JPS59210958A - タイヤのゴム組成物 - Google Patents

タイヤのゴム組成物

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JPS59210958A
JPS59210958A JP58084660A JP8466083A JPS59210958A JP S59210958 A JPS59210958 A JP S59210958A JP 58084660 A JP58084660 A JP 58084660A JP 8466083 A JP8466083 A JP 8466083A JP S59210958 A JPS59210958 A JP S59210958A
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Japan
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rubber
butadiene
isoprene
tire
weight
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JP58084660A
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Kazuyuki Ito
和行 伊藤
Mitsuaki Hayama
端山 光明
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Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、従来のブチルゴムの欠点を改変づるもので
、特に、インナーライナーのグリー成形厚の寸法安定性
を確保し且つ空気透過性を、従来以上に小さく保持し、
タイへ7の軽量化による内圧低下を小さく抑制するタイ
ヤのゴム組成物に関り−るものである。
近rl+J、省エネルギーの要請から燃料消費率の低い
自動車が望まれており、この観点からタイヤに要求され
る事は、重量の軽量化と転勤抵抗の低減化である。
転勤抵抗の低減の方策の一つとして、タイヤの内圧の高
圧化が望まれており、そのため、インナーライナーに対
する空気透過率の低減の要求は大きく、該ライナ一部の
厚さの増大が必要となってくるが、しかしながら、タイ
ヤ重量の軽量化のために厚みの増大も容易に行なうこと
が出来ないのが現状である。
この空気透過率の低減に関しては、インナーライナー一
の二rム組成によるところが非常に大きく。
中でも、ポリマーの寄与が大ぎく、従って、ポリマーと
しては、空気透過性の小さいブチル系のゴム、特に、ハ
ロゲン化ブチルゴムを単独あるいはジ−1ン系のゴムと
ブレンドして一般に用いられている。このハロゲン化ブ
チルゴムあるいはハロゲン化ブチルゴムとジエン系のゴ
ムをブレンドしたものは、空気透過率は小さく押えられ
るが、ブチルゴムの含有量が全ポリマーの40%を越え
ると、加硫時のゴムの流れが大きくなり、カーカス層へ
の侵入が起こり、均一な厚みのインナーライナーをうろ
ことができず、返って、内圧保持性をそこなうことし生
じてくる。
そこで、従来は、電子線を未加硫のインナーライナー用
ゴムシートに照射することにより、未加硫ゴムの強度を
向上させていたが、ブチルゴムの含有量がポリマーの8
0%を越えると、電子線を照射すると粘度低下を起こす
こともあり、インナーライナ一層の寸法安定性が得られ
にくい等の多くの問題を右づ−るものであった。
囚って、発明者らは、ポリマーについて探゛究の結果、
ポリイソプレンやポリブタジェンの結合構造において、
3,4−形イq加、1.2−形イ4加椙造が増大するに
つれて著しく空気透過性が低くなることを利用し、その
結合形の比率が60%以上の各種のポリマーを探究し、
一部ハロゲン化ブチルゴムをブレンドしたインナーライ
ナーゴムを使用することによって、特に寸法安定性の確
保を月差したものである。さらに、十二分の保証のため
電子線の照射を併用して未加硫ゴムの強度をあけて空気
透過性の低減と寸法安定性の向上を得たものである。
すなわち、この発明のタイψのゴム組成物(よ、ポリマ
ーのブタジェン部の1.−2−形付加が60%以上およ
び/またはイソプレン部の3.4−形付加、142−形
付加が60%以上であるブタジェン系、イソプレン系ポ
リマーの1種または2種以上と、ハロゲン化ブチルゴム
