JPS59217619A - 結晶性アルミノフオスフオシリケ−ト多孔体およびその製法 - Google Patents

結晶性アルミノフオスフオシリケ−ト多孔体およびその製法

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JPS59217619A
JPS59217619A JP9114083A JP9114083A JPS59217619A JP S59217619 A JPS59217619 A JP S59217619A JP 9114083 A JP9114083 A JP 9114083A JP 9114083 A JP9114083 A JP 9114083A JP S59217619 A JPS59217619 A JP S59217619A
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大竹 正之
Yasushi Tsurita
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    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B37/00Compounds having molecular sieve properties but not having base-exchange properties
    • C01B37/06Aluminophosphates containing other elements, e.g. metals, boron
    • C01B37/08Silicoaluminophosphates [SAPO compounds], e.g. CoSAPO

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な結晶性アルミノフォスフオシリケード多
孔体およびその製法に関するものである。
アルミノシリケート多孔体であるゼオライトは、分子篩
効果やイオン交換能を有しており、触媒や吸着剤等とし
て利用されている。ゼオライトは四面体のアルミニウム
および珪素のオキシアニオンが、一定の規則性をもって
縮合した結晶性組成物であるから、同じく四面体構造を
有する燐酸イオンをもって、これらのオキシアニオンの
一部を置換し得る可能性がある0このような観点から、
燐を含有するゼオライトを合成することが試みられてお
り、方沸石(2θolitep−a)、灰十字沸石(Z
eolite P−W )、−ee be石(Zeol
ite P−R)、Zeolite P−A、 Zeo
liteモレキ為ラー    う−ブス MO工ecu1ar  5ieves  JO1’ln
 Wilθ7 & 5ons 、工nC,)これらの含
燐ゼオライトは、公知のアルミノシリケートゼオライト
と類似の栴遺を有し−こおり、一般に対応するアルミノ
シリケートゼオライトの名称の前Vこ“P”を冠して叶
はれている。
また、これらの含燐ゼオライトは、製造条件により若干
の変動はめるが、一般にモル比−ご5i02/P、0.
ンコかつSiO2/At203) /なるMi奴を有し
ている。
また、最近、アルミノシリケートと異なる燐畝アルミニ
ウム型のゼオライトがV古されている(特開昭3q−q
qotsB照)。このものは水中2 和酸化アルミニウム、燐酸および含窒素有機塩基を含む
水性混合物を水熱反応させることにより竹られるゼオラ
イト様組欣物であって、公知のアルミノシリケートゼオ
ライトとは異なった構造を有しており、AtPO4−n
と総称されている。
本発明は新規なアルミノフォスフオシリケードおよびそ
の製法を提供するものでおる。
本発明に係るアルミノフォスフオシリケードは、アルミ
ナ源、シリカ源、misおよび含窒素有機塩基を富む水
性混合物を水熱反応させることにより得られ、アルミニ
ウム、珪素および燐のモル比がSiO2/P20.=θ
、o s〜j OXE3i02/At203= 0.0
 ! −!;θの範囲にある結晶性アルミノフォスフオ
シリケード多孔体である。
また本発明は、アルミナ源、シリカ源、燐酸源および含
