JPH06241288A - 歯車変速機 - Google Patents
歯車変速機Info
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- JPH06241288A JPH06241288A JP5315239A JP31523993A JPH06241288A JP H06241288 A JPH06241288 A JP H06241288A JP 5315239 A JP5315239 A JP 5315239A JP 31523993 A JP31523993 A JP 31523993A JP H06241288 A JPH06241288 A JP H06241288A
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- main shaft
- gear
- gear transmission
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- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H57/021—Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/02—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion
- F16H3/08—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts
- F16H3/087—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears
- F16H3/091—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears including a single countershaft
- F16H3/0915—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion without gears having orbital motion exclusively or essentially with continuously meshing gears, that can be disengaged from their shafts characterised by the disposition of the gears including a single countershaft with coaxial input and output shafts
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- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
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- F16H57/02—Gearboxes; Mounting gearing therein
- F16H2057/02039—Gearboxes for particular applications
- F16H2057/02043—Gearboxes for particular applications for vehicle transmissions
-
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- F16H2057/02052—Axle units; Transfer casings for four wheel drive
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2186—Gear casings
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転する軸間の距離を一定に保つ軸に取り付
けられた支持体を有する改良した手動変速機を提供す
る。 【構成】 エンジンで駆動されるようになっている歯車
変速機は、主軸(36)及び副軸(58)と、軸方向に
隔てられた軸受け支持構造体を有する変速機ケーシング
(18)と、トルク流路を形成するための、主軸及び副
軸に取り付けられたかみ合い歯車要素(28、48、5
0、52、54、66、70、74、80)と、第1及
び第2の軸受け開口(168、170)を有する支持体
(166)とを備え、軸受け開口を通して主軸及び副軸
が伸び、それによって主軸及び副軸はそれらの両端の中
間で支持され、その結果、歯車の歯の分離力が軸に関し
て横方向に作用するにもかかわらず主軸及び副軸の中心
距離はかみ合い歯車の中心距離と同じに保持される。
けられた支持体を有する改良した手動変速機を提供す
る。 【構成】 エンジンで駆動されるようになっている歯車
変速機は、主軸(36)及び副軸(58)と、軸方向に
隔てられた軸受け支持構造体を有する変速機ケーシング
(18)と、トルク流路を形成するための、主軸及び副
軸に取り付けられたかみ合い歯車要素(28、48、5
0、52、54、66、70、74、80)と、第1及
び第2の軸受け開口(168、170)を有する支持体
(166)とを備え、軸受け開口を通して主軸及び副軸
が伸び、それによって主軸及び副軸はそれらの両端の中
間で支持され、その結果、歯車の歯の分離力が軸に関し
て横方向に作用するにもかかわらず主軸及び副軸の中心
距離はかみ合い歯車の中心距離と同じに保持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車の手動変速機に関
し、更に詳細には、長軸変速機における軸の間隔並びに
かみ合い歯車の中心距離及び整合を保つための装置に関
する。
し、更に詳細には、長軸変速機における軸の間隔並びに
かみ合い歯車の中心距離及び整合を保つための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】通常の手動変速機は自動車のドライブラ
インに複数のトルク比を確立するようになっている歯車
