JPS6013699Y2 - 農用トラクタ - Google Patents

農用トラクタ

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JPS6013699Y2
JPS6013699Y2 JP1962079U JP1962079U JPS6013699Y2 JP S6013699 Y2 JPS6013699 Y2 JP S6013699Y2 JP 1962079 U JP1962079 U JP 1962079U JP 1962079 U JP1962079 U JP 1962079U JP S6013699 Y2 JPS6013699 Y2 JP S6013699Y2
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康一郎 富士崎
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株式会社神崎高級工機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、各種の作業機を附設して各種の農作業に用
いられる農用トラクタに関するものである。
例えば実公昭50−7630号公報、実公昭5l−12
6n号公報及び実開昭53−53727号公報に開示さ
れているようにPTO動力について変速を行なう変速装
置を走行変速部の出力軸の出力端よりも前方側で機体内
に設置しであるタイプの農用トラクタは、例えば実開昭
52−70273号公報及び実開昭53−12128号
公報に開示されているように上記機能の変速装置を機体
内の後端部に設置しであるタイプの農用トラクタと対比
腰板体内の後端部に変速装置が設けられないことからし
て走行駆動用の後輪を農用トラクタの機体の極力後方位
置に設は得ることとして、機体がバランス良く安定に支
持される農用トラクタとなる。
ところが上記前者のタイプの農用トラクタの従来のもの
は機体内におき、走行動力変速用の主変速装置と副変速
装置或は走行動力変速用の1変速装置と円゛0動力変速
用の変速装置といった2組の変速装置を上下に配置して
設けていたため、機体の地上高が低くなる不具合があっ
た。
そこでこの考案、機体の地上高を極力高くしつつ、また
機体長の拡大を避けつつ、門℃動力用の変速装置を走行
変速部出力軸の出力端よりも前方に設置して、機体の安
定支持を図っである新規な農用トラクタを、提供しよう
とするものである。
図示の実施例について、この考案に係る農用トラクタの
構成を説明すると、第1図に示すように、機体前部にエ
ンジン1を搭載し、このエンジン1の動力を、前端大径
部2a内において第2図に記号化して図示した主クラッ
チ3を内蔵するクラッチハウジング2内と、該クラッチ
ハウジング2に引続いて機体の一部を構成しているミッ
ションケース4内とを、経て機体最後部を構成するリヤ
ハウジング5内へと伝達し、左右の後輪6を駆動して機
体の走行を行なわせるようにされると共に、機体より後
方へ延出させである作業機駆動用の円゛0軸7の回転駆
動を行なうように、構成された農用トラクタにおいて、
この考案に従った新規な工夫は、次のように施されてい
る。
すなわち、第2図に示すように、図示農用トラクタは、
エンジン1により主クラッチ3を介して駆動を受ける駆
動軸8ど該駆動軸8の下方に平行に設けた伝動軸9との
間に配設された、走行動力主変速装置である油圧クラッ
チ式変速装置10と、上記伝動軸9とその延長線上に設
けた他の伝動軸11との間に配設された、走行動力副変
速装置を構成する機械式変速装置12と、上記した駆動
軸8に対しカップリング13にて連結して該駆動軸8の
延長線上に設けた他の駆動軸14と上記した伝動軸11
後半部上に遊嵌して設けた中空伝動軸15との間に配設
されたPTO変速装置16との、3種の変速装置10,
12.16を備えたものとされているが、このうち先ず
油圧クラッチ式変速装置10は特に、図示のようにクラ
ッチハウジング2内に設置されている。
この油圧クラッチ式変速装置10は、第2図に示すよう
に、該変速装置10における原動側に位置する前記駆動
軸8と被動側に位置する前記伝動軸9とを、前端側では
クラッチハウジング2内の中途に該ハウジング2と一体
