JPS59213705A - 変性ポリビニルアルコ−ル感光性樹脂 - Google Patents
変性ポリビニルアルコ−ル感光性樹脂Info
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- JPS59213705A JPS59213705A JP8660683A JP8660683A JPS59213705A JP S59213705 A JPS59213705 A JP S59213705A JP 8660683 A JP8660683 A JP 8660683A JP 8660683 A JP8660683 A JP 8660683A JP S59213705 A JPS59213705 A JP S59213705A
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- polyvinyl alcohol
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は感光性樹脂、および、その製造方法に関するも
のでオリ、更に詳しく述べるならば、酸基含有変性ポリ
ビニールアルコール感光性樹脂、および、その製造方法
に関するものである。
のでオリ、更に詳しく述べるならば、酸基含有変性ポリ
ビニールアルコール感光性樹脂、および、その製造方法
に関するものである。
従来技術
未変性ポリビニルアルコールにヌチリルピリジニウム塩
化合物、又は、スチリルキノリニウム塩化合物などの第
4級アンモニウム塩化合物を縮合反応させる方法および
それによって得られる感光性樹脂は、特公昭56−57
61および56−5762号、並びに、特開昭56−1
1906号などによって知られている。これらの方法に
おいては、ポリビニルアルコールと、f14Nアンモニ
ウム塩基含有化合物との縮合反応は、硫酸、リン酸、塩
酸などの酸性触媒の存在において行われ、縮合反応の後
、得られた反応混合物はアルカリ水溶液で中和されてい
る。しかしながら、これらの方法においては、得られる
感光性樹脂中に無機塩類が包含される傾向があシ、この
ため、この感光性樹脂から作られた感光性材料を露光し
、水現像して得られる画像部を形成する光硬化樹脂の耐
水性が不十分であり、また画像部の光面が粗面になるな
どの欠点が認められている。
化合物、又は、スチリルキノリニウム塩化合物などの第
4級アンモニウム塩化合物を縮合反応させる方法および
それによって得られる感光性樹脂は、特公昭56−57
61および56−5762号、並びに、特開昭56−1
1906号などによって知られている。これらの方法に
おいては、ポリビニルアルコールと、f14Nアンモニ
ウム塩基含有化合物との縮合反応は、硫酸、リン酸、塩
酸などの酸性触媒の存在において行われ、縮合反応の後
、得られた反応混合物はアルカリ水溶液で中和されてい
る。しかしながら、これらの方法においては、得られる
感光性樹脂中に無機塩類が包含される傾向があシ、この
ため、この感光性樹脂から作られた感光性材料を露光し
、水現像して得られる画像部を形成する光硬化樹脂の耐
水性が不十分であり、また画像部の光面が粗面になるな
どの欠点が認められている。
上記のような欠点を除去するために、従来は、縮合反応
完結後、得られた反応混合′吻を、イオン交換処理、又
は、生成樹脂の沈澱精製などの工程に供して未反応の第
4級アンモニウム塩化合物、酸性融媒及び中和により生
成した塩類などを除去していた。しかし、このような精
製工程は繁雑であり、かつ、製品のコヌトを上昇させる
ものである。そこで、従来方法の上記の欠点を解消する
ことのできる新規な感光性樹脂およびその製造方法が待
望されていた。
完結後、得られた反応混合′吻を、イオン交換処理、又
は、生成樹脂の沈澱精製などの工程に供して未反応の第
4級アンモニウム塩化合物、酸性融媒及び中和により生
成した塩類などを除去していた。しかし、このような精
製工程は繁雑であり、かつ、製品のコヌトを上昇させる
ものである。そこで、従来方法の上記の欠点を解消する
ことのできる新規な感光性樹脂およびその製造方法が待
望されていた。
発明の剛直
本発明の目的は、良好な耐水性と、平滑な表面を与える
ことのできる感光性樹脂を提供することにある。本発明
の感光性特性は、精製工程を施さなくても高い品質を有
しているものである。
