JPS59221372A - 構造用接着剤 - Google Patents
構造用接着剤Info
- Publication number
- JPS59221372A JPS59221372A JP9493183A JP9493183A JPS59221372A JP S59221372 A JPS59221372 A JP S59221372A JP 9493183 A JP9493183 A JP 9493183A JP 9493183 A JP9493183 A JP 9493183A JP S59221372 A JPS59221372 A JP S59221372A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acrylic
- adhesive
- copolymer
- acrylonitrile
- ethylene
- Prior art date
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- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は金属類、紙、プラスチック、無機材料などを接
着する際に使用される構造用接着剤に関するもので、更
に詳しくは、特に防錆油や加工油が残留しているような
油面においても接着部への定着性にすぐれ、加熱硬化後
も高い剪断力と曲げ強さにすぐれた接着力を有し、さら
に接着後の錆発生を抑制する構造用接着剤に関する。
着する際に使用される構造用接着剤に関するもので、更
に詳しくは、特に防錆油や加工油が残留しているような
油面においても接着部への定着性にすぐれ、加熱硬化後
も高い剪断力と曲げ強さにすぐれた接着力を有し、さら
に接着後の錆発生を抑制する構造用接着剤に関する。
従来、構造用接着剤として知られているものはエポキシ
樹脂系、フエノリツクス系、ポリウレタン系、構造用ア
クリル系、嫌気性構造用があり、また油が金属表面に付
着したままで接着できる吸油性接着剤としてはクロロプ
レン系マスチック型(不揮発分61%以上)、塩化ビニ
ル系マスチック型(不揮発分92%以上)が使用されて
いる。これらの接着剤は構造用の接着剤として使用され
ているが、油面においては接着力が低下したり、あるい
は油面に接着はするもののその強度は構造用接着剤とし
ては満足な強度ではない。またポリウレタン系や構造用
アクリル系、嫌気性構造用などの5− 接着剤では被着体表面への定着や定着後垂直に保持され
たまま加温されたり、軽庶の衝撃や振動にj:っても被
着体同十がズレをイトすることが起る。
樹脂系、フエノリツクス系、ポリウレタン系、構造用ア
クリル系、嫌気性構造用があり、また油が金属表面に付
着したままで接着できる吸油性接着剤としてはクロロプ
レン系マスチック型(不揮発分61%以上)、塩化ビニ
ル系マスチック型(不揮発分92%以上)が使用されて
いる。これらの接着剤は構造用の接着剤として使用され
ているが、油面においては接着力が低下したり、あるい
は油面に接着はするもののその強度は構造用接着剤とし
ては満足な強度ではない。またポリウレタン系や構造用
アクリル系、嫌気性構造用などの5− 接着剤では被着体表面への定着や定着後垂直に保持され
たまま加温されたり、軽庶の衝撃や振動にj:っても被
着体同十がズレをイトすることが起る。
そのため接着強度が発現するまで点溶接またはクリッピ
ングする必要があるという欠点があった。
ングする必要があるという欠点があった。
また常湿でも硬化するタイプのものも報告され、例えば
特開昭50〜158624月にはコーホキシ樹脂に液状
クロロプレン重合体を配した液とポリアミド樹脂からな
る液を用い、かつこれらの液の少なくとも一方にキシレ
ン樹脂を含まtc−r:両液を混合してなる接着剤組成
物が開示されているが、このものは熱時の接着強度には
劣るという欠点があった。
特開昭50〜158624月にはコーホキシ樹脂に液状
クロロプレン重合体を配した液とポリアミド樹脂からな
る液を用い、かつこれらの液の少なくとも一方にキシレ
ン樹脂を含まtc−r:両液を混合してなる接着剤組成
物が開示されているが、このものは熱時の接着強度には
劣るという欠点があった。
またポリウレタン系接着剤は主としてモルタル、スレー
ト、合板などの接着に効果があるが金属同士の接着はN
GO基の反応過程に発生する炭酸ガスにより接着剤自体
が発泡し易く、吸収する構造もないため、接着強度が低
下覆る。またシアノアクリレート系接着剤についても室
温から90℃付近までは接着力の低下があまり大きくな
いが、それを越えると急激に低下したり、曲げによる剥
離カー〇− に劣り、またコストが高いため汎用性に欠けるという欠
点があった。
ト、合板などの接着に効果があるが金属同士の接着はN
GO基の反応過程に発生する炭酸ガスにより接着剤自体
が発泡し易く、吸収する構造もないため、接着強度が低
下覆る。またシアノアクリレート系接着剤についても室
温から90℃付近までは接着力の低下があまり大きくな
いが、それを越えると急激に低下したり、曲げによる剥
離カー〇− に劣り、またコストが高いため汎用性に欠けるという欠
点があった。
本発明は、これら従来技術の欠点を解決すべくなされた
もので、金属同士あるいは紙、プラスチックス、無機材
料との接着、特に表面に油などが残留していてもすぐれ
た定着性と硬化fりの高い接着強度を発現させると共に
、接着面における錆発生も防止する構造用接着剤を提供
することを目的とするものであり、車両、電機機器、各
種構造体、建築、土木構造物など広範に利用される。
もので、金属同士あるいは紙、プラスチックス、無機材
料との接着、特に表面に油などが残留していてもすぐれ
た定着性と硬化fりの高い接着強度を発現させると共に
、接着面における錆発生も防止する構造用接着剤を提供
することを目的とするものであり、車両、電機機器、各
種構造体、建築、土木構造物など広範に利用される。
本発明のこの目的は次に示す構造用接着剤により達成さ
れる。
れる。
すなわち本発明は、
(1)アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、カルボ
キシル基を有するアクリロニトリル−ブタジェン共重合
体、アクリルゴム、ウレタンゴム、りnロプレンゴム、
クロルスルホン化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、■ヂレンー
