JPS5922214Y2 - 鎖錠装置 - Google Patents

鎖錠装置

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Publication number
JPS5922214Y2
JPS5922214Y2 JP1156780U JP1156780U JPS5922214Y2 JP S5922214 Y2 JPS5922214 Y2 JP S5922214Y2 JP 1156780 U JP1156780 U JP 1156780U JP 1156780 U JP1156780 U JP 1156780U JP S5922214 Y2 JPS5922214 Y2 JP S5922214Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
locking
lock
bending
hook
Prior art date
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Expired
Application number
JP1156780U
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English (en)
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JPS56112366U (ja
Inventor
毅 中野
祥雅 中島
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP1156780U priority Critical patent/JPS5922214Y2/ja
Publication of JPS56112366U publication Critical patent/JPS56112366U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は防火戸用電気錠等に用いる鎖錠装置に関する
ものである。
従来、ビルや木造建築物の出入口に復帰弾機付防火戸を
設け、造営物側に永久磁石を取付けて正常時は防火戸を
開戸状態に保持し、異常時は永久磁石の磁束を打消すよ
うにコイルに電流を流して防火戸を閉戸状態にするもの
があった。
しかしながら、永久磁石で防火戸を吸引保持する場合つ
ぎのような欠点があった。
すなわち、(1)磁石表面が露出しているのでさびやほ
こりが付着しやすく、保持力が弱くなりやすい。
このため、人が不注意に防火戸に倒れかかったり、ちょ
っとした衝撃で扉が閉塞してしまうことがしばしばあっ
た。
(2)永久磁石の吸着平面度が要求されるうえ、防火戸
側の吸着板との平行度を出しに<<、加工精度を必要と
する。
(3)保持力は磁石によって決定され、変更できない。
したがって任意種類の防火戸に応じられない。したがっ
て、この考案の目的は、振動や衝撃の影響を受けず精密
加工が不要でしかも保持力を変更できる鎖錠装置を提供
することである。
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に示す。
すなわち、この鎖錠装置は、防火戸側に取付けられる被
鎖錠金具Aの造営物側に埋込みまたは突設される鎖錠装
置Bとからなる。
被鎖錠金具Aは円板形成付板1の一面にU字形金具2の
端部を溶接している。
鎖錠装置Bは主に錠本体3と、鎖錠リンク4と、係止リ
ンク5と、第1および第2のリンク6.7よりなる屈伸
リンクと、電磁石(図示省略)で駆動される解錠レバー
8とで構成される。
すなわち、錠本体3は一側面に被鎖錠金具AのU字形金
具2を挿入する凹部9を切欠形成した箱体である。
鎖錠リンク4は錠本体3内に第1の固定軸10で枢着さ
れる。
鎖錠リンク4は凹部9に挿入されたU字形金具2の先端
部にロック係止するフック11を一体形成し、錠本体3
に支持された第1の引張コイルばね12でフック11を
U字形金具2から解放する方向(図で右回転)に付勢さ
れている。
鎖錠リンク4はまた突出部13を一体形成し、その先端
部に第1の可動軸14を保持し、第1の可動軸14に復
帰リンク15を枢結している。
復帰リンク15は係合部16と、ストッパ17と、突出
部18とを有し、突出部18と鎖錠リンク4との間に第
2の引張コイルばね19を張架し、ストッパ17により
位置決めして図で右回転の回動を可能にしている。
係止リンク5は略り字形でその屈曲部に第2の可動軸2
0が設けられ、第2の可動軸20は水平可動体21に軸
支されるとともに本体3に設けた水平長孔21′にスラ
イド自在に支持され、水平可動体21は圧縮コイルばね
22を介して錠本体3にリベット23により取付けられ
ている。
係止リンク5はその一端部に外向きに屈曲した係止部2
4を形成し、第2図のロック状態で復帰リンク15の係
合部16に係止して鎖錠リンク4の右回転を規制し、こ
の状態でフック11がロックする状態となる。
さらに、係止リンク5の他端部に第3の可動軸25を設
け、第3の可動軸25に屈伸リンクの第1のリンク6の
一端部を枢結し、第1のリンク6の他端部に第4の可動
軸26を設け、第4の可動軸26に屈伸リンクの第2の
リンク7の一端部を枢結し、第2のリンク7の他端部は
第2の固定軸27により錠本体3に軸支している。
第1のリンク6および第2のリンク7はねじり線形ばね
28を第3および第4の可動軸25.26および第2の
固定軸27に掛渡して相互を伸長状態(直線状)に付勢
し、錠本体3に取付けたストッパピン29で支持してい
る。
レバー8は錠本体3に形成した挿入孔30より本体内に
進入し、第2のリンク7の第4の可動軸26の近接位置
にあって第1のリンク6および第2のリンク7を座屈開
状態すなわち図で下方向に作動する。
第2図はロック状態、第3図は動作状態で、火災が発生
して火災感知器または煙感知器等の作動により電磁石が
励磁されてレバー8を駆動し、被鎖錠金具Aを解放した
状態である。
この場合の各リンクの動作方向を矢印で第21図に示す