装置を有している。これらの変速機は、典型的に、主軸
及び少なくとも一つの副軸のような二つ又はそれ以上の
軸を備えている。トルク伝達歯車は主軸の軸線の回りで
回転するように取り付けられかつ歯車要素が副軸の軸線
の回りで回転するように取り付けられている。五つの前
進速度比及び一つの後進速度比を有する多くの変速機に
おいて、可能なトルク比が増加すると、歯車の数の増加
に調和して軸の長さが長くなっている。
インに複数のトルク比を確立するようになっている歯車
装置を有している。これらの変速機は、典型的に、主軸
及び少なくとも一つの副軸のような二つ又はそれ以上の
軸を備えている。トルク伝達歯車は主軸の軸線の回りで
回転するように取り付けられかつ歯車要素が副軸の軸線
の回りで回転するように取り付けられている。五つの前
進速度比及び一つの後進速度比を有する多くの変速機に
おいて、可能なトルク比が増加すると、歯車の数の増加
に調和して軸の長さが長くなっている。
【0003】最初、これらの長い軸はその端部において
支持されていた。回転する歯車の係合中に遭遇する歯車
負荷の下で、これらの軸はねじりにより歪みかつ曲がろ
うとする。これらの歪み及び曲がりは適切な歯車のかみ
合いに悪い影響を与える。これにより歯車は摩耗し、歯
車効率が悪くなりかつ歯車騒音を発生する。この問題を
解決するために、幾つかの従来技術の変速機は、追加の
軸支持体を与えそれによって歪みを減少しかつ軸を安定
にするために端部の軸支持体の間で変速機ケースに取り
付けられた軸受け支持体を備えている。これらの支持体
の幾つかは米国特許第4,628,768号、第2,2
27,589号及び1,887,560号に示されてい
る。
支持されていた。回転する歯車の係合中に遭遇する歯車
負荷の下で、これらの軸はねじりにより歪みかつ曲がろ
うとする。これらの歪み及び曲がりは適切な歯車のかみ
合いに悪い影響を与える。これにより歯車は摩耗し、歯
車効率が悪くなりかつ歯車騒音を発生する。この問題を
解決するために、幾つかの従来技術の変速機は、追加の
軸支持体を与えそれによって歪みを減少しかつ軸を安定
にするために端部の軸支持体の間で変速機ケースに取り
付けられた軸受け支持体を備えている。これらの支持体
の幾つかは米国特許第4,628,768号、第2,2
27,589号及び1,887,560号に示されてい
る。
【0004】しかしながら、このような中央の軸受け支
持体の使用は、軸端の支持体と中央の軸受け支持体との
間の精密な整合を必要とする。これは厳しい特徴及び実
際的でない理想的な変速機ケースの機械加工公差を必要
とする。実際の問題として、固定された中央の支持体に
よって支持された軸及び関連する歯車装置は不適切な整
合によって高速で自己破壊する。
持体の使用は、軸端の支持体と中央の軸受け支持体との
間の精密な整合を必要とする。これは厳しい特徴及び実
際的でない理想的な変速機ケースの機械加工公差を必要
とする。実際の問題として、固定された中央の支持体に
よって支持された軸及び関連する歯車装置は不適切な整
合によって高速で自己破壊する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、回転
する軸間の距離を一定に保つ軸に取り付けられた支持体
を有する改良した手動変速機を提供することである。
する軸間の距離を一定に保つ軸に取り付けられた支持体
を有する改良した手動変速機を提供することである。
【0006】本発明の他の目的は、隣接する軸間及び対
応するかみ合い歯車間の中心距離を保持して軸の寿命を
改善しかつ歯車の騒音を減少した、軸端支持体間の支持
体を有する改良した手動変速機を提供することである。
応するかみ合い歯車間の中心距離を保持して軸の寿命を
改善しかつ歯車の騒音を減少した、軸端支持体間の支持
体を有する改良した手動変速機を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、長軸変速機における
三つの軸受けの整合上の問題を排除した、軸端支持体間
の支持体を有する改良した手動変速機を提供することで
ある。
三つの軸受けの整合上の問題を排除した、軸端支持体間
の支持体を有する改良した手動変速機を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、駆
動部材と被駆動部材との間でトルクを伝達するようにな
っている歯車変速機において、前記駆動部材に接続され
るようになっている主軸及び副軸であって片寄った軸線
を有する主軸及び副軸と、軸方向に隔てられた軸受け支
持構造体を有する変速機ケーシングと、前記主軸及び副
軸に取り付けられ、トルク流路を形成するかみ合い歯車
要素と、前記第1及び第2の軸受け開口を有する支持体
と、を備え、前記支持体が前記ケーシングと独立してお
りかつケーシングに関して自由に可動であり、前記主軸
及び前記副軸は前記開口を介して伸びておりかつ前記主
軸及び副軸の端部の中間で前記支持体によって支持さ
れ、それによって前記主軸及び副軸の中心距離は、歯車
に関して横に作用する歯車の歯の分離力にもかかわらず
かみ合い歯車の中心距離であるように保たれて構成され
ている。
動部材と被駆動部材との間でトルクを伝達するようにな
っている歯車変速機において、前記駆動部材に接続され
るようになっている主軸及び副軸であって片寄った軸線
を有する主軸及び副軸と、軸方向に隔てられた軸受け支
持構造体を有する変速機ケーシングと、前記主軸及び副
軸に取り付けられ、トルク流路を形成するかみ合い歯車
要素と、前記第1及び第2の軸受け開口を有する支持体
と、を備え、前記支持体が前記ケーシングと独立してお
りかつケーシングに関して自由に可動であり、前記主軸
及び前記副軸は前記開口を介して伸びておりかつ前記主
軸及び副軸の端部の中間で前記支持体によって支持さ
れ、それによって前記主軸及び副軸の中心距離は、歯車
に関して横に作用する歯車の歯の分離力にもかかわらず
かみ合い歯車の中心距離であるように保たれて構成され
ている。
【0009】本願の他の発明は、駆動部材と被駆動部材
との間でトルクを伝達するようになっている歯車変速機
において、前記駆動部材に接続されるようになっている
主軸及び副軸であって片寄った軸線を有する主軸及び副
軸と、軸方向に隔てられた軸受け支持構造体を有する変
速機ケーシングと、前記主軸及び副軸に取り付けられ、
トルク流路を形成するかみ合い歯車要素と、前記第1及
び第2の軸受け開口を有する一部品の支持体と、前記軸
受け開口内に取り付けられたローラ軸受けと、を備え、
前記主軸及び副軸が前記ローラ軸受けを通して伸びかつ
前記主軸及び前記副軸の端部の中間で前記支持体によっ
て支持され、それによって前記主軸及び副軸の中心距離
は、歯車に関して横に作用する歯車の歯の分離力にもか
かわらずかみ合い歯車の中心距離であるように保たれて
構成されている。
との間でトルクを伝達するようになっている歯車変速機
において、前記駆動部材に接続されるようになっている
主軸及び副軸であって片寄った軸線を有する主軸及び副
軸と、軸方向に隔てられた軸受け支持構造体を有する変
速機ケーシングと、前記主軸及び副軸に取り付けられ、
トルク流路を形成するかみ合い歯車要素と、前記第1及
び第2の軸受け開口を有する一部品の支持体と、前記軸
受け開口内に取り付けられたローラ軸受けと、を備え、
前記主軸及び副軸が前記ローラ軸受けを通して伸びかつ
前記主軸及び前記副軸の端部の中間で前記支持体によっ
て支持され、それによって前記主軸及び副軸の中心距離
は、歯車に関して横に作用する歯車の歯の分離力にもか
かわらずかみ合い歯車の中心距離であるように保たれて
構成されている。
【0010】
【作用】上記目的及び本発明の他の目的を遂行するため
に、駆動部材と被駆動部材との間でトルクを一方向に伝
達するようになっている手動歯車変速機は、主軸及び副
軸を備えている。主軸は駆動部材に接続されるようにな
っており、かつ主軸及び副軸は片寄った軸線を有する。
に、駆動部材と被駆動部材との間でトルクを一方向に伝
達するようになっている手動歯車変速機は、主軸及び副
軸を備えている。主軸は駆動部材に接続されるようにな
っており、かつ主軸及び副軸は片寄った軸線を有する。
【0011】軸方向に隔てられた軸受け支持構造体を有
する変速機のケーシングには主軸及び副軸が取り付けら
れている。主軸及び副軸に取り付けられたかみ合い歯車
要素は、選択的に係合してトルク流路を形成できるよう
になっている。
する変速機のケーシングには主軸及び副軸が取り付けら
れている。主軸及び副軸に取り付けられたかみ合い歯車
要素は、選択的に係合してトルク流路を形成できるよう
になっている。
【0012】第1及び第2の軸受け開口を有する支持体
は、軸方向に隔てられた軸受け支持構造体の中間で主軸
及び副軸に取り付けられている。主軸及び副軸はそれぞ
れ支持体の軸受け開口を通して伸びかつそれによって主
軸及び副軸の両端間で支持されている。このような支持
体は、歯車の歯の分離力が主軸又は副軸に関して横に作
用するのにもかかわらず、主軸及び副軸に取り付けられ
たかみ合い歯車の中心距離を保つ。
は、軸方向に隔てられた軸受け支持構造体の中間で主軸
及び副軸に取り付けられている。主軸及び副軸はそれぞ
れ支持体の軸受け開口を通して伸びかつそれによって主
軸及び副軸の両端間で支持されている。このような支持
体は、歯車の歯の分離力が主軸又は副軸に関して横に作
用するのにもかかわらず、主軸及び副軸に取り付けられ
たかみ合い歯車の中心距離を保つ。
【0013】軸受け支持体はケーシングの機械加工操作
とは独立して、特別の機械加工設備で機械加工される。
主軸の軸受け及び副軸の軸受けは、変速機の組立体操作
中に補助組み立て操作の一部として軸受け支持体内に予
め組み立てられる。
とは独立して、特別の機械加工設備で機械加工される。
主軸の軸受け及び副軸の軸受けは、変速機の組立体操作
中に補助組み立て操作の一部として軸受け支持体内に予
め組み立てられる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。第1図及び第2図は、本発明にしがたって
つくられた自動車用の改良した手動変速機を示してい
る。変速機は自動車のドライブラインの駆動部材と被駆
動部材との間でトルクを伝達する。以下で詳細に記載す
るように、改良した変速機は変速機の軸の間隔を保ちそ
れによって歯車の騒音を減らしかつ変速機の信頼性を増
加する軸に取り付けられた中央の支持体を有している。
軸に取り付けられた中央の支持体は前進5速及び後進1
速を有する手動変速機と関連して記載されている。しか
しながら、軸に取り付けられた中央の支持体は、端部の
支持体の中間で軸支持体を必要とするあらゆる手動変速
機に使用可能である。
て説明する。第1図及び第2図は、本発明にしがたって
つくられた自動車用の改良した手動変速機を示してい
る。変速機は自動車のドライブラインの駆動部材と被駆
動部材との間でトルクを伝達する。以下で詳細に記載す
るように、改良した変速機は変速機の軸の間隔を保ちそ
れによって歯車の騒音を減らしかつ変速機の信頼性を増
加する軸に取り付けられた中央の支持体を有している。
軸に取り付けられた中央の支持体は前進5速及び後進1
速を有する手動変速機と関連して記載されている。しか
しながら、軸に取り付けられた中央の支持体は、端部の
支持体の中間で軸支持体を必要とするあらゆる手動変速
機に使用可能である。
【0015】図1にはトルク入力軸10が示され、その
入力軸10は入力軸とクラッチプレートのハブとの間で
駆動接続を許容するためにスプライン12が形成され、
そのクラッチプレートは運転者に操作される手動クラッ
チ及びフライホイール組立体の一部を形成している。エ
ンジンのクランク軸は手動クラッチ及びフライホイール
組立体を介して入力軸10に接続されている。
入力軸10は入力軸とクラッチプレートのハブとの間で
駆動接続を許容するためにスプライン12が形成され、
そのクラッチプレートは運転者に操作される手動クラッ
チ及びフライホイール組立体の一部を形成している。エ
ンジンのクランク軸は手動クラッチ及びフライホイール
組立体を介して入力軸10に接続されている。
【0016】図2に示される被駆動軸14は、駆動ヨー
クと駆動接続するためにスプライン16が形成され、そ
の駆動ヨークは軸14と被駆動との間のユニバーサルジ
ョイントの一部を形成している。トルクは駆動軸を通し
かつ差動及び車軸機構を介して車両の牽引車輪に送られ
る。
クと駆動接続するためにスプライン16が形成され、そ
の駆動ヨークは軸14と被駆動との間のユニバーサルジ
ョイントの一部を形成している。トルクは駆動軸を通し
かつ差動及び車軸機構を介して車両の牽引車輪に送られ
る。
【0017】図1及び図2に示される変速機は、周辺が
自動車の内燃エンジンのエンジンブロックにボルト付け
又は他の方法で固定されるようになっているクラッチベ
ルハウジング部分20を有する鋳造ハウジング部分18
を備えている。
自動車の内燃エンジンのエンジンブロックにボルト付け
又は他の方法で固定されるようになっているクラッチベ
ルハウジング部分20を有する鋳造ハウジング部分18
を備えている。
【0018】ケーシングすなわちハウジング部分18は
ボルト24によって相手のケーシングすなわちハウジン
グ部分26の一端に固定され、その部分26は後述する
変速機歯車装置の一部及び後軸すなわち被駆動軸14を
包囲する。ハウジング部分18及び26は一体のハウジ
ング組立体を形成する。
ボルト24によって相手のケーシングすなわちハウジン
グ部分26の一端に固定され、その部分26は後述する
変速機歯車装置の一部及び後軸すなわち被駆動軸14を
包囲する。ハウジング部分18及び26は一体のハウジ
ング組立体を形成する。
【0019】トルク入力歯車28はトルク入力軸10に
接続され或いはそれと一体に形成されている。トルク入
力歯車は、変速機のハウジング部分18の前壁部分34
に形成された軸受け開口32内のテーパ付きローラ軸受
け30によって支持されている。
接続され或いはそれと一体に形成されている。トルク入
力歯車は、変速機のハウジング部分18の前壁部分34
に形成された軸受け開口32内のテーパ付きローラ軸受
け30によって支持されている。
【0020】変速機の主軸36は、トルク入力軸10の
軸線に関して同軸に配置されてハウジング部分18及び
26を通して伸びている。主軸36は入力歯車28に形
成された軸受け開口40内の軸受け38によって支持さ
れている。主軸は変速機の出力側においてテーパ付きロ
ーラ軸受け42によって支持され、その軸受け42は変
速機ハウジング部分26の端壁46の軸受け開口44内
に受けられている。
軸線に関して同軸に配置されてハウジング部分18及び
26を通して伸びている。主軸36は入力歯車28に形
成された軸受け開口40内の軸受け38によって支持さ
れている。主軸は変速機の出力側においてテーパ付きロ
ーラ軸受け42によって支持され、その軸受け42は変
速機ハウジング部分26の端壁46の軸受け開口44内
に受けられている。
【0021】主軸36は、それに第2駆動比歯車48、
第3駆動比歯車50及び第5駆動比歯車又はオーバード
ライブ歯車52が形成されているので、極めて長い。主
軸36の右側には、第2図に示されるように、第1駆動
比歯車54及び後進駆動歯車56が回転可能に支持され
ている。主軸36は顕著な曲げ及び捩れ歪み力を受け
る。中間支持体がないと、これらの力による主軸の曲げ
及び捩れ歪みは軸の長さの関数である。
第3駆動比歯車50及び第5駆動比歯車又はオーバード
ライブ歯車52が形成されているので、極めて長い。主
軸36の右側には、第2図に示されるように、第1駆動
比歯車54及び後進駆動歯車56が回転可能に支持され
ている。主軸36は顕著な曲げ及び捩れ歪み力を受け
る。中間支持体がないと、これらの力による主軸の曲げ
及び捩れ歪みは軸の長さの関数である。
【0022】副軸58は主軸36に関して平行に配置さ
れて端部が支持されている。副軸58は主軸36の歯車
列と対を成す歯車列を備えるので比較的長い。副軸58
は、左端において、変速機の軸受け支持壁34に形成さ
れた軸受け開口62内に配置されたテーパ付きローラ軸
受け60によって支持されている。副軸58の右端はハ
ウジング部分26の右側軸受け支持壁46内のテーパ付
きローラ軸受け64によって支持されている。入力歯車
要素66は68において副軸58にスプライン接続され
ている。
れて端部が支持されている。副軸58は主軸36の歯車
列と対を成す歯車列を備えるので比較的長い。副軸58
は、左端において、変速機の軸受け支持壁34に形成さ
れた軸受け開口62内に配置されたテーパ付きローラ軸
受け60によって支持されている。副軸58の右端はハ
ウジング部分26の右側軸受け支持壁46内のテーパ付
きローラ軸受け64によって支持されている。入力歯車
要素66は68において副軸58にスプライン接続され
ている。
【0023】オーバードライブ歯車要素70は軸受け7
2によって副軸58に支持されている。第3駆動比歯車
要素74は副軸58に取り付けられた軸受け76によっ
て支持されている。第2駆動比歯車要素78は軸受け8
0によって副軸58に支持されている。
2によって副軸58に支持されている。第3駆動比歯車
要素74は副軸58に取り付けられた軸受け76によっ
て支持されている。第2駆動比歯車要素78は軸受け8
0によって副軸58に支持されている。
【0024】第1駆動比歯車要素82は副軸58に形成
され或いはそれに直接接続されている。その歯車要素8
2は第1駆動比歯車54と常時かみ合っている。同様
に、歯車要素78は第2駆動比歯車48と常時かみ合っ
ている。
され或いはそれに直接接続されている。その歯車要素8
2は第1駆動比歯車54と常時かみ合っている。同様
に、歯車要素78は第2駆動比歯車48と常時かみ合っ
ている。
【0025】後進駆動歯車要素84は副軸に形成され又
はそれに一体的に接続される。この後進歯車装置は副軸
58の長さを増加する。後進駆動歯車要素84は後進駆
動ピニオン86と常時かみ合い、その後進駆動ピニオン
は軸受け90によってピニオン軸88に回転可能に支持
されている。ピニオン軸88は、端部がハウジング部分
26の一部を備える支持壁に形成された開口92及び9
3内に支持されている。
はそれに一体的に接続される。この後進歯車装置は副軸
58の長さを増加する。後進駆動歯車要素84は後進駆
動ピニオン86と常時かみ合い、その後進駆動ピニオン
は軸受け90によってピニオン軸88に回転可能に支持
されている。ピニオン軸88は、端部がハウジング部分
26の一部を備える支持壁に形成された開口92及び9
3内に支持されている。
【0026】第2図において、後進駆動ピニオン86は
主軸及び副軸の位置に関して角度的に位置がずれて示さ
れされている。これは説明を簡略にするためである。実
