JP2664164B2 - 帳票デザインシステム - Google Patents

帳票デザインシステム

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JP2664164B2
JP2664164B2 JP62254258A JP25425887A JP2664164B2 JP 2664164 B2 JP2664164 B2 JP 2664164B2 JP 62254258 A JP62254258 A JP 62254258A JP 25425887 A JP25425887 A JP 25425887A JP 2664164 B2 JP2664164 B2 JP 2664164B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、コンピュータシステムによって帳票類を
デザインして出力するための帳票デザインシステムに関
する。 (技術的背景と解決すべき問題点) 帳票を印刷によって作成する場合は、得意先から提示
される仕様書に基づき、所定の大きさの枠組罫線で印刷
されたスペーシングチャートに鉛筆等で線引きを行な
い、人間の手書きによって帳票のデザインを行なう。帳
票は1品1品個別のデザインであるため、デザインの種
類が非常に多く、しかも各種装置の入出力媒体として使
用されている場合がほとんどであるため、デザイン上の
制限項目が多い。すなわち、黒色印刷,印鑑禁止帯が設
けられていたり、基準辺から所定幅のマージンをとった
内側に長方形状の手書き領域が設けられていたり、寸法
等が細かく規定されている。このような制約を満足する
ように作成された帳票デザインは、得意先の了解を得た
後、印刷製版用の原稿となる版下作成の工程へ移され
る。版下は、帳票デザインを基に人間の手書きにより罫
線の線引き,文字やロゴタイプの貼込みを行なう。こう
して作成された版下は、得意先によって最終的なチェッ
クを受ける。この段階での変更,修正等も多いため、作
業の手戻りが発生し非常に煩雑となっている。得意先の
最終的チェックを受け校了となった版下は製版工程に移
され、フイルム原版が作成され、この後刷版工程にて印
刷用の刷版が作成されて印刷工程へ移される。このよう
に印刷工程に入るまで多くの工程を通るため、多大の労
力を要している。 一方、帳票の版下を作成するシステムとして、デイジ
タイザを入力手段としたシステム及び罫線の起点,終点
等を数値入力するシステムがあるが、これらは既に作成
された入力用のラフ原稿及びこれをもとにした数値デー
タが必要であり、入力したデータが視覚表示されないも
のが多いため、デザイン入力が良好に行なわれたか否か
は、一旦描画してみなければ分らないといった欠点があ
る。 (発明の目的) この発明の目的は上述の如き欠点を改善し、帳票デザ
イン及び修正等の作業の高効率を図ると共に、多パーツ
帳票をデザインする場合、それぞれ各枚目画面毎に独立
でデザインをしておき、使用時に各枚目毎に組合せてデ
ザインすることにより、デザイン入力処理能力を向上
し、帳票デザイン工程から製版工程又は刷版工程までを
一貫して行なう帳票デザインシステムを提供することに
ある。 (問題点を解決するための手段) この発明は、表示装置と、各種操作・処理メニューを
選択すると共に、必要なデータを入力する入力装置と、
データ書込又は読出可能なファイルと、作成された帳票
デザインデータを出力する出力装置と、前記各装置を結
合して処理するコンピュータシステムとを具え、前記表
示装置に帳票デザイン用のスペーシングチャートを表示
し、前記入力装置によって表示画面上に帳票デザイン用
の図形,文字列,記号を発生し、前記表示画面上で表示
デザインと全体のデザインを確認しながら帳票をデザイ
ンし、デザインされた帳票データを前記ファイルに登録
したり、前記出力装置から出力するようになっている帳
票デザインシステムに関するもので、この発明の上記目
的は、多パーツ帳票をデザインする場合、前記帳票の各
枚目にわたって複写等を行なう共通なデザインを共通枚
目画面に表示して画面対話方式で独立にデザインをして
おき、前記各枚目をデザインする場合は当該枚目画面と
共通枚目画面とを表示し当該枚目固有のデザインを共通
デザインに付加する様に画面対話方式でデザインするこ
とによって達成される。 (発明の作用) この発明の帳票デザインシステムでは、多パーツ帳票
をデザインする場合、パートリストより共通枚目表示メ
ニューを選択し項番を指示して図形・文字列のデザイン
を行ない移動・変形・コピー・消去を行なうようにして
いる。 (発明の実施例) この発明の帳票デザインシステムは、ビジネスフォー
ムのデザイン,版下,フイルム原版をグラフィックディ
スプレイとの対話方式で製作するために開発されたもの
である。現在ビジネスフォームは、ラフ原稿→版下,カ
ットマスク→カメラワーク→製版→刷版という過程を経
て印刷へという工程をたどっている。版下作成は得意先
からのラフ原稿を基に台紙にカラス口,ロットリング,
ペン等を用いて罫線引きを行ない、又写植機等で打出し
た文字をこれに貼り付けるといった熟練を要した手作業
中心の工程で作成されている。さらに、網(スクリー
ン),地紋,白抜き文字等を使った帳票の場合は、上記
版下の他にスクリーンフイルム,地紋フイルム等の基材
フイルムと必要部分を露光可能に切抜いたカットマスク
とを用い、カメラワーク,フイルムワークにより製版を
行なう必要がある。複数色を使った帳票の場合も同様
に、カットマスク,カメラワークの手作業で色版別の原
版を製作しなければならない。この発明は、これらの複
雑で精度を要する作業を、コンピュータを用いて誰にで
も容易に出来る様にしたものである。 この発明のシステムは入力装置,出力装置及び変換装
置で構成されており、本発明は入力装置に関するもので
ある。 入力装置では第1図のように、罫線入力,スクリーン
入力,文字・ロゴの貼込,固定部品入力及び属性表の定
義に分けて進め、画面上のメニューより上記5つの作業
を任意に選択して各作業を行なう。終了メニューを選択
すると作業を終了する。 1.属性定義; この属性定義モードにおいては、第2図に示すメニュ
ーより3種類の属性項目を定義することが可能である。
一つは線幅の指定であり、投票作成時に必要な線幅値を
指定する。もう一つはスクリーンの指定であり、帳票作
成時に必要な網点の線数,角度,%が指定可能である。
最後の指定可能の属性項目は角丸値の指定であり、帳票
作成時に必要な角丸値を指定することができる。本メニ
ューを選択しない場合は帳票作成上使用頻度の高い属性
値が各属性項目に初期値としてセットされる。線形状は
実線,破線,2重線が初期値として与えられているが、こ
れも変更可能であり、線位置も予め初期値が設定されて
いる。 2.罫線入力; この罫線メニューを選択することにより必要な図形要
素を組合せることで、帳票の罫線部分が設計できる(第
3図参照)。 (1)コの字メニュー(M1〜M4) 入力装置20のタブレット上で対角の2点を指定するこ
とにより、コの字図形が発生する。又必要においては前
記属性定義で指定した各種属性値を使用することにより
罫線に対して網がけを行なったり、垂直,水平方向の線
幅を各々指定変更することが可能であり、コーナーに対
しては角丸付けを行なうことができる。線形状,線位置
の変更も可能である。 (2)L字メニュー(M5〜M8) タブレット上で対角の2点を指定することによりL字
型図形が発生する。又必要においてはコの字メニューの
場合と同様、垂直方向及び水平方向各々の線幅指定,罫
線に対する網がけ及び角丸付けが可能であり、線形状の
指定変更,線位置の指定変更も可能である。 (3)複合メニュー(M18) この場合メニューの図形の内から所望の図形を選択す
ることにより基本図形の重なり部(接触部)を処理する
ようにしている。 (4)水平,垂直等分割メニュー(M9〜M10) このメニューを選択した場合、第4図で示すようにタ
ブレット上で指定した2点(+,*)で囲まれるエリア
を指定した数だけ、水平及び垂直方向に等分割した線分
を発生させる。又必要に応じて開始第1線分,最終線分
を存在したり、存在させなかったりできる。前述の属性
定義で指定した各種属性値を使用することにより、線幅
変更指定,網がけ指定を行なうことができる。線形状の
指定変更及び線位置の変更も可能である。 (5)ボックスメニュー(M11) タブレット上で対角上の2点を指定することにより、
