JP2008536031A - 慣性ブロック機構 - Google Patents

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Abstract

直線運動に適合されたロック部材を含む、アンチショック装置を有する錠等の機械的装置。アンチショック装置は、ロック部材の運動と実質的に平行な直線運動をするように設置されたバランス部材と、2つの末端とその間のピボット軸とを有する回転可能に支持されたレバーとを有する。ロック部材は一方の末端に隣接し、バランス部材は他の末端に隣接し、この隣接がばね等のバイアス手段によって維持される。レバーは回転軸に対して実質的にゼロの慣性モーメントを有する。例えば、双安定ソレノイドの電機子であるロック部材は、永久磁石によって装置のブロック位置に維持される。装置に衝撃が加えられると、ロック部材及びバランス部材が実質的に互いを相殺する慣性力を生じさせ、一方、強制振動は隣接配置及び永久磁石によって打ち消される。

Description

本発明は、電動式錠又は電子錠に関し、より詳細にはソレノイド・サーボ機構を有する可動式錠に関する。
電子錠及び電動式錠には多くの種類が知られている。それら全ては、ラッチ又はボルトを動かす等のロック/アンロック機能をブロックするための、或いはそれ自体のロック/アンロックを行うための何らかの電気的サーボ機構を用いるものである。サーボ機構は、殆どの場合において、簡素、頑丈、安価で信頼性があり、耐久力のある機構であるソレノイド機構である。ソレノイド機構において、電磁力及び弾性要素の作用の下で、電機子は単純な直線又は回転運動を行う。既知の双安定ソレノイドのように、1つ又はそれ以上の箇所に永久磁石が用いられる場合もある。
国際公開第04/072418号パンフレット 米国特許第5249831号明細書 米国特許第4412436号明細書
しかしながら、単純な運動には大きな問題が含まれており、それは電機子が慣性力によっても動かされ得るということである。そのような力は錠全般、特に南京錠、のみならず金庫、カセット等についても、それに加えられる衝撃によって生み出される。また、錠の部分に周期的加速度を発生させるために振動機を用いることもできる。このようにして、ソレノイド機構を、鍵又は暗号化された入力がなくとも、非ブロック化又はオープン状態にすることが可能である。この問題を解決するために多くの複雑な方法が開発されてきた。それらは錠に対して複雑な部品、空間を必要とするものであり、錠の全ての箇所において信頼できるものではない。
例えば、本願と同一の発明者による特許文献1は、電機子に設置された第一要素とソレノイド・ステータに工程された第二要素とを含む耐衝撃アレンジメントを開示している。第一要素は、電機子が直線運動をするときに螺旋運動をするように第二要素に係合されている。螺旋運動は所定の摩擦力を克服するのに付随するものであり、それによって衝撃下で2つの運動が電機子に沿って装置全体に加えられることを防止するが、ソレノイド・コイルの磁気作用の下では直線運動を許可するというものである。
特許文献2は、レバーを通して金庫のばね作動ロックボルトに接続するカウンタウエイトを有する錠であって、金庫が強打された際に、ボルトをそのロック位置から移動させようとする全ての慣性力を相殺する錠を記述している。
特許文献3は、衝撃の間の運動エネルギーに対抗するために比較的重いカウンタウエイトを有する耐衝撃性プランジャ・ラッチング機構が付いた銀行大金庫ドア用の時限錠を記述している。カウンタウエイトは、ドアボルトをブロック/アンブロックする時計機構をアンロードするように、ばねによって釣り合いがとられている。錠掛装置と比較的小さな質量との間に歯車列が導入されてシステムの仮想慣性を増加させ、錠の入力部と入力の際の振動をシステムが吸収することを可能にする質量との間に弾性リンクが提供される。
本発明により、操作力による第1位置から第2位置への直線運動に適合され、適当な方向から機械的装置に加えられる衝撃によって生じる第1の慣性力により第1位置から第2位置へ移動するロック部材を含む、アンチショック装置を有する錠等の機械的装置が提供される。アンチショック装置は、ロック部材の運動と実質的に平行な直線運動をするように設置されたバランス部材と、2つの末端とその間のピボット軸とを有する回転可能に支持されたレバーとを有する。一方の末端はロック部材にリンクし、他の末端はバランス部材にリンクしている。バランス部材は、衝撃の際に、レバーを経てロック部材に加えられる第2の慣性力を生じさ、第2の慣性力が第1の慣性力を実質的に相殺する。機械的装置は、レバーとロック部材との間、及びレバーとバランス部材との間のリンクが隣接(アバットメント)によるものであり、アンチショック装置が、隣接を維持するようにロック部材及びバランス部材の少なくとも1つをレバーに向けて付勢するバイアス手段を含むことを特徴とする。
