JPS59216754A - 洗車装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、トラック、バス等の大型車輛用の洗車装置に
係り、特に定位置に静止する洗車装置の中を車輛を自走
させて洗車を行う場合に、該車輛に噴射される洗浄水の
噴射高さを任意に調節できるようにした洗車装置に関す
る。

従来、大型車輛の洗車は、手洗いに依存しており、乗用
車に比べて洗車面積が広くかつ汚れがひどいため１台の
洗車に２〜４時間かかっていた。

また作業者は、洗浄水や泥水が作業衣にかかるのを防ぐ
ため雨合羽を着用するなどして不利な作業環境で洗車を
行っていた。一方、給油所等に設置されているような、
車輛を停止させておいて洗車装置を移動させるような小
型車輛用の洗車装置は、大型車輛用には、余シに規模が
大きくなるので実用には供し得ないのが現状である。そ
こでこのような大型車輛用の洗車装置としては、洗車装
置を静止させておいて、その甲を車幅を自走させ、該車
輛に高圧の洗浄水を噴射して短時間で洗車できるような
洗車装置が考えられる。しかじ車輛に洗浄水を噴射する
噴水管を固定しておいて、洗浄水を一定方向又は一定範
囲のみに噴射するようにしたのでは、線洗いとなシ、十
分な洗浄効果が得られないという欠点があった。

また車輛がトラックの場合には、荷台に貨物を積載した
ｔま洗車することもあるため、このような場合には荷台
の中に洗浄水が入ってはならないという制限があり、ま
たアルミボテ−等にペイント文字が書かれているよう々
場合には、高圧の洗浄水を該ペイント文字に噴射すると
ペイントが剥離してしまう恐れがある。しかしながら、
従来のこの種の大型車輛用の洗車装置においては、洗浄
水の上下方向の噴射範囲を任意に調節できるようになっ
ていなかったので、濡らしてはいけないトラックの荷台
や積荷を濡らしてしまったり、ペイント文字が剥離した
シする欠点があった。またこのような恐れのある車輛に
は洗車装置が使用できない不便もあった。更には、トラ
ック等の場合には、特に車輪やサスペンション等の下ま
わシの部分の汚れが特に激しいので、この部分によシ高
圧の洗浄水を噴射したいこともあるが、従来例ではこの
ようなこともできないの・で、特にひどい汚れが落ちに
くいという欠点があった。

本発明は、上記した従来技術の欠点を除くためになされ
たものであって、その目的とするところは、車輛に洗浄
水を噴射する噴水ノズルが取シ付けられた揺動噴水管を
一定角度揺動させることに走する車輛に洗浄水を噴射し
て面洗いを可能とし、良好な洗浄効果を得ることであり
、またこれによって洗車時間を大幅に短縮することであ
る。また他の目的は、揺動噴水管を固定給水管に回転ジ
ヨイントを介して取シ付けることによって、高圧下にお
いても該固定給水管から揺動噴水管への給水を可能とし
、揺動噴水管を円滑に揺動させると共に外部からの異物
の噴入や内圧による水洩れを防止し１、また長期にわた
って故障のない揺動式の噴水洗車を可能とすることであ
る。

また他の目的は、車輛の車種によって洗浄水の噴射高さ
又は噴射範囲を任意に調節できるようにすることであシ
、またこれによっ１トラツクの荷台に洗浄水が入るのを
防止し、またアルミボテ−にベインｈｔきされた剥離し
易い文字等が高圧の洗浄水によって剥離するのを防止で
きるようにすることである。また他の目的は、すべての
車種に使用できる洗車装置を得ることである。更に他の
目的は、給水調節弁にニガコックを用い、かつそのハン
ドルをかなυ遠くから視認できるように長めのものとし
、またハンドルの向きによって給水状態が一目でわかる
ようにして操作ミスが力く、使用性を良くすることであ
る。また他の目的は、車輛の汚れの激しい下まわりの部
分によシ高圧の洗浄水を噴射して効率良く声点的な洗車
ができるようにすることである。

要するに本発明は、車輛に対して左右両側に上下方向に
配置されかつ洗浄水が供給される固定給水管と、該固定
給水管から分岐して水平方向に配置されかつ該固定給水
管から供給される洗浄水を前記車輛に噴射するようにし
た複数の噴水管と、前記固定給水管の一部に設けられそ
の下流側から分岐した前記噴水管への給水を停止させる
ことができることができるようにした給水調節弁とを備
えたことを特徴とするものである。

以下本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。本発
明に係る洗車装置１は、固定給水管２と、複数の噴水％
・３と、給水調節弁４を備えている。

固定給水管２に、洗車室６に配設されておシ、車輛７に
対して左右両側に上下方向に配置された第１の固定給水
管２ａ（一方のみ示す）と、該第１の固定給水管の下端
に連通接続され水平方向（紙面に対して垂面方向）に配
置された第２の固定給水管２ｂとからなっている。該第
２の固定給水管には、ポンプ（図示せず）によって吸み
上げられ洗浄水が供給されるようになっている。

噴水管３は、車輛７の左右両側に水平方向に配置され第
１の固定給水管２ａに回転ジヨイント８を介して分岐し
、て取り付けられた第１の噴水管３ａと、車軸７の下方
に水平方向に配置され第２の固定給水管２ｂに回転ジヨ
イント８を介し、て分岐して取り付けられた第２の噴水
管３ｂとからガシ、これらの噴水管には複数の噴水ノズ
ル９が取り付けられている。また噴水管３は、モータ１
０の回転に連動して作動する揺動機構１１によって一定
角度揺動するようになっている。

