JPS59216551A - 鶏用飼料 - Google Patents
鶏用飼料Info
- Publication number
- JPS59216551A JPS59216551A JP58090747A JP9074783A JPS59216551A JP S59216551 A JPS59216551 A JP S59216551A JP 58090747 A JP58090747 A JP 58090747A JP 9074783 A JP9074783 A JP 9074783A JP S59216551 A JPS59216551 A JP S59216551A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feed
- chicken
- fishmeal
- lysine
- fish
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
関するものである。
鶏の筋胃潰瘍については古くから多くの報告がなされて
いるか、1968〜70年にオランダで発生したブロイ
ラーの筋胃潰瘍はブロイラー生産農家に多大の損害を与
えた。この疾病の原因ねその後の研究によシ、飼料中に
配合された魚粉によるものであることが判明した。この
様な、飼料に配合された魚粉に起因する鶏の筋胃潰瘍は
、その後モメキシコ、イル−、ブラジル、ヨーロッハ諸
国、オーストラリア、アメリカ等の各国でも発生したと
の報告がなされている。しかし、その原因成分ないしは
原因物質は明確になっておらず、本庁防止に対する適確
な対応策も解らないままに経過して来た。この鶏の筋胃
演瘍は1978年から1979年にかけて、日本のブロ
イラー生産農場にも発生し、全国的にかなシの被害が発
生した。
いるか、1968〜70年にオランダで発生したブロイ
ラーの筋胃潰瘍はブロイラー生産農家に多大の損害を与
えた。この疾病の原因ねその後の研究によシ、飼料中に
配合された魚粉によるものであることが判明した。この
様な、飼料に配合された魚粉に起因する鶏の筋胃潰瘍は
、その後モメキシコ、イル−、ブラジル、ヨーロッハ諸
国、オーストラリア、アメリカ等の各国でも発生したと
の報告がなされている。しかし、その原因成分ないしは
原因物質は明確になっておらず、本庁防止に対する適確
な対応策も解らないままに経過して来た。この鶏の筋胃
演瘍は1978年から1979年にかけて、日本のブロ
イラー生産農場にも発生し、全国的にかなシの被害が発
生した。
本庁はその後も散発的に各地のブロイラー生産農場で発
生しておシ、その防止、抑制策が待望されている。
生しておシ、その防止、抑制策が待望されている。
本発明者等は、この鶏の筋胃泊瘍の原因物a(以下、G
E物質と略す。)は、魚粉を製造する際に、魚に多く含
まれている遊離のヒスチジンとたんばく質が、ある条件
下で加熱されたとき、互に反応して生成されることを見
いだし、その内容を既に特許出願した(特願昭58−3
4492号)。
E物質と略す。)は、魚粉を製造する際に、魚に多く含
まれている遊離のヒスチジンとたんばく質が、ある条件
下で加熱されたとき、互に反応して生成されることを見
いだし、その内容を既に特許出願した(特願昭58−3
4492号)。
このよう圧して生成されるGE物質を含んだ飼料を鶏に
給与すると、3〜4日目頃から元気を消失し、食欲不振
、発育停滞、踏眠(立ネムリ)、脱水(脚ガレ)、貧血
等の症状を表わし、声度の場合は斃死に至る。内臓の剖
検で特徴的な症状は、腺胃の弛緩と筋胃内壁(ケラチノ
イド層)のびらん、潰瘍である。この様な症状は、飼料
中にどれだけGE物質が含まれているかによって、程度
が変ってくる。このGE物質は全ての魚粉に含まれてい
る訳ではなく、赤身の魚(サバ、イワシ等)を原相とし
て製造したホールミール魚粉に比較的多く含まれる。こ
のため、赤身魚のホ ルミール魚粉を隅用の飼料に多用
することは危険が大きく、注意が必要である。しかし、
GE物質を含んだ魚粉を多用しても、あらかじめ飼料に
リジンを添加しておけば、鶏の筋書潰瘍の発症を抑制防
止することを発見した。
給与すると、3〜4日目頃から元気を消失し、食欲不振
、発育停滞、踏眠(立ネムリ)、脱水(脚ガレ)、貧血
等の症状を表わし、声度の場合は斃死に至る。内臓の剖
検で特徴的な症状は、腺胃の弛緩と筋胃内壁(ケラチノ
イド層)のびらん、潰瘍である。この様な症状は、飼料
中にどれだけGE物質が含まれているかによって、程度
が変ってくる。このGE物質は全ての魚粉に含まれてい
る訳ではなく、赤身の魚(サバ、イワシ等)を原相とし
て製造したホールミール魚粉に比較的多く含まれる。こ
のため、赤身魚のホ ルミール魚粉を隅用の飼料に多用
することは危険が大きく、注意が必要である。しかし、
GE物質を含んだ魚粉を多用しても、あらかじめ飼料に
リジンを添加しておけば、鶏の筋書潰瘍の発症を抑制防
止することを発見した。
す々わち本発明は、魚粉を含有する鶏用飼料において、
リジンを配合せしめたことを特徴とする鶏用飼料に関す
るものである。
リジンを配合せしめたことを特徴とする鶏用飼料に関す
るものである。
魚粉の独類は問わないが、例えはサバ、イワシ、ザノマ
、マグロなどの赤身魚ぬ1の魚粉を挙げることができる
。
、マグロなどの赤身魚ぬ1の魚粉を挙げることができる
。
このような魚粉から生成されるGE物質は下記に示す構
造式を有するものであシ、単体でを)ってもペゾチド結
合状態であっても筋書潰瘍発明活性を発揮する。
造式を有するものであシ、単体でを)ってもペゾチド結
合状態であっても筋書潰瘍発明活性を発揮する。
五
上記の単体のGE物質を各種の吸着剤及び展開溶媒を用
、いて薄層クロマトグラフィーを行なった場合のRf値
を次に示す。
、いて薄層クロマトグラフィーを行なった場合のRf値
を次に示す。
このような魚粉を含有する鶏用飼料は蛋白質、エネルギ
ー源、カルシウム源、リン源、ビタミン類、ミネラル等
通常の飼料成分を含むものであシ、蛋白質は魚粉のほか
に、大豆粕、菜種粕、フェザ □−ミール、ミート
が一ンミールなどが併用されたものも本発明の飼料に含
まれることはいうまでもない。
ー源、カルシウム源、リン源、ビタミン類、ミネラル等
通常の飼料成分を含むものであシ、蛋白質は魚粉のほか
に、大豆粕、菜種粕、フェザ □−ミール、ミート
が一ンミールなどが併用されたものも本発明の飼料に含
まれることはいうまでもない。
鶏の種類はブロイラーに限られるものではなく、採卵鶏
も含まれる。
も含まれる。
リジンは遊離ノ一νであってもよく、クエン酸塩、リン
酸塩など各刺の塩であってもよいが、通常は飼料添加物
用として市販されているI、 + リジン塩酸塩を用い
ればよい。添加量は0.1〜2チ程度であり、通常は0
.3〜1%程度でよい。この量はGE物質の量、すなわ
ち魚粉の種類と配合量に応じて増減するのがよい。添加
方法としては配合飼料に直接添加してもよく、魚粉の製
造時に魚粉に添加しておいてもよい。このリジンは筋書
潰瘍の発症の防止のために添加するのであるから本来は
GE物質含有飼料に添加するべきであるが、とのGE)
物質は飼料の例えば保存中にも発生することがありうる
ので、GE物質の有無にかかわ、らず魚粉を配合した飼
料にυJS加しておくのがよい。
酸塩など各刺の塩であってもよいが、通常は飼料添加物
用として市販されているI、 + リジン塩酸塩を用い
ればよい。添加量は0.1〜2チ程度であり、通常は0
.3〜1%程度でよい。この量はGE物質の量、すなわ
ち魚粉の種類と配合量に応じて増減するのがよい。添加
方法としては配合飼料に直接添加してもよく、魚粉の製
造時に魚粉に添加しておいてもよい。このリジンは筋書
潰瘍の発症の防止のために添加するのであるから本来は
GE物質含有飼料に添加するべきであるが、とのGE)
物質は飼料の例えば保存中にも発生することがありうる
ので、GE物質の有無にかかわ、らず魚粉を配合した飼
料にυJS加しておくのがよい。
本発明の飼料は、安価に大量生産されているリジンを添
加するプどけで、従来ブロイラー生産農場等に多大な被
害を与えていた筋書潰瘍の発症を効果的に防止しうるも
のである。
加するプどけで、従来ブロイラー生産農場等に多大な被
害を与えていた筋書潰瘍の発症を効果的に防止しうるも
のである。
以下、実施例を示す。
実施例
トウモロコシ60%、マイロ15%、大豆油3.5%、
フスマ1.1%及びビタミン・ミネラル剤0.4%を配
合し、さらに下表に示す魚粉及びL−リジン塩酸塩(飼
料添加物用、純度98.5%以上)を配合した飼料を、
各区10羽の3日↑ブロイラーヒナに給与して7日間飼
育した。
フスマ1.1%及びビタミン・ミネラル剤0.4%を配
合し、さらに下表に示す魚粉及びL−リジン塩酸塩(飼
料添加物用、純度98.5%以上)を配合した飼料を、
各区10羽の3日↑ブロイラーヒナに給与して7日間飼
育した。
*2GE物質を含有しないホワイトヴイッシュミール魚
粉 7日後に屠殺、剖検して筋書の内壁の傷害程度を肉眼で
観察し、−1士、丑、1拝の4段階に分けた。そして、
各区とも十の数を合弁してこれiGEスコアーとした。
粉 7日後に屠殺、剖検して筋書の内壁の傷害程度を肉眼で
観察し、−1士、丑、1拝の4段階に分けた。そして、
各区とも十の数を合弁してこれiGEスコアーとした。
得られた結果を下表に示す・
一:ケラヂノイド層に全く異常のみられないもの、およ
び粗造化やびらんの程度が極めて軽度なもの。
び粗造化やびらんの程度が極めて軽度なもの。
+:粗造化および、ひだの走行の乱れ等の軽度の変化の
認められるもの。
認められるもの。
廿:さらに明確なケラチノイド層の欠慣が認められるも
の。
の。
旧:面内の潰瘍化が激しく穿孔によシ腹腔まで貫通して
いるもの。
いるもの。
Claims (1)
- 魚粉を含有する鶏用飼料において、リジンを配合せしめ
たことを特徴とする鶏用飼料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58090747A JPS59216551A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 鶏用飼料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58090747A JPS59216551A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 鶏用飼料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59216551A true JPS59216551A (ja) | 1984-12-06 |
JPH0255020B2 JPH0255020B2 (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=14007183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58090747A Granted JPS59216551A (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 鶏用飼料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59216551A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222574A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-30 | Ajinomoto Co Inc | 魚粉 |
EP1378236A4 (en) * | 2001-03-23 | 2004-12-29 | Ajinomoto Kk | AGENTS USED TO COMBAT STRESS-RELATED ILLNESSES AND RELATED MEDICINES |
WO2006001345A1 (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | L-リジン・クエン酸塩結晶 |
EP1813271A4 (en) * | 2004-10-26 | 2008-05-21 | Ajinomoto Kk | PREVENTIVE / THERAPEUTIC AGENT FOR VISCERAL PAIN |
JPWO2006100838A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2008-08-28 | 国立大学法人 新潟大学 | 食肉の呈味成分量及び/又は風味の増加方法とそのための飼料及び飲水 |
CN102871004A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-01-16 | 镇江市丹徒区瑞通畜禽养殖专业合作社 | 一种鸡饲料 |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP58090747A patent/JPS59216551A/ja active Granted
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6222574A (ja) * | 1985-07-19 | 1987-01-30 | Ajinomoto Co Inc | 魚粉 |
EP1378236A4 (en) * | 2001-03-23 | 2004-12-29 | Ajinomoto Kk | AGENTS USED TO COMBAT STRESS-RELATED ILLNESSES AND RELATED MEDICINES |
WO2006001345A1 (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-05 | Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. | L-リジン・クエン酸塩結晶 |
JPWO2006001345A1 (ja) * | 2004-06-23 | 2008-04-17 | 協和醗酵工業株式会社 | L−リジン・クエン酸塩結晶 |
JP4796493B2 (ja) * | 2004-06-23 | 2011-10-19 | 協和発酵バイオ株式会社 | L−リジン・クエン酸塩結晶 |
EP1813271A4 (en) * | 2004-10-26 | 2008-05-21 | Ajinomoto Kk | PREVENTIVE / THERAPEUTIC AGENT FOR VISCERAL PAIN |
JPWO2006100838A1 (ja) * | 2005-03-18 | 2008-08-28 | 国立大学法人 新潟大学 | 食肉の呈味成分量及び/又は風味の増加方法とそのための飼料及び飲水 |
JP4945762B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2012-06-06 | 国立大学法人 新潟大学 | 食肉の遊離グルタミン酸量の増加方法とそのための飼料 |
CN102871004A (zh) * | 2012-10-23 | 2013-01-16 | 镇江市丹徒区瑞通畜禽养殖专业合作社 | 一种鸡饲料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0255020B2 (ja) | 1990-11-26 |
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