すなわち、レバー8が下動(矢印a)すると第2のリン
ク7が第2の固定軸27を支点としてねじり線形ばね2
8に抗して右回動(矢印b)し、第4の可動軸26を介
して第1のリンク6を左回動(矢印C)して屈伸リンク
を屈曲状態にする。
その結果、第3の可動軸25は左方向(矢印d)へ略水
平移動するので係止リンク5は第2の可動軸20を支点
として左回転(矢印e)シ、係止リンク5の係止部24
が復帰リンク15の係合部16から外れるようになる。
係止部24が係合部16から外れると鎖錠リンク4は第
1の引張コイルばね12により右回転(矢印f)し、フ
ック11は解放方向に回動するので、U字形金具のロッ
クが解放される。
一方、逆にロックする場合はつぎのようにする。
すなわち、第3図の動作状態からレバー8が復帰すると
ねじり線形ばね28により屈伸リンクは伸長状態に復帰
し、係止リンク5は第2図の状態に復帰する。
この状態で被鎖錠金具AのU字形金具2を錠本体3の凹
部9に挿入し、その先端部でフック11の内面11 a
を押して鎖錠リンク4を左回転(矢印fと反対向き)さ
せる。
鎖錠リンク4が左回転して復帰リンク15の係合部16
が係止部24に当接すると第2の引張コイルは゛ね19
の引張力に抗して復帰リンク15が右回転しく矢印g)
係止部24を乗り越えると復帰する。
この状態で金具Aの押し込みを離すと第1の引張コイル
ばね12により係合部16が係止部24に係止し、ロッ
ク状態となる。
第4図は防火戸を強制的に引いてロックを外した場合の
動作状態である。
すなわち、U字形金具2を強制的に引くと、第1の引張
コイルばね12のばね力と金具2による引張力の合力が
保合部16を通して係止リンク5の係止部24に加わり
、屈伸リンクは伸長状態にあるので、係止リンク5は第
3の可動軸25を支点として左方向に回転する力を受け
る。
この力が圧縮コイルばね22のばね力に打勝つと第2の
可動軸20が長孔21′内を水平移動して係止リンク5
が左回転し、係止部24は係合部16より外れるように
なる。
係止部24が係合部16より外れると前記第3図の動作
状態と同様にロック解除する。
なお、復帰リンクは、係止リンクに設けてもよい。
以上のように、この考案の鎖錠装置は、鎖錠リンク、係
止リンク、屈伸リンクおよび復帰リンクよりなるリンク
機構と解錠レバーで構成したため、はこり、振動および
衝撃の影響がなく、従来のように加工精度が必要でなく
、シかもばね力およびレバ−比を変更することで容易に
保持力を変更することができる。
さらに解錠レバーの操作とは別に強制解除もできるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図はそのロ
ック状態の本体内部の側面図、第3図はその動作状態の
側面図、第4図は強制用外し動作状態の側面図である。 A・・・・・・被鎖錠金具、B・・・・・・鎖錠装置、
3・・・・・・錠本体、4・・・・・・鎖錠リンク、5
・・・・・・係止リンク、6,7・・・・・・屈伸リン
ク、8・・・・・・解錠レバー、11・・・・・・フッ
ク、12・・・・・・第1の引張コイルばね、15・・
・・・・復帰リンク、16・・・・・・係合部、22・
・・・・・圧縮コイルばね、24・・・・・・係止部、
28・・・・・・ねじり線形ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 錠本体と、被鎖錠金具をロックするフックをもち前記錠
    本体に枢着されるとともにフックが解放動作する方向に
    付勢された鎖錠リンクと、この鎖錠リンクのフックをロ
    ック状態に係止する一端部をもち自己の中間部に設けた
    支軸がその係止方向と平行な方向にばね支持されている
    係止リンクと、この係止リンクまたは前記鎖錠リンクの
    いずれか一方の相互係止部に設けられて係合時に動作す
    る復帰リンクと、前記係止リンクの他端部に自己の一端
    部が枢結され自己の他端部が前記錠本体に枢着されて伸
    長状態にばね支持され屈曲動作で前記係止リンクを解錠
    する屈伸リンクと、この屈伸リンクに係止して屈伸リン
    クを屈曲動作する解錠レバーとを備えた鎖錠装置。
JP1156780U 1980-01-31 1980-01-31 鎖錠装置 Expired JPS5922214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1156780U JPS5922214Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 鎖錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1156780U JPS5922214Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 鎖錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56112366U JPS56112366U (ja) 1981-08-29
JPS5922214Y2 true JPS5922214Y2 (ja) 1984-07-03

Family

ID=29608175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1156780U Expired JPS5922214Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31 鎖錠装置

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JP (1) JPS5922214Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56112366U (ja) 1981-08-29

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