JPS5921639A - β,γ↓−不飽和カルボン酸の製造方法 - Google Patents

β,γ↓−不飽和カルボン酸の製造方法

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JPS5921639A
JPS5921639A JP58124574A JP12457483A JPS5921639A JP S5921639 A JPS5921639 A JP S5921639A JP 58124574 A JP58124574 A JP 58124574A JP 12457483 A JP12457483 A JP 12457483A JP S5921639 A JPS5921639 A JP S5921639A
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/10Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
    • C07C51/14Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide on a carbon-to-carbon unsaturated bond in organic compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は共役ジエンと一酸化炭素とを水の存在下に反応
させることによりβ、γ−不飽昶カルボン戚を製造する
方法に関する。
ブタジェン、−酸化炭素および水をビス−トリフェニル
ホスフィン−パラジウムジクロリドおよび塩酸の存在下
に120〜140 ’0程度の温度で700バールの程
度の圧力下に反応させることにより6−ペンタン酸を製
造できることはフランス国特許第1,406,194号
明細書から公知である。
しかしながら、高圧を使用することから、この方法の効
率は低く、所望の酸の選択性は不十分である。
ブタジェン、−酸化炭素および水をパラジウム、塩酸お
よび酸素の存在下に100°Cの温度で700バ一ル程
度の圧力下洗反応させることにより6−ペンタンVを製
造できることもフランス国特許第1,476,301号
明細書から公知である。これらの条件下に反応させるこ
とにより評価し得る量の6−ペンタン酸が得られるが、
この方法は特に−酸化炭素と酸素との危険な混合物を使
用することおよび反応混合物中に水、塩酸および酸化剤
が同時に存在するためにに蝕の危険が増大することから
、十分なものではない。さらにまた、高圧を使用するこ
とから、この方法θつ効率は依然として低く、また所望
の酸の選択性も十分ではない。
月11記反応(水の存在下における共役ジエンのカルボ
ニル化)はまた米国特許第3,509,209号明+i
’t[lJ’にも記載されている。この反応はパラジウ
ムおよび塩酸、並びに場合により鉄化合物の存在下に行
なわれろ。しかしながら、この方法は、特にジエンにつ
いて見い出された低い変換度および所望の咳についての
その低い選択性の故に十分ではない。
本発明者はこのブタジェン、−酸化炭素および水の反応
をパラジウム(n)クロリドおよび塩酸αつ存在下に行
なうと、この錯体触媒が不安定であって、不活性パラジ
ウム金属の粒子に分解すること?:見い出した。
ここに、前記欠点が回避されろ、共役ジエンの水の存在
下におけるカルボニル化によろβ+r−不飽和カルボン
酸の新規な製造方法が見い出きれた。本方法では待に共
役ジエンの所望の酸へのカルボニル化が比較的温和な温
度および圧力条件下に効果的および選択的に行なわれ、
さらにまた錯体触媒も満足すべき安定性を示す。
従って、本発明は共役ジエンを水、・ヘロデン化水索酸
およびパラジウム触媒の存在下に、60°Cより筒い温
度で50バールより高い総圧力(その温度で)下にカル
ボニル化することによりβ、γ−不飽オロカルボン酸を
製造する方法においてa)カルボニル化操作を窒素、リ
ンおよびヒ素から選ばれろ第VB族の元素の4級オニウ
ム塩(こσり元素は炭素原子に対して凹座配位しており
、そしてこの塩は「硬性」または「境界」塩基から選ば
れるアニオンを有する)の存在下に行ない;そしてb)
パラジウム触媒がパラジウム金属(これは場合により支
持体上に沈着されていてもよい);酸化パラジウム;ま
たはパラジウムカチオンに配位したアニオンが「硬性」
または「境界」塩基であるパラジウムの錯体よりなるこ
とを特徴とする方法に関する。
「硬性」(“hard ’ )または「境界」(’ b
orderline ’ )塩基なる用語はR,PEA
