JPS5920A - 木質製品のl型組立部の補強方法 - Google Patents

木質製品のl型組立部の補強方法

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Publication number
JPS5920A
JPS5920A JP57107307A JP10730782A JPS5920A JP S5920 A JPS5920 A JP S5920A JP 57107307 A JP57107307 A JP 57107307A JP 10730782 A JP10730782 A JP 10730782A JP S5920 A JPS5920 A JP S5920A
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JP
Japan
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resin liquid
decorative board
wood
gap
reinforcing
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Pending
Application number
JP57107307A
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English (en)
Inventor
藤沢 良文
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外表面を化粧板により仕上げる様にした木質
製品に於けるL型組立部の加工法に関するものである。
一般に、家具や洗面台、流し台等の木質製品は、先ず木
材や合板、バチクルボード等(以下木質材と呼ぶ)で形
成した複数の部材を組立てて所定の形態の下地材を構成
し、次にこれに塗装若くは化粧板を貼着して外表面の仕
上げを行なうと共に、金具等の必要部品を組付けること
により製作されている。又、前記下地材の“□組立に際
しては、先ず組立てるべき木質接合部材に接着剤を塗り
、接合面を接着したあと釘又はタッカ−打ちを行なって
両部材を組立る。
然し乍ら、接着剤による貼着並びに釘又はタッカ−打ち
による組立加工では、接合部の接合強度が十分でなく、
その結果製品の輸送中や製品の取付は時に下地材の接合
部に弛みが生じて様々な不都合を生じることになる。
一方、現在木製品加工業界では製品のコストダウンを図
るため、製品を構成する各部品を専門工場で各別に製作
し、これを組立工場や組付作業現場へ搬入して組付け、
完成品とするのが一般的な製作方法となっている。特に
近年住宅の集合化が進み、公共住宅や民間マンション等
の流し台や洗血合等にあっては現、場組付けが極く一般
的な工法となっており、木質製品の下地材の接合部が輸
送中や取付は中に弛んで破損や寸法狂いを生じた場合に
は、現場据付や建築工程に大きな悪影響を及ぼすことに
なる。
本発明は木質材によって所定の形態の下地材を構成し、
これに化粧板を固着して仕上げする様にした家具や洗面
台、流し台等に於ける上述の如き問題の解決を課題とす
るものであり、木質製品を構成する各接合部材のL型組
立部の強度を大幅に高め、輸送又は取付は作業中に於け
る接合部の破損や弛みを皆無にすることができるL型組
立部の補強法を提供することを目的とするものである。
本発明は、外表面に化粧板を貼着して表面仕上げをする
様にした木質製品に於いて、先ず前記木質製品のL型組
立部の外側面に化粧板を貼着し、次にL型組立部の隅部
と化粧板裏面との間隙内へ接着性樹脂液を一定の圧力で
注入し、木質製品を構成する木質接合部材の繊維間へ樹
脂液を浸透させたあと、前記間隙内並びに繊維間の樹脂
液を硬化させ、組立接合部材の繊維間を継ぎ合せること
を基本構成とするものであり、当該構成とすることによ
り、木質材のL型組立部の接合強度を従前の略5〜10
倍に向上させることが可能となる。
以下、第1図及び第2図に示す本発明の一実施例に基づ
いてその詳細を説明する。
第1図は、洗面台等のし型組立部に本発明を適用した場
合の部分断面図であり、図に於いて1は洗面台等の木質
製品(洗面台)、2は木質製品のL型組立部、3は化粧
板、4は接着性の樹脂液である。
本願発明の実施に際しては、先ず木材や合板、バチクル
ボード等の木質材で形成した接合部材la 、 lbを
組合せ、釘又はタッカ−打ち等によって所定の形態に組
付ける。
次に、接合部材1a 、 lbの外表面に、予かしめ木
質製品の寸法に合せて折曲げ形成したメラミン化粧板、
ビニール化粧板、鉄板等の化粧板3を貼着する。尚、部
材la 、 lbの外表面へ塗布する接着剤5は如何な
る種類のものでもよく、また本実施例では、予かしめ適
宜のアールにでもって彎曲加工した化粧板3を使用して
