JPS59215089A - 記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、可撓性記録媒体を使用し、これを回転させて
情報の記録若しく拡再生を行う様な記録再生装置に関す
るものである。

（従来技術） 例えば、円板状磁気シートを回転させて、これに信号を
記録し、或いはこれから信号を再生する装置はコンピュ
ータやワード・プロセッサ等のだめの補助記憶装置とし
てのフロッピー・ディスク装置等があるが、この種装置
にあっては、近年、その小型化、低廉化と共に信号の記
録密度が格段に向上して来ている。

一方、電子カメラや電子ファイル等における記憶装置と
しても磁気シートによる記憶装置が考えられており、こ
れらの用途においても高品位の記録乃至再生画像を得る
ためには高密度の磁気シート記録再生装置が必要である
。

これらの磁気シート記録再生装置は、可撓性の磁気シー
トを回転させながら、これに磁気ヘッドを接触若しくは
僅かに非接触で当接させて、信号を記録或いは再生して
いる。

ところで斯種装置にあっては、磁気シートの記録面（磁
性層面）にごみやちり或いはシートから削られた磁性粉
が付着し易く、そして記録面にごみやちり或いは磁性粉
が付着すると、それによつて信号の欠落（ドロップ・ア
ウト）を生じたり、或いは斯かるごみやち９或いは磁性
粉が原因してヘッドとの摩擦が大となってシートの記録
面を損傷させたり（例えば磁性層の剥離）、ヘッドの摩
耗が大となつ九りする等の不都合があるため、何らかの
手段でシートの記録面を清浄に保つ必要がある。

従来、例えば、ジャケット等の容器に斯かる磁気シート
を収容したものにあっては、該容器のシート記録面と対
向する内面に不織布等のクリーニング用ライニングを設
ける様にしたものがあるが、これによるとシートの回転
に対する抵抗が大となってシートの高速回転を阻害した
９、或いはシート・ジャケットの全てについて斯かるラ
イニングを設ける必要があるためシート・ジャケットが
高価になると云った不都合があり、更に、シートがジャ
ケット等の容器に収容されることなく使用されるシステ
ムにあっては、斯かるクリーニング手４、　段を適用出
来ないと云った不都合もあった。

（目　　的） 本発明は斯かる事情に鑑み、簡単で安価な手段で、且つ
記録媒体が容器に収容されていると否とに拘らず、全て
の場合に適用出来、しかも記録媒体の回転を阻害するこ
との極めて少ない記録媒体の記録面に対する清掃手段を
備えた新規な記録再生装置を提供することを目的とする
ものである。

（実施例） 以下、添附の図面を参照して本発明の好ましい実施例に
ついて説明する。

先ず、第１図を参照するに、同図において、可撓性記録
媒体としてのフレキシブル磁気シート１は不図示のシー
ト回転モータにより図中矢印Ａで示す方向に回転させら
れ、そして、この回転するシート１の記録面１ａに対し
、自由端が自在に可動のジンバル・バネ２の該自由端に
取り付けられた平板状部材６の大略中央部にシート１側
に突出する突出部として構成された記録再生ヘッド６ａ
が当接させられる。

第２図に示す様に、磁気シート１を挾んで裏側にも上記
平板状部材６と対向する位置に、同様の平板状部材６１
が、自由端が自在に可動の同様のジンバル・バネ２′の
該自由端に取り付けられて配置されており、そして該平
板状部材６′にも同様にその大略中央部にシート１の裏
側の記録面１ａ／側に突出する突出部として構成された
記録再生ヘッド３１ａが設けられ、該ヘッド３／、はシ
ート１の裏側の記録面１ａ′に当接させられる。更に、
これら平板状部材６，３′のシート対向面上にはシート
１の記録面１ａ　、　１　ａ’に付着したごみやちシ或
いはシート１の磁性層から削り取られた磁性粉を取り去
るための不織布等から成るシート記録面クリーニング用
ライニング３　ｂ　、　３’ｂが設けられている。

上記両生板状部材６及び６′はそれらの間に磁気シート
１を挾み込み、その際、ヘッド５’ａ及び３／ａは夫々
ジンバル・バネ２及び２／の附勢力によ沙適当な強さで
互いにシート１を介して押圧し合うことになる。

