で支承する1対
のボールベアリング25.26の保持部を形成されてい
る筒状部6aとその前方に連らなる前記jJ IJ−ズ
シ7タ受筒4を除いては略平板状に形成されてお)、図
外の連結具によって支壁部5の前面に装着されている。 リリーズシ7タ受筒4にはリリースベアリング2フai
担持するリリーズシフタ27を摺動可能に受けさせてあ
シ、図外のクラッチペダルの踏込みによりyリーズシ7
り27t′前方向きに変位させて主クラッチ3を切る構
造は通例のものである。区側ではミッションケース2の
PTO系入力軸15よりも下手側でPTO@勧径路中径
路中のPTOクラッチ71(第3図)を設けているため
、主クラッチ3は走行系のクラッチとしてのみ機能する
ものとされ、PTO系の駆動軸13はエンジンフライホ
イール28に直結されている。 第2図に示すように後側軸受枠7は5本の前記取付は脚
7aを有する平板状のものに形成され、各取付は脚7a
端まで延びる取付は具挿通穴7bに第1図に図示の取付
は具30を挿通し、クラッチハウジング後壁1aの取付
は穴31へと螺着することによって、後側軸受枠7の取
付けが行なわれている。 前記した中空出力軸10は中空入力軸9の後端軸受は穴
にスリミグベアリング33を介し、また後側軸受枠7に
ボールベアリング34を介し、それぞれ支持されている
。前記中間軸11は前側及び後側軸受枠6.7に、それ
ぞれボールベアリング35.36を介し支持されている
。 中空入力軸9にはaa軸受枠6の背面側で歯車37を一
体形成してあシ、この歯車37は中間軸11の前端部に
嵌着した歯車38と噛合されている。中間軸llの後端
部にも歯][39が嵌着され、この歯車39に後側軸受
枠7に軸支させたアイドラ歯車40と噛合され、アイド
ラ歯車40が中空出力軸lOに遊嵌された歯車41と噛
合されている。中空出力軸lOに共通するハブ部材42
a’j−嵌着してなる複式のシンクロナイザクラッチ4
2F、42Rが設けられておシ、り・ラッチ42Fのク
ラッチ係合によって歯車37を、またクラップ42Hの
クラッチ係合によって歯車42を、それぞれハブ部材4
2aを介して中空出力軸10へと結合することとされて
いる。すなわち第1の実施例で設けた変速装置12Aは
、中空入力軸9によル中空出力軸lOを正逆転駆動する
機械式のものに構成されている。 前端部をクラッチハウジング後壁1aにボールベアリン
グ44を介し支持させである前記中空入力軸14は、ミ
ッションケース2内に設けられ第1図に一部のみを図示
しである走行系の主変速装置45の原動軸とされ、クラ
ッチハウジング後壁1aKボールベアリング46を介し
前端部を支持させである変速軸47を複数段に変速回転
させる。 ミッションケース2の前記PTO系入力軸15はトラク
タ機体内から後方へ延出させであるPTO軸72(第3
図)に対し、第3図に図示のPTOクラッチ71及びP
TO系変速装置731に経て伝動を行なう。前記軸継手
16.17は通常構造のもので69、外側の軸継手16
は後側軸受枠7とクラッチハウジング後1i l a間
で位置決めされ、内側の軸継手17は中空出力軸lOと
中空入力軸14間で位置決めされる。 第3図は前記ミッションケース2の前端からトラクタ機
体の後端に至るまでの機体内部に配設された伝動機構を
、第1図の場合よシも縮尺して画いている。 この第3図に示すように、ミッションケース2にはリア
ケース74が連設されている。ミッションケース2内の
後半部には、前記中空入力軸14の延長線上で中空の中
間軸75を前記PTO系入力軸15上に遊嵌設置しであ
ると共に、前記変速軸47の延長線上でプロペラ軸76
を設けである。 プロペラ軸76はりヤケ−スフ4内に突入され、別形成
の後端部76Aが差動装置リングギヤ77に噛合う出力
ビニオン78を有している。PTO系入力軸15もリヤ
ケース74内に突入され、その延長線上の中間軸79と
の間に油圧クラッチ式の前記PTOクラッチ70が配置
されている。中間軸79に連結しその延長線上に設けた
