JPS59215451A - ガラス繊維強化亜鉛材料 - Google Patents

ガラス繊維強化亜鉛材料

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Publication number
JPS59215451A
JPS59215451A JP9114383A JP9114383A JPS59215451A JP S59215451 A JPS59215451 A JP S59215451A JP 9114383 A JP9114383 A JP 9114383A JP 9114383 A JP9114383 A JP 9114383A JP S59215451 A JPS59215451 A JP S59215451A
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JP
Japan
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glass fiber
zinc
zinc alloy
alloy
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP9114383A
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English (en)
Inventor
Shinichi Towata
真一 砥綿
Senichi Yamada
山田 銑一
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Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
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Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
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  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガラス繊維で強化した亜鉛合金に関するもので
ある。
従来から亜鉛は、融点が低く、シかも鋳造性が良好であ
ることから、鋳物用材料として広く使用されてきた。し
かしながら亜鉛は、密度が0.717/ cA引張強度
が約35 kq / ym ”で比強Jqがアルミ合金
等に比べて小さく、シかも熱117メ張係数が大きい。
それ故9機械構造用材料としての使用には不向きである
そこで、比強度を高くするために、亜鉛とガラス繊維と
からなる複今月料とするにしても、亜鉛とガラス繊維と
は化学的にほとんど反応しないので。
該ガラス繊維は、亜鉛母Hの強化にあまり役立たないと
いう欠点があった。
本発明は、亜鉛をガラス繊維で強化することにより、そ
の比強度を亮くした繊維強化亜鉛相和を提供することを
目的に為されたものである。
本発明は、アルミニウム、チタンおよびマグネシウムの
一種あるいは二種以上を合計で0.01〜04亜鉛材料
である。
不発明にかかる繊維強化亜鉛材料は、その構成要素であ
るガラス繊維ど亜鉛合金とが化学的に結合しているので
、亜鉛の入からなる君料に比べて。
比強度が大きく、熱膨張係数が小さいという機械同造用
材料としての優れた性質を有する。
チタンあるいはマグネシウムを一種あるいは二種l以上
添加した亜鉛合金と、ガラス繊維とが混合。
結合してなるものである。この両者の結合はガラス繊維
の表面を亜鉛合金で適度に還元せしめることによってガ
ラス繊維と亜鉛合金との間に生じさせるもので、ガラス
繊維強化亜鉛材料は、この結合によって亜鉛系材料の強
化を実現したものである。
ガラス繊維は、二酸化珪素(SiO□)を主成分とする
もので、5iChの含有量が30〜100wt%のガラ
ス質物質からなるもので、他成分としてNa!0 、 
CaO、’ N20等の酸化物が含まれていてもよい。
5insの成分が多いほど、該ガラス#維の強度、融点
が高く、シかも亜鉛合金との結合が強くなる。5i02
が3Qwt、%以下では、油鉛合金赫 との結合が多(、該ガラス繊維による強化が不充分とな
る。該ガラス質物質の軟化温度は亜鉛合金維の直径は約
N11ln以下で、その引張強度は概ね200〜300
kq/n2である。また、ガラス繊維は、長繊維あるい
は長さが約5問以下の短縁マ1hでもよく、亜鉛合金と
結合して亜鉛合金を補強するものである。
亜鉛合金は本発明にかかるガラス繊維強化亜鉛材料のマ
ドIIクスを形成するものである。合金の組成は、主成
分の亜鉛と、添加物としてのア/レミニウム、チタンあ
るいはマグネシウム単独、アルいは、これらの二種以上
である。
上記添加物の含有量は合計でα01〜Q、 4 w t
%である。¥!3添加物は、珪素(8’i)よりも酸化
物形成傾向の強い元素であり、添加元素の含有量が上記
範囲内にあると、ガラスM維に含まれている5iOzが
上記添加元素によって適度に還元される。
その結果、亜鉛合金とガラス繊維とが化学的に結て繊維
がマトリクスから抜けることがなく、その引張強度は亜