窒素有機塩基を含むPH5〜10の水。
性混合物を水熱反応させることによシ、上記の結晶性ア
ルミノ7オスフオシリケート多孔体を製造する方法をも
提供するものである。
本発明についてさらに詳細に説明するに、本発明に係る
アルミノンオスジオシリケート多孔体は、従来のゼオラ
イトの合成の場合と同様に、アルミニウム源、シリカ源
および燐酸源を混合して水性混合物とし、これを水熱反
応条件下に結晶化させることにより合成される。水性混
合物中には、前述のAtPO4−nの付成の場合と同じ
く、含窒素有機塩基を存在させる。この水性混合物は一
般に粘性のあるゲル状でめって固液分離し難い性状を有
しておジ、以下これを7IC性ゲルと称する。水性ゲル
の調製に用いるアルミニウム源およびシリカ源としては
、従来のゼオライトの製造に除して用いられているもの
かその!、ま使用できる。例えばアルミニウム源として
は水酸化アルミニウム、特にプソイドベーマイト相の水
昶駿化アルミニウムが好適に使用される。またシリカ源
としでは、水ガラス、コロイド状シリカ、シリカヒドロ
ゲル等が使用される。
なかでもアルカリ含有量の低いもの、特にコロイド状シ
リカが好適に使用される。燐酸源としては正燐酸が好適
に用いられる。含窒素有機塩基とし−Cは、7〜3級の
アミノ基または第9級アンモニウム基を有する各棟の化
付物が゛用いられる。例えはメチルアミン、エチルアミ
ン、プロピルアミン、ブチルアミン、シクロヘキシルア
ミン等の7級アミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン
、ジプロピルアミン、ジブチルアミン、ジペンチルアミ
ン、ジシクロヘキシルアミン、メチルエチルアミン、メ
チルエチルアミン等の2級アミン、トリメチルアミン、
トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルア
ミン、トリペンチルアミン、トリシクロヘキシルアミン
、ジメチルエチルアミン、ジメチルエチルアミン、ジメ
チルブチルアミン、ジメチルシクロヘキシルアミン、メ
チルジエチルアミン、ジメチルエチルアミン、ジエチル
シクロヘキシルアミン、メチルエチルグロビルアミン等
の3Mアミンが用いられる。また、エチレンジアミン、
ヘキサメチレンジアミン、ドデカヘキサメチレンジアミ
ン、N、N−ジメチルアミンプロピルアミン、エチレン
トリアミン、エチレンテトラミン等のポリアミン、ピペ
リジン、ピロリジン、ピペラジン、ヘキサミン、/、4
’−ジアザビシクロ(コ、2..2)オクタン等の脂肪
環状アミン、アニリン、ベンジルアミン、トリベンジル
アミン、アミノナフタレン、ピリジン、ビロール、イミ
ダゾール、ピラジン、キノリン等の芳香族アミンや含窒
素芳香族化合物等も用いられる。また、これらのアミン
の炭化水素鎖に水酸基やハロゲンの結合した化合物や炭
素鎖中に酸素を含む化合物、例えばモノエタノールアミ
ン、ジェタノールアミン、ジメチルエタンールアミン、
モルホリン、オキサゾール等も用いられる。第’IN&
アンモニウム基を有する化合物としては、水酸化テトラ
メチルアンモニウム、水酸化テトラエチルアンモニウム
、水酸化テトラプロピルアンモニウム、水酸化テトラブ
チル7yモニウム、水数化テトラペンチルアンモニウ、
ム、水酸化トリメテルエナルアンモニウム、水W化トリ
メチルグロビルアンモニウム、水酸化トリメチルブチル
アンモニウム、水酸化ジメ? チルジエチルアンモニウム、水岐化ヒドロキシエチルト
リメチルアンモニウム箇が用いられる。
また、前述の7〜3級アミンをアルキル化してダ級塩と
し、これをさらにダ級水酸化物に転換したものも用いら
れる。
上述のアルミニウム源、7リカ源、燐酸源および含窒素
有機塩基を混合して水性ゲルを調製する際の混合順序は
任意である。通常は、先ず燐酸源とアルミニウム源とを
混合し、これに含窒素有機塩基を加えて中オロしたのち
、さらにこれにシリカ源を添加してよく混合する方法が
用いられる。水性ゲルの組成は、酸化物のモル比で表示
して、一般にo、o s (sio、/P、o5(s 
o、o、oり(EliO2/A4203(j Oの範囲
でおシ、よシ限定的には0./ (SiO□/P20.