R3ONによりJ、 Cbem、 Ed145 r 5
81〜587(1968手)に示された分類定義に相応
するいずれかのアニオンを意味するものと理解する。す
なわち、1”硬性−」および「境界」塩基なる用語はこ
の参考文献で便用されている;ば味を有する。
第VB族の元素が炭素原子に四部配位している4級オニ
ウムカチオンは窒素、リンまたはヒ素および4個の11
11IIの同一 または異なる炭1ヒ水素基から形成さ
れたカチオンであって、その遊離の原子価が炭素原子に
より保持されており、ナして各基がこの遊離の原子面に
より上記元素に結合しており、さらにまたこり陣σ)い
ずれか2個α9基が一緒になって11固り) 2111
1iの基を形成していてもよいカチオンを意味するもの
と理解すべきである。
本発明による方法Qつ特定の態様において、4級オニウ
ム塩は次式I〜■の1つに相当する4級オニウムカチオ
ンfK:含有する: 3 )ha      R10 〔各式中、Aは窒素、リンまたはヒ素原子ケ表ゎIy 
r R1、R2、R3およびR4は同一または異なり、
1・〜16個の炭素原子−を有し、場合により置換基ト
シテフェニル、ヒドロキシル、ハロゲン、二1・口、ア
ルコキシまたはアルコキンカルボニル基(ここでアルコ
キシ基は多くて4個の炭素jec子?有する)を有する
直鎖または分枝鎖アルキル基、2〜12個、好ましぐは
4〜8個の炭素原子ケ有する直鎖または分枝鎖アルケニ
ル基、特に便用す6 共0 ”エンがら誘導されろ゛ア
ルケニル基、まりは6〜1041/jの炭素原子を有し
、」烏合により1Nffi換基として、1〜4個αつ炭
素原予冷で有するアルキル基、そのアルコキシ基が多く
て4個の炭素原子を有するアルコキシ基またはアルコキ
シカルボニル基またはハロゲ8ンケ1個またはそれ以上
有するアリール基を表わすか、またはこれらの基R1〜
R1の2閘が一緒になって、3〜611にの炭素原子を
有する直鎖または分枝鎖アルキレン、アルケニル基ンま
たはアルカジエンイレン基を形成することもでき;)(
5、R6、■(7〕6よひR8は同一または異なり、1
〜4個0−)炭素原子ケー角する直鎖または分枝鎖アル
ギル!A:を衣わずか、または基R7とR8とは一緒に
なつ−〔6〜611IIjの炭素原子を含有するアルキ
レン基を形成でさ、ま/こは1(6とR〕またはR6と
R8とは一緒になって、4個の炭素原子を含イ〕し、そ
して窒素原子とともに窒素含有複素環式法を構成するア
ルキレン、アルケニレン−1:たはアルカジエンイレン
基を形成することができ;+(、、は1〜4個αつ炭素
原子を有する直鎖または分枝鎖アルギル基またはフェニ
ル基を衣わり、5R1oは1〜411Mの炭A原子を有
し、R9と同一 または異な、る直鎖または分枝鎖アル
キル基、または2〜12個の炭素原子、好ましくは4〜
8個θ〕炭素原千をイfする直鎖または分枝鎖アルケニ
ル基、時にカルボニル化する共役ジエンから誘導される
アルケニル基を衣わし;そしてnは1に等しいかまたは
1より大であり、そして10に靜しいかまたは10より
小である、好ましくは6に等しいかまたは6より小であ
る正数を表わす〕。
前り己オニウム塩のアニオンを形成できる「硬性」また
は「境界」塩基の中では、次のイオンをあげることがで
きる:P゛−1C1,O;、PF、  、 13F、 
 、B(ph)4−、、l)O,、HP(’)4  、
 H2PO,−、CI(、SO2、Ph−3○1、H8
O,−1NO3−1SO4”−、Cj!−および]3r
−(ここでphはフェニル基を表わす)1.1トびに前
記PEAR8O1iθつ定戊の1−硬性−」または[−
境界」塩基に相当するその信金てのアニオン。
1史用が答易であること力)ら、当d亥アニオンは3−
          −              
                      −PO
4、HPO4”  % I(2P04−1CH3S O
3、Ph −S O3、No3′、304″−1PF6
 、 C1−およびBr  (ここでPhは前記:は味
を有する)から選択する。、アニオンC,l−およびB
r−1特にアニオンC,l””を1史用すると自利であ
る。
式(1)に相当する4級オニウムカチオンの例としては
次の力、チオンをあげることができる:テトラエチルア
ンモニウム、トリエチルメチルアンモニウム、トリブチ
ルメチルアンモニウム、トリメチルゾロビルアンモニウ
ム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニ
ウム、ドデシルトリメチルアンモニウム、メチルトリオ
