JP2008267781A - 耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器 - Google Patents
耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008267781A JP2008267781A JP2007276710A JP2007276710A JP2008267781A JP 2008267781 A JP2008267781 A JP 2008267781A JP 2007276710 A JP2007276710 A JP 2007276710A JP 2007276710 A JP2007276710 A JP 2007276710A JP 2008267781 A JP2008267781 A JP 2008267781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alloy material
- aluminum alloy
- heat exchanger
- coating film
- type heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】腐食性を有する流体を媒体とする伝熱部を用いたプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器などに用いるアルミニウム合金材表面に、塗装下地皮膜を設けず、フッ素樹脂塗料皮膜を直接設けるに際し、この合金材を0.2%耐力が150MPa以上であるJIS3000系、5000系、6000系のいずれかから選択されるアルミニウム合金組成とするとともに、この合材表面へのMg濃化量を極力少なくして、塗膜密着の耐久性を向上させる。
【選択図】なし
Description
フッ素樹脂塗料皮膜の平均厚みは1〜100μmの範囲とする。フッ素樹脂塗料皮膜の平均厚みが薄すぎると、塗膜の耐食性(密着性)が低下し、逆に厚すぎると、アルミニウムが持つ高い熱伝導性を低下させ、結果的に熱交換器の熱交換性能が低下する。また、却って塗膜の耐食性(密着性)が低下する。このため、フッ素樹脂塗料皮膜の平均厚みは上記した範囲とする。
フッ素樹脂塗料(皮膜)に用いるフッ素樹脂は、代表的には、三フッ化樹脂や四フッ化樹脂などがある。しかし、母材アルミニウム合金材との密着性が最も高く、耐食性が最も高い、三フッ化樹脂が好ましい。三フッ化樹脂は、臭気が比較的低い低極性溶剤に溶ける作業性などの点からも好ましい。これら三フッ化樹脂や四フッ化樹脂はモノマー、オリゴマーを有するものを用いることができる。
そして、本発明のフッ素樹脂塗料としては、これらの三フッ化樹脂のモノマー、オリゴマーを、イソシアネートやシロキサンなどの硬化剤により、イソシアネート基(−N=C=O)やシロキサン基で架橋したものである。
アルミニウム合金材には、フッ素樹脂塗料皮膜を密着性良く形成させるための前処理が行われる。前処理としては、アルミニウム合金材表面の単なる汚れの除去だけでなく、アルミニウム合金基板上に形成されている酸化物、水酸化物を一旦除去して、アルミニウム金属表面を露出させる、アルミニウム合金材表面のエッチングを伴う洗浄であることが好ましい。代表的には、アルミニウム合金材を、脱脂剤や洗浄剤によって脱脂洗浄後、カセイソーダなどのアルカリ処理液への浸漬、硝酸などの酸水溶液への浸漬、さらにはイオン交換水によるリンスなどを適宜組み合わせて行う。なお、通常の前処理では、この前処理直後に新たなアルミニウムの酸化皮膜が必然的に形成され、この酸化皮膜に対してフッ素樹脂塗料皮膜が塗装によって形成される。
本発明で適用できるアルミニウム合金材は、前提として、プレートフィン式熱交換器用およびプレート式熱交換器として要求される、必要強度を有し、プレートやフィン等に加工や成形しやすく、ロウ付け性、母材の海水など腐食性を有する流体に対する耐食性が良いなどの諸特性を有するアルミニウム合金材を使用する。アルミニウム合金材の形状は、プレートフィン式熱交換器部材形状およびプレート式熱交換器部材形状に合わせて、圧延板、圧延条あるいは押出形材などを適宜使用する。
以上の前提を基に、更に、本発明で適用できるアルミニウム合金材は、塗装下地皮膜を設けずに、上記した厚みのフッ素樹脂塗料皮膜を表面に直接設けた場合に、塗膜の密着性が優れていることが必要である。この条件として、本発明アルミニウム合金材は、合金材表面=実際にX線光電子分光分析法によって分析されるアルミニウム酸化皮膜を含むアルミニウム合金材の厚み方向の深さ領域、のMg含有量を、同じこの表面のAl含有量との比、Mg/Alで0.1以下とする。
本発明において、アルミニウム合金材表面のMg含有量やAl含有量(いずれも質量%)は、前記した通り、深さ(厚み)方向の空間分解能が、測定対象の表面から数nmの深さ領域である、X線光電子分光分析法により測定される。X線光電子分光分析法は、ESCA(Electron Spectroscopy for Chemical Analysis とも、あるいはXPS(X-ray Photoelectron Spectroscopy)とも称される。この方法は、Arなどの不活性ガスによる測定面のスパッタリングを行いながら、X線ビームを照射して、放出されるPhotoelectron を検出し、深さ(厚み)方向に、各深さ(厚み)位置における元素量(濃度分布)を順次分析していく方法である。なお、X線光電子分光分析法の幅方向の空間分解能は照射X線ビームの幅と略同じとなる。
本発明において、合金材表面に濃化したMg含有量をMg/Al(マグネシウムとアルミニウムのモル比)で規定したのは、X線光電子分光分析において検出される、合金材表面に存在している(濃化している)他の酸素や元素の影響を少なくするためである。X線光電子分光分析は、前記したように、深さ(厚み)方向に元素量を順次分析していくゆえに、アルミニウム合金材表面に存在する酸化膜から酸素が検出される。また、合金材最表面に付着した汚れもカーボンとして検出される。更に、マグネシウムの他に、シリコン、マンガン、ニッケル、鉛、等も合金成分として含まれていれば表面に濃化して検出される。このため、本発明では、これら他の元素の影響を少なくするために、表面に濃化したMg含有量は、絶対値ではなく、アルミニウムのモル比によって規定した。
前処理としては、アルミニウム合金試験片表面に形成されている汚れ、酸化物、水酸化物などを一旦除去して、アルミニウム金属表面を一旦露出させる、エッチングを伴う前記した前処理を行った。具体的には、市販の脱脂剤によって常温の脱脂洗浄後、20重量%カセイソーダ処理液(常温)への30秒間浸漬、20重量%硝酸水溶液(常温)への30秒間浸漬、さらにはイオン交換水によるリンスを行った。
フッ素樹脂塗装の塗料は、以下の三フッ化樹脂主剤としたA、B、Cの三種類とした。
