JPS592262Y2 - 機械式駐車設備における入庫制御装置 - Google Patents

機械式駐車設備における入庫制御装置

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JPS592262Y2
JPS592262Y2 JP11723879U JP11723879U JPS592262Y2 JP S592262 Y2 JPS592262 Y2 JP S592262Y2 JP 11723879 U JP11723879 U JP 11723879U JP 11723879 U JP11723879 U JP 11723879U JP S592262 Y2 JPS592262 Y2 JP S592262Y2
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JP
Japan
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weight
vehicle
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mechanical parking
limit
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JP11723879U
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JPS5634949U (ja
Inventor
勝彦 前川
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新明和工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は垂直循環式、多層循環式、あるいは水平循環式
等の機械式駐車設備において、入庫しようとする各車両
の重量を計って予め設定した制限重量を越える車両に対
しては入庫を阻止することを目的とした機械式駐車設備
における入庫制御装置に関するものである。
従来、例えば垂直循環式駐車設備においては、上下スプ
ロケット、チェノ、ケージ、駆動装置等を支持する建造
物の受梁部に負荷荷重を検知して電気信号に変換し得る
荷重変換器を介在させることにより、建造物にかかる全
負荷荷重を常時監視し、過負荷に伴なうチェノまたは建
造物自体の損傷を未然に防ぐようにしていた。
しかし、前述のものにおいては、個々の入庫車両に対す
る重量制限の手段が計られていないため、例えば、車長
・車幅・車高の点で入庫を許容される車両は工具器具や
ボンベ等を積載したものでもケージに乗り込むことにな
り、この場合は積載物を含む車両の重量が大きくなると
、チェノおよび建造物にかかる総合負荷がいくら小さく
てもケージ自体が荷重に耐えられず、歪みを生じて破損
し、さらには駐車設備全体の大事故にも発展しかねない
本考案は前述現状に鑑み、駐車設備入出庫「」手前に車
両重量を検出する重量検知部と、該重量検知部よりの情
報を受は予め設定した制限重量値との比較を行なう超過
判別手段とを設け、該判別手段部において超過信号を発
した際のみ駐車設備に至る車両通路に設けた車両進入阻
止部材が作動して車両の進入を阻止するごとくして1、
駐車設備内における個々の駐車ケージおよび駐車設備総
てにおよぼす重量超過による諸障害を除くことを目的と
した、機械式駐車設備における入庫制御装置に関するも
のである。
図の実施例につき詳述すれば第1図は本考案の入庫制御
装置を採用した垂直循環式1駐車設備の側面図であって
、1は車両搭載ケージで、建屋2内の上・下部に設けた
一対のスプロケットホイル3゜4を無端鎖5により連結
し、該無端鎖5に等間隔で前記ケージ1を枢着吊持して
前記上部スプロケットホイル3の下部に設けた駆動装置
6により循環駆動させ、建屋2の最下部に形成した入出
庫ロアにおいて車両8のケージ1への入庫またはケージ
1からの出庫を行なうごとくしである。
9は前記入出庫ロアの前面に設けた車両重量検知部で、
以下の構成より成る。
地上床10に堀設した円形ピット11の床11 a中央
部と鉄床11 a円周部4ケ所に、それぞれ負荷荷重を
検知して電気信号に変換し得る第1および第2〜5荷重
変換器12.13,14,15.16を据付け、ターン
テーブル17の上面を地上床10と面一となるように該
ターンテーブル17の中心軸17 aを、前記第1荷重
変換器12の上面に固設した軸受18に支承させである
さらに前記ターンテーブル17は下面に前記中心軸17
aを中心とした円形の帯板19を張り付け、前記第2〜
5荷重変換器13〜16の各々上面に軸支した支持ロー
ラ20を前記帯板19に転勤自在に係合させることによ
り、常時水平を保持している。
21は前記ピット11の側方に連通して設けた小ピット
22内に設置せる減速機およびブレーキ付の正・逆転モ
ータで、軸端に固定した摩擦ローラ23の周面を前記タ
ーンテーブル17の摩擦周面17bに転勤自在に圧接係
合させ、前記正・逆転モータ21の駆動により前記ター
ンテーブル17を回転するごとくしである。
24は前記ピット11の壁面11 bに固設したリミッ
トスイッチ、25は前記ターンテーブル17の下面に前
