JP3731990B2 - 流体検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体検知装置に関し、詳しくは、電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子を用いて、例えば、可変抵抗素子が位置する箇所における流体の状態を判別するようにした流体検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記流体検知装置において、従来では、例えば、特公平7−89074号公報に示される構成のものがあった。つまり、前記可変抵抗素子の一例としてのサーミスタを加熱し、その加熱を開始してから該可変抵抗素子の熱容量により支配される時間(急激に温度上昇するような状態が継続する時間)が経過して個体温度が飽和し始める時点にて加熱を停止し、その時点における可変抵抗素子の個体温度と、加熱を停止した時点から設定時間経過した時点における可変抵抗素子の個体温度との温度偏差を求め、その温度変化と気液判定用の境界値との比較に基づいて、例えば、可変抵抗素子の雰囲気が液体中であるか気体中(空気中)であるかを判別するようにしたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成は、可変抵抗素子が例えば液体中であるか空気中であるかによって放熱量が異なることを利用して気液判定を行うようにしたものであるが、上記従来構成によるときは、加熱によって可変抵抗素子の個体温度が飽和するような高い温度(例えば約200°C程度)にまで加熱しなければならず、判定処理に長時間を要するという不利があるとともに、可変抵抗素子自体の耐久性やその周囲に位置する部材の耐久性が低下するといった不利もある。
【0004】
本発明はかかる点に着目してなされたものであり、その目的は、電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子を加熱して、その雰囲気の差異に応じて流体の状態判定を行う場合において、判定精度を低下させることなく、判定の為の所要時間を短くするとともに、可変抵抗素子やその他の部材の耐久性を向上させることが可能となる流体検知装置を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の特徴構成によれば、電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子と、この可変抵抗素子に加熱用の電力を供給する電力供給手段と、前記可変抵抗素子の抵抗値の変化に基づいて前記可変抵抗素子の個体温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段の検出情報に基づいて、前記可変抵抗素子の個体温度を設定温度まで上昇させて、設定時間が経過する間その設定温度に維持させる定温加熱制御を実行し、且つ、前記設定時間が経過すると前記定温加熱制御による電力供給を停止すべく、前記電力供給手段による電力供給状態を制御する制御手段と、前記定温加熱制御による前記電力供給が停止された後において、前記可変抵抗素子の個体温度の時間経過に伴う変化状態を測定する温度変化状態測定手段とが備えられている。
【0006】
従って、可変抵抗素子への電力供給状態を制御して、自己加熱により個体温度が設定温度まで上昇させた後、設定時間が経過する間その設定温度に維持されることになる。そして、電力供給を停止してから後における可変抵抗素子の個体温度の時間経過に伴う変化状態を測定するのである。
可変抵抗素子が存在する雰囲気の状態、例えば、気体中であるか液体中であるか、あるいは、その雰囲気中の流体の流量状態等に応じて、可変抵抗素子の放熱量が異なり、且つ、前記個体温度の時間経過に伴う変化状態は、この可変抵抗素子の放熱量に対応するので、結果的に、個体温度の時間経過に伴う変化状態の測定結果に基づいて、可変抵抗素子が存在する雰囲気の流体の状態を判別することができるのである。
【0007】
