JPS59212838A - 帳票類のデザイン方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、帳票類のデザイン方法に関する。

帳票を印刷によって作成する場合は、得意先から提示さ
れる仕様書に基づき、所定の大きさの枠組罫線で印刷さ
れたスペーシングチャートに鉛筆等で線引きを行ない、
人間の手書きによって帳票のデザインを行なう。帳票は
１品１品個別のデザインであるため、デザインの種類が
非常に多く、しかも各種装置の入出力媒体として使用さ
れている場合がほとんどであるため、デザイン上の制限
項目が多い。すなわち、黒色印刷、印鑑禁止帯が設けら
れていたり、基準辺から所定幅のマージンをとった内側
に長方形上の手書き領域が設けられていたり、呼方等を
細かく規定されている。このような規制的を満足するよ
うに作成された帳票デザインは、得意先の了解を得た後
、印刷製版用の原稿となる版下作成の工程へ移る。版下
は、帳票デザインを基に人間の手書きにより罫線の線引
き１文字やロゴタイプの貼込みを行なう。こうして作成
された版下は、得意先によって最終的なチェックを受け
る。この段階での変更、修正等も多いため、作業の手戻
りが発生し非常に煩雑となっている。得意先の最終的チ
ェックを受は校了となった版下は製版工程に移され、フ
ィルム原版が作成され、この後刷版工程にて印刷用の刷
版が作成され印刷工程へ移る。このように印刷工程に入
るまで多くの工程を通るため、多大な労力を要している
。

一方、′帳票の版下を作成するシステムとして、ディジ
タイザを入力手段としたシステム及び罫線の起点、終点
等を数値入力するシステムがあるが、これらは既に作成
された入力用のラフ原稿及びこれをもとにした数値デー
タが必要であり、入力したデータが視覚表示されないも
のが多いため、デザイン入力が良好に行なわれたか否か
は、一旦描画してみなければ分らないといった欠点があ
る。このような欠点を解消した帳票デザインシステムと
して第１図に示すようなシステムが提案されており（特
願昭５７−１２８００１号）、このデザインシステムは
所要のメツセージ、デザインパターン等を表示するＣＲ
７表示装置１０と、各種メニューを有するデータ入力用
の入力機構（タブレット）及びキーボードで成る入力装
置２０と、データの書込み又は読出しを行なうことが出
来るフロッピーディスク等のファイル３０と、ハードコ
ピーを出力するためのハードコピー描画装置（たとえば
Ｘ−Ｙプロッタ）４０と、上記各装置１０〜４０を結合
して処理するコンピュータシステム５０とを有し、ＣＲ
７表示装置１０に作業メニューを表示した後に入力装置
２０で所望の作業を選択し、新規デザインモードの場合
には、入力装置２ｏによりファイル番号１品名、オペレ
ータ名等の管理情報を入力すると共に、コンピュータシ
ステム５ｏをインシャライズしてファイル３０をオープ
ン状態とし、新規デザイン用のスペーシングチャートを
グリッド状に［ＪＴ表示装置ｌＯに表示し、修正デザイ
ンモードの場合には、更に入力装置２０によりファイル
３ｏに既に登録されている帳票デザインを選択してＣＲ
Ｔ表示装置ｌＯに表示し、上記いずれの場合も以後、Ｃ
Ｒ７表示装置１０及び入力装置２０による対話式の帳票
デザイン入力を行なって、作業終了後データをファイル
３０に登録するようにし、描画モードの場合には、入力
装置２０によりファイル３ｏに既に登録されている帳票
デザインを選択してＣＲ７表示装置１ｏに表示すると共
に、ハードコピー描画装置４０を介して当該帳票デザイ
ンのハードコピーを出力するようにしている。