A:三フッ化樹脂主剤としてクロロトリフルオロエチレン/ビニルエーテル共重合体を、イソシアネート硬化剤により架橋した塗料。
B:三フッ化樹脂主剤としてクロロトリフルオロエチレン/ビニルエーテル共重合体を、シロキサン硬化剤により架橋した塗料。
C:三フッ化樹脂主剤としてクロロフルオロエチレン/アクリル共重合体を、イソシアネート硬化剤により架橋した塗料。
これら塗装処理後のアルミニウム合金試験片の塗膜厚みを求めるための、50倍の光学顕微鏡により、任意の10箇所の塗膜の断面観察を行った。これらの塗膜平均厚みも表1に示す。
各アルミニウム合金材表面に濃化したMg含有量(濃化量)は、前記したX線光電子分光分析法にて、合金材表面から深さ方向に向かって、順次MgとAlとの含有量を分析して、各合金材表面の深さ方向における最大Mg含有量を求めた。そして、この最大Mg含有量が測定された深さ位置におけるAl含有量との比Mg/Alを求めた。また、Mgの表面への濃化を確認するために、バルクのMg含有量も、板厚1/4深さ部分について、X線光電子分光分析法にて測定した。
JIS5600−5−6の規定にしたがい、1mm角で100マスの碁盤目の傷を入れた試験片について、テープ剥離試験を行い、塗膜の初期密着性を評価した。試験は、室温にて各例とも5試験片について各々行い、いずれも塗膜のテープ剥離が全くないものを◎、1個でも試験片にマス目の10%未満について塗膜のテープ剥離が生じたものを○、1個でも試験片にマス目の10%以上30%未満について塗膜のテープ剥離が生じたものを△、1個でも試験片にマス目の30%以上の塗膜のテープ剥離が生じたものを×として評価した。初期密着性としては、◎か○が合格となる。
塗膜寿命である、塗膜密着の耐久性(経時変化)を評価するために、実際の海水を使用した熱交換器での使用を模擬して、塩水による腐食促進試験を行った。具体的には、上記JIS5600−5−6の規定にしたがい、1mm角で100マスの碁盤目を設けた試験片を、50℃で3%の塩水に7日間および28日間浸漬した。その後、これらの試験片をイオン交換水にて洗浄して、この水を布により軽く拭き取り後に、50℃で24時間乾燥して、テープ剥離試験を行った。
Claims (8)
- 塗装下地皮膜を設けずに、乾燥後の膜厚で1〜100μmの平均厚みのフッ素樹脂塗料皮膜を、表面に直接設けたアルミニウム合金材であって、この合金材を、JIS 3000系、5000系、6000系のいずれかから選択されるアルミニウム合金組成とするとともに、X線光電子分光分析法により測定される、この合金材表面の深さ方向における最大Mg含有量と、この最大Mg含有量が測定される深さ位置におけるAl含有量との比Mg/Alを0.1以下としたことを特徴とする、耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金材。
- 前記フッ素樹脂塗料皮膜を構成するフッ素樹脂が三フッ化樹脂である請求項1に記載のアルミニウム合金材。
- 前記三フッ化樹脂がクロロトリフルオロエチレン/ビニルエーテル共重合体であり、前記フッ素樹脂塗料が、このクロロトリフルオロエチレン/ビニルエーテル共重合体をイソシアネートにて架橋したものである請求項2に記載のアルミニウム合金材。
- 前記フッ素樹脂塗料皮膜が金属粉を含まない請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアルミニウム合金材。
- 前記アルミニウム合金材が腐食性を有する流体を媒体とするプレートフィン式熱交換器用である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアルミニウム合金材。
- 前記アルミニウム合金材が腐食性を有する流体を媒体とするプレート式熱交換器用である請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアルミニウム合金材。
- 請求項1乃至4のいずれかのアルミニウム合金材を腐食性を有する流体を媒体とする伝熱部に用いたことを特徴とする耐食性に優れたプレートフィン式熱交換器。
- 請求項1乃至4のいずれかのアルミニウム合金材を腐食性を有する流体を媒体とする伝熱部に用いたことを特徴とする耐食性に優れたプレート式熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007276710A JP5189823B2 (ja) | 2007-03-27 | 2007-10-24 | 耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007082163 | 2007-03-27 | ||
JP2007082163 | 2007-03-27 | ||
JP2007276710A JP5189823B2 (ja) | 2007-03-27 | 2007-10-24 | 耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008267781A true JP2008267781A (ja) | 2008-11-06 |
JP5189823B2 JP5189823B2 (ja) | 2013-04-24 |
Family
ID=40047511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007276710A Expired - Fee Related JP5189823B2 (ja) | 2007-03-27 | 2007-10-24 | 耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5189823B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011179737A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Sumitomo Precision Prod Co Ltd | 熱交換器及び熱交換器の製造方法 |
WO2021090628A1 (ja) | 2019-11-05 | 2021-05-14 | Nok株式会社 | 水系表面処理剤 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019098303A1 (ja) | 2017-11-17 | 2019-05-23 | Nok株式会社 | シール部材 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59226145A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-19 | Kishimoto Akira | アルミ素材 |