〈/θ、O,/(SiO□7 h、t2o3</ Oの
範囲である。まだ水性ゲルのPHはS〜10の範囲であ
υ、特に6〜gの範囲にあることが好ましい。なお、水
性ゲル中には、所望によシ、上記以外の成分を共存させ
てもよい。このような成分としては、アルカリ金属やア
ルカリ土類金属の水酸化物や塩、アルコールその他の親
水性有機溶媒等があげられる。
水性ゲルから本発明に係るアルミノフォスフオシリケー
ド多孔体への転換は、一般にio。
〜300℃の温度で行なわれる。所要時間は通常72時
間〜30日でおる。この結晶化反応は一般に水熱反応と
称されているものであり、水性ゲルを耐圧容器に入れて
自己発生臣下、または結晶化を阻害しない気体加圧下で
、攪拌または静置条件下に所属温度に保持することにょ
シ行なわれる。
水熱反応により生成するアルミノフォス7オシリケート
多孔体甲には、水性ゲルの調製に使用しだ含窒素有機塩
基が含ま牡ている。この多孔体中の含窒素有機塩基は、
アルミノフォスフオシリケード多孔体を焼成すると容易
に消失する。また、同時に多孔体中の水分も除去されて
多孔体はいわゆる活性化された状態となシ、各種の化合
物を吸着し得る状態となる。
本発明によれば、製造条件を変更することにより種々の
結晶構造のアルミノ7オスフオシリケート多孔体を得る
ことができる。生成物の結晶構造に特に大きく影響する
のは含窒素有機塩基であるが、同じ含窒素有機塩基を用
いても、他の条件が異なれば生成物が異なる場合がある
本発明方法によシ得られるアルミノフォスフオシリケー
ド多孔体のいくつかにつき、その主要X線回折ピークと
その多孔体を与える含窒素有機塩基との関係を例示する
と、下記の通りである0 (1)  名称: ZYT−3− 含窒素有機塩基: ト+)−n−プロピルアミン、ピリ
ジン主要X線回折ピーク   (対陰極Ou−にα)−
〇(回折角)       工(相対強厩)り、l/−
±0.2               Mlコ、q十
〇、コ         W/ 4’、q±0.2W /90g十〇、、2          Mコムλ±0
.2          M、22J十〇、コ    
    S コ4.0±0,2         M29、/十〇、
+2W 3θ、θ±0.2         W3t、6±o、
、z         w(2)名称:ZYT−4 含窒素有機塩基:テトラエチルアンモニウムノ・イドロ
メキサイド。
ジメチルシクロヘキシルアミン 主要X線回折ピーク   (対陰換Ou−にα)コθ(
回折角)      工(相対強度)q淳±0.コ  
        S / 、2.7±θ、コ          W/弘、θ
±0.2           W/S、9±0.− 
         M77.9±Q、、l      
    M −W、20.!;±0.2S 、2 !;、2十〇、λ        M−W、2 
s、’t±0.コ          WJ 0、’l
±0.2            M−W、31.コ十
〇、、2M−W (3)名称: ZYT−7 含窒素有機塩基ニジ−n−プロピルアミン・;    
      主要X線回折ピーク   (対陰極Cu−
にα)二〇(回折角)      工(相対強度)7.
6±0.2              M12.3±
θ、2           S/ f、’l±θ、+
2         M〜Wコ/、s十〇0.2S コク、り±O,,2S 2g、2±O,、t、              W
2g1g±0.コ            WJ3.7
±O1−M−W (4)名称: ZYT−デ 含窒素有機塩基:ビロリジン、ナト2メチルアンモニウ
ムハイドロオキサイド 主要X線回折ピーク   (対陰極Cu−にα)コθ(
回折角)      ■(相対強度)/3.q±0.2
          M/ 9.g±0.2     
      M、29..2±0.2        
  S2g、θ±θコ          W3/、Q
Oコ          W JL& +:0コ          W(5)名称:
 ZYT−10 含窒素有機塩基: N、N−ジメチル−/、3−プロパ
ンジアミン主要>4+回折ピーク   (対陰極Ou−
にα)コθ(回折角)      工(相対強度)/ 
、2.4’±に1..2          S77.