ところで、コンピュータシステム５０はソフトウェアで
動作処理するものであり、グリッド点を整列されたスペ
ーシングチャートをＣＲ７表示装置１０に表示するため
のスペーシングチャード表示ルーチン５１と、入力装置
２０からの入力命令を制御する入力コン）・ローラ５２
と、入力コントローラ５２を経て入力装置２０から伝送
されて来る命令を分析する命令アナライザ５３と、この
命令アナライザ５３から送られて来る命令に従ってメニ
ューを実行するメニュールーチン５４と、メニュールー
チン５４からのメニューデータに従ってＣＲＴ表示装置
ｌＯに図形及びデータを表示するためのＣＲ７図形発生
ルーチン５５と、入力された情報を整理して記憶してお
く入力情報デープル５８と、ハードコピー描画装置４０
でハードコピーを描画するためのへ〜トイコピー描画ル
ーチン５９と、入力情報テーブル５８をメニュールーチ
ン５４の選択出力に従って制御するテーブルコントロー
ラ５θと、ファイル３０及び入力情報テーブル５８を結
合するファイルコントローラ５７とを備えている。なお
、メニュールーチン５４は直線１円弧等の基本的な図形
を処理する基本図形メニュー５４Ａと、線の移動や消去
等を行なうレイアウトメニュー５４Ｂと、角丸イづ矩形
等の複雑な図形を処理するアプリケーションメニュー５
４Ｇとを有しており、基本図形メニュー５４Ａは直線、
矩形１円等に相当するものであり、アプリケーションメ
ニュー５４Ｇは角丸付矩形、垂直罫線、角丸枠伺平行罫
線等を有している。この他、文字を処理するための文字
メニュー５４Ｉ］があり、文字を処理するための文字情
報テーブルが設けられている。

このような構成において、その動作を第２図のフローチ
ャートを参照して説明する。

入力装置２０に設けられているキーボードの操作により
帳票デザイン作業がスタートされると（ステップｓｌ）
　、　！ｓ３図に示すような作業メニュー（１）〜（４
）が表示装置！０にカーソル１１と共に表示されるので
（ステップＳ２）、オペレータは入力装置２０のキーボ
ードによって作業メニュー（１）゛新規デザイン”′９
作作業メニュー２）“再版／修正デザイン″１作業メニ
ュー（３）“ハードコピー′”又は作業メニュー（４）
、’“終り゛をカーソル１１で選択する（ステップＳ３
）。ここに、作業メニュー（４）を選択した場合には終
了となり（ステップ９３Ｂ）、作業メニュー（１）を選
択した場合には新規デザインモード、作業メニュー（２
）を選択した場合には修正デザインモード、作業メニュ
ー（３）を選択した場合には描画モードとなる（ステッ
プＳ４）、なお、第３図の例は、作業メニュー（１）を
カーソル１１で選択した場合を示している。

そして、作業メニュー（１）が選択されて新規デザイン
モードとなると、新規デザインモードが選択されたこと
を示す画面が表示され（ステップＳ５）、入力装置２０
のキーボードにより新規デザインする帳票のファイル番
号１品名、得意先名、オペレータの名前等の管理情報を
入力しくステップＳ６）、ファイル３０をオープン状態
にし、ファイル３０に当該パターンデータを記録するた
めのメモリ領域を確保すると共に、コンピュータシステ
ム５０の各装置をイニシャライズしくステップＳ７）　
、ＣＲ７表示装置】Ｏに新規デザイン用のスペーシング
チャートがグリ・ンド点及び移動可能なカーソルと共に
表示される（ステップＳ７）。ここに、　ＣＲ７表示装
置１０に表示されるスペーシングチャー１・は所定間隔
毎に整列された多数のグリッド点を全面に有しており、
このグリッド点の整列ピンチを基準にした距離でカーソ
ルを動かすことにより、帳票のデザインを容易にかつ精
度良く行ない得るようにしている。こうして、スペーシ
ングチャートがスペーシングチャート表示ルーチン５１
を介してＣＲ７表示装置１０の画面に表示される。

このようにして新規デザインのための準備が完了すると
、ＣＲＴ表示装置ｌＯに表示されているスペーシングチ
ャート内のカーソルを入力装置２０のカーソル移動機能
によって所望の位置に移動することによる、対話式に帳
票のデザインを行なう（ステップＳ８）。すなわち、入
力装置２ｏに設けられているカーソル移動機能によりカ
ーソルを所望の位置に移動した後たとえば水平線メニュ
ーを指定すると、入力コントローラ５２．命令アナライ
ザ５３を経てメニュールーチン５４の基本図形メニュー
５４Ａが選択され、水平線の始点及び終点をカーソルの
移動によって画面上のグリッド点に指定することにより
、その出力データがＣＲ７図形発生ルーチン５５及びテ
ーブルコントローラ５８に入力され、所望の長さの水平
線を描くことが出来る。この場合。

