JPS59226145A - アルミ素材 - Google Patents

アルミ素材

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JPS59226145A
JPS59226145A JP10095883A JP10095883A JPS59226145A JP S59226145 A JPS59226145 A JP S59226145A JP 10095883 A JP10095883 A JP 10095883A JP 10095883 A JP10095883 A JP 10095883A JP S59226145 A JPS59226145 A JP S59226145A
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aluminum
aluminum alloy
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lid
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松林 宏
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Nobuyuki Sato
信行 佐藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウム又はアルミニウム合金の素材に関
し、更に詳しくは有機合成樹脂フィルム又は有機塗料に
よる塗膜との密着性に優れたアルミニウム又はアルミニ
ウム合金素材に関する。
アルミニウム又はアルミニウム合金の素材を合成樹脂フ
ィルムまたは紙と積層させた積層体は食品包装分野に大
きな需要を有する。
しかしながらアルミニウム又はアルミニウム合金の素材
は、塗料あるいは合成樹脂フィルムとの密着性が不充分
であって、上記積層体を用いて作った軟質の容器、例え
ば袋に、果汁のような酸性の内容物を収容せしめると、
アルミニウム又はアルミニウム合金の素材と塗料又は合
成樹脂フィルムとが剥離し、アルミニウム又はアルミニ
ウム合金は腐食され長期間保存することができない、と
いう欠点がある。
又、内容物を充填した後、高温殺菌を行う型の食品包装
袋においては保存期間は一層短かくなる。
従来、アルミニウムの、合成樹脂あるいは塗料に対する
密着性を改善する方法として、陽極酸化処理、シん酸ク
ロム酸処理、クロメート処理、シん酸処理あるいはベー
マイト処理等が知られているが、必ずしもその改善は十
分ではなかった。本発明者は、アルミニウムの、合成樹
脂あるいは塗料に対する密着性を改善する方法として、
アルミニウム又はアルミニウム合金の表面を、その表面
張力が46ダイン/crn以上になるまで250〜45
0℃の温度に加熱した後、(A)水溶性チタン化合物及
び/又は水溶性ツルコニウム化合物と(B)タンニン物
質及び/又は有機高分子物質を含有する混合重液で該表
面を塗布乾燥する処理法を提案した(特願昭56−19
6995号)。
その後アルミニウム又はアルミニウム合金を用いた包装
材として下記のような新たな技術が開発されつつあり、
そこでは更に改善された密着力が要求されるようになっ
た。
従来のイージーオープン蓋のタブ付開封片は、鋭利な端
縁を有することから、これを扱う者が指を損傷したり、
また素足で歩くことの多い海辺等に捨てられると著しく
危険性を増す重大な問題があシ、それを解決するため、
予じめ開口を設けた缶蓋に開口を除いてその周囲に熱接
着性の熱可塑性樹脂層を設け、これとアルミニウム箔に
樹脂塗膜を設けた開封片とをヒートシールするイージー
オープン蓋(第1図参照)が考案された(特開昭57−
163642号参照)。なお、第1図で1は缶蓋、2は