6±θ、2         Mコク、s tho、2
         M27.9±O,コ       
   S33.7十〇、ユ         W(6)
名称: ZYT−// 含窒素有機塩基ニジーn−プロピルアミン主要X線回折
ピーク   (対陰極Cu−にα)2θ(回折角)  
    工(相対強度)g62十〇、、2M−W り尾±0.2               M2S、
3十〇、、2       M〜W/S、7±0.コ 
            ル120.5十〇、−M コム/±O,コ         S 、2.2.2±0.2M コ2汚十0.2             M、22.
11±0.2         M、23.3±0.2
              8ユ弘1g±0.2  
        W、25.θ±0.2       
        WコA、ll+:0.2      
      M−WJ AJ±0.2        
     M〜W、2g1.2±0.2       
        W+2g、り十〇、+2      
        M〜Wコタ、−±θ。2      
         Wコラj −1−0,2W (72名称:ZYT−/コ 含窒素有機塩基:ジメテルイングロビルアミン王安X線
回折ピーク   (対陰極Ou−にα)−〇(回折角)
      工(相対強度)7、ダ±0.2     
     M〜Wg、A±0.コ          
   W2C,9十〇、コ          M//
3g十〇、2          M2S、3十〇、−
M〜W /%、9±0.2         W77.3±0.
2              M/L6±0.、l 
         M −Wl?、7±0.2    
         M −Wコク、?±O0−M 2/、?±0.2           B−2,4を
十〇、−M 、23.2±0.2             M−W
25.9±0.2             M〜Wλ
6.?±0.2         M〜W、2g、弘±
O0λ         M−Wユタ、oth−o、コ
          W29.9±0.2      
        W本発明方法によれば、上述の如く、
各種の結晶構造のアルミノフォスフオシリケード多孔体
を製造することができる。これらのアルミノ7オスフオ
シリケート多孔体はモル比で、5jo2/P20. =
 0.03〜go、かつSiO□/At203= 0.
0.1−〜50の組成を有している。公知のアルミノシ
リケートゼオライトでは、特殊な栄件下に製造したもの
を除き、SiO□/At、03のモル比は一般に/よシ
大きく、また燐を含む系でゼオライトの合成を行なった
場合には生成物の5i02/At、0.のモル比はアル
ミノンリケードゼオライトよシも若干大きくなるものと
考えられている。しかるに本発明方法によればSiO□
/At20.≦/の組成のアルミノフォスフオシリケー
ド多孔体が容易に製造される。また、従来の宮燐ゼオラ
イトには、見られなかったSiO□/P、O,≦λ、さ
らにはSiO□/P20.≦7という燐の比率の大きい
アルミニウム・1 スフオシリケード多孔体が本発明によシ初めて製造され
た。
本発明に係るアルミノフォスフオシリケード多孔体のあ
るものは、公知の結晶性燐酸アルミニウムであるAtP
O4(と類似した構造を有している。しかしAtPO4
−Sには、その組成上、ブレンステッド酸点が無く、従
ってこれを固体酸触媒として用いてもその活性は低い。
これに対し、本発明のものは後記の参考例からも明らか
なように、強い固体酸性を有していて固体酸触媒として
有用である特徴がある。
本発明に係るアルミノフォスフオシリケード多孔体は、
公知のゼオライトと同様に、吸着剤、触媒、触媒担体な
どに有用である。例えば炭化水素のクラッキング、異性
化、アルキル化、重合などの触媒に用いることができる
。特に多孔体による形状選択性が必要とされる反応、例
えば芳香族炭化水素のアルキル化、メタノールからの炭
化水素の合成等に好適に用いられる。