水平線のメニューが指定されているので、最初に始点を
指定した後、この始点の水平方向とずれた位置にカーソ
ルを移動して終点とした時も、カーソル指定位置の水平
距離で最初に指定して位置を始点とする水平線を形成す
るようにしている。

従って、カーソル位置が正しく指定されない場合におい
ても、メニューの選択から所望の作図を容易に行なうこ
とが出来る。垂直線メニューに関しても全く同様である
。

文字の入力については、キーボード（又は文字入力用専
用装置）等を用いて英文、数字、仮名。

漢字、特殊記号等から、入力すべき文字列、書体、大き
さを選択し、帳票上のセントする位置を指定すると、文
字メニュー５４０を介して入力情報テーブル内の文字情
報テーブルにデータが蓄積される。これと同時に、表示
跡Ｒ１０にもＣＲ７図形発生ルーチン５５を介して、所
定の位置に文字レイアウトマーク（“■■−″′）が表
示される。

このようにして作成された帳票のパターンデータは、デ
ープルコントローラ５６を経て入力情報テーブル５８に
入力される。オペレータが入力装置２゜によってデザイ
ンの完了したことを指令すると（ステップＳ８）、帳票
のデザインデータが処理され（ステップＳ８）、テーブ
ルコントローラ５Ｂを介して入力情報テーブル５８が制
御され、入力情報テーブル５８に蓄積されていたデータ
がファイルコントローラ５７を経てファイル３ｏの所定
位置に格納され（ステップ５ＥＡ）、終了メツセージが
表示される（ステップ５１０）。

一方、作業メニュー選択（ステップＳ３．Ｓ４）で修正
デザインモードがされた場合には、修正デザインモード
が選択されたことを示すメッセイージが表示され（ステ
ップ５１１）、修正すべき帳票のファイル番号を入力装
置２０によって指定する（ステップ５１２）。これによ
りグリッド点を全面に付せられたスペーシングチャート
が、スペーシングチャート表示ルーチン５１を介してＣ
Ｒ７表示装置１０に表示され、その後ファイルコントロ
ーラ５７を介してファイル３０に既に登録されている指
定ファイル番号のパターンデータが読出され、入力情報
テーブル５８に当該デザインのデータが入力され、テー
ブルコントローラ５６及びＣＲ７図形発生ルーチン５５
を経て当該ファイル番号のデザインパターンが表示装置
１０に表示される（ステップ５１３）。こうして修正す
べきデザインパターンがＣＲ７表示装置１０の画面に表
示されると、オペレータは入力装置２０によりレイアウ
トメニュー５４Ｂを用いて上述と同様な対話式の帳票デ
ザイン修正を行なう（ステップＳ８）。修正作業が完了
した時に入力装置２０によって修正が終了したことを指
令すると（ステップＳ８）、帳票のデザインデータが処
理され（ステップＳ８）、テーブルコントローラ５８を
介して入力情報テーブル５８が制御され、入力情報テー
ブル５８に蓄積されていたデータがファイルコントロー
ラ５７ヲ経てファイル３００所定位置に格納され（ステ
ップ５９Ａ）、終了メツセージが表示される（ステップ
５１０）。

さらに、描画モードの場合には、描画すべきデザインパ
ターンを選択するための画面がＣＲ７表示装置１０に表
示され（ステップ５Ｉ４）、オペレータが入力装置２０
によって描画すべきファイル番号を選択することにより
（ステップ５１５）、ファイル３０から当該指定された
ファイル番号のデザインパターンデータが読出され（ス
テップ８１６）、ファイルコントローラ５７．入力情報
デープル５８を経てハードコピー描画ルーチン５θに送
られて出力用データに変換され（ステップＳ！７）、ハ
ードコピー描画装置４０で指定されたファイル番号のハ
ードコピーが描画される（ステップ５１８）。

しかしながら、かかる従来の帳票デザインシステムでは
対話式帳票デザイン人力（ステ・ンプＳ８）で帳票の線
画を全て入力しなけらがならず、同一同形を入力する場
合も複雑な入力操作を繰り返して行なう必要があるとい
った欠点がある。よって、この発明の目的は入力操作を
簡易化する帳票類のデザイン方法を提案することにあり
、帳票構成要素−賢夫のデータを入力すると共に、線画
画面作成メニューの選択指定により全体のレイアウトを
デザインできるようにしている。

