JPS59217764A - 新規なジスアゾ化合物およびその製造方法 - Google Patents

新規なジスアゾ化合物およびその製造方法

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JPS59217764A
JPS59217764A JP58092746A JP9274683A JPS59217764A JP S59217764 A JPS59217764 A JP S59217764A JP 58092746 A JP58092746 A JP 58092746A JP 9274683 A JP9274683 A JP 9274683A JP S59217764 A JPS59217764 A JP S59217764A
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Mitsuru Hashimoto
充 橋本
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/549Organic PV cells

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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、新規なジスアゾ化合物およびその製造方法に
関する。
従来技術 従来から、ある種のジスアゾ化合物が、電子写真用感光
体の一つの形態である積層型感光体の、電荷発生層に用
いられる電荷発生顔料として、有効であることが知られ
ている。
ここでいう積層型感光体とは、導電性支持体上に、光に
よって、電荷担体を生成する能力を有する電荷発生顔料
を、適切な方法、例えば真空蒸着、顔料溶液の塗布ある
いは樹脂溶液に顔料の微細粒子を分散した分散液の塗布
などKより薄層として電荷発生層を形成せしめ、その上
に電荷発生層で生成した電荷担体を効率よく注入され得
て、しかもその移動を行うところの電荷搬送層(通常こ
の電荷搬送層は、電荷搬送物質と、結着樹脂とからなる
。)を形成せしめた感光体である。従来、この種の感光
体に使用されるジスアゾ化合物として、例えば、特開昭
47−37543号公報、及び、特開昭52−5564
3号公報、などに記載されているベンジジン系ジスアゾ
化合物あるいは特開昭52−8832号公報に記載され
ているスチルベン系ジスアゾ化合物などが知られている
。しかしながら、従来のジスアゾ化合物を用いた積層型
の感光体は一般に感度が低く、また、可視域の感光波長
域がおよそ450〜700 nmに亘っており、この感
光波長特性から云って赤色原稿の画像再現性が悪かった
。そのため、この感光体を実装する場合は、赤色光をカ
ットするフィルターを用いる必要があるなどの理由から
複写機設計上の不利があった。
目  的 本発明の目的は、電子写真感光体において有効な、特に
先に述べた積層型の感光体において有効な新規なジスア
ゾ化合物を提供することにある。
 5− また、本発明の他の目的は、上記ジスアゾ化合物の製造
方法を提供することにある。
構成 本発明の1つは、一般式(1)で表わされる新規なジス
アゾ化合物である。
(上記式中、R1およびR1は、低級アルキル基、置換
又は無置換のアラルキル基、置換又は無置換の芳香族基
、置換又は無置換のへテロ環基を表わしR3および−は
、同一であっても異っていても良い。またR1およびR
1は共同で環を形成していても良い。) この一般式における芳香環およびヘテロ環の具体例とし
てはベンゼン環、す7タレン環。
アントラセン環−、ピレン環、チオフェン環。
 6− カルバシー)V環などが挙げられ、これらの環の置換基
としては、低級アルキル基、低級ア)Lt コ−1i’
 V 基、ハロゲン、ニトロ基などが例示できる。
また、本発明の他の1つは式(n) で表わされる2、6−ジアミツアントラキノンをジアゾ
化して一般式Cm) (式中、Yはアニオン官能基を表わす。)で表わされる
テトラゾニウム塩とし、ついでこのテトラゾニウム塩と
一般式(It/)(上記式中、R1およびR8は、低級
アルキル基、置換又は無置換のアシルキル基、置換又は
無置換の芳香族基、置換又は無置換のヘテp環基を表わ
しR,およびR3は、同一であっても異っていても良い
。またR8およびR2は共同で環を形成してい【も良い
。) で表わされるカップ2−とを反応させることを特徴とす
る一般式(1) (上記式中、馬およびR1は、低級アルキル基、置換又
は無置換のアラルキル基、を換又は無置換の芳香族基、
置換又は無置換のへテロ環基を表わしR1およびR8は
同一であっても異っていても良い。またR2およびR1
は共同で環を形成してもよい。)で表わされるジスアゾ
化合物の製造方法である。
この製造方法にあっては、2.6−ジアミツアントラキ
ノンのジアゾ化は、これを例えば塩酸あるいは硫酸のよ