しかも、可変抵抗素子を加熱する際に、設定時間経過する間、個体温度が設定温度に維持されることにより、設定温度として、例えば熱容量に支配されないような飽和状態に近い高い温度に設定することなく、それよりも低い温度に設定した場合であっても、可変抵抗素子内部での熱分布がほぼ一様になり、熱容量の差によって生じる熱分布のバラツキに起因した判別誤差を少ないものにできる。
又、可変抵抗素子の加熱温度が従来よりも低い温度で済むので、加熱のための所要時間が従来よりも短い時間で済ませることができる。
【0008】
その結果、電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子を加熱して、その雰囲気の差異に応じて流体の状態判定を行う場合において、判定精度を低下させることなく、判定の為の所要時間を短くするとともに、可変抵抗素子やその他の部材の耐久性を向上させることが可能となる流体検知装置を提供できるに至った。
【0009】
請求項2に記載の特徴構成によれば、請求項1において、前記温度検出手段は、前記可変抵抗素子に対して加熱用の電圧よりも低い温度検出用の電圧を印加したときの前記抵抗値の変化に対応する電流値に基づいて前記個体温度を検出するように構成され、前記電力供給手段による前記可変抵抗素子への加熱用電力の供給と、前記温度検出手段による前記可変抵抗素子の個体温度検出とを、時分割された互いに異なるタイミングで実行するように構成されている。
【0010】
つまり、可変抵抗素子を自己加熱するときには高い電圧を印加して能率よく加熱でき、個体温度を検出するときに、加熱用の電圧よりも低い温度検出用の電圧を印加することで適正な電位差にて温度検出を行うことができ、安定した測定動作が可能になる。
従って、加熱動作と温度測定動作の夫々に適した電位差に設定することができ、しかも、それらを時分割された互いに異なるタイミングで実行することにより、能率よく流体判別動作を行えるものとなる。
【0011】
請求項3に記載の特徴構成によれば、請求項1において、前記電力供給手段による前記可変抵抗素子への加熱用電力の供給と、前記温度検出手段による前記可変抵抗素子の個体温度検出とを同時に実行するように構成されている。
【0012】
従って、可変抵抗素子に対する自己加熱動作が断続的になったり、加熱用の供給電力が断続的に変動することが無いので、可変抵抗素子内部での熱分布がより均一なものとなり、測定精度が向上することになる。
【0013】
請求項4に記載の特徴構成によれば、電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子と、この可変抵抗素子を加熱する加熱用素子と、この加熱用素子に加熱用の電力を供給する電力供給手段と、前記可変抵抗素子の抵抗値の変化に基づいて前記可変抵抗素子の個体温度を検出する温度検出手段と、この温度検出手段の検出情報に基づいて、前記可変抵抗素子の個体温度を設定温度まで上昇させて、設定時間が経過する間その設定温度に維持させる定温加熱制御を実行し、且つ、前記設定時間が経過すると前記定温加熱制御による電力供給を停止すべく、前記電力供給手段による電力供給状態を制御する制御手段と、前記定温加熱制御による前記電力供給が停止された後において、前記可変抵抗素子の個体温度の時間経過に伴う変化状態を測定する温度変化状態測定手段とが備えられている。
【0014】
従って、加熱用素子への電力供給状態を制御して、加熱用素子により可変抵抗素子を加熱して可変抵抗素子の個体温度が設定温度になるまで上昇させた後、設定時間が経過する間その設定温度に維持されることになる。そして、設定時間経過した後に電力供給を停止してから、その後における可変抵抗素子の個体温度の時間経過に伴う変化状態を測定するのである。
可変抵抗素子が存在する雰囲気の状態、例えば、気体中であるか液体中であるか、あるいは、その雰囲気中の流体の流量状態等に応じて、可変抵抗素子の放熱量が異なり、且つ、前記個体温度の時間経過に伴う変化状態は、この可変抵抗素子の放熱量に対応するので、結果的に、個体温度の時間経過に伴う変化状態の測定結果に基づいて、可変抵抗素子が存在する雰囲気の流体の状態を判別することができるのである。
【0015】