またはハロゲン化ブチルゴムと天然ゴムをブレンドした
ゴム組成物において、ゴム成分100重量部中ハロゲン
化ブチルゴムを20〜70重量部を含有する組成物にm
子線を照射して部分的に加硫したものをインナーライナ
ーに使用することを特徴とするタイヤのゴム組成物であ
る。
なお、イソプレン部の3.4−形付加、1.2−形刊加
が60%以上とは、3.4−形付加と1.2−形イζ1
加どの両者の和が60%以上と言うことであって、どち
らかが0で使方が60%以上であってもよい。
上記の電子線の照射量は、2Mrad〜10Mradで
、20Mracl  以上になるとタッキネスが損われ
る。また、ハロゲン化ブチルゴムは、70重世部以上に
なると、電子線を照射した際、粘度低下を起こすことも
あり、インナーライナ一部の寸法安定性を損うことがあ
る。従って、70重量部以下の範囲が有効である。
また、ポリマーのイソプレン部の3.4−形4=J加、
1,2−形付加またはポリマーのブタジェン部の1.2
−形付加が60%以上であるポリマーは、汎用のジエン
系ゴムや天然ゴムより空気透過率が低く、3.4−形付
加、1.2−形付加の量が増加するにつれて更に低下し
、3,4−形付加、1.2−形付加を80%含むポリイ
ソプレンなどは、ハロゲン化ブチルゴムとほぼ同等の空
気透過性を示す。但し、80重量部を越えると加工性が
低下し、取り扱いにくくなるため好ましくない。
従って、80重量部以下の範囲が有効である。
なお、天然ゴムの使用については、天然ゴムを使用いな
い組成物に天然ゴムを20重量部以下添加することによ
り、空気透過率を低く維持しながら、混合、押し出しの
加工性を向上さぜることができる。しかし、天然ゴムが
20重偵部を越えると、空気透過性が著しく上昇するの
で、20重量部以下の範囲での使用が望ましい。
次に、この発明の態様を、実施例および比較例によって
具体的に説明する。
この発明のタイVのゴム組成物と比較のゴム組成物につ
いて、タイヤを作製して対比を行なつノこ。
試験用タイヤは、ベルト層にスチールコードを、カーカ
ス層にポリエステルコードを用い、タイA7ザイズ18
5/70SR14のチューブレスラジアルタイ〜7につ
いて行なつIcものである。
使用されるタイ■のインナーライナーに使用するゴム組
成については、第1表−1と第1表−2にタイrNO,
と使用したゴムの配合成分を表示し、第2表−1と第2
表−2に第1表のタイヤNO1とその物性を表示した。
(以下次頁) 第1表−1 第1表−2 凋 (注) NR・・・天然ゴム。
CI−IIR・・・塩素化ブチルゴム、:i:1・・・
合成イソプレンゴム(IR)で、3.4−形イ1加、1
.2−形伺加を 62%含有、 *2・・・イソプレン(3,4−形付加、1.2−形伺
加62%含有)とスチレンとの 共重合ゴムで、スチレン量15%。
*3・・・スチレン:ブタジェン:イソプレン−20:
40:20のターポリマーぐ、 イソプレン部〈3,4−形イl加、 1.2−形付加を62%含有) ブタジェン部(1,2−形イ1加を65%含有)。
*4・・・イソプレン:ブタジェン−4Q:50イソプ
レン部く3,4−形イ;j’ +111.1.2−形付
加を62%含有) ブタジェン部(1,2−形付加を65 %含有) *5・・・ス゛1−レン・ブタジェンのコポリマーで、
スチレン量15% シタジエン部〈1.2−形イ1加を70%含有)。
4;6・・・ブタジェンゴムで、ブタジェンポリマーの
1.2−形イ」加を80%含有。
4;7・・・合成イソプレンゴム(IR)で、3.4−
形付加、1.2−形イ1加を 50%含有。
Q p F・ Q cneral  purpose 
 furnace  black。
〈以下次頁) 第2表−1 第2表−2 刊 上表に示したタイヤの構成において使用した電子線照射
のインナーライナーは、第1表のゴム組成物を1.20
+u+  厚にシーチングしたゴムに750KVの加速
電圧により吸収線fit5Mrad(メガラド)になる
ように電子線を照射したものを用いた。
タイヤの空気圧保持性については、タイヤの初期空気圧
を2.0Okq/Cll1  に調整し、23℃にて1
00日間放置後の最終空気圧kg / cJを測定して
表示しlζ。()内の数値は保持率%である。
インナーライナーの寸法安定性は、タイヤのショルダ一
部の5 cm幅のサンプルを測定した平均値を求めたも
ので、 aはショルダ一部の最薄ゲージ平均、 bはショルダ一部の最厚ゲージ平均で、1+/a=1.