開封片、3は開゛口を示す。この蓋を、コーヒー飲料、
しるこ等の殺菌を必要とする缶詰に適用すると、開封片
が従来のアルミニウム箔を用いた場合、加熱殺菌中にア
ルミニウム箔と樹脂塗膜間の密着性が低下し、その結果
、両者間で剥離が生じるだめ、缶内容物の漏洩を生じる
等の問題があった。
また、半剛性容器用としてアルミニウム箔の蓋が近年水
準かんの包装等で使用されている。この蓋にイーソーオ
ープン機能を持たせる試みがされているが、剛性のある
缶蓋とは異り、リベット加工によりリング・ゾルタブを
取シ付けることが出来ず、予じめスコア加工した塗装ア
ルミニウム箔の蓋上に塗装したリングプルタブを接着剤
を介し熱接着するイーソーオープン蓋(第2図参照)が
考案された(特開昭58−73541号参照)。
なお第2図で記号6はスコア(切り込み線)、7は塗装
アルミ蓋、8はリング・プルタブ、9はスコア挿装き用
先端、10は把み部、11はリング・ゾルタブと塗装ア
ルミ蓋との接着部を示す。この蓋においても、加熱殺菌
工程を通ると、アルミニウム箔と塗膜との間の密着力が
低下し、その結果、蓋とリングプルタブが離れてしまい
開口できなくなる問題がちシ、アルミニウム箔の表面処
理の必要性があった。
本発明は上記のようなアルミニウム系素材の有する問題
点や、更に深絞シ加工によってアルミニウム(合金)箔
からコーンカッグを作った場合の密俯力や耐食性の低下
の問題を解決する新規なアルミニウム又はアルミニウム
合金の包装用素材を燐供するものである。
本発明の新規なアルミニウム又はアルミニウム合金の包
装用素材は、XPS法による 0、6以下、最も好ましくは0.4以下であることを特
徴とするアルミニウム又はアルミニウム合金のえて大き
いと、表面処理の有無に拘らず、有機合成樹脂フィルム
又は有機塗料による塗膜との乾燥時密着力が低下するの
で好ましくない。
本発明の好ましい態様のアルミニウム又はアルミニウム
合金の包装用素材は、xPS法によるましくけ24以下
、最も好ましくは、2,2以下のアルミニウム又はアル
ミニウム合金の素材である。
表面処理をしても高温水存在士での経時後の密着力等が
低下するので好ましくない。
本発明の最も好ましい態様のアルミニウム又はアルミニ
ウム合金の包装用床材は、XPS法によ値が1.0以下
、好ましくは0.5以下最も好ましくは0.2以下のア
ルミニウム又はアルミニウム合金素材、殊にアルミニウ
ム合金素材である。
をしても高温水、高応力下での密着力の低下や絞シ加工
後の耐食性の低下が起るので好ましくない。
以下の説明においてアルミニウム又はアルミニウム合金
の素材の例として箔、について説明するが、本発明の素
材は箔に限定されるものではなく、板及びコイルを含む
ものである。
本明細書で「XPS法」とは、X線光電子分光法による
元素分析法をいうもので、一定のエネルギーを持つX線
を固体表面に照射したとき放出される光電子のエネルギ
ーを解析するもので、電子の束縛エネルギーから元素の
定性分析を、又、光電子の量から元素の定量分析を行な
うことができる。測定深さは固体表面から20ノ程度で
ある。
(染野檀、安盛岩雄「表面分析jp、224〜(講談社
、1979))。
値」とは以下の条件で算出された値を云う。X線光電子
分光装置を用い、1o−8rorr以下の真空中で、ア
ルミニウムに、X線を試料表面に照射し、Al、、  
軌道からの光電子についてその量をピーク面積として測
定しIAlとし、同様にして、Mσ、5軌道からの光電
子量をIM9、c15軌道からの光電子量を1,7.0
□5軌道からの光電子量をI。とする。同一測定条件で
標準試料とし−r−A1203、At(011’)3、
A12(so4)3について、アルミニウムと酸素の光
電子量を測定し、アルミニウムの酸素に対する原子濃度
比を横軸としアルミニウムの酸素に対する光電子量比(
