JP2714383B2 - 帳票デザイン作成方法 - Google Patents

帳票デザイン作成方法

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JP2714383B2
JP2714383B2 JP62274795A JP27479587A JP2714383B2 JP 2714383 B2 JP2714383 B2 JP 2714383B2 JP 62274795 A JP62274795 A JP 62274795A JP 27479587 A JP27479587 A JP 27479587A JP 2714383 B2 JP2714383 B2 JP 2714383B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、コンピュータシステムによって帳票類を
デザインして出力するための帳票デザイン作成方法に関
する。 (発明の技術的背景とその問題点) 帳票を印刷によって作成する場合は、得意先から提示
される仕様書に基づき、所定の大きさの枠組罫線で印刷
されたスペーシングチャートに鉛筆等で線引きを行な
い、人間の手書きによって帳票のデザインを行なう。帳
票は1品1品個別のデザインであるため、デザインの種
類が非常に多く、しかも各種装置の入出力媒体として使
用されている場合がほとんどであるため、デザイン上の
制限項目が多い。すなわち、黒色印刷,印鑑禁止帯が設
けられていたり、基準辺から所定幅のマージンをとった
内側に長方形状の手書き領域が設けられていたり、寸法
等が細かく規定されている。このような制約を満足する
ように作成された帳票デザインは、得意先の了解を得た
後、印刷製版用の原稿となる版下作成の工程へ移され
る。版下は、帳票デザインを基に人間の手書きにより罫
線の線引き,文字やロゴタイプの貼込みを行なう。こう
して作成された版下は、得意先によって最終的なチェッ
クを受ける。この段階での変更,修正等も多いため、作
業の手戻りが発生し非常に煩雑となっている。得意先の
最終的チェックを受け校了となった版下は製版工程に移
され、フィルム原版が作成され、この後刷版工程にて印
刷用の刷版が作成されて印刷工程へ移される。このよう
に印刷工程に入るまで多くの工程を通るため、多大な労
力を要している。 一方、帳票の版下を作成する方法として、デイジタイ
ザを入力手段とした方法及び罫線の起点,終点等を数値
入力する方法があるが、これらは既に作成された入力用
のラフ原稿及びこれをもとにした数値データが必要であ
り、入力したデータが視覚表示されないものが多いた
め、デザイン入力が良好に行なわれたか否かは、一旦描
画してみなければ分らないといった欠点がある。又、従
来帳票内のラベルエリア等に線対称で文字列を貼込む場
合、貼込まれる文字列をそれぞれオペレータがマージン
等のレイアウトを考慮し、試行錯誤でデザイン入力を行
なわなければならなかった。 (発明の目的) この発明の目的は上述の如き欠点を改善し、帳票デザ
イン及び修正等の作業の高効率を図ると共に、少なくと
も1文字から成る1つの文字列の複数個を帳票内の指定
された複数行の位置に対称的に貼込むことができ、帳票
デザイン工程から製版工程又は刷版工程までを一貫して
行なう帳票デザイン作成方法を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) この発明は、表示装置と、各種操作・処理メニューを
選択すると共に、必要なデータを入力する入力装置と、
データ書込又は読出可能なファイルと、作成された帳票
デザインデータを出力する出力装置と、上記各装置を結
合して処理するコンピュータシステムとを具え、上記表
示装置に帳票デザイン用のスペーシングチャートを表示
し、上記入力装置によって表示画面上に帳票デザイン用
の図形,文字列,記号を発生し、上記表示画面上で表示
デザインと全体のデザインを確認しながら帳票をデザイ
ンし、デザインされた帳票データを前記ファイルに登録
したり、上記出力装置から出力するようになっている帳
票デザイン作成方法に関するもので、この発明の上記目
的は、少なくとも1文字から成る1つの文字列の複数個