際、後進駆動ピニオン86は主軸に支持された後進駆動
歯車56とかみ合っている。
主軸及び副軸の位置に関して角度的に位置がずれて示さ
れされている。これは説明を簡略にするためである。実
際、後進駆動ピニオン86は主軸に支持された後進駆動
歯車56とかみ合っている。
【0027】第1及び後進シンクロナイザのクラッチハ
ブ94が96において主軸36にスプライン接続されて
いる。第4及び第5駆動比シンクロナイザのクラッチハ
ブ98が100においてシンクロナイザ36の左端にス
プライン接続されている。
ブ94が96において主軸36にスプライン接続されて
いる。第4及び第5駆動比シンクロナイザのクラッチハ
ブ98が100においてシンクロナイザ36の左端にス
プライン接続されている。
【0028】クラッチハブ98はシンクロナイザの円錐
クラッチ面102が形成され、そのクラッチ面はシンク
ロナイザのブロッカリング104と係合するようになっ
ている。クラッチハブ98はシンクロナイザのブロッカ
リングの歯108に関して軸方向に整合されているクラ
ッチ歯106を支持している。これらの歯108及びシ
ンクロナイザのクラッチ歯106はシンクロナイザのク
ラッチスリーブ112に形成された内側クラッチ歯11
0と係合可能である。入力歯車28は外側クラッチ歯1
14を支持し、そのクラッチ歯114はシンクロナイザ
のクラッチスリーブ112の内側クラッチ歯110と整
合される。クラッチスリーブ112が右方向に移動され
たとき、クラッチスリーブは入力歯車28とシンクロナ
イザのクラッチハブ98との間で駆動接続を形成し、こ
のようにして、入力軸10と主軸36との間で直結駆動
接続を確立する。
クラッチ面102が形成され、そのクラッチ面はシンク
ロナイザのブロッカリング104と係合するようになっ
ている。クラッチハブ98はシンクロナイザのブロッカ
リングの歯108に関して軸方向に整合されているクラ
ッチ歯106を支持している。これらの歯108及びシ
ンクロナイザのクラッチ歯106はシンクロナイザのク
ラッチスリーブ112に形成された内側クラッチ歯11
0と係合可能である。入力歯車28は外側クラッチ歯1
14を支持し、そのクラッチ歯114はシンクロナイザ
のクラッチスリーブ112の内側クラッチ歯110と整
合される。クラッチスリーブ112が右方向に移動され
たとき、クラッチスリーブは入力歯車28とシンクロナ
イザのクラッチハブ98との間で駆動接続を形成し、こ
のようにして、入力軸10と主軸36との間で直結駆動
接続を確立する。
【0029】クラッチスリーブ112が右方向に移動さ
れたとき、スラストバー116がブロッカリング104
と係合する。シンクロナイザの移動止め118は、シン
クロナイザのクラッチスリーブ112が右方向に移動さ
れたとき、ブロッカリング係合力を確立する。シンクロ
ナイザのクラッチスリーブ112が左方向に移動された
とき、歯車28はシンクロナイザのクラッチハブ98か
ら離脱され、このようにして、第4駆動比動作中にトル
ク流路を無効にする。
れたとき、スラストバー116がブロッカリング104
と係合する。シンクロナイザの移動止め118は、シン
クロナイザのクラッチスリーブ112が右方向に移動さ
れたとき、ブロッカリング係合力を確立する。シンクロ
ナイザのクラッチスリーブ112が左方向に移動された
とき、歯車28はシンクロナイザのクラッチハブ98か
ら離脱され、このようにして、第4駆動比動作中にトル
ク流路を無効にする。
【0030】シンクロナイザのクラッチハブ120は第
5駆動比歯車要素70に形成されている。内側クラッチ
歯を有するシンクロナイザのクラッチスリーブ122は
クラッチハブ120の外側歯と整合する。シンクロナイ
ザブロッカリング124は円錐面が形成され、その円錐
面は入力歯車要素66のハブに形成されたシンクロナイ
ザのクラッチ円錐面126と係合する。スラストバー1
28はブロッカリング124と係合し、かつクラッチス
リーブ122が左方向に移動されたとき軸方向左方向の
クラッチ係合力を発揮する。これにより入力歯車要素6
6と副軸58との間で駆動接続が確立される。駆動接続
は歯車要素66のハブに形成された外側クラッチ歯13
0によって確立され、そのクラッチ歯130はクラッチ
スリーブの歯がブロッカリング124の歯を通過した後
クラッチスリーブ122の内側歯と係合する。ブロッカ
リング124に作用するシンクロナイザクラッチ係合力
はばね負荷された移動止めボール132によって確立さ
れる。
5駆動比歯車要素70に形成されている。内側クラッチ
歯を有するシンクロナイザのクラッチスリーブ122は
クラッチハブ120の外側歯と整合する。シンクロナイ
ザブロッカリング124は円錐面が形成され、その円錐
面は入力歯車要素66のハブに形成されたシンクロナイ
ザのクラッチ円錐面126と係合する。スラストバー1
28はブロッカリング124と係合し、かつクラッチス
リーブ122が左方向に移動されたとき軸方向左方向の
クラッチ係合力を発揮する。これにより入力歯車要素6
6と副軸58との間で駆動接続が確立される。駆動接続
は歯車要素66のハブに形成された外側クラッチ歯13
0によって確立され、そのクラッチ歯130はクラッチ
スリーブの歯がブロッカリング124の歯を通過した後
クラッチスリーブ122の内側歯と係合する。ブロッカ
リング124に作用するシンクロナイザクラッチ係合力
はばね負荷された移動止めボール132によって確立さ
れる。
【0031】2−3シンクロナイザのクラッチハブ13
4が図2に示されるように136において副軸158に
スプライン接続されている。クラッチハブ134は第3
駆動比歯車要素74及び第2駆動比歯車要素78によっ
てそれぞれ支持されたシンクロナイザの円錐クラッチ要
素138及び140に隣接して配置されている。2−3
シンクロナイザのクラッチスリーブ142はクラッチハ
ブ134に滑り可能に支持され、クラッチハブ134は
歯車要素74及び78にそれぞれ形成されたシンクロナ
イザのクラッチ歯144及び146と係合する内側クラ
ッチ歯が形成されている。入力歯車28及びオーバード
ライブ歯車52に関連して記載されたシンクロナイザク
ラッチの構造の場合と同様に、2−3シンクロナイザク
ラッチ組立体は148及び150で示されるように一対
のブロッカリングを備え、そのブロッカリングはスリー