JPH11264691A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-09-28 | Isuzu Motors Ltd | 熱交換器 |
JP2006169561A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Hiroshima Univ | 自己修復性に優れたアルミニウム合金の防食塗膜およびそれを有するアルミニウム合金 |
-
2007
- 2007-10-24 JP JP2007276710A patent/JP5189823B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59226145A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-19 | Kishimoto Akira | アルミ素材 |
JPH11264691A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-09-28 | Isuzu Motors Ltd | 熱交換器 |
JP2006169561A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-29 | Hiroshima Univ | 自己修復性に優れたアルミニウム合金の防食塗膜およびそれを有するアルミニウム合金 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011179737A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Sumitomo Precision Prod Co Ltd | 熱交換器及び熱交換器の製造方法 |
WO2021090628A1 (ja) | 2019-11-05 | 2021-05-14 | Nok株式会社 | 水系表面処理剤 |
KR20220088781A (ko) | 2019-11-05 | 2022-06-28 | 에누오케 가부시키가이샤 | 수계 표면처리제 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5189823B2 (ja) | 2013-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5160857B2 (ja) | 耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器 | |
JP5160981B2 (ja) | 耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレート式熱交換器 | |
US8668985B2 (en) | Aluminum alloy material having an excellent sea water corrosion resistance and plate heat exchanger | |
JP5189823B2 (ja) | 耐食性に優れたアルミニウム合金材およびプレートフィン式熱交換器、プレート式熱交換器 | |
CN109923367B (zh) | 防污性高亲水性烧结涂膜及其制造方法、以及热交换器用铝翅片件和热交换器以及冷热设备 | |
JP5559227B2 (ja) | アルミニウム製フィン材 | |
TW510832B (en) | Method of producing an aluminum fin material and the aluminum fin material produced by the method | |
JP2009091648A (ja) | 海水耐食性に優れたアルミニウム合金材及びプレート式熱交換器 | |
JP2019174088A (ja) | 熱交換器用表面処理フィン材およびその製造方法 | |
JP5859895B2 (ja) | アルミニウムフィン材 | |
JP4722422B2 (ja) | 表面処理アルミニウム材および熱交換器 | |
JP2011235457A (ja) | 金属塗装材 | |
JP2011208813A (ja) | 熱交換器用アルミニウムフィン材 | |
WO2012157758A1 (ja) | 金属表面への微細構造皮膜形成液 | |
JP2007071526A (ja) | 耐食性皮膜付き熱交換器及び潜熱回収型給湯器。 | |
WO2021162061A1 (ja) | アルミニウムフィン材、熱交換器、および、アルミニウムフィン材の製造方法 | |
JP4181970B2 (ja) | マグネシウム合金材の低電気抵抗皮膜化成処理方法 | |
JP3424084B2 (ja) | 耐候性、密着性に優れた塗装ステンレス鋼板、及びその製造方法 | |
JPWO2018074298A1 (ja) | 表面処理された亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP6656051B2 (ja) | 塗装ステンレス鋼板 | |
JP4471897B2 (ja) | 金属腐食の加速試験方法及びその方法による腐食寿命予測方法 | |
JP6474972B2 (ja) | 水性塗料塗装アルミニウム材 | |
CN115315609A (zh) | 铝制翅片材 | |
CN112974185A (zh) | 铝制翅片材 | |
JPH0652158B2 (ja) | 熱交換器フイン材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090929 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110408 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110411 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110913 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111111 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120207 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130125 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5189823 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |