JPS59218119A - 炊飯器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は内容器内に圧力をかけて炊飯する炊飯器に関す
るものである。

従来例の構成とその問題点 一般に、内容器に圧力をかけて炊飯する炊飯器において
は、圧力をかけないで炊飯する炊飯器に比べて内容器内
の泡立ちが激しいため、この泡によシ内容器内の水分等
が吹きこぼれしやすく、従来の２重蓋形式のもののよう
にただ内蓋を設けただけでは吹きこぼれを防止すること
は困難であった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑みなされたもので吹きこほ
れしにくい炊飯器を提供することを目的とするものであ
る。

発明の構成 上記目的を達成するため本発明は内容器と外蓋によシ密
閉容器を構成し、高圧力で炊飯を行う炊飯器において、
外蓋の下面に有底筒状の内蓋を取付け、この内蓋の底面
を内容器の上端開口部より下方に位置させるとともに内
蓋の外径を内容器の上端部内径より若干小径とし、かつ
内蓋の上端と外蓋の裏面、の間に小さな間隙を形成した
もので、内容器内の泡立ちを防ぐようにしたものである
。

実施例の説明 以下に本発明の一実施例について、添付図面を参照して
説明する。

図において１は金属製の外蓋、２は金属製の内容器、３
は外蓋１と内容器２の間に介在密着し、ｍ　封効果の役
目を持ったゴム製のシールバッキングである。４は保持
軸６及び保持金具７によシ外蓋１の裏面に装着された上
方に開口した有底円筒状の内蓋、５は内蓋４の底面に数
ケ所設けられた水抜き用孔である。８は内容器２内の内
圧を調整する圧力調整錘、９は内容器２内の蒸気を噴出
させて、内容器２内の内圧を調整する噴出ノズルである
。

上記構成において、内容器２内にて炊飯すれば、内容器
２内の上層部は激しい泡立ち状態となり、一部の泡は内
蓋４に接触し泡がつぶされ、また、一部の泡は内容器２
と内蓋４の間Ａを経由して上部隙間から蓋４内に流入し
ようとするが、内容器２と内蓋４の隙間Ａがわずかであ
るため泡はつぶされる。更に越えた泡は外蓋１と内蓋２
の間から内蓋４内に流入しようとするが、外蓋１と内蓋
２の隙間もわずかであるため泡はつぶされてしまい内蓋
４内においては泡状のものはなくなり、外蓋１に設置さ
れた噴出ノズルからは、蒸気のみ噴出し水分等の吹きこ
ぼれはなく、内容器２内は良好な圧力状態を維持し、良
好な炊飯が得られる。内蓋２内にたまった水分は５の水
抜き孔から内容器２内に戻シ、内蓋４内には残ることが
ない。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明によれば簡単な
構成により、内容器内に圧力をかけて炊飯しても、内容
器内の水分等が吹き出すことなく、良好な圧力状態を維
持し、良好な炊飯を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気炊飯器の断面図、
第２図は同要部の斜視図である。 １・・・・・外蓋、２・・・・・・内容器、４・・・・
・・内蓋。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内容器と外蓋によシ密閉容器を構成し、高圧力で炊飯を
   行う炊飯器において、外蓋の下面に有底筒状の内蓋を取
   付け、この内蓋の底面を内容器の上端開口部よシ下方に
   位置させるとともに内蓋の外径を内容器の上端部内径よ
   シ若干小径とし、かつ内蓋の上端と外蓋の裏面の間に小
   さな間隙を形成してなる炊飯器。