JPS5920703Y2 - クラツチ機構 - Google Patents

クラツチ機構

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Publication number
JPS5920703Y2
JPS5920703Y2 JP2001881U JP2001881U JPS5920703Y2 JP S5920703 Y2 JPS5920703 Y2 JP S5920703Y2 JP 2001881 U JP2001881 U JP 2001881U JP 2001881 U JP2001881 U JP 2001881U JP S5920703 Y2 JPS5920703 Y2 JP S5920703Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
line
drive shaft
face
locking
Prior art date
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Expired
Application number
JP2001881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57134681U (ja
Inventor
和弘 吉田
孝爾 仲野
Original Assignee
松下電工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
Priority to JP2001881U priority Critical patent/JPS5920703Y2/ja
Publication of JPS57134681U publication Critical patent/JPS57134681U/ja
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Publication of JPS5920703Y2 publication Critical patent/JPS5920703Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計の目安車の逆転機構に用いるクラッチ機
構に関するものである。
従来、2個の軸を組合せてクラッチ機構を構成する場合
に、夫々の軸の端面の平坦な同志が当って容易に組立て
られないという問題があった。
本考案は上述の点に鑑みて提供したものであって、2個
の軸の組合せがスムーズに行なえる組立容易なりラッチ
機構を提供することを目的とするものである。
以下本考案の実施例を図面により詳述する。
図中1は回転を伝えられる側の円柱状の軸で、この軸1
の端面はこの端面の中心を通る4本の分割線2にて分割
されている。
更にこの分割線2から時計方向に夫々隣り合う分割線2
に至るまで軸1の基部側へ向かって傾斜する傾斜面3を
形成している。
従って4本の分割線2にて軸1の端面が分割されている
ため、端面ば合計で8つの傾斜面3が構成されている。
前記分割線2の両端縁と連結する軸1の外周面に沿って
軸1の基部側へ向がう一定の寸法の線上より、前記傾斜
面3が傾斜するがわへ軸1の中心方向へ向かう滑面4が
形成されている。
この滑面4は分割線2の端縁と連結する軸1の外周面の
線上から、隣り合う時計方向側の分割線2から軸1の基
部側へ向かって形成される面に至るまで形成されるもの
であり、第3図に示すようにその断面が隣り合う分割線
2で形成される面と略直角となっている。
更にこの滑面4の隣り合う分割線2で形成される面に至
った端部より軸1の外周面へ向かい分割線2の端縁と連
結する軸1の外周面の軸方向の線上に至る係止面5を形
成している。
9は前記軸1と組合わされて回転を軸1に伝える側の駆
動軸で、この駆動軸9の軸1と組合される側の端部は第
2図に示すように円筒状に形成されており、この円筒状
の端部を4分割するように端面開口のスリット6を4個
削設して分割された部位を係止片7として形成している
そして相対向する一対の係止片7の内側面に前記軸1の
係止面を当接して第3図において時計方向側に回転せし
める断面略三角形状の突部8を夫々一体に突設せしめて
いる。
駆動軸9の係止片7の内側に軸1が挿入されて組合され
るものである。
これら軸]と駆動軸9とから構成されるクラッチ機構は
時計に使用されるものであり、軸1は相対設する一方の
基板10に回動自在に取着され、駆動軸9は他方の基板
11に回動自在に取着されている。
軸1と駆動軸9とは基板10.11に共にアウトサーI
・成形にて同時成形されるものであり、軸1及び駆動軸
9は成形時に少し収縮するものであって、成形後は夫々
の基板10.11の穴14に対し遊びを有して回動自在
となる。
ところで軸1は目安車12と噛合っていて、この軸1と
組合される駆動軸9はいわゆるタイマー設定時の目安回
しつまみとなるものである。
尚13は目安車逆回転防止用のラチェツト爪である。
しかして、軸1と駆動軸9とを組合せる場合、駆動軸9
の係止片7の端面が軸1の端面に当ると、軸1の端面は
夫々傾斜面3を形成しているために、保合片7の端面が
この傾斜面3をすべって駆動軸9と軸1とは組合される