うな無機酸中で亜硝酸ナトリウムを一10℃ないし50
℃にて添加することにより行なわれる。このジアゾ化反
応は、およそ30分間から3時間で完結する。さらに反
応混合物に、例えばホウフッ化水素酸あるいは、ホウフ
ッ化ナトリウム水溶液などを加えてテトラゾニウム塩と
して沈殿させ、結晶IkF取してから次の反応に用いる
ことが望ましい。次いでこのテトラゾニウム塩に前記一
般式CM)で表わされるカップラーを作用させカップリ
ング反応を起させることにより行なわれる。実際には、
この反応は、N、N−ジメチルホルムアミド(DMF 
)や、 9− ジメチルスルホキシドなどの有機溶媒にテトラゾニウム
塩およびカップラーを混合溶解しておき、これを約−1
0℃ないし40℃にて酢酸ナトリウム水溶液などのアル
カリ水溶液を滴下することにより行なわれる。この反応
はおよそ5分間ないし3時間で完結する。反応終了後、
析出している結晶なP取し、適切な方法により精製(例
えば、水あるいは/および有機溶剤による洗浄、再結晶
法など)することにより上記ジスアゾ化合物の製造は完
了する。
このようKして製造される本発明のジスアゾ化合物の製
造例を示せば次の通りである。
製造例 2.6−ジアミツアントラキノン〔アルドリツヒ ケミ
カル カンパニー(AldriohCh@m1aal 
 Co・、MllwaKee)製]14.3?(0,0
6モル)と36係塩酸155−との混合物に、亜硝酸ナ
トリウム9.Otを水3〇−に溶解した溶液を一5℃な
いし0℃にて約−l〇 − 20分間で滴下した。滴下終了後、同温でさらに2時間
攪拌したのち3.I3の冷水に注入し、少量の不溶物を
除くためf過を行ない、r液に42慢ホウフッ化水素酸
40mg’Q加えた。
析出してきた結晶なr取し、約50−のメタノールにて
洗浄したのち乾燥して、淡褐色の結晶としてアントラキ
ノン−2,6−ピスジアゾニウムピステトラフルオI2
〆レート22、6 t (86,B−) ’41−得た
赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤法)w穐231 G
 cm−” νCO169!16R−五 ついで、このようKして得たテトラゾニウム塩2.18
 t (o、o sモy)オxtp一般式CF/)で示
されるカップ2−Ol・01−&ルをDMF300 s
ac溶解し、これに酢酸ナトリウム1.64tな水14
dに溶解した溶液を室温にて約15分間で滴下した0滴
下終了後、同温度でさらに2時間攪拌したのち析出して
いる結晶を1取した。得られた粗結晶ケーキなりMF 
300dK分散し、80℃で2時間攪拌したのち再び結
晶なr取し、さらにこの操作を2回繰り返した。その後
、結晶を水洗して乾燥し、本発明のジスアゾ化合物を得
た。
表−1に上記製造例に従って合成した本発明のジスアゾ
化合物例を示す。
(以下余白) これらの新規なジスアゾ化合物は常温において赤〜赤紫
色の粉体である。第1図から第3図には本発明の代表的
なジスアゾ化合物の赤外線吸収スペクトル(KBr錠剤
法)を示したO 第1図・・・化合物AI  第2図・・・化合物墓2第
3図・・・化合物ム3 効果 本発明のジスアゾ化合物は、前述の通り、電子写真感光
体の感光材料として、特に積層型感光体の電荷発生材料
として有効であり、これを用いた積層型の感光体は、従
来のジスアゾ化合物を用いた感光体と比べその感度が高
く、また、その感光波長域が可視域の短波長側(およそ
4 IS O−600nm )  にあるため、赤色原
稿の複写画像再現性も優れたものである。その点を明ら
かにするために、以下に具体的な用途例を示す。また、
本発明の進歩性を明らかにするために、従来のジスアゾ
化合物との比較も同様に示す。
 14− 用途例 本発明のジスアゾ化合物A2”1176重量部、ポリエ
ステル樹脂()櫂イロン200、株式会社東洋紡績製)
のテトラヒドロ7ラン溶液(固形分濃度2m)1280
重量部、およびナト2ヒドロフ2フ3フ00重量部をメ
ールセル中で粉砕混合し、得られた分散液をアルZニウ
ム蒸着したポリエステルペース(導電性支持体)のアル
宅面上にドクターブレードを用いて塗布し、自然乾燥し
て、厚さ約1μmの電荷発生層を形成した。一方、9−
エチルカルバソール−3−アルデヒド−1−)Afルー
l−フェニルヒドラゾン2重量部、ポリカーゼネート樹
脂(パンライトKISOOp帝人化成株式会社製)2重
量部およびナト2ヒド2フ2フ16重量部を混合溶解し
て溶液としたのち、これを前記電荷発生層上にドクター
ブレードで塗布し80℃で2分間1次いで100℃で5
分間乾燥して厚さ約20 pm の電荷搬送層を形成せ
しめ、第4図に示した積層型の感光体(A)を作成した
また、比較のために、上記感光体の作成手順に従い、本
発明のジスアゾ化合物の代りに■ 前述した特開昭45
−37B43号公報および特開昭52−fi5648号
公報に開示されているベンジジン系ジスアゾ化合物であ