ブ142が移動されたとき歯車74及び78のハブの外
側円錐クラッチ面と係合する内側円錐クラッチ面を有し
ている。
4が図2に示されるように136において副軸158に
スプライン接続されている。クラッチハブ134は第3
駆動比歯車要素74及び第2駆動比歯車要素78によっ
てそれぞれ支持されたシンクロナイザの円錐クラッチ要
素138及び140に隣接して配置されている。2−3
シンクロナイザのクラッチスリーブ142はクラッチハ
ブ134に滑り可能に支持され、クラッチハブ134は
歯車要素74及び78にそれぞれ形成されたシンクロナ
イザのクラッチ歯144及び146と係合する内側クラ
ッチ歯が形成されている。入力歯車28及びオーバード
ライブ歯車52に関連して記載されたシンクロナイザク
ラッチの構造の場合と同様に、2−3シンクロナイザク
ラッチ組立体は148及び150で示されるように一対
のブロッカリングを備え、そのブロッカリングはスリー
ブ142が移動されたとき歯車74及び78のハブの外
側円錐クラッチ面と係合する内側円錐クラッチ面を有し
ている。
【0032】第1及び後進シンクロナイザのクラッチハ
ブ94は152において主軸36にスプライン接続され
ている。第1及び後進シンクロナイザのクラッチスリー
ブ154はハブ94に滑り可能に配置されている。クラ
ッチスリーブ154が右方向に移動されると、その内側
歯156は後進歯車56の外側歯158と係合する。ク
ラッチスリーブ154が左方向に移動されると、その内
側歯は第1駆動比歯車54の外側歯160と駆動係合す
る。ブロッカリング162は、右方向に移動されたと
き、主軸36と歯車56との間を通常の方法で同期さ
せ、かつスリーブ154が左方向に移動されたとき主軸
36と第1駆動比歯車54との間を同様に同期させる。
ブ94は152において主軸36にスプライン接続され
ている。第1及び後進シンクロナイザのクラッチスリー
ブ154はハブ94に滑り可能に配置されている。クラ
ッチスリーブ154が右方向に移動されると、その内側
歯156は後進歯車56の外側歯158と係合する。ク
ラッチスリーブ154が左方向に移動されると、その内
側歯は第1駆動比歯車54の外側歯160と駆動係合す
る。ブロッカリング162は、右方向に移動されたと
き、主軸36と歯車56との間を通常の方法で同期さ
せ、かつスリーブ154が左方向に移動されたとき主軸
36と第1駆動比歯車54との間を同様に同期させる。
【0033】ガードル形の軸受け支持体166は二つの
軸受け開口168及び170を有している。軸受け支持
体166は図3に最も良く示されている。副軸58は軸
受け開口168を通して伸びかつ主軸36は軸受け開口
170を通して伸びている。主軸36は中間軸受け17
2によって軸受けガードル166内に支持され、かつ副
軸58は中間軸受け174によって軸受け開口168内
に支持されている。好ましくは、軸受け172、174
はローラ軸受けである。軸受けガードル166は主軸3
6及び副軸58の軸線が離れるのを抑制し、このように
して、歯車の歯のかみ合いによる半径方向分離力成分が
副軸及び主軸を曲げようとするのを阻止する。
軸受け開口168及び170を有している。軸受け支持
体166は図3に最も良く示されている。副軸58は軸
受け開口168を通して伸びかつ主軸36は軸受け開口
170を通して伸びている。主軸36は中間軸受け17
2によって軸受けガードル166内に支持され、かつ副
軸58は中間軸受け174によって軸受け開口168内
に支持されている。好ましくは、軸受け172、174
はローラ軸受けである。軸受けガードル166は主軸3
6及び副軸58の軸線が離れるのを抑制し、このように
して、歯車の歯のかみ合いによる半径方向分離力成分が
副軸及び主軸を曲げようとするのを阻止する。
【0034】図2に示されるように、支持体166は一
部品の加工構造であり、そこにおいて、所望の軸中心距
離は軸受け開口168及び170の加工中に制御され
る。好ましくは、支持体166はアルミニュウム材料か
らつくられる。
部品の加工構造であり、そこにおいて、所望の軸中心距
離は軸受け開口168及び170の加工中に制御され
る。好ましくは、支持体166はアルミニュウム材料か
らつくられる。
【0035】支持体166は主軸36及び副軸58に取
り付けられたかみ合い歯車の中心距離を一定に保ち、そ
れによって歯車騒音を減少する。更に、支持体166は
変速機ハウジング内に取り付けられ又は変速機ハウジン
グに形成された中央軸受け支持体を有する変速機におい
て遭遇する整合の問題を排除する。
り付けられたかみ合い歯車の中心距離を一定に保ち、そ
れによって歯車騒音を減少する。更に、支持体166は
変速機ハウジング内に取り付けられ又は変速機ハウジン
グに形成された中央軸受け支持体を有する変速機におい
て遭遇する整合の問題を排除する。
【0036】本発明を実施するための最適の態様を詳細
に記載したが、当業者は本発明の範囲内で改良、変更で
ある。
に記載したが、当業者は本発明の範囲内で改良、変更で
ある。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、主軸及び副軸はそれぞ
れ支持体の軸受け開口を通して伸びかつそれによって主
軸及び副軸の両端間で支持されている。これにより、歯
車の歯の分離力が主軸又は副軸に関して横に作用するの
にもかかわらず、主軸と副軸との距離及びそれらの軸に
取り付けられたかみ合い歯車の中心距離を一定に保つこ
とができる。
れ支持体の軸受け開口を通して伸びかつそれによって主
軸及び副軸の両端間で支持されている。これにより、歯
車の歯の分離力が主軸又は副軸に関して横に作用するの
にもかかわらず、主軸と副軸との距離及びそれらの軸に
取り付けられたかみ合い歯車の中心距離を一定に保つこ
とができる。
【図1】本発明に従ってつくられた改良された手動歯車
変速機の長手方向断面図の左半分を示す図である。
変速機の長手方向断面図の左半分を示す図である。
【図2】本発明に従ってつくられた改良された手動歯車
変速機の長手方向断面図の右半分を示す図である。
変速機の長手方向断面図の右半分を示す図である。
【図3】図2の線3−3に沿って切断した断面図であっ
て、主軸及び副軸の中心距離及びそれらに取り付けられ