クチルアンモニウム、ヘプチルトリフチルアンモニウム
、テトラノロビルアンモニウム、テトラペンチルアンモ
ニウム、テトラヘキシルアンモニウム、テトラエチルア
ンモニウム、テトラオクチルアンモニウム、テトラデシ
ルアンモニウム、ブチルトリプロピルアンモニウム、メ
チルトリフチルアンモニウム、ペンチルトリブチルアン
モニウム、メチルジエチルプロビルアンモニウム、エチ
ルジメチルプロビルアンモニウム、テトラドデシルアン
モニウム、テトラオクタデシルアンモニウム、ヘキサデ
シルトリメチルアンモニウム、ベンジルトリメf /I
/ 7ンモニウム、ペンシルジメチルゾロビルアンモニ
ウム、ベンジルジメチルオクチルアンモニウム、ベンジ
ルトリブチルアンモニウム、ベンジルトリエチルアンモ
ニウム、フェニルトリメチルアンモニウ、、ム、、ベン
ジルジメチルテトラデシルアンモニウム、ペンシルジメ
チルヘキサデ、ジルアンモニウム、ジメチルジフェニル
アンモニウム、メチルトリフェニルアンモニウム、ブド
ー2−エニルトリエチルアンモニウム、N、N−ジメチ
ル−テトラメチレンアンモニウム、 N 、 N−ゾエ
チルーテトラメチレ/アンモニウム、テトラメチルホス
ホニウム、テトラブチルホスホニウム、エチルトリメチ
ルホスホニウム、トリメチルペンチルホスホニウム、オ
クチルトリメチルホスホニウム、ドデシルトリメチルホ
スホニウム、トリメチルフェニルホスホニウム、ジエチ
ルジメチルホスホニウム、ジシクロへキシルジメチルホ
スホニウム、ジメチルジフェニルホスホニウム、シクロ
へキシルトリメチルホスホニウム、トリエチルメチルホ
スホニウム、メチルトリ(イソプロピル)ホスホニウム
、メチルトリ(n−プロピル)ホスホニウム、メチルト
リ(n−ブチル)ホスホニウム、メチルトリ(メチル−
2−プロピル)ホスホニウム、メチルトリシクロへキシ
ルホスホニウム、メチルトリフェニルホスホニウム、メ
チルトリベンシルホスホニウム、メチルトリ(メチル−
4−7エ二ル)ホスホニウム、メチルトリキシリルホス
ホニウム、ジエチルメチルフェニルホスホニウム、ソベ
ンゾルメチルフェニルホスホニウム、エチルトリフェニ
ルホスホニウム、テトラエチルホスホニウム、エチルト
リ(n−プロピル)ホスホニウム、トリエチルペンチル
ホスホニウム、ヘキサデシル) IJ−7”チルホスホ
ニウム、エチルトリフェニルホスホニウム、n−ブチル
トリ(n−プロピル)ホスホニウム、ゝブチルトリフェ
ニルホスホニウム、ベンジルトリフェニルホスホニウム
、(β−フェニルエチル)ジメチルフェニルホスホニウ
ム、テトラフェニルホスホニウム、トリフェニル(4−
メチルフェニル)ホスホニウム、テトラキス(ヒドロキ
シ−メチル)ホスホニウム、テトラキス(2−ヒドロキ
シエチル)ホスホニウム、およびテトラフェニルアルソ
ニウム。
式(II)に相当するカチオンとしては次のカチオンを
包含する:、N −、%チルピリジニウム、N−エチル
ピリジニウム、N−ヘキサデシルピリジニウムおよびN
−メチルビコリニウム。
式(Ij)に相当するカチオンとしては次のカチオンを
包含する:1,6−ビス(ブドー2−エニルジメチルア
ンモニウム)−プロパン、1.2−ビス(トリメチルア
ンモニウム)−エタン、  i、s−ビス(トリメチル
アンモニウム)−7?ロパン、1.4−ビス() IJ
メチルアンモニウム)−ブタンおよび1,3−ビス(ト
リメチルアンモニウム)−ブタン。
選ばれたオニウム塩がアニオンとしてC1−またはBr
−、’lsそ、してカチオンとしてその基R1〜R4の
1つまたは基R1oが使用する共役ジエンから誘導され
るアルケニル基である式(1)または(In)のカチオ
ンを含、有する場合に、このようなオニウム塩はカル+
4?ニル化操作の前に製造する代りに、その場でオニウ
ム塩を生成させると有利であることがある。
実際に、この榎の生成物は、たとえば使用する共役ジエ
ンと塩酸または美化水素酸とαつ反応の生成’)J (
1抽またはそれ以上)に7ゴし6級アミンを1を用さぜ
ろことにより!苺に容易に製造できる。
1疋って、カルボニル化を受ける共役ジエンが1.3−
フタジエンであ6場合には、1−クロル−または1−プ
ロモーブタン−2−エンまたはる一りロルーマタは6−
プロモープトー1−エンに5級アルギルアミン苓テ作用
さすることによりカルボニル化媒質中で七の」易で1与
ることかで@Φプデニルートリアルギルアンモニウムク
ロリドまたはプロミドを4級オニウム塩として使用でき
;6級アミンがト))エチルアミンである場合には、た
とえばブテニルトリエチルアン−七ニウムクロリトマた
はプロミドが、fの揚で生成す4〕。
