JPS6227696Y2 - - Google Patents

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JPS6227696Y2
JPS6227696Y2 JP18292783U JP18292783U JPS6227696Y2 JP S6227696 Y2 JPS6227696 Y2 JP S6227696Y2 JP 18292783 U JP18292783 U JP 18292783U JP 18292783 U JP18292783 U JP 18292783U JP S6227696 Y2 JPS6227696 Y2 JP S6227696Y2
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JP
Japan
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tenon
top plate
top plates
receiving groove
connecting member
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JP18292783U
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JPS6089408U (ja
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Landscapes

  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は各種厨房家具或は厨房設備等における
天板の接続構造に関する。
最近厨房家具等の天板は、デザイン上或は隣接
家具間隙における塵埃の堆積、吸湿の防止という
実用上の要請から継目無し1枚板製の天板がよく
用いられているが、長尺であるため天板取付時の
室内搬入が困難であつたり、不可能な場合さえあ
る。
そこで取付け時に連結して長尺天板を構成する
手段が採られることが多くなつた。
本考案は、特別の治、工具類を用いることなく
天板取付け現場において簡単な操作で容易に接合
組立ができ、しかも高温(200℃〜250℃)の鍋類
を天板継ぎ目附近に載置した場合でも熱影響を受
けて接続部の変形を起さない金属製天板の構造を
提供することを目的とするものである。
本考案の最も要旨とするところは、連結すべき
2枚の天板の衝き合せ端縁部下面に、夫々L字状
の接続補強金具を定着すると共に該接続補強金具
を挟んで互いに嵌合する連結部材を定設し、両連
結部材の嵌合余剰間隙に固結剤を充填して該補強
金具をも一体的に埋設連結した構造にある。
本考案の詳細を第1図以下の実施例により説明
する。
連結すべき2枚の天板の接続部の構成は、金属
製の所望厚さの各天板6,6′の衝き合せ端縁部
の下面に、接続補強金具14,14をできるかぎ
り接近して通常の溶接か或はスポツト溶接にて対
設し、該金具14,14の形状は断面L字状の杆
材で、互に対向する面に任意間隔をおいて所望大
きさの透孔14′,14′を設けてあり(第3
図)、更に該天板下面の衝き合せ端縁部には、該
接続補強金具14,14より梢々後退位置に、該
両天板の水平を保持して互いに凹凸嵌合する木製
或は合成樹脂製の連結部材8,9を夫々一体的に
固着して成る。
該連結部材8には両天板6,6′の接合時、継
目線18を越え他方連結部材9のほぞ受溝11に
嵌入するほぞ10を突設して該ほぞ10と、ほぞ
受溝11を嵌合することにより、両天板6,6′
の衝き合せ端面を段差のない正確な位置に対応保
持させるとともに、第4図以下に示すように連結
部材9の下端面から、ほぞ受溝11内のほぞ10
の重なり部へ螺子12を挿通螺着するか、或はタ
ツカーによるステープルを打ち込むことにより両
連結部材を一時固定して接続具7を構成し、ほぞ
10の突出先端面とほぞ受溝11の溝底間との空
所、及びほぞ10の外周側凹所にウレタンその他
の熱硬化性合成樹脂等の固結剤13を充填固結し
てなるものである。
以上の構成に係る本考案は、第1図に示す直線
状の接続や、第2図に示すコーナー等の額縁状の
直交接続その他任意方向の接続において、衝き合
せ端縁部の下面に対応する連結部材8,9を固定
させて該両者の嵌着による接続具7を列設すれ
ば、樹脂を充填することで天板の接続連結が極め
て容易に行われる。
次に樹脂の充填手段を第5,6図に示すが、天
板取付け現場において先ず天板6,6′を各接続
具7によつて接続し、螺子12にて固定して継目
線18上にテープ15を貼布し、該天板6,6′
を第5図のように上下反転させ、離型容易なシリ
コン樹脂その他からなる充填枠16の側辺17,
17を各接続具7の両側に添接して第6図に示す
ように仮設置し該充填枠16内に熱硬化性合成樹
脂その他の固結剤13を注填する。
従つて、該固結剤13は天板6,6′の継目線
18から表面へは勿論、充填枠からも漏出するこ
となく、各接続具7,7…の列設間隙及び接続具
7の両連結部材8,9間の空隙に流れ込み第4図
の断面図に示す通り構成され、尚ここで重要なこ
とは固結剤が前記接続補強金具14,14の周側
部を囲み、且つ各金具14,14に設けた透孔1
4′,14′内に気泡などを発生することなく十分
に充填していることであり、その後固結剤の硬化
を待つて充填枠16及びテープ15を除去するこ
とにより天板の連結が完成する。
このように両天板6,6′の対向端下面部にL
字状の接続補強金具14,14を定設しているの
で固結剤13を注入した場合、該金具14,14
の透孔14′,14′をも満たして一体に固化す
る。即ち透孔14′,14′の部分を経て固結剤1