給水調節弁４は、第１の固定給水管２８Ｋ例えば２個装
着され、ニガコックを用い、かつそのハンドル１２は長
めのものとなっておシ、上流の第１の給水調節弁４ａは
、例えば下から３段目と４段目の第１の噴水管３ａの間
に配置され、下流の第２の給水調節弁４ｂは、例えば下
から４段目と５段目の第１の噴水管３ａの間に配置され
ている。

そして給水調節弁４のハンドル１２を第１の固定給水管
２ａに対して直角に、即ち水平方向にセットすることに
よっ−（、該給水調節弁は閉じられ、該給水調節９Ｆよ
り下流にある第１の引水管３ａへの給水を停止させるこ
とかできるように構成されている。

本発明は、上記のように構成されてふ一部、以下その作
用について説明する。外軸７全体を洗浄する場合につい
て説明すると、首ずｋｌ及び第２の給水調節弁４ａ＋４
ｂのハンドル１２を泥１の固定給水管２ａと平行にして
記１及び紀２の給水調節弁４ａ、４ｂを開い１おく。次
に図示し、ないスイッチｉＯＮにして車輛７を洗車室６
に矢印Ａの方向に進入させると、ボンンに−よって吸い
上げられた洗か水が、固定給水管２から−シこ角糺、し
１］えば６０°揺動している噴水管３に供給され、噴水
ノズル９から高圧（例えば７に９／ｃｍ２）の洗浄水と
々って車１＠］７に噴射され、該車輛の洗車が行われる
。

車輌７の一部、飼えは荷台７ａの中に洗浄水が入るのを
防ぐ場合は、第２の給水ルＩｉ節弁４ｂを閉じ、第１の
給水調節弁４ａを開いておく。すると、第５段目及び第
６段目の第１の噴射管３ａの噴水ノズル９からは、洗浄
水Ｆｉ噴射哀れずこの結果、荷台７ａの中又は積荷（図
示せず）は洗浄水によって濡らされることは々い。首だ
上流の噴射管３の噴水ノズル９から噴射される洗浄水の
圧力が、ｆ？１１えは８に９／Ｃｍ２　　と高くなって
効率良く重点的な洗車ができる１、 また車輛７の一部、例えば該車輛の汚れの激しい下まわ
りの部分を特に重点的に洗車したい場合は、第１及び第
２の給水調節弁４ａ、４ｂを夫々閉じる。すると第１の
給水調節弁４ａより上流の第１及び第２の噴水管３ａ＋
　　３ｂの噴水ノズル９のみから洗浄水が噴射されるこ
とになシ、この結果、洗浄水は車輛７の下まわりの部分
のみに噴射され、しかも噴水ノズル９から噴射される洗
浄水の圧力は最高圧力、例えば９　Ｋ４７Ｃｍ２となっ
て効率良く重点的な洗車ができる。

また給水調節弁４は、ニガコック式が採用されておシ、
ハンドル１２がかなり長くなっているので、かなシ遠く
からでも給水状態が明確に視認できるから操作ミスが生
じない。更に噴水管３は一定角度揺動し力から洗浄水を
車輛７に噴射しているので面洗いとなシ、まだ洗浄水の
噴射方向が刻々変化するので洗浄効果が良好となる。ま
た噴水管３は、回転ジヨイント８で円滑に回転するよう
に固定給水管２に連結されており、７〜９　Ｆ、９／ｃ
ｒｎ２という高圧の下においても水洩れすることもなく
、その耐久性が非常に大きい。

本発明は、上記のように構成され、作動するものである
から、車輛に洗浄水を噴射する噴水ノズルを取り付けた
揺動噴水管が一定角度揺動できるようになっているので
、噴水ノズルが一定角度揺動しながら自走する車輪に洗
浄水を噴射して面洗いが可能となシ、良好々洗浄効果が
得られ、またこの結果、洗車時間が大幅に短縮する効果
がある。

また揺動噴水管は固定給水管に回転ジヨイントを介して
取シ付けられているので、高圧下においても該固定給水
管から揺動噴水管への給水が可能となシ、揺動噴水管が
円滑に揺動すると共に外部からの異物の混入や内圧によ
る水洩れが防止でき、また長期にわたって故障のない揺
動式の噴水洗車が可能となる効果がある。

更に車輛の車種によって洗浄水の噴射高さ又は噴射範囲
を任意に調節することができ、またこの結果トラックの
荷台に洗浄水が入るのを防止でき、またアルミボデーに
ペイント書きされた剥離し易い文字等が高圧の洗浄水に
よって剥離するのを防止できる効果がある。またすべて
の車種に使用できる洗車装置が得られるという効果があ
る。また給水調節弁にニガコックが用いられ、かつその
ハンドルがかなシ遠くから視認できるように長めのもの
となっており、またハンドルの向きによって給水状態が
一目でわかるようになっているので、操作ミスがなく、
使用性が良好になる効果がある。

また車輛の汚れの激しい下まわシの部分によシ高圧の洗
浄水が噴射され効率良く重点的々洗車ができるという効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る洗車装置及び洗車中の車輛を示
す側面図である。 ｌは洗車装置、２は固定給水管、３は噴水管、４は給水
調節弁、７は車輛である。 特許出願人　　　　　日野自動車工業株式会社代理人　
弁理士　　内　１）和　男

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車輛に対して左右両側に上下方向に配置されかつ洗浄水
   が供給される固定給水管と、該固定給水管から分岐して
   水平方向に配置されかつ該固定給水管から供給される洗
   浄水を前記車輛に噴射するようにした複数の噴水管と、
   前記固定給水管の一部に設けられその下流側から分岐し
   た前記噴水管への給水を停止させることができるように
   した給水調節弁とを備えたことを特徴とする洗車装置。