的に設けた支壁部2bにベアリング17.18を介して
、また後端側では後端開放のクラッチハウジング2と前
端開放のミッションケース4との間に介装した軸受板1
9にベアリング20.21を介して、それぞれ支持させ
て、設けられている。
この油圧クラッチ式変速装置10は駆動軸10上にF1
遊転歯車22、F2遊転歯車23、F3遊転歯車24及
びR遊転歯車25をそれぞれ遊嵌して設けると共に、伝
動軸9上にF□変速歯車26、F2変速歯車27、F3
変速歯車28及びR変速歯車29をそれぞれ嵌着して設
け、上記した遊転歯車22−25と変速歯車26−29
との対応するもの同士を図示のように、直接に(F歯車
)或は中間歯車25aを介し間接に(R歯車)噛合せ、
さらに駆動軸B上で各遊転歯車22,23,24.25
に配して、多板式のF1油圧クラッチ30、F2油圧ク
ラッチ31、F3油圧クラッチ32及びR油圧クラッチ
33を設けて、構成されている。
各油圧クラッチ30.31,32.33はその選択的な
作動で、それを配しである各遊転歯車22,23,24
゜25を選択的に駆動軸8に対し結合するものに構成さ
れており、したがって油圧クラッチ式変速装置10は、
上記のようなりラッチ選択作動で前進側では3段の変速
を、また後進側では1段の変速を、それぞれ行なうもの
となっている。
この油圧クラッチ式変速装置10はクラッチハウジング
2の後端側から該ハウジング2内に組込まれる。
次に前記した機械式変速装置12は、同様に第2図に図
示のように、ミッションケース4の前半部内に設置され
ており、この変速装置12設置部の後端部には、ミッシ
ョンケース4と一体的な支壁部4aを設けである。
この機械式変速装置12は、前記駆動軸14の前半部に
遊嵌して設けられた中空伝動軸34を備えており、この
中空伝動軸34は、その前端部に固定した大径歯車35
を、ミッションケース4内にまで臨ませである前記伝動
軸9の後端部に固定した小径歯車36と噛合せることで
、伝動軸9に連動連結されている。
中空伝動軸34は、その前端側では前記軸受板19に、
またその後端側では上記した支壁部4aに、それぞれベ
アリング37.38を介して支持されている。
また前記した伝動軸11は、伝動軸9の後端部に形成せ
る中空軸承部にニードルベアリング39を介して前端側
を支持されると共に、上記した支壁部4aにベアリング
40を介して中途を支持されて、中空伝動軸34の下方
位に配されている。
機械式変速装置12は、中空伝動軸34に固定して3個
の変速歯車41,42,43を設けると共に、伝動軸1
1前半部上に3個のシフト歯車44,45.46を軸1
1に対し相対摺動のみ自在に設け、また前記した伝動軸
9端の小径歯車36のボス部とシフト歯車46のボス部
とに互に噛合せ得る噛合爪47a、47bを形成するこ
とで該両歯車36.46間に噛合クラッチ47を介在さ
せて、構成されている。
以上により機械式変速装置12は、伝動軸11上でシフ
ト歯車44゜45.46を選択的に摺動変位させ、歯車
41゜44間の噛合いにより1速の変速比を、歯車42
.45間の噛合いにより2速の変速比を、歯車43.4
6間の噛合いにより3速の変速比を、さらに噛合爪47
ay47b間の噛合いでクラッチ47係合を得て伝動軸
9,11間を直結することにより4速の変速比を、それ
ぞれ選択的に得ることができるものとなっている。
この機械式変速装置12における中空伝動軸34とその
上の歯車35.41,42.43並びに伝動軸11上の
歯車44.45.46は、ミッションケース4の前端側
から該ケース内前半部に組込まれる。
前記した門℃変速装置16は、同様に第2図に図示のよ
うに、前記支壁部4aの後方においてミッションケース
4内の後半部に設置されている。
この円゛0変速装置16における原動側に位置する前記
駆動軸14は、その前端部では前記カップリング13を
支承するベアリング48を介し前記軸受板19に支持さ
れ、また中途を前記支壁部4aにベアリング49を介し
支持されると共に、後端部を、ミッションケース4頂壁
内面上に垂設した支壁部4bの大径穴に嵌合固定された
軸受筒50にベアリング51を介して支持されている。
またPTO変速装置16における被動側に位置する前記
中空伝動軸15は、前端部をベアリング52を介して前