矩形が発生する。前述の属性定義で指定した各種属性値
を使用することにより、垂直方向及び水平方向の線幅を
各々変更することができ、罫線に対して網がけが可能で
あり、コーナーに対しては角丸付けを行なうことができ
る。線形状の指定変更及び線位置の変更も可能である。 (6)直線メニュー(M12) タブレット上で2点を指定することにより、この2点
を端点とする線分が発生される。また、前述の属性定義
で指定した各種属性値を使用することにより、線幅を変
更することが可能であり、罫線に対しては網がけが可能
である。線形状の指定変更及び線位置の変更も可能であ
る。 (7)円メニュー(M13) タブレット上で2点を指定することにより、この2点
を直径とする円を発生する。又前記属性定義で指定した
各種属性値を使用することにより線幅の変更,罫線に対
しての網がけが可能である。 (8)ビックメニュー(M16) すでに入力済みの図形の属性変更及びデリート処理,
図形の変形,移動等を行なう場合、その対象となる図形
を指定した後、このビックメニューを選択する。これに
よりその対象図形は編集状態となり、上記各処理が可能
となる。罫線メニュー中にこのビックメニューを選択し
た場合、罫線図形のみが有効となる。 (9)消込メニュー(M14) すでに入力済みの図形の一部又は全部の消込みを行な
う場合、その対象となる図形を指定し、各形状で消込み
を行なう。たとえば第5図の左図のような四角形の一部
を消込む場合、直線の形状を用いることにより右図の様
になる。 3.スクリーン; メインメニューからスクリーンの選択することによ
り、第6図に示すようなスクリーンモードになる。 (1)ロゴ領域(ロゴ地絞領域の指定)(M22) 帳票作成時、あるエリアに対してロゴの地絞化した模
様を指定したい場合、本メニューでそのエリアを指定す
る。必要に応じてスクリーンの属性値を変更することに
より、ロゴに対して網がけを行なったり、ロゴ枠の外に
網がけを行なうことができる。ロゴ領域指定の動作例は
第7図のようになっており、ロゴ領域のメニューを選択
(ステップS41)すると、次のステップS42でロゴ番号等
を入力する。ロゴの縮小率は水平方向及び垂直方向それ
ぞれの縮小率を指定し、スクリーンNOは“1"〜“4"を指
定した場合はロゴに網がけして地絞化され、“5"〜“8"
を指定した場合はロゴはポジ、エリアは網がけされて地
絞化される。また、“9"〜“12"を指定した場合はロゴ
はネガ、エリアは網がけされて地絞化される。また、ロ
ゴ地絞領域の指定(ステップS43)は、第4図の如く対
角上の2点を指定することによって行なう。 (2)地絞領域(内蔵地絞領域の指定)(M21) 帳票作成時、あるエリアに対し内臓地絞(登録済み地
絞)を使用したい場合、本メニューでそのエリアを指定
する。必要に応じてスクリーンの属性値を変更すること
により、内蔵地絞の絵柄部分に対して網がけを行なった
り、絵柄の外側に網がけを行なうことができる。内蔵地
絞領域指定の動作例は第8図のようになっており、内蔵
地絞領域のメニューを選択(ステップS51)すると、次
のステップS52でスクリーンNOを入力する。この場合、
“0"を指定すると内蔵地絞をポシ出力し、“1"〜“4"を
指定すると内蔵地絞にスクリーンをかけ、“5"〜“8"を
指定するとエリアにスクリーンがかかるようになってい
る。また、内蔵地絞領域の指定は前述と同様に、対角上
の2点を指示することによって行なう。 (3)グラデ領域(グラデーション領域指定)(M20) 帳票作成時に、あるエリアに対してグラデーションを
使用したい場合、本メニューでそのエリアを指定する。
エリアを指定すると同時に、開始点,終了点のグラデー
ションの濃度を指定することによりグラデーションを作
成することが出来る。グラデーション領域指定の動作例
は第9図のようになっており、グラデーション領域のメ
ニューを表示(ステップS61)した後、水平方向にグラ
デーションを指定するのか、垂直方向にグラデーション
を指定するのかをキーボードで番号入力によって指定す
る(ステップS62)。また、これと同時にグラデーショ
ンの開始点及び終了点の網パーセントを指定し、この後
