JPS59206313A - フイブロネクチンの低温殺菌方法 - Google Patents
フイブロネクチンの低温殺菌方法Info
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- JPS59206313A JPS59206313A JP59086268A JP8626884A JPS59206313A JP S59206313 A JPS59206313 A JP S59206313A JP 59086268 A JP59086268 A JP 59086268A JP 8626884 A JP8626884 A JP 8626884A JP S59206313 A JPS59206313 A JP S59206313A
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- A61L2/00—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
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- A61K35/16—Blood plasma; Blood serum
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はフィブロネクチンを、透過性生物的汚染物例え
ばウィルス等、及び特には伝染性肝炎ウィルス、例えば
B型肝炎ウィルス及び非A非B型肝炎の伝染性ウィルス
、の無い状態にすることに関する。
ばウィルス等、及び特には伝染性肝炎ウィルス、例えば
B型肝炎ウィルス及び非A非B型肝炎の伝染性ウィルス
、の無い状態にすることに関する。
フィブロネクチンは例えば組織の構造成分として作用す
る及び生体内のにl)I胞の機能の変調の様な重装な生
物学的機能を持っている大きな複合体蛋白質である。そ
の作用には正常生長の調節、損傷の修復への関与、及び
異物質及び生体(細菌)の襲来に対する防衛への関連が
含まれる。フィブロネクチン、はラージ・エクスターナ
ル・トランスフォーメーション・センシテブ(LETS
)[1;セル・サーフエース・プロティン(C8P);
オプソニック・02サーフエース・ビンデング・グリコ
プロティン:及びコールド・インソルブル・グロブリン
(CI G’)を含む、その巾広いその生物学的活動を
反映した様々の名称で知られている。
る及び生体内のにl)I胞の機能の変調の様な重装な生
物学的機能を持っている大きな複合体蛋白質である。そ
の作用には正常生長の調節、損傷の修復への関与、及び
異物質及び生体(細菌)の襲来に対する防衛への関連が
含まれる。フィブロネクチン、はラージ・エクスターナ
ル・トランスフォーメーション・センシテブ(LETS
)[1;セル・サーフエース・プロティン(C8P);
オプソニック・02サーフエース・ビンデング・グリコ
プロティン:及びコールド・インソルブル・グロブリン
(CI G’)を含む、その巾広いその生物学的活動を
反映した様々の名称で知られている。
フィブロネクチンの薬理学的応用には敗血症ショック及
び伝染性疾病の治療が含まれている。細胞間質付着特性
の増大作用及びガン細胞の形態及ぼすその作用のために
、フィブロネクチンはガンの治療に対する強力な候補手
段である。
び伝染性疾病の治療が含まれている。細胞間質付着特性
の増大作用及びガン細胞の形態及ぼすその作用のために
、フィブロネクチンはガンの治療に対する強力な候補手
段である。
フィブロネクチンは血漿蛋白質のフラクション又は線維
芽細胞培養流体から得られる。ウィルスに依る汚染は、
使用した原料のいずれもから及び分離操作中の環境から
もたらされる。ラジオイムノアッセイ又は消極的血球凝
集の様な高い感度の方法を用いて試験する時B型肝炎ウ
ィルスについて陰性の血漿を使用する努力が払われてい
るが、既知の如何なる方法に依ってもウィルスの存在を
確信を持って検知出来ないために、か\る汚染の危険が
未だ存在する。
芽細胞培養流体から得られる。ウィルスに依る汚染は、
使用した原料のいずれもから及び分離操作中の環境から
もたらされる。ラジオイムノアッセイ又は消極的血球凝
集の様な高い感度の方法を用いて試験する時B型肝炎ウ
ィルスについて陰性の血漿を使用する努力が払われてい
るが、既知の如何なる方法に依ってもウィルスの存在を
確信を持って検知出来ないために、か\る汚染の危険が
未だ存在する。
その上、非A非B型肝炎ウィルスを検出するイン・ビト
ロの試験方法が得られていない。
ロの試験方法が得られていない。
臨床的利用に適合させるためには、フィブロネクチンは
汚染物、特に伝染性肝炎ウィルス、が無いことが必要で
あり、高い治療活性を有している必要があシ、そして良
好な貯蔵寿命を持っている必要がある。血漿蛋白質は、
約60℃での10時間の熱処理を使用する不活性化によ
って伝染性肝炎ウィルスの無い状態にすることが可能で
あることが知られている。先行技術が直面した問題はフ
ィブロネクチンの熱安定性である:即ち、40−45℃
以上の熱処理は凝集、変性及びその活性低下をひき起す
。肝炎ウィルスを充分に不活性化する低温殺菌の間の変
性に対しである種のポリオールが蛋白質に熱安定性を賦
与する仁とが多年にわたり知られている。か\るポリオ
−)Lには、多価アルコール及び炭水化物、例えばアラ
ビノース、グルコース、ガラクトース、フルクトース、
ルボース、マンノース、ラムノース、スクロース、マル
トース、ラプイノース等、が包含される。ある種の糖、
例えばスクロースに依り、及びある種の糖とその他の安
定化剤、例えば中性アミノ酸、炭化水素カルボン酸、及
びヒドロキシ炭化水素力/L、ボン酸、との組合わせに
よっても、フィブロネクチンは低連殺菌の間に又は低温
殺菌に先立って安定化されている。
