JPS5922221Y2 - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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Publication number
JPS5922221Y2
JPS5922221Y2 JP1977094855U JP9485577U JPS5922221Y2 JP S5922221 Y2 JPS5922221 Y2 JP S5922221Y2 JP 1977094855 U JP1977094855 U JP 1977094855U JP 9485577 U JP9485577 U JP 9485577U JP S5922221 Y2 JPS5922221 Y2 JP S5922221Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
rail
box body
box
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977094855U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5421754U (ja
Inventor
保 西村
Original Assignee
双葉金属工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 双葉金属工業株式会社 filed Critical 双葉金属工業株式会社
Priority to JP1977094855U priority Critical patent/JPS5922221Y2/ja
Publication of JPS5421754U publication Critical patent/JPS5421754U/ja
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Publication of JPS5922221Y2 publication Critical patent/JPS5922221Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、箱体の扉の開閉装置に関し、開いた扉を箱体な
どの内部に収納することを可能にして、開いた扉が邪魔
になることの問題を解決し、かつ箱体に要する扉の収納
スペースを小さくシ、扉の取付けを容易化するものであ
る。
箱体の扉などを開閉する従来の蝶番は、扉などの一端を
軸支し、それを水平その他の方向に回動させるのみであ
る。
したがって、開いた扉などが箱体の使用その他に邪魔に
なることが多く、レコードプレーヤのキャビネットでは
、開いた扉のために、キャビネット内への物の出し入れ
に不便が多いなどの各種の問題が発生している。
このような問題を解決するために、開いた扉をキャビネ
ット内に入れるものが、例えば、実公昭50−1874
5号公報に開示されているが、これはキャビネットの天
板と底板にその奥行き方向のみそを、扉の上下の両面に
その長さ方向のみそをそれぞれ設けることを要し、かつ
天板と底板には扉のみそに挿入する支軸を、扉の上下面
には天板と底板のみそに挿入するピンをそれぞれ立設す
ることを必要とする。
そして、例えば閉じている扉を開くときは、天板と底板
の支軸を支点として扉を回転させたのちに、扉を箱内に
収納する。
そして、扉を回転させるとき、それのピンは扇形の運動
をするから、その回転運動のためのスペースが箱内の端
部に要し、このスペースが全く使用不能になる無駄を有
している。
本案の開閉装置は、L字状にされ、かつその一方を他方
よりも長くした長孔を有するレールが、その長孔の短か
い方である開閉部が箱体の口縁側に置かれ、長孔の長い
方であるスライド部が、その長手方向を箱体の奥行方向
にされ、かつ前記スライド部側が箱体の周壁の端縁側に
されて、箱体の相対した周壁の内面端部に相対して固着
され、長孔の短径よりも小さい直径の丸棒製の2本のピ
ンが、互いに平行にされ、長孔の開閉部の長さよりも小
さい間隔をおいて、レールが取付けられた箱体の周壁と
相対する扉の周面の端部に、扉の巾方向に並べて立設さ
れ、かつ、2本のピンがレールの長孔内に挿入されたも
ので、ピンを介して扉をレールの長孔に沿って移動させ
ることで、扉を箱体内に収納することが可能である。
そして、2本のピンを扉に対し、その巾方向に並べて立
設し、かつレールの長孔がL字状になっているから、箱
体における扉の収納スペースを小さくすることが可能で
ある。
長孔は凹溝にすることもできる。本案の装置を図面の実
施例について説明すると、1は箱体などに固定されたレ
ールで、これはL字形の長孔2を有し、その短辺が開閉
部3、長辺がスライド部4になっている。
5は断面コ字形のホルダで、これは扉の端部に固着可能
であればよく、断面り字形にすることもできる。
6はホルダ5が扉に固着された場合に、扉の周面に立起
させられ、かつ扉の厚さ方向に対し直角方向に間隔をお
いて並ぶように、ホルダ5の外面に平行にして立設され
た2本のピンで、これらは長孔2内に挿入し、その内部
で回転可能な径にされ、かつピン6.6を同時に開閉部
3内に置くことが可能な間隔になっている。
7は取付孔である。なお、レール1の長孔2は、凹溝に
代えることも可能である。
そして、レール1が、その長孔2の開閉部3側を箱体8
の口縁側とし、スライド部4を箱体8の側壁の側に位置
させ、かつスライド部4の長手方向を箱体8の奥行き方
向として箱体8の底板と天板の側壁に近い内面に相対し
て固着されている。
ホルダ5は、そのピン6.6を扉9の巾方向に並べ、か
つ扉9の上下方向に突出させて、扉の上下の端部に固着
され、ピン6.6を長孔2内に挿入して、上下のレール
1,1間に扉9が取付けられている。
ホルダ5とレール1の位置の関係は、扉9を閉じたとき
に、各ホルダ5の1本のピン6が長孔2の折曲部に位置
するようになっている。
この装置において扉9を開くときは、それを手前に引く
と、扉9は2本のピン6.6を介してレール1,1間で
支持されているが、長孔2はほぼ直角に曲っているから
、ピン6.6の1本ずつがレール1の開閉部3からスラ
イド部4に移動する。
そして、2本のピン6が共に長孔2のスライド部4内に
移動すると、箱体8の口縁と平行方向になっていた扉9
が箱体8の奥行き方向と平行、すなわち、レール1のス
ライド部4と平行方向になって停止状態になるから、次
には扉9を箱体8の奥行方向に押す。
すると、ピン6.6が長孔2をガイドとしてスライド部
4を移動し、扉は箱体内へとはいる。
この場合、箱体の奥行よりも扉の巾が小さくなるように
し、かつ長孔2のスライド部4の長さを前記扉の巾に適
合させておけば、扉の全体を箱体内に収納することがで
きる。
扉を閉じるときは、スライド部4に従ってその端部まで
扉を引出したのち、箱体8の口縁方向に扉を回動させる
実施例では扉を水平方向に回動させる場合について示し
たが、上下方向に開閉する場合、またはふたの場合にも
