JPS59216708A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPS59216708A
JPS59216708A JP58089282A JP8928283A JPS59216708A JP S59216708 A JPS59216708 A JP S59216708A JP 58089282 A JP58089282 A JP 58089282A JP 8928283 A JP8928283 A JP 8928283A JP S59216708 A JPS59216708 A JP S59216708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
outermost layer
rubber composition
sidewall
chlorine content
Prior art date
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Pending
Application number
JP58089282A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Ogawa
雅樹 小川
Takao Shiomura
恭朗 塩村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPS59216708A publication Critical patent/JPS59216708A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C13/00Tyre sidewalls; Protecting, decorating, marking, or the like, thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、空気入りタイヤに関し、とくに空気入りタイ
A7のサイドウオール部の最外層をクロルスルホン化ポ
リエチレンゴムを主成分とするゴム組成物にづることに
より長期間使用しても酸化劣化防止剤、ワックス等で汚
染されず美しい表面を保持出来る、美観を改良した空気
入りタイヤに関するものである。
従来、空気入りタイヤのサイドウオール部には天然ゴム
、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジェン共重合体ゴ
ム、ポリブタジェンゴム、クロロプレンゴム、エチレン
−プロピレン−三元共重合体ゴム等から選ばれる2種以
上のゴムをブレンドしたゴム組成物を使用していた。中
でも、天然ゴムとポリブタジェンゴムを主成分にし時に
はスチレンブタジェン共重合体ゴムを比較的少量ブレン
ドしたものがほとんどであった。
しかしながら、これらのゴムは分子の主鎖中に二重結合
を右する為、空気中の酸素および特にオゾンによって酸
化され易く、主鎖が切断されるので、サイドウオール部
表面にオゾンクラックと呼ばれる亀裂が生じる傾向があ
った。これを防ぐ為に、通常前記ゴム組成物中には酸化
劣化防止剤や表面に被膜を作る為のワックスを添加して
いる。
この酸化劣化防止剤として最も効果の高いものがアミン
系の酸化劣化防止剤であり中でもパラフェニレンジアミ
ン系が最も優れている。しかしながら、このアミン系の
酸化劣化防止剤は光によって一部分解し紫から茶色に強
く着色する欠点があり、これが原因で長期間保存したタ
イヤや使用末期のタイヤのサイドウオール部は汚く見え
るようになる。ワックスのブルームはこの現象をさらに
見苦しいものにする。
エチレン−プロピレン−3元共重合体ゴムは上記ゴムの
中では主鎖に有する二重結合が最も少ないゴムであるが
、このゴムをサイドウオール部用ゴム組成物として多量
に使用するとこのサイドウオール用ゴム組成物とタイヤ
内部のプライコーティングゴムとを強く接着させること
が出来ず、反対に少量に使用すると依然としてアミン系
の酸化劣化防止剤やワックスを多量に使用しなければな
らなかった。
本発明は上記欠点を改良する為に主鎖に二重結合を有し
ないクロルスルホン化ポリエチレンゴムを30重量部以
上含有したゴム組成物をサイドウオール部に使用り゛る
ことによって、アミン系の酸化劣化防止剤を使用しなく
ても長期保存後も、走行末期においてもオゾンクラック
を生じることが全くなく、しかもこの間サイドウオール
部の美観を保持することのできる空気入りタイヤを提供
することを目的とする。
本発明はトレッド部と、このトレッド部の両肩で1〜レ
ッド部に連なる一対のサイドウオール部と、す“イ、ド
ウA−ル部の内周にそれ、ぞれ形成した一対のビード部
とを備えた空気入りタイヤにおいて、サイドウオール部
の最外層が、塩素含有量27重間%以上のクロルスルボ
ン化ポリエチレンゴムを30重足部以上含有し、且つ、
JIS硬度(A型)40〜70pliを有づるゴム組成
物からなり、また該ゴム組成物全体の塩素含有量が7重
量%以上である空気入りタイヤである。
本発明にJ3いて前記サイドウオール部の最外層が0.
311111以上の厚みを有することが実施上好ましい
塩素8有mが21重量%以上のクロルスルホン化ポリエ
チレンゴムとしては、市販のものではデュポン社製、ハ
イパロンLD−999、ハイパロン40S、ハイパロン
40、ハイパロン4085 、ハイパロン48S1ハイ
パロン48等がある。
本発明においてクロルスルホン化ポリエチレンゴムの塩
素含有量を27重量%以上に限定したのは、27重量%
よりも低いと、分子鎖に含まれるポリエチレン部分の結
晶が多くなり軟かいゴムでなくなるからである。
また本発明でサイドウオール部の最外層を形成するゴム
組成物全体の塩素含有量を7重ff1%以上にしたのは
、これ以上の塩素含有量にすると上記最外層の下方にあ
る他のゴム組成物(例えばプライコーディングゴム)か
ら最外層のゴム組成物への酸化劣化防止剤の移行速度を
サイドウオール部表面の美観に実質的に悪影響を及ぼさ
ないほど小さくすることができるからである。
本発明において最外層のゴム組成物を塩素含有量27%
以上のクロルスルボン化ポリエチレンゴムと30重量部
以上含有するものに限定したのは、30重量部よりも少
ないと、このゴム組成物の酸化劣化に対する耐久性が充
分でな(、依然としてサイドウオール部の表面にブルー
ムしてしまう程度のアミン系酸化劣化防止剤を使用しな
ければならないからである。
本発明においで最外層のゴム組成物のJIS硬度(A型
)を40〜70度に限定したのは、40度よりも軟かく
する為にはカーボンブラック等の無機充填剤の使用量の
減少又は可塑剤の多用等を伴いそのためこのゴム組成物
でサイドウオール部に必要な破断時強度が得られず、又
70度を越えるとサイドウオール部としてはこのゴム組
成物は堅過ぎて乗心地を悪くするのみならず、クラック
を発生し易くなるからである。
又本発明においてサイドウオール部最外層の厚みが0.
3+am以−Fであることが好ましいのは、0.31よ
りも薄いとさらに下方の層から移行してくる酸化劣化防
止剤を充分に防ぐことが出来ず、表面が若干紫から茶色
に変色するからである。本発明のクロルスルホン化ポリ
エチレン含有ゴム組成物はサイドウオール部の最外層を
形成するが、最外層というのはサイドウオール部の最外
部薄層であってもよいし、サイドウオール部全体に、こ
のゴム組成物を適用したものでもよい。従ってサイドウ
オール部最外層の厚みに上限を設ける必要はない。
なお樹脂フィルム積層物に広く用いられているコロナ放
電処理を本発明に応用し、必要に応じて本発明のサイド
ウオール部最外層ゴムとその下方隣接ゴム層との接着面
となるそれぞれあるいは片面にあらかじめコロナ放電処
理をすれば両ゴム層の接着強度が高まるためより好まし
い。なお樹脂フィルム積層物のコロナ放電処理例は例え
ば特公昭58−15289号公報に記載されている。
以下実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1.2  比較例1〜4 第1表 ※1 デュポン社製 商品名 塩素含有量 35重量% ※2 株式会社大ハ化学工業所製セバシン酸ジオクチル
の商品名 実施例1におい−Cは、第1表記合番号1のゴム組成物
を8インチ押出し機でサイドウオール部用に押出した。
本明細書の配合表において各配合成分の用はどくに断り
のない限り重量部で示す。なおこの組成物を145℃×
30分加硫したときのJIS硬度(A型)は55度であ
った。別にディップ処理をしたポリエステルコードをコ
ー1〜したフライをデンマークのペタホン社 (V E T A P l−10N E )の高周波イ
ンパルス表面処理’a (G T −10097、TL
I −1060) テコロナ放電処理をした後前記コロ
ナ放電処理をした面が前記のサイドウオール部用に押出
した配合番号1のゴム組成物の内側の面と接するように
して165SR13のラジアルタイヤを成型し加硫した
実施例2においては第2表に配合番号3のゴム組成物を
実施例1よりも0.8mm1くなるように8インチ押出
し機で押出した後実施例1と同じ条件でコロナ放電処理
を行なった。
※1日本合成ゴム株式会社製シス−1,4−ポリブタジ
ェン 商品名 次いで前記コロナ放電処理を行なった面に実施例1と同
じ配合番号1のゴム組成物の0.8Il1m厚さのシー
トをラミネートしこれを使用してそれ以外は実施例1と
同様にして1658 R13のラジアルタイA2を成型
し加硫した。
比較例1〜4においては比較例1に配合番号2、比較例
2に配合番号3、比較例3に配合番号4、比較例4に配
合番号5のゴム組成物をそれぞれ用いて実施例1と同様
にして8インチ押出し機でサイドウオール部に押出し、
この比較例の場合はカーカスにはコロナ放電処理を施す
ことなくそれ以外は実施例1と同様にして成型加硫して
1653 R13のラジアルタイA7を得た。
上記各種ラジアルタイA7について次に示すオゾンクラ
ックテスト、変色テストおよび艶テストを行なった。結
果を第3表に示す。
(1)オゾンクラックテスト 1658 R13のラジアルタイA7を4万KI11実
車走行(約6カ月間)させその際のオゾンクラックの有
無で評価した。
