JPS5920563Y2 - 床暖房用温度制御装置 - Google Patents

床暖房用温度制御装置

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JPS5920563Y2
JPS5920563Y2 JP6339480U JP6339480U JPS5920563Y2 JP S5920563 Y2 JPS5920563 Y2 JP S5920563Y2 JP 6339480 U JP6339480 U JP 6339480U JP 6339480 U JP6339480 U JP 6339480U JP S5920563 Y2 JPS5920563 Y2 JP S5920563Y2
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JP
Japan
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temperature
floor heating
room temperature
heating panel
panel
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Application number
JP6339480U
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English (en)
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JPS56164411U (ja
Inventor
和清 大橋
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は温水式床暖房パネル、電気カーペラI・等の
床暖房システムの温度制御装置に関するものである。
従来この種の制御装置は第1図に示すようなものであっ
た。
図において41は温度検出素子で、後述する床暖房パネ
ル48の温度、又はこの床暖房パネル48が敷設された
部屋の温度を検出する。
42は温度検出素子1の検出信号が人力され、設定温度
に対して検出温度が低い場合はONを、高い場合はOF
Fを出力する温度制御装置、43は温度制御装置42の
出力で0N−OFFされる接点、44は温水の流量を制
御する循環ポンプ、45は電源、46は温水タンク、4
7は温水パイプ、48は温水式床暖房パネルで、放熱板
、この放熱板の裏面に密接して設けられる温水パイプ等
から構成されている。
又第2図は、従来装置における温度検出素子41が、床
暖房パネル48の温度を検出するように設けられている
場合の、室温−床暖房パネル温度特性図で、Aは室温特
性を、Bは床暖房パネル48の温度特性を示す。
又第3図は、従来装置における温度検出素子41が、室
温を検出するように設けられている場合の室温−床暖房
パネル温度特性図で、Cは室温特性を、Dは床暖房パネ
ル48の温度特性を示す。
次にこの装置の動作について説明する。
温度検出素子41を、床暖房パネル48に取付は温度制
御装置42を働らかせると、床暖房パネル48の温度が
設定温度よりも低い場合は、ON信号を出力するので、
接点43が閉となって循環ポンプ44が働き、温水タン
ク46内の湯が温水パイプ47を通して床暖房パネル4
8内を循環するため、床暖房パネル48の温度は」1昇
する。
又床暖房パネル48の温度が、温度制御装置42の設定
温度より高くなれは、ON信号を出力しないので、循環
ポンプ44がOFFされて循環しいてた温水が停止する
このように床暖房パネル48は、第2図Bのようにある
設定温度に制御される。
又このとき室温特性は第2図Aのようになる。
又温度検出素子41が室温を検出するよう取付けられて
いる場合は、室温が設定温度になるように、」1記と同
様に0N−OFF操作で床暖房パネル48の温度制御が
行なわれる。
この時の床暖房パネル48の温度特性は、第3図りに示
すようになり、又室温特性は、第3図Cのようになる。
以上説明した従来の制御装置で、床暖房パネル48のみ
の温度検出を行うタイプでは、第2図のように室温の上
昇が遅く暖房の立上りが遅い上、パネル48の温度が一
定のため室温等周囲環境条件の変化によって快適性が損
われることがあり、また室温を検出して床暖房パネル4
8の温度制御を行うタイプでは、床暖房パネル48の温
度変化に対して室温の温度変化が非常に遅いため、第3
図の様に室温床暖房パネル温共に安定し難いという欠点
があった。
この考案は上記のような従来の装置の欠点を除去するた
めになされたもので、床暖房パネル等の床暖房器は、そ
れ専用に設けられた温度検出素子を用いて一定の設定温
度に制御し、また別の温度検出素子にて室温検知を行い
この室温にて、床暖房器の設定温度を制御するのである
が、室温が設定温度に対しである温度以」二低い場合は
室温に対する温度変化率を大きくして、床暖房器が高温
になるようにし、床暖房の立上りが遅いという欠点の改
善を図ると共に、より快適な暖房効果が得られる装置を
提供することを目的としている。
以下、この考案の一実施例を第4図及び第5図を用いて
説明する。
第4図において、1は床暖房パネル表面に取付けられた
サーミスタ等の第1の温度検出素子、4は室温が検出出
来る様に壁等に取付けられたサーミスタ等の第2の温度
検出素子、2. 3. 5. 6は温度検出素子1,4
の出力特性補正用抵抗、7. 9.10.12は分圧用
抵抗、8は床暖房パネル48の温度調節用可変抵抗器、
11は室温調節用可変抵抗器、21.22.13.14
.15゜16は入力抵抗、17.18.23は帰還抵抗
、19.20は演算増幅器、24は比較器、25は電流
制限用抵抗、39は逆流防止用ダイオード、26はトラ
ンジスタの保護抵抗、27はトランジスタ、28はリレ
ーの逆起電力打消用ダイオード、29はリレー、30は
平滑用コンテ゛ンサ、31は整流用ダイオード、32は
電流制限抵抗、33は定電圧ダイオード、34は電源ト
ランス、35はリレー29の通電で閉となる接点、36
は第1図の循環ポンプ44に相当する循環ポンプ、37
は商用電源、38はトランジスタである。
又、第5図において、Eはこの制御装置にて制御した場
合の床暖房パネル48の温度特性を、又、Fはこの時の
室温特性を示す。
次に上記制御装置の動作について説明する。