本発明による方法を実IATUするために便用できるパ
ラジウム触媒としては、木炭、アルミナ、シリカ寺α−
)ような支持体上に沈着させたパラジウム金属、ハラジ
ウム酸化吻、そのパラジウムカチオンに配位したアニオ
ンが矢のアニオン:ホーメート、アセテート、プロピオ
ネートおよびベンゾエート6りようなカルボキシレート
;およびS(’)j’−5NO3−1−1′セチルアセ
トネートおよび(rおよびBr−、好ましくはCFαつ
ようなハライドから選ばれるパラジウムの塩またはπ−
アリル錯体;および第VB族αつ元素?含有しない有機
リガンドを含むパラジウム’−o 錯体、−J”なわら
ビス−(ジベンずルアセトン)−パラソウノ・またはビ
ス−(1,5−シフ(]オクタジエン)−パラジウムα
つような、錯体を組合する。
本発明による方法はそれらの分子内に1,6−フタジエ
ン骨格を有する共役ジエンから誘導されるβ、γ−不飽
和カルボン酸の製造に特に1に要である。
それらの分子内に1,3−フタジエン骨格をイイする共
役ジエンは4〜12個の炭素原子、好ましくは4〜81
1^1の炭素原Fを3−有し、場合υてよりフェニル、
シクロヘキシル、ニトロまたはオギンのような不活性基
によりIH侯されていてもよい直鎖または分枝鎖脂肋族
ゾエンおよび6〜81固の炭素原子を有する環状ジエン
な包含する。
共役ジエンの具体1タリとしては、1,3−ブタジェン
、イソルン、ヒヘIJレン、1.3−へキサジエン、2
.4−へキサジエン、クロルプレン、1−シクロへギシ
ル−1+ 3− フタジエン、1−フェニル−113−
ブタジェン、2.4−オク*ツエン、3−メチル−1,
3−ペンタジェン、2−メチル−2,4−ペンタジェン
、1,6−シクロへギザジエンおよび1,6−シクロオ
クタジエンがある。。
カルボニル化操作は塩酸または美化水素酸の存在下、特
に塩酸の存在下に行なうと有利である。
塩酸は気体形で、または水浴液の形で、または混合物中
で塩酸を遊離できる有機化合物の形、たとえばフタジエ
ンθ−)カルボニル化の場合に1−クロル−ブドー2−
エンfたは3−クロル−ブト−1−エンの形でカルボニ
ル化混合物に導入できる。
導入)5法の選択は中でも実施情況に依存して変え仏 本発明による方法の実施に使用する反応剤の誓は非常に
広い限度内で変化させることができる;これらの址は本
方法が広く経済的に好゛ましいよりに選択する。
従って、水は化学址論的に要求される址の0.1〜5倍
使用できるが、金属粒の形のパラジウムの沈殿の危険を
回避するために(水の鼠が多ずぎると沈殿が生じる)、
約0.5 / 1〜2/1の水/共役ジエン化ル比率、
有利には1/1に等しいか一土たはそれ以下の水/」(
役ゾエンモル比率を用いて本方法を実施すると好−ま1
−7い。
同様に、パラジウム触媒は良好な活性全イ」するので、
これらの触媒は非常に少黛−(゛便用−Cき乙(2,5
00/1程此の共役ジエン/パラジウムモル比率に相当
″4゛る);太!(100/1の共役ジエン/パラジウ
ムモル比率に相当する)の触媒を使用しても、有害では
ない;ぞの使用目的が、あ甘りに多すぎる触媒を消費す
ることなく、カルボニル化操作を十分に迅速にぞし〜で
選択的に行なうことにあることから、約150/1〜2
,000/1、特に約20’0/1〜150Ij/1の
共役ジエン/パラジウムモル比率が一般に好ましい。約
500/1〜700/1のモル比率が一般に良好な結果
を尋〈ことが見い出された。
前記定義のとおりの4級オニウム塩がカル4ぐニル化混
合物中に存在することにより得られる好着しい効果は1
5/1のオニウムカチオン/パラジウムのモル比率から
認知できる;著しい、特に注目される効果はこの比率が
20/1〜3’00/1である場合に得られるととが見
い出されたが、さらに旨い比率もカルボニル化反応に対
して有害ではない。
本発明のカルボニル化方法の特別の態様において、オニ
ウムカチオン/パラジウムのモル比率は混合物中のパラ
ジウムの一度、特に共役ジエン/パラジウムのモル比率
を考慮に入れて選択される。すなわち、共役ジエン/パ
ラジウムの比率が尚いほど、さらに高いオニウムカチオ
ン/パラジウム比率の使用をさらに有利にする。
使用するノーロケ″′/化水素酸の最□低量は前記に定
義した4級アンモニウム、樽のアニオンの性賀に広範□
に依存して変化する。
実際に、4級オニウム塩、のア、ニオンとしてCR−′
また。は、”・−を、選、択1.f′−場合に・少なく
とも5/1の唄ロrン化水素酸シバラジウムのモル比率
に相当する量のハロゲン化水累酸を使用する。し2か1