バイアス手段は、例えば、バランス部材をレバーに向けて付勢するばね手段であってもよい。
ロック部材は、第1位置が機械的装置のブロック位置であり、電機子が永久磁石によって第1位置に保たれる、双安定ソレノイドの電機子であることができる。
レバーは、ピボット軸に対して実質的にゼロの慣性モーメントを有するように形成されることが好ましい。
機械的装置は可動ラッチを有することができ、ロック部材は第1位置ではラッチの動きをブロックし、第2位置ではラッチを解放するように適合され、ロック部材の直線運動はラッチの動きに交差するものであることが好ましい。
可動ラッチはくぼみのある部分を有し、その部分と合致し、ロック部材が第2位置にあるときにラッチを可動とする開口部をロック部材が有し、ロック部材が第1位置にあるときは、開口部のエッジ部がくぼみと係合してラッチの動きをブロックすることが好ましい。
回転レバーは円筒のくぼみ中に回転可能に支持される円柱として形成され、開口部が、ロック部材の隣接に適合する第1のステップとバランス部材の隣接に適合する第2のステップとを更に円柱の周囲に形成されることができる。
2つのステップは円柱の周囲に形成されることが好ましい。第1のステップはロック部材が第2位置に達したときにロック部材の側面に隣接するように形成された側壁を有することができ、第2のステップはバランス部材の側面に隣接するように形成された側壁を有することができる。
本発明のアンチショック装置は、ソレノイド磁石電機子等のロック部材が動かないように、錠等の機械的制御システムに加えられた衝撃によって生じる慣性力を均衡させる。
レバーを経たロック部材とバランス部材との隣接によるリンクは、機械的力がレバーに(及びレバーから)隣接方向のみに伝わることを確実なものにする。これにより、アンチショック装置は、また、摩擦と組み合された強制振動に対しても耐性のあるものとなる。
図1、2、3を参照して、本発明の錠10は、基板14を有するハウジング12と、ロックボルト16と、ラッチピン18と、アンチショック装置22を含むブロック・アセンブリ20と、バッテリ(図示せず)を有する電子制御回路24とを含むものである。
また、図4も参照して、ハウジング12は、ブラインドボア28に延伸する貫通円筒ボア26と、ボア28に垂直であり、かつそれと交差するもう1つの円筒ボア32とを有する頑丈な中空コの字体である。基板14は2つのねじ36によってハウジング12に取り付けられる。ハウジングは、更に、圧縮ねじ42によってボア28の開口に向けて付勢されるダミープラグ40をブラインドボア28の下部に収容する。
ラッチピン18はボア32に摺動可能に収容され、ピン34に支持される第二圧縮ばね44によってボア28に向けて付勢される。ラッチピンはテール45を有する。
ロックボルト16は、ロックピン18を受け入れる大きさのノッチ46とハンドル48とを有する。ロックボルト16はボア26−28内に摺動可能、回転可能に配置されている。
また、図5も参照して、ブロック・アセンブリ20は、双安定ソレノイド50、ラッチレバー52、中間ピン54、及びラッチ・ハウジング56を含むものである。ソレノイド50は、可動電機子58、電磁コイル60、及び永久磁石62を有する。圧縮ばね64は電機子58を磁石62から離れるように付勢する。ソレノイド50は2つの状態を有するものであり、1つは電機子58が磁石62に引付けられて保持され、ばね64が圧縮される(図2に示すような)収縮状態であり、もう1つは、電機子58が磁石から離れるように付勢される(図5に示すような)延伸状態である。適切な極性の直流をコイル60に流すことによって、ソレノイド50を交互に2つの状態にすることが可能である。中間ピン54は、電機子58とラッチレバー52に接するように、ラッチ・ハウジング56内に摺動可能に設置されている。
ラッチ・ハウジング56は、基板14に包まれて搭載されるように形成される。ラッチ・ハウジングは、ラッチピン18と同軸にラッチレバー52を収容するラウンドボア66と、一方が中間ピン54を収容する、ソレノイド軸に平行な2つの溝とを有する。