記支壁部4aに、また後端部をベアリング53を介して
、後端開放のミッションケース4の後端開口を閉鎖する
、リヤハウジング5の前壁5aに、それぞれ支持させて
、設けられている。
このPTO変速装置16は、駆動軸14上に3個のシフ
ト歯車54,55.56を該軸14に対し相対摺動のみ
自在に設けると共に、中空伝動軸15上に3個の変速歯
車57.58.59を嵌着して設けて、駆動軸14上で
シフト歯車54.55.56を選択的に摺動変位させ、
歯車54.57間の噛合により1速の変速比を、また歯
車55.58間の噛合いにより2速の変速比を、さらに
歯車56.59間の噛合により3速の変速比を、それぞ
れ選択的に得ることができるように、構成されている。
各変速装置10,12,16の構成は、以上に説明した
通りであるが、油圧クラッチ式変速装置10と機械式変
速装置12とから成る走行動力変速部10.12の出力
軸を構成している前記伝動軸11は特に、同様に第2図
に示すように、PTO変速装置16における被動側の中
空伝動軸15内を貫通させ、後端部を前記したリヤハウ
ジング前壁5aにベアリング60を介して支持させた上
で、リヤハウジング5内へと出力端を臨ませである。
この伝動軸11の出力端には出力傘歯車61を嵌着して
あり、この出力傘歯車61を左右後輪6用の差動装置の
入力傘歯車62と噛合せ、出力傘歯車61によって、後
輪車軸6a(第1図)方向への、走行動力変速部10.
12の出力を行なうように、されている。
第2図において63は、リヤハウジング5の後端開口を
閉鎖するハウジング蓋であるが、前記したリヤハウジン
グ前壁5aと上記のハウジング蓋63とに両端部をベア
リング64.65を介し支持させて、前記駆動軸14の
延長線上にほぼ位置する伝動軸66を設けてあり、ミッ
ションケース4内にまで延出させである該伝動軸66前
端部に嵌着した歯車67を、前記中空伝動軸15の後端
部に嵌着した歯車68に噛合せ、もってPTO変速装置
16における被動側の中空伝動軸15に伝動軸66を連
動連結しである。
前記PTO軸7は、リヤハウジング5の底壁内面上に立
設した支壁部5bと上記したハウジング蓋63とにそれ
ぞれ、ベアリング69.70を介して支持されており、
このPTO軸7は、伝動軸66の後端部に嵌着した歯車
71に該PTO軸7に嵌着した歯車72を噛合せること
で、ハウジング蓋63内において伝動軸66に連動連結
されている。
第2図に示すように、クラッチハウジング2内の前記支
壁部2bの前面には、ハウジング73を装着しである。
このハウジング73部の詳細を第3図に図示して説明す
ると、先ず前記した駆動軸8の前端部は、該ハウジング
73の円形貫通穴73a内へと嵌合延出させてあって、
該駆動軸8前端部の周面に形成せる複数環状溝によって
円形貫通穴73a内に、互い間をシールされた4個の油
分配室74F□= 74F2,74F3,74Rが形
成されている。
これらの各油分配室74F、、74F2974F3,7
4 Rは、駆動軸8に穿設された油路(図示せず)を介
して、油圧クラッチ式変速装置10における相当する各
油圧クラッチ30゜31.32,33の作動油室へと連
通せしめられていて、該各油圧クラッチ3 G−33に
選択的に作動油を給排する油回路の一部を構成している
また同様に第3図に示すように、ハウジング73の上半
部前面には、内接歯車型の油圧ポンプ75を装着してあ
り、この油圧ポンプ75のポンプ軸75aは、前端側を
カップリング76にて主クラツチ3側の駆動軸77に連
結される(以上、第2図参照)と共に、後端部を第3図
に図示のように、カップリング7Bにて駆動軸8へと連
結されている。
上記のポンプ軸75aは、油圧ポンプ75のポンプケー
ス75bとケース蓋75cとにそれぞれ、ベアリング7
9.80を介し支持されている。
ハウジング73下半の中空状部には、同様に第3図に示
すように、前記伝動軸9の前端部を臨ませてあり、該伝
動軸9前端部の偏平切欠部9a上には、ハウジング73
内の段部81に対面位置させた摩擦制動板82を、伝動
軸9に対し相対摺動自在ではあるが相対回転不能に、設
けである。
上記したハラジングツ3下半中空状部の前面側は、ハウ
ジング蓋83により閉塞されている。
そして上記の中空状部内には、摩擦制動板82に対面位
