JPH07282906A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH07282906A
JPH07282906A JP6016786A JP1678694A JPH07282906A JP H07282906 A JPH07282906 A JP H07282906A JP 6016786 A JP6016786 A JP 6016786A JP 1678694 A JP1678694 A JP 1678694A JP H07282906 A JPH07282906 A JP H07282906A
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JP
Japan
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contacts
holes
connector
contact
insulator
Prior art date
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Application number
JP6016786A
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English (en)
Inventor
Yogyo Kin
容業 金
Sadakimi Oyama
貞公 大山
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AAVAN TECHNO INK KK
KEISEI DENSHI KOGYO KK
URBAN TECHNO INC KK
Original Assignee
AAVAN TECHNO INK KK
KEISEI DENSHI KOGYO KK
URBAN TECHNO INC KK
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズの伝搬を抑制できるコネクタを提供し
てフェライトリングコア等のノイズ輻射抑制装置を不要
とし、モニタ接続ケーブルの小型軽量化を図る。 【構成】 DSUB コネクタプラグ13内にフェライト板
16を配置する。フェライト板16にコンタクト貫通孔
1 ,b1 ,…,b2 ,b2 ,b2 を設ける。音声信号
等のコンタクトは1本づつ孔b1 ,b1 ,…へ挿通す
る。RGB信号のコンタクトR+ ,R- ,…は、夫々1
組毎に長孔b2 ,…内に配置する。1本づつ独立して孔
1 ,…に挿通された低周波信号コンタクトは、フェラ
イト板貫通部位のインダクタンスによって高周波ノイズ
が除去される。長孔b2 ,…内に1組づつ配置された
R,G,Bの各コンタクトは、信号線コンタクトR+
…とグラウンドコンタクトR- ,…とに反対方向の電流
が流れて磁界がキャンセルされ、インダクタンスが打ち
消されることによりRGB信号に時間遅延を生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コネクタに関するも
のであり、特に、コンピュータ等の映像/音声出力機器
とCRTモニタとを接続するモニタ接続ケーブルに適し
たコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、コンピュータとモニ
タとを接続する従来のモニタ接続ケーブル1は、複合ケ
ーブル2の両端にDSUB コネクタプラグ3或いはDIN
コネクタプラグ等のコネクタが装着されてCRTモニタ
へRGB信号、音声信号及びコントロール信号等を独立
して伝送するように構成されている。
【0003】此種のモニタ接続ケーブル用コネクタは,
金属製のコネクタシェル内に内蔵した絶縁体に複数のコ
ンタクト支持孔を配列し、コンタクト支持孔におすコン
タクト或いはめすコンタクトが嵌着されている。また、
同図に示すように、複合ケーブル2のDSUB コネクタ3
近傍には円筒形のフェライトリングコア4を嵌着してP
VC等の樹脂カバー5をモールド成形により被装し、フ
ェライトリングコア4のインダクタンス作用によりコン
ピュータから複合ケーブル2に伝搬されるクロック信号
並びにクロック信号の整数倍の高調波ノイズ等を除去
し、複合ケーブル2からの電磁波輻射を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のモニタ接続ケー
ブルは、複合ケーブルの外部被覆にフェライトリングコ
アを被装してケーブルから輻射される高周波ノイズを抑
圧している。従って、ケーブルの外周に固体のフェライ
トリングコアが膨出しているため、ケーブルの引き回し
にスペースを要し、取扱い性に難点があるとともに、フ
ェライトリングコアに樹脂カバーをモールド成形するた
めの工程が増加するという欠点がある。また、ケーブル