しかも、可変抵抗素子を加熱する際に、設定時間経過する間、個体温度が設定温度に維持されることにより、設定温度として、例えば熱容量に支配されないような飽和状態に近い高い温度に設定することなく、それよりも低い温度に設定した場合であっても、可変抵抗素子内部での熱分布がほぼ均一になり、熱容量の差によって生じる熱分布のバラツキに起因した判別誤差を少ないものにできる。
又、可変抵抗素子の加熱温度が従来よりも低い温度で済むので、加熱のための所要時間が従来よりも短い時間で済ませることができる。
【0016】
その結果、電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子を加熱して、その雰囲気の差異に応じて流体の状態判定を行う場合において、判定精度を低下させることなく、判定の為の所要時間を短くするとともに、可変抵抗素子やその他の部材の耐久性を向上させることが可能となる。
しかも、可変抵抗素子を加熱する加熱用素子が別途設けられているので、可変抵抗素子を自己加熱する構成に較べて、温度検出用の構成と加熱用の構成とを夫々に最適な条件にて設計することができ、安定した動作により判別精度の向上を図ることができる。又、可変抵抗素子に対して自己加熱によるストレスがかからないので、それだけ耐久性が向上することになる。
【0017】
請求項5に記載の特徴構成によれば、請求項1〜4のいずれかにおいて、前記電力供給手段は、間欠的に前記加熱用の電力を供給するように構成され、前記制御手段は、前記温度検出手段の検出情報に基づいて、間欠的に供給される電力のデューティ比をフィードバック制御することにより前記定温加熱制御を実行するように構成されている。
【0018】
流体検知用の情報として利用される温度検出手段の検出情報を有効利用して、可変抵抗素子に間欠的に供給される電力のデューティ比をフィードバック制御することにより定温加熱制御が実行されるので、フィードバック制御の為の専用の温度センサが不要で構成の複雑化を招くことなく、可変抵抗素子に対する電力供給の調節を精度よく行える。
【0019】
請求項6に記載の特徴構成によれば、請求項1〜5のいずれかにおいて、前記制御手段は、前記可変抵抗素子の雰囲気温度が高いほど短くなるように、前記定温加熱制御における前記設定時間を変更設定するように構成されている。
【0020】
可変抵抗素子の雰囲気温度が低い場合には前記設定時間を長くして素子内部での熱分布を極力一様にさせることで判別精度を向上させるようにしながら、雰囲気温度が高い場合には不必要に長い時間加熱を継続することなく短い時間で加熱を終了させるようにすることで、無駄時間が少なく能率よく判別動作を実行できる。
【0021】
請求項7に記載の特徴構成によれば、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記温度変化状態測定手段の測定結果に基づいて、前記可変抵抗素子が液体中にあるか気体中にあるかを判別する気液判定手段が備えられている。
【0022】
温度変化状態測定手段によって電力供給が停止された後における可変抵抗素子の個体温度の時間経過に伴う変化状態が測定されることになるが、この個体温度の時間経過に伴う変化状態は、可変抵抗素子の放熱量が雰囲気に応じて異なり、液体の場合では気体の較べて放熱量が大きいことから、可変抵抗素子の周囲の流体の状態として、可変抵抗素子が液体中にあるか気体中にあるかを判別することができるのである。
【0023】
請求項8に記載の特徴構成によれば、請求項1〜7のいずれかにおいて、前記温度変化状態測定手段の測定結果に基づいて、前記可変抵抗素子が存在する領域を流動する流体の流動量を判別する流動量判別手段が備えられている。
【0024】
可変抵抗素子の周囲に存在する流体が、例えば、同じ流体であっても静止している状態と流動している状態とを比較すると、夫々の状態における可変抵抗素子の放熱量に差が生じ、しかも、流動量が大きいほど放熱量も大きくなることから、温度変化状態測定手段によって測定される前記個体温度の時間経過に伴う変化状態は、流体の流動状態の差に対応することになるので、その測定結果に基づいて、流体の流動量を判別することができるのである。
【0025】
請求項9に記載の特徴構成によれば、請求項1〜8のいずれかにおいて、前記温度変化状態測定手段は、前記定温加熱制御による前記電力供給が停止された時から設定経過時間が経過した時点における、前記温度検出手段にて検出される前記可変抵抗素子の個体温度を測定するように構成されている。