即ち第2の温度検出素子4にて室温が検知されると、こ
の検出信号が入力抵抗16を通して演算増幅器20の非
反転入力端子(以下(+)人力という)へ入力されるた
め、演算増幅器20は非反転増幅器として働き、出力電
圧は室温が上がれば下がり、逆に室温が下がれば上がる
この出力信号は比較器23の(+)入力側の入力信号と
なる。
また第1の温度検出素子1にて床暖房パネル48の温度
が検知されると、この検出信号が入力抵抗14を介して
演算増幅器19の(+)入力へ入力されるため、演算増
幅器19は、室温検出側と同様に非反転増幅器として働
くが、第1の温度検出素子1が室温検出側の第2の温度
検出素子4と違って電源の(+)極側に入っているため
出力電圧は、室温検出側と逆でパネル48の温度が、上
がれば上がり下がれば下か゛る。
またこの出力信号は、入力抵抗21を通して比較器24
の反転入力端子(以下(−)入力という)入力信号とな
るため、このパネル側の出力電圧(以下e1という)が
室温側の出力電圧(以下e2という)よりも低いel〈
e2の場合は比較器24の出力電圧が“H“であるため
トランジスタ27は導通となりリレー2つに通電され接
点35か閉となって循環ポンプ36か゛回り、パネル4
8に温水が供給される。
パネル48の温度が上昇すると、比較器24の(−)人
力電位e1が上がるためある温度でel〉e2となって
比較器24の出力が°“L”となり、トランジスタ27
が不導通となってリレー29が通電されなくなり、接点
35が開となって循環ポンプ36が停止し、パネル48
へ温水供給されなくなる。
またパネル48が放熱して温度が下がりel〈e2とな
ると再び循環ポンプ36が働いて、温水パネル48に供
給されるという操作が繰返されパネル48の温度は一定
に保たれる。
またe2は先に説明したように、室温に応して変化をし
、室温が低い場合はe2の電位が高いためel〉e2と
なる時のelも高いというようにパネルの温度は高温に
保たれ、室温の高い場合はe2電位が低いためパネル温
度は低く一定に保たれる。
又室温によるパネルの温度変化率はe2電位の変化量で
決まり、設定温度付近では、演算増幅器20の増幅半均
帰還抵抗18/入力抵抗15で動作するが、室温が設定
室温に対してかなり低い場合は演算増幅器20の入力電
圧条件が(+)> (−)となるため、ダイオード39
を通して1ヘランジスタ38ヘベース電流が流れトラン
ジスタ38はコレクタエミッタ間の電気抵抗が小さくな
り、入力抵抗15が小さくなって演算増幅器20の増幅
率が増加し、e2電位の変化量が増して、パネル温度は
より高温になる。
このように演算増幅器20は(+)> (=)入力に対
して一定の増幅特性でなく、逆対数増幅特性を持たせて
いる。
上記実施例では、パネル48の温度制御を循環ポンプ3
6の0N−OFFにて行う場合について説明したが、温
水の供給停止を行う場合では電磁弁等を用いても良いし
、また、燃焼器を制御して温水温度を一定に保つ方法で
も良い。
勿論、両者共ON−〇FF制御でなく比例制御等の連続
制御であっても良い。
電気カーペットを制御しても良い。また実施例では電子
回路を用いたが、バイメタル、気体膨張式等のメカニカ
ルサーモスタツ1へを用いても良く、又メカニカルサー
モスタツI・と電子回路の組合せでも良い。
更に又床暖房パネル、室温の温度検出素子は夫々に複数
個用いて制御しても良い。
以上のように、この考案によれば室温の低い場合は床暖
房パネルの温度は高くまた室温が高い場合は低く一定に
調節され、且、室温が設定温度に対しである温度風」−
低い場合は、床暖房パネルの温度がより高くなるのでよ
り早い立上りの床暖房が可能となると共に、より快適な
暖房効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す図、第2図は従来装置において
温度検出素子が床暖房パネルの温度を検出するように設
けられている場合の室温−床暖房パネル温度特性図、第
3図は従来装置において温度検出素子が室温を検出する
ように設けられている場合の室温−床暖房パネル温度特
性図、第4図はこの考案の一実施例に係る装置を示す回
路図、第5図はこの考案の一実施例に係る装置の室温床
暖房パネル温度特性図である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示し、1は第1
の温度検出素子、4は第2の温度検出素子、19.20
は演算増幅器、24は比較器、27はI・ランジスタ、
29はリレー、35は接点、36は循環ポンプ、38は
トランジスタ、39はダイオード、48は床暖房パネル
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 床暖房パネルを加熱して暖房を行う床暖房システムにお
    いて、前記床暖房パネルの温度を検出する第1の温度検
    出素子と、この温度検出素子の出力とパネル設定温度と
    を比較して両者の差がなくなるように前記床暖房パネル
    の加熱を制御する加熱制御手段と、室温を検出する第2
    の温度検出素子と、この温度検出素子の出力と室温設定
    温度とを比較してその差の大小に応じ前記加熱制御手段
    を制御する室温制御部とからなり、さらに室温が設定温
    度に対しである温度範囲以上低い場合には、室温が設定
    温度に対しである温度範囲内にある場合に比べて、上記
    床暖房パネルの温度がより高温になるように制御する手
    段を設けたことを特徴とする床暖房用温度制御装置。
JP6339480U 1980-05-09 1980-05-09 床暖房用温度制御装置 Expired JPS5920563Y2 (ja)

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JP6339480U JPS5920563Y2 (ja) 1980-05-09 1980-05-09 床暖房用温度制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS56164411U JPS56164411U (ja) 1981-12-05
JPS5920563Y2 true JPS5920563Y2 (ja) 1984-06-15

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