ここで、磁気シート１は、第２図中、矢印Ａ／力方向走
行しておりこのシート１の走行によってシート表面の空
気は平板状部材６．３′とシート１との間の間隙中に流
れこみ、磁気シート１と平板状部材６，６′との間に安
定なエア・フィルムを形成する。該エア・フィルムによ
ってヘッド５ａ。

５１ａの部位のシート１は安定化され、ヘッド５ａ。

３’ａ、！：磁気シート１との間のスペーシングを極め
て小さく且つ安定なものにすることが可能となり１これ
により良好な信号の記録再生が可能となる。

そしてその際、ライニング３　ｂ　、　５ｔｂはシート
１と平板状部材６．６′の間に形成されるエア・フィル
ムの調整のためＫも機能する様になる。

第６図は本発明の他の実施例を示すもので、シート１の
走行方向に対してヘッド！１１ａ前方（即ち、上流側）
に例えば不織布等から成るクリーニング及びエア・フィ
ルム調整用突状ライニング部３１ｂを設けた平板状部材
６１を示すものである。

斯かるクリーニング及びエアーフィルム調整用突状ライ
ニング部３１ｂを設けることによっても、シート１の記
録面１ａ　、　ｉ　ａ’のクリーニングの機能と前方か
らシート１と平板状部材３１との間の間隙中に流入する
空気量を適度な量に調整する機能とを同時に得ることが
出来る。

尚、図示を省略したが、第１，２図の構成においては、
平板状部材６，３′はヘッド３　ａ　、　５’ａにより
シート１の記録面１　ａ　、　１　ａ’上に同心円状或
いはスパイラル状の記録トラックを形成するべく互いに
独立して或いは一体的にシート１の半径方該ジャケット
には平板状部材６，３′の挿入及び移動用開口部が設け
られるものである。更に実施例では平板状部材６，６／
とヘッド５　ａ　、　３’ａとが一体の場合を示したが
、勿論、両者は別体であっても良く、その場合、平板状
部材３，６′は不動として、その一部にヘッド挿入及び
移動用開口部を設ける様にすれば良い。

（効　果） 以上説明した様に本発明によれば、簡単で且つ安価な構
成で、記録媒体が容器に収容されていると否とに拘らず
、全ての場合に適用出来、しかも記録媒体の記録面の一
部に対して作用するものであるため、その回転を阻害す
ることの極めて少ない記録媒体の記録面に対する清掃手
段が得られるものであり、更に、この時、この清掃手段
はヘッドの部位における記録媒体を安定化させて良好な
情報の記録再生を保証し得る効果も有する様になるもの
で、可撓性回転記録媒体を使用する記録再生装置におい
て極めて有益なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を上方から見た場合の概略を
示す図、 第２図は第１図に示した構成のヘッド附近の断面の概略
を示す断面図、 第３図（ａ）及び（ｂ）は本発明の他の実施例の要部の
構成を示す図で、（ａ）は正面から見た場合を、また、
（ｂ）は側面から見た場合を示す。 １０・―・可撓性記録媒体（フレキシブル回転磁気シ　
−　ト　） １　ａ　、　１　ａ’　ａ”　記録面 ６、ろｌ；６１　・・・・・平板状部材３ａ　、　３’
ａ　；乙１ａ・・拳・・記録再生用ヘッド３　ｂ　、　
３’ｂ　；　３１　ｂ・・・・・清掃部材（りＩＪ−ニ
ング用ライニング） ２．２’ｌｌｅ拳−・ジンバル・バネ 特許出願人　キャノン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 可撓性記録媒体を回転させてこれに情報を記録し、若し
   くは、これから情報を再生する記録再生装置であって、
   上記記録媒体の一部を挾んで対向する一対の平板状部材
   を設けると共に少なくとも一方の平板状部材の記録媒体
   対向面から記録媒体側に突出する情報記録再生用ヘッド
   を設け、且つ該少なくとも一方の平板状部材の記録媒体
   対向面の少なくとも一部に記録媒体の記録面を清掃する
   ための清掃部材を設けたことを特徴とする記録再生装置
   。