を各別に順次連続して指定された複数行の位置に貼込む
場合、前記貼込位置を指定する貼込領域を対角座標の入
力により決定し、予め入力された前記文字列の個数分だ
け前記貼込領域を等分割して、その1つの分割貼込領域
内に前記文字列中の最大文字数の文字列を貼込文字列と
して表示し、該表示された貼込文字列を対象として指示
された文字レイアウトの基準点を基に、前記等分割され
た1つの貼込領域内に前記貼込文字列の文字レイアウト
を行い対角座標の入力により貼込位置を決定すると共
に、前記等分割された他の貼込領域内に前記貼込位置を
基に、他の貼込文字列の貼込位置を対角座標の入力によ
り決定し、複数個の文字列を順次連続的に貼込むことに
よって達成される。 (発明の作用) この発明の帳票デザイン作成方法は、少なくとも1文
字から成る1つの文字列の複数個を各別に順次連続して
指定された複数行の位置に貼込む場合、貼込位置を指定
する貼込領域を決定し、この決定された貼込領域を文字
列の個数分だけ等分割し、分割された1つの貼込領域内
に最大文字数の文字列を表示して指定された文字レイア
ウトの基準点を基に、上記最大文字数の文字列の貼込位
置を決定し、この貼込位置を基に、他の文字列の貼込位
置を他の貼込領域内に順次決定し、文字列の貼込みを自
動的に行えるようにしている。 (発明の実施例) この発明の帳票デザイン作成方法は、ビジネスフォー
ムのデザイン,版下,フィルム原版をグラフィックディ
スプレイとの対話方式で製作するために開発されたもの
である。現在ビジネスフォームは、ラフ原稿→版下,カ
ットマスク→カメラワーク→製版→刷版という過程を経
て印刷へという工程をたどっている。版下作成は得意先
からのラフ原稿を基に台紙にカラス口,ロットリング,
ペン等を用いて罫線引きを行ない、又写植機等で打出し
た文字をこれに貼り付けるといった熟練を要した手作業
中心の工程で作成されている。さらに、網(スクリー
ン),地紋,白抜き文字等を使った帳票の場合は、上記
版下の他にスクリーンフイルム,地紋フイルム等の基材
フイルムと必要部分を露光可能に切抜いたカットマスク
とを用い、カメラワーク,フイルムワークにより製版を
行なう必要がある。複数色を使った帳票の場合も同様
に、カットマスク,カメラワークの手作業で色版別の原
版を製作しなければならない。この発明は、これらの複
雑で精度を要する作業を、コンピュータを用いて誰にで
も容易に出来る様にしたものである。 この発明の方法は入力装置,出力装置及び変換装置で
構成されており、これらの装置は特開昭62−126464号記
載の帳票デザイン作成方法の装置の内容と同様になって
いる。 この発明による帳票デザイン作成方法の作業手順は第
1図のようになり、得意先原稿入稿のステップS1では原
稿をチェックする。多パーツ物の場合は、各パートに共
通な部分とそうでない部分をチェックし、デザインデー
タを格納するデータ媒体(フロッピーディスク)を用意
する。ステップS2の文字列採字は原稿より文字列を単語
又は文章ごとに区別して、カナ漢字変換方式等の日本語
入力方式を用いてデータ媒体に記録する。次のステップ
S3の品目別管理情報入力は個々の帳票を識別するため
に、帳票名,得意先名,仕上げサイズ,帳票種別,寸法
単位,パート数,区分等の個別の識別情報をデータ媒体
に記録する。また、エレメントリスト入力(ステップS
5)は帳票を構成する部品の一覧表であり、部品の中の
固定部品(トンボ類)はあらかじめ登録されている。文
字列採字処理で入力した文字列は、単語又は文章ごとに
1つの部品として自動的に登録される。他に文字列の追
加,固定部品の追加等もこの段階でも、カナ漢字変換方
式等の日本語入力方式を用いてエレメントリストに登録
可能である。フォームレイアウト作業(ステップS6)は
帳票のラフデザインを行なうもので、画面対話方式にて
基本図形をメニュー選択しながら帳票の罫線のラフデザ
インを試行錯誤的に行ない、これらのデータをデータ媒
体に記録する。フォームメイクアップ作業(ステップS
7)は帳票を各パート毎に個々にデザインし、多パート
の場合は全てのパートに共通な共通パートのデザインを
