JPS6314035A - 凍結防止装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガス、石油を燃料とした給湯機や循環ポンプ付
風呂釜等の水通路部の凍結防止に関するものである。

従来の技術 一般に給湯機等は室内の設置場所の制約や安全性の面よ
り屋外に設置する場合が多くなり、それにともない水通
路部の冬期の凍結防止が必ず必要となっている。以下図
面を参照しながら上述した従来の凍結防止装置の一例に
ついて説明する。

第２図、第３図は従来の凍結防止装置の温度検知回路を
示すものである。

給湯機等の水配管の凍結を自動的に防止する方法として
は、バイメタルスイッチ（バイメタルＳＷという）や、
サーマルリードスイッチｃ以下サーマルリードＳＷとい
う）等の低温状態を感知する温度スイッチ１と、それを
受けて動作する凍結防止ヒータ２や凍結防止時にも動作
する循環ポンプ３や燃焼回路を回路上に組み込んでいる
。

そこで、凍結防止ヒータ２は凍結防止する水通路部に直
付けして構成してあり、循環ポンプ３は循環水通路中に
設けである。

以上のように構成された凍結防止装置について、以下そ
の動作について説明する。

機器の温度が凍結の可能性のある低温になると、温度Ｓ
Ｗ１であるバイメタルＳＷや、サーマルリードＳＷがＯ
ＮＬ回路が電源Ｖにより通電され、それにともない同一
回路に組み込まれた凍結防止ヒータ２に通電される。凍
結防止ヒータ２や燃焼ＯＮ方式は発生熱で水通路を加熱
させて凍結防止し、また、循環ポンプ３は水通路内の水
の強制循環により凍結防止する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では温度ＳＷ１としてパ
イメタ／ｌ／ＳＷや、サーマルレリーｔ”ｓｗ２使用し
ていたため作動温度にバラツキが大きいことより動作温
度を３°Ｃや５°Ｃと大きく安全をみこした設定をしな
ければならない。

一方、０Ｎ−ＯＦＦの温度中が５〜１０　ｄｏｇと大き
いことより、一旦ＯＮすると気温が上昇しているにもか
かわらず、なかなか凍結防止機能が停止しない。

従って、凍結防止時の電気代や力７代（燃料代）が必要
具とに要したり、循環ポンプ３による騒音が問題点とさ
れていた。

本発明は上記問題点を鑑み、必要最小限の時間のみ凍結
防止を行なうことができる凍結防止装置を提供するもの
である。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の凍結防止装置は機
器の通水部の温度が凍結条件になったことを温度補正用
可変抵抗を備えたサーミスタで感知し、凍結防止機能を
動作させるという構成を備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、温度補正の可変抵抗値
を変化させ、機器毎にバラツク動作温度を０°Ｃ極近傍
に設定することにより、必要最小限の動作時間で凍結防
止ができることになる。

実施例 以上本発明の一実施例の凍結防止装置について図面を参
照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における凍結防止装置の温度検
知回路を示すものである。

５は温度感知用サーミスタであり、６．７は直列接続し
た温度設定用抵抗Ｒ２、Ｒ３で、４は機器の感知温度の
バラツキを補正する温度補正用可変抵抗Ｒ１であり、８
は動作のためのコンパレータである。コンパレータ８の
入力側の端子９はサーミスタ５とこれ直列の温度補正用
可変抵抗４の間に結線し、入力側の他端子１０は直列回
路になった温度設定用抵抗６と７の間に結線する。また
出力端子１１は電気ヒータ、水を循環させるポンプ、バ
ーナ等の凍結防止部１３と連動したリレー１２に配線し
た回路である。

以上のように構成された凍結防止装置について、以下第
１図を用いてその動作を説明する。

機器完成時、サーミスタ５を０°Ｃ極近傍の定常条件に
セットし、設定した温度でコンパレータ８が動作するよ
うに温度補正用可変抵抗４で調整を行なう。調整後の機
器は、設定した温度条件にな　−るとコンパレータ８が
反転し、リレー１２が動作することにより凍結防止部で
ある凍結ヒータや循環ポンプが作動し機器の凍結を防止
する。

以とのように本実施例によれば、温度感知部としてサー
ミスタ５を設け、部品や機器による動作温度バラツキを
補正する可変抵抗４で動作設定温度を０°Ｃ極近傍に一
定に補正することにより、冬期の凍結防止動作時間を最
少限にすることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、凍結防止用ヒータや循環ポンプ
等を動作させる温度感知部としてのサーミスタと、部品
や機器による動作温度バラツキを温度補正する可変抵抗
を設け、機器毎に補正を行なうことにより、凍結防止の
動作時間を最少限にすることにより、電気、ガス等の省
エネを阿り、凍結防止部の長寿命化を確保するとともに
、循環ポンプの凍結防止運転時や、凍結防止燃焼時の騒
音を短時間におさえることができる。

【図面の簡単な説明】

の温度検知回路図である。 ４・・・・・・可変抵抗（温度補正用）、５・・・・・
・サーミスタ、８・・・・・・コンパレータ、１３・・
・・・・ｉ結防止部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 機器の通水部温度が凍結条件になると、凍結防止用のヒ
   ータ等の凍結防止部を動作させる温度感知部としてのサ
   ーミスタと、このサーミスタを含む部品や機器による動
   作温度バラツキを温度補正するための可変抵抗と、基準
   電位に対する前記サーミスタの電位を比較して凍結防止
   部を制御するコンパレータとを備え、機器毎に温度補正
   を行ない０℃の極近傍での動作ができる凍結防止装置。