汚染物、特に伝染性肝炎ウィルス、が無いことが必要で
あり、高い治療活性を有している必要があシ、そして良
好な貯蔵寿命を持っている必要がある。血漿蛋白質は、
約60℃での10時間の熱処理を使用する不活性化によ
って伝染性肝炎ウィルスの無い状態にすることが可能で
あることが知られている。先行技術が直面した問題はフ
ィブロネクチンの熱安定性である:即ち、40−45℃
以上の熱処理は凝集、変性及びその活性低下をひき起す
。肝炎ウィルスを充分に不活性化する低温殺菌の間の変
性に対しである種のポリオールが蛋白質に熱安定性を賦
与する仁とが多年にわたり知られている。か\るポリオ
−)Lには、多価アルコール及び炭水化物、例えばアラ
ビノース、グルコース、ガラクトース、フルクトース、
ルボース、マンノース、ラムノース、スクロース、マル
トース、ラプイノース等、が包含される。ある種の糖、
例えばスクロースに依り、及びある種の糖とその他の安
定化剤、例えば中性アミノ酸、炭化水素カルボン酸、及
びヒドロキシ炭化水素力/L、ボン酸、との組合わせに
よっても、フィブロネクチンは低連殺菌の間に又は低温
殺菌に先立って安定化されている。
伝染性の肝炎ウィルスの不活性が充分に達成され、そし
て蛋白質の熱安定性が一般にかなり高くな2ているが、
か\る蛋白質の本来の性質は変性を受けないま\には充
分なっていない。物理的及び生物学的活性の完全な保持
がこのように欠如していることは、フィブロネクチンの
様な蛋白質の大規模生産で特に顕著である。小さな容積
に対して太きな表面積の大きな面積−容積比の結果とし
て、機械的攪拌無しに溶液中への有効な熱伝達が容易に
達成されている実験室規模の方法の機械的静的条件に対
して、大規模生産方法では処理を受ける液体の面積−容
積比が徹底的に減少し、そしてその中の温度を均一にす
るには強大な機械的攪拌が必要である。低温殺菌中に熱
及び機械的攪拌が同時に加えられた時は、炭水化物が変
性及び収率の低下からフィブロネクチンを完全に保護し
ないことが見出された。大規模生産操作では、熱及び機
械的ストレスの変性力に加えて、処理を受ける溶液中に
存在するか又は使用する殺菌装置中に存在し、例えば金
属又は非金属構造の、容器壁、バルブ及び操作装置の表
面の様な客体から溶液中に浸出する可能性のある(ある
種の)金属イオンの触媒作用の結果としてフィブロネク
チンの重合型が生成する。かかる望ましからざる金属イ
オンの一例はCu で、これはフィブロネクチン分子の
フリーのスルフヒドリル基による、ジスルフィド形成を
経て、クイプロネクチンの重合をひき起す。取るに足ら
ない量の金属イオンの存在でさえも、長時間の加熱及び
攪拌中でのフィブロネクチンの望lしからざる重合の原
因に十分なる。
て蛋白質の熱安定性が一般にかなり高くな2ているが、
か\る蛋白質の本来の性質は変性を受けないま\には充
分なっていない。物理的及び生物学的活性の完全な保持
がこのように欠如していることは、フィブロネクチンの
様な蛋白質の大規模生産で特に顕著である。小さな容積
に対して太きな表面積の大きな面積−容積比の結果とし
て、機械的攪拌無しに溶液中への有効な熱伝達が容易に
達成されている実験室規模の方法の機械的静的条件に対
して、大規模生産方法では処理を受ける液体の面積−容
積比が徹底的に減少し、そしてその中の温度を均一にす
るには強大な機械的攪拌が必要である。低温殺菌中に熱
及び機械的攪拌が同時に加えられた時は、炭水化物が変
性及び収率の低下からフィブロネクチンを完全に保護し
ないことが見出された。大規模生産操作では、熱及び機
械的ストレスの変性力に加えて、処理を受ける溶液中に
存在するか又は使用する殺菌装置中に存在し、例えば金
属又は非金属構造の、容器壁、バルブ及び操作装置の表
面の様な客体から溶液中に浸出する可能性のある(ある
種の)金属イオンの触媒作用の結果としてフィブロネク
チンの重合型が生成する。かかる望ましからざる金属イ
オンの一例はCu で、これはフィブロネクチン分子の
フリーのスルフヒドリル基による、ジスルフィド形成を
経て、クイプロネクチンの重合をひき起す。取るに足ら
ない量の金属イオンの存在でさえも、長時間の加熱及び
攪拌中でのフィブロネクチンの望lしからざる重合の原
因に十分なる。
本発明は、蛋白質を含有する溶液を、蛋白質の固有の性
質を変えずに、その中のウィルスを不活化する熱処理方
法に於て、 蛋白質に安定性を賦与し且しその本来の性質を保持させ
るに足る量で存在させた、ポリオール、製薬上許容し得
る界面活性剤及び製薬上許容し得るキレート剤又は酸化
防止剤の存在下で、蛋白質溶液を熱処理し、その低温殺
菌を達成することを特徴とする蛋白質溶液の熱処理方法
に関する。
質を変えずに、その中のウィルスを不活化する熱処理方
法に於て、 蛋白質に安定性を賦与し且しその本来の性質を保持させ
るに足る量で存在させた、ポリオール、製薬上許容し得
る界面活性剤及び製薬上許容し得るキレート剤又は酸化
防止剤の存在下で、蛋白質溶液を熱処理し、その低温殺
菌を達成することを特徴とする蛋白質溶液の熱処理方法
に関する。
本発明によって、フィブロネクチンを含有する水溶液中
に、熱安定性を賦与するポリオール:その特性から溶媒
及び溶媒とフィブロネクチンとの相互作用に有効に働き
、攪拌の結果生ずる機械的変性ストレスを減する界面活
性剤:及びフィブロネクチン溶液又は殺菌装置中に存在
する重合反応の触媒となる痕跡の金属とその反応を防ぐ
ために結合するか又はそれを不活性化するキレート剤を
使用することに依って、ウィルスに対して有効な低温殺
菌操作中に、フィブロネクチンの本来の固有性質及び生
物学的緒特性を不変に保つことが可能であることが見出
された。
に、熱安定性を賦与するポリオール:その特性から溶媒
及び溶媒とフィブロネクチンとの相互作用に有効に働き
、攪拌の結果生ずる機械的変性ストレスを減する界面活