ピーク面積比)を縦軸としてグラフに描き、得られた直
線の傾きを酸素に対するアルミニウムの相対感度係数S
  とする。
At 同様にして、マグネシウムについては、標準試料として
、MQOXJfg(’0H)2、Mg5O4f用い、酸
素に対するマグネシウムの相対感度係数sMgを求め、
炭素については、標準試料として、ポリビニルブチラー
ル、ポリソアリルフタレート、ポリヒニルアルコー乞ホ
リビニルフォルマル、ホリエチルセルロースを用い酸素
に対する炭素の相対感度係数S。を求める。
先に測定したIAtをSAtで除したものを、(Al)
−1IM−8Mc、で除したものを(Mg)、ICf:
Scで除したものを(c)とする。これら(At)、(
Mry)を求め、更にJo−(0)とを算出する。
第3図に、本発明のアルミニウム合金素材、(実施例1
1)をXPS法により分析した広域スペクトル例を示す
。At    Mg    02S、   IS、  
tS。
C1sのピークを図中に示す。第4図(α)、(b)、
(C)、くめに、第3図のAl 25、Mg、、0□5
、C15の各狭域スペクトルを示す。図中に点線で示し
た様にパックグラウンド線を引き、ピーク面積を各元素
の光電子量とする。
本発明のアルミニウム又はアルミニウム合金の素材は、
種々の方法で製造することができ、次にそのいくつかの
好ましい方法を例示するが、これら例示方法に限定され
るものではない。
が0.8以下である新規なアルミニウム又はアルミニウ
ム合金の素材は、マグネシウム含有量5%以下のアルミ
ニウム又はアルミニウム合金を用い、最終仕上げ圧延を
パラフィン系基油と高級アルコール系油性剤を含む圧延
油を用いて、素材温度を90℃以下に保ちながら行なっ
た後、0.8〜5秒間のバーナーによる火炎処理又はコ
ロナ放電処理した後直ちにタイトコイルに巻取ることに
よシ製造することができる。
2.7以下である新規なアルミニウム又はアルミニウム
合金の素材は、マグネシウム含有量3%以下のアルミニ
ウム又はアルミニウム合金を用い、最終仕上げ圧延を・
ぐラフイン系基油と高油アルコール系油性剤を含む圧延
油を用いて、素材温度を90°C以下に保ちながら行な
った後、0.1〜0.5秒間の火炎処理と0,2〜5秒
間のコロナ放電処理をするか又は、300〜350°C
で100分以内の加熱処理と0.2〜5秒間のコロナ放
電処理をするか、又は、1〜5秒間のコロナ放電処理を
した後、直ちにタイトコイルに巻取ることにより製造す
ることができる。
ニウム又はアルミニウム合金の素材は、マグネシウム含
有量1.5%以下のアルミニウム又はアルミニウム合金
を用い、最終仕上げ圧延を・ぐラフイン系基油と高級ア
ルコール系油性剤を含む圧延油を用いて、素材温度を9
0°C,Ll下に保ちながら行なった後、0.1〜3秒
の火炎処理と0.2〜5秒間のコロナ放電処理をするか
又は、300〜350°Cで1分以内の加熱処理と0.
2〜5秒間のコロナ放電処理をするか又は、014〜5
秒間のコロナ放電処理をしだ後、直ちにタイトコイルに
巻取ることによシ製造することができる。
コロナ放電処理は一般に用いられる方法が採用されるが
、好適には市販の高周波発生器を用い、電極として絶縁
ローラー電極、平板電極を使用し、電極電圧5KV 〜
aoKV、周波数5 K Hz 〜5oKH2,電極間
距r、1ζ1〜5話でコロナ放電されることによりアル
ミニウム表面をコロナ放電処理することができる。
コロナ放電処理、火炎処理をした後タイトコイルに巻取
るまでの時間は、好ましくは5分以内、より好ましくは
1分以内、最も好ましくは10秒以内である。タイトコ
イルに巻取る−までの時間が下にするのが困難となる。
ここで、タイトコイルとは、通常の状態に置かれた時、
板又は消量に存在する空気の出入が極力抑えられた状態