最初に行ない、次に品目別管理情報で入力したパート数
分のデザインを各パート毎に行なう。これらのデータ
は、パート毎に区別してデータ媒体上に記録されさら
に、上記エレメントリスト入力,フォームレイアウト作
業及びフォームメークアップ作業の終了後に行なわれる
ステップS8の変換作業はフォームメイクアップ作業まで
の作業を終了したデータ媒体を、データ変換装置によっ
て出力装置で処理可能なデータ形式に変換し、データ媒
体上のデータはパート毎の単位で変換する。一つのパー
トの中では罫線,スクリーン,文字・ロゴ固定部品の全
てについて、それぞれの重なりをチェックして優先度に
従って変換する。 なお、上記作業のうちステップS1は人手作業、ステッ
プS2〜S7は入力システムで行ない、ステップS8は変換シ
ステムで行なう。 次に、具体的な構成例を示してこの発明を説明する。 この発明の帳票デザイン作成方法は第2図に示すよう
に、所要のメッセージ,デザインパターン等を表示する
CRT表示装置10と、各種メニューを有するデータ入力用
の入力機構(タブレット)及びテンキー,セットボタン
等を含むキーボードで成る入力装置20と、データの書込
み又は読出しを行なうことが出来るフロッピーディス
ク,磁気テープ等のファイル30と、製版フイルム,刷版
等を出力するための出力装置(たとえばレーザードラム
プロッタ)40と、上記各装置10〜40を結合して処理する
コンピュータシステム50とを設け、入力装置20によりフ
ァイル番号,品名,オペレータ名等の管理情報を入力す
ると共に、コンピュータシステム50をイニシャライズし
てファイル30をオープン状態とし、デザイン用のスペー
シングチャートをグリッド状にCRT表示装置10に表示し
たりし、入力装置20によりファイル30に既に登録されて
いる帳票デザインを選択してCRT表示装置10に表示し、
上記いずれの場合も以後、CRT表示装置10及び入力装置2
0により対話式の帳票デザイン入力を行なって、作業終
了後データをファイル30に登録するようにし、入力装置
20によりファイル30に既に登録されている帳票デザイン
を選択してCRT表示装置10に表示すると共に、変換シス
テム41及び出力装置40を介して当該帳票デザインの製版
フイルム等を出力するようにしている。 ところで、コンピュータシステム50はソフトウエアで
動作処理するものであり、グリット点を整列されたスペ
ーシングチャートをCRT表示装置10に表示するためのス
ペーシングチャート表示ルーチン51と、入力装置20から
の入力命令を制御する入力コントローラ52と、入力コン
トローラ52を経て入力装置20から伝送されて来る命令を
分析する命令アナライザ53と、この命令アナライザ53か
ら送られて来る命令に従ってメニューを実行するメニュ
ールーチン54と、メニュールーチン54からのメニューデ
ータに従ってCRT表示装置10に図形及びデータを表示す
るためのCRT図形発生ルーチン55と、入力された情報を
整理して記憶しておく入力情報テーブル58と、入力情報
テーブル58をメニュールーチン54の選択出力に従って制
御するテーブルコントローラ56と、ファイル30及び入力
情報テーブル58を結合するファイルコントローラ57とを
備えている。なお、メニュールーチン54は直線,円弧等
の基本的な図形を処理する基本図形メニュー54Aと、線
の移動や消去等を行なうレイアウトメニュー54Bと、角
丸付矩形等の複雑な図形を処理するアプリケーションメ
ニュー54Cとを有しており、アプリケーションメニュー5
4Cは角丸付矩形,垂直罫線,角丸枠付平行罫線等を有し
ている。この他、文字を処理するための文字メニュー54
Dがあり、文字を処理するための文字情報テーブルが設
けられている。また、作成された帳票デザインはファイ
ル30から変換システム41でフォーマット変換されて出力
装置40に送られる。これはオンラインで送るようにして
も良い。 次に、この発明のニューについて説明する。 1.属性定義; この属性定義モードにおいては、第3図に示すメニュ
ーより3種類の属性項目を定義することが可能である。
一つは線幅の指定であり、帳票作成時に必要な線幅値を
指定する。もう一つはスクリーンの指定であり、帳票作