ことのできる感光性樹脂を提供することにある。本発明
の感光性特性は、精製工程を施さなくても高い品質を有
しているものである。
発明の植成
本発明の変性ポリビニルアルコール感光性樹脂〔但し、
上式中Yは、下記一般式(n)およびall) :1 (上式中、R1は水素原子、アルキル基およびアシルキ
ル基からなる群から選はれfcl員tl−表わし、前記
アルキル基およびアラルキル基は、それぞれ、ヒト日キ
シル基、カルバモイル基、エーテル結合および不飽和結
合からなる群から選ばれた少くとも1員を含むもの、お
よび、含まないものから選ばれ、R2は水素原子、およ
び低級アルキル基からなる群から選ばれた1員を聚わし
、X−は陰イオンを表わす)で表わされる基から選ばれ
た1員を表わし、m1il〜6の整数を叛わし、nはO
又は1を表わす〕 で表わされた少くとも1稙の第4級アンモニウム塩基を
表わす〕 で表わされる反復重合単位を含み、かつ、ヌルホン酸基
およびカルボキシル基からなる群から選ばれた酸基を有
することを特徴とするものである。
上式中Yは、下記一般式(n)およびall) :1 (上式中、R1は水素原子、アルキル基およびアシルキ
ル基からなる群から選はれfcl員tl−表わし、前記
アルキル基およびアラルキル基は、それぞれ、ヒト日キ
シル基、カルバモイル基、エーテル結合および不飽和結
合からなる群から選ばれた少くとも1員を含むもの、お
よび、含まないものから選ばれ、R2は水素原子、およ
び低級アルキル基からなる群から選ばれた1員を聚わし
、X−は陰イオンを表わす)で表わされる基から選ばれ
た1員を表わし、m1il〜6の整数を叛わし、nはO
又は1を表わす〕 で表わされた少くとも1稙の第4級アンモニウム塩基を
表わす〕 で表わされる反復重合単位を含み、かつ、ヌルホン酸基
およびカルボキシル基からなる群から選ばれた酸基を有
することを特徴とするものである。
本発明の変性ポリビニルアルコール感光性樹脂は、その
重合体構造中に下記一般式(1);で示される反復重合
単位を含み、かつ、ヌルホン酸基およびカルボキシル基
からなる群から選ばれた酸基を有する変性ポリビニルア
ルコールからなるものである。
重合体構造中に下記一般式(1);で示される反復重合
単位を含み、かつ、ヌルホン酸基およびカルボキシル基
からなる群から選ばれた酸基を有する変性ポリビニルア
ルコールからなるものである。
上記一般式(1)において、mは1〜6の整数を衆わし
、nはO又は1を表わし、かつYは、下記一般式(ID
および(2): (n) (至) で示されるピリジニウム塩残基およびキノリニウム塩残
基から選ばれた第4級アンモニウム塩残基を人わすもの
である。上記(It)Qll)式中R4は水素原子、ア
ルキル基、好ましくは、1〜6、より好ましくは1〜4
の炭素原子を有するもの、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、ペンチルおヨヒヘキシル基など、およ
び、アラルキル基、例えば、ベンジル、フェニルエチル
、メチルペンソルオヨびナフチルメチル基などから選ば
れた1員を表わす。これらアルキル基およびアラルキル
基は、そレソレ、ヒドロキシル基、カルバモイル基、エ
ーテル結合および不飽和二重結合の少くとも1員によっ
て置換されているものであってもよく、1直換されてい
ないものでおってもよい。
、nはO又は1を表わし、かつYは、下記一般式(ID
および(2): (n) (至) で示されるピリジニウム塩残基およびキノリニウム塩残
基から選ばれた第4級アンモニウム塩残基を人わすもの
である。上記(It)Qll)式中R4は水素原子、ア
ルキル基、好ましくは、1〜6、より好ましくは1〜4
の炭素原子を有するもの、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、ペンチルおヨヒヘキシル基など、およ
び、アラルキル基、例えば、ベンジル、フェニルエチル
、メチルペンソルオヨびナフチルメチル基などから選ば
れた1員を表わす。これらアルキル基およびアラルキル
基は、そレソレ、ヒドロキシル基、カルバモイル基、エ
ーテル結合および不飽和二重結合の少くとも1員によっ
て置換されているものであってもよく、1直換されてい
ないものでおってもよい。
また、一般式(n)および(至)中のR2は水素原子、
および低級アルキル基、好ましくは、1〜6個、より好