以下にこの発明を説明する。

この発明は、上述したような帳票デザインシステムにお
ける＠票類のデザイン方法に関するもので、第４図に示
すような帳票構成要素−賢夫の項目番号に従って文字１
桁数等の情報を入力装置で入力し、この入力された項目
番号に対応する情報に従って基本図形を表示して後に、
拡大、縮小。

移動及びコピーの機能によって線画面を作成し、全体の
レイアウトを表示してから属性情報を入力してトレース
作業を行ない、網かけ領域を指定して後に文字の貼込み
を行なうようにしたものである。

ここにおいて、帳票構成要素−賢夫はＩ８４因に示すよ
うなレイアウトになっており、項目番号１゜２、・・・
に従って「Ｉａ別」、「桁数」、「行数」　。

「ラベル欄の内容」、「書体」、「色」及び［イ１Ｉｒ
Ｉ考」欄が設けられており、種別欄に記載された］１付
や検印欄等に対応する数値９文字その他の必要事項が帳
票デザインの前に予め記入される。帳票デザインシステ
ムにおいて帳票構成要素−賢夫入力メニューを選択する
と、表示画面」−に同様な帳票構成要素−賢夫が表示さ
れ、オペレータは一覧表に記入されている情報を表示画
面上にキーボード等の入力装置で入力する（第５図のス
テップ５２０）６次に、線画面作成メニューを選択する
と帳票デザインシステムは線画面モードになり、副画面
上に入力された情報が記入された帳票構成要素−賢夫が
表示される（ステップ５２１）。そして、−賢夫の項目
番号をカーソル等で指示することにより、その項目が有
している桁数の大きさの基本図形（主として矩形）が主
画面上に表示される。この場合、アプリケーションメニ
ューの中から拡大、縮小、移動、コピーのメニューを選
択することにより、基本図形を任意位置に、かつ任意の
大きさに配置することができる。このような線画面作成
作業を一覧表に記入された項目全てについて試行錯誤的
に行ない、帳票の全体的なレイアウトを決める。こうし
て全体的なレイアウトが決定された後、線画面上の罫線
に線巾や線の形状の情報を与えるトレース作業を行なう
（ステップ５２２）。

つまり、線画面はあくまでデザインの基本となる補助線
であり、各線の太さ９色、形状（実線、破線等）の情報
を持っていないので、線の太さ、角丸、形状１色等の属
性情報を持つ線を全体レイアウトの線画面の上に割付け
る。このようなトレース作業が終了した後、その画面上
の罫線をもとにして網かけ（スクリーン、地紋入れ等）
を行なう帳票の閉領域を指定する（ステップ５２３）。

最後に、罫線及びスクリーン領域の決定された画面を用
いて、文字項目欄に必要な文字を貼込む（ステップ５２
４）。この場合、書体１色は一覧表の情報を基にセット
され、貼込位置、大きさ９間隔をＣＲＴ上で割付ける。

以上のようにこの発明方法によれは、必要な桁数に応じ
た基本図形を表示させ、これを任意位置にかつ任意サイ
ズにレイアウトしながら帳票をデザインすることができ
るので、簡易で迅速な帳票デザインが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を適用することができる帳票デザイン
システムのブロック構成図、第２図はその動作例を示す
フローチャート、第３図その表示例を示す図、第４図は
この発明に用いる帳票構成要素−賢夫の位置例を示す図
、第５図はこの発明の動作例を示す作業フロー図である
。 ｌＯ・・・ＣＲＴ表示装冒１？０・・・入力装置、３０
・・・ファイル、４０・・・ハードコピー描画装置、５
０・・・コンピュータシステム、５１・・・スペーシグ
チャ−１・表示ルーチン、５２・・・入力コントローラ
、５３・・・命令アナライザ、５４・・・メニュールー
チン、５５・・・ＣＲＴ図形発生ルーｆン、５θ・・・
テーブルコントローラ、５？・・・ファイルコントロー
ラ、５８・・・入力情報テーブル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 帳票構成要素一覧表の項目番号に従って文字。 桁数等の情報をキーボードで入力し、この入力された項
   目番号に対応する情報に従って基本矩形を表示して後に
   、拡大、縮小、移動及びコピーの機能によって線画面を
   作成し、全体のレイアウトを表示してから属性情報を入
   力してトレース作業を行ない、網かけ領域を指定して後
   に文字の″貼込みを行なうようにしたことを特徴とする
   帳票類のデザイン方法。