3が両補強金具14,14を縫合した状態となる
ので両者の結合は一層強力となる。
更に高温200〜250℃の鍋類を天板継ぎ目附近に
載置した場合、両天板6′,6′の熱変形をより効
果的に防止するためには、両接続補強金具14,
14の対向間隙Dをできるだけ小さくすることが
望ましい、つまり該補強金具14,14の接合面
を各天板6,6′の衝き合わせ端と一致させるこ
とが最も理想であるが、作業精度と熟練上の問題
で万一天板6,6′の衝き合わせ端より補強金具
14,14が僅かでも突出した場合には、両天板
6,6′を結合した時完全に密着衝合しない。
このことから補強金具14,14は天板6,
6′の出合部より僅かに控えた位置に設けること
が無難である。
以上のように本考案は、接続補強金具を設けた
両天板6,6′に所定加工精度で仕上げた嵌合式
の接続具7,7…を固着さえすれば、その両連結
部材8,9を嵌合するだけで前記天板6,6′が
正確に面一に衝き合されて位置が定まり、該両連
結部材8,9の嵌合部が確実に螺子12にて固定
され、補強金具14,14を含む該嵌合部周囲の
空所に容易に固結剤を充填することができるので
連結部材同士及び両天板との一層強固な結合が図
れる。
換言すればほぞ部10の長さは両天板6,6′
が正確に衝合した状態において、該ほぞ部10の
先端とほぞ受溝11の溝底との間に固結剤が容易
に流入できる広さの空所を保てる寸法とし、しか
もほぞ部10の基部両側にほぞ受溝11内へ嵌入
しない露出部を形成したことにより固結剤の充填
容積を大きくとることができ、前記した通りその
結合力を高めることができる。
又、樹脂製固結剤を、上向きにした両天板の裏
面において充填枠を用いて注入しているので該固
結剤は全ての間隙、隅々まで浸入到達していて該
樹脂製固結剤の接着剤としての能力及び防水作用
を充分に発揮させることができる。
以上の通り本考案は、天板6,6′の接合すべ
き端縁下面にL字状の接続補強金具を設け、透孔
14′,14′を通じて固結剤との密着度を高めて
いる為に、天板継目附近に高温の鍋類を載置して
も、第4図に示す点線のような熱膨張による継目
線18′の隆起や、又は天板と接続具との分離の
発生がなく、更には連結作業のため特に高度な作
業技術を要することなく連結すべき複数天板を、
狭小な家屋内の現場において容易に嵌合連結し固
結剤充填作業が実施でき作業性良好で、しかも面
一長尺天板が得られてインテリア効果も良く、結
合強度、防水性、共に優れた実用価値の高い考案
である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の夫々異なる結合例を
示す斜視図、第3図は天板端縁部の斜視図、第4
図は本考案結合部の拡大縦断面図、第5図は結合
手順を示す斜切欠図、第6図は充填枠の設定状態
を示す拡大縦断面図。 6,6′……天板、7……接続具、8,9……
連結部材、10……ほぞ部、11……ほぞ受溝、
13……固結剤、14……接続補強金具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 接続しようとする2枚の金属製天板の衝き合
    わせ端縁下面に、夫々複数個の透孔列を有する
    L字状の接続補強金具をできるだけ接近して定
    設すると共にほぞ部を突設した連結部材と、ほ
    ぞ受溝を凹設した連結部材とを該天板下の接続
    補強金具より夫々後退位置に対設し、該ほぞ部
    とほぞ受溝との嵌合、仮留状態において、ほぞ
    部基部上下面及び該ほぞ部先端とほぞ受溝との
    間に形成した空所内に、固結剤を充填すること
    により両天板を連結したことを特徴とする金属
    製天板の接続構造。 2 二つの連結部材からなる接続具を天板下の接
    続補強金具に沿つて複数個列設したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の金
    属製天板の接続構造。
JP18292783U 1983-11-25 1983-11-25 金属製天板の接続構造 Granted JPS6089408U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18292783U JPS6089408U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 金属製天板の接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18292783U JPS6089408U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 金属製天板の接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6089408U JPS6089408U (ja) 1985-06-19
JPS6227696Y2 true JPS6227696Y2 (ja) 1987-07-16

Family

ID=30396027

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18292783U Granted JPS6089408U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 金属製天板の接続構造

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JPS6089408U (ja) 1985-06-19

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