駆動軸80と前記PTO軸7軸上2上嵌設置した中空変
速軸81間に、前記し7B’ro系変速装置73が配設
されている。 走行系主変速装置45は中空入力軸14上に遊嵌設置の
4個の歯車83I 、83[,83I[[,83■と変
速軸47上に固定設置の4個の歯車84N。 84n、84m、841Vとをそれぞれ噛合せ、中空入
力軸14上にシンクロナイザクラッチを設けて4段の変
速を行なうものに構成されている。 変速軸47とプロペラ軸76間には、前記し良中空の中
間軸75を利用して走行系の副変速装置85が配設され
ている。すなわち該中間軸75は変速軸47に対し歯車
86.87により減速接続され、2個の変速歯車88I
I 、881[[を固定装備する。このうちの小径側歯
車8Elに対し減速歯車ユニット89を介し接続された
変速歯車881が、中間軸75の外部に配置されている
。プロペラ軸76上には変速歯車88Iとの噛合せによ
)l速(クリープ速)を得させ、変速歯車88■との噛
合せにより2速を得させるシフト歯車90を摺動のみ自
在に設置しである。変速歯車88■と噛合せた歯車91
がプロペラ軸76上に遊嵌設置され、この歯車91と変
速軸47を選択的にプロペラ軸76に対し結合するシフ
ト金物92によって、副変速装置85の3速、4速を得
るようにしである。 プロペラ軸76上には前輪駆動力取出し歯車93が固定
設置され、この歯車93から中間歯車94を介し回転せ
しめられる歯車95をミッションケース2下方部の前輪
駆動力取出し軸96上に遊嵌設置し、この取出し軸96
に歯車95を結合可能とする前輪駆動クラッチ971!
−設けて、前輪駆動も可能としである。 PTO系変速装置73は駆動軸80上に歯車981.9
8IIを固定設置すると共に中空変速軸81上に歯車9
9I、99nを遊嵌設置し、シフト金物100によって
何れかの歯車991.99■を変速軸81に結合して2
段の変速を得るものに構成されている。 PTO軸7軸上2上上記変速軸81と間隔をあけたグラ
ンドPTO歯車101が遊嵌設置され、PTO軸72に
固定のスプライン[101hK’7ラツチ金物]03を
摺動のみ自在に設け、このクラッチ金物103によフ中
空の変速軸81をPT0軸72に結合してライブP T
0Elt!1を1また歯車101i結合してグランド
PTO駆動を、択一的に選択可能とされている。グラン
ドPTO駆動101はプロペラ軸76により歯車104
.105、グランドPTO伝動輪106、及び歯車10
7を介して回転駆動を受ける。 PTOクラッチ7OflPTO系入力軸15上の支持金
物108と中間軸79上のクラッチシリンダ109とに
複数枚宛の摩擦エレメント會、それぞれ摺動のみ自在に
支持させてなる摩擦多板式のものとされている。第3図
において110は入力軸15をポンプ軸とするPTOク
ラッチ70用の内接歯車ポンプ、111.112はそれ
ぞれ、軸支持のためにリヤケース74の内底面上に立設
された前後の支壁部を示す。 第4図が第2の実施例を示している。 本実施例では歯車37.38伝動により中空入力軸9に
より回転駆動される中間軸11上に、前後2個の歯車4
9.50を遊嵌設置している。中空出力軸10上には前
後2個の歯車51.52が固定設置され、歯車49.5
1が直接に噛合され、歯車50.52が後側軸受枠7に
軸支させであるアイドラ歯車53を介し噛合されている
。中間軸11上にクラッチケース54を一体化しである
前記した2個の油圧クラッチ18.19が、両歯車49
.50間で設置されている。それぞれ摩擦多板式のもの
に構成され各歯車49.50のボス部とクラッチケース
54とに一方及び他方の摩擦エレメントを支持させであ
る各油圧クラッチ18゜19は、その作動によって各歯
車49.50を中間軸11へと結合する。以上よりして
本実施例で設けた変速装置12Bは、油圧クラッチ18
.19の選択的な作動によって中空入力軸9により中空
出力軸10を正逆転駆動する油圧クラッチ式のものに構
成されている。 中間軸11に形成した前記作動油通路20.21は、油