に対角上の2点を指定することによってグラデーション
領域を指定する(ステップS63)。 (4)コーナースクリーン(M23) このメニューを選択し、タブレット上で対角の2点を
指定することにより上記図形を発生する。このメニュー
を使用することによりコーナーの角丸スクリーンが行な
え、コーナー半径は指定した2点より決定され、前記属
性定義で指定した属性値を使用することにより、各種の
スクリーンが使用できる。 (5)ボックススクリーン図形(M24) このメニューを選択し、タブレット上で対角の2点を
指定することによりボックススクリーン図形が発生す
る。又前記属性定義で指定したスクリーン属性値を使用
することにより、各種網がけを行なうことができ、角丸
を指定することにより角丸付きボックススクリーン図形
が発生する。 (6)三角形スクリーン図形(M25) このメニューを選択し、タブレット上で少なくとも1
点が他の2点を結ぶ直線上にない3点を指定することに
より、三角形スクリーン図形が発生する。又前記属性定
義で指定したスクリーン属性値を使用することにより、
各種網がけを行なうことができる。 4.貼込モード; (1)貼込 このモードの選択で、先に入力済みである文字列群が
エレメントリストとしてCRT表示装置10に表示される。
一度にCRT10上に表示される文字列の個数は9個であ
り、第10図に示すようなメニュー上の“1"〜“9"に対応
している。 エレメントリスト上から貼込むべき文字列を選択し、
その項番に対応したキーを入力する。タブレットで対角
上の2点を指定し、文字列貼込エリアを決定した段階
で、このエリアの内に実際の文字列枠を表示する第2ボ
ックスが発生する。この第2ボックスを対象として、ポ
イント数の変更,文字感変更及びポイント数や文字間隔
を変更する際の基準点の指定を行なう。これに伴い、指
定した大きさに第2ボックスが変形し、最適な第2ボッ
クスが決定した段階でセットする。又前記属性定義で指
定したスクリーン属性値を使用することにより、文字列
に対し各種網がけを行なうことができる。さらに、文字
属性である書体コードを変更することにより、任意の書
体を設定することができる。エレメントリストに登録さ
れていない文字列に対してもキーボードより“0"を入力
し、カナ漢字変換機能等を使用して文字列を入力すれ
ば、上記貼込方法により同様にして文字列を貼込むこと
ができる。 (2)棒打ち 上記文字列の指定方法でエレメントリストより貼込む
文字列を指定し、タブレット上で基準となる貼込位置を
一点指定し、ポイント数,文字間隔を指定してセットす
る。又前記属性定義で指定したスクリーン属性値を使用
することにより、文字列に対して各種網がけを行なうこ
とができる。 (3)連続(水平・垂直連続貼込,水平・垂直項番指定
貼込) このメニューを選択するとCRT表示装置10にサブメニ
ューが表示される。 ・連続指定(水平/垂直) このメニューは指定したエリアに指定した文字列(複
数個)を連続的に水平方向及び垂直方向に貼込む方法で
ある。このメニューを選択した後、エレメントリストよ
り水平方向及び垂直方向に連続的に貼込むべき文字列の
最初の項番と個数を指定する。その後、タブレット上で
貼込エリアの2点を指定する。この段階でこのエリアが
文字列の個数分に等分割され、最初の貼込ボックスを対
象にポイント数の変更,文字間隔指定及びこのポイント
数や、文字間隔を変更する際の基準点の指定を行ない、
貼込ボックス内に表示される貼込第2ボックスの大きさ
を決定してセットする。この第2ボックスの大きさがそ
のまま次の文字列貼込ボックスに継続され、連続的に貼
込まれる。その他属性の変更等は貼込みと同様である。 ・項番指定(水平/垂直) このメニューは指定したエリアに逐時エレメントリス
ト及び0番から文字列を指定し、水平方向及び垂直方向
に複数個の文字列を貼込む方法である。このメニューを
選択した後、連続で貼込みたい文字列の個数を指定す
る。その後、タブレット上でエリアを指定した段階で、
この個数分にエリアが等分割される。上記と同様に最初
の貼込ボックスを決定し、一文字列ずつ項番を指定して
貼込んでいく。 (4)貼込ボックスコピー 最後に貼込メニューによって貼込んだ貼込みボックス