成時に必要な網点の線数,角度,%が指定可能である。
最後の指定可能な属性項目は角丸値の指定であり、帳票
作成時に必要な角丸値を指定することができる。本メニ
ューを選択しない場合は帳票作成上使用頻度の高い属性
値が各属性項目に初期値としてセットされる。線形状は
実線,破線,2重線が初期値として与えられているが、こ
れも変更可能であり、線位置も予め初期値が設定されて
いる。 2.罫線入力; この罫線メニューを選択することにより必要な図形要
素を組合せることで、帳票の罫線部分が設計できる(第
4図参照)。 (1)コの字メニュー(M1〜M4) 入力装置20のタブレット上で対角の2点を指定するこ
とにより、コの字図形が発生する。又必要においては前
記属性定義で指定した各種属性値を使用することにより
罫線に対して網がけを行なったり、垂直,水平方向の線
幅を各々指定変更することが可能であり、コーナーに対
しては角丸付けを行なうことができる。線形状,線位置
の変更も可能である。 (2)L字メニュー(M5〜M8) タブレット上で対角の2点を指定することによりL字
型図形が発生する。又必要においてはコの字メニューの
場合と同様、垂直方向及び水平方向各々の線幅指定,罫
線に対する網がけ及び角丸付けが可能であり、線形状の
指定変更,線位置の指定変更も可能である。 (3)水平,垂直等分割メニュー(M9〜M10) このメニューを選択した場合、第5図で示すようにタ
ブレット上で指定した2点(+,*)で囲まれるエリア
を指定した数だけ、水平及び垂直方向に等分割した線分
を発生させる。又必要に応じて開始第1線分,最終線分
を存在したり、存在させなかったりできる。前述の属性
定義で指定した各種属性値を使用することにより、線幅
変更指定,網がけ指定を行なうことができる。線形状の
指定変更及び線位置の変更も可能である。 (4)ボックスメニュー(M11) タブレット上で対角上の2点を指定することにより、
矩形が発生する。前述の属性定義で指定した各種属性値
を使用することにより、垂直方向及び水平方向の線幅を
各々変更することができ、罫線に対して網がけが可能で
あり、コーナーに対しては角丸付けを行なうことができ
る。線形状の指定変更及び線位置の変更も可能である。 (5)直線メニュー(M12) タブレット上で2点を指定することにより、この2点
を端点とする線分が発生される。また、前述の属性定義
で指定した各種属性値を使用することにより、線幅を変
更することが可能であり、罫線に対しては網がけが可能
である。線形状の指定変更及び線位置の変更も可能であ
る。 (6)円メニュー(M13) タブレット上で2点を指定することにより、この2点
を直径とする円を発生する。又前記属性定義で指定した
各種属性値を使用することにより線幅の変更,罫線に対
しての網がけが可能である。 (7)ピックメニュー(M16) すでに入力済みの図形の属性変更及びデリート処理,
図形の変形,移動等を行なう場合、その対象となる図形
を指定した後、このピックメニューを選択する。これに
よりその対象図形は編集状態となり、上記各処理が可能
となる。罫線メニュー中にこのピックメニューを選択し
た場合、罫線図形のみが有効となる。 (8)消込メニュー(M14) すでに入力済みの図形の一部又は全部の消込みを行な
う場合、その対象となる図形を指定し、各形状で消込み
を行なう。たとえば第6図の左図のような四角形の一部
を消込む場合、直線の形状を用いることにより右図の様
になる。 3.スクリーン; メインメニューからスクリーンを選択することによ
り、第7図に示すようなスクリーンモードになる。 (1)ロゴ領域(ロゴ地紋領域の指定)(M22) 帳票作成時、あるエリアに対してロゴの地紋化した模
様を指定したい場合、本メニューでそのエリアを指定す
る。必要に応じてスクリーンの属性値を変更することに
より、ロゴに対して網がけを行なったり、ロゴ枠の外に
網がけを行なうことができる。ロゴ領域意指定の動作例
は第9図のようになっており、ロゴ領域のメニューを選
択(ステップS41)とすると、次のステップS42でロゴ番
号等を入力する。ロゴの縮小率は水平方向及び垂直方向
それぞれの縮小率を指定し、スクリーンNOは“1"〜“4"