の外部被覆に被装したフェライトリングコアは、線路と
フェライトリングコアとの間隔が広いためノイズ除去効
果が低く、十分な効果を得るためには長大なサイズのフ
ェライトリングコアが必要となり、コストと取扱い性の
問題が生じることになって実用的ではない。
【0005】そこで、モニタ接続ケーブルの高周波ノイ
ズ輻射の軽減と取扱い性の向上を図るとともに、製造工
程を簡素化して高性能で低価格、且つ小型軽量のモニタ
接続ケーブルを提供するために解決すべき技術的課題が
生じてくるのであり、本発明のコネクタは上記課題を解
決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記課題を解
決するために提案するものであり、RGB信号と音声信
号並びにコントロール信号等を独立して伝送するモニタ
接続ケーブルの端部に装着するコネクタであって、コネ
クタシェルに絶縁体を内蔵し、該絶縁体に該絶縁体の表
裏へ貫通する複数のコンタクト支持孔を開穿し、前記コ
ンタクト支持孔へコンタクトを挿通して保持したコネク
タに於て、前記絶縁体の表裏の少なくとも一方にフェラ
イト板を配設し、前記フェライト板に前記絶縁体のコン
タクト支持孔と同一配列の孔を開穿し、前記孔を前記コ
ンタクト支持孔と合致させてコンタクトを挿通し、且
つ、RGB信号の三対のコンタクトを挿通すべき孔は、
夫々一対の信号線コンタクトとグラウンドコンタクト間
の隔壁部を除去して一個の長孔内に一対の信号線コンタ
クトとグラウンドコンタクトを配置したことを特徴とす
るコネクタを提供するものである。
【0007】
【作用】複合ケーブルの端部に装着されるコネクタ内の
コンタクトを支持する絶縁体の前面或いは背面にはフェ
ライト板が配置され、フェライト板には絶縁体のコンタ
クト支持孔と同一配列で孔が設けられており、コンタク
トは絶縁体とフェライト板とを貫通している。コンタク
トのフェライト板を貫通している部分のインダクタンス
は、フェライト板の透磁率に応じて増加し、コンピュー
タから伝搬される高周波ノイズは増大したインダクタン
スによって抑圧され、複合ケーブルへの伝搬ノイズが減
衰される。
【0008】また、前記孔と並んで三個の長孔が設けら
れており、RGB信号を独立して伝送する三対のコンタ
クトは、夫々一組毎に一個の長孔内に配置されている。
一個の長孔内に配置されている信号線コンタクトとグラ
ウンドコンタクトとは電流の方向が反対であり、発生す
る磁力線の回転方向も相反するため、長孔内の磁界がキ
ャンセルされ、フェライト板によるインダクタンスはゼ
ロとなる。よって、RGB信号に時間の遅延は発生しな
いため、CRT上の画像の鮮明度を低下させることはな
い。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図3に
従って詳述する。図1はモニタ接続ケーブル11を示
し、複合ケーブル12の両端にDSUB コネクタプラグ1
3,13が装着されており、従来例として図4に示した
ものとは異なり、複合ケーブル12の外周にフェライト
リングコアは装着せず、コンピュータから複合ケーブル
12に伝搬される高周波ノイズはDSUB コネクタプラグ
13,13によって抑圧するように形成してある。
【0010】図2はDSUB コネクタプラグ13の分解図
であり、金属製の後部シェル14に嵌合される樹脂製の
絶縁体15には5列3段のコンタクト支持孔a,a,…
が開設されている。絶縁体15の前面に配置されるフェ
ライト板16並びに樹脂製前面板17には、夫々絶縁体
15のコンタクト支持孔a,a,…に対応する位置に、
おすコンタクト18,18,…を貫通させる孔b,b,
…,c,c,… が開設されており、前部シェル19と
後部シェル14とをかしめ加工によって結合して、図3
(a)に示すように、前部シェル19と後部シェル14
とによって絶縁体15、フェライト板16、前面板17
を挟持する。同図に示すように、おすコンタクト18,
18,…の後部近傍にはフランジ18a,18a,…が
形成されており、絶縁体15のコンタクト支持孔a,
a,…の前部に設けた拡径部におすコンタクト18,1
8,…のフランジ18a,18a,…が嵌合して、絶縁
体15とフェライト板16とによっておすコンタクト1
8,18,…が前後に移動しないように固定される。
【0011】図3(b)に示すように、フェライト板1
6の音声信号やコントロール信号などの低周波信号コン
タクト用の孔b1 ,b1 ,…は、夫々コンタクトを1本
づつ独立して支持するようにコンタクトの外径とほぼ等
しく形成されている。また、映像信号伝送用のR,G,
B各一対のコンタクトR+ ,R- ,G+ ,G - ,B+
- は、夫々1組毎に個別の長孔b2 ,b2 ,b2 内に
配置される。
【0012】1本づつ独立した孔b1 ,b1 ,…に挿通
された低周波信号コンタクトは、強磁性体であるフェラ