第3図はこのようにして組合された状態を示している。
駆動軸9を反時計方向に回転させると、駆動軸9の突部
8は軸1の滑面4を滑って空回りする。
この時、係止片7はスリット6が形成しであるために外
側へ逃げるようになって係止片7に無理な力が加わらな
いようにしである。
次に駆動軸9を時計方向に回転させると、駆動軸9の突
部8が軸1の係止面5を当接することにより軸1を回転
させる。
従って、駆動軸9を逆回転させた時は、軸1に噛合って
いる目安車12へは駆動軸9が空回りして軸1か回転し
ないために逆回転時における目安車12に過負荷がかか
らないものである。
本考案は上述のように、軸の端面をその面の中心を通る
線にて複数に分割し、その夫々の分割線より軸の同一回
転方向に前記分割された端面が軸の基部側に向かって傾
斜する傾斜面を形成し、端面の分割線の両端線と連結す
る軸の外周面に沿う軸方向の線上よす4二記傾斜面が傾
斜するがわへ軸の中心方向へ向かう滑面を形成し、この
滑面の端部より軸の外周面へ向かい分割線の端縁と連結
する軸の外周面の軸方向の線上に至る係止面を形成した
軸と、円筒状に形成されてその端部に端面開口の複数個
のスリットを削設して係止片を形成し、この係止片の内
側面に軸の傾斜面を軸の外周面に覆設するとともに前記
係止面を当接して一方向に回転せしめる突部を形成した
駆動軸とを設けたので、この軸と駆動軸とを組合せる場
合、駆動軸の係止片の端面が軸の端面に当ると、軸の端
面ば夫々傾斜面を形成しているために、係止片の端面が
この傾斜面をすべって駆動軸と軸とは組合されて容易に
組立てることができる利点を有し、つまり、駆動軸を軸
方向に単に挿入するだけで、強い力も必要でなく、また
、例えば軸方向や、軸方向と直交する方向に押さえつけ
て組立てる必要がないものであり、容易に組立てること
ができる効果を奏する。
又、駆動軸を一方向に回転させると、駆動軸の突部が軸
の係止面を当接して軸を回転せしめ、また駆動軸を逆方
向に回転させると、駆動軸の突部は軸の滑面を滑って空
回りをするものであって、このように他の部品を必要と
せずに軸及び駆動軸を一体に形成した構造によって逆転
防止できる機構を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の軸の要部斜視図、第2図は同
上の駆動軸の要部斜視図、第3図は同上の軸と駆動軸と
の組合された状態を示す断面図、第4図は同上の分解斜
視図で、1は軸、2は分割線、3は傾斜面、4は滑面、
5は係止面、6はスリット、7は係止片、8は突部、9
は駆動軸、10.11は基板である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)軸の端面をその面の中心を通る線にて複数に分割
    し、その夫々の分割線より軸の同一回転方向に前記分割
    された端面が軸の基端側に向がって傾斜する傾斜面を形
    成し、端面の分割線の両端縁と連結する軸の外周面に沿
    う軸方向の線上より上記傾斜面が傾斜するがわへ軸の中
    心方向へ向がう滑面を形成し、この滑面の端部より軸の
    外周面へ向かい分割線の端縁と連結する軸の外周面の軸
    方向の線上に至る係止面を形成した軸と、円筒状に形成
    されてその端部に端面開口の複数個のスリン1へを削設
    して係止片を形成し、この係止片の内側面に前記軸の傾
    斜面を軸の外周面に覆設するとともに前記係止面を当接
    して一方向に回転せしめる突部を形成した駆動軸とから
    成るクラッチ機構。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載のクラッチ機
    構において、軸及び駆動軸を相対向する基板に夫々アウ
    トサート成形にて同時成形したもの。
JP2001881U 1981-02-14 1981-02-14 クラツチ機構 Expired JPS5920703Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001881U JPS5920703Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14 クラツチ機構

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JP2001881U JPS5920703Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14 クラツチ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57134681U JPS57134681U (ja) 1982-08-21
JPS5920703Y2 true JPS5920703Y2 (ja) 1984-06-15

Family

ID=29817941

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JP2001881U Expired JPS5920703Y2 (ja) 1981-02-14 1981-02-14 クラツチ機構

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