ましくは1〜4個の炭素原子を有するもの、atば、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチルおよびヘキ
シル基などから選ばれた1員を表わし、X″″は陰イオ
ン、例えば塩素イオン、臭素イオン、硫酸イオン、リン
酸イオン、過塩素酸イオン、メトキシ硫酸イオン、メタ
ンスルホン酸イオン、p−トルエンスルホン酸イオンな
どの1員を表わすものである。
および低級アルキル基、好ましくは、1〜6個、より好
ましくは1〜4個の炭素原子を有するもの、atば、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチルおよびヘキ
シル基などから選ばれた1員を表わし、X″″は陰イオ
ン、例えば塩素イオン、臭素イオン、硫酸イオン、リン
酸イオン、過塩素酸イオン、メトキシ硫酸イオン、メタ
ンスルホン酸イオン、p−トルエンスルホン酸イオンな
どの1員を表わすものである。
本発明の変性ポリビニルアルコールにおける一般式(1
)の反復重合単位の含有率は、ビニルアルコール単位当
90.2〜30モル転好ましくは0.2〜20モルチの
範囲内にあることが好ましく、カルボキシル基および/
又はスルホン酸基の含有率ハ、ビニルアルコール単位当
、j50.01〜10モル係の範囲内にあることが好ま
しい。また、本発明ノ変性ポリヒニルアルコール中のポ
リビニルアルコール主鎖が300〜4000の重合度を
有すること、および、そのクン化度が60〜100%で
あることが好ましい。上記スルホン基および/又はカル
ボキシル基は、中和されていてもよい。
)の反復重合単位の含有率は、ビニルアルコール単位当
90.2〜30モル転好ましくは0.2〜20モルチの
範囲内にあることが好ましく、カルボキシル基および/
又はスルホン酸基の含有率ハ、ビニルアルコール単位当
、j50.01〜10モル係の範囲内にあることが好ま
しい。また、本発明ノ変性ポリヒニルアルコール中のポ
リビニルアルコール主鎖が300〜4000の重合度を
有すること、および、そのクン化度が60〜100%で
あることが好ましい。上記スルホン基および/又はカル
ボキシル基は、中和されていてもよい。
本発明の変性ポリビニルアルコールは、その分子中ニ、
スルホン基および/又はカルボキシル基などのアニオン
基と、ピリジニウム塩基および、/又はΦノリニウム塩
基などのカチオン基との両方を含んでおシ、このため、
分子間のイオン的結合力が高く、従って、本発明の感光
性樹脂の見かけ感度が高く、かつ、それによp作られた
感光材料を露光し、水現像して得られる画像部はすぐれ
た耐水性を示す。
スルホン基および/又はカルボキシル基などのアニオン
基と、ピリジニウム塩基および、/又はΦノリニウム塩
基などのカチオン基との両方を含んでおシ、このため、
分子間のイオン的結合力が高く、従って、本発明の感光
性樹脂の見かけ感度が高く、かつ、それによp作られた
感光材料を露光し、水現像して得られる画像部はすぐれ
た耐水性を示す。
本発明の変性ポリビニルアルコール感光性樹脂は、一般
式(転)または(V): 〔上式中Y、m、およびnは、前記規定に同じであり、
tはOXはlを聚わす。〕 で衆わされる概4級アンモニウム塩化合物(スチリルピ
リジニウム塩化合物又はスチリルキノリニウム塩化合物
)と、スルホン基および/又はカルボキシル基などの酸
基を有するポリビニルアルコール誘導体とを縮合反応さ
せることによって得られる。この縮合反応において、本
発明方法は、酸性触媒を添加することなく行われ、又は
、添加するときでも極く少量で十分である点に特徴を有
し、このため酸性触媒除去のためのa製工程を製品に施
す必要がない。
式(転)または(V): 〔上式中Y、m、およびnは、前記規定に同じであり、
tはOXはlを聚わす。〕 で衆わされる概4級アンモニウム塩化合物(スチリルピ
リジニウム塩化合物又はスチリルキノリニウム塩化合物
)と、スルホン基および/又はカルボキシル基などの酸
基を有するポリビニルアルコール誘導体とを縮合反応さ
せることによって得られる。この縮合反応において、本
発明方法は、酸性触媒を添加することなく行われ、又は
、添加するときでも極く少量で十分である点に特徴を有
し、このため酸性触媒除去のためのa製工程を製品に施
す必要がない。
前記反応に用いられるポリビニルアルコール誘導体は、
酸基を有しているため、酸性触媒、例えば、リン酸、塩