を云う。一本発明のアルミニウム又はアルミニウム合金
の(ff)+(&g) 値を有することによって、 該素材に、表面処理を施し
て或いは施さずに、有機合成樹脂フィルム又は有機塗料
による塗膜を優れた密着力で以って積層することが可能
である。しかし、よシ優れた密着力を得るためには、表
面処理を行った方が好ましい。
アルミニウム又はアルミニウム合金の素材の表面処理法
としては、陽極酸化処理、りん酸クロム処理、クロメー
ト処理、リン酸処理或いはベーマイト処理や或いは前記
本発明者等の提案による(、4)水溶性チタン化合物及
び/又は水溶性ジルコニウム化合物と(B)タンニン物
質及び/又は有機高分子物質を含有する混合溶液による
表面処理等がある。上記表面処理法の中でも (,4)  水溶性チタン化合物及び水溶性ジルコニウ
ム化合物よシなる群から選ばれた1種又は2種以上と (B) 1種又は2種以上のタンニン物質、1種又は2
種以上の水溶性又は水分散性有機高分子物質又はその両
方 を含有する混合水溶液からなる表面処理液を素材表面に
塗布し、乾燥する処理法が好適でめる。
上記成分(A)の水浴性チタン化合物の例はチタンぶつ
化水素酸およびそのNaXK又はアンモニウム塩、およ
び硫酸チタン等であり、水溶性ジルコニウム化合物の例
はツルコンぶつ化水素酸およびそのNa、に、又はアン
モニウム塩およびアンモニウムツルコニウムカーボネー
ト等である。
上記チタン化合物及びジルコニウム化合物は合計で水浴
液lllクシ0.O1〜5グ金屑換算)、好ましくは0
.02〜4yの量で使用される。
成分(fJ )のタンニン物質はタンニン又はタンニン
酸を意味し、その例はケブラチョ、デプソト、支那&タ
ンニン、トルコ産タンニン、ハマ、7’ IJ タンニ
ン酸、ケブリン酸、スマックタンニン、五倍子タンニン
及びエラーグ酸タンニン等である。
成分(B )の有機高分子化合物の例はアクリル酸およ
びそのメチル、エチル、ブチルエステル等のエステル類
の重合体又は共重合体、メタクリル酸およびそのメチル
、エチル、ブチルエステル等のエステル類の重合体又は
共重合体、ポリアクリル酸又はポリメタクリル酸のアル
カリ金属およびアンモニウム塩又はアクリルアミドのよ
うなアクリル重合体又は共重合体;ア、ルギン酸ンーダ
;ポリビニルビロリソン;ポリビニルアルコール:ポリ
ビニルメチルエーテル及びエチレン−アクリル酸共重合
体等であp1好ましい例はアクリル酸の重合体、アクリ
ル酸とそのメチル、エチル、ブチル等のエステル類等と
の共重合体、メタアクリル酸の重合体、メタアクリル酸
とそのメチル、エチル、ブチル等エステル額等との共重
合体である。
成分(B)の化合物の使用量は、タンニン物質及び有機
高分子物質はそれぞれ、水溶液IA’当9151以下、
好ましくは107以下、両者の合計で少くとも0.12
以上、好ましくは0.3f以上である。
以上例示した如き処理液は、ロールコータ−、スプレ又
は浸漬後絞シロールを通過させる方法等によシアルミニ
ウム又はアルミニウム合金箔表面上に塗布される。塗布
量はウェット膜の重量として1〜20?/7rI111
好ましくは3〜15 f / Tn” fある。
塗布後、熱風乾燥その他任意の公知乾燥方法によシ水分
を蒸発させて乾::桑させる。
ウェット膜の重量が1f/げ以下では、金属表面を完全
に被覆することが困難であシ、一方20y/m”以上の
塗布は、不必要であってかえって塗布液が流れてムラを
生じることがらシ、又、過大な乾燥設備を要することに
なる。
本発明のアルミニウム又はアルミニウム合金の素材に適
する原料アルミニウム又はアルミニウム合金については
格別の制限はなく、JIS  H4000及びH4t 
60に規格されているアルミニウム及びアルミニウム合
金はすべて使用できるが、好ましくはマグネシウムが3
%以下、最も好ましくは1.5%以下のアルミニウム又