性剤:及びフィブロネクチン溶液又は殺菌装置中に存在
する重合反応の触媒となる痕跡の金属とその反応を防ぐ
ために結合するか又はそれを不活性化するキレート剤を
使用することに依って、ウィルスに対して有効な低温殺
菌操作中に、フィブロネクチンの本来の固有性質及び生
物学的緒特性を不変に保つことが可能であることが見出
された。
従って、本発明はフィブロネクチンを含有する水溶液の
ウィルスを不活性するだめの熱処理方法に於て、約25
チから60 % ”/vのポリオール、約0.01%か
ら0.5%当4の製薬上許容し得る界面活性剤、及び約
0.0005から0.2Mの製薬上許容し得るキレート
剤の存在下、約60℃で約10時間の熱処理の様な、フ
ィブロネクチンを含有する水溶液の低温殺菌に有効な熱
処理を実施することを特徴とする熱処理方法を含む。
ウィルスを不活性するだめの熱処理方法に於て、約25
チから60 % ”/vのポリオール、約0.01%か
ら0.5%当4の製薬上許容し得る界面活性剤、及び約
0.0005から0.2Mの製薬上許容し得るキレート
剤の存在下、約60℃で約10時間の熱処理の様な、フ
ィブロネクチンを含有する水溶液の低温殺菌に有効な熱
処理を実施することを特徴とする熱処理方法を含む。
一般に、レイプロネクチンを含有する水溶液に、適当な
量のポリオール、界面活性剤及びキレート剤を添加し、
懸濁液を形成し、ついで60℃で10時間加熱する。低
温殺菌後、粘稠な懸濁液を稀釈し、そしてイオン交換カ
ラム又は配位子−親和力ラムで濾過して、添加剤及び非
限定的に結合した蛋白質を除去する。純粋なフィブロネ
クチンを次に適当な用量に処方する。
量のポリオール、界面活性剤及びキレート剤を添加し、
懸濁液を形成し、ついで60℃で10時間加熱する。低
温殺菌後、粘稠な懸濁液を稀釈し、そしてイオン交換カ
ラム又は配位子−親和力ラムで濾過して、添加剤及び非
限定的に結合した蛋白質を除去する。純粋なフィブロネ
クチンを次に適当な用量に処方する。
本発明によれば、フィブロネクチンはポリオール、界面
活性剤及びキレート剤の存在下で低温殺菌され、それら
の添加剤の協同(協奏)効果が低温殺菌期間中、フィブ
ロネクチンにその本来の形態を保持させることを保証し
ている。
活性剤及びキレート剤の存在下で低温殺菌され、それら
の添加剤の協同(協奏)効果が低温殺菌期間中、フィブ
ロネクチンにその本来の形態を保持させることを保証し
ている。
熱処理は、ウィルス、特に肝炎ウィルスの様な伝染性ウ
ィルス、を不活性化するのに充分であるが、然し同時に
フィブロネクチンの活性を保持させるに充分な温度で及
び時間の間で実施する。か\る熱処理は約50’−7Q
℃で5−20時間、好ましくは約10時間、及び最も好
ましくは60℃で10時間の間であろう。
ィルス、を不活性化するのに充分であるが、然し同時に
フィブロネクチンの活性を保持させるに充分な温度で及
び時間の間で実施する。か\る熱処理は約50’−7Q
℃で5−20時間、好ましくは約10時間、及び最も好
ましくは60℃で10時間の間であろう。
本発明の目的のために、精製したフィブロネクチン以外
に、様々のフィブロネクチンのプロセス原料溶液を使用
することが可能で、それらの中には例えばヒトの血漿、
寒冷型沈澱物、寒冷型沈澱物から得られた酸冷沈澱物〔
フラクションI−Q、又はフラクションに類似〕の様な
不純な形のフィブロネクチンが包含される。上記の如く
、本発明で出発(原料)物質として使用されるべきフィ
ブロネクチン食有水溶液は、精製したものから未精製の
水溶液までの範囲の如何なる精製段階であっても良いが
、少くとも部分的に精製したフィブロネクチン水溶液を
使用するのが好ましい4、 ポリオール 本発明では、低温殺菌におけるフィブロネクチンへの好
ましい安定性賦与剤として、二種のスクロース(サッカ
ロース)を使用するのが好ましい。か\る安定化には約
25から60%”/、の濃度範囲が有効であり、好まし
い濃度は約30から50%”/、である。一方では、よ
り低い濃度でも安定化のために使用可能ではあるが、フ
ィブロネクチンの収率がか\る低濃度では影響される傾
向が6.D、そして他方では、数字を示した濃度限界よ
りも高い濃度では、そこに存在する多量の糖によっても
たらされた高度の粘稠さに起因して、低温殺菌溶液の次
のプロセスに有害な影響を与えるであろう。
に、様々のフィブロネクチンのプロセス原料溶液を使用
することが可能で、それらの中には例えばヒトの血漿、
寒冷型沈澱物、寒冷型沈澱物から得られた酸冷沈澱物〔
フラクションI−Q、又はフラクションに類似〕の様な
不純な形のフィブロネクチンが包含される。上記の如く
、本発明で出発(原料)物質として使用されるべきフィ
ブロネクチン食有水溶液は、精製したものから未精製の
水溶液までの範囲の如何なる精製段階であっても良いが
、少くとも部分的に精製したフィブロネクチン水溶液を
使用するのが好ましい4、 ポリオール 本発明では、低温殺菌におけるフィブロネクチンへの好
ましい安定性賦与剤として、二種のスクロース(サッカ
ロース)を使用するのが好ましい。か\る安定化には約
25から60%”/、の濃度範囲が有効であり、好まし
い濃度は約30から50%”/、である。一方では、よ
り低い濃度でも安定化のために使用可能ではあるが、フ
ィブロネクチンの収率がか\る低濃度では影響される傾
向が6.D、そして他方では、数字を示した濃度限界よ
りも高い濃度では、そこに存在する多量の糖によっても
たらされた高度の粘稠さに起因して、低温殺菌溶液の次
のプロセスに有害な影響を与えるであろう。
他の二塘、例えばマルトース及びラクトース:単糖、例
えばグルコース、ガラクトース及びマンノース:ある種
の多価アルコール、例えばグリ七ロール;及びポリエチ
レングリコールの様なある種の重合体、の様なその他の