一般にアルミノシリケートゼオライトではナトリウムイ
オンを含んでいるので、これを触媒として用いる場合に
は、イオン交換によジアンモニウム型したのち焼成して
H型のゼオライトに転換しているが、本発明に係るアル
ミノフォスフオシリケード多孔体を触媒とする際も、若
しナトリウムイオンを含む場合には同様の手法を用いる
ことができる。しかし本発明では、反応原料として水利
酸化アルミニウム、コロイダルシリカ、1lDHおよび
含窒素有機塩基および水だけを用いて反応を行なうこと
ができ、この場合には生成物をそのまま単に焼成しただ
けで触媒とすることができる。
以下に実施例によシ本発明をさらに具体的に続開するが
、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限
定されるものではない。
なお、以下の実施例において、水利酸化アルミニウムと
してはコンデイア社製品(プソイドベーマイト、At2
03含有量7j%)を、またシリカゾルとしては触媒化
成社製品(カタロイドS−,30kl、5102含有量
30%)を用いた。
実施例/ &5%燐酸? 2./ 19を水コoomeVC溶解し
、これに水利酸化アルミニウムs s、o gを添加し
、さらに水37.2.9を加えた。次いで)!j−n−
プロピルアミンs g、1IIIを添加して均一になる
まで攪拌した。シリカゾルK O,29を敬加したのち
、さらにトリーn−プロピルアミンsg、ttIを添加
して30分間攪拌した。これをパイレックス製の容器に
入れてオートクレーブに収容し、170℃で7日間水熱
反応を行なった。濾過して生成物を回収し、水洗したの
ち700℃で乾燥した。
上記で得られた生成物は、電子顕微鏡で観測したところ
では、10μ程度の均一な板状結晶の集合体であった。
また、このものは化学分析の結果、燐/g、t (重量
)%、アルミニウム76.9(重量)%、珪素す、t、
 g (重量)%を含有していた。
従って、このもののP、O,: At203: SiO
□のモル比は/ : /、07 :0.g 2である。
上記で得られた生成物の粉末Xi回折の結果は表−7の
通シであった。表−/には、参考のため、特開昭に7−
770/gの実施例3の方法に従って製造したアルミノ
ホス7エー) (Azpo4−s)を、空気中5グ0℃
、S時間焼成した試料の粉末X線回折データも記載しで
ある。−i:た、生成物をs、t、o℃で6時間空気中
で焼成したもののX!回折スペクトルを図−/に示す。
表−/のデータから、この生成物はAtPO4−3と同
じ結晶構造を有すると結論される。本すJ測置では、こ
の生成物の結晶構造のものをZYT−!;と称する。
表−/ 粉末X線回折は、対陰極として銅にαを用い、標準の測
定技術で行なった。表−7の値は、α−アルミナを内部
標準としそ用い、補正を行なったものである。相対強度
は、最強ピークの強度に対する相対値である。面間隔d
lp:)は、20(θニブシック反射角)として測定さ
れる回折ピークの位置から算出したものである。
実施例コ gs%燐酸2 /、Ii &を水63−に溶解し、これ
に水利酸化アルミニウム/3.θIを添加した。
次いでトリークープロピルアミン/ 、?、A 、9を
添加して30分間攪拌した。シリカッ゛ル/ 9.09
を添加したのち、さらにトリーn−プロピルアミン/ 
3.4 gを添加して30分間攪拌した。これをテフロ
ン製の容器に入れてオートクレーブに収容し、/g!r
℃で7日間水熱反応を行なった。濾過して生成物を回収
し、水洗したのち100℃で乾燥した。
この生成物の粉末X線回折図は、他の結晶相によると思
われる若干のピークが混在する以外は、ZYT−5のそ
れに一致した。
実施例3 gs%燐aqx、7gを水200rnlに溶解し、これ
に水利酸化アルミニウムs s、o y 1添加し、さ
らに水3 ?、、2.9を加えた。次いで) IJ −
n −プロピルアミンt t、<t gを添加して均一
になる壕で攪拌した。シリカゾルgθ、J、//を添加
したのち、さらにトリーn−プロピルアミン! g、’
1gを添加して30分間攪拌した。これに水110−に