酸、又は硫酸などを添加しなくても、ポリビニルアルコ
ール誘導体は一般式(転)の第4級アンモニウム塩化合
物と縮合反応することができる。
酸基を有しているため、酸性触媒、例えば、リン酸、塩
酸、又は硫酸などを添加しなくても、ポリビニルアルコ
ール誘導体は一般式(転)の第4級アンモニウム塩化合
物と縮合反応することができる。
ポリビニルアルコールへの酸基の導入は、第4級アンモ
ニウム塩化合物との縮合反応と同一工程において同時に
行われてもよい。
ニウム塩化合物との縮合反応と同一工程において同時に
行われてもよい。
酸基含有ポリビニルアルコール誘導体は、ビニルアルコ
ール単位尚t> 0.01〜10モル−〇ヌルホン酸基
および/又は、カルがキシル基を有していることが好ま
しい。またそのケン化度は60〜100チの範囲内にあ
ることが好ましい。
ール単位尚t> 0.01〜10モル−〇ヌルホン酸基
および/又は、カルがキシル基を有していることが好ま
しい。またそのケン化度は60〜100チの範囲内にあ
ることが好ましい。
一般式(IV)で聚わされる第4級アンモニウム塩化合
物は、例えば、1−メチル−4−(21:4−(2,2
−ジメトキシエトキシ)フェニル〕エチル1−ピリジニ
ウムメト硫酸塩、N−メチル−4−(P−ホルミルスチ
リル)−ピリジニウムメト硫酸塩、およびN−メチル−
2−(P−ホルミルスチリル)−ピリジニウム塩酸塩な
どのようなスチリルピリジニウム塩化合物、および1−
メチル−4−(2−[4−(2,2−ジメトキシエトキ
シ)フェニル〕エチル)−キノリニウムメト硫酸塩、N
−メチル−4−(P−ホルミルスチリル)−キノリニウ
ムメト硫酸塩、およびN−メチル−2−(P−ホルミル
スチリル)−キノリニウム埠酸塩などのようなスチリル
キノリニウム塩化合物から選ばれる。
物は、例えば、1−メチル−4−(21:4−(2,2
−ジメトキシエトキシ)フェニル〕エチル1−ピリジニ
ウムメト硫酸塩、N−メチル−4−(P−ホルミルスチ
リル)−ピリジニウムメト硫酸塩、およびN−メチル−
2−(P−ホルミルスチリル)−ピリジニウム塩酸塩な
どのようなスチリルピリジニウム塩化合物、および1−
メチル−4−(2−[4−(2,2−ジメトキシエトキ
シ)フェニル〕エチル)−キノリニウムメト硫酸塩、N
−メチル−4−(P−ホルミルスチリル)−キノリニウ
ムメト硫酸塩、およびN−メチル−2−(P−ホルミル
スチリル)−キノリニウム埠酸塩などのようなスチリル
キノリニウム塩化合物から選ばれる。
一般式(転)の第4級アンモニウム塩化合物と、酸基含
有ポリビニルアルコール誘導体との反応は、温度には格
別の限定はないが、一般に50〜80℃で3〜6時間加
熱し、引続き10〜30℃、例えば常温で10〜20時
間、例えば1昼夜加熱することが好ましい。
有ポリビニルアルコール誘導体との反応は、温度には格
別の限定はないが、一般に50〜80℃で3〜6時間加
熱し、引続き10〜30℃、例えば常温で10〜20時
間、例えば1昼夜加熱することが好ましい。
縮合反応が完結したならば、反応混合液に、アルカリ水
溶液、例えば水酸化す) IJウム水溶液、又は、アン
モニア水溶液を添加してこれを中和する。これによって
、変性ポリビニルアルコール感光性樹脂の水溶液が得ら
れる。このときアルカリは、変性ポリビニルアルコール
の酸基によって吸収されるため、水溶液は、フリーの塩
〜を実質的に含まない。従ってこの水溶液はイオン交換
処理その他の精製工程に供することなくそのまま感光樹
脂水溶液として使用することができる。
溶液、例えば水酸化す) IJウム水溶液、又は、アン
モニア水溶液を添加してこれを中和する。これによって
、変性ポリビニルアルコール感光性樹脂の水溶液が得ら
れる。このときアルカリは、変性ポリビニルアルコール
の酸基によって吸収されるため、水溶液は、フリーの塩
〜を実質的に含まない。従ってこの水溶液はイオン交換
処理その他の精製工程に供することなくそのまま感光樹
脂水溶液として使用することができる。
以下に、本発明を実施例によって説明する。
実施例1
変性ポリビニルアルコール〔重合度2000、クン化度
88%、カルブキシル基の含有率0,5モル%(ビニル
アルコール単位an)100Fを水900ノに溶解した
ところ、そのt■は2.7であった。この溶液にN−メ
チル−4−(P−ホルミルスチリル)ピリジニウムメト
硫酸塩10pを溶解し、これを昇温して60℃で4時間