〜ながら、金、屑粒の形でパ?ゾウムが沈殿する危険を
辷けっために(沈殿叫(課金物中0水素17 (1) 
1ll141&が低くしすぎると竿じる)、または水桝
酸とカルボ−″化堅応の生成物との副柊応を回避するた
めに(混合物中の水!ハの湿間が高すぎると生じる)、
10/1〜150/1.好址しくは20/1〜100/
、10ハロゲン化水累改/パラジウムモル比率を選ぶと
有利である。
他方、使用する4級オニウム塩のアニオンがcg−まだ
はBr−以外でやる場合には、尋人さノする4級オニウ
ムカチオンの虞に相当する追加量のハロ)f′″/化水
素酸を使用すると有利である。
しかしながら、以後の記載を単純にするために、この追
加−鼠はハロゲン化水素v/パラジウムモル比率に対し
て考慮せず、必要な場合にハロえられるものとする。
「モル」々る用語に相応する元素実体は次のとおりであ
る: 水          : グラム分子共役ジ:Lン 
    : グラム分子ハロrン化水素酸  二 グラ
ム分子 パラジウム     二 グラム原子 4級オニウムカチオン二 グラムイオン本発明のカル4
ぐニル化操作は一般に60〜170℃、好ましくは90
〜140℃の温度で、50〜500バール、好ましくは
80〜3007々−ルの一酸化炭素圧力下に行なう。
温度および圧力は既定の触媒についてHテ望の活性およ
び(または)選択性の一般として、最上の可能な結果が
得られるように選択する。実際に、□温度を減少させる
と、ジエンの変換速度75玉減少するか、所望のモノ酸
に対する選択性は増力口することは知られている。ま凱
−酸化炭素の圧カフ5(増・加すると、所望の七)酸に
対する選択性力;増力口することか見い出された。
本発明による方法は連続的に、または不連続l杓に実施
できる。2〜5時間にわたる不連続的操作で1.3−ブ
タジェンの許容されうる程度の変換が行なわれたことが
見い出されている。、当該方法が、−+−酸化炭素とと
もに存在できる・窒素、アルコ9ンまたは二酸化炭素の
ような不活性がスの存在下に低選択性である場合には、
工業品質の一酸イヒ炭素中に存在する水素が6〜5谷量
係を超えないようにして、水素の共役ジエンとの水素I
A″iカロ反Y(5を制限するのが好捷しい。
次側は本発明を、その範囲またはす旨ない1′れの点で
も制限することなく、説1男するものである。
例1〜16 比較実験(、)および(b) ブタジェンを原料とする6−ペンタン酸の製造次の略飴
全例1〜16および表でイ史用する:Rθf;  参考
例(または比較実験参考秒U)mmo’L:     
ミ リ モ ルBD:   1,3−ブタジェン □ Hf:   ハロゲン化水素酸、すなわち、例6では水
溶液の形で使用する。ar!、、例9でけ1−プロモー
ブドー6−エン の形で使用する。sr% 宅の他の例および比較実験の全部で1 −クロル−ブドー6−エンの形で使用 するΣ(CQ、、 Pd:   例6および10ではビス〔クロル−π−了
りルーパラジウム−(■)〕の形で使用するパラジウム
触媒、 例9ではビス(ジベンジルアセトン) パラジウムの形で使用するパラジウム 触媒、 その他の例および比較実験の全部で使 用するpdi〜〕22、 n2o/BD:水/ブタジェンのモル比、Bo/pa 
 : ブタジェン/パラジウムのモル比、jH/pa 
 : ハロゲン化水素酸/パラジウムのモル比、 添加剤:原則的に、オニウム塩、その性質は略記17た
式で特定する。これらの式において、 Me  はメチル基を表わし、 Bu  はn−ブチル基を表わし、 Hf1Xはn−ヘキシル基を表わし、 ■」θpはn−ヘプチル基を表わし、 Octはn−オクチル基を表わす。
添加剤/paルミニオニウムパラジウムのモル比、T 
:  ℃による温度、 p(co) :  バールによる一酸化炭素の圧力この
圧力の数値の前に存在するーEp は操作を一定圧力下に行々うことを意 味する、 とノ狽°が存在しないことはカルボニ ル化操作を一定でない圧力下に行なう ことを意味する(2種の操作方式を以 下に特定して示す)。
t 二  時間で表わした、一定温度における実験の継
続時間、 stb:   m察に基づくパラジウムの安定性:パラ
ジウムの沈殿がない場合は記号十 で示し、 パラジウムの沈殿が有意である場合は 記号Oで示す。
TT :  ブタジェンの總変換度(cjOによる)、
RT :  変換されたブタジェン100モルに基づく
生成物のモル数、 A :  パラジウム1モル当りおよび時間当りの得ら
れた6−−2ンタン酸のモル数で表わす触媒の活性度、 P3;   6−ペンタン酸、 P′:2−メチル−6−ブタン酸、 PA;    ペンタン酸および2−メチル−ブタン酸
、 Ac、9:   3,8−ノナジェン酸、DI:6: 
  6個の炭素原子を有するジ酸(通常、2−メチル−
1,5−ペンタジオン酸)。
C4:  ブテン類、 VeH:   ビニルシクロヘキサン、tr:  痕跡
量。
一般操作方式; パラジウム触媒、核轟する場合に塩化水素ガスを溶解し
た水、該当する場合に1−クロル−ブドー6−エンfた
は1−プロモーブト−6−エン、および該当する場合に
添加剤をアルゴン流下1こ、ハステロイB2のニッケル
/モリブデン合金製の取りはずし可能なヘッドおよびバ
ルブを具(Jiii Lだ125 cm”オートクレー
ブに尋人する。
オートクレーブのヘッドをねじ止めにし、ゲタジエンを
次いで上記バルブによりオートクレーブに唐人する。−
酸化炭素を次いで導入する。この導入は操作毎に異なる
やり方で、一定の圧力下または一定でない出力下に行な
う。
COの一定圧力下におけるカルボニル化振盪によりかき
°まぜらtlているオートクレーブを温度(T)にし7
、他方約0.8容が悌の水素を含有する工業品質のガス
状−酸化炭素を一定圧力[p(co)’]下に通ず。反
応はこの温度でCt)時間、進行させる。
一定でないCo圧力下におけるカルボニル化約0.8容
蓋%の水素を含有する工業品質の一酸化炭素〔たとえは
例1では120バール(CNT) 〕を導入し、オート
クレーブを(T)in度にする。
オートクレーブ内の圧力は[P(Co)]で示されてい
る数値、たとえば例1では145パールレこ達する。
反応を指示温度で(1)時間、進行させ、次にオートク
レーブ内の圧力を少しつづ低下させる。
一定でない圧力下に指示温度で(1,)時間後に、オー
トクレーブを15℃に冷却し、ゆっくり脱気する。生成
する反応混合物を酸媒質中のアセチルによりエステル化
し、次いでガスクロマトグラフィにより分析する。この
ようにして、反応混合物中に含ま八ている谷独酸をそれ
らのエステルの形で分析する。
(この方法の信頼度ば1方で電位差計による酸基−〇〇
〇Hの少なくとも95餐がエヌテル化されていることを
確認することにより、そして他方で当該各酸のおよび各
柚反応生成物の既知混合物のエステル化により得られた
試料を予め分析することにより、検量する)。
さらに、オートクレーブの脱気中に、気体を一78℃で
エタノール中に採取し、ブテン(ゲタジエンの水素添加
生成物)をガスクロマトグラフィにより測定する。
硲加剤の種類および童並びに反応剤および触媒の量を次
表1に示す。この表には′土だ特定の条件を示す。
得られた結果は次表■に示す。この表にはまた使用した
添加剤の種類を示す。
添加剤の不存在下に行なった対照実験(a)は、添加剤
の不存在下にパラジウム触媒が不安定であり、6−(ン
タン酸の収率(RT)が非常に低く、そして形成された
ブテンの酋が非常に多いことを示す。
鉱物クロリド(これは本発明の範囲内に入る添加剤では
ない)の存在下に行なった対照実験(b)は、鉱物クロ
リドの存在下にパラジウム触媒が不安定であり、そして
6−ペンタン酸の収率(RT )が非常に尚〈ない(6
4,5q6)ことを示す。
本発明による添加剤の存在下に行なう例16はこの上う
な硝加剤の存在下にパラジウム触媒が安している。
例1〜4は各4止4級万ニウムクロリドの使用を例示す
るものである。パラジウム触媒は安定であり、6−ペン
タン酸の収率は75〜85係程度である。
例5〜8は各種条珪下におけるテトラブチルホスホニウ
ムクロリドの使用を例示するものである。
例9 +14級オニウムプロミドが相当するクロリドに
比較して活性が低いが、当該プロミドが−まだパラジウ
ム触媒全安定化し、所望の酸の満足すべき収率を与える
ことを示している。
vl」10〜16は操作条件の柚々の変更を例示するも
のである。
例14および15け)+20 / BDの低モル比を使
用するオU点を示すものである。
こJl、ら金側に製・いて、表Uに列記されていない痕
跡量の種々の化合物が検出される。すなわち、ブタジェ
ンのヒドロホルミル化生成物(ペンテナルおよびペンタ
ナル)、不飽第11酸のラクトン化生成物(r−および
δ−バレロラクトンおよび−メチループチロラクトン)
およびクロルペンタン酸が例6でCRT ) 7.2係
、例14で4.99fおよびその信金ての例で6係より
少ない歌で検出−g iする。
例17 ン酸の製造 実験はイソプレン273+n+no1、水278 +n
 mol、pacp20.423 mmol、1−クロ
ル−ブドー6−エン21,2 mmolおよびテトラブ
チルホスホニウムクロリド(uu4p+cg−→24.
