JPS5921523Y2 - マイクロ波導波管同軸変換サ−キユレ−タ - Google Patents
マイクロ波導波管同軸変換サ−キユレ−タInfo
- Publication number
- JPS5921523Y2 JPS5921523Y2 JP10286479U JP10286479U JPS5921523Y2 JP S5921523 Y2 JPS5921523 Y2 JP S5921523Y2 JP 10286479 U JP10286479 U JP 10286479U JP 10286479 U JP10286479 U JP 10286479U JP S5921523 Y2 JPS5921523 Y2 JP S5921523Y2
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- JP
- Japan
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- coaxial
- circulator
- waveguide
- receiver
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はマイクロ波送受信器の特に受信部に適用する導
波管・同軸モード変換器ならびにサーキュレータに関す
るものである。
波管・同軸モード変換器ならびにサーキュレータに関す
るものである。
=般に、マイクロ波の受信手段としては、まず導波管に
よって導かれて来た信号を、第1図の例に見られるよう
な導波管・同軸変換器1を介して同軸モードの信号に変
換する。
よって導かれて来た信号を、第1図の例に見られるよう
な導波管・同軸変換器1を介して同軸モードの信号に変
換する。
その上で、該モード変換器1の接栓5から、同軸接栓6
,7を両端に備えた同軸線路2を用い、同軸型のサーキ
ュレータ3の接栓8に上記信号を導いた上で、図示しな
い同軸接栓を備えたマイクロ波集積回路(以下MICと
略称する)型の受信部に接続することがしばしば行われ
る。
,7を両端に備えた同軸線路2を用い、同軸型のサーキ
ュレータ3の接栓8に上記信号を導いた上で、図示しな
い同軸接栓を備えたマイクロ波集積回路(以下MICと
略称する)型の受信部に接続することがしばしば行われ
る。
しかるにこのような導波管・同軸変換器1、同軸線路2
、同軸型サーキュレータ3の三要素からなる構成では同
軸線路2中の線路部分4が有する誘電体損失およびオー
ミック損失がある他に、同軸接栓5. 6. 7. 8
における内部および外部導体同志の電気的接触に基づい
た損失が存在する。
、同軸型サーキュレータ3の三要素からなる構成では同
軸線路2中の線路部分4が有する誘電体損失およびオー
ミック損失がある他に、同軸接栓5. 6. 7. 8
における内部および外部導体同志の電気的接触に基づい
た損失が存在する。
サーキュレータ3の接栓9にはMIC受信器部が、また
接栓10には終端抵抗がそれぞれ接続されるのであるが
、上記の例における接栓による接続箇所数は3箇所であ
って、損失はこの3箇所分だけ増大する。
接栓10には終端抵抗がそれぞれ接続されるのであるが
、上記の例における接栓による接続箇所数は3箇所であ
って、損失はこの3箇所分だけ増大する。
以上に記した如き諸損失はMIC型受信器部の雑音指数
を劣化せしめるという不都合を生じ、また同軸線路2の
製作には時間がかかるために、上記系全体の製作工程数
が増大するという欠点があった。
を劣化せしめるという不都合を生じ、また同軸線路2の
製作には時間がかかるために、上記系全体の製作工程数
が増大するという欠点があった。
本考案はこのような不都合・欠点に鑑みてなされたもの
で導波管・同軸モード変換器とサーキュレータを接続す
る同軸線路が省略できるように、該モード変換器とサー
キュレータを一体化し、更にこれを送受信部外筐体に直
結することによって上述したごとき各接続部での受信信
号の損失、したがって雑音指数を低下せしめる構造に関
するものであって、以下図面を用いてその詳細に関して
説明を行う。
で導波管・同軸モード変換器とサーキュレータを接続す
る同軸線路が省略できるように、該モード変換器とサー
キュレータを一体化し、更にこれを送受信部外筐体に直
結することによって上述したごとき各接続部での受信信
号の損失、したがって雑音指数を低下せしめる構造に関
するものであって、以下図面を用いてその詳細に関して
説明を行う。
第2図は、本考案に係る新しいサーキュレータおよび受
信部要部の断面図であって、点線で区切って示した11
の部分は導波管・同軸モード変換部を、また12の部分
を同軸モードのサーキュレータをそれぞれ表わしたもの
であり、また13は上記受信部要部である。
信部要部の断面図であって、点線で区切って示した11
の部分は導波管・同軸モード変換部を、また12の部分
を同軸モードのサーキュレータをそれぞれ表わしたもの
であり、また13は上記受信部要部である。
同図から容易に理解されるように、導波管・同軸モード
変換器11と同軸モード・サーキュレータ12とはフラ
ンジ41を外筐とする一体構造に作られており、該フラ