メタクリル酸共重合体、熱可塑性ポリウレタン、飽和ポ
リニスデル、ナイロンから選ばれる極f[基を有するポ
リマーの単独またはこれらの混合物、 (2)エポキシアクリレート樹脂111独あるいは2f
fV以上の混合物、 (3)界種の官能基が2個以十のアクリルまたはメタク
リルモノマーおよび/または下記の一般式で示されるア
クリルまたはメタクリルモノマー ) 1 H2C= C−C00R2 (R+はHまたはCH3、R2は疾素数1〜18のアル
キル基もしくは芳香環または複素環を含む有機残基を示
す)、 (7I)有機過酸化物、および (5)イミダゾール類または少くとも1個の3級アミン
を含むアミノ化合物、 とからなる配合組成物、あるいはこれに加えて、(6)
モノ(2−メタクリロイロキシエチル)アシッドホスフ
ェート、モノ(2−アクリロイロキシエチル)アシッド
ホスフェート、含窒素アクリ1ノートまたはメタクリレ
ートの単独または2種以上、 とからなる配合組成物を、 ガラス、ガラスと有機I!i紐の複合物、有機繊維、炭
素mMから得られるストランドマット、サーフェイスマ
ット、クロス、不織布および寒冷紗のいずれかに含浸、
スプレッドコートまたはラミネートして得られる構造用
接着剤にある。
キシル基を有するアクリロニトリル−ブタジェン共重合
体、アクリルゴム、ウレタンゴム、りnロプレンゴム、
クロルスルホン化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、■ヂレンー
メタクリル酸共重合体、熱可塑性ポリウレタン、飽和ポ
リニスデル、ナイロンから選ばれる極f[基を有するポ
リマーの単独またはこれらの混合物、 (2)エポキシアクリレート樹脂111独あるいは2f
fV以上の混合物、 (3)界種の官能基が2個以十のアクリルまたはメタク
リルモノマーおよび/または下記の一般式で示されるア
クリルまたはメタクリルモノマー ) 1 H2C= C−C00R2 (R+はHまたはCH3、R2は疾素数1〜18のアル
キル基もしくは芳香環または複素環を含む有機残基を示
す)、 (7I)有機過酸化物、および (5)イミダゾール類または少くとも1個の3級アミン
を含むアミノ化合物、 とからなる配合組成物、あるいはこれに加えて、(6)
モノ(2−メタクリロイロキシエチル)アシッドホスフ
ェート、モノ(2−アクリロイロキシエチル)アシッド
ホスフェート、含窒素アクリ1ノートまたはメタクリレ
ートの単独または2種以上、 とからなる配合組成物を、 ガラス、ガラスと有機I!i紐の複合物、有機繊維、炭
素mMから得られるストランドマット、サーフェイスマ
ット、クロス、不織布および寒冷紗のいずれかに含浸、
スプレッドコートまたはラミネートして得られる構造用
接着剤にある。
本発明における第(1)成分のポリマーは比較的極性の
高いものを使用し、第(2)(3)(6)成分で使用す
る反応性オリゴマーあるいはモノマーとの相溶性を有し
、かつある程度の耐油性にすぐれた、すなわち油分に対
しても著しく膨潤しないポリマーがよく、従って使用さ
れるエラストマーとしては、アクリロニトリル・ブタジ
ェン共重合体(NBR)、アクリルゴム、クロロブレン
ゴム、ヒドリンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エステル共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共
重合体、工゛チレンーアクリル酸9− 金属塩共重合体、Jチレンーメタクリル酸金属塩共重合
体、熱可塑性ウレタンゴム、飽和ポリエステル、ポリア
ミド等であり、これらはフィルムまたはシート状に接着
剤の形状を保持すると共に、さらに硬化棲の接着剤自体
に粘り強さを与え、接着複合体に曲げ、剥l1lIt強
さを付与する。
高いものを使用し、第(2)(3)(6)成分で使用す
る反応性オリゴマーあるいはモノマーとの相溶性を有し
、かつある程度の耐油性にすぐれた、すなわち油分に対
しても著しく膨潤しないポリマーがよく、従って使用さ
れるエラストマーとしては、アクリロニトリル・ブタジ
ェン共重合体(NBR)、アクリルゴム、クロロブレン
ゴム、ヒドリンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸
エステル共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共
重合体、工゛チレンーアクリル酸9− 金属塩共重合体、Jチレンーメタクリル酸金属塩共重合
体、熱可塑性ウレタンゴム、飽和ポリエステル、ポリア
ミド等であり、これらはフィルムまたはシート状に接着
剤の形状を保持すると共に、さらに硬化棲の接着剤自体
に粘り強さを与え、接着複合体に曲げ、剥l1lIt強
さを付与する。
更に第(1)成分としては、ポリマーの末端あるいは分
子内にカルボキシル基を有しているものが好ましく、例
えばNBRとしては、カルボキシル基を有するN 1p
ol 1072 (日本ゼオ2社製)やHyear
CT B N 1300x 13 (グツドリッチケ
ミカル社製)等である。これらのポリ7−は単独または
伯のポリマーとブレンドして用いることにより、適度な
モジコラス、靭性、相溶性の改善を行ない全体の系のバ
ランスを紺持するものである。
子内にカルボキシル基を有しているものが好ましく、例
えばNBRとしては、カルボキシル基を有するN 1p
ol 1072 (日本ゼオ2社製)やHyear
CT B N 1300x 13 (グツドリッチケ
ミカル社製)等である。これらのポリ7−は単独または
伯のポリマーとブレンドして用いることにより、適度な
モジコラス、靭性、相溶性の改善を行ない全体の系のバ
ランスを紺持するものである。
第(2)の成分であるエポキシアクリレート樹脂は、種
々のエポキシ樹脂、例えばビスフェノールA型、ビスフ
ェノールF型、ポリフェノール型、ハロゲン化ビス71
ノール型、多価グリシジルエステル型、過酢酸酸化型エ
ポキシ樹脂などをアク10− リルまたはメタクリル変性し、末端にアクリル基あるい
はメタクリル基を有するものである。これら第(2)成
分は、末端のアクリルまたはメタクリル基が有機過酸化
物、紫外線、電子線により重合、架橋するものであり、
■ラストマーはど分子量が大きくなく、モノマーでもな
い、いわゆるオリゴマーの領域に属するもので、固体も
しくは高粘度の液体であり、反応前には室温における適
度な固さと粘着性、接着面での垂れ防止、加温された際
の適度なタックを併せ持つもので、通常は2以上の官能
基を有するために架橋に大きな効果を有し、接着剤のモ
ジュラスを上げるのに効果がある。分子量は200〜4
000、配合量は前記第(1)成分である極性糸リマー
100重量部に対し20〜200重伊部がよい。配合量
が20重量部未満ではモジュラスが低下し、200重量
部を越えると非常に硬くなり、剥離や曲げに対して接着
力が劣る。
々のエポキシ樹脂、例えばビスフェノールA型、ビスフ
ェノールF型、ポリフェノール型、ハロゲン化ビス71
ノール型、多価グリシジルエステル型、過酢酸酸化型エ
ポキシ樹脂などをアク10− リルまたはメタクリル変性し、末端にアクリル基あるい
はメタクリル基を有するものである。これら第(2)成
分は、末端のアクリルまたはメタクリル基が有機過酸化
物、紫外線、電子線により重合、架橋するものであり、
■ラストマーはど分子量が大きくなく、モノマーでもな
い、いわゆるオリゴマーの領域に属するもので、固体も
しくは高粘度の液体であり、反応前には室温における適
度な固さと粘着性、接着面での垂れ防止、加温された際
の適度なタックを併せ持つもので、通常は2以上の官能
基を有するために架橋に大きな効果を有し、接着剤のモ
ジュラスを上げるのに効果がある。分子量は200〜4
000、配合量は前記第(1)成分である極性糸リマー
100重量部に対し20〜200重伊部がよい。配合量
が20重量部未満ではモジュラスが低下し、200重量
部を越えると非常に硬くなり、剥離や曲げに対して接着
力が劣る。
本発明の第(3)成分としては、異種の官能基が2個以
上のアクリルまたはメタクリルモノマーおよび/または
下記の一般式で示されるアクリルまたはメタクリルモノ
マー、 R+ H2C= C−COOR2 (R+はト1またはCH3、R2は炭素数1〜18のア
ルキル基もしくは芳香環または複索環を含む有機残基を
示す)が用いられる。
上のアクリルまたはメタクリルモノマーおよび/または
下記の一般式で示されるアクリルまたはメタクリルモノ
マー、 R+ H2C= C−COOR2 (R+はト1またはCH3、R2は炭素数1〜18のア
ルキル基もしくは芳香環または複索環を含む有機残基を
示す)が用いられる。
異種の官能基が2個以上のアクリルまたはメタクリルモ
ノマー(以下、アクリルまたはメタクリルモノマーを総
称して(メタ)アクリルモノマーともいう)は、接着剤
の架橋密瓜をあげモジュラスを増大させると共に接着界
面への濡れ、特に種々な表面状態における油類等を溶解
分散させ、また硬化したポリマーの耐油性とをイガせ有
すものである。この第(3)成分は第(2)成分のエポ
キシアクリレート樹脂とは責なり、テレキリツクなアク
リル基との間が脂肪族系であり、はぼ液状であることが
特徴である。ここに使用するアクリルまたはメタクリル
モノマーはエチレングリコールジ (メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコール ジ (メタ)アクリレート
、トリエチレングリコール ジ (メタ)アクリレート
、1,3ブチレングリコール ジ (メタ)アクリレー
ト、1.4ブヂレングリコール ジ メタクリレート、
1.6ヘキサングリコール ジ (メタ)アクリレート
、ネオペンチルグリコール ジ (メタ)アクリレート
、トリメチロールプロパン トリ(メタ)アクリレート
、トリメチロールエタントリ (メタ)アクリレート、
テトラメチロールメタン トリ アクリレート、テトラ
メチロールメタン テトラ アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート、2ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレートなどが使用され、その配合量は第(1)のエ
ラストマー100重量部に対し5重量部から70重量部
が好適である。10重1部より多く配合すると硬く、な
り過ぎて靭性に劣り、曲げ、剥離強度また衝撃強さに劣
る。また5重量部未満では可塑化効果が低く、また油に
対する効果がなく、架橋密度も小さい。
ノマー(以下、アクリルまたはメタクリルモノマーを総
称して(メタ)アクリルモノマーともいう)は、接着剤
の架橋密瓜をあげモジュラスを増大させると共に接着界
面への濡れ、特に種々な表面状態における油類等を溶解
分散させ、また硬化したポリマーの耐油性とをイガせ有
すものである。この第(3)成分は第(2)成分のエポ
キシアクリレート樹脂とは責なり、テレキリツクなアク
リル基との間が脂肪族系であり、はぼ液状であることが
特徴である。ここに使用するアクリルまたはメタクリル
モノマーはエチレングリコールジ (メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコール ジ (メタ)アクリレート
、トリエチレングリコール ジ (メタ)アクリレート
、1,3ブチレングリコール ジ (メタ)アクリレー
ト、1.4ブヂレングリコール ジ メタクリレート、
1.6ヘキサングリコール ジ (メタ)アクリレート
、ネオペンチルグリコール ジ (メタ)アクリレート
、トリメチロールプロパン トリ(メタ)アクリレート
、トリメチロールエタントリ (メタ)アクリレート、
テトラメチロールメタン トリ アクリレート、テトラ
メチロールメタン テトラ アクリレート、グリシジル
(メタ)アクリレート、2ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレートなどが使用され、その配合量は第(1)のエ
ラストマー100重量部に対し5重量部から70重量部
が好適である。10重1部より多く配合すると硬く、な
り過ぎて靭性に劣り、曲げ、剥離強度また衝撃強さに劣
る。また5重量部未満では可塑化効果が低く、また油に
対する効果がなく、架橋密度も小さい。
また、下記の一般式を有するアクリルまたはメタクリル
モノマーとは、 13− 1 82 C= C−CO,OR2 (R+ はHまたはCH3、R2は炭素数1〜18のア
ルキル基もしくは芳香環または複素環を含む有機残塁を
示す) で示され、過酸化物にJ:り重合し高分子M化するが、
単に重合するだけの機能ではなく、前記異種の官能基を
有するアクリルモノマーまたはメタクリルモノマーと同
様に接着界面への濡れ、特に種々な表面状態における油
類等を溶解分散させることと、ポリマーを適当に膨潤さ
せオリゴマーや自分自身をポリマー中で反応させること
を容易にする。またポリマーを膨潤されると同時に接着
剤表面を湿潤にしタックを発現するのにも役立つ、さら
に生成した(メタ)アクリルポリマーは耐油性に優れる
ため、油によって膨潤、軟化される恐れが少い。ただし
、高温硬化するような工程が入る場合は蒸気圧の低いア
クリルモノマーが用いられる。例えば200℃の焼付は
工程を通るときはアク14− リルモノマーの蒸気圧が200℃において100mm)
−1(l以下でないと硬化の際に発泡が生ずる。接着剤
が硬化より早く発泡すると接着強度の低下をもたらしあ
まり好ましくない。ここに使用される(メタ)アクリル
モノマーは、具体的には炭素数1〜4のアルコキシエチ
ル(メタ)アクリレート、メトキシエトキシエチル(メ
タ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フ
ェノキシエチル(メタ)アクリレート、テトラヒト日フ
ルフリルアクリレートの単独または2種以上の混合物が
用いられ、第(1)成分100重量部に対し、3〜20
M量部が好適である。配合量が20重量部を越えると接
着剤が硬くなったり、硬化時の収縮が大きくなり、貼り
合わせたものの歪が大きく反りやひげを生じる。
モノマーとは、 13− 1 82 C= C−CO,OR2 (R+ はHまたはCH3、R2は炭素数1〜18のア
ルキル基もしくは芳香環または複素環を含む有機残塁を
示す) で示され、過酸化物にJ:り重合し高分子M化するが、
単に重合するだけの機能ではなく、前記異種の官能基を
有するアクリルモノマーまたはメタクリルモノマーと同
様に接着界面への濡れ、特に種々な表面状態における油
類等を溶解分散させることと、ポリマーを適当に膨潤さ
せオリゴマーや自分自身をポリマー中で反応させること
を容易にする。またポリマーを膨潤されると同時に接着
剤表面を湿潤にしタックを発現するのにも役立つ、さら
に生成した(メタ)アクリルポリマーは耐油性に優れる
ため、油によって膨潤、軟化される恐れが少い。ただし
、高温硬化するような工程が入る場合は蒸気圧の低いア
クリルモノマーが用いられる。例えば200℃の焼付は
工程を通るときはアク14− リルモノマーの蒸気圧が200℃において100mm)
−1(l以下でないと硬化の際に発泡が生ずる。接着剤
が硬化より早く発泡すると接着強度の低下をもたらしあ
まり好ましくない。ここに使用される(メタ)アクリル
モノマーは、具体的には炭素数1〜4のアルコキシエチ
ル(メタ)アクリレート、メトキシエトキシエチル(メ
タ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フ
ェノキシエチル(メタ)アクリレート、テトラヒト日フ
ルフリルアクリレートの単独または2種以上の混合物が
用いられ、第(1)成分100重量部に対し、3〜20
M量部が好適である。配合量が20重量部を越えると接
着剤が硬くなったり、硬化時の収縮が大きくなり、貼り
合わせたものの歪が大きく反りやひげを生じる。
本発明において第(6)成分である含リン(メタ)アク
リレートおよび/または含窒素(メタ)アクリレートは
金属面への接着あるいは接着後の防錆効果において顕著
であり、またこれらのモノマーが油に対して有効である
ことと併せて加熱硬化によってポリマー中に組み込まれ
て油などに対して膨潤しないものとなる。このようなモ
ノマーとしてはモノ(2−メタクリロイロキシエチル)
アシッドホスフェート、モノ〈 2−アクリロイロキシ
エチル)アシッドホスフェート、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエヂル(メタ)
アクリレート、2−アミンエチルビニルエーテル、ドブ
チルアミノエチルアクリレ−1−、モルフォリノエチル
(メタ)アクリレ−トイ【どが好適である。この第(6
)成分は本発明においては、必ずしも必須成分ではない
が、金属面への接着および接着後の防錆効果を向上させ
るという見地からは配合したほうが好ましく、その配合
量は第(1)成分であるポリマー100重1部に対し1
0重量部以下、好ましくは1〜10重量部である。10
重1部を越えて配合しても配合効果はあまり上がらず、
共重合したときの特稠値として架橋密度が高くなってし
まい、脆さがでてくるという欠点がある。
リレートおよび/または含窒素(メタ)アクリレートは
金属面への接着あるいは接着後の防錆効果において顕著
であり、またこれらのモノマーが油に対して有効である
ことと併せて加熱硬化によってポリマー中に組み込まれ
て油などに対して膨潤しないものとなる。このようなモ
ノマーとしてはモノ(2−メタクリロイロキシエチル)
アシッドホスフェート、モノ〈 2−アクリロイロキシ
エチル)アシッドホスフェート、ジメチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエヂル(メタ)
アクリレート、2−アミンエチルビニルエーテル、ドブ
チルアミノエチルアクリレ−1−、モルフォリノエチル
(メタ)アクリレ−トイ【どが好適である。この第(6
)成分は本発明においては、必ずしも必須成分ではない
が、金属面への接着および接着後の防錆効果を向上させ
るという見地からは配合したほうが好ましく、その配合
量は第(1)成分であるポリマー100重1部に対し1
0重量部以下、好ましくは1〜10重量部である。10
重1部を越えて配合しても配合効果はあまり上がらず、
共重合したときの特稠値として架橋密度が高くなってし
まい、脆さがでてくるという欠点がある。
本発明の接着剤にあっては、上記の二重結合を有する第
(2)(3)<6)成分を、第(1)成分である極性を
有するポリマーと混合し、かつ第(4)成分である有機
過酸化物を加え、通常の加熱或いは電子線や電磁波など
による誘導加熱により共重合もしくは架橋させることに
より接着せしめるものであり、加熱条件によって使用す
る有機過酸化物が選択される。ここで使用される有機過
酸化物としてはケトン系パーオキサイド、ジアシルパー
オキサイド、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパー
オキサイド、パーオキシケタール、アルキルパーエステ
ル 伯シランを含むパーオキサイドが用いられる。また上記
パーオキサイド類を加える際に、本発明における第(5
)成分であるイミダゾール類あるいは3級アミンを少く
とも1つ含むアミノ化合物、例えばイミダゾニル2P4
MZ,イミダゾールC177、D M P − 30、
DMP−1o、DBU, トリエチレンジアミン、テト
ラメチレンペンタミンなどを少量加えるとよいまた、こ
れら官能基の一つがグリシジル基を有する場合は、硬化
触媒としても17− 作用するので特に好適である。
(2)(3)<6)成分を、第(1)成分である極性を
有するポリマーと混合し、かつ第(4)成分である有機
過酸化物を加え、通常の加熱或いは電子線や電磁波など
による誘導加熱により共重合もしくは架橋させることに
より接着せしめるものであり、加熱条件によって使用す
る有機過酸化物が選択される。ここで使用される有機過
酸化物としてはケトン系パーオキサイド、ジアシルパー
オキサイド、ハイドロパーオキサイド、ジアルキルパー
オキサイド、パーオキシケタール、アルキルパーエステ
ル 伯シランを含むパーオキサイドが用いられる。また上記
パーオキサイド類を加える際に、本発明における第(5
)成分であるイミダゾール類あるいは3級アミンを少く
とも1つ含むアミノ化合物、例えばイミダゾニル2P4
MZ,イミダゾールC177、D M P − 30、
DMP−1o、DBU, トリエチレンジアミン、テト
ラメチレンペンタミンなどを少量加えるとよいまた、こ
れら官能基の一つがグリシジル基を有する場合は、硬化
触媒としても17− 作用するので特に好適である。
本発明の構造用接漬剤は、上記各成分からなる組成物を
、ガラス、ガラスと有機繊維の複合物、有機繊維、炭素
tlAMから得られるストランドマット、サーフェイス
マット、クロス、不鞭布および寒冷紗のいずれかに含浸
、スプレッドコートまたはラミネートすることにより冑
られる。このようにクロス、不織布を使用すると、シー
ト状ま′lこはフィル□ム状接着剤自体の強度の向」−
に寄与し、かつ被着体の取り着け、ハンド″リングが容
易であり、また接着剤層を均一な厚みに保持するために
も有効である。ざらに、この様なりロスまたは不織布は
剪断強さあるいは剥離力を向上させることに効果が大き
く、バランスのとれた接着力を発現でることができる。
、ガラス、ガラスと有機繊維の複合物、有機繊維、炭素
tlAMから得られるストランドマット、サーフェイス
マット、クロス、不鞭布および寒冷紗のいずれかに含浸
、スプレッドコートまたはラミネートすることにより冑
られる。このようにクロス、不織布を使用すると、シー
ト状ま′lこはフィル□ム状接着剤自体の強度の向」−
に寄与し、かつ被着体の取り着け、ハンド″リングが容
易であり、また接着剤層を均一な厚みに保持するために
も有効である。ざらに、この様なりロスまたは不織布は
剪断強さあるいは剥離力を向上させることに効果が大き
く、バランスのとれた接着力を発現でることができる。
ここで使用するクロスは平織、目抜平織、朱子織、綾織
などいずれでも良い。また材質としてはガラス、ポリI
ステル、ナイロン、ビニロンあるいはそれらの混繊も使
用できる。またガラスのストランドマットが特に好適で
、全面に均一に接着剤が含浸される点では申し分なく、
18ー 上述のクロスに比べてコスト的にもメリットが大きい。
などいずれでも良い。また材質としてはガラス、ポリI
ステル、ナイロン、ビニロンあるいはそれらの混繊も使
用できる。またガラスのストランドマットが特に好適で
、全面に均一に接着剤が含浸される点では申し分なく、
18ー 上述のクロスに比べてコスト的にもメリットが大きい。
もちろんチョツプドストランドマットやロービングマッ
トなども好適である。
トなども好適である。
以上の各成分が互いに組み合わさって初期の粘着性を発
現するとともに、靭性にプぐれ、かつ適度なモジュラス
と防錆性にすぐれた接着剤が得られる。
現するとともに、靭性にプぐれ、かつ適度なモジュラス
と防錆性にすぐれた接着剤が得られる。
さらに実施例および比較例に基づき本発明について詳細
に説明する。なお、第2表中の配合射はすべて重量部で
ある。
に説明する。なお、第2表中の配合射はすべて重量部で
ある。
実施例1
第(1)成分としてカルボキシル基を有するアクリロニ
トリル−ブタジェン共重合体(Nipo11072、日
本ゼオン社製)100重量部、第(2)成分としてビス
フェノールベースのエポキシアクリレート樹脂100重
量部と高分子量のビスフェノールA型のエポキシ樹脂〈
エピコート1001、シェル化学製)の末端にメタクリ
ル酸を付加させたエポキシアクリレート65重量部、第
(3)成分としてグリシジルメタクリレート50重付部
、第(6)成分としてモノ(2−アクリロイロキシエチ
ル)アシッドボスフェート15重M部をミル」−で混合
しくおく、このものにさらに第(5)成分のイミダゾー
ル2P4MI−1z2重量部と第(4)成分の1−ブチ
ルパーオキサイ1〜1.8単f一部を冷却しながら混入
しておき配合組成物を1′7る。−へ1幅310m1l
l 。
トリル−ブタジェン共重合体(Nipo11072、日
本ゼオン社製)100重量部、第(2)成分としてビス
フェノールベースのエポキシアクリレート樹脂100重
量部と高分子量のビスフェノールA型のエポキシ樹脂〈
エピコート1001、シェル化学製)の末端にメタクリ
ル酸を付加させたエポキシアクリレート65重量部、第
(3)成分としてグリシジルメタクリレート50重付部
、第(6)成分としてモノ(2−アクリロイロキシエチ
ル)アシッドボスフェート15重M部をミル」−で混合
しくおく、このものにさらに第(5)成分のイミダゾー
ル2P4MI−1z2重量部と第(4)成分の1−ブチ
ルパーオキサイ1〜1.8単f一部を冷却しながら混入
しておき配合組成物を1′7る。−へ1幅310m1l
l 。
111位重さ300<1/イのガラスヂ臼ツブトス1〜
ランドマツ1−の上にシーテイングマシンにて上記の混
合した配合組成物を塗″[りる1、シー1〜の厚みは配
合組成物の塗布b1と使用するストランドマツ1への単
位重さおよび塗工してシートを重ね合わせることにより
必要の厚さにづる。このようにしC厚み0.8vnのシ
ート状の構造用接着剤を得た。
ランドマツ1−の上にシーテイングマシンにて上記の混
合した配合組成物を塗″[りる1、シー1〜の厚みは配
合組成物の塗布b1と使用するストランドマツ1への単
位重さおよび塗工してシートを重ね合わせることにより
必要の厚さにづる。このようにしC厚み0.8vnのシ
ート状の構造用接着剤を得た。
一方、表面を何ら処理しないJISm板を防錆油(メタ
ルガード831)に浸ff14Q、垂直に引ぎ上げ、2
4時間後、防錆油が表面に薄く残った状態のJTS鋼板
二枚の間に、上記0.8mm厚のシー1〜状の構造用接
着剤を挾み軽く圧着4る。この接着シンプルを80℃の
雰囲気中で、庫直に30分間懸架してもズレが生ずるこ
とがなかった。ざらに、この接着サンプルを215℃、
30分間加熱することにより強固な接着体が得られ、引
張剪断強度をJISK 6850に準じて測定した結
果、220kg/C1+f。
ルガード831)に浸ff14Q、垂直に引ぎ上げ、2
4時間後、防錆油が表面に薄く残った状態のJTS鋼板
二枚の間に、上記0.8mm厚のシー1〜状の構造用接
着剤を挾み軽く圧着4る。この接着シンプルを80℃の
雰囲気中で、庫直に30分間懸架してもズレが生ずるこ
とがなかった。ざらに、この接着サンプルを215℃、
30分間加熱することにより強固な接着体が得られ、引
張剪断強度をJISK 6850に準じて測定した結
果、220kg/C1+f。
剥離力(90度剥離> 22ka/25m+a幅と優れ
た接着性能を示した。
た接着性能を示した。
実施例2〜11
第1表に示す各種油を用い、実施例1で使用した鋼板に
浸漬して、実施例1のシート状接着剤を用いて実施例1
と同様な方法により引張剪断強度を測定した。この結果
を実施例1の値と共に第1表に示す。
浸漬して、実施例1のシート状接着剤を用いて実施例1
と同様な方法により引張剪断強度を測定した。この結果
を実施例1の値と共に第1表に示す。
21−
第1表において示されるように、本発明の接着剤を用い
ることによって鋼板上の油の種類に拘わらず、いずれも
好ましい接着力を示す。
ることによって鋼板上の油の種類に拘わらず、いずれも
好ましい接着力を示す。
実施例12〜18
第2表に示す配合の配合組成物A−Fに第3表に示すチ
ョツプドストランドマット、サーフェイスマツ1〜、ガ
ラスクロス、不織布および寒冷紗をそれぞれコーティン
グして第3表に示す厚さのシート状の構造用接着剤を得
た。
ョツプドストランドマット、サーフェイスマツ1〜、ガ
ラスクロス、不織布および寒冷紗をそれぞれコーティン
グして第3表に示す厚さのシート状の構造用接着剤を得
た。
この構造用接着剤を、実施例1と同様に防錆油(メタル
ガード831)に浸漬した鋼板2枚間に挾み、この接着
サンプルの油面定着性を評価すると共に、これを80℃
のオーブン中に垂直に30分懸架して加温時のズレを評
価した。また、この接着サンプルを215℃、30分加
熱後にJIS K 6850に準拠して接着力(引
張剪断強度、T型剥離力、曲げ強度)を測定した。結果
を第3表に示す。
ガード831)に浸漬した鋼板2枚間に挾み、この接着
サンプルの油面定着性を評価すると共に、これを80℃
のオーブン中に垂直に30分懸架して加温時のズレを評
価した。また、この接着サンプルを215℃、30分加
熱後にJIS K 6850に準拠して接着力(引
張剪断強度、T型剥離力、曲げ強度)を測定した。結果
を第3表に示す。
*5:旭7アイぶ−グラス社製
*6:旭ファイバーグ、ラス社製
*7:旭うアイバーグラス社製
(本/25.)
*8:東し社製、ポリエステル
*9:今人社製、ポリエステル
*10:ユニチカ社製、ビニロン
、商品名CM+00、重さ600り一
、商品名S M3605E、’蓼さQ、64■、重さI
CI Ot/、、t9 、商品名MG130、厚さQ、13■、警度 /19、
商品名B504−10、厚さQ、2(1m、重さ401
7゜、商品名T−100 、商品名す510、LSF30X30、密度15x15
25− 第2表においても示されるJ、うに、実施例13〜19
の接着剤は、いずれも高い接着性を示し、かつ油面定着
性がよく、加温時のズレイー)生じない。
CI Ot/、、t9 、商品名MG130、厚さQ、13■、警度 /19、
商品名B504−10、厚さQ、2(1m、重さ401
7゜、商品名T−100 、商品名す510、LSF30X30、密度15x15
25− 第2表においても示されるJ、うに、実施例13〜19
の接着剤は、いずれも高い接着性を示し、かつ油面定着
性がよく、加温時のズレイー)生じない。
尤豫tμ壊しし更共考−世ヒし
実施例1で使用した接着剤を用いて、鋼板以外の接着を
行ない、その接着強V(引張剪断強度)を測定したとこ
ろ第4表のような結果を得た。なお、被着体としてはス
テンレス、真鍮、アルミニウムを用い実施例1のJrS
K 6850に準じて測定した。なお、比較のた
めに市販のエポキシ系接着剤を用いて同様の接着強度を
測定した。
行ない、その接着強V(引張剪断強度)を測定したとこ
ろ第4表のような結果を得た。なお、被着体としてはス
テンレス、真鍮、アルミニウムを用い実施例1のJrS
K 6850に準じて測定した。なお、比較のた
めに市販のエポキシ系接着剤を用いて同様の接着強度を
測定した。
第 4 表
*11:市販エポキシ系接着剤
このように、通常は特殊な処理を行なわないと接着でき
ない材質または部所においても、本発明の接着剤は優れ
た接着力を示す。
ない材質または部所においても、本発明の接着剤は優れ
た接着力を示す。
丸1民快
長ざ100111ffl 、巾25mm、厚さ2mmの
FRP(エポキシ樹脂/ガラス)を何ら処理せず、実施
例1に示した配合組成物の配合の中でt−ブチルパーベ
ンゾエートの代りにベンゾイルパーオキサイドを加えた
配合の接着剤を作りFRP同士を接着させた。加熱はF
RPが軟化するため、60℃、40分行ない引張剪断強
度と曲げ強度を測定した。引張剪断強度は150k(J
/C11f以上で材料破壊の状態であった。また曲げ強
度は18kfll/cif以上であり剥離せずFRPが
白化した状態であった。
FRP(エポキシ樹脂/ガラス)を何ら処理せず、実施
例1に示した配合組成物の配合の中でt−ブチルパーベ
ンゾエートの代りにベンゾイルパーオキサイドを加えた
配合の接着剤を作りFRP同士を接着させた。加熱はF
RPが軟化するため、60℃、40分行ない引張剪断強
度と曲げ強度を測定した。引張剪断強度は150k(J
/C11f以上で材料破壊の状態であった。また曲げ強
度は18kfll/cif以上であり剥離せずFRPが
白化した状態であった。
実施例21
第(1)成分としてアクリルゴム(NipolAR−3
1、日本ゼオン社製)100重量部、第(2)成分とし
てビスフェノールベースのエポキシアクリレート樹脂1
00重量部と高分子量のビスフェノールΔ型の■ポキシ
樹脂(エピコート1ooi、シェル化学製)の末端にメ
タクリル酸を付加させたエポキシアクリレート60重量
部、第(3)成分としてグリシジルメタクリレート50
重量部、任意成分としてテトラヒドロフルフリルアクリ
レート30@量部をミル上で混合しておく、この−i)
のにざらに第(5)成分のイミダゾール2 P 4.
M Z 2重量部と第(4)成分の1−ブチルパーオキ
サイド 1.8重量部を冷加しながら混入しておき配合
組成物を得る。一方、幅310mm 、単位重さ300
(1/櫂のガラスチョツプドストランドマットの」−に
シーテイングマシンにて上記の混合した配合組成物を塗
工する。シートの厚みは配合組成物の塗布量と使用する
ストランドマットの単位ff ;V (13よび塗工し
てシートを重ね合わせることにより必要の厚さにする。
1、日本ゼオン社製)100重量部、第(2)成分とし
てビスフェノールベースのエポキシアクリレート樹脂1
00重量部と高分子量のビスフェノールΔ型の■ポキシ
樹脂(エピコート1ooi、シェル化学製)の末端にメ
タクリル酸を付加させたエポキシアクリレート60重量
部、第(3)成分としてグリシジルメタクリレート50
重量部、任意成分としてテトラヒドロフルフリルアクリ
レート30@量部をミル上で混合しておく、この−i)
のにざらに第(5)成分のイミダゾール2 P 4.
M Z 2重量部と第(4)成分の1−ブチルパーオキ
サイド 1.8重量部を冷加しながら混入しておき配合
組成物を得る。一方、幅310mm 、単位重さ300
(1/櫂のガラスチョツプドストランドマットの」−に
シーテイングマシンにて上記の混合した配合組成物を塗
工する。シートの厚みは配合組成物の塗布量と使用する
ストランドマットの単位ff ;V (13よび塗工し
てシートを重ね合わせることにより必要の厚さにする。
このようにして厚み1.21のシート状の構造用接着剤
を得た。
を得た。
この構造用接着剤を実施例1と同様な接着T稈により接
着力(引張剪断強度、T型剥離力)を測定したところ、
引張剪断強度190kg/cd、 T型剥離力21に+
1/25mm幅と高い値を示した。
着力(引張剪断強度、T型剥離力)を測定したところ、
引張剪断強度190kg/cd、 T型剥離力21に+
1/25mm幅と高い値を示した。
以上説明したごとく、前記した第(1)〜(5)成分を
含有した配合組成物にガラス、ガラスと有28− 機織雑の複合体、有機11ff、炭素繊雛から得られる
ストランドマット、クロス、不織布等を含浸、スプレッ
ドコートまたはラミネートして得られる本発明の構造用
接着剤は、鋼板等の被着体、特に油等が付着する金属、
プラスチック、FRP等に対して何ら洗浄処理などを行
なわなくても、充分に定着し、かつ加熱硬化することに
よって強固な接着性を発現する。また、上記配合組成物
に第(6)成分をさらに加えると、金属との接着が良好
になるのみならず、接着後の防錆効果に優れる。
含有した配合組成物にガラス、ガラスと有28− 機織雑の複合体、有機11ff、炭素繊雛から得られる
ストランドマット、クロス、不織布等を含浸、スプレッ
ドコートまたはラミネートして得られる本発明の構造用
接着剤は、鋼板等の被着体、特に油等が付着する金属、
プラスチック、FRP等に対して何ら洗浄処理などを行
なわなくても、充分に定着し、かつ加熱硬化することに
よって強固な接着性を発現する。また、上記配合組成物
に第(6)成分をさらに加えると、金属との接着が良好
になるのみならず、接着後の防錆効果に優れる。
また、クリーニング処理を特にしないか、簡単な処理程
度でも簡単に接着可能であるという利点も有する。従っ
て本発明の構造用接着剤は、鋼板補強用接着剤、金属、
プラスチック、紙等のハニカム用接着剤、金属同士とい
った同種材料または金属とプラスチックといった異種材
料相互の接着剤として汎用され、さらに車両、船舶、家
庭用または工業用rvt製品、建築材料、日用品等の各
分野において適用可能である。
度でも簡単に接着可能であるという利点も有する。従っ
て本発明の構造用接着剤は、鋼板補強用接着剤、金属、
プラスチック、紙等のハニカム用接着剤、金属同士とい
った同種材料または金属とプラスチックといった異種材
料相互の接着剤として汎用され、さらに車両、船舶、家
庭用または工業用rvt製品、建築材料、日用品等の各
分野において適用可能である。
29−
手続補正書
昭和58年6月2日
特許庁長官 若杉和夫殿
1、事件の表示
構造用接着剤
3、補正をする者
事件との関係 特許出願人
居 所 東京都港区新橋五丁目36番11号名 称 (
671)横浜ゴム株式会ネ1代表者鈴木久章 4、代即人〒105 住 所 東京都港区虎ノ門二丁目8番1号5、補正命令
の日付 自発補正 6、補正の対象 「願 書」 7、補正の内容 1、願書第1頁の“特許願1″の右側に[特許法第38
条ただし書の規定による特許出願」を加入する。
671)横浜ゴム株式会ネ1代表者鈴木久章 4、代即人〒105 住 所 東京都港区虎ノ門二丁目8番1号5、補正命令
の日付 自発補正 6、補正の対象 「願 書」 7、補正の内容 1、願書第1頁の“特許願1″の右側に[特許法第38
条ただし書の規定による特許出願」を加入する。
2、同の第1頁の1、発明の名称の欄″と“21発明者
の欄″の間に[特許請求の範囲に記載された発明の数・
・・・・・ ・・・ 2]を加入する。
の欄″の間に[特許請求の範囲に記載された発明の数・
・・・・・ ・・・ 2]を加入する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、(1)アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、カ
ルボキシル基を有するアクリロニトリル−ブタジェン共
重合体、アクリルゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴ
ム、クロルスルホン化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸共重合体、熱可塑性ポリウレタン、飽
和ポリエステル、ナイロンから選ばれる極性基を有する
ポリマーの単独またはこれらの混合物、 (2)■ホキシアクリレート樹脂単独あるいは2種以上
の混合物、 (3)異種の官能基が2個以上のアクリルまたはメタク
リルモノマーおよび/または下記の一般式で示されるア
クリルまたはメタクリルモノマ 1 1 1゛ R2C−C−C00R2 (R1はト(まlごは(ンt(z 、R21a、#素数
1〜18のアルキル基もしくは芳香環または複素環を含
む有機残基を示す)、 (4)有機過酸化物、および (5)イミダゾール類または少くとも1個の3級アミン
を含むアミノ化合物、 とからなる配合組成物を、ガラス、ガラスと有機繊維の
複合物、有機繊維、炭素繊維から得られるストランドマ
ット、サーフェイスマット、クロス、不織布および寒冷
紗のいずれかに含浸、スプレッドコートまたはラミネー
]〜して得られる構造用接着剤。 2、(1)アクリロニトリル−ブタン1ン共重合体、カ
ルボキシル基を有するアクリロニトリル−ブタジェン共