圧クラッチ18.19のピストン18a。 19aによ)摩擦エレメントを押圧するための油圧室内
に連らねられている。、後側軸受枠7と一体の油路受継
筒22で覆われ九11tr紀環状開口端20a、21a
は、回転する中間軸11内の作動油通路20.21を位
置固定側の外部油通路に接続する油路ロータリジヨイン
ト部として機能する。 g2の5j!施例では変速装置12Bを油圧クラッチ式
のものとし2個の油圧クラッチ18.19を設けたため
、変速装置12Bの前後幅が第1(D%施例で設けた変
速装置12Aよシも大きくなっている。このため前側軸
受枠6に大径筒状部6bを設けて、両軸受枠6.7間の
間隔を第1の実施例の場合より大きくしている。 第2の!l!施例の他の部分は、前記スリーブベアリン
グ33に代えてボールベアリング54が用いられている
他は第1の実施例におけるのと同様とされている。 第5図が第3の実施例を示している。 本実施例では中間軸11と中空出力軸10間に、第2の
実施例における逆転用歯車50,53.52列に代えて
直接に噛合う歯車57.58による高速用歯車列を設け
、前記同様の歯車49.51列は低速用歯車列として用
い、変速装置12Cを、油圧クラッチ18.19の選択
的な作動によって中空入力軸9によ〕中空出力軸10を
高低2段に駆動する油圧クラッチ式のものに構成してい
る。 車両の後進駆動を得−る九めにはミッションケース2内
の走行系主変速装置45に、中間のアイドラ歯車59を
有する後進用変速歯車60.59゜61列を設けている
。 第3の実施例の他の部分の構造は、第2の実施例におけ
るのと全く同様である。 第6図は第1.第2及び第3の!l!施例で用いた同一
仕様のクラッチハウジングlを、クラッチハウジング内
に変速装置を設けない仕様のトラクタで用いた場合を示
す。 本構造では前記した中空入力軸4及び中空出力軸10を
一体化した形の走行系の中空駆動軸63が用いられ、前
側軸受枠6は単一のボールベアリング64を介し中空駆
動軸63の中間部を支持するものが用いられている。後
側軸受枠7は用いられないが、クラッチハウジング後壁
1aO前記取付は穴31はそのまま残しである。 中空駆動軸63とPTO系駆動軸13との後端部間には
、ボールベアリング65が介装されて^る。中空駆動軸
63と中空入力軸14間を連結するためには、中空入力
軸14の前端にストッパ突起66a付きのスリーブ66
が嵌着され、ストッパ突起66aと中空駆動軸63上の
1輪67との間で位置決めした軸継手68が用いられて
いる。 ミッションケース2内の走行系主変速装置45は、後進
用の変速歯車60,59.61列を備える。 【発明の効果〕 この発明は主クラッチのりリーズシフタ受筒4を一体に
形成する前側軸受枠6とクラッチ/Sウジフグ後壁1a
に間隔Dをあけて装置する後側軸受枠7とをクラッチハ
ウジング1内に対置して設け、Ra軸受枠6の背面側に
突出させた走行系中空入力軸9とその延長線上の中空出
力軸10間で2段の変速伝動を行なう変速装置12A、
12B、12Cを、両軸受枠6.7に支持させた中間軸
11を利用して構成し両軸受枠6.7間に配設したから
、上記変速装置の仕様変更に対処するのに、変速装置の
前後幅の変更に対しては前後幅大のときは第4図及び第
5図にそれぞれ例示する大径筒状部6bを前側軸受枠6
に設けることにより、また第4図及び第5図にそれぞれ
例示する油路受継筒22のような附属部材を必要とする
変速装置に対しては軸継手16.17の配置間隔として
あけた後側軸受枠7とクラッチハウジング後壁la間の
間隔Dfl:附属部材の配置空間として利用することに
より、そして何れの仕様の変速装置であっても前後に対
置した前側及び後側の軸受枠6.7によって軸支持を安
定に行ないつつ軸及び変速部材の自在な配置を可能とし
たことにより、同一仕様のクラッチハウジング1を用い
つつ両輪受枠6.7のみの仕様変更を行なって簡単に対
処できることとする。クラッチハウジング後1i1aに
は実施例で設けた前記取付は穴31に相当する後側軸受