鉛のそれに比べて約40%向上する。
添加元素含有量がO,01wt%未満の場合には。
ガラス線維と亜鉛合金との結合が弱く、該材料の破壊時
にマ) +1クスと繊維とが容易にはく離し。
ガラス繊維は補強材としての効果を発揮しない。
一方、添加元素含有量が0.4 w 4%以上では、ガ
ラス繊維中の5in2が過度に還元されて、繊維自体が
破壊される。その結果、ガラス繊維自体の強度が低下し
、補強効果が消滅する。
上記ガラス繊維と亜鉛合金との容量割合は、ガラス繊維
を10〜80容量%とすることが、ガラス繊維で亜鉛合
金を補強するという点から見て望ましい。ガラス繊維の
割合が10容景%以下では。
亜鉛合金を強化する効果が現われず、80容管%以上で
はガラス繊維過多となり、繊維強化合金の製作が困難と
なる。
さらに、製作の容易さをも考慮すると・ガラス繊維の割
合は、410〜60容量%であることが望ましい。
上記割合からなるガラス繊維強化亜鉛材料は、ガラス繊
維の表面が亜鉛合金によって覆われ2両者の境界部が化
学的な結合状態にあるため、ガラス繊維によって強化さ
れたものである。
次に、不発明にかかるガラス戦雑強化]■!鉛月料の製
作方法を説明する。
まず、長繊維のガラス繊維を超音波洗浄法等によって洗
浄し、繊維表面に付着し°Cいるサイジング剤等の汚れ
を除去する。さらに、このガラス繊維を銅又はセラミッ
クス等でできたボビンに巻きつけ、このボビンを鋳型中
に組みつける。
その後該鋳型中に溶融した亜鉛合金を、。加圧して型中
に注入し、放置せしめる。いわゆる加圧鋳造法によるの
がよい。亜鉛合金を加圧することによって、該合金はガ
ラス繊維のすき間に浸入し、ガラス繊維は亜鉛合金中の
添加成分によって適当に遠尤さねる結果、ガラス繊維と
亜鉛合金とが接着する。
上記加圧は、鋳型の大きさ、ガラス繊維の太さ。
量によって、−概には決まらないが、10〜1000k
g/ ctAの圧力で注入するのが望ましい。亜鉛合金
) の注入温度は、亜鉛合金の融点Ll=550℃以下が、
ガラス繊維か軟化せずに、また表面が一度に還元されな
いようにする点から見て、望ましい。
さらに、該温度の上限は、亜鉛注入時間に余裕を持たせ
るとともに過度の反応による繊維の劣化を生じさせない
ためには、4180℃がより望ましい。
以上のようにして亜鉛合金を鋳型中に加圧注入したのち
凝固せしめる。凝固に際しCは、ガラス繊維の表面が高
温によって劣化しないように、還元反応を行なわせるた
めに、亜鉛合金を加圧注入後。
なるべく短時間で凝固せしめるのが望ましい。
亜鉛合金が凝固したのち、鋳型から取り出すことによっ
て9本発明にかかるガラス繊ホ11強化亜鉛材料を作る
ことができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
実施例1 素線直径が15 // m 、 S i02の含有量が
54tvt%、残部がNaxO,B2O5等の酸化物で
あるガラス繊維のヤーンを直径50fl、長さ80絹の
鋼製洗浄し、ガラス繊維の表面に付着しているサイジン
グ剤を除去した。さらに、ガラス繊維間にアセトンを浸
透させて汚れを落したのち、ガラス繊維の体債割合が6
0%となるような空間を作るため( 次に、第1表の試料番号1〜4に示した亜鉛合金および
比較例としての試料番号CIに示した亜トクレープ中に
入れ、470℃の温度に10分間保持した。
第  1  表 該容器が十分に加熱されたところで、オートクレーブ中
を真空に引き、該容器を亜鉛合金中に浸?jfLf。そ
の後オートクレーブにアルゴンガスを吹き込み80に9
7cdに加圧し、10秒間保持してから、容器を亜鉛合
金から引き上げ加圧状態のままオートクレーブ中の温度
を下げて容器中の亜鉛合金を凝固せしめた。
容器からガラス繊維を60容量%含んだ亜鉛合較用亜鉛
試料を得た。該月相からワシ維方向の引張= 熱膨張係数を測定した。これらの結果を第1表に山す。
また、破断面を走査型電子顕微鏡で観察したところ、繊
維の抜は現象は発生していなかった。比較用亜鉛試料か
ら切り出した試験片では、繊維の抜は現象が組部された
以上の結果から明らかな如く、力゛ラフ・繊維強化高強
度低t=14の亜鉛材剥であることがわかる。
実施例2 Sinsを80%含有し1寸法が実施例1と同様次に、
該ガラスm維を、内寸が16’!l!XIQm×150
flの鋼製有底角パイプ容器中に挿入した。
ガラス繊維の体積は、容器の容積に対して40%になる
ように、ガラス繊維の介を調節した。その後、該容器を
120℃で真空乾燥し、さらにアルゴンガス中で400
℃に加熱したのち200℃に加熱した舟底金型に入れ、
第2表の試料番号5〜7に示す成分割合の亜鉛合金をそ
れぞれ別個の上記容器内に注入した。
第2表 注入後、ただちにプランジャにて500kq/dの静水
圧をかけて20秒間保持し、そのままR固せ3種類の本
発明にかかるガラス繊維強化亜鉛材料これらの材料の引
張破fli強度、比西、熱膨張係vlを実施例1と同様
の方法で求めた。こ第1らの結果を第2表に示す。また
、−引張破断面を閉微坑で鵜≦石したところ、繊維の抜
は現象は発生していなかった。
以上の結果から、二種類の元素を添加した亜鉛合金にお
いても繊維と亜鉛合金とが良好に接着し出  願 人 株式会社 豊田中央4i+1究所