【0026】
つまり、可変抵抗素子の放熱量の差異に応じて設定温度からの温度下降状態が異なったものとなるので、温度変化状態測定手段によって測定される前記個体温度の時間経過に伴う変化状態として、電力供給が停止された時から設定経過時間が経過した時点における個体温度を測定することにより、気液判定や流動量の判別等を行うことができるのである。このように、ある時点における個体温度を測定する構成であるから、前記温度検出手段の測定結果をそのまま利用することができ、例えば、温度下降状態における単位時間当たりの変化量を演算するような場合に較べて構成を簡素化できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る流体検知装置を給湯装置に適用した場合について説明する。
この給湯装置は、図1に示すように、供給される水を加熱して給湯する給湯部K、この給湯部Kの動作を制御する制御部H、制御部Hに動作指令を与えるリモコン操作部Rを備えて構成されている。
前記給湯部Kは、燃焼室1の内部に、水加熱用の熱交換器2と、この熱交換器2を加熱するガス燃焼式バーナ3と、このバーナ3に燃焼用空気を通流するモータ駆動式の通風ファン4とが備えられ、前記熱交換器2に入水路5と出湯路6とが夫々接続されて入水路5から供給される水を加熱して出湯路6から図示しない出湯栓に向けて出湯するように構成されている。前記入水路5には、この入水路5内を通流する通水量を計測する通水量センサ7と、入水温度を計測する入水温サーミスタ8とが備えられ、前記出湯路6には熱交換器2から出湯される湯の温度を検出する出湯温サーミスタ9が備えられている。
又、前記バーナ3に対する燃料供給路10には開閉弁11と燃料供給量を変更調節自在な電磁比例弁12とが備えられ、バーナ3の近くには、バーナ3に点火するために点火イグナイタ13、及び、着火状態を検出するフレームロッド14が備えられている。
【0028】
前記リモコン操作部Rには、給湯運転のON/OFFを指令する運転スイッチ15、目標出湯温度を変更設定するための湯温設定スイッチ16、給湯温度を表示する温度表示部17、後述するように異常状態を報知する報知ランプ18等が備えられている。
【0029】
前記制御部Hは、マイクロコンピュータ19及びその周辺回路を備えて構成され、リモコン操作部Rの操作指令に基づいて出湯温度が目標給湯温度になるように給湯部Kの動作を制御する燃焼制御、及び、前記出湯温サーミスタ9を用いて熱交換器2の内部に湯水が存在しているか否かを判別する気液判別制御等を実行するように構成されている。
【0030】
次に、前記燃焼制御における制御部Hの制御動作について説明する。
運転スイッチ15がON操作されている状態で、給湯栓が開かれることによって通水量センサ7が設定量以上の通水量を検出するに伴って、ファン4の通風を開始させるとともに、開閉弁11及び電磁比例弁12を開弁操作させてバーナ3に燃料を供給し、且つ、点火イグナイタ13によりバーナ3に点火させてバーナ3の燃焼による加熱動作を開始させる。フレームロッド14により着火が確認されると点火動作を停止して、出湯温度が目標給湯温度になるようにガス燃焼量とファン4の通風量を変更調節する。つまり、入水温サーミスタ8の検出値と目標給湯温度との偏差、並びに、通水量センサ7により検出される通水量との基づいてバーナ3の必要燃焼量を求めて、その燃焼量になるようにバーナ3の燃焼量(具体的には電磁比例弁12の弁開度)とファン通風量(具体的にはファンモータの回転数)とをフィードフォワード制御するとともに、出湯温サーミスタ9の検出値が目標給湯温度になるように、バーナ3の燃焼量とファン通風量とをフィードバック制御する。
その後、給湯栓が閉じられて通水量センサ7により検出される通水量が設定水量以下になると、電磁比例弁12及び開閉弁11を閉弁してバーナ3の燃焼を停止するとともに、ファン4の通風を停止させる。
【0031】
次に、気液判別制御について説明する。