ポリオ−ル類で二種のスクロースを置換えることが可能
である。
えばグルコース、ガラクトース及びマンノース:ある種
の多価アルコール、例えばグリ七ロール;及びポリエチ
レングリコールの様なある種の重合体、の様なその他の
ポリオ−ル類で二種のスクロースを置換えることが可能
である。
界面活性剤
本発明によって、好ましく使用される界面活性剤は、製
薬上の許容性及びその低温殺菌後に溶液からの除去の容
易さという二つの規準を満足するものでなければならぬ
。これらの界面活性剤の少量が、(それだけでは)熱処
理と機械攪拌との組合わせに起因するフィブロネクチン
の変性及び重合のだめの部分的損失を少くとも防ぐこと
が出来ないポリオールと組合わせて使用した時に、フィ
ブロネクチンに安定性を与えるのに有効であることが見
出された。約0.01%から0.5 $ W/、の濃度
範囲で製薬上許容し得る界面活性剤の使用がフィブロネ
クチンに保護効果を与えるのに充分であり、約0.02
%から0.10W/Iの濃度範囲が好ましいことが見出
された。よ如多い量の特定の界面活性剤は満足する効果
を挙げたとさえしても、このものの過剰量−及ヒトリー
エステル(ソルビトールの脂肪酸エステル及ヒ様々のモ
ル数のエチレンオキシドと共重合したその無水物)、例
えばポリソルベート80(オレートエステル)、及びポ
リソルベート60(ステアレートエステル)、が本発明
の目的の界面活性剤として良く適合していることが見出
された。本発明で有用なその他の界面活性剤にはアルキ
ルフェニルポリオキシエチレン(例えばトリトン登録商
標(Triton 〕及びノニデット登録商標(No
nidet ))の様な非イオン性剤;胆汁酸塩(例
えばナトリウムクウロコラート、ナトリウムコラート、
ナトリウムグリココラード、ナトリウムグリココラード
)の様なアニオン性剤:ベンズアルコニウムクロライド
の様なカチオン性剤;及びプA C+ = ツク登録商
標(Pluronic■IF−38及びF−68の商品
名で市販されているプロピレングリコール及びプロピレ
ンオキシドの高分子量共重合体の様な界面活性を持つ多
価ア/1.コールが包含される。
薬上の許容性及びその低温殺菌後に溶液からの除去の容
易さという二つの規準を満足するものでなければならぬ
。これらの界面活性剤の少量が、(それだけでは)熱処
理と機械攪拌との組合わせに起因するフィブロネクチン
の変性及び重合のだめの部分的損失を少くとも防ぐこと
が出来ないポリオールと組合わせて使用した時に、フィ
ブロネクチンに安定性を与えるのに有効であることが見
出された。約0.01%から0.5 $ W/、の濃度
範囲で製薬上許容し得る界面活性剤の使用がフィブロネ
クチンに保護効果を与えるのに充分であり、約0.02
%から0.10W/Iの濃度範囲が好ましいことが見出
された。よ如多い量の特定の界面活性剤は満足する効果
を挙げたとさえしても、このものの過剰量−及ヒトリー
エステル(ソルビトールの脂肪酸エステル及ヒ様々のモ
ル数のエチレンオキシドと共重合したその無水物)、例
えばポリソルベート80(オレートエステル)、及びポ
リソルベート60(ステアレートエステル)、が本発明
の目的の界面活性剤として良く適合していることが見出
された。本発明で有用なその他の界面活性剤にはアルキ
ルフェニルポリオキシエチレン(例えばトリトン登録商
標(Triton 〕及びノニデット登録商標(No
nidet ))の様な非イオン性剤;胆汁酸塩(例
えばナトリウムクウロコラート、ナトリウムコラート、
ナトリウムグリココラード、ナトリウムグリココラード
)の様なアニオン性剤:ベンズアルコニウムクロライド
の様なカチオン性剤;及びプA C+ = ツク登録商
標(Pluronic■IF−38及びF−68の商品
名で市販されているプロピレングリコール及びプロピレ
ンオキシドの高分子量共重合体の様な界面活性を持つ多
価ア/1.コールが包含される。
キレート剤
先に指摘した様に、熱及び機械的ストレスの変性力以外
に、触媒的な化学作用が殺菌を受ける蛋白性の変性に貢
献出来る。熱及び攪拌はフィブロネクチンの高分子形を
その結果として形成する様な触媒的な化学作用を促進す
る傾向がある。痕跡量のある種の金属イオン、例えばc
ul、がか\る望ましからざる結果を生じさせるのには
充分である。
に、触媒的な化学作用が殺菌を受ける蛋白性の変性に貢
献出来る。熱及び攪拌はフィブロネクチンの高分子形を
その結果として形成する様な触媒的な化学作用を促進す
る傾向がある。痕跡量のある種の金属イオン、例えばc
ul、がか\る望ましからざる結果を生じさせるのには
充分である。
Cu イオノはフィブロネクチン分子のフリーのスル
フヒドリル基によるジスルフィド形成を経て、フィブロ
ネクチンの重合を惹起すると考えられている。蛋白質の
スルフヒドリル部分と反応性があると知られている他の
金属イオンは同様な活性の原因となるか又は単に不溶性
のスルフィド塩を形成するであろう。これらの金属イオ
ンそれ自身は溶液中に(はじめから)存在してはいない
であろうが、低温殺菌装置の様々な表面はそうではない
。これらの金属イオンと結合させて反応を防ぐために、
ギレート剤、例えばエチレンジアミン四酢酸(EDTA
)、エチレン−ビス−オキシエチレンニトリル(EGT
A)、及びオルトフエナントロレン、を約0.0005
から0.2モルの範囲で、好ましくは約0.001から
0.01モルの範囲で使用する。低温殺菌完了時に、溶
液から容易に分離されるその他のキレート剤も本発明の
範囲内である。
フヒドリル基によるジスルフィド形成を経て、フィブロ
ネクチンの重合を惹起すると考えられている。蛋白質の
スルフヒドリル部分と反応性があると知られている他の
金属イオンは同様な活性の原因となるか又は単に不溶性
のスルフィド塩を形成するであろう。これらの金属イオ