いるが、化粧板3に熱硬化性の樹脂板を用い、加熱ロー
ラ6等により彎曲加工と接着加工を同時に行なうことも
可能である。
化粧板3の貼着が終り、該化粧板3が接合部材la 、
 lbへ完全に固着すると、L型組立部2の隅部2aと
化粧板3の裏面33間の空隙G内へ、ポリエステル樹脂
、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の接着性樹脂液4を注
入する。即ち、第2図に示す如く、L型組立部の片側サ
イドから注入管7を空隙G内へ挿入し、両開口部をシー
ル用フランジ8.8で適宜に密封したあと、注入ポンプ
9等により接着性樹脂液4を注入する。樹脂液4の注入
は1.5〜2〜の圧力で行なわれ、空隙G内が樹脂液4
で完全に充填されてから数秒後に注入ポンプ9の運転を
停止する。本実施例にあっては、樹脂液4として粘度が
50〜80ボイズの接着用ウレタン樹脂が使用されてい
る。
空隙G内へ注入された樹脂液4は、空隙内を流れて部端
へ達する間に木質接合部材1a 、 lbの繊維間内へ
十分に浸透し、空隙G内に樹脂液4が充満したあと数秒
間注入ポンプ9を運転するだけで、接合部材1a 、 
lbの裏面側近傍にまで樹脂液4が到達する。空隙4内
に樹脂液4が完全に充満してから注入ポンプ9を停止す
る迄の時間は、接合部材1a 、 lbの板厚と木質材
の種類によって適宜に選定されるものであり、厚さ15
〜20簡のベニヤ板等であれば、空隙4内に樹脂液4が
充満すると同時にポンプ9を停止しても、樹脂液4は十
分な深さにまで浸透する。又必要に応じて、樹脂液4の
注入時に化粧板3の外方をローラて押えるようにしても
よい。
樹脂液4の注入が完了すれば、空隙G内と木質接合部材
1a 、 lb内へ浸透した接着性樹脂4を一体的に硬
化させる。例えば化粧板3の外側に加熱ローラを配設し
、これによりL型組立部2を加熱してもよく、或いは熱
風等により組立部2を局部的に加熱してもよい。又、自
然に硬化するのを待ってもよい。
接着性樹脂4が硬化すると、両木質接合部材1”a 、
 lbの繊維間が樹脂4を介して極めて強固に且つ一体
的に継ぎ合されることになり、強度テストの結果によれ
ば従前の接着剤と釘等による接合組立の場合に比較して
、その接合強度が5〜10倍にも向上する。
又、空隙G内も接着性樹脂4によって充填されるため、
化粧板3の彎曲部の背面に空間が無くなり、化粧板3の
強度が向上すると共に部材1a+1bへの固着力が一層
向上する。
本発明は上述の通り、極く簡単な工法にも拘わらず家具
や流し台、洗面台等の木質製品に於けるL型組立部の強
度を大幅に高めることができ、秀れた実用的効用を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による木質製品のL型組立部の部分縦
断面図であり、第2図は本発明の一実施例を示す説明図
である。 1 木質製品 la 、lb  木質接合部材 ? L型組立部 3化粧板 4 接着性樹脂液 特許出願人     藤 沢 良 文 筆1図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 外表面に化粧板を貼着して表面仕上げをするようにした
    木質製品に於いて、先ず前記木質製品(1)のし型組立
    部(2)の外側面に化粧板(3)を貼着し、次にL型組
    立部の隅部(2a)と化粧板裏面(3a)との間隙(G
    )内へ接着性樹脂液(4)を一定の圧力で注入し、木質
    製品(1)を形成する木質接合部材(la) 、 (l
    b)の繊維間へ樹脂液(4)を浸透させたあと、前記間
    隙(G)内の樹脂液と繊維間に浸透した樹脂液を硬化さ
    せ、組立接合部材(la) 。 (1b)の繊維間を継ぎ合せることを特徴とする木質製
    品のL型組立部の補強方法。
JP57107307A 1982-06-21 1982-06-21 木質製品のl型組立部の補強方法 Pending JPS5920A (ja)

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ID=14455763

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292736U (ja) * 1988-12-30 1990-07-24

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649570A (en) * 1979-09-28 1981-05-06 Hitachi Ltd Semiconductor memory and its manufacturing process

Patent Citations (1)

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