ラッチレバー52はボア66内で自由に回転(ピボット)できるように設置される。図6を参照して、ラッチレバー52は2つのステップ68、70とボア72とを有する。2つのステップ68、70はピン54、78の隣接(アバットメント)のための接触点を提供する(下記参照)。図2及び5に示すように、ステップの側面は、ピンの側面に接し、ラッチレバーが所定の角度になった後に更に回転することを妨げるのに適切な角度となるように形成される。ボアの外形は、ラッチ・ハウジング56内においてラッチレバー52が所定の角度になったときのみテール45が通過できるように形成される。ラッチレバー52全体の形状は、ボア66に対して対称である。従って、ラッチレバー52は、ステップ68、70に加えられた力に対する中間点で回転するように支持された第1種てこを形成する。
アンチショック装置22は、プッシュ・ロッド(バランス部材)76と、第2中間ピン78と、圧縮ばね80とを含む。プッシュ・ロッド76は、ソレノイドの側の溝をスライドし、ソレノイド軸に平行になるように支持される。中間ピン78は、プッシュ・ロッドとラッチレバー52に接するように、ラッチ・ハウジング56の第二の溝にスライドするように設置される。ばね80はプッシュ・ロッド76をラッチレバー52に向けて付勢するように設置され、それによってプッシュ・ロッド76、中間ピン80、ラッチレバー52、中間ピン54、及び電機子58の恒久的な隣接が維持される。ピン54及び78の質量は実質的に同等になるように選択され、プッシュ・ロッド76の質量は電機子58の質量に等しい。
電子制御回路24は、コマンドによりソレノイド50に電流を流すようになっている。その特定の構造は特許性に関連するものではない。
錠10は以下のように作動する。図1及び2を参照して、錠を閉めた状態において、ノッチ46がラッチピン18に対向する形で、ハンドル48がハウジング12に接するまでボルト16がボア26−28に挿入される。ロックボルト16がこの位置にある状態で、ピン18がばね44の作用によってノッチに入り、それによりロックボルトが軸方向に抜けることが妨げられる。ソレノイド50の電機子58が後退して磁石62に付くように、制御回路24がコイル60に通電する。プッシュロッド76及び中間ピン80を経てばね80に付勢されることによって、ブロック・アセンブリ20のラッチレバー52がラッチピン18のエッジ部に入り、それによりラッチピン18が戻ることを妨げる。この時点でコの字型の錠が閉められ、ロックボルト16がブロックされる。
ロックボルトを非ブロック化して錠10を開けるためには、制御回路24がコイル60に通電して永久磁石62の引力とは逆方向の電磁力を発生させる。それにより、電機子58が磁石62から解放され、ばね64がソレノイドから電機子を押し出す(図4及び5)。ボア72がテール45と直線上に並び後者が前者内で自由に移動できるように、電機子58は中間ピン54を経てラッチレバー52を押し、ラッチハウジング56のボア66に入るようにする。回転の間に、ラッチレバー52は中間ピン78を押し、ばね80を圧縮してプッシュロッド76を移動させる。
この時点でロックボルト16をハンドル48を用いて手動で回転させることができる。回転の工程において、ノッチ46の下部がばね44の力に対してラッチピン18を押し、ピンテール45をボア32内に落とし込む。ブロック状態から約4分の1以上回転したところで、ロックボルト16がラッチピン18をボア32内に完全に押し込み、図4に示すように、ロックボルトが軸方向に抜けるようになる。軸方向の動きにつれて、ばね42の作用によりロックボルト16の後にダミープラグ40が続く。ダミープラグ40はラッチピン18の端からロックボルト16の位置を占有し、それによりロックボルトがボア26に非可逆的に進入することを妨げる。
数秒のうちに、制御回路24はコイル60に通電し、永久磁石62の引力と同方向の電磁力を発生させる。これにより、電機子58はソレノイドに側に引き込まれ、ばね64を圧縮して更に磁石62に引き付けられる。この時点でラッチレバー52はピン78を経てプッシュロッド76によってのみ付勢されている。仮にロックボルト16が回転され上述のように引き抜かれると、ピンテール45はボア32の内側にあり、ラッチレバー54が回転してそのブロック位置に戻ることはない。しかしながら、ブロック・アッセンブリがここでプレロードされる−ロックボルト16が(手動で)くぼみ46がラッチピン18に対向するクローズ位置に戻されると、ばね44に押されてラッチピン18がくぼみに入り、テール45がラッチレバー52を解放し、ソレノイドを更に通電することなく、後者がラッチピン18のエッジの下でそのブロック位置まで自動的に回転する。
その数秒間にロックボルト16がそのクローズ位置から回転しない場合は、ラッチレバー52がラッチピン18のエッジの下で即座に回転してそのブロック位置に戻る。