アルミン酸ナトリウム/、θgおよび水酸化ナトリウム
コ、g gを溶解したものを添加して攪拌したのち、テ
フロン製の容器に入れてオートクレーブに収容し、7g
O℃で9日間水熱反応を行なった。濾過して生成物を回
収し、水洗したのち100℃で乾燥した。
この生成物の粉末X線回折図は、他の結晶相によると考
えられるピークが若干混在する以外は、ZYT−5のそ
れに一致した。また、このもののP、O,: At20
3: Sin□のモ/l/比は/ : /、30 :0
.32でめった。
参考例/ n−ヘギサン吸着試験 実施例/で調製したZYT−!iを3グO℃でS時間空
気中で焼成した試料のn−へキサン吸着量を熱天秤を用
いて測定した。測定は試料を熱天秤にのせ、ヘリウム気
流中でsio℃で3g分間保持したのち所定の温度に保
ち、n−ヘキサン中を通過させてn−ヘキサン蒸気を貧
有させたヘリウムを流通させて、その重量増加からn−
へキサンの吸着量を測定した。結果を表−コに示す。な
お、参考のため、特開昭5q−7701!rの実施例3
の方法に従って製造したアルミノホスフェート(htP
o4− s )をSダO℃で5時間空気中で焼成した試
料について同様の測定を行なった結果も併記した。
表−2n−ヘキサンの吸着量(重量%)参考例2 n−
ヘキサンクラッキング試験実施例/および3で軸設した
。Z Y T −&並びに特開昭5q−qqoisの実
施例3の方法に従って調製したAtPO,−!;を、そ
れぞれ590℃でS時間、空気中で焼成した。焼成した
試料L’7 gを、塩化アンモニウム3.39を水11
..tyに浴解した水溶液中に入れ、攪拌しなから10
0℃でa時間葆持したのちp過しだ。この操作を3回反
復したのち十分に水洗して乾保した。これをsq。
℃で6時間、空気中で焼成したのち、打錠成形機で成形
し、次いで粉砕して粒度/グー。2クメツシュの部分を
取得して触媒とした。
上記の触媒/、/mlを石英ガラス管に充填し、空気を
流通させつつy’so℃に7時間保持したのち、窒素を
流通させつつ反応温歴に持ち米たした。これにn−へキ
サンと3−メチルペンタンとの等モル混合物を、窒素/
炭化水素モル比4J 、LH8V /で供給してn−へ
キサンのクラ・[ ツキング反応を行なわせた。反応開始後、15分、35
分および70分の各時点におけるn −ヘキサンの転換
率を表−3に示す。
表−3n−へキサン転換率 転換率は反応管の前後におけるn−ヘキサン量から算出
した。なお、時間と共に転換率力く低下しているのは触
媒′のコーキングによるものである。
実施例1〜/2 g j %燐酸/ ’1.3 flを水40tnlに浴
解し、これに水利酸化アルミニウム/ 0.3 gを訪
5カロし、さらに含窒素有機塩基および水10m1′;
T:力日えて30分間攪拌した。シリカゾル/ !;、
0.2 Flを添加したのち、さらに含窒素有機塩基お
よび水10m1を加えて30分間攪拌した。これをテフ
ロン製の容器に入れてオートクレーブに収容し、所定の
温度で所定時間水熱反応を行なわせた。
涙過して生成物を回収し、水洗したのち100℃で乾燥
した。結果を表ダに示す。
表−7 ※1 化学分析によれば、生成物の組成はモル比でP2
O,: At203: S10 = / : /J O
: /、g /であった。
表−3実施例5の生成物の粉末X′m回折スペクトル(
対陰極 Ou−にα) ・1      本明細書では、この生成物の結晶構造
のものをZYT−1と称する。化学分析によれば、この
ものの組成はモル比でP、O,: At20. : 5
in2= / :2.9 / : 0.’l 7であっ
た。また、このものを370℃で7時間空気中で焼成し
たものにつき、参考例1と同様にしてn−ヘキサン吸着
量を測定したところ、−0℃で11.0 (重量)%、
110℃で9.7(重量)%であった。
表−6実施例ざの生成物の粉末X想回折スペクトル(対
陰極cu−にα〕 本明細書では、この生成物の結晶構造のものをZYT−
9と称する。このものはソーダライト型に類似した結晶
構造を有すると推定される。