ンそれ自身は溶液中に(はじめから)存在してはいない
であろうが、低温殺菌装置の様々な表面はそうではない
。これらの金属イオンと結合させて反応を防ぐために、
ギレート剤、例えばエチレンジアミン四酢酸(EDTA
)、エチレン−ビス−オキシエチレンニトリル(EGT
A)、及びオルトフエナントロレン、を約0.0005
から0.2モルの範囲で、好ましくは約0.001から
0.01モルの範囲で使用する。低温殺菌完了時に、溶
液から容易に分離されるその他のキレート剤も本発明の
範囲内である。
キレート剤と組合わせて、−0,0005から0.2モ
ルの濃度範囲のクエン酸ナトリウム緩衝液の様な、緩衝
溶液も金属イオンと結合させその反応を防止するために
使用可能である。
ルの濃度範囲のクエン酸ナトリウム緩衝液の様な、緩衝
溶液も金属イオンと結合させその反応を防止するために
使用可能である。
スルフヒドリルの酸化防止の別の方法は、o、ooos
から0.2モルの直接作用酸化防止剤、例えばアスコ)
レビン酸、 又はシスティン、の添加であろう。
から0.2モルの直接作用酸化防止剤、例えばアスコ)
レビン酸、 又はシスティン、の添加であろう。
以下の実施例を引用して本発明をより詳細に例示する。
実施例1
51’9のフラクションI−0又は寒冷型沈澱物から誘
導されたその相当品を、クエン酸ナトリウム(0,01
M)及びグリシン(0,05M)を用い、pH7,3で
緩衝化したく以下゛″cgs緩衝液“と呼ぶ)3容の塩
化す) IJウム(0,15M)溶液に、37℃にゆる
やかに攪拌を行って、溶液を温めて、再懸濁及び溶解さ
せた。けいそう土濾過助剤で被覆したゼタポア(登録商
標) (Zetapor ) (AMFCuno )
の様な繊維を放出しない媒体上での通常濾過によって溶
液を清澄化した。得られた溶液を同一緩衝液の大略20
容積で稀釈し、同時に充分なスクロースを添加して最終
溶液を50%”/、とし、ポリソルベート80を0.0
54V7の濃度となる様に加え、次に充分なEDTAを
加えてその最終濃度を0.005Mとした。
導されたその相当品を、クエン酸ナトリウム(0,01
M)及びグリシン(0,05M)を用い、pH7,3で
緩衝化したく以下゛″cgs緩衝液“と呼ぶ)3容の塩
化す) IJウム(0,15M)溶液に、37℃にゆる
やかに攪拌を行って、溶液を温めて、再懸濁及び溶解さ
せた。けいそう土濾過助剤で被覆したゼタポア(登録商
標) (Zetapor ) (AMFCuno )
の様な繊維を放出しない媒体上での通常濾過によって溶
液を清澄化した。得られた溶液を同一緩衝液の大略20
容積で稀釈し、同時に充分なスクロースを添加して最終
溶液を50%”/、とし、ポリソルベート80を0.0
54V7の濃度となる様に加え、次に充分なEDTAを
加えてその最終濃度を0.005Mとした。
不純な形の、11stより成るフィブロネクチン溶液を
、激しく機械攪拌を行いつつ、1乃至・4時間の間に6
0℃の温度に到達するだめの積分熱交換面を有する50
ガロン容量のステンレス鋼タンク中で加熱した。記舞し
た溶液内の温度を59.5℃に上げて、溶液を攪拌を続
けつつ10時間60±0.5℃に保った。次にスクロー
スは入れてない冷却した低温殺菌媒体で約2306の容
積に稀釈し、その温度を約20−45℃に下げた。この
段階で、変性した蛋白質の形の、フィブロネクチンを含
んでいない、かなりの沈澱が長時間の加熱の結果として
生成したであろう。そしてこれをけいそう土濾過助材を
使用したゼタポアの様な媒体での通常濾過によって溶液
から除去した。
、激しく機械攪拌を行いつつ、1乃至・4時間の間に6
0℃の温度に到達するだめの積分熱交換面を有する50
ガロン容量のステンレス鋼タンク中で加熱した。記舞し
た溶液内の温度を59.5℃に上げて、溶液を攪拌を続
けつつ10時間60±0.5℃に保った。次にスクロー
スは入れてない冷却した低温殺菌媒体で約2306の容
積に稀釈し、その温度を約20−45℃に下げた。この
段階で、変性した蛋白質の形の、フィブロネクチンを含
んでいない、かなりの沈澱が長時間の加熱の結果として
生成したであろう。そしてこれをけいそう土濾過助材を
使用したゼタポアの様な媒体での通常濾過によって溶液
から除去した。
更なる精製を実施する迄、かく処理したこのF液は約2
0℃から40℃の温度に保持した。
0℃から40℃の温度に保持した。
実施例2
天然血漿中に存在する大部分のフィブロネクチンを失う
こと無く抗血友病因子を除去しであるヒトの血漿10t
を20tの最終容積の最終溶液が50%(”/、)のス
クロースを含有する様に調節した。この溶液は、血漿採
取時の抗凝固因子と調整させること無しに、クエン酸ナ
トリウムで0.01M、グリシンで0.05M及びED
TAで0.005Mとしてあった。ツルベート80を加
え、0.05%〃の最終濃度を得た。pHは70と7.
4との間に合わせだ。得られた溶液を15ガロンの容量
のζ積分熱交換面を有するステンレス鋼製槽中で激しく
攪拌しつつ加熱し、1−4時間のうちに60℃±0.5
℃の温度に達しさせた。連続攪拌しつつ、この温度を1
0時間の間保持した。この溶液を次に約20−45℃に
温度を下げるために、スクロースを除いである冷却した
低温殺菌媒体で2倍に稀釈した。所望のフィブロネクチ
ンを含んでいない変性した蛋白質は懸濁液中に残ってお
り、そしてこれをけいそう土濾過助材を用いたゼタポア
の様な媒体での通常濾過に依って除去した。
こと無く抗血友病因子を除去しであるヒトの血漿10t
を20tの最終容積の最終溶液が50%(”/、)のス
クロースを含有する様に調節した。この溶液は、血漿採
取時の抗凝固因子と調整させること無しに、クエン酸ナ
トリウムで0.01M、グリシンで0.05M及びED
TAで0.005Mとしてあった。ツルベート80を加
え、0.05%〃の最終濃度を得た。pHは70と7.