枠取付は脚7aO取付は部を形成してさえおけばよく特
別の構造を附加するものでないことから、クラッチハウ
ジング内に変速装!を設けない仕様のトラクタにおいて
もクラッチハウジング内面上の支壁部5を利用しIJ
リーズシフタ受筒4を一体に備える平板状軸受枠6のみ
を用いることとして、本発明実施品が用いるのと同一仕
様のタラツテノーウジングlt′利用することができる
。 クラッチハウジングl内への組込みは作用の項で前述し
たようにクラッチハウジング10前方側から簡単に行な
え、その組込みでクラッチハウジング側の中空出力軸1
0とミッションケース側の中空入力軸14とを連結する
ための軸継手16が後側軸受枠7とクラツチノ1ウジン
グ後壁la間で位置決めされるから、次いで中空入力軸
14及びPTO系入力軸15をクラッチハウジングl内
に挿入し所要の軸連結を行ないつつクラッチハウジング
1ウジングlとミッションケース2間を組付ける組立て
作業も、簡単に行な見る。 !ill求項2の構造によれば、油圧クラッチ式のもの
において油圧クラッチ18.19に対する作動油給排路
のロータリジヨイント部を形成するための油路受継筒2
2について、それが後側軸受枠7に一体形成されている
ことから製作及び組付けの丸めのコストが大きく低減さ
れると共に取付は部を有しないことから後側軸受板7と
クラッチハウジング後111a間の間隔り内に難なく配
置できることになる。
第1図は第1o%施例を備えるトラクタの要部を示す縦
断側面図、第2図は第1の実施例で設けた後側軸受枠の
概略斜視図、第3図は上記トラクタ他部の一部展開縦断
側面図、第4図及び第5図はそれぞれ、第2の実施例及
び第3の実施例を備えるトラクタの要部を示す縦断側面
図、第6図は各実施例で用い九のと同一仕様のクラッチ
ハウジングを備え本発明伝動構造を採用していないトラ
クタの要部を示す縦断側面図である。 1・・・クラッチハウジング、ta・・・クラッチハウ
ジンク後壁、2・・・ミッションケース、3・・・主ク
ラッチ、4・・・リ−ズシフタ受筒、5・・・支壁部、
6・・・前側軸受枠、6b・・・大径筒状部%7・・・
後側軸受枠、7a・・・取付は脚、7b・・・取付は具
挿通穴、9・・・中空入力軸、10・・・中空出力軸、
11・・・中間軸、12A、12B、12C・・・走行
系変速装置、13・・・駆動軸、14・・・走行系中空
入力軸、】5・・・PTO系入力軸、16・・・軸継手
、17・・・軸継手、18゜19・・・油圧クラッチ、
20.21・・・作動油通路。 20a、21a・・・環状開口端、22・・・油路受継
筒、30・・・取付は具、31・・・取付は穴、37.
38゜39・・・歯車、40・・・アイドラ歯車、41
・・・歯車、42F、42R・・・シンクロナイザクラ
ッチ%49゜50・・・歯車、51.52・・・歯車、
53・・・アイドラ歯車、57.58・・・歯車。
断側面図、第2図は第1の実施例で設けた後側軸受枠の
概略斜視図、第3図は上記トラクタ他部の一部展開縦断
側面図、第4図及び第5図はそれぞれ、第2の実施例及
び第3の実施例を備えるトラクタの要部を示す縦断側面
図、第6図は各実施例で用い九のと同一仕様のクラッチ
ハウジングを備え本発明伝動構造を採用していないトラ
クタの要部を示す縦断側面図である。 1・・・クラッチハウジング、ta・・・クラッチハウ
ジンク後壁、2・・・ミッションケース、3・・・主ク
ラッチ、4・・・リ−ズシフタ受筒、5・・・支壁部、
6・・・前側軸受枠、6b・・・大径筒状部%7・・・
後側軸受枠、7a・・・取付は脚、7b・・・取付は具
挿通穴、9・・・中空入力軸、10・・・中空出力軸、
11・・・中間軸、12A、12B、12C・・・走行
系変速装置、13・・・駆動軸、14・・・走行系中空
入力軸、】5・・・PTO系入力軸、16・・・軸継手
、17・・・軸継手、18゜19・・・油圧クラッチ、
20.21・・・作動油通路。 20a、21a・・・環状開口端、22・・・油路受継
筒、30・・・取付は具、31・・・取付は穴、37.