表−7実施例10の生成物の粉末X線回折スペクトル(
対陰極 Ou−にα) 本例MJi書では、この生成物の結晶構造のものをZY
T−10と称する。このものはGismondine型
に類似した結晶構造を有すると推定される。
本明細書では、この生成物の結晶構造のものをZYT−
//と称する。このものをs”yo℃でダ時間空気中で
焼成したものにつき、参考例/と同様にしてn−ヘキサ
ン吸着量を測定したところ、室温で6.7(重量)%で
あった。
本明細書では、この生成物の結晶構造のものをZYT−
/−と称する。
実施例/3 )!J−n−プロピルアミンの代りにシクロヘキシルア
ミンを7回につき3 q、、? g用い、かつ水熱反応
を7−g0℃で7日間行なった以外は、実施例/と全く
同様にしてアルミノンオス7才シリケート多孔体を製造
した。このものの粉末X線回折スペクトルを表−10に
示す。また、このものは化学分析の結果、モル比でp2
o、 :At、O,: Sin、 = / :八、23
:0.’lθなる組成を有していた。また、この生成物
をsgo℃でコ時間、空気中で焼成したものの粉末X線
回折スペクトルは表−//の通りであった。従って、こ
の生成物は耐熱性に富む結晶と、焼成によシ構造が破壊
される結晶との混合物であると考えられる。
また、焼成物のり−へキサン吸着量は20℃でダ、7(
重量)%であった。
実施例/4’ トリーn−プロピルアミンの代りにジ−n−プロピルア
ミンを7回につき9.4’ #用い、水熱? 反応をigs℃で−g日間行なった以外は実施例コと同
様にしてアルミノフォスフオシリケード多孔体を製造し
た。このものの粉末X線回折スペクトルを表−/、2に
示す〇 化学分析の結果によれば、このものの組成はモル比でP
2O,:At203:5iO2= / : 2J O:
 3.7 gであった。また、このものをsqo℃で2
.5時間空気中で焼成したもののn−ヘキサン吸着量は
スθ℃で7.2(重量)%でめった。
本明細書では、この生成物の結晶構造のものをZYT 
−7と称する。
表7.2 実施例/lの生成物の粉末X線回折スペクト
ル(対陰極 Ou−にα)
【図面の簡単な説明】
図−7は本発明に係るアルミノフォスフオシリケード多
孔体であるZYT−&を52゜℃で6時間空気中で焼成
したものの粉末xi回折スペクトルである。 特許出願人  三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士長を川  − ほか/名

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  アルミナ源、シリカ源、燐酸源および含窒素
    有機塩基を含む水性混合物を水熱反応させることにより
    得られ、アルミニウム、珪素および燐のモル比がSiO
    2/P20.= 0.03〜!fO。 S i O、/ At202−o、θ5〜!rθの範囲
    にある結晶性アルミノンォスフォシリヶート多孔体。
  2. (2)  アルミニウム、採索および燐のモル比が、5
    i02/P20.= 0.03〜.2、SiO2/At
    203= 0.0S〜/の範囲にある特許請求の範囲第
    1@記載の結晶性アルミノ7オスフオシリケ〜ト多孔体
  3. (3)  ZYT−、t、 ZYT−6、ZYT−7、
    ZYT−9、ZYT−//およびZYT−/2のいずれ
    かの粉末X線回折スペクトルを示すことを特徴とする特
    許請求の範囲第7項または第一項記載の結晶性アルミノ
    フォスフオシリケード多孔体0(旬 アルミナ源、シリ
    カ源、燐酸源および含窒素有機塩基を含むPH5〜10
    の水性混合物を調製し、これをioo〜300℃で水熱
    反応させることを特徴とする5i02/P、O,= 0
    .0 !〜A; 0 、8102/Atρ3=o、o左
    〜5θの結晶性アルミノンオスフオシリケート多孔体の
    製造法。
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