はアルミニウム合金である。
本発明のアルミニウム又は、アルミニウム合金の素材は
、表面処理を施した場合、或いは表面処理を施さないで
も、塗料及び合成樹脂フィルム等に対し接着性が優れて
おシ、これらを塗布又は積層して、包装材料又は容器、
殊に袋のような軟質容器あるいは半硬質の容器及びその
蓋用や、特にイージオープン蓋の開封片及びイージーオ
ープン機能を持たせたリングプルタブを接着剤で固定す
る場合のリングプルタブ及び容器蓋等に使用するに適す
る。
特に好適な塗料はエポキシ系塗料、フェノール系塗料、
アミン樹脂系塗料、アルキッド系塗料、ポリエステル系
塗料、塩ビ・酢ビ共重合体、オルガノゾルタイグ塗料及
びアクリル系塗料で6D、これらは単独でも二種あるい
はそれ以上を組合せても使用できる。
又特に好適な合成樹脂フィルムはポリエチレンテレフタ
レート、ポリブチレンテレフタレートなどのホモポリエ
ステル、ポリエチレンテレ7タレートーイソフタレート
、ホリプチレンテレフタレートーイソフタレートなどの
共重合ポリエステル又ハそれらのブレンド物のフィル仏
、あるいは高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、
低密度ポリエチレン、又はポリプロピレン等のポリオレ
フィンのフィルムであシ、これらは延伸して又は未延伸
のま\で使用することができる。
以下に実施例をあげ本発明を更に具体的に説明する。
実施例 各実施例を通じ、乾燥時密着力、湿潤時密着力、経時後
密着力、接着リングプルタブ蓋の開口性、テープヒート
シール蓋の加熱殺菌、貯蔵絞り缶の缶内面状態の各試験
は以下の通シ行なった。
1、乾燥時密着力試験 有機皮膜被覆アルミニウム箔の試験面の裏側にウレタン
系の接着剤を用い100μ悟厚の二軸延伸ポリエステル
フィルムを接着して補強した後、10m1X 100r
nnに切り出し試験面同志を変性ポリプロピレン接着剤
(実施例1〜5、比較例1〜3)又はナイロン系接着剤
(実施例6〜13、比較例4〜7)、又はポリエステル
系接着剤(実施例14〜19、比較例8)を用いて加熱
接着し試験片とした。但し、実施例1〜5、比較例1〜
3の中で、有機皮膜にポリエチレンを用いている場合は
、接着剤を使わずにポリエチレン同志を加熱接着し試験
片としだ。試験片は引張シ試験機を用い200mm/m
inの引張り速度で、T型剥離試験を行かい剥離強度を
乾燥時密着力とした。
2、浸潤時密着力試験 乾燥時密着力測定用と同様にして作成した試験片を、水
存在下でT型剥離試験を行ない、剥離強度を浸潤時密着
力とした。
3、経時後宮着力 乾燥時密着力測定用と同様にして作成した試験片を90
℃の水道水中に4日間浸漬後、T型剥離試験を行ない、
剥離強度を経時後宮着力とした。
4、 チー70ヒートシール蓋の加熱殺菌試験下記の実
施例及び比較例で調製した塗装アルミニウム箔の試(塗
面の裏側にウレタン系の接着剤を用い50μm厚の二軸
延伸ポリエステルを接着した後、幅16關、長さ36謔
の矩形状に切断して開封片とする。
この開封片を、容器外面側にエポキシ−フェノール系塗
料を塗装した電解クロム酸処理鋼板から成る缶蓋(外径
67 um )に、予め設けだ幅10mm、。
長さ20mのダ円形状をした開口穴を覆う様に、その開
口穴の周囲に2mm幅のコポリエステルフィルムを介し
てヒートシールすることによりテープヒートシール蓋を
製造した。
次いで、内容量が2501の内径52.3 mmの缶に
、コーヒー飲料を2502充填後、テープヒートシール
蓋を二重巻締し、130°Cで30分間の加熱殺菌を行
なう。50缶試験をし加熱殺菌後、テープヒートシール
蓋の開口部から漏洩が生じた缶数で評価する。
5、接着リングプルタブの開口性試験 下記の実施例及び比較例で調整した塗装アルミニウム箔