イト板16を貫通することによって挿通部位のインダク
タンスが著しく増大し、高周波除去フィルタとして作用
する。また、長孔b2 ,b2 ,b2 内に1組づつ配置さ
れたR,G,Bの各コンタクトは、信号線コンタクトR
+ ,G+ ,B+ とグラウンドコンタクトR- ,G- ,B
- とを流れる電流の方向が反対で磁力線の回転方向が相
反するので、磁力線によって誘起される磁界がキャンセ
ルされ、長孔挿通部位のインダクタンスが打ち消される
ことによりRGB信号に時間遅延が生じることがない。
よって、CRTモニタの画像の色相や彩度に悪影響を及
ぼすことなく、ケーブルに伝搬される高周波ノイズを抑
制することができる。
【0013】尚、フェライト板16の厚さは、1mm以
上で効果を発揮し、厚さが増加するにつれてノイズ除去
効果も増大するが、重量並びに価格が上昇する不都合が
生じることから、3mm〜4mm程度が好ましい。ま
た、この発明は、上記一実施例に限定するものではな
く、長孔b2 ,b2 ,b2 の配置位置やコンタクト数量
等は、接続される機器のコンタクト配列に応じて決定さ
れるべきである。また、図示は省略するが、DINコネ
クタやリボンコネクタに応用することも容易であり、こ
の発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然であ
る。
【0014】
【発明の効果】上記一実施例において詳述したように、
この発明のコネクタは、コネクタシェルに内蔵したフェ
ライト板をコンタクトが貫通しているので、コンピュー
タから伝搬される不要高周波がフェライト板のインダク
タンス作用によって抑圧され、ケーブルの外部被覆に被
装する従来のフェライトリングコアよりも効果的に高周
波ノイズの輻射を抑圧できる。従って、ケーブルの引き
回しや取扱い性を阻害するフェライトリングコアをケー
ブルの外部被覆に被装する必要がなく、モニタ接続ケー
ブルが軽量化されるとともに取扱い性が向上する。ま
た、フェライトリングコアの装着及び樹脂カバーのモー
ルド成形等の工程も不要となって製造工程が簡素化し、
モニタ接続ケーブルの性能向上とコストの削減並びに小
型軽量化に効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、モニタ接続ケーブル
の正面図。
【図2】本発明の一実施例を示し、DSUB コネクタプラ
グの分解図。
【図3】(a)はDSUB コネクタプラグの断面図であ
り、(b)は(a)のA−A線矢視図。
【図4】従来例を示し、モニタ接続ケーブルの一部切欠
正面図。
【符号の説明】
11 モニタ接続ケーブル 12 複合ケーブル 13 DSUB コネクタ 14 後部シェル 15 絶縁体 16 フェライト板 17 前面板 18 おすコンタクト 19 前部シェル a コンタクト支持孔 b1 孔 b2 長孔 c 孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RGB信号と音声信号並びにコントロー
    ル信号等を独立して伝送するモニタ接続ケーブルの端部
    に装着するコネクタであって、コネクタシェルに絶縁体
    を内蔵し、該絶縁体に該絶縁体の表裏へ貫通する複数の
    コンタクト支持孔を開穿し、前記コンタクト支持孔へコ
    ンタクトを挿通して保持したコネクタに於て、前記絶縁
    体の表裏の少なくとも一方にフェライト板を配設し、前
    記フェライト板に前記絶縁体のコンタクト支持孔と同一
    配列の孔を開穿し、前記孔を前記コンタクト支持孔と合
    致させてコンタクトを挿通し、且つ、RGB信号の三対
    のコンタクトを挿通すべき孔は、夫々一対の信号線コン
    タクトとグラウンドコンタクト間の隔壁部を除去して一
    個の長孔内に一対の信号線コンタクトとグラウンドコン
    タクトを配置したことを特徴とするコネクタ。
JP6016786A 1994-02-10 1994-02-10 コネクタ Pending JPH07282906A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001203041A (ja) * 1999-11-18 2001-07-27 Alcatel 電磁的にシールドされたハウジングに収容する装置のためのマイクロ波減衰コネクタと、このようなコネクタを装備したハウジングを含むアセンブリ
EP1250732A1 (en) * 2000-09-08 2002-10-23 Viewtech IC Co. Ltd D-subconnector provided with ferrite cores
KR100506707B1 (ko) * 2002-11-20 2005-08-08 김경중 콘넥타
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