置するピストン84を設けてあり、またりウジング蓋8
3に支持させて設けた進退杆85上に配して、ピストン
84を介し摩擦制動板82を段部81への圧接方向に移
動附勢する圧縮ばね86を設けである。
上に説明した機構自体は、例えば特開昭53−4583
暢公報により公知であり、上記の摩擦制動板82は、油
圧クラッチ式変速装置10の中立状態において圧縮ばね
86作用で段部81へと圧接せしめられて、伝動軸9を
制動し、不測の車輌発進が起ることを防止する。
油圧クラッチ式変速装置10の変速伝動状態では、ピス
トン84背後の油室87へ油圧が作用せしめられ、これ
により圧縮ばね86が縮められて、上記の制動が解除さ
れる。
以上の作用を得るための手段は、上記した公報等により
公知であり、またこの考案の要旨とするところと無関係
であるので、説明を省略する。
また図示の場合には、油圧クラッチ式変速装置10の後
段に設けられた前記機械式変速装置12、の変速操作に
先立って行なわれる主クラッチ3離脱操作に連動して、
摩擦御勤板82による制動を自動的に解除し、もって機
械式変速装置12の変速操作を円滑に行ない得るように
図っであるが、そのための機構も、例えば上記の特開昭
53−4583咥公報等により公知であり、またこの考
案の要旨とするところと無関係であるので、説明を省略
する。
次に、複数個のベアリング等を集中的に配して設けであ
る部分について、−具体例を第4図に図示して説明して
おく。
第4図は、前記した軸受板19に対する前記の軸8,1
4.34端の支持のさせ方を例示したものであり、該支
持部には、軸受板19と一体的なベアリング保持筒87
を設けである。
第4図に示すように、駆動軸8後端部を支承する前記ベ
アリング20は、保持筒87内面の環状段部87aと前
記F3遊転歯車24に前端面を当てであるリング88と
により、位置保持されている。
また中空伝動軸34前端部を支承する前記ベアリング3
7は、保持筒87内面の環状段部87bと軸34自体の
環状段部34aとにより、位置保持されている。
また駆動軸14の前端部を、前記のカップリング13を
介して支承する関係とされている前記ベアリング48は
、保持筒87内面の環状段部87c1力ツプリング13
自体の環状段部13a1並びに1対の止輪89,90を
利用して、位置保持されている。
なお以上の実施例における、機械式変速装置12と門℃
変速装置16との前後関係を逆にしても、考案目的達成
上、差支えない。
以上の説明から明らかなように、この考案の農用トラク
タは、走行動力について変速を行なう第1の変速装置1
0を前端部内において主クラッチ3を内蔵するクラッチ
ハウジング2内に設置し、走行動力について変速を行な
う第2の変速装置12と門℃動力について変速を行なう
第3の変速装置16とを上記クラッチハウジング2に後
続する機体内に、これらの第2及び第3の変速装置12
.16のうちの一方の変速装置12の原動側伝動軸を中
空軸34に形成して他方の変速装置16の原動側伝動軸
14の前半部上に遊嵌設置すると共に他方の変速装置1
6の従動側伝動軸を中空軸15に形成して一方の変速装
置12の従動側伝動軸11の後半部上に遊嵌設置するこ
とにより、前後に直列に配置し、上記第2の変速装置1
2の従動側伝動軸11の出力端を上記した第2及び第3
の変速装置12.16よりも後位に臨ませであることを
、特徴としてなるものであって、次の効果を奏する。
すなわちこの考案の農用トラクタは、走行変速部の出力
軸となる第2の変速装置12の従動側伝動軸11の出力
端を円゛0動力変速用の第3の変速装置16よりも後位
に臨ませであることにより該第3の変速装置16を上記
出力端より前方に設置したものとなっているから、後輪
を機体の極力後方位置に設は得ることとして、機体がバ
ランス良く安定に支持されることとするのであるが、そ
れでありながら機体の地上高が極力高くされると共に機
体長を極力短縮すること、次の通りである。
先ず機体の地上高の点について説明すると、第1の変速
装置10をクラッチハウジング2内へ移した上で、第2
、第3の変速装置12.16における2木兄の伝動軸の
うちの1木兄の伝動軸34.15を中空軸とすることで
前記のようにこれらの両変速装置12.16を前後に直