を記憶しておき、新たに文字列を貼込む場合にこの貼込
みボックスを再利用する。これにより、貼込ボックスの
入力回数が減り作業能率の向上につながる。また、サイ
ズ変更もキーボードより数値入力することにより可能で
ある。 なお、文字列貼込において、タブレットで対角上の2
点を指定した段階で、この2点で作られる矩形とその内
側に一定のマージンをとった第2の矩形が発生される。
これにより、文字列が罫線に重なることを防止する。
又、この時コンピュータシステム50で貼込み可能な最大
ポイント数が決定される。次に文字列拡大、縮少のため
の基準点を指定し、以後この基準点を中心としてポイン
ト数の変更及び文字間隔の増加減少を行なう。又角丸付
きボックスの内に文字列を貼込む場合、R入力機能を使
用することにより、角丸部分に文字が重なる心配なく貼
込むことが可能である。 (5)グループ貼込 採字の段階で連続的に入力された文字列(文章)を貼
込エリアと行数を指定することで、自動的に多段に貼込
む方法である。エレメントリストより文字列の項番を指
定すると同時に貼込行数を指定する。次に、タブレット
上で貼込エリアの対角上の2点を指定するのみで、ポイ
ント数,行間,文字間隔を自動的に決定し多段に貼込む
方法である。別の方法として、ポイント数を指定した
後、1行当りの幅を指定する。これにより一行当りに貼
込まれる文字数が決定されると同時に行数が決定され
る。又行間も初期値として一定の比率が与えられてお
り、これにより数段に文字列が貼込まれ、必要があれば
ポイント数の変更,行間の変更も可能である。 (6)ロゴ(ロゴ貼込) ロゴには大きく分けて2種あり、広く一般的に使用す
る約物類と、各企業特有の社名及びマーク類に大別でき
る。どちらもそれぞれ識別するための番号を有している
が、後者の場合、品目別管理情報で入力した得意先コー
ドとロゴNoを組合せた番号で管理し、前者はロガNoのみ
で管理されている。このメニユーを選択し、ロゴNoを入
力する。タブレット上で貼込位置を指定する基準点を指
定する。このロゴサイズの拡大及び縮少が可能であり、
任意の大きさを指定することが可能であると共に、前記
属性定義で指定したスクリーン属性値を使用することに
より、ロゴに対して網がけすることも可能である。 (7)スクリーン(スクリーンON/OFFメニュー) スクリーンのかかった図形上に文字列を貼込む場合、
文字列の存在が識別しにくい。そのためこのメニューを
選択することにより、一時的にスクリーン表示を消して
文字列貼込の作業能率の向上を図るものである。 5.固定部品モード; このメニューを選択するとエレメントリストに部品
(トンボ類)のリストが第11図の如く表示される。表示
されるものとては色玉,センタートンボ,横ミシントン
ボ等がある。キーボードより上記の部品類を示す項番を
入力し、標準位置にセットするものに対しては一定の位
置に表示され、任意の位置にセットしたいものに関して
はタブレット上でその位置を指定する。又コーナーカッ
トの項番を指定した場合、CRT10にサブメニューが表示
される。又各トンボに関して必要な情報をキーボードか
ら入力しセットする。 (1)Wメニュー(ウィンドメニュー) トンボ類は種類により仕上りサイズ外に出るものであ
り、画面上では認識できない。そのため、このWメニュ
ーを選択すると、仕上りサイズの外側も画面上に表示さ
れ、トンボ類の入力忘れを防止できるようになってい
る。 1)カーソルジャンプ 基準点から相対座標で移動点を指定する。指定単位ご
とのステップ移動、又は数値入力によるダイレクト移動
が可能である。 2)絶対座標値移動 原点からの絶対座標を指定することにより、カーソル
を移動する。 3)移動点指定 タブレット上で移動点を指定することにより、カーソ
ルを移動する。 (6)仕上りサイズチェック機能 図形入力中及び図形移動中,図形コピー中などデザイ
ン設計中に、仕上りサイズを越えるものに対しはチェッ
クを行ない、管面上には表示しないものとする。 6.単独項番処理 このメニューを選択すると、共通枚目の図形・文字列
のデザインに対して、移動・変形・コピー・消去をする
ことが可能である。 第12図は画面100に表示される帳票のパートリストの