アンチショック装置22は以下のように作動する。図2に示すように、ソレノイド軸に対して平行方向に衝撃(加速度)が錠に加えられると、同じ方向にスライド可能な電機子58は(ピン54を通して)ラッチレバー52に慣性力を働かせ、磁石62から離れる。対向する力が存在しないと、電機子58は磁石から完全に離れ、ばね64の力により、ラッチレバー52を回転させて(図5に示す位置において)テール45と直線上に並ぶことによってラッチピン18を非ブロック化し、錠が開く。
しかしながら、上述のように、プッシュロッド76は電機子58と同じ質量を有しており、ソレノイド軸と平行にスライドするように設置されている。従って、衝撃が加えられると、プッシュロッド76は、電機子58からの力と実質的に同一である第2の慣性力を生成する。両方の力は、それぞれの中間ピン54、78を通して、ラッチレバー58の両側面のステップ68、70に作用する。それによって、錠に加えられた衝撃の下で、ラッチレバーを回すことができないように実質的に等しい反対方向の力のモーメントがラッチレバーに働く。ピン54、78はそれぞれ電機子、プッシュロッドと実質的に一体の部分として機能し、それぞれの設計については利便性に基づくものであることは理解される。
上述のアンチショック装置は、摩擦と組み合された振動力に対しても耐性を有する。幾つかのケースにおいては、錠に振動を加えると同時に僅かなモーメントをハンドル48に加えることによって、ラッチピン18とラッチレバー52との間の振動摩擦力及びラッチレバーに対する慣性モーメントを生じさせることが可能である。低摩擦の周期が、モーメントがラッチレバーの非ブロック化位置となる周期と一致する場合には、後者は非ブロック化位置に達するまで「這う」ことができる。例えば、カウンターウエイトがレバーにポジティブに接続された特許文献2に記載の安全施錠装置は、この方法によって開けることが可能である。
本発明の装置においては、慣性質量(電機子及びプッシュロッド)とラッチレバーとの間のリンクは、それらがレバーを引くことができないように隣接のみである。また、ラッチレバー58は中央対称の形状を有しており、直線的振動又は加速度がピボット軸に対して慣性トルクを発生させることができないようになっている。
有益的なことに、ラッチピン18のブロック位置は、ばね64、80の間の弾性力のバランスによって維持される位置ではなく、永久磁石62の引力によって維持される電機子58の収縮位置に連関するものである。最初のケースにおいて、僅かな摩擦力は、ばね64の弾性力より数倍強い磁石引力に勝つことはできない。磁石の引力に対抗して電機子を動かすには強い慣性力(衝撃)を要するが、そのような場合には、上述したように、プッシュロッド76が同等の逆方向の慣性力を提供する。
加えて、ブロック・アセンブリ(電機子、プッシュロッド、及びラッチレバー)の運動面は、ラッチピンの操作運動に対して垂直である。従って、ラッチピンに加えられた外力はブロック・アセンブリを付勢することができない。ラッチのテールを収容するボア又はくぼみを、例えば中間ピン54又は78といったブロック・アセンブリに付随する他の可動部中に配置することが可能であることは理解される。
アンチショック装置の他の具体例が図7、8、9に示されており、図1〜6と実質的に同じ部品には同一の符号が用いられている。ハウジングを略したロック機構90の概略透視図が図7に示されている。ロック機構は、例えばドアフレームに設置可能なブロック・アセンブリ92と、ドアに設置可能な非円形状のロックボルト94とを含むものである。
ブロック・アセンブリ92は、双安定ソレノイド(図2に破線で示されるものと実質的に同一)、ラッチレバー96、中間ピン98、及びラッチハウジング56を含む。ソレノイドは、可動電機子58、コイル60、永久磁石62、及び圧縮ばね64を包含する。中間ピン98は電機子58及びラッチレバー96に接するようにラッチハウジング56内をスライド可能に設置され、ロック機構の手動操作を可能にする突起部102を有する。
ラッチハウジング56はラッチレバー96を収容するための丸ボア66と、その一方が中間ピン98を収容する、ソレノイド軸に平行な2つの溝とを有する。
ラッチレバー96はボア66内で自由に回転(ピボット)できるように設置される。図9を参照して、ラッチレバー96は2つのステップ68、70とくぼみ104とを有する。ラッチレバー96がラッチハウジング56内で所定の角度に配置されるときに、ロックボルト94が通過できるように、くぼみの側面が形付けられる。上記と同様に、ラッチレバー96は、ステップ68、70に加えられた力に対する中間点で回転するように支持された第1種てこを形成する。ラッチレバー96の全体の形状は対称中心を有するものではない。しかしながら、その形状はピボット軸(ボア66の軸)に対して慣性モーメントがゼロ又は無視できるものになるように設計される。