る4、4′−ビス(2−ヒドロキシ−3−フエニルカル
パモイルー1−ナフチルアゾ) −s 、 3’−ジク
ロルジフェニルおよび、■ 特開昭52−8832号公
報に記載されているスチルベン系ジスアゾ化合物である
4、4′−ぎス(2−ヒドロキシ−3−7エ二ルカルパ
モイルー1−ナフチルアゾ)スチルベン を用いた以外は全(同様にして、それぞれ感光体(B)
および感光体(C)を作成した。
このようにして作成した感光体(A) # (B)およ
び(C)について、市販の静電複写紙試験装置(用ロ電
機製作所製、5P−428屋)を用いて、その静電特性
な測定した。すなわち、まず感光体に一6KVIZ)コ
ロナ放電を20秒間行なって、負帯電させ、その時の表
面電位を測定して、 Vdo (gルト)′lk求め。
そのまま20秒間暗所で、暗減衰させて、その時の表面
電位を測定してVp・(1yルト)とした。ついで、タ
ングステンランプから、その表面が照度4.5ルツクス
になるよう感光層に光照射を施し、その表面電位がVp
oのThKなる迄の時間(秒)V求めて、露光量Ei(
ルックス・秒)とした。同様に、Vpoのk及びイ。に
なる迄時間(秒〕を求めて、露光量E”15 (ルック
ス・秒)及tp E /16 (ルックス・秒)V求め
た。この結果を表−2に示した。
(以下余白)  17− 表−2の結果から明らかなように、本発明のジスアゾ化
合物を用いた感光体(A)は従来のジスアゾ化合物を用
いた感光体(B)および(C)と比較して感度が高いこ
とか判る。
以上述べてきたことから、本発明のジスアゾ化合物がき
わめて有効な材料であることが理解できるであろう。
さらに、本発明のジスアゾ化合物は、樹脂中に電荷発生
物質と電荷搬送物質とを分散させた単層型の感光層を有
する電子写真感光体における電荷発生物質として、また
、樹脂中に光導電性物質を分散させた感光層を有する電
子写真感光体における光導電性物質とし【も有用である
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は1本発明の代表的なジスアゾ化合物の
赤外線吸収スペクトル図(KBr錠剤法゛)である。 第4図は本発明にかかわる電子写真感光体の拡大断面図
で、11はポリエステルペース。 22はアル<=ラム蒸着膜、33は電荷発生層。 44は電荷搬送層を表わす。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (上記式中、R3および−は、低級アルキル基、置換又
    は無置換のアラルキル基、置換又は無置換の芳香族基、
    置換又は無置換のへテロ環基を表わしR3およびR8は
    。 同一であっても異っていても良い、またR3および鳥は
    共同で環を形成していても良い。) で表わされるジスアゾ化合物。 2、式(II) で表わされる2、6−ジア々ノアント2キノンtジアゾ
    化して一般式(1) (式中、Yはアニオン官能基な表わす。)で表わされる
    テトラゾニウム塩とし、ついでこのテトラゾニウム塩と
    一般式(mV)(上記式中、R1および−は、低級アル
    キル基、置換又は無置換のアラルキル基、置換又は無置
    換の芳香族基、置換又は無置換のへテロ環基を表わしR
    1およびR1は、同一であっても異っていても良い□。 またR1およびR3は共同で環を形成していても良い。 ) で表わされるカップ2−とな反志させること(上記式中
    、R3および−は、低級アルキル基、置換又は無置換の
    アラルキル基、置換又は無置換の芳香族基、置換又は無
    置換のへテロ環基を表わしR8および鳥は。 同一であっても異っていても良い。またR3およびR2
    は共同で環全形成していても良い。) で表わされるジスアゾ化合物の製造方法。
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EP2008995A3 (en) * 2007-06-29 2009-05-06 Ricoh Company, Ltd. Azo compound and method of preparing the azo compound

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2008995A3 (en) * 2007-06-29 2009-05-06 Ricoh Company, Ltd. Azo compound and method of preparing the azo compound
US8232376B2 (en) 2007-06-29 2012-07-31 Ricoh Company, Ltd. Azo compound and method of preparing the azo compound
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