攪拌し、更に常温で一昼夜攪拌した。縮合反応終了後、
反応液をアンモニア水溶液で−6〜7に中和し、感光性
樹脂水溶液(4)を調製した。
88%、カルブキシル基の含有率0,5モル%(ビニル
アルコール単位an)100Fを水900ノに溶解した
ところ、そのt■は2.7であった。この溶液にN−メ
チル−4−(P−ホルミルスチリル)ピリジニウムメト
硫酸塩10pを溶解し、これを昇温して60℃で4時間
攪拌し、更に常温で一昼夜攪拌した。縮合反応終了後、
反応液をアンモニア水溶液で−6〜7に中和し、感光性
樹脂水溶液(4)を調製した。
実施例
変性ポリビニルアルコール〔重合度800、ケン化度9
9%、カルブキシル基の含有率1.8モル%(ビニルア
ルコール単(i当D ) ) 100 Pv水900p
に溶解したところ、そのp)lは2.2であった。この
水溶液にN−メチA−4−(P−ホルミルスチリル)ピ
リジニウムメト硫酸塩30Fを溶解し、これを60℃で
4時間攪拌し、更に常温で一昼夜攪拌を継続した。縮合
反応終了後、反応液をアンモニア水溶液でp[(s〜7
に中和して感光性樹脂水溶液(B)を調製した。
9%、カルブキシル基の含有率1.8モル%(ビニルア
ルコール単(i当D ) ) 100 Pv水900p
に溶解したところ、そのp)lは2.2であった。この
水溶液にN−メチA−4−(P−ホルミルスチリル)ピ
リジニウムメト硫酸塩30Fを溶解し、これを60℃で
4時間攪拌し、更に常温で一昼夜攪拌を継続した。縮合
反応終了後、反応液をアンモニア水溶液でp[(s〜7
に中和して感光性樹脂水溶液(B)を調製した。
実施例
ポリビニルアルコール(重合92000.クン化度88
%)10opを水900Fに溶解した。
%)10opを水900Fに溶解した。
その後この水溶液にO−ベンズアルデヒドスルホン酸1
.9 y (ビニルアルコール単位ago、sモルチに
相当)およびN−メチル−4−(p−ホルミルスチリル
)キノリニウムメト硫酸塩10Pを溶解したところ、そ
の−は2.2になった。この水溶液を60℃で4時間撹
拌後、常温で更に一昼夜撹拌を継続した。縮合反応終了
後、反応液をアンモニア水溶液でpH6〜7に中和した
ところ同一ポリビニルアルコール中にスルホン基とスチ
リルキノリニウム塩が導入された感光性樹脂水溶液1)
が得られた。
.9 y (ビニルアルコール単位ago、sモルチに
相当)およびN−メチル−4−(p−ホルミルスチリル
)キノリニウムメト硫酸塩10Pを溶解したところ、そ
の−は2.2になった。この水溶液を60℃で4時間撹
拌後、常温で更に一昼夜撹拌を継続した。縮合反応終了
後、反応液をアンモニア水溶液でpH6〜7に中和した
ところ同一ポリビニルアルコール中にスルホン基とスチ
リルキノリニウム塩が導入された感光性樹脂水溶液1)
が得られた。
比較例1
ポリビニルアルコール(重合度2000、ケン化度88
%)100.9を水900gに溶解した。
%)100.9を水900gに溶解した。
この水溶液にN−メチル−4−(P−ホルミルスチリル
)ピリジニウムメト硫酸塩10gを溶解し、この水溶液
をリン酸水溶液でpH2,7に調節して60℃で4時間
撹拌後、常温で一昼夜撹拌を継続した。縮合反応終了後
、反応液をアンモニア水溶液でpH6〜7に中和して比
較感光性樹脂水溶液(1)を調製した。
)ピリジニウムメト硫酸塩10gを溶解し、この水溶液
をリン酸水溶液でpH2,7に調節して60℃で4時間
撹拌後、常温で一昼夜撹拌を継続した。縮合反応終了後
、反応液をアンモニア水溶液でpH6〜7に中和して比
較感光性樹脂水溶液(1)を調製した。
比較例2
ポリビニルアルコール(重合度800、ケン化度99チ
)iooyを水900Iに溶解した。この水溶液にN−
メチル−4−(P−ホルミルスチリル)ピリジニウムメ
ト硫酸塩30Fを溶解し、この水溶液をリン酸水溶液で
p+(2,2K調節して60℃で4時間撹拌後、常温で
一昼夜攪拌を継続した。縮合反応終了後、反応液をアン
モニア水溶液でpH5〜7に中和すると比較感光性樹脂
水溶液(2)が得られる。
)iooyを水900Iに溶解した。この水溶液にN−
メチル−4−(P−ホルミルスチリル)ピリジニウムメ
ト硫酸塩30Fを溶解し、この水溶液をリン酸水溶液で
p+(2,2K調節して60℃で4時間撹拌後、常温で
一昼夜攪拌を継続した。縮合反応終了後、反応液をアン