た対応するかみ合い歯車の中心距離を保持するための支
持体を示す図である。
て、主軸及び副軸の中心距離及びそれらに取り付けられ
た対応するかみ合い歯車の中心距離を保持するための支
持体を示す図である。
【図4】図3の線4−4に沿って切断した断面図であ
る。
る。
18 ハウジング部分 26 ハウジ
ング部分 36 主軸 58 副軸 28、48、50、 歯車要素 52、54、
56 歯車要素 66、70 歯車要素 74、80
歯車要素 166 支持体 168、17
0 軸受け開口 172、174 軸受け
ング部分 36 主軸 58 副軸 28、48、50、 歯車要素 52、54、
56 歯車要素 66、70 歯車要素 74、80
歯車要素 166 支持体 168、17
0 軸受け開口 172、174 軸受け
Claims (8)
- 【請求項1】 駆動部材と被駆動部材との間でトルクを
伝達するようになっている歯車変速機において、 前記駆動部材に接続されるようになっている主軸及び副
軸であって片寄った軸線を有する主軸及び副軸と、 軸方向に隔てられた軸受け支持構造体を有する変速機ケ
ーシングと、 前記主軸及び副軸に取り付けられ、トルク流路を形成す
るかみ合い歯車要素と、 前記第1及び第2の軸受け開口を有する支持体と、を備
え、前記支持体が前記ケーシングと独立しておりかつケ
ーシングに関して自由に可動であり、 前記主軸及び前記副軸は前記開口を介して伸びておりか
つ前記主軸及び副軸の端部の中間で前記支持体によって
支持され、それによって前記主軸及び副軸の中心距離
は、歯車に関して横に作用する歯車の歯の分離力にもか
かわらずかみ合い歯車の中心距離であるように保たれる
歯車変速機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の歯車変速機において、
主軸は一端において前記駆動部材に接続されかつ他端に
おいて前記被駆動部材に接続されるようになっている歯
車変速機。 - 【請求項3】 請求項2に記載の歯車変速機において、
主軸に取り付けられた歯車要素が主軸に回転可能に支持
されかつシンクロナイザクラッチ装置が前記主軸の歯車
要素を主軸に接続している歯車変速機。 - 【請求項4】 請求項1に記載の歯車変速機において、
前記主軸が一端において前記被駆動部材に接続されるよ
うになっており、前記副軸が他端において前記被駆動部
材に接続されるようになっている歯車変速機。 - 【請求項5】 請求項1に記載の歯車変速機において、
前記支持体が一部品でつくられた構造である歯車変速
機。 - 【請求項6】 請求項5に記載の歯車変速機において、
前記支持体が前記軸受け開口内に取り付けられたローラ
軸受けを備える歯車変速機。 - 【請求項7】 請求項6に記載の歯車変速機において、
前記支持体がアルムニュム合金材料からつくられている
歯車変速機。 - 【請求項8】 駆動部材と被駆動部材との間でトルクを
伝達するようになっている歯車変速機において、 前記駆動部材に接続されるようになっている主軸及び副
軸であって片寄った軸線を有する主軸及び副軸と、 軸方向に隔てられた軸受け支持構造体を有する変速機ケ
ーシングと、 前記主軸及び副軸に取り付けられ、トルク流路を形成す
るかみ合い歯車要素と、 前記第1及び第2の軸受け開口を有する一部品の支持体
と、 前記軸受け開口内に取り付けられたローラ軸受けと、を
備え、前記主軸及び副軸が前記ローラ軸受けを通して伸
びかつ前記主軸及び前記副軸の端部の中間で前記支持体
によって支持され、それによって前記主軸及び副軸の中
心距離は、歯車に関して横に作用する歯車の歯の分離力
にもかかわらずかみ合い歯車の中心距離であるように保
たれる歯車変速機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/990,875 US5284067A (en) | 1992-12-15 | 1992-12-15 | Manual transmission shaft center control support device |
US990875 | 1992-12-15 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241288A true JPH06241288A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=25536610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315239A Pending JPH06241288A (ja) | 1992-12-15 | 1993-12-15 | 歯車変速機 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5284067A (ja) |
JP (1) | JPH06241288A (ja) |
CA (1) | CA2108520A1 (ja) |
DE (1) | DE4342814A1 (ja) |
GB (1) | GB2273536B (ja) |
MX (1) | MX9307129A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100282869B1 (ko) * | 1993-12-14 | 2001-09-17 | 정몽규 | 자동차용수동변속기의프론트베어링오일공급구조 |
JP3961060B2 (ja) * | 1997-03-19 | 2007-08-15 | 愛知機械工業株式会社 | マニュアルトランスミッションのリバースアイドラギヤ取付け構造 |
US5911793A (en) * | 1997-05-22 | 1999-06-15 | Kaye; Kenneth B. | Transmission with semi-floating shafts |
FR2798714B1 (fr) * | 1999-09-17 | 2002-01-18 | Renault | Dispositif de changement de vitesses a arbres paralleles disposant de trois points de guidage en rotation |