(但し表面のみ塗装)の裏面に、変性ポリゾロピレン樹
脂接着剤を介し、50μm厚さのポリプロピレン・フィ
ルムを熱接着した後、直径74iiの円形に切り出し、
外周から5鵠の位置に沿って金属箔の厚みが約35μm
となるように、塗装面にスコアを入れ蓋を成形した。こ
の蓋塗装面に、蓋と同じ塗装アルミニウム箔からなる開
封用リン・グプルタプを押裂き用先端がスコア上に位置
するようにナイロン系接着剤を介して熱接着し、接着リ
ングプルタブのイーソーオープン蓋を作成した。
90 cc人容器に永年かんを熱充填後、この蓋でヒー
トシールしたのち120℃、60分の加圧加熱殺菌をし
、その後50℃で1ケ月保存する。
各試料50個試験をし、保存後間ロ不能の個数で評価す
る。
6、貯蔵絞り缶の缶内面状態 有様皮膜被覆アルミニウム箔を特開昭54−14363
の方法に従って、ブランクサイズ120amφから絞シ
加工によシ内径(i5ms+φ、高さ3゜順、7ランノ
巾3朋の缶を作シ、3%の食塩を含む食酢を80℃で充
填し缶と同じ材料構成の有機皮膜被覆アルミニウム箔の
蓋を7ランノ部でナイロン系接着剤を介しヒートシール
することにょシ密封し、120℃で20分間のレトルト
処理を行なう。これを50℃で1週間保存後、蓋を取シ
はすし、缶内面の状態を肉眼観察し評価する。
実施例1〜5.比較例1〜3 厚さ50μm1巾5’ OOrnvrの冷間圧延された
アルミニウム合金箔5o52材の750m巻きのコイル
を用い、アルミニウム合金箔を巻き出しながら、火炎面
積100胃mX550ims バーナーによる都市ガス
の火炎上に表1に示す時間暴露した後、0.5〜1 k
l? / mu’の張力で表2に示す時間でタイトコイ
ルに巻取シアルミニウム合金箔表面の材を製造した。た
だし、比較例2は、上記火炎処理後、コイルに巻取らず
にシアーして積み重ねたの値は表1に示す通りであった
これらのアルミニウム合金箔表面に表面処理液をウェッ
ト塗布量で62/m″′になるようにロールで塗布し、
150℃で5秒間加熱転線した。表面処理液の組成は次
のどおりであった。
ジルコンぶつ化ナトリウム       3f!ポリア
クリル酸水溶液(平均分子量 50000、不揮発残分25wt%)61タンニン酸(
五倍子タンニン)、0.1r脱イオン水       
     11次にエポキシーユリア系塗料を乾燥焼付
後の厚さが約5μmになる様に塗布し230℃で30秒
間乾燥焼付け、又は、50μ常厚のポリエチレン・フィ
ルムを変性ポリエチレン接着剤を介し接着して、塗装し
た表面処理アルミニウム合金箔又は有機合成樹脂被覆し
た表面処理アルミニウム合金箔を得た。
表面処理無しの塗装アルミニウム合金箔及び有機合成樹
脂被覆アルミニウム合金箔は、表面処理液塗布、乾燥工
程を除き、表面処理アルミニウム合金箔と同様にして作
成した。
こうして得た塗装アルミニウム箔及び有機合成樹脂被覆
アルミニウム箔について、乾燥時密着ツバ湿潤時密着力
の各試験を行なった。その結果を表1に示す。
実施例6〜9.比較例4,5 厚さ60μm1巾200πmの冷間圧延されたアルミニ
ウム合金箔3004材の100nz巻きのコ  □イル
を用い、コイルのま゛まガスオーブンに入れ300℃の
空気雰囲気中で表2に示す時間加熱処理した後、室温1
で冷却後、アルミニウム合金を巻き出しながら長さ15
0mm、巾250π愚の平板電極を用いて、電極との距
自゛fを1〜2問に保ちながら、電極電圧1sKV、周
波数10KH2の条件で表2に示す、時間コロナ放電処
理をした後、05〜1 kg7 mn”の張力で表2に
示す時間でタイ調整した葉材を製造した。
その後、アルミニウム箔表面に表面処理液をスプレーし
、絞シロールを用いウニラフト塗布量を7〜10グ/ば
にし、170℃で3秒間乾燥した。
表面処理液の組成は次のとお沙であった。