ンジ41はさらに受信部外筐22と直結されている。
変換器11と同軸モード・サーキュレータ12とはフラ
ンジ41を外筐とする一体構造に作られており、該フラ
ンジ41はさらに受信部外筐22と直結されている。
更に詳細に説明すれば、14.15.16は該フランジ
41に設けられた貫通孔、17は導波管同軸モード変換
器11における導波管開口部、18は受信部内部の金属
支持板19に取り付けられたストリップ線路、20は該
ストリップ線路上にインピーダンス整合要素と共に配設
された半導体初段増幅器、21は主増幅器43の入力端
子導体42を通すべく上記金属支持板19にあけられた
貫通孔である。
41に設けられた貫通孔、17は導波管同軸モード変換
器11における導波管開口部、18は受信部内部の金属
支持板19に取り付けられたストリップ線路、20は該
ストリップ線路上にインピーダンス整合要素と共に配設
された半導体初段増幅器、21は主増幅器43の入力端
子導体42を通すべく上記金属支持板19にあけられた
貫通孔である。
前記貫通孔14.15.16および21は、それぞれの
中に挿通された内導体23.24.25および前記主増
幅器43の入力端子導体42と共に所定のインピーダン
スを有する一種の同軸線路を形成している。
中に挿通された内導体23.24.25および前記主増
幅器43の入力端子導体42と共に所定のインピーダン
スを有する一種の同軸線路を形成している。
そしてこれら内導体のうち、23と24はその全長もし
くは一部がそれぞれ例えばテフロンなどを材料とする筒
状誘電体26.27によって各貫通孔中で支持されてい
る。
くは一部がそれぞれ例えばテフロンなどを材料とする筒
状誘電体26.27によって各貫通孔中で支持されてい
る。
貫通孔14中における内導体23のうち、導波管・同軸
モード変換器11内に突出し誘電体27で覆われている
部分は、導波管モードの信号を同軸モードの信号に変換
するモード変換アンテナの役割を果している。
モード変換器11内に突出し誘電体27で覆われている
部分は、導波管モードの信号を同軸モードの信号に変換
するモード変換アンテナの役割を果している。
また該誘電体27の右端を支持している28はテ゛イス
ク状の誘電体であってこれは上記モード変換アンテナに
広帯域特性をもたせる効果を有している。
ク状の誘電体であってこれは上記モード変換アンテナに
広帯域特性をもたせる効果を有している。
またこの誘電体28は側壁30に取付けられたネジ29
によって保持されている。
によって保持されている。
貫通孔16中に挿通されている内導体25の一端は終端
抵抗31に接続されており、貫通孔15中の挿通内導体
24の一端は受信器13の内部の前記ストリップ線路1
8に接続さ−・れている。
抵抗31に接続されており、貫通孔15中の挿通内導体
24の一端は受信器13の内部の前記ストリップ線路1
8に接続さ−・れている。
32はサーキュレータ12内部に配設されたY字型スト
リップ導体であって、その前後両面の位置には一組の永
久磁石33が上記ストリップ導体面に対して対称の位置
に配置されている点は、通常の単体からなる同軸モード
のサーキュレータと何ら変わるところはない。
リップ導体であって、その前後両面の位置には一組の永
久磁石33が上記ストリップ導体面に対して対称の位置
に配置されている点は、通常の単体からなる同軸モード
のサーキュレータと何ら変わるところはない。
なお35は上記両永久磁石33同志を磁気的に連結する
ヨークの一部の断面を示したものであり、円形の両磁石
33の周囲の部分は非磁性体、例えばアルミニウムなど
を材料とするリング状の部材34によって囲まれ、それ
ぞれの永久磁石33はこの部材によって正常な位置に固
定されている。
ヨークの一部の断面を示したものであり、円形の両磁石
33の周囲の部分は非磁性体、例えばアルミニウムなど
を材料とするリング状の部材34によって囲まれ、それ
ぞれの永久磁石33はこの部材によって正常な位置に固
定されている。
このY字型ストリップ導体32の三方に突出した先端部
分はそれぞれ前記内部導体23.24.25の他端に接
続されている。
分はそれぞれ前記内部導体23.24.25の他端に接
続されている。
第3図は本考案の別の実施例であって、前記第2図と同
一部位には同一記号を付しである。
一部位には同一記号を付しである。
このうちで50はすべり台架のモード変換アンテナで、
その一端50 aは上記モード変換器の側壁内面11
aの部分に、また他端50 bは前記内部導体23の一
端に、それぞれ接続されている。
その一端50 aは上記モード変換器の側壁内面11
aの部分に、また他端50 bは前記内部導体23の一
端に、それぞれ接続されている。
以上に述べた本考案に係るサーキュレータは、導波管・
同軸変換器と同軸モードのサーキュレータとを一体化し
たものであり、これを用いることによって両者間を接続
する同軸線路ならびに多くの同軸接栓が一挙に省略でき
る。
同軸変換器と同軸モードのサーキュレータとを一体化し
たものであり、これを用いることによって両者間を接続
する同軸線路ならびに多くの同軸接栓が一挙に省略でき
る。