記中心軸17 aに対して対称位置に垂設した2個のス
I・ライ力で、前記リミットスイッチ24はいずれか一
方のストライカ25に係合したとき発信して前記正・逆
転モータ21の駆動を停止させるものである。
26は前記入出庫ロア付近に設置した重量超過判別手段
で、入出庫ロアに向って右寄りの地上床10に支柱27
を立設し、該支柱27上端に判別手段本体28を固設し
ている。
第4図は前記判別手段本体28に内蔵した制御回路を概
略的に示したブロック図である。
第4図において、101.102,103,104,1
05はそれぞれ前記第1〜5荷重変換器12〜16から
の検知荷重W工、W2.W3.W4.W5を表わす電気
信号をテ゛ジタル表示に変換する検知荷重レジスタで、
該レジスタ101〜105の出力は加算器106の入力
となり、該加算器106の出力は比較器107の一方の
入力となっている。
また108は制限重量設定器で、1台のケージ1への搭
載荷重限界を示す制限重量値Woを設定し得るごとくな
っており、その出力は制限重量値レジスタ109を経て
前記比較器107の他方の入力となっている。
前記比較器107は、前記加算器106からの入力、即
ち第1〜5荷重変換器12〜16の合計検知荷重W(−
W1+W2+W3+W4+W5)と前記レジスタ109
からの制限重量値Woを比較して、W<WoまたはW≧
Woを判別し、それぞれの判別信号を発生するごとくな
っている。
29は入庫禁止表示・警告手段として前記判別手段本体
28の前面に付設した電光表示板で、前記比較器107
からW≧Woを示す信号を受けたときのみ作動して、例
えば「貴方の車両は制限重量オーバーのため入庫できま
せん」を点燈表示するものである。
尚、必要に応じて前記点燈表示に連動して作動する警報
器(図示せず)を備えてもよい。
30は前記入出庫ロアと重量検知部9との間に設けた車
両進入阻止手段で、地上床10に堀設した凹所31上部
壁に入出庫ロア側端部を支承し上下方向に回動可能とし
た阻止板32と、前記凹所31内に下端を揺動自在に設
置しロッド先端を前記阻止板32の中央下面に枢結した
エアシリンダ33とから成り、前記阻止板32は常時は
上面を地上床10と面一に保持し、前記比較器107か
らW≧W。
の信号を受けたときのみ前記エアシリンダ33の作動に
よるロッド伸長動作により−L方に回動して地上に突出
し、車両8の入出庫ロアへの進入を完全に阻止するごと
くしである。
34は入出庫ロアに設けた開閉ドアで、ケージ1の循環
駆動中および夜間等駐車設備全体の不使用時には閉とさ
れ、車両8の入場および退場時のみ開くものである。
次に作用につき説明する。
今、空のケージ1が入出庫[」7の所定位置に待機して
いるものとする。
そして入庫しようとする車両8が入出庫ロアに近づき、
ターンテーブル17−F、に乗って停止すると、第1〜
5荷重変換器12〜16はそれぞれ負荷荷重を検知して
電気信号に変換し、判別手段本体2Bの各検知荷重レジ
スタ101〜105に入力する。
これらの検知荷重レジスタ101〜105からの検知荷
重値Wl、W2.W3.W4.W5は加算機106にお
いて加算され、合計検知荷重値Wが比較器107に入力
される。
該比較器107では前述制限重量値W。と前記合計荷重
値Wを比較し、W<Woであれば「制限重量以下」の信
号を発生し、またW≧WOであれば「制限重量超過」の
信号を発生する。
前記比較器107に「制限重量以下」の信号が発生して
いる際は、正・逆転モータ21が駆動してターンテーブ
ル17を180度回転させ、車両8は後進により入出庫
ロアよりケージ1に乗り込み可能となる。
逆に、前記比較器107に「制限重量超過」の信号が発
生していると、正・逆転モータ21は駆動不能の状態と
され、また車両進入阻止手段30はエアシリンダ33の
作動により阻止板32を第2図の二点鎖線で示すごとく
上方に回動突出させるため、車両8は入出庫ロア方向へ
進入を完全に阻止される。
さらにこれと同時に、電光表示板29が点燈するため、
車両8の運転者は制限重量超過により入庫できないこと
を知り、ターンテーブル17上より車両8を退去させる
尚、前述第1実施例において前記車両進入阻止手段30
に代えて、第5図に示すような車両進入阻止手段300
を使用しても実施できる。
即ち、第2実施例として車両進入阻止手段300は、前
記重量検知部9と同一構成の重量検知部900と入出庫
ロア00(図示せず)との間において車両進入通路をは
さみ車両の進入方向に対して直角な方向に離間して支柱
301と架台302を地上床303に立設し、支柱30
1の上端には回動アーム304の基端を適宜捩りばね(
図示せず)を装着したピン305により枢支して、前記
回動アーム304が車両進入方向に直角な垂直面内で回
動可能且つ自重により先端下向方向に付勢するようにし
である。
また前記架台302−ヒにはロープ巻取・巻戻しドラム
306を据付け、該ドラム306から導出したロープ3
07の先端を前記回動アーム304の先端に係着しであ
る。
しかして、前記車両進入阻止手段300は常時は第5図
の二点鎖線で示すごとく、ロープ307を巻戻して地上
床303に這わせた状態にあり、車両はロープ307を
横断して入出庫口(700)に進入できるが、第1実施
例における比較器107に相当する比較器(図示せず)