DE19954130A1 (de) | 1999-11-11 | 2001-05-17 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Stufenwechselgetriebe |
US6643959B2 (en) * | 2000-02-23 | 2003-11-11 | Tecumseh Products Company | Implement having engine and transaxle module |
US20040089086A1 (en) * | 2002-11-12 | 2004-05-13 | Ewing Gregory A. | Transmission having rigid link between shafts |
DE10315314A1 (de) * | 2003-04-04 | 2004-10-28 | Zf Friedrichshafen Ag | Automatisiertes Mehrganggetriebe |
US20050223833A1 (en) * | 2004-03-31 | 2005-10-13 | Herzog Contracting Corp. | Transmission with top mounted shift mechanism |
US20080095484A1 (en) * | 2006-10-24 | 2008-04-24 | Freudenberg-Nok General Partnership | Center bearing support |
CN107120413B (zh) * | 2017-06-23 | 2020-04-24 | 中国重汽集团大同齿轮有限公司 | 一种行星机构变速器用后置取力器结构 |
DE102018221831A1 (de) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | Zf Friedrichshafen Ag | Haltevorrichtung für ein Fahrzeuggetriebe |
DE102018221835A1 (de) * | 2018-12-14 | 2020-06-18 | Zf Friedrichshafen Ag | Bandage für ein Kraftfahrzeuggetriebe |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US2529392A (en) * | 1947-12-23 | 1950-11-07 | Chrysler Corp | Support for rear axle differentials |
US3690399A (en) * | 1971-01-25 | 1972-09-12 | Boise Cascade Corp | Axle assembly for an automotive vehicle |
BE796939A (fr) * | 1972-03-16 | 1973-07-16 | Westdeutsche Getriebewerk Gmbh | Mecanisme de transmission |
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JPS58188223U (ja) * | 1982-05-21 | 1983-12-14 | 株式会社クボタ | トラクタ用トランスミツシヨン |
ES2012680A6 (es) * | 1989-03-06 | 1990-04-01 | Fenollar Manrique Francisco | Reductor de velocidad. |
DE3913091A1 (de) * | 1989-04-21 | 1990-10-25 | Porsche Ag | Gangschaltgetriebe fuer ein kraftfahrzeug |
JP2505459Y2 (ja) * | 1990-05-02 | 1996-07-31 | 株式会社神崎高級工機製作所 | トラクタの伝動構造 |
JP2517464Y2 (ja) * | 1990-05-28 | 1996-11-20 | 株式会社神崎高級工機製作所 | 作業車両用のトランスミツシヨン装置 |
-
1992
- 1992-12-15 US US07/990,875 patent/US5284067A/en not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-15 CA CA002108520A patent/CA2108520A1/en not_active Abandoned
- 1993-10-29 GB GB9322276A patent/GB2273536B/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-11-15 MX MX9307129A patent/MX9307129A/es not_active IP Right Cessation
- 1993-12-15 JP JP5315239A patent/JPH06241288A/ja active Pending
- 1993-12-15 DE DE4342814A patent/DE4342814A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
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---|---|
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US5284067A (en) | 1994-02-08 |
DE4342814A1 (de) | 1994-06-16 |
GB9322276D0 (en) | 1993-12-15 |
GB2273536B (en) | 1996-03-13 |
CA2108520A1 (en) | 1994-06-16 |
GB2273536A (en) | 1994-06-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |