JPS5921941Y2 - フオ−クリフト - Google Patents

フオ−クリフト

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Publication number
JPS5921941Y2
JPS5921941Y2 JP1240979U JP1240979U JPS5921941Y2 JP S5921941 Y2 JPS5921941 Y2 JP S5921941Y2 JP 1240979 U JP1240979 U JP 1240979U JP 1240979 U JP1240979 U JP 1240979U JP S5921941 Y2 JPS5921941 Y2 JP S5921941Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
vehicle body
counterweight
engine room
exhaust
Prior art date
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Expired
Application number
JP1240979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55111814U (ja
Inventor
勝久 中川
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP1240979U priority Critical patent/JPS5921941Y2/ja
Publication of JPS55111814U publication Critical patent/JPS55111814U/ja
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Publication of JPS5921941Y2 publication Critical patent/JPS5921941Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は低騒音化を計ったフォークリフトに関するもの
である。
一般にフォークリフトは車体を出来るだけ小さくまとめ
るため、車体各部の空間が少なく、そのため運転者は振
動騒音源とも言える機関、変速機等の上にわずかな空間
を隔てて座乗している。
又、冷却風(機関及び駆動系の冷却用)は通常運転者の
熱風からの保護、ホコリまき上げの防止のため車体前方
から吸気、機関熱交換器(ラジェータ)冷却後、車体後
部(カウンタウェイト窓)から吐出される構造になって
いる。
従って音源密閉等の遮音、防熱対策を行っても次の欠点
がある。
(イ)機関、駆動系、熱源を通過して加熱された冷却風
で熱交換器(ラジェータ)を冷却するため冷却効果が悪
い。
(ロ)空気取入れのため車両前方が開放されているので
運転者及び周辺の騒音が大きい。
(ハ)冷却効果を上げるため後方より吸込みにした場合
は、排風が車両前方に吐き出されるためホコリの巻き上
げ、及び熱風により運転者席周辺の高温化につながる。
に)吐出口までの距離が車体構造上中さいため内部の騒
音が直接放射されるので騒音が失きく、又、遮音しても
距離が小さいため余程杭抗を大きくしないと効果が少な
い。
そこで本考案は前記欠点を除去し、運転者席、及び車両
周辺の騒音を格段に低下し、それによる冷却効率悪化、
運転者席周辺の高温化を防止したフォークリフトを提供
することを目的としたものである。
本フォークリフトの特徴とする処は、冷却風取り入れ口
をカウンタウェイト後窓の車体後部中央とし、冷却風排
出口をカウンタウェイト横又はカウンタウェイト両横付
近の車体後部両側とし車体内部と排出口をダクト構造と
したことにあり、これにより通常音源との距離が短く、
放射される音量の大きい車体後部を吸気口としたため放
射音は小さく、しかも更に遮音のため、迷路隔壁の設置
が、吐出側より容易である。
さらにラジェータ冷却風が直接外気を吸込むため冷却上
非常に有利である。
そして排出口を車体後部両側とし、ダクトでむすんだた
め距離を大きく、直角通路を増加出来るため遮音、吸音
(ダクト内に吸音材使用)上有利で、しかも排風が運転
者に与える影響はほとんどなく、ホコリの巻き上げもな
く、運転者席周辺を完全に密閉出来るため遮音、遮熱の
効果が大きい。
従って近年強く要望されている住環境及び運転者保護の
ためのフォークリフトの騒音の低下を満足することが可
能となる。
本考案の実施例を以下図面に従って詳細に説する。
第1図は、本考案の一実施例を示すフォークリフトの側
面図、第2図は第1図の平断面図、第3図は第2図のI
II−III線断面図である。
1はフォークリフトの車体、2はフォーク(図示せず)
を具えた作業機、3は車体後部にボルト締め又はフック
により取付けられたカウンタウェイトである。
4はエンジンカバー、5は排気ダクトでダクト5は車体
上部左右に取付けられ、エンジンカバー4はヒンジによ
り上方へ開放できる構造である。
6はラジェータ、7はエンジン、エンジン7にはトルク
コンバータ又はクラッチ8及びトランスミッション9が
連結接続され車体1内に配置される。
又エンジン7にはファン7aが直接又はベルトにより駆
動され車体後部より風を吸い込む。
10はカウンタウェイト両側にあけられた排気口、11
はカウンタウェイト3に設けられ、車体後部中央に位置
した吸気口である。
12はエンジン7及び駆動系を密閉するための底板、1
3は前隔壁である。
14は車体後部に設けた吸気口11を保護する後隔壁、
15は車体内部に設けた側隔壁である。