列に配置したことにより、トラクタの機体内で第1、第
2及び第3の変速装置10,12.16が全て直列的に
配置され上下に配置された関係の2組の変速装置が無い
こと、そして第2.第3の変速装置12.16において
一方の変速装置12の原動側中空伝動軸34が他方の変
速装置16の原動側伝動軸14の前半部上に、また他方
の変速装置16の従動側中空伝動軸15が一方の変速装
置12の従動側伝動軸11の後半部上に、それぞれ配置
されていることにより上記の伝動軸のうち2木兄の伝動
軸14.34と伝動軸11.15とがそれぞれ、互いに
同心的に配置された関係となっていて、前後に直列配置
した第2、第3の変速装置12.16間で上下に制動し
合った伝動軸がなく該両変速装置12.16が全く等し
い高さレベルで機体内に設置されていること、の2点か
らして機体の上下幅を最大限に圧縮できることになり、
これにより機体の下面位置が高められて大きな地上高を
得ることができるのである。
次に機体長の短縮の点について説明すると、3組設けら
れた変速装置のうち第1の変速装置10が、前端部内に
クラッチ3を設置されたのみで他部内が開放空間となっ
ているクラッチハウジング2内に設置されている点に加
えて、クラッチハウジング2に後続する機体内におき第
2、第3の変速装置12.16が前記の伝動軸配置より
して、そのうちの一方の変速装置12は原動側中空伝動
軸34と従動側伝動軸11前半部との間に変速ギヤ列を
設けて、また他方の変速装置16は原動側伝動軸14後
半部と従動側中空伝動軸15との間に変速ギヤ列を設け
て、それぞれ構成されることになり、これらの両変速装
置12.16が機体内の余分の空間を残さないように密
装置される関係となることから、クラッチハウジング2
に後続する機体部分の前後長をそれだけ圧縮できること
となって、機体長を極力短縮できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の概略側面図、第2図は同
実施例要部の模式的縦断側面図、第3図及び第4図はそ
れぞれ、同実施例の−及び他の部分の具体構造を示す縦
断側面図である。 2・・・・・・クラッチハウジング、2a・・・・・・
クラッチハウジング2の前端大径部、2b・・・・・・
支壁部、3・・・・・・主クラッチ、4・・・・・・ミ
ッションケース、4a、4b・・・・・・支壁部、5・
曲・リヤハウジング、5a・・・・・・前壁、5b・・
・・・・支壁部、6・・・・・・後輪、6a・・・・・
・後輪車軸、7・・・・・・PTO軸、8・・・・・・
駆動軸、9・・・・・・伝動軸、10・・・・・・油圧
クラッチ式変速装置、11・・・・・・伝動軸、12・
・・・・・機械式変速装置、14・・・・・・伝動軸、
1−5・・・・・・中空伝動軸、16・・・PTO変速
装置、19・・・・・・軸受板、34・・・・・・中空
伝動軸、61・・・・・・出力傘歯車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行動力について変速を行なう第1の変速装置10を前
    端部内において主クラッチ3を内蔵するクラッチハウジ
    ング2内に設置し、走行動力において変速を行なう第2
    の変速装置12と門℃動力について変速を行なう第3の
    変速装置16とを上記クラッチハウジング2に後続する
    機体内に、これらの第2及び第3の変速装置12.16
    のうちの一方の変速装置12の原動側伝動軸を中空軸3
    4に形成して他方の変速装置16の原動側伝動軸14の
    前半部上に遊嵌設置すると共に他方の変速装置16の従
    動側伝動軸を中空軸15に形成して一方の変速装置12
    の従動側伝動軸11の後半部上に遊嵌設置することによ
    り、前後に直列に配置して設置し、上記第2の変速装置
    12の従動側伝動軸11の出力端を上記した第2及び第
    3の変速装置12.16よりも後位に臨ませであること
    を、特徴としてなる農用トラクタ。
JP1962079U 1979-02-17 1979-02-17 農用トラクタ Expired JPS6013699Y2 (ja)

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