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルミニウム、チタンおよびマグネシウムの一種
    または二卵1メ上を合計でα01〜0.4 w t%1
    列部が亜鉛である亜鉛合金と、二酸化硅素を30〜10
    0wt%含有するガラス繊維とからなり両者が互いに混
    合、結合し、該ガヲス#!l!維が亜鉛合金を強化して
    いることを特徴とするガラス繊維強化亜鉛材料。
  2. (2)亜鉛合金とガラス繊維との混合割合はガラス繊維
    が10〜b ることを特徴とする特許請求の範囲mf11項記載のガ
    ラス繊維強化亜鉛材料。
  3. (3)  亜鉛合金とガラス繊維との混合割合は、ガラ
    ス繊維が40〜60容量%、残部が亜鉛合金であること
    を特徴とする特許請求の範囲第fi+項記載のガラス繊
    維強化亜鉛月相。
JP9114383A 1983-05-23 1983-05-23 ガラス繊維強化亜鉛材料 Pending JPS59215451A (ja)

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JP9114383A JPS59215451A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 ガラス繊維強化亜鉛材料

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JP9114383A JPS59215451A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 ガラス繊維強化亜鉛材料

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JPS59215451A true JPS59215451A (ja) 1984-12-05

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ID=14018299

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9114383A Pending JPS59215451A (ja) 1983-05-23 1983-05-23 ガラス繊維強化亜鉛材料

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JP (1) JPS59215451A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03103334A (ja) * 1989-06-27 1991-04-30 Shimadzu Corp 繊維強化金属
DE102012011264A1 (de) * 2012-06-07 2013-12-12 Technische Universität Dresden Metallgussverbundbauteil

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03103334A (ja) * 1989-06-27 1991-04-30 Shimadzu Corp 繊維強化金属
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