重合体、アクリルゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴ
ム、クロルスルホン化ポリエチレン、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、Jチレンーアクリル酸共重合体、エチレ
ンーメタクリル酸共重合体、熱可塑性ポリウレタン、飽
和ポリエステル、ナイロンから選ばれる極性基を有する
ポリマーの単独またはこれらの混合物、 (2)■ホキシアクリレート樹脂単独あるいは2種以上
の混合物、 (3)巽種の官能基が2個以上のアクリルまたはメタク
リルモノマーおよび/または下記の一般式で示されるア
クリルまたはメタクリルモノマー 旭 1 」 H2C=C−Co0R2 (R+はI」またはCH3、R2は炭素数1〜18のア
ルキル基もしくは芳香環または複素環を含む有機残基を
示す)、 (4)有機過酸化物、 (5)イミダゾール類または少くとも1個の3級アミン
を含むアミノ化合物、および(6)モノ(2−メタクリ
ロイロキシエチル)アシッドボスフェート、モノ(2−
アクリロイロキシエチル)アシッドホスフェート、含窒
素アクリレートまたはメタクリレ−1への単独または2
種以」−1 とからなる配合組成物を、ガラス、ガラスと有機繊維の
複合物、有機繊維、炭素繊維から得られるストランドマ
ット、リーー71イスマツ1〜、り[lス、不織布およ
び寒冷紗のいずれかに含浸、スプレッド]−1〜または
ラミネー1〜して得られる構造用接着剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9493183A JPS59221372A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 構造用接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9493183A JPS59221372A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 構造用接着剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59221372A true JPS59221372A (ja) | 1984-12-12 |
Family
ID=14123709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9493183A Pending JPS59221372A (ja) | 1983-05-31 | 1983-05-31 | 構造用接着剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59221372A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62227938A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-06 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 耐油、耐候性重合体組成物 |
JPS63205380A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-24 | Ube Ind Ltd | エポキシ樹脂接着剤組成物 |
JP2002332319A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 硬化性樹脂組成物、硬化体、接着剤組成物及び接合体 |
JP2002332320A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 硬化性樹脂組成物、硬化体、接着剤組成物及び接合体 |
JP2011515528A (ja) * | 2008-03-21 | 2011-05-19 | ジャクレ | 構造用接着剤組成物 |
WO2018016535A1 (ja) | 2016-07-19 | 2018-01-25 | デンカ株式会社 | 接着剤組成物 |
CN112126377A (zh) * | 2020-09-25 | 2020-12-25 | 迪马新材料科技(苏州)有限公司 | 一种低气味耐高温丙烯酸酯结构胶制备方法 |
-
1983
- 1983-05-31 JP JP9493183A patent/JPS59221372A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62227938A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-06 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 耐油、耐候性重合体組成物 |
JPH0647635B2 (ja) * | 1986-03-29 | 1994-06-22 | 日本合成ゴム株式会社 | 耐油、耐候性重合体組成物 |
JPS63205380A (ja) * | 1987-02-19 | 1988-08-24 | Ube Ind Ltd | エポキシ樹脂接着剤組成物 |
JP2002332319A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 硬化性樹脂組成物、硬化体、接着剤組成物及び接合体 |
JP2002332320A (ja) * | 2001-05-08 | 2002-11-22 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 硬化性樹脂組成物、硬化体、接着剤組成物及び接合体 |
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WO2018016535A1 (ja) | 2016-07-19 | 2018-01-25 | デンカ株式会社 | 接着剤組成物 |
KR20190029611A (ko) | 2016-07-19 | 2019-03-20 | 덴카 주식회사 | 접착제 조성물 |
US11098225B2 (en) | 2016-07-19 | 2021-08-24 | Denka Company Limited | Adhesive composition |
CN112126377A (zh) * | 2020-09-25 | 2020-12-25 | 迪马新材料科技(苏州)有限公司 | 一种低气味耐高温丙烯酸酯结构胶制备方法 |
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