チタンぶつ化ナトリウム       5′?タンニン
酸(五倍子タンニン)     0.2 rポリアクリ
ル酸水溶液        81不揮発残分25wt九
) 脱イオン水            11よ記の処理を
した表面上に更に、エフJ¥キシーフェノール系塗料を
乾燥焼付後の厚さが約5μmになる様に塗布し250℃
で30秒間乾燥焼付をした。
こうして得た塗装アルミニウム箔について、乾燥時密着
力、湿潤時密着力、経時後密着力、接着リングプルタブ
蓋の開口性の各試験を行なった。
その結果を表2に示す。
実施例1O〜13.比較例6,7 厚さ80μ常、巾200mmの表3に示すアルミニウム
合金箔の100m巻コイルを用い、アルミニウム合金箔
を巻出しながら、火炎−面積10071i+X250a
i、バーナーによる都市ガスの火炎上に表3に示す時間
暴露した後、直ちに長さ150朋、中250筋の平板電
極を用いて、電極とアルミニウム合金箔との距馳を1〜
2間に保ちながら電極電圧15KV、周波数1oKHz
の条件で表3に示す時間コロナ放電処理をしだ後、0.
5〜1k19/xi2の張力で表2に示す時間でタイト
コイルに巻に示す値に調整した素材を製造した。
その後、アルミニウム合金箔表面に表面処理液をウェッ
ト塗布量で−sr/m′′になるようにロールで塗布し
、150℃で5秒間加熱乾燥した。表面処理液の組成は
次のとおりであった。
(CNH4)2 ZrF6 ) ポリアクリル酸水溶液        51脱イオン水
            11上記の処理をした表面上
に更に、エポキシ−フェノール系塗料を乾燥後の厚さが
約5μmになる様に塗布し、250′Cで30秒間乾燥
焼付した。
こうして得た塗装アルミニウム箔について、乾燥時密着
力、湿潤時密着力、接着リングプルタブ蓋の開口性、チ
ー70ヒートシール蓋の加熱殺菌、貯蔵絞シ缶の缶内面
状態の各試験を行なった。その結果を表3に示す。
実施例14 処理液の組成を ジルコニウムぶつ化ナトリウム    0・57チタン
ぶつ化ナトリウム       0.51タンニン酸(
五倍子タンニン)12 硫酸                o、osr脱イ
オン水            IAtとし、塗料を塩
化ビニルのオルガノゾル型に変更する以外は実施例11
と同様にして塗装アルミニウム合金箔を得た。
こうして得た塗装アルミニウム合金箔について乾燥時密
着力、湿潤時密着力、経時後密着力の各試験を行なった
その結果を表4に示す。
実施例15 下記の組成 無水クロム酸(CrO2)         4fりん
酸(75%)          12りぶつ化ナトリ
ウム(NαF)      3グ脱イオン水     
       1/の処理浴を用い60℃で30秒間シ
ん酸クロム酸処理をし水洗、乾燥をする以外は実施例1
4と同様にして表4に示す結果を得た。
実施例16 0、3重量%のトリエタノールアミンを含有スる脱イオ
ン水に、100°Cで1分間浸漬してベーマイト処理し
、水洗、乾燥をする以外は実施例14と同様にして表4
に示す結果を得た。
実施例17 15容量%の硫酸を含有する脱イオン水中で、電流密度
l、5 A / d m”、温度20℃の条件で2分間
陽極酸化処理し、水洗、乾燥する以外は実施例14と同
様にして表4に示す結果を得た。
実施例18 ポリアクリル酸水溶液(平均分子量5ooo、o、不揮
発残分25wt%)sfIを11の脱イオン水に溶解し
て表面処理液とする以外は実施例14と同様にして表4
に示す結果を得た。
実施例19 タンニン酸(五倍子タンニン)1tを1ノの脱イオン水
に溶解して表面処理液とする以外は実施例14と同様に
して表4に示す結果を得だ。
比較例8 処理液による表面処理を行わない以外は実施例15と同
様にして表4に示す結果を得た。
実施例1〜5、比較例1〜3から、アルミニラ値が0.