内容を示しており、この画面100には以下に説明する項
目が表示される。 項番101;項番101は枚目を意味している。デザインを
する枚目はこの番号で指定する。項番は0〜10まであり
項番0は共通枚目を意味する。 仕上サイズ102;仕上サイズ102は帳票の天地×左右のサ
イズを表わす。 共通枚目表示103;共通枚目表示103は、各枚目のデザイ
ンにおいて共通枚目の情報を表示する/しないを指定す
る。例えばONならば表示しOFFならば表示しない。 共通枚目操作104;共通枚目操作104は、各枚目デザイン
において共通枚目表示ONの時に有効である。この値がON
であれば、各枚目画面に表示された共通枚目の図形又は
文字列に対し移動・変形。コピー消去を可能にする。OF
Fであれば、共通枚目の図形又は文字列に対しては移動
・変形・コピー・消去はできない。 次に、上記パーツリストに基づく単独項番処理の方法
について説明する。 まず、メニューを選択すると、入力システムが立上が
り帳票デザインが可能となる。画面100上に第12図に示
すようなパートリストが表示される。このパートリスト
には、デザインする帳票の枚目分だけの情報が表示され
る。この状態では共通枚目表示103がON,共通枚目操作10
4がOFFとなっている。又、項番101内の項番0は共通枚
目である。共通枚目表示メニューを選択し、項番を指示
することにより共通枚目表示103の状態をON,OFF反転す
る。共通枚目操作メニューを選択し、項番を指示するこ
とにより共通枚目操作の状態をON,OFF反転する。デザイ
ン入力メニューを選択し、項番を指示すると画面上に指
定パートの図形・文字列が表示される。この時に、共通
枚目表示の指定のしかたにより表示内容が異なる。 共通枚目表示ONでは、第13図(A)に示すような共通
枚目画面110に表示された図形111と更に同図(B)に示
すような当該枚目画面120に表示された図形121とが合成
される。そして、同図(C)に示すような画面130に図
形111及び121が表示される。 又、共通枚目表示OFFでは同図(B)に示す当該枚目
画面120のみが表示される。共通枚目表示がONの時、共
通枚目操作がONの状態であれば画面に表示されている全
ての図形・文字列に対して移動・変形・コピー消去が可
能である。共通枚目操作がOFFの状態であれば、画面に
表示されている図形,文字列のうち当該枚目の図形・文
字列に対してのみ移動・変形・コピー・消去の操作が可
能である。 以上のことより、この発明の帳票デザインの全体を第
20図(A)〜(C)にフローチャートで示して説明す
る。 入力装置20に設けられているキーボードの操作により
帳票デザイン作業がスタートされると、第14図に示すよ
うなスタート画面が表示され(ステップS100)、その後
に第15図に示す品目別管理情報の入力画面となり(ステ
ップS101)、タブレット等で品目別管理情報を入力する
(ステップS102)。品目別管理情報の入力が終了すると
第16図に示すような基本メニュー画面となるので、エレ
メントリスト入力が選択されると第17図に示すようなパ
ートリストが表示され(ステップS103〜S106)、サイズ
変更(ステップS112),コピー(ステップS113)及びデ
リート(ステップS114)が処理された後にパートリスト
からデザイン入力を選択すると、第18図に示すようなモ
ード選択メニュー画面となる(ステップS109)。ここ
で、フォームレイアウトを選択すると第20図(C)のレ
イアウトモードとなり(ステップS111)、フォームメイ
クアップを選択すると同図(B)のメイクアップモード
となる(ステップS115)。すなわち、レイアウトモード
のステップS140〜S148では、第19図で説明したステップ
S10〜S18の動作が行なわれ、メイクアップモードのステ
ップS120〜S132では、第1図で説明したステップS31〜S
35の動作が行なわれる。また、メインメニュー画面で
“終了”を選択すると、デザインをファイル30に格納す
るデザイン登録となる(ステップS122)。 (発明の効果) この発明では、文字列採字及び品目別管理情報を入力
して後、エレメントリストの入力,フォームデザイン入