その上、この一体化された導波管・同軸モード変換器と
サーキュレータはさらに受信器部に直結され、それぞれ
における信号の授受部分には導体同志間の接触による接
栓部分が皆無である。
サーキュレータはさらに受信器部に直結され、それぞれ
における信号の授受部分には導体同志間の接触による接
栓部分が皆無である。
このため、同軸線路ならびに上記接栓で生じる高周波損
失を大幅になくすことができ、したがって受信器の雑音
指数を増大セしめうるために、実用上多大の効果が期待
できる。
失を大幅になくすことができ、したがって受信器の雑音
指数を増大セしめうるために、実用上多大の効果が期待
できる。
第1図は従来の導波管・同軸モード変換器、同軸線路、
同軸モードのサーキュレータで構成されるマイクロ波回
路を示す図、第2図は本考案に係るマイクロ波導波管同
軸変換サーキュレータを示す断面図、さらに第3図は同
じく本考案に係る該マイクロ波導波管同軸変換サーキュ
レータの別の実施例を示す断面図である。 11:導波管・同軸モード変換部、12:サーキュレー
タ部、13:受信器部、14.15.16:貫通孔、1
7:導波管開口部、18ニストリツプ線路、19:金属
支持板、20:初段増幅器、23.24.25 :内導
体、27.28:誘電体、29:ネジ、31:終端抵抗
、32:Y字型ストリップ導体、33:永久磁石、34
:非磁性体リング状部材、35:ヨークの一部の断面、
41:フランジ、50ニスベリ台型のモード変換アンテ
ナ。
同軸モードのサーキュレータで構成されるマイクロ波回
路を示す図、第2図は本考案に係るマイクロ波導波管同
軸変換サーキュレータを示す断面図、さらに第3図は同
じく本考案に係る該マイクロ波導波管同軸変換サーキュ
レータの別の実施例を示す断面図である。 11:導波管・同軸モード変換部、12:サーキュレー
タ部、13:受信器部、14.15.16:貫通孔、1
7:導波管開口部、18ニストリツプ線路、19:金属
支持板、20:初段増幅器、23.24.25 :内導
体、27.28:誘電体、29:ネジ、31:終端抵抗
、32:Y字型ストリップ導体、33:永久磁石、34
:非磁性体リング状部材、35:ヨークの一部の断面、
41:フランジ、50ニスベリ台型のモード変換アンテ
ナ。
Claims (1)
- マイクロ波導波管の導波管軸と直交する断面に平行な端
面もしくは該導波管の長辺に垂直な方向に配設されたア
ンテナによってモード変換を行う導波管・同軸変換器の
該導波管部と同軸サーキュレータの外筐体とを一体とし
て該モード変換アンテナと同軸サーキュレータの入出力
端子を直結してなり、該同軸サーキュレータの他の入出
力端子をマイクロ液送/受信器の入出力端子に直結すべ
くに該同軸サーキュレータの外筐体とマイクロ液送/受
信器筐体を直結するようにしたことを特徴とするマイク
ロ波導波管同軸変換サーキュレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10286479U JPS5921523Y2 (ja) | 1979-07-25 | 1979-07-25 | マイクロ波導波管同軸変換サ−キユレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10286479U JPS5921523Y2 (ja) | 1979-07-25 | 1979-07-25 | マイクロ波導波管同軸変換サ−キユレ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5622803U JPS5622803U (ja) | 1981-02-28 |
JPS5921523Y2 true JPS5921523Y2 (ja) | 1984-06-26 |
Family
ID=29335575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10286479U Expired JPS5921523Y2 (ja) | 1979-07-25 | 1979-07-25 | マイクロ波導波管同軸変換サ−キユレ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921523Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176440U (ja) * | 1982-05-19 | 1983-11-25 | アルプス電気株式会社 | 低雑音増幅器の入力回路 |
JPS5973803U (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-19 | 富士通株式会社 | アイソレ−タ構造 |
-
1979
- 1979-07-25 JP JP10286479U patent/JPS5921523Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5622803U (ja) | 1981-02-28 |
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