4との間に合わせだ。得られた溶液を15ガロンの容量
のζ積分熱交換面を有するステンレス鋼製槽中で激しく
攪拌しつつ加熱し、1−4時間のうちに60℃±0.5
℃の温度に達しさせた。連続攪拌しつつ、この温度を1
0時間の間保持した。この溶液を次に約20−45℃に
温度を下げるために、スクロースを除いである冷却した
低温殺菌媒体で2倍に稀釈した。所望のフィブロネクチ
ンを含んでいない変性した蛋白質は懸濁液中に残ってお
り、そしてこれをけいそう土濾過助材を用いたゼタポア
の様な媒体での通常濾過に依って除去した。
実施例3
ヒトの血漿から得た5Kyの酸冷沈澱物を3容のcgs
緩衝液にpH7,3で、ゆるやかに攪拌しつつ37℃に
溶液を温めて、再懸濁及び溶解させた。この溶液を、け
いそう土濾過助材を用いるゼタポアの様な繊維を放出し
ない媒体での通常濾過によって清澄化した。得られた溶
液を同一緩衝液の大略20容で稀釈し、同時に充分なス
クロースを添加して50911Iw/Vの最終濃度とし
、ポリソルベート80を加えて0.05%2の最終濃度
の、ついで充分なKDTAを加えて0.005Mの最終
溶液とした。
緩衝液にpH7,3で、ゆるやかに攪拌しつつ37℃に
溶液を温めて、再懸濁及び溶解させた。この溶液を、け
いそう土濾過助材を用いるゼタポアの様な繊維を放出し
ない媒体での通常濾過によって清澄化した。得られた溶
液を同一緩衝液の大略20容で稀釈し、同時に充分なス
クロースを添加して50911Iw/Vの最終濃度とし
、ポリソルベート80を加えて0.05%2の最終濃度
の、ついで充分なKDTAを加えて0.005Mの最終
溶液とした。
不純な形の、そして8otより成るフィブロネクチンの
溶液を、1−4時間内に60℃の温度に到達させる様な
積分熱交換面を持った25ガロン容積のステンレス鋼製
タンク中で、激しく機械攪拌しつつ加熱した。59.5
℃の記録された溶液内部温度に到達させて、溶液を連続
して攪拌しつつ60±0.5℃に10時間保持した。次
にこれを、スクロースが除かれである冷却した低温殺菌
媒体で約160tの容積に稀釈し、温度を約2o−4’
s℃に下げた。この段階で、変性した蛋白質の形の、フ
ィブロネクチンは含んでいない、かなりの沈澱が長時間
の加熱の結果として生成しているであろう、そしてこれ
を、けいそう土沖過助材を用いたゼタボアの様な媒体で
の通常濾過によって浴数から除去する。
溶液を、1−4時間内に60℃の温度に到達させる様な
積分熱交換面を持った25ガロン容積のステンレス鋼製
タンク中で、激しく機械攪拌しつつ加熱した。59.5
℃の記録された溶液内部温度に到達させて、溶液を連続
して攪拌しつつ60±0.5℃に10時間保持した。次
にこれを、スクロースが除かれである冷却した低温殺菌
媒体で約160tの容積に稀釈し、温度を約2o−4’
s℃に下げた。この段階で、変性した蛋白質の形の、フ
ィブロネクチンは含んでいない、かなりの沈澱が長時間
の加熱の結果として生成しているであろう、そしてこれ
を、けいそう土沖過助材を用いたゼタボアの様な媒体で
の通常濾過によって浴数から除去する。
かく処理したP液を5℃(±2℃)に冷却し、更なる精
製を実施する迄、この温度に保った。
製を実施する迄、この温度に保った。
次に、P液を22℃に温め、前取て臭化シアン活性化法
によって調製し、次に脱イオン尿素のcgs緩衝剤溶液
で洗ったセファローズ(登録商標) [5epharo
se )ゲラチン・カラムを20ml/crl/ h
rの流速で流した。次にセファローズ・ゲラチンに結合
したフィブロネクチンを含有するカラムをIMの脱イオ
ンした尿素のcgs緩fIli浴液で洗った。この工程
でEDTA、’)ウィーン80、スクロース及び非特異
的に結合した蛋白質が除去された。次にフィブロネクチ
ンを、cgs緩衝液中の8M尿素の溶液でセファローズ
・ゲラテンより渚囃させた。4J離させたフィブロネク
チンを、7.3のpHで0.05 M NaC1及び2
mMクエン酸ナトリウムを含有する溶液と先に平衡させ
であるG25セフアデツクス(登録商標) (5eph
adex )カラム中を通させることに依り、尿素を
フィブロネクチン(溶液)から取除いた。かくして得た
フィブロネクチン溶液を調合し、そして無菌濾過した。
によって調製し、次に脱イオン尿素のcgs緩衝剤溶液
で洗ったセファローズ(登録商標) [5epharo
se )ゲラチン・カラムを20ml/crl/ h
rの流速で流した。次にセファローズ・ゲラチンに結合
したフィブロネクチンを含有するカラムをIMの脱イオ
ンした尿素のcgs緩fIli浴液で洗った。この工程
でEDTA、’)ウィーン80、スクロース及び非特異
的に結合した蛋白質が除去された。次にフィブロネクチ
ンを、cgs緩衝液中の8M尿素の溶液でセファローズ
・ゲラテンより渚囃させた。4J離させたフィブロネク
チンを、7.3のpHで0.05 M NaC1及び2
mMクエン酸ナトリウムを含有する溶液と先に平衡させ
であるG25セフアデツクス(登録商標) (5eph
adex )カラム中を通させることに依り、尿素を
フィブロネクチン(溶液)から取除いた。かくして得た
フィブロネクチン溶液を調合し、そして無菌濾過した。
精製した、低温殺菌してないフィブロネクチンを用いた
一連の実験を、時間を変えて、フィブロネクチンの特性
に及ぼす熱及び攪拌の影響を検討するために、実施した
。この実験方法及びその結果は以下の実施例中に記載し
た。
一連の実験を、時間を変えて、フィブロネクチンの特性
に及ぼす熱及び攪拌の影響を検討するために、実施した
。この実験方法及びその結果は以下の実施例中に記載し
た。
実施例4
本実施例はフィブロネクチンの攪拌誘起沈澱の効果を示
す。下に示した付加物を有するフィブロネクチン(1■
/ml)の緩衝水浴液を25℃で30分間ふりまぜ式振
盪器で4W拌した。試料中に白色の繊維状沈澱が見える
ものは(+)と記した。溶液から失われた蛋白質を、残
存する清澄溶液の280 nmでの光学濃度を測定し、
対照と比較することに依って分析した。
す。下に示した付加物を有するフィブロネクチン(1■
/ml)の緩衝水浴液を25℃で30分間ふりまぜ式振
盪器で4W拌した。試料中に白色の繊維状沈澱が見える
ものは(+)と記した。溶液から失われた蛋白質を、残
存する清澄溶液の280 nmでの光学濃度を測定し、