4 mmolよりなるバッチを使用して前記のオートク
レーブで、前記の方式に従い行なう。
モル比は次のとおりて゛ある:1.OO/1に等しい水
/イソゾレン比、657/1に等しいイソプレン/ルミ
比、50 / I K等しいncQ (クロルブテンか
ら発生させる) / pa比および57.7 / 1に
等しいBu4P+CM−/ P(l比。
100℃で145パール(一定でない圧力)下に2時間
反応させた後に、反応混合物を前記例に記載のとおりに
分析する。
特(・′こ、この反応混合物は次の生成物を含有する。
4−メチル−6−ペンタン酸135.5 mmox、2
.6−ジメチル−6−デタ/酸9.2 mmolおよび
上を己1貸(4−メチル−ペンクン酸および2,6−ゾ
メチルズクン酸)の二車結合C−0の水素添加生成物2
9.3 mmol 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)共役ジエンを水、ハロゲン化水素鍍およびパラジ
    ウム触媒の存在下に60℃より誦い温度で50バールよ
    り高い総圧力下(その温度における)にカルボニル化す
    ることによりβ、γ−不飽和カルボン酸を製造する方法
    において、 a)カルボニル化操作をまた窒素、リンおよびヒ素から
    選ばれる第VB族の゛元□素の4級オニウム塩、(こ□
    の元素は炭素原子に対して四−配位占おりそしてこの塩
    は「硬性」塩基または「境界イ繍基から選ばれるアニオ
    ン茅有する)の存在下に行ない、そして b)パラジウム触媒が、場合により支持体上に沈着され
    ていてもよいパラジウム金属:酸化パラジウム:または
    パラジウムカチオンに配位したアニオンが「硬性」また
    は「境界」塩基であるパラ□ジウムの錯塩よりなるもの
    である、 ことを特徴とする上記β、γ−カルボン酸の製造方法。 (2)4級オニウム塩が次式(1)〜(■):3 R10L    RIO 〔式中人は窒素、リンまたはヒ素原子で返り、R1、R
    2、R3および′R=は同一または異なり、1〜16個
    の炭素原子を含有し、場合により置換基トシテフェニル
    、ヒドロキシル、ハロゲノ、ニトロ、アルコ率シまたは
    アルコキシ−カルボニル誠(ここでアルコキシ基は多く
    て4個の炭素原子を有する)を有する直鎖または分枝鎖
    アルキル基:2〜12個の炭素原子を有する直鎖または
    分枝鎖アルケニル基:または6〜10個の炭素原子を有
    し、場合により置換基として1〜4個の炭素原子を角゛
    するアルギル基、アルコキシ基たはアルコキシカルがニ
    ル基(ここでアルコキシ基は多くて4個の炭素原子を角
    する)、またはハロケゞン原子の11固またはそれ見、
    上を有するアリール基を表わすか、またはこれらの基R
    1〜R4のうち2 itには一緒になって6〜611M
    の炭素原子を一ローする[H鎖または分枝鎖アルキレン
    、アルケニレンまたはプルカシエンイレン基を衣わすこ
    とができr R5、R6、R7およびR8は同一または
    異なり、1〜4個σつ炭素原子を有する直鎖または分枝
    鎖アルキル基を表わすか、または基R7およびR8は一
    緒になって6〜6個の炭素原子を有するアルキレン基を
    形成することができ:または基B6とR7、またはR6
    とR8とは一緒になって、4個の炭素原子を含有し、そ
    して窒素原子とともに窒素含有複索環式基を構I視スル
    アルキレン、アルケニレンまたはアルカジエンイレン基
    な形成することができ;R9は1〜4j(M Qり炭素
    原子を廂する直鎖または分枝鎖アルキル基またはフェニ
    ル基を表わし;R10は1〜411Mの炭素原fを有し
    、R9と同一または異な6直鎖ま/こは分枝鎖アルキル
    基、または2〜12個U)炭素原子をMfろ直鎖または
    分枝鎖アルケニル基を表わし:ぞして1〕は1に等しい
    かまたは1より大であって10に等しいかまたは10よ