図8を参照して、ロックボルト94は、ラッチレバー96のくぼみ106のエッジ(あご部104’)を受け入れる大きさのノッチ104を有する。ロックボルト94は、例えばドア(支持は図示せず)において、スライド可能だが回転不能に支持される。ロックボルトの前端はテーパー(円錐形)とされ、後端はハンドル又はサーボ機構を搭載するためのねじ穴110を有する。
ブロック・アセンブリ92のアンチショック装置22は、プッシュロッド76、第2中間ピン78、及び圧縮ばね80を含み、それらの特徴及び機能は上記のものと類似する。
ロック機構90は、ロックボルト94がラッチピン18の役割を果たすことを考慮すれば、図1〜6の錠10と実質的に同様に作動する。図7は、ノッチ106がラッチレバーの厚みと整合し、ロックボルト94がラッチレバー96のくぼみ104に挿入された、ロック機構のクローズ状態を示すものである。ばね80の作用下で、電機子58が後退してラッチレバー96が回転することによりくぼみ106があご部104’と係合し、それによりロックボルト94が軸方向に抜けることが妨げられる。ラッチレバー96の位置は図9にも示されている。
ロックボルト94を非ブロック化してロック機構90を開けるためには、コイル60を通電して電機子58を解放する。ばね64の作用下において、くぼみ104がロックボルト94の図示部分と直線上に並ぶように電機子がラッチラバー96を押し、時計方向に回転させる。この時点でロックボルト94をラッチレバー96から引き抜くことができ、ドアを開けることができる。
数秒のうちに、電機子58をソレノイド側に引き寄せるためにコイル60が逆方向に通電され、電気子は永久磁石62によって保たれる。この時点で、ばね80の作用下で、プッシュロッド76によってラッチレバー96が元の方向(図7における反時計方向)に回転させられる。
ロック機構90をクローズするためには、ロックボルト94がラッチレバー96のくぼみ104の反対側に軸方向に整列するようにドアを閉め、次にロックボルトがくぼみ中に手動で押し入れられる。実際、ロックボルトの側面は(図9に示すように)最初はくぼみの側面と角度的にずれているが、円錐部108がまずくぼみ104に入り、ラッチレバーを反時計方向に回転させて、ロックボルトと直線上にそろうようにする。ラッチレバー96と電機子58との間のリンクは(中間ピン98を経て)隣接のみによるものであるので、ラッチレバーの反時計方向の回転は電機子58をソレノイドから引き抜くことができない。ノッチ106がラッチレバーの厚みと整合する位置にロックボルトがくると、後者は時計方向に回転し、あご部104’がノッチ106に自動的に係合することによってロック機構90が図7に示すようにクローズされる。
ロック機構90については、ロックボルト94を含むメカニズム全体がドア、金庫等の一体部分として搭載されるような、異なる使用をすることが可能である。そのような場合、ロックボルト94を、ねじ穴110を用いてサーボ機構に組み立てることが可能であり、くぼみ104(図7の右側)を通し、他のロック機構(図示せず)と相互作用するように適合させることができる。この場合において、ロックボルト94のロックは、実質的に第一の具体例(図1)におけるラッチピン18のロックとして進行する。電機子58がソレノイドに引き付けられ、ノッチ106が未だラッチレバー96に整合しない状態で更に磁石62によって保たれると、後者はプッシュロッド76及びピン78を通してばね80によって圧縮される。ロックボルト94がそのノッチ106がラッチレバーの厚みと整合する位置にくると、更にソレノイドコイルを通電することなく、後者が時計方向に回転してあご部104’が自動的にノッチ106と係合する。
特定の具体例について説明をしたが、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更を行えることは理解される。例えば、本発明を改良して、銀行大金庫、金庫、カセット、車両ドア、及び他の装置に用いることが可能である。
図1は本発明のアンチショック装置を備えた電子錠の前部正面断面図である。 図2はラッチがロック状態にある図1に示す錠のII−II面での部分断面図である。 図3は図1に示す錠の側面図である。 図4は、オープンした状態の図1に示す錠の前部正面断面図である。 図5はラッチがアンロック状態にある図4に示す錠のV−V面での部分断面図である。 図6は図1に示すラッチレバーの拡大図である。 図7は本発明のアンチショック装置を備えたブロック装置の他のロック機構を示す透視図である。 図8は図7に示すロック機構のロックボルトの透視図である。 図9は図7に示すロック機構に用いられるラッチレバーの拡大図である。