ooに近いほどインナーライナーの寸法安定性を示ずも
のである。
ムーニー粘度・・・第1表の配合組成からなるゴム組成
物をムーニー剪断円板式粘度計で測定した粘度で、ML
 1+ 4(100℃)の測定条件における値である。
以上第2表の物性に示すとおり、実施例のタイψNO1
実−1は、比較例のタイヤNO,比−1に比べ、天然ゴ
ムNRを、3.4−11.2−形(=1加が62%の合
成イソプレンゴムIRに置換えることによって、タイr
No、比−1よりも空気保持率が大幅に向上し、またタ
イヤNO0比−3の塩素化ブチルゴム100よりもイン
ナーライナー厚の保持性b/aおよび空気保持率(最終
空気圧)もり゛ぐれ7j物性が得られている。
まlζ、タイヤNO0実−2は、合成イソプレンゴムI
Rの配合量を増大し、CI −11R20:lR70:
NR10の割合の組成としたもので、空気保持率の低下
は少なく、タイψNO,LIS−2゜比−3よりも良好
な結果が得られている。
タイrNO,実−3は、タイヤNO1比−1に比べ、天
然ゴムNRの40重量部を5IR(イソプレン<3./
l−11,2−形付加62%含有)とスチレンとの共m
白ゴム、スチレン量15%〕に買換したしので、空気保
持率が著しく向上している。
タイヤNO,実−4〜6は、タイヤNO,実−317)
S I RヲSB I R,I BR,V肖(!/l−
3BRに置換したもので、この置換においでは、タイヤ
NO9比−1〜3に比べ良好な結果が得られているが、
特に空気保持率が向上しでいる。
タイヤNO6実−7〜11ば、ハロゲン化ブチルゴム3
0重量部と、ブタジェン部の1.2−形(=I加を60
%以上および/またはイソプレン部の3.4−形付加、
1.2−形付加を60%以上のポリマーの2種以上のゴ
ムとのブレンド配合のものであるが、インナーライナー
厚の保持性にJぐれていると共に高い空気保持率を示し
ている。
なお、実−7−11の実施例に見られるようにハロゲン
化ブチルゴムの配合量を減らしてイソプレンやブタジェ
ンのコポリマー、ターポリマーを併用したものは、特に
寸法安定性がずぐれている。
以上のとおり、この発明のゴム組成物は、比較例(比−
2、比−3)に見られるような寸法の不安定性を解消し
且つ比較例(化−1、比−4)に見られるようなタイヤ
の内圧保持率を著しく向上し得たしのである。
代理人 弁理士 大 島 泰 甫 自光手続補正書 昭和59年1月6日 特許庁長官  若 杉 和 夫  殿 1、事イ′1の表示 昭和58年特許願第84660号 2、発明の名称 タイ゛17のゴム組成物 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 @550  大阪市西区江戸堀1丁目25vi30号5
、補正の対象 明細l)の発明の詳細な説明の欄。
6、補正の内容 (1) 明細書第2負第8行目の「グリ−成形」を、「
グリーン成形」と補正する。
(2) 同第6頁第13行目の「使用いない」を、1使
用し41い」と補正する。
〈3〉 同第6頁第189’j目の次に、次の文章を挿
入する。
[この発明において、通常のゴム配合に用いられる加硫
剤、促進剤等を配合してもよく、必要に応1;τ適官選
択して使用する。適当な加硫剤としては、硫黄、有機硫
黄化合物(たとえばVultac 7 ・per+n 
Waft社)でもよい。」 (4) 同第9I!(の第1表−2の、実施例のタイr
No。
実−11の次に、次表に示すタイヤNO0実−12、実
−13を追加づる。
1        第1表−2 〈5) 同第11頁第10行目の次に、下記の文を加入
する1゜[*8・・・アルキル フェノール ジサルフ
7フイド(VulLac 7−penn Welt社)
促進剤は、すべてジベンゾチアジル ジスルノィドであ
る。1 (6) 同第13:F’、第2表−2の実施例のタイ〜
2No。
実−11の次に、次表に小タタイヤNO1実−12、実
−13を追加覆る。
(以下法α〉 [第2表−2 (7) 同第1!□5貞第3行目の「実−1は、1を、
[実−1と実−12は、」と補止づる。
(8) 同第15自第11行目の「実−2は、」を、[
実−2と実−13は、」と補正ザる。
Jス  1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリマーのブタジェン部の1,2−形付加が60
    %以トおよび/′またはイソプレン部の3.4−形刊1
    加、1,2−形付加が60%以上であるブタジェン系、
    イソプレン系ポリマーの1種または2種以上とハロゲン
    化ブチルゴムまたはハロゲン化ブチルゴムと天然ゴムを
    ブレンドしたゴム組成において、ゴム成分100重量部
    中ハロゲン化ブヂルゴムを20〜70重量部を含有する
    組成物に電子線を照射して部分的に加硫したものをイン
    ナーライナーに使用することを特徴とするタイヤのゴム
    組成物。
  2. (2)ブタジェン系、イソプレン系ポリマーが、ポリイ
    ソプレン、イソプレン・スチレン共重合体、ポリブタジ
    ェン、スチレン・ブタジェン共重合体、スチレン・ブタ
    ジェン・イソプレン三元共重合体、ブタジェン・イソプ
    レン共重合体である特許請求の範囲第1項記載のタイ、
    ヤのゴム組成物。
  3. (3)天然ゴムがゴム成分100重量部中20重量部以
    下である特許請求の範囲第1項記載のタイヤのゴム組成
    物。
JP58084660A 1983-05-13 1983-05-13 タイヤのゴム組成物 Granted JPS59210958A (ja)

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Cited By (5)

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