、それらに、その両側面にピン6.6を位置させてホル
ダ5を取付け、かつそれに対応して箱体にレールを固定
すれば、扉やふたを開閉し、かつ開いたときにはそれを
箱体内に収納することが可能である。
上記のように、本案の装置は、扉やふたを開閉し、かつ
それらを箱体内に収納可能であるから、開いた扉などに
衝突するなどして、それをこわしたり、箱体にショック
を与えるようなことをなくすることができ、また、箱の
前方や上方などに開いた扉やふたか′突出しないので箱
体内の使用も容易である。
また、扉やふたに突設するピン6.6を、はは゛直角に
折曲した長孔2に挿入し、長孔2に従って扉やふたを移
動させるが、まず扉やふたをほぼ90゜回動し、完全に
開いたのちに、それを箱体内へと直線的に移動させる。
したがって、箱体内へ扉やふたを収納しない場合でも、
それが箱体内への物の出し入れについて支障になること
はなく、箱体に対する物品の出し入れが容易である。
一対のピン6.6は、扉9の巾方向に間隔をおいて共に
扉9に立設され、かつ共にレール1の長孔2内に挿入さ
れているから、扉9の移動に方向性をもたせることがで
き、それを長孔2に沿ってのみ移動させることができる
そして、長孔2の折曲部においても、それをピン6.6
の1本ずつが通過することで、扉9を長孔2に沿って回
動させることが可能である。
したがって、長孔2がL字状になっているレール1を、
その長孔2の開閉部3側を箱体の内側に向けて固着する
ことができるから、第7図から明らかなように、箱体8
内に扉9を収納したときに、それを箱体8の周壁に近接
させることができ、扉の収納のために生じる箱体内のス
ペースの無駄を最小にすることが可能である。
また、レール1を箱体8に固着しているから、その位置
を任意にでき、扉の開閉に適した任意にレール1を置く
ことが容易である。
ピン6.6は、その外周を摩擦係数が小さい合成樹脂で
被覆したり、それをローラとすることも可能で、このよ
うにして長孔2内でのピン6.6の移動を容易化すれば
、一層扉を円滑に移動させることができる。
また、実施例のように扉が垂直方向で、それを水平方向
に開くときは、その下側のレール1とホルダ5の対向面
間に摩擦係数の小さい合成樹脂型のスペーサを介在させ
て接触面積を小さくすれば、ホルダ5の回動とスライド
が容易となる。
したがって、この装置をレコードプレーヤのキャビネッ
トなどに使用すれば、開いた扉などが振動して針飛びの
因となるようなおそれや、扉などをガラスまたは比較的
薄い樹脂板としたような場合に、それに他の物が当って
破損するようなことも防ぐことができ、扉などの扱いを
容易化しうる。
箱体と別体に形成したレール1に長孔2を設け、それを
箱体に固着するから、扉支持用の長孔2を箱体に設ける
ことが極めて容易である。
また、レール1を箱体に固着するから、箱体に対する長
孔2の位置を任意にすることが可能で、扉の厚さまたは
扉の取付は状態その他の条件に対応してレール1の位置
を定めうるから、扉を箱体の最適の位置、状態に取付け
うる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図はレールの平面図、
第2図はホルダの斜視図、第3図はレールとホルダとを
組合せた断面図、第4図は箱体に装着した正面図、第5
図はA−A線における要部の拡大断面図、第6図はA−
A線において扉をやや開いた要部の拡大断面図、第7図
はA−A線において扉を開いた要部の拡大断面図である
。 1・・・・・・レール、2・・・・・・長孔、5・・・
・・・ホルダ、6・・・・・・ピン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)L字状で、その一方が短かい開閉部3、他方が長
    いスライド部4にされた長孔2を有するレール1が、開
    閉部3側を箱体の口部側に位置させ、スライド部4の長
    手方向が箱体の奥行方向と平行方向にされ、かつスライ
    ド部4を箱体の周壁の端縁側に位置させて、箱体の相対
    した周壁内面の端部に相対して固着され、前記長孔2の
    短径よりも小さい直径の丸棒製の2本のピン6が互いに
    平行にされ、長孔2の開閉部3の長さよりも小さい間隔
    をおいて、レール1が取付けられた箱体の周壁と相対す
    る扉の周面の端部に、扉の巾方向に並べて立設され、2
    本のピン6がレール1の長孔2内に挿入された扉の開閉
    装置。
  2. (2)L字状で、その一方が短かい開閉部3、他方が長
    いスライド部4にされた凹溝がレール1に設けられた実
    用新案登録請求の範囲の記載第1項の扉の開閉装置。
JP1977094855U 1977-07-15 1977-07-15 扉の開閉装置 Expired JPS5922221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977094855U JPS5922221Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 扉の開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977094855U JPS5922221Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 扉の開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5421754U JPS5421754U (ja) 1979-02-13
JPS5922221Y2 true JPS5922221Y2 (ja) 1984-07-03

Family

ID=29027247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977094855U Expired JPS5922221Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 扉の開閉装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5922221Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018745U (ja) * 1973-06-12 1975-03-01
JPS5225364U (ja) * 1975-08-13 1977-02-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5018745U (ja) * 1973-06-12 1975-03-01
JPS5225364U (ja) * 1975-08-13 1977-02-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5421754U (ja) 1979-02-13

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