符号の説明
10 錠
14 基板
16 ロックボルト
18 ラッチピン
20 ブロック・アセンブリ
22 アンチショック装置
24 電子制御回路
26 貫通円筒ボア
28 ブラインドボア
32 円筒ボア
40 ダミープラグ40
42 圧縮ねじ
44 第二圧縮ばね44
45 テール
46 ノッチ
50 双安定ソレノイド
52 ラッチレバー
54 中間ピン
58 可動電機子
60 電磁コイル
62 永久磁石
64 圧縮ばね
66 ラウンドボア
68、70 ステップ
76 プッシュ・ロッド(バランス部材)
78 第2中間ピン
80 圧縮ばね80
90 ロック機構
92 ブロック・アセンブリ
94 ロックボルト
96 ラッチレバー
98 中間ピン
104’ あご部

Claims (19)

  1. 操作力による第1位置から第2位置への直線運動に適合され、適当な方向から機械的装置に加えられる衝撃によって生じる第1の慣性力により当該第1位置から第2位置へ移動するロック部材を含む、アンチショック装置を有する機械的装置であって、
    当該アンチショック装置が、当該ロック部材の運動と実質的に平行な直線運動をするように設置されたバランス部材と、一方の末端が当該ロック部材にリンクし、他の末端が当該バランス部材にリンクする、2つの末端とその間のピボット軸とを有する回転可能に支持されたレバーとを有し、
    当該バランス部材が、当該衝撃の際に、当該レバーを経て当該ロック部材に加えられる第2の慣性力を生じさせることが可能であり、当該第2の慣性力が当該第1の慣性力を実質的に相殺し、
    当該レバーと当該ロック部材との間、及び当該レバーと当該バランス部材との間のリンクが隣接(アバットメント)によるものであり、当該アンチショック装置が、当該隣接を維持するように当該ロック部材及び当該バランス部材の少なくとも1つを当該レバーに向けて付勢するバイアス手段を含み、
    当該バイアス手段が、当該バランス部材を当該レバーに向けて付勢するばね手段を含むものであることを特徴とする機械的装置。
  2. 当該ロック部材が双安定ソレノイドの電機子であり、当該第1位置が当該機械的装置のブロック位置であり、当該電機子が永久磁石によって当該第1位置に保たれることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 当該レバーが当該ピボット軸に対して実質的にゼロの慣性モーメントを有するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 当該回転レバーが円筒ボア中に回転可能に支持される円柱として形成され、当該円柱が当該ロック部材の隣接に適合する第1のステップと当該バランス部材の隣接に適合する第2のステップとを更に有することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  5. 当該2つのステップが当該円柱の周囲に形成されることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 当該機械的装置が可動ラッチを有し、当該ロック部材は当該第1位置では当該ラッチの動きをブロックし、当該第2位置ではラッチを解放するように適合され、当該ラッチの動きは当該ロック部材の直線運動に交差することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 当該可動ラッチがくぼみのある部分を有し、当該部分と合致し、当該ロック部材が当該第2位置にあるときに当該ラッチを可動とする開口部を当該ロック部材が有し、ロック部材が第1位置にあるときは、当該開口部のエッジ部が当該くぼみと係合して当該ラッチの動きをブロックすることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 当該ラッチの動きが当該回転レバーの回転面に対して交差するものであり、当該可動ラッチがくぼみのある部分を有し、当該部分と合致し、当該ロック部材が当該第2位置にあるときに当該ラッチを可動とする開口部を当該レバーが有し、ロック部材が第1位置にあるときは、当該開口部のエッジ部が当該くぼみと係合して当該ラッチの動きをブロックし、当該ロック部材及び当該バランス部材が、当該バランス部材を当該レバーに向けて付勢するばね部材によって当該レバーに隣接することを特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 当該回転レバーが円筒ボア中に回転可能に支持される円柱として形成され、当該開口部が当該円柱の周囲に形成されることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  10. 