8を超えると、表面処理の有無にかかわらず、塗膜及び
有機合成樹脂フィルムとの密着性能面処理無しでは、湿
潤時密着力は乾燥時密着力よシ大きく低下しているが、
表面処理をすることによシ、湿潤時密着力は乾燥時密着
力と同等に保てることが判った。
実施例6〜9.比較例4,5から、アルミニウム合金箔
の表面のXPS法による   (C)(AX)+CM’
y) 2.7を超えると、接着後厳しい環境下に置かれる条件
では経時後の密着力及び接着リングプルタブ蓋の開口性
が低下することが判る。
実施例10〜13.比較例6,7から、アルミニウム合
金箔の表面のXPS法による の密着力の低下(テープヒートシール蓋の加熱殺菌試験
結果)や、絞シ加工後の耐食性の低下(貯蔵絞シ缶の缶
内面状態)が起ることが判る。
実施例14〜19.比較例8から、アルミニラを有効に
行なうことができ、表面処理なしよりも優れた密着性を
示すことが判る。
1.0以下であれば、一般に密着性、耐食性が良いこと
が判る。又、表面処理をすると更に性能が向上すること
が判る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の包装用素材が応用されるテープヒート
シール蓋の斜視図、第2図は本発明の包装用素材が応用
される接着リングゲルタブのイーソーオープン缶蓋の平
面図でおる。第3図はアルミ素材のXPS法による広域
スペクトル、第4図((Z)乃至(のけ、アルミ素材の
XPS法による狭域スペクトルである。 530          535 EB(eV) E8(eV) 手続補正書(自尤) 昭和58年 7月11日 特許庁艮M   、、7(〒 1)  、Nl  夫 
 殿1、事件の表示 、、旧[158姫旧t7f”、1.lJ”+¥1F10
958号2、発明の名称 アルミ系材 3補正をする渚 事件との関係  特許出願人 住 所 イ甲示)1県、1只(共和4ハノぐ1ASj析
トリ合IJ’ 44 :494’;i也の26名  称
   岸   本       昭(氏 名) 4代 理 人〒107 (1)明紬番第35負填3〜5行に「比較例8 処理液
による・・・・・・・・・・・・・・・・・・・結果を
イ#た。」とある金、削除する。 (2)  同第36頁末行に「比較例8」とあるを、削
除する。 (3)  同温37百出6行に「比較例1〜8」とある
を\ 「 比較・グロ1〜7 」 に訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 以下であるアールミニラム又はアルミニウム合金の、包
    装用素材。 27以下でちる特許請求の範囲第1項記載の素材。 る特許請求の範囲第1項又は第2項記載の素材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002019015A (ja) * 2000-04-26 2002-01-22 Toppan Printing Co Ltd 積層体およびそれを用いた包装材料
JP2008267781A (ja) * 2007-03-27 2008-11-06 Kobe Steel Ltd 耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器

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