に「制限重量超過」の信号を発生すると、これを受けて
ロープ巻取・巻戻しドラム306がロープ307を巻取
り、第5図の実線のごとく回動アーム304と共にロー
プ307が地上床303より所定高さ位置に持ち上げら
れ、車両の入出庫口(700)方向への進入を阻止する
ものである。
尚、第6図に示すごとく、前記支柱301と回動アーム
304との間に扇子状の折りたたみ式表示板308を設
け、該表示板308に「貴方の車両は制限重量オーバー
のため入庫できません」の文句を記載しておけば、前述
ロープ巻取り時に、車両の運転者は前記表示板308を
目視することができ、この場合は前述第1実施例におけ
る電光表示板29は不要となる。
さらに、第1実施例において、車両進入阻止手段30に
代えて開閉ドア34を利用することもできる。
その他、車両進入阻止手段としては、鉄道の踏切りに使
用するような開閉ゲートであっても実施できる。
また、ターンテーブルを備えない機械式駐車設備にあっ
ては、ターンテーブルは単なる車両を載置できる固定式
のテーブルとすればよい。
以上詳述せるごとく、本考案装置に依るときは、入庫し
ようとする各車両は入出庫口の手前において重量検知部
により車両の重量を計り、さらに重量超過判別手段によ
りその重量がケージに搭載できる最大重量として予め設
定した制限重量より大きいか小いさいかを判別し、小さ
いときにはその車両に対して入出庫口よりケージへの乗
り込みを許容するも、大きいときには電光表示板あるい
は警報器をもって車両の運転者に制限重量オーバーを知
らせるとともに、車両進入阻止手段を作動させて車両の
進入を強制的に阻止するごとくしたため、誤って制限重
量を超過した車両のケージ乗り込みに起因するケージお
よび/または駐車設備全体の故障および事故の危険性を
皆無となし得る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を示すもので、第1〜4
図は第1実施例を示し、このうち第1図は本考案装置を
含む垂直循環式、駐車設備の側面図、第2図は第1図の
A−A矢視拡大平面図、第3図は第2図のB−B矢視断
面図、第4図は重量超過判別手段の制御ブロック図、第
5図は第2実施例における車両進入阻止手段を示すもの
で入出庫F」側から重量検知部の方向にみた図、第6図
は第5図の車両進入阻止手段の一部を変更した図である
。 図中、1はケージ、7は入出庫口、8は車両、9は重量
検知手段、26は重量超過判別手段、30は車両進入阻
止手段である。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)車輌搭載用ケージを移動させて車輌の格納を行な
    う機械式駐車設備において、入出庫口手前に車両重量検
    知部を設け、該重量検知部近傍に該検知部よりの検知情
    報を受けて予め設定した制限重量値と比較する重量超過
    判別手段を備え、該超過判別手段が重量超過信号を発し
    た際のみ人出庫口扉または前記重量検知部と入出庫口間
    に進退自在に設けた車両進入阻止手段を閉として、車両
    の入庫を不能ならしめるごとくしたことを特徴とする機
    械式駐車設備における入庫制御装置。
  2. (2)前記車両重量検知部は、■個のターンテーブル中
    心軸および適宜半径をもって適宜数固定側に配置した支
    持ローラ部に設けた荷重変換器とより成る実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の機械式駐車設備における入庫制
    御装置。
  3. (3)前記重量超過判別手段は、前記重量検知部よりの
    検知荷重を入力する検知荷重レジスタと、制限重量値を
    予め設定しておくための制限重量設定器と、該設定器か
    らの制限重量値を入力する制限重量値レジスタと、前記
    検知荷重と制限重量値の大小を判別する比較器とより成
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の機械式駐車設備
    における入庫制御装置。
  4. (4)前記車両進入阻止手段は、常時は地表面下に位置
    するも前記超過判別手段よりの超過信号を受けて作動す
    るシリンダにより車両前面に直立状となる車輌進入阻止
    部材を備えて成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    機械式駐車設備における入庫制御装置。
  5. (5)常時は収納状態にあるも、進入阻止部材の阻止位
    置への移動と同時に空中に展開状となる表示部材を設け
    て戊る実用新案登録請求の範囲第4項記載の機械式駐車
    設備における入庫制御装置。
JP11723879U 1979-08-24 1979-08-24 機械式駐車設備における入庫制御装置 Expired JPS592262Y2 (ja)

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JPS5634949U JPS5634949U (ja) 1981-04-04
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