対照と比較することに依って分析した。
フィブロネクチンの1〜/ゴ 繊維状白色な し
+ 1150%スクロ
ース 七 460.05%ト
ウイーン80
050チスクロiス+0.05多トウイーン80
− 0実施例5 本実施例は熱誘起変性の効果を示す。下に示した付加物
を持ったフィブロネクチン(1’M’/me)の緩衝水
浴液を攪拌無しで30分間60℃に加熱した。次に緩衝
液に対して透析し、試料を次の試験に供した。
+ 1150%スクロ
ース 七 460.05%ト
ウイーン80
050チスクロiス+0.05多トウイーン80
− 0実施例5 本実施例は熱誘起変性の効果を示す。下に示した付加物
を持ったフィブロネクチン(1’M’/me)の緩衝水
浴液を攪拌無しで30分間60℃に加熱した。次に緩衝
液に対して透析し、試料を次の試験に供した。
a)ゲラテン結合活性(Engvall et al
、、 J、 Exp。
、、 J、 Exp。
Med、 147.1584 (1978) )の方法
に類似した分析法フィブロネクチンの1 q /lnt
未加熱の対照と比較したな し
36.550%スクロース
18.70.05%トウィーン8
0 25.350%スクロース+0.
05%トゥイーン80 Qb)
SDSゲル電気泳動で検知されるアグリゲートな
し 5350チス
クロース 150.05%トウ
ィーン80 6350かクロース+
0.05%トウィーン8o 15未加
熱対照 19C)螢光発光
スペクトル フィブロネクチンの111#f /mt 未加熱対
照に対する溶液への添加 (w/v) 発光
スペクトルのシフ)nrnな し
+3.550%スクロース
00.05%トウィーン 80
+4.550がクロース+0.05
%トゥイーンSOO実施例6 本実施例は熱誘起変性並びに攪拌誘起沈澱のフィブロネ
クチンに対する影響を示す。実施例4の方法を攪拌を1
0時間、58°−60℃で続けて繰返した。
に類似した分析法フィブロネクチンの1 q /lnt
未加熱の対照と比較したな し
36.550%スクロース
18.70.05%トウィーン8
0 25.350%スクロース+0.
05%トゥイーン80 Qb)
SDSゲル電気泳動で検知されるアグリゲートな
し 5350チス
クロース 150.05%トウ
ィーン80 6350かクロース+
0.05%トウィーン8o 15未加
熱対照 19C)螢光発光
スペクトル フィブロネクチンの111#f /mt 未加熱対
照に対する溶液への添加 (w/v) 発光
スペクトルのシフ)nrnな し
+3.550%スクロース
00.05%トウィーン 80
+4.550がクロース+0.05
%トゥイーンSOO実施例6 本実施例は熱誘起変性並びに攪拌誘起沈澱のフィブロネ
クチンに対する影響を示す。実施例4の方法を攪拌を1
0時間、58°−60℃で続けて繰返した。
の添加(w/v ) 結合で
の減少チ50チスクロース + 36
360.05チトウイーン80 −
0 1005Q%x、7c
y−x + 0.05 − 0 0
チトウイーン80 上の実施例から容易に確認出来る様に糖と界面活性剤と
の組合わせは、攪拌誘起沈澱の影響及び熱誘起変性の影
響の両者を防ぐために、フィブロネクチン溶液を加熱と
攪拌によって低温殺菌する場合は必要であ)、糖又は界
面活性剤単独では両方の影響を防ぐことは出来ない。
の減少チ50チスクロース + 36
360.05チトウイーン80 −
0 1005Q%x、7c
y−x + 0.05 − 0 0
チトウイーン80 上の実施例から容易に確認出来る様に糖と界面活性剤と
の組合わせは、攪拌誘起沈澱の影響及び熱誘起変性の影
響の両者を防ぐために、フィブロネクチン溶液を加熱と
攪拌によって低温殺菌する場合は必要であ)、糖又は界
面活性剤単独では両方の影響を防ぐことは出来ない。
実施例7
この実施例は金属イオンで誘発されるフイブロネクのア
グリゲーションを示している。下記の付加物を含有する
フィブロネクチン(cgs緩衝液中5η/m7りの溶液
を、同一の付加物を含有する緩衝溶液(0,05Mト1
jスーHC1゜0、1 MNaCt、 pH7,4)に
対して25℃で24時間の間透析した。アグリゲーショ
ンの程度はSDSポリアクリルアミド・ゲル電気泳動に
よって測定した。
グリゲーションを示している。下記の付加物を含有する
フィブロネクチン(cgs緩衝液中5η/m7りの溶液
を、同一の付加物を含有する緩衝溶液(0,05Mト1
jスーHC1゜0、1 MNaCt、 pH7,4)に
対して25℃で24時間の間透析した。アグリゲーショ
ンの程度はSDSポリアクリルアミド・ゲル電気泳動に
よって測定した。
フィブロネクチン及び 440,000ダルトンよ
り犬なる分アミド壷ゲル上の蛋白質のチ な し
50.1tnMCuCI220 0.1mMC1ICI2+5inMEDTA 2本
発明をフィブロネクチンを引用して記載して来たが、低
温殺菌/安定化方法はフィブロネクチンと同様な挙動の
フィブロネクチン以外の蛋白質にも利用出来る。
り犬なる分アミド壷ゲル上の蛋白質のチ な し
50.1tnMCuCI220 0.1mMC1ICI2+5inMEDTA 2本
発明をフィブロネクチンを引用して記載して来たが、低
温殺菌/安定化方法はフィブロネクチンと同様な挙動の
フィブロネクチン以外の蛋白質にも利用出来る。
出願人 アーマ−ファーマシューティ力ル ヵンノヒ
ー代 埋 人 弁理士 川 瀬 良 治゛代 埋 人
弁理士 斉 藤 武 彦1−“\ご。
ー代 埋 人 弁理士 川 瀬 良 治゛代 埋 人
弁理士 斉 藤 武 彦1−“\ご。
第1頁の続き
0発 明 者 アーサー・ビー・シャウアメリカ合衆国
ニューヨーク州 ハリソン・アレキサンダー・ア ベニュー6 105−
ニューヨーク州 ハリソン・アレキサンダー・ア ベニュー6 105−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、蛋白質を含有する溶液を、蛋白質本来の性質を変え
ずに、その中のウィルスを不活性化する熱処理方法に於
て、蛋白質に安定性を賦与し且つその本来の性質を保持
させるに足る竜で存在させたポリオール、製薬上許容し
得る界面活性剤及び製薬上許容し得るキレート剤又は酸
化防止剤の存在下で、蛋白質溶液を熱処理し、その低温