力作業を行なうようにしており、全ての作業終了後に画
像出力用の情報変換を行なうようにしているので、特
に、多パーツ帳票を作成する場合、共通枚目画面でデザ
インをすることにより複写物の各枚目のデザインの整合
性が確保される。又、複数枚にわたる複写帳票におい
て、ある枚目だけ他の枚目と共通なデザイン部分を持た
ない場合においてもデザイン入力及び修正が独立かつ容
易であり、デザイン入力処理能力が向上し、デザインし
た帳票を直ちに印刷工程に送って印刷できる特長があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の動作例を示すフォームメイクアップ
作業のフローチャート、第2図,第3図,第6図,第10
図はそれぞれのメニューの例を示す図、第4図は線分の
デザインの様子を示す図、第5図は図形の消込みを説明
するための図、第7図はロゴ領域指定の動作例を示すフ
ローチャート、第8図は内蔵地絞領域指定の動作例を示
すフローチャート、第9図はグラデーション領域指定の
動作例を示すフローチャート、第11図は部品の一例を示
す一覧表、第12図はこの発明の帳票のパーツリストの内
容を示す図、第13図(A)〜(C)は画面に表示される
図形・文字列を示す図、第14図はメインタイトルの表示
例を示す図、第15図は品目別管理情報入力画面の一例を
示す図、第16図は基本メニュー画面の一例を示す図、第
17図はパートリストの一例を示す図、第18図はメインメ
ニューを示す図、第19図はフォームレイアウトモードの
動作例を示すフローチャート、第20図(A)〜(C)は
帳票デザインの全体の流れを示すフローチャートであ
る。 10……CRT表示装置、20……入力装置、30……ファイ
ル、40……出力装置、50……コンピュータシステム、51
……スペーシグチャート表示ルーチン、52……入力コン
トローラ、53……命令アナライザ、54……メニュールー
チン、55……CRT図形発生ルーチン、56……テーブルコ
ントローラ、57……ファイルコントローラ、58……入力
情報テーブル、100,110,120,130……画面、101……項
番、102……仕上りサイズ、103……共通枚目表示、104
……共通枚目操作、111,121……図形。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.表示装置と、各種操作・処理メニューを選択すると
    共に、必要なデータを入力する入力装置と、データ書込
    又は読出可能なファイルと、作成された帳票デザインデ
    ータを出力する出力装置と、前記各装置を結合して処理
    するコンピュータシステムとを具え、前記表示装置に帳
    票デザイン用のスペーシングチャートを表示し、前記入
    力装置によって表示画面上に帳票デザイン用の図形,文
    字列,記号を発生し、前記表示画面上で表示デザインと
    全体のデザインを確認しながら帳票をデザインし、デザ
    インされた帳票データを前記ファイルに登録するように
    した帳票デザインシステムにおいて、多パーツ帳票をデ
    ザインする場合、前記帳票の各枚目にわたって複写等を
    行なう共通なデザインを共通枚目画面に表示して画面対
    話方式で独立にデザインをしておき、前記各枚目をデザ
    インする場合は当該枚目画面と共通枚目画面とを表示し
    当該枚目固有のデザインを共通デザインに付加する様に
    画面対話方式でデザインすることを特徴とする帳票デザ
    インシステム。 2.前記当該枚目をデザインする場合、共通枚目画面と
    当該枚目画面とを両方表示するか、又は当該枚目画面の
    みを表示するかを選択可能にした特許請求の範囲第1項
    に記載の帳票デザインシステム。 3.前記当該枚目をデザインする場合、共通枚目画面と
    当該枚目画面とを両方表示したときに、共通枚目画面上
    の図形又は文字に対して移動・変形・消去等の操作を選
    択可能にした特許請求の範囲第1項に記載の帳票デザイ
    ンシステム。
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