を指定した場合はロゴに網がけして地紋化され、“5"〜
“8"を指定した場合はロゴはポジ、エリアは網がけされ
て地紋化される。また、“9"〜“12"を指定した場合は
ロゴはネガ、エリアは網がけされて地紋化される。ま
た、ロゴ地紋領域の指定(ステップS43)は、第5図の
如く対角上の2点を指定することによって行なう。 (2)地紋領域(内蔵地紋領域の指定)(M21) 帳票作成時、あるエリアに対し内蔵地紋(登録済み地
紋)を使用したい場合、本メニューでそのエリアを指定
する。必要に応じてスクリーンの属性値を変更すること
により、内蔵地紋の絵柄部分に対して網がけを行なった
り、絵柄の外側に網がけを行なうことができる。内蔵地
紋領域指定の動作例は第10図のようになっており、内蔵
地紋領域のメニューを選択(ステップS51)すると、次
のステップS52でスクリーンNOを入力する。この場合、
“0"を指定すると内蔵地紋がポジ出力し、“1"〜“4"を
指定すると内蔵地紋にスクリーンをかけ、“5"〜“8"を
指定するとエリアにスクリーンがかかるようになってい
る。また、内蔵地紋領域の指定は前述と同様に、対角上
の2点を指示することによって行なう。 (3)グラデ領域(グラデーション領域指定)(M20) 帳票作成時、あるエリアに対してグラデーションを使
用したい場合、本メニューでそのエリアを指定する。エ
リアを指定すると同時に、開始点,終了点のグラデーシ
ョンの濃度を指定することによりグラデーションを作成
することが出来る。グラデーション領域指定の動作例は
第11図のようになっており、グラデーション領域のメニ
ューを表示(ステップS61)した後、水平方向にグラデ
ーションを指定するのか、垂直方向にグラデーションを
指定するのかをキーボードで番号入力によって指定する
(ステップS62)。また、これと同時にグラデーション
の開始点及び終了点の網パーセントを指定し、この後に
対角上の2点を指定することによってグラデーション領
域を指定する(ステップS63)。 (4)コーナースクリーン(M23) このメニューを選択し、タブレット上で対角の2点を
指定することにより上記図形が発生する。このメニュー
を使用することによりコーナーの角丸スクリーンが行な
え、コーナー半径は指定した2点より決行され、前記属
性定義で指定した属性値を使用することにより、各種の
スクリーンが使用できる。 (5)ボックススクリーン図形(M24) このメニューを選択し、タブレット上で対角の2点を
指定することによりボックススクリーン図形が発生す
る。又前記属性定義で指定したスクリーン属性値を使用
することにより、各種網がけを行なうことができ、角丸
を指定することにより角丸付きボックススクリーン図形
が発生する。 (6)三角形スクリーン図形(M25) このメニューを選択し、タブレット上で少なくとも1
点が他の2点を結ぶ直線上にない3点を指定することに
より、三角形スクリーン図形が発生する。又前記属性定
義で指定したスクリーン属性値を使用することにより、
各種網がけを行なうことができる。 (7)円スクリーン図形(M26) このメニューを選択し、タブレット上で2点を指定す
ることにより、円スクリーン図形が発生する。又前記属
性定義で指定したスクリーン属性値を使用することによ
り、各種網がけを行なうことができる。 4.貼込モード; (1)貼込 このモードの選択で、先に入力済みである文字列群が
エレメントリストとしてCRT表示装置10に表示される。
一度にCRT10上に表示される文字列の個数は9個であ
り、第8図に示すようなメニュー上の“1"〜“9"に対応
している。 次に、この発明の貼込方法について第12図〜第15図及
び第16図のフローチャートを参照して説明する。 この発明の貼込方法では一例として第12図に示すよう
な画面100に表示された帳票110内のラベルエリア111に
2つの文字列を各別に2行に連続的に貼込む場合、以下
に説明するような処理方法をとっている。 まず、文字列を指定する(ステップS200)。例えば貼
込文字列が 明細書……(1) 頁 数……(2) (1),(2)から成る2つの文字列の場合、第13図に