殺菌を達成することを特徴とする蛋白質溶液の熱処理方
法。 2 蛋白質溶液がフィブロネクチン、ポリオール、界面
活性剤及びキレート剤を含有する特許請求の範囲第1項
記載の方法。 3、ホlJオールがスクロース、マルトース、ラクトー
ス、グルコース、マンノース、ガラクトース又ハグルコ
ースである特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方法
。 4、界面活性剤がポリオキシエチレンソルビクンモノー
及びトリーエステル、アルキルフエニtLポリオキシエ
テレペ胆汁酸塩、ベンズアルコニウムクロライド又は多
価アルコールである特許請求の範囲第1項乃至第3項の
いずれかに記載の方法。 5、ポリオキシエチレンソルビタンエステルが脂肪酸オ
レエート、ステアレート、ラウレート、又はパルミテー
トを含有する特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、胆汁酸塩がナトリウムタウロコラート、ナトリウム
コラート、ナトリウムグリココラード又はナトリウムグ
リココラードである特許請求の範囲第4項記載の方法。 7、キレート剤がエチレンジアミン四酢酸、エチレン−
ビス−オキシエチレンニトリル又はオルトフエナントロ
レンである特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか
に記載の方法。 8、蛋白質溶液が更にクエン酸ナトリウム緩衝剤も含有
する特許請求の範囲第1項乃至第7項のいずれかに記載
の方法。 9、緩衝剤の濃度が約0.0005から0.2モルであ
る特許請求の範囲第8項記載の方法。 可ポリオールを約25%′w/、から60チ〃の童で存
在させる特許請求の範囲第1項乃至第9項のいずれかに
記載の方法。 11 界面活性剤を約o、 o t−s ”/Vから
Q、5%W、今の量で存在させる特許請求の範囲第1項
乃至第10項のいずれかに記載の方法。 シ、キレート剤を約0.0005から0.2 Mの童で
存在させる特許請求の範囲第1項乃至第11項のいずれ
かに記載の方法。 B、熱処理を5から20時間の間実施する特許請求の範
囲第1項乃至第12項のいずれかに記載の方法。 14、熱処理を約50°から70℃の温度で実施する特
許請求の範囲第1項乃至第13項のいずれかに記載の方
法。 b、酸化防止剤がアスコルビン酸又はシスティンである
特許請求の範囲第1項乃至第14項のいずれかに記載の
方法。 16.30%”/v カラ50%〃のスクロース、マル
トース、ラクトース、グルコース、マンノース、ガラク
トース又はグリセロール; 0.02%2から0.1%
)へのポリオキシエチレンンルビタンモノー及びトリー
エステル、ベンズアルコニウムクロライド、ナトリウム
コラート、ナトリウムタウロコラート、ナトリウムグリ
ココラード又はナトリウムグリココラード;及び 0.001からo、oosモルのエチレンジアミン四酢
酸、クエン酸、エチレン−ビス−オキシエチレンニトリ
ル又はオルトフエナントロレンの存在下で、フィブロネ
クチン浴液を熱処理し、その低温殺菌を達成する特許請
求の範囲第2項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US48988683A | 1983-04-29 | 1983-04-29 | |
US489886 | 1983-04-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59206313A true JPS59206313A (ja) | 1984-11-22 |
Family
ID=23945685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59086268A Pending JPS59206313A (ja) | 1983-04-29 | 1984-05-01 | フイブロネクチンの低温殺菌方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0124044B1 (ja) |
JP (1) | JPS59206313A (ja) |
AT (1) | ATE56149T1 (ja) |
AU (1) | AU568849B2 (ja) |
CA (1) | CA1213827A (ja) |
DE (1) | DE3483114D1 (ja) |
ZA (1) | ZA842983B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0459734A (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-26 | Takara Shuzo Co Ltd | 新規制ガン剤 |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4929442A (en) * | 1986-09-26 | 1990-05-29 | Exovir, Inc. | Compositions suitable for human topical application including a growth factor and/or related materials |
IL86417A (en) * | 1987-05-22 | 1992-09-06 | Armour Pharma | Process for the inactivation of pathogens in biological or pharmaceutical material by mixing with aqueous solution containing a sugar(alcohol)and neutral salts as stabilizers |
FR2630115B1 (fr) * | 1988-04-14 | 1994-10-28 | Merieux Inst | Procede de stabilisation des solutions d'albumine humaine et solution obtenue |
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