この側隔壁15、前隔壁13、底板12で機関室Aを構
成し、エンジン7、クラッチ8、トランスミッション9
を機関室A内に適宜収容配置する。
側隔壁15は第3図の如くその上部では排気ダクト5と
仕切り、その下部では車体1の側板と仕切っており、ク
ラッチ8位置付近より前隔壁13に至る上部分は開放さ
れ、機関室Aより排気ダクト5に連通ずる。
こうして吸気口11より機関室Aを通過し、機関室A前
部の反転部Bにて反転して排気ダクト5を介し排気口に
至る密閉した冷却風通路が形成される。
またエンジンカバー4、排気ダクト5、車体1の各部板
、底板12、前隔壁13、後隔壁14、側隔壁15の内
面には適宜吸音材をはりつける等の吸音処理を施す。
次にその作用を説明すると、エンジン7が始動するとフ
ァン7aに吸込まれた冷却風は矢印の如く吸気口11よ
り車体1内へ入りラジェータ6を冷却する。
その後機関室A内を通過した風は、前隔壁13に当り、
反転して排気ダクト5内へ押しこまれ、排気口10より
排出される。
このように本考案によれば、車体後部中央の吸気口より
機関室内を通過し、反転して車体後方側部の排気口に至
る密閉した冷却風通路を形威し、反転部より排気口に至
る通路をダクト構造としたことにより次の効果を奏する
吸気口より吸込まれる風は外気が直接冷却風となるので
、ラジェータの冷却効果が高く、かつ機関室より吸気口
より放射される騒音は風の流れと逆になるため低い。
又、冷却効果の高い分だけ通過風速を下げられるため、
通過抵抗を増しても充分遮音設備が出来るため、更に騒
音の低減が可能となる。
排気ダクトを機関室外側に設置し、かつ車体後方へ導い
て、排気するため車体はコンパクトになり通路長さが充
分取れ、この間に騒音を減衰出来る。
又、排気口を車体後方側面に設けたため運転者に対する
騒音を低下出来るし、更に排気によるホコリの巻き上げ
はなく、排気口からの熱風の運転者への影響もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図はその
平、断面図、第3図は第2図III−III線断面図で
ある。 3・・・・・・カウンタウェイト、4・・・・・・エン
ジンカバー、5・・・・・・排気ダクト、7・・・・・
・エンジン、10・・・・・・排気口、11・・・・・
・吸気口、A・・・・・・機関室、B・・・・・・反転
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン7と、該エンジン7に連結接続するクラッチ8
    およびトランスミッション9と、車体後部に配設された
    カウンタウェイト3と、前記エンジン7と前記カウンタ
    ウェイト3との間に配設されたラジェータ6とを備えた
    フォークリフトにおいて、エンジンカバー4と底板12
    と前隔壁13と側隔壁15とで構威し、前記エンジン7
    、クラッチ8、トランスミッション9を収容配置する機
    関室Aと、前記カウンタウェイト3の中央部に設けられ
    、前記機関室Aにラジェータを介して連通ずる吸気口1
    1と、前記カウンタウェイト3の両41ftに設けた排
    気口10と、車体上部左右に取り付けられ、前隔壁13
    に至る部分の側隔壁15の前部で機関室Aに開口すると
    ともに前記排気口10と連通ずる排気ダクト5とを具備
    してなり、冷却風が車体後部中央の吸気口11より機関
    室A内を通過し、排気ダクト5により反転して、車体後
    方側部の排気口10より排出されるようにしたことを特
    徴とするフォークリフト。
JP1240979U 1979-02-02 1979-02-02 フオ−クリフト Expired JPS5921941Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1240979U JPS5921941Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 フオ−クリフト

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JP1240979U JPS5921941Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 フオ−クリフト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55111814U JPS55111814U (ja) 1980-08-06
JPS5921941Y2 true JPS5921941Y2 (ja) 1984-06-30

Family

ID=28828624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1240979U Expired JPS5921941Y2 (ja) 1979-02-02 1979-02-02 フオ−クリフト

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970227A (ja) * 1982-10-15 1984-04-20 Yanmar Diesel Engine Co Ltd トラクタ
JPH0216322A (ja) * 1989-05-26 1990-01-19 Yanmar Diesel Engine Co Ltd トラクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55111814U (ja) 1980-08-06

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