モニア水溶液でpH5〜7に中和すると比較感光性樹脂
水溶液(2)が得られる。
比較例3
ポリビニルアルコール(重合[2000,ケン化度88
%)100Fを水900りに溶解した。
%)100Fを水900りに溶解した。
この水溶液にN−メチル−4−(P−ホルミルスチリル
)キノリニウムメト慌酸塩10pを溶解し、この水溶液
をリン酸水溶液でPH2,2に調節して、60℃で4時
間攪拌後、常温で一昼夜攪拌を継続した。縮合反応終了
後、得られた反応液をアンモニア水溶液でpH6〜7に
中和し、感光性樹脂水溶液(3)を調製した。
)キノリニウムメト慌酸塩10pを溶解し、この水溶液
をリン酸水溶液でPH2,2に調節して、60℃で4時
間攪拌後、常温で一昼夜攪拌を継続した。縮合反応終了
後、得られた反応液をアンモニア水溶液でpH6〜7に
中和し、感光性樹脂水溶液(3)を調製した。
実施例4.5.6
実施例4において、実施例1で調製しfc感光性樹脂水
溶液囚603Fとポリ酢酸ビニルエマルジ■ン(固形分
濃度50%)18Fを混合してスクリーン印刷版(ナイ
ロン200 mash)上に膜厚15μで塗工し、乾燥
した。得られた感光版上にネガフィルムを重ねて、2k
W超高圧水銀灯を用いて1mの高さから4分間照射した
。その後、感光版を水で現像したところ露光部が残り、
非露光部が洗い流されて画像が形成された。上記感光版
について、露光部の耐水性、解像度、コダ、り社ステッ
プタプレッ)A2によt)残膜数、画像部の光沢等を測
定し、その結果を第1衣に示す。
溶液囚603Fとポリ酢酸ビニルエマルジ■ン(固形分
濃度50%)18Fを混合してスクリーン印刷版(ナイ
ロン200 mash)上に膜厚15μで塗工し、乾燥
した。得られた感光版上にネガフィルムを重ねて、2k
W超高圧水銀灯を用いて1mの高さから4分間照射した
。その後、感光版を水で現像したところ露光部が残り、
非露光部が洗い流されて画像が形成された。上記感光版
について、露光部の耐水性、解像度、コダ、り社ステッ
プタプレッ)A2によt)残膜数、画像部の光沢等を測
定し、その結果を第1衣に示す。
実施例5においては、実施例1および2で調製した感光
性樹脂水溶液(A)7B)の混合物(第1表)を用い、
実施例6においては実施例3で得られた感光性樹脂水溶
液(C)を用い、その他は実施例4と同様の操作を行っ
た。それらの結果Fi第1FEに示されている。
性樹脂水溶液(A)7B)の混合物(第1表)を用い、
実施例6においては実施例3で得られた感光性樹脂水溶
液(C)を用い、その他は実施例4と同様の操作を行っ
た。それらの結果Fi第1FEに示されている。
以下余yi+
比較例4,5.6
比較例4において、比較例Io感光性樹脂水溶液(1)
60 fiを用い、照射時間を6分間とし、それ以外
は実施例1と全て同様の操作を行ない、第2衣に示すよ
うな結果を得た。
60 fiを用い、照射時間を6分間とし、それ以外
は実施例1と全て同様の操作を行ない、第2衣に示すよ
うな結果を得た。
比較例5においては、比較ガニおよび2の感光性樹脂水
溶液(1)および(2)を、第2表記載の割合で混合し
て用い、比較例6においては、比較例3の感光性樹脂水
溶液(3)を用い、その他は比較例4と同様の操作を行
った。結果を第2表に示す。
溶液(1)および(2)を、第2表記載の割合で混合し
て用い、比較例6においては、比較例3の感光性樹脂水
溶液(3)を用い、その他は比較例4と同様の操作を行
った。結果を第2表に示す。
以下余白
発明の効果
本発明の変性Iジビニルアルコール感光性樹脂は、酸性
触媒を用いることなく製造できるので、得られる感光性
樹脂は精製の必要がなく、解像力、感光性にすぐれたも
のであシ、露光現像により得られる画像部はイオン結合
力も作用するので良好な耐水性と表面光沢を示すもので
ある。
触媒を用いることなく製造できるので、得られる感光性
樹脂は精製の必要がなく、解像力、感光性にすぐれたも
のであシ、露光現像により得られる画像部はイオン結合
力も作用するので良好な耐水性と表面光沢を示すもので
ある。
特許出願人
工業技術院長(外1名)
特許出願復代理人
弁理士 青 木 朗
弁理士 西 舘 和 之
弁理士 山 口 昭 之
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記一般式(1) 〔但し、上式中Yは、下記一般式(n)および([[I