    り小である正数を表わす〕の1つに相当する4級オニウ
    ムカブオンを有する特許請求の範囲第1項の方法。 (3)  )i、1(2およびRIOはそれらがアルケ
    ニル基を表わす場合に、4〜8個の炭素原子′?:有す
    る特、n−請求の範囲第2項の方法。 (4)基R2およびRIOが便用する共役ジエンがら誘
    導されろアルケニル基である特許請求の範囲第3項の方
    法。 (5]nが6にン〉し7いかまたは6よりへ小である特
    許請求の範囲第2項の方法。 (6)  オニウムjλにのアニオンがPO,、Hpo
    ;−1H2PO4’−、CH3SO3,Ph−8o3(
    ここでphはフェニル基を表わす)、NO; %804
    ’−1PF6 、CJ’、−またはBr−である特許請
    求の範囲第1項の方法。 (7)  カチオンがテトラメチルアンモニウム、テト
    ラメチルアンモニウム、テトラヘキシルアンモニウム、
    テトラメチルアンモニウム、メチルトリブチルアンモニ
    ウム、メチルトリオクチルアンモニウムまたはテトラブ
    チルホスホニウムカチオンである特許請求θ)範囲第2
    項〜第5項のいずれか1つαつ方法。 (8)  パラジウム触媒が、パラジウム塩またはその
    パラジウムカチオンに配位したアニオンがカルボキシレ
    ート、804  、NO3、アセチルアセトネート、ク
    ロリドまたはプロミドアニオンであるパラジウムのπ−
    アリル錯体またはパラジウム−0と第VB族の元素を含
    有しない有機リガンドとの錯体である特許請求の範囲第
    1項の方法。 (9)  カルボニル化操作Y 0.1 / 1〜5/
    1に等しい水/共役ジエンモル比率、100/1〜25
    00/1に寺しい共役ジエン/パラジウムモル比率、少
    なくとも15/1に寺しいオニウムカチオン/パラジウ
    ムモル比率によび少なくとも5/1に等しいハロゲン化
    水累11/パラジウムモル比率に相当する省の反↓−6
    剤の存在下に行なう特許請求の範囲第9項の方法。 (10)  [3,5/ 1〜2/1に等しい水/共役
    ジエンモル比率、200/1〜1500/1に等しい共
    役ジエン/パラジウムモル比率、20/1〜300/1
    に等しいオニウムカチオン/パラジウムモル比率および
    10/1〜150/1に等しいハロゲン化水素酸/パラ
    ジウムモル比率である特許請求の範囲第9項Q)方法。 (]l)ハロゲン化水素酸/パラジウムのモル比が20
    /1〜100/1である特許請求の範囲第10項の方法
    。 02  ブタジェンを水、塩酸およびパラジウム触媒の
    存在下に60〜170°Q O)温度で50〜500バ
    ールの一酸化炭素圧下にカルボニル化することにより6
    −ペンタン酸を製造する方法において、a)カルボニル
    化混合物がまた窒素、リンおよびヒ素から選ばれる第V
    B族の元素の4級オニウム塩(この元素は炭素原子に対
    して四部配位しており、こり瓜は「硬性」または「境界
    」塩基から選ばれるアニオンを有する)を含有し;b 
    )  ハラジウム門虫媒がパラジウム(It)クロリド
    またはビス〔π−アリル−パラジウム(n)クロリド〕
    であり、そして C)種々θつ反応剤を0.5/1〜2/1に咎しい水/
    ブタジェンモル比率、200/1〜1500/1に等し
    いブタジェン/パラジウムモル比率、20/1〜300
    /1に等しいオニウムカチオン/パラジウムモル比率お
    よび10/1〜150/1に等しい塩酸/パラジウムモ
    ル比率に従って使用する、 ことを%敵とする上記6−ペンタン酸の製造方法。 03  反応温度が90〜140°Cであり、そして−
    酸化炭素圧が80〜300バールであろ特許請求の範囲
    第12項の方法。
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