示すように画面100上に2つの文字列を各別に2行に貼
込むべき領域112を対角2点a(x1,y1),b(x2,y2)で
指定する(ステップS201)。上記領域112を貼込文字列
の行数に等分割(ここでは2分割)する線分cd及び貼込
まれる文字列のレイアウトを決定するため文字列113が
同図のように表示される(ステップS202)。上記文字列
113のレイアウト基準点を、第14図に示すように領域112
に設けられた6ヶ所(ul,uc,ur,dl,dc,dr)の中から選
択する(ステップS203)。ここにおいて、上記基準点は
上記対角点2点a(x1,y1),b(x2,y2)で作成される矩
形(x1,y1),(x2,y1),(x2,y2),(x1,y2)の一定
のマージンエリアPを考慮し、内側に作成される矩形11
5(x1+P,y1+P),(x2−P,y1+P),(x2−P,y2
P),(x1+P,y2−P)上に設けられている。ここで、
レイアウト基準点をdcに設定した場合、上記文字列113
の文字サイズ(ポイント数),文字間隔を変更した時点
で(ステップS204,S205)、第15図の様にレイアウトさ
れる。この段階で文字列113が外接する矩形が求められ
る。上記矩形は2点e(x5,y5),f(x6,y6)で形成され
る矩形116であり、この矩形116を基にもう一方の貼込矩
形領域が2点g(x5,y6+2P),h(x6,2y6−y5+2P)を
基に矩形117として形成される(ステップS206)。次
に、貼込を指定した段階で矩形116には先に指定された
ポイント,スペースで文字列がセットされ貼込まれる。
又、矩形117にはこの矩形117におさまる最大ポイントで
文字列118がセットされ貼込まれる(ステップS207,S20
8)。上述では2行の文字列の場合について説明した
が、この発明の貼込み方法は3行の文字列の場合も適用
することができる又、縦貼込の場合にも対応可である。
又前記属性定義で指定したスクリーン属性値を使用する
ことにより、文字列に対し各種網がけを行なうことがで
きる。さらに、文字属性である書体コードを変更するこ
とにより、任意の書体を設定することができる。エレメ
ントリストに登録されていない文字列に対してもキーボ
ードより“0"を入力し、カナ漢字変更機能を使用して文
字列を入力すれば、上記貼込方法により同様にして文字
列を貼込むことができる。 (2)棒打ち 上記文字列の指定方法でエレメントリストより貼込む
文字列を指定し、タブレット上で基準となる貼込位置を
一点指定し、ポイント数,文字間隔を指定してセットす
る。又前記属性定義で指定したスクリーン属性値を使用
することにより、文字列に対して各種網がけを行なうこ
とができる。 (3)連続(水平・垂直連続貼込,水平・垂直項番指定
貼込) このメニューを選択するとCRT表示装置10にサブメニ
ューが表示される。 ・連続指定(水平/垂直) このメニューは指定したエリアに指定した文字列(複
数個)を連続的に水平方向及び垂直方向に貼込む方法で
ある。又、その他属性の変更等は貼込みと同様である。 ・項番指定(水平/垂直) このメニューは指定したエリアに逐時エレメントリス
ト及び0番から文字列を指定し、水平方向及び垂直方向
に複数個の文字列を貼込む方法である。このメニューを
選定した後、連続で貼込みたい文字列の個数を指定す
る。その後、タブレット上でエリアを指定した段階で、
この個数分にエリアが等分割される。上記と同様に最初
の貼込ボックスを決定し、一文字列ずつ項番を指定して
貼込んでいく。 (4)貼込ボックスコピー 最後に貼込メニューによって貼込んだ貼込みボックス
を記憶しておき、新たに文字列を貼込む場合にこの貼込
みボックスを再利用する。これにより、貼込ボックスの
入力回数が減り作業能率の向上につながる。また、サイ
ズ変更もキーボードより数値入力することにより可能で
ある。 なお、文字列貼込において、タブレットで対角上の2
点を指定した段階で、この2点で作られる矩形とその内
側に一定のマージンをとった第2の矩形が発生される。
これにより、文字列が罫線に重なることを防止する。
又、この時コンピュータシステム50で貼込み可能な最大
ポイント数が決定される。次に文字列拡大,縮少のため