(2)変色テスト ロ0℃のオーブンに1週間放置後、1週間日光の当たる
場所に放置し変色の有無をオリジナル品対比評価した。
(3)艶テスト 変色テスト後の表面の艶の有無を目視で評価した。
第3表 第4表の配合における配合番号6.8.9をそれぞれ実
施例3.4.5のゴム組成物に、配合番号7を比較例5
・のゴム組成物に用いて0.8m+n厚さのゴムシート
を作成し、これを実施例2の配合番号1のゴム組成物の
0.8II1m厚さのシートの代りに用いて実施例2と
同様にして165S R13のラジアルタイA7を作成
した。
これらのラジアルタイヤについて前記変色テストおよび
次に述べる耐久テストを行なった。結果を第5表に示す
耐久テスト:ドラム上で下記条件下4万)(m走行させ
サイドウオール部のクランクの有無をテストする。
内    圧        1.0kg/cシ荷  
 重       JIS    100%走行速度 
   60Km/br 第4表 ※1 デュポン社製 クロルスルホン化ポリエチレンゴ
ム商品名 塩素含有量:ハイパロン20.29重B%:ハイパロン
45.25重量%; ハイパロン4085.36重量%; ハイパロン48.43重量% ※2株式会社大八化学工業所製セバシン酸ジオクチルの
商品名 第5表 第5表に示す結果はクロルスルボン化ポリエチレンゴム
の塩素含有量が21重量%以上必要であり、かつ、ゴム
組成物合体の塩素含有量が7重量%以上なければならな
いことを示す。
実施例6.7  比較例6.7 第6表の配合における配合番号11.12をそれぞれ実
施例6.7のゴム組成物に配合番号10.13をそれぞ
れ比較例6.7のゴム組成物に用い実施例3〜5の場合
と同様にして1658 R13のラジアルタイヤを作成
し前記耐久テストを行なった。また別に同一ゴム組成物
について145℃×30分加硫後のJIS硬度(A型)
および破断時強度を測定した。結果を第6表および第7
表に示す。
※1 デュポン社製 クロルスルホン化ポリエチレンゴ
ム商品名 ※2 味の素株式会社製 商品名 塩パラ#40※3 
昇華リザージ分散物 品用化工社製商品名T L D 
−90 ※4 精工化学社製 商品名サンタイトS※5 アライ
ド ケミカル 社製 商品名 ACボリエヂレン170
2 第7表 これらの結果はサイドウオール部の最外層を形成するゴ
ム組成物のJIS硬度(A型)は40〜10度に限定さ
れることを示す。
実施例8 実施例2と同じ方法であるがサイドウオール部の最外層
のゴム組成物の厚さを0.25mm、0.351111
11.0.45111mと変化させた3種の165S 
R13ラジアルタイヤについて前記変色テストを行なっ
た結果0.25mm厚さのものでは変色若干有の結果を
得たが残りの2本のタイVについては変色が認められな
かった。
この結果は最外層のゴム組成物の厚さは0.3mm以上
が好ましいことを示す。
従って本発明は、空気入りタイA7のサイドウオール部
の最外層を塩素含有量27重量%以上のクロルスルホン
化ポリエチレンゴムを特徴とする特定のゴム組成物とす
ることによって長期間保存または使用しても酸化劣化防
止剤、ワックス等で汚染されず美観を保持するとともに
オゾンクラックを生じることのない改良された空気入り
タイヤを提供することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、トレッド部と、このトレッド部の両肩でトレッド部
    に連なる一対のサイドウオール部と、サイドウオール部
    の内周にそれぞれ形成した一対のビード部とを備えた空
    気入りタイヤにおいて、サイドウオール部の最外層が、
    塩素含有量27重量%以上のクロルスルボン化ポリエチ
    レンゴムを30重量部以上含有し、且つ、J’lS硬度
    (A型)40〜10度を有するゴム組成物からなり、ま
    た該ゴム組成物全体の塩素含有量が7小母%以上である
    ことを特徴とする空気入りタイヤ。 2、サイドウオール部の最外層が0.3m1I1以上の
    厚みを有する特許請求の範囲第1項記載の2j気入りタ
    イヤ。
JP58089282A 1983-05-23 1983-05-23 空気入りタイヤ Pending JPS59216708A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5777207A (en) * 1980-10-31 1982-05-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The Pneumatic tire
JPS581141A (ja) * 1981-06-26 1983-01-06 Toppan Printing Co Ltd 記録体
JPS5826607A (ja) * 1981-08-11 1983-02-17 Yokohama Rubber Co Ltd:The トラック・バス用空気入りタイヤ

Patent Citations (3)

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