38゜39・・・歯車、40・・・アイドラ歯車、41
・・・歯車、42F、42R・・・シンクロナイザクラ
ッチ%49゜50・・・歯車、51.52・・・歯車、
53・・・アイドラ歯車、57.58・・・歯車。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、前後に連設したクラッチハウジング1とミッション
ケース2間において走行駆動力の伝動は中空軸により、
また作業機駆動力の伝動は該中空軸を貫通するPTO系
の軸によりそれぞれ行なわせるトラクタの伝動構造にお
いて、クラッチハウジング1内に、主クラッチのリリー
ズシフタ受筒4を一体に備えクラッチハウジング内面上
の支壁部5の前面に装着された前側軸受枠6と後方向き
に突出する取付け脚7aによつてクラッチハウジングの
後壁1aに該後壁と間隔Dをあけて装着された後側軸受
枠7とを設置し、主クラッチ3を介し駆動される走行系
の中空入力軸9を前側軸受枠6の背面側に突出させて設
けると共に、この中空入力軸9の延長線上に位置する走
行系の中空出力軸10を後側軸受枠7の背面側に突出さ
せて上記両軸受枠6、7間に設け、また上記中空出力軸
10に平行させた中間軸11を上記両軸受枠6、7間に
設けて、中空入力軸9により中空出力軸10を正逆転駆
動または高低2段に駆動する走行系変速装置12A、1
2B、12Cを上記中間軸11と中空出力軸10間に配
設し、さらにPTO系の駆動軸13を上記した中空入力
軸9及び中空出力軸10を貫通させ後側軸受枠7の背面
側へ突出させて設けて、ミッションケース2の走行系中
空入力軸14及びそれを貫通するPTO系入力軸15と
をそれぞれ上記した中空出力軸10及び駆動軸13に対
し、後側軸受枠7とクラッチハウジング後壁1a間の前
記間隔D内で軸継手16、17により連結したことを特
徴とする伝動構造。 2、請求項1に記載のトラクタの伝動構造において、前
記走行系変速装置12B、12Cを、正逆転駆動用また
は高低2段駆動用の2個の油圧クラッチ18、19を前
記中間軸11上に設置してなる油圧クラッチ式のものに
構成し、上記油圧クラッチ18、19に連通させて、中
間軸11に形成した作動油通路20、21の中間軸11
外周面への環状開口端20a、21aを覆う油路受継筒
22を、後側軸受枠7の背面上から前記間隔D内に突出
状として該後側軸受枠7に一体形成したことを特徴とす
る伝動構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3236489A JPH0684132B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | トラクタの伝動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3236489A JPH0684132B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | トラクタの伝動構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02212225A true JPH02212225A (ja) | 1990-08-23 |
JPH0684132B2 JPH0684132B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=12356899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3236489A Expired - Lifetime JPH0684132B2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | トラクタの伝動構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684132B2 (ja) |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
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CN101412366A (zh) * | 2007-10-18 | 2009-04-22 | 株式会社久保田 | 行进车辆的变速装置 |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP3236489A patent/JPH0684132B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN101412366A (zh) * | 2007-10-18 | 2009-04-22 | 株式会社久保田 | 行进车辆的变速装置 |
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JP4616321B2 (ja) * | 2007-10-18 | 2011-01-19 | 株式会社クボタ | 走行車両の変速装置 |
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