の基準点を指定し、以後この基準点を中心としてポイン
ト数の変更及び文字間隔の増加減少を行なう。又角丸付
きボックスの内に文字列を貼込む場合、R入力機能を使
用することにより、角丸部分に文字が重なる心配なく貼
込むことが可能である。 (5)グループ貼込 採字の段階で連続的に入力された文字列(文章)を貼
込エリアと行数を指定することで、自動的に多段に貼込
む方法である。エレメントリストより文字列の項番を指
定すると同時に貼込行数を指定する。次に、タブレット
上で貼込エリアの対角上の2点を指定するのみで、ポイ
ント数,行間,文字間隔を自動的に決定し多段に貼込む
方法である。別の方法として、ポイント数を指定した
後、1行当りの幅を指定する。これにより一行当りに貼
込まれる文字数が決定されると同時に行数が決定され
る。又行間も初期値として一定の比率が与えられてお
り、これにより数段に文字列が貼込まれ、必要があれば
ポイント数の変更,行間の変更も可能である。 (6)ロゴ(ロゴ貼込) ロゴには大きく分けて2種あり、広く一般的に使用す
る約物類と、各企業特有の社名及びマーク類に大別でき
る。どちらもそれぞれ識別するための番号を有している
が、後者の場合、品目別管理情報で入力した得意先コー
ドとロゴNoを組合せた番号で管理し、前者はロゴNoのみ
で管理されている。このメニューを選択し、ロゴNoを入
力する。タブレット上で貼込位置を指定する基準点を指
定する。このロゴサイズの拡大及び縮少が可能であり、
任意の大きさを指定することが可能であると共に、前記
属性定義で指定したスクリーン属性値を使用することに
より、ロゴに対して網がけすることも可能である。 (7)スクリーン(スクリーンON/OFFメニュー) スクリーンのかかった図形上に文字列を貼込む場合、
グラフィックディスプレイ上で文字列の存在が識別しに
くい。そのためこのメニューを選択することにより、一
時的にスクリーン表示を消して文字列貼込の作業能率の
向上を測るものである。 5.固定部品モード; このメニューを選択するとエレメントリストに部品
(トンボ類)のリストが第6図の如く表示される。表示
されるものとしては色玉,センタートンボ,横ミシント
ンボ等がある。キーボードより上記の部品類を示す項番
を入力し、標準位置にセットするものに対しては一定の
位置に表示され、任意の位置にセットしたいものに関し
てはタブレット上でその位置を指定する。又コーナーカ
ットの項番を指定した場合、CRT10にサブメニューが表
示される。又各トンボに関して必要な情報をキーボード
から入力しセットする。 (1)Wメニュー(ウィンドメニュー) トンボ類は種類により仕上りサイズ外に出るものであ
り、画面上では認識できない。そのため、このWメニュ
ーを選択すると、仕上りサイズの外側も画面上に表示さ
れ、トンボ類の入力忘れを防止できるようになってい
る。 6.カーソル移動; カーソル移動の方法としては次の方法がある。 1)カーソルジャンプ 基準点から相対座標で移動点を指定する。指定単位ご
とのステップ移動、又は数値入力によるダイレクト移動
が可能であある。 2)絶対座標値移動 原点からの絶対座標を指定することにより、カーソル
を移動する。 3)移動点指定 タブレット上で移動点を指定することにより、カーソ
ルを移動する。 7.仕上りサイズチェック機能; 図形入力中及び図形移動中,図形コピー中などデザイ
ン設計中に、仕上りサイズを越えるものに対しはチェッ
クを行ない、管面上には表示しないものとする。 第17図は出力の構成を示しており、前述の変換システ
ム41で作成したデータをもとに、出力装置40は製版フイ
ルム,印刷用刷版等の画像42を生成する。出力システム
としてはレーザードラムプロッタが利用でき、変換シス
テム41又はファイル30からのデータは出力装置40内に一
時的に保管され、オペレータの指示により選択的に出力
する。出力用の画像データは出力装置40内で処理され、
第18図に示すようにレーザー発振器44からのレーザー光
のオンオフを制御する。レーザー光は反射ミラー45及び
46を介して回転ミラー47へ送られる。回転ミラー47は出
力媒体支持体43内を長手方向に移動しながら、フイルム