) :1 (上式中、R4は水素原子、アルキル基およびアラルキ
ル基からなる群から選ばれた1員を表わし、前記アルキ
ル基およびアラルキル基は、それぞれ、ヒドロキシル基
、カルバモイル基、エーテル結合および不飽和結合から
なる群から選ばれた少くとも1貝を含むもの、および、
含まないものから選ばれ、R2は水素原子および低級ア
ルキル基からなる群から選ばれた1員を表わし、X−は
陰イオンを表わす)で表わされる基から選ばれた1員を
表わし、mは1〜6の整数t″我わし、nfiO又は1
を表わす〕 で表わされた少くとも1種の第4級アンモニウム塩基を
表わす〕 で表わされる反復重合単位を含み、かつ、スルホン酸基
およびカルボキシル基からなる群から選ばれた酸基を有
する変性ポリビニルアルコール感光性樹脂。 2、前記変性ポリビニルアルコールにおける前記一般式
(1)の重合単位の含有率がビニルアルコール単位当、
90.2〜30モルチである、特許請求の範囲第1項記
載の感光性樹脂。 3、前記変性ポリビニルアルコールが、ビニルアルコー
ル単位当p0.01〜10モル係のスルホン基を有する
、特許請求の範囲第1項記載の感光性樹脂。 4、前記変性ポリビニルアルコールが、ビニルアルコー
ル単位当り0.01〜5.0モルチのカルボキシル基を
有している、特許請求の範囲第1項記載の感光性樹脂。 5、前記変性ポリビニルアルコール中のポリビニルアル
コール主鎖が、300〜4000の分子量を有するもの
である、特許請求の範囲第1項記載の感光性樹脂。 6、前記変性ポリビニルアルコール中のポリビニルアル
コール主鎖が60〜100%のケン化度を有するもので
ある、特許MF7求の範囲第1項記載の感光性樹脂。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8660683A JPS59213705A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 変性ポリビニルアルコ−ル感光性樹脂 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8660683A JPS59213705A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 変性ポリビニルアルコ−ル感光性樹脂 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59213705A true JPS59213705A (ja) | 1984-12-03 |
JPH0361939B2 JPH0361939B2 (ja) | 1991-09-24 |
Family
ID=13891667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8660683A Granted JPS59213705A (ja) | 1983-05-19 | 1983-05-19 | 変性ポリビニルアルコ−ル感光性樹脂 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59213705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09160240A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-20 | Toyo Gosei Kogyo Kk | ポリビニルアルコール系感光性樹脂および感光性樹脂組成物並びにそれを用いたパターン形成方法 |
-
1983
- 1983-05-19 JP JP8660683A patent/JPS59213705A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09160240A (ja) * | 1995-12-11 | 1997-06-20 | Toyo Gosei Kogyo Kk | ポリビニルアルコール系感光性樹脂および感光性樹脂組成物並びにそれを用いたパターン形成方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0361939B2 (ja) | 1991-09-24 |
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