垂直なラッチ部材に係合するように、操作力による第1位置から第2位置への直線運動に適合され、適当な方向から機械的装置に加えられる衝撃によって生じる第1の慣性力により当該第1位置から第2位置へ移動するロック部材を含む、アンチショック装置を有する機械的装置であって、
    当該アンチショック装置が、当該ロック部材の運動と実質的に平行な直線運動をするように設置されたバランス部材と、一方の末端が当該ロック部材にリンクし、他の末端が当該バランス部材にリンクする、2つの末端とその間のピボット軸とを有する回転可能に支持されたレバーとを有し、
    当該バランス部材が、当該衝撃の際に、当該レバーを経て当該ロック部材に加えられる第2の慣性力を生じさせることが可能であり、当該第2の慣性力が当該第1の慣性力を実質的に相殺し、
    当該レバーと当該ロック部材との間、及び当該レバーと当該バランス部材との間のリンクが少なくとも部分的に垂直な隣接によるものであり、当該アンチショック装置が、当該隣接を維持するように当該ロック部材及び当該バランス部材の少なくとも1つを当該レバーに向けて付勢するバイアス手段を含むものであることを特徴とする機械的装置。
  11. 当該バイアス手段が、当該バランス部材を当該レバーに向けて付勢するばね手段を含むものであることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 当該ロック部材が双安定ソレノイドの電機子であり、当該第1位置が当該機械的装置のブロック位置であり、当該電機子が永久磁石によって当該第1位置に保たれることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  13. 当該レバーが当該ピボット軸に対して実質的にゼロの慣性モーメントを有するように形成されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  14. 当該回転レバーが円筒ボア中に回転可能に支持される円柱として形成され、当該円柱が当該ロック部材の隣接に適合する第1のステップと当該バランス部材の隣接に適合する第2のステップとを更に有することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  15. 当該2つのステップが当該円柱の周囲に形成されることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 当該機械的装置が可動ラッチを有し、当該ロック部材は当該第1位置では当該ラッチの動きをブロックし、当該第2位置ではラッチを解放するように適合され、当該ラッチの運動は当該ロック部材の直線運動に交差することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  17. 当該可動ラッチがくぼみのある部分を有し、当該部分と合致し、当該ロック部材が当該第2位置にあるときに当該ラッチを可動とする開口部を当該ロック部材が有し、ロック部材が第1位置にあるときは、当該開口部のエッジ部が当該くぼみと係合して当該ラッチの動きをブロックすることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  18. 当該ラッチの動きが当該回転レバーの回転面に対して交差するものであり、当該可動ラッチがくぼみのある部分を有し、当該部分と合致し、当該ロック部材が当該第2位置にあるときに当該ラッチを可動とする開口部を当該レバーが有し、ロック部材が第1位置にあるときは、当該開口部のエッジ部が当該くぼみと係合して当該ラッチの動きをブロックし、当該ロック部材及び当該バランス部材が、当該バランス部材を当該レバーに向けて付勢するばね部材によって当該レバーに隣接することを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 当該回転レバーが円筒ボア中に回転可能に支持される円柱として形成され、当該開口部が当該円柱の周囲に形成されることを特徴とする請求項16に記載の装置。
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