等の出力媒体48へレーザー光を露光する。これにより出
力媒体48に画像が記録され、製版フイルム等が得られる
のである。 (発明の効果) この発明では、文字列採字及び品目別管理情報を入力
した後、エレメントリストの入力,フォームレイアウト
作業及びフォームメークアップ作業を行なうようにして
おり、全ての作業終了後に画像出力用の情報変換を行な
うようにしているので、帳票デザインを容易かつ迅速に
行なうことが出来、特に、複数行の文字列を貼込む場
合、最大文字数の文字列の貼込位置を基に、他の文字列
の貼込位置を順次自動的に決定して貼込むことが可能と
なり、デザインした帳票を直ちに印刷工程に送って印刷
できる特長がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の動作例を示すフローチャート、第2
図はこの発明の構成例を示すブロック図、第3図、第4
図、第7図及び第8図はそれぞれのメニューの一例を示
す図、第5図は線分のデザインの様子を示す図、第6図
は図形の消込みを説明するための図、第9図はロゴ領域
指定の動作例を示すフローチャート、第10図は内蔵地紋
領域指定の動作例を示すフローチャート、第11図はグラ
デーション領域指定の動作例を示すフローチャート、第
12図は画面に表示された帳票の様子を示す図、第13〜第
15図は文字列の貼込方法を説明するための図、第16図は
文字列貼込方法を示すフローチャート、第17図は出力構
成を示す図、第18図は出力装置の一例を示す構成図であ
る。 10……CRT表示装置、20……入力装置、30……ファイ
ル、40……出力装置、50……コンピュータシステム、51
……スペーシグチャート表示ルーチン、52……入力コン
トローラ、53……命令アナライザ、54……メニュールー
チン、55……CRT図形発生ルーチン、56……テーブルコ
ントローラ、57……ファイルコントローラ、58……入力
情報テーブル100……画面、110……帳票、111……ラベ
ルエリア、112……領域、113,118……文字列、115,116,
117……矩形。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.表示装置と、各種操作・処理メニューを選択すると
    共に、必要なデータを入力する入力装置と、データ書込
    又は読出可能なファイルと、作成された帳票デザインデ
    ータを出力する出力装置と、前記各装置を結合して処理
    するコンピュータシステムとを具え、前記表示装置に帳
    票デザイン用のスペーシングチャートを表示し、前記入
    力装置によって表示画面上に帳票デザイン用の図形,文
    字列,記号を発生し、前記表示画面上で表示デザインと
    全体のデザインを確認しながら帳票をデザインし、デザ
    インされた帳票データを前記ファイルに登録するように
    した帳票デザイン作成方法において、少なくとも1文字
    から成る1つの文字列の複数個を各別に順次連続して指
    定された複数行の位置に貼込む場合、前記貼込位置を指
    定する貼込領域を対角座標の入力により決定し、予め入
    力された前記文字列の個数分だけ前記貼込領域を等分割
    して、その1つの分割貼込領域内に前記文字列中の最大
    文字数の文字列を貼込文字列として表示し、該表示され
    た貼込文字列を対象として指示された文字レイアウトの
    基準点を基に、前記等分割された1つの貼込領域内に前
    記貼込文字列の文字レイアウトを行い対角座標の入力に
    より貼込位置を決定すると共に、前記等分割された他の
    貼込領域内に前記貼込位置を基に、他の貼込文字列の貼
    込位置を対角座標の入力により決定し、複数個の文字列
    を順次連続的に貼込むことを特徴とする帳票デザイン作
    成方法。 2.前記文字列の文字数及び文字間隔の増加減少を、前
    記基準点を中心として行う特許請求の範囲第1項に記載
    の帳票デザイン作成方法。
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