つまり、出湯温サーミスタ9は、電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子である点を利用して、制御部Hが、前記出湯温サーミスタ9に対して自己加熱させるべく加熱用の電力を供給するとともに、出湯温サーミスタ9の温度変化による可変抵抗値に基づいて、その周囲の温度を検出するようにして、更に、出湯温サーミスタ9の個体温度を設定温度まで上昇させて、設定時間が経過する間その設定温度に維持した後に電力供給を停止した後において、出湯温サーミスタ9の個体温度の時間経過に伴う変化状態を測定し、その測定結果に基づいて、出湯温サーミスタ9が液体中にあるか気体中にあるか、即ち、熱交換器2内部に湯水が存在しているか否かを判別するように構成されている。
【0032】
詳述すると、前記制御部Hには、図2に示すように、出湯温サーミスタ9に対して、加熱用直流電源20(約30V)からの自己加熱用の電力をスイッチングトランジスタ21を介して間欠的に供給する電力供給手段としての電力供給部22と、自己加熱用の電力が供給されていない状態で加熱用電力における電圧よりも低い測定用直流電源23(約5V)が印加された状態で出湯温サーミスタ9の抵抗値(温度により変化する)に対応する出力電圧を検出するための温度検出用回路24とが、マイクロコンピュータ19の外付け回路として備えられている。
そして、マイクロコンピュータ19には、前記出力電圧に基づいて出湯温サーミスタ9が存在する領域、つまり、出湯路6の内部の温度を検出する温度検出部100、この温度検出部100の検出情報に基づいて、出湯温サーミスタ9の個体温度を設定温度まで上昇させて、設定時間が経過する間その設定温度に維持させる定温加熱制御を実行し、且つ、前記設定時間が経過すると前記定温加熱制御による電力供給を停止すべく、前記電力供給部22による電力供給状態を制御する制御手段としての電力制御部101、前記定温加熱制御による前記電力供給が停止された後において、出湯温サーミスタ9の個体温度の時間経過に伴う変化状態を測定する温度変化状態測定手段としての温度変化測定部102、この温度変化測定部102の測定結果に基づいて、出湯温サーミスタ9が液体中にあるか気体中にあるかを判別する気液判定手段としての気液判定部103の夫々が備えられている。
【0033】
前記電力供給部22は、加熱用直流電源20からの電力を、制御部Hからのパルス信号に基づいて間欠的にON/OFFするスイッチングトランジスタ21を介して出湯温サーミスタ9に供給するように構成され、パルス信号のデューティ比を変更調節することで加熱用電力を変更調節するように構成されている。尚、図中25は、マイクロコンピュータ19からのパルス信号にて断続する保護抵抗付きのトランジスタを含むスイッチング回路である。
【0034】
前記温度検出用回路24は、温度検出時に出湯温サーミスタ9の抵抗値を検出するための電流を測定用直流電源23から供給するための負荷抵抗26が備えられ、この負荷抵抗26と出湯温サーミスタ9との接続点N1における測定電圧が入力されるマイクロコンピュータ19の入力端子N2に対して、加熱用直流電源20からの高電圧が印加されることを保護するための保護抵抗27及び保護ダイオード28,29が備えられている。
つまり、スイッチングトランジスタ21がONしている時は、出湯温サーミスタ9に加熱用直流電源20の電力が供給される同時に前記接続点N1に高電圧が印加され、測定用直流電源23との間に、負荷抵抗26を経由するものと、保護抵抗27及び一方の保護ダイオード28を経由する二つの電流経路が形成される。この保護ダイオード28の順方向の抵抗値が保護抵抗27に比べて充分低く且つ接触電位の低いショットキーバリアダイオードを使用しているので、マイクロコンピュータ19に対する入力端子N2は約5V近い電位に維持されて保護回路として機能するように構成されている。尚、図中30はノイズ除去用のコンデンサである。
又、スイッチングトランジスタ21がOFFしている時には、前記負荷抵抗26と出湯温サーミスタ9で分圧された出力電圧が前記接続点N1に出力されるが、この出力電圧は5V以下であるため、保護ダイオード28は逆バイアス状態であり保護ダイオード28にはマイクロコンピュータ19の入力端子N2の入力リーク電流相当の微小電流が流れるだけで接続点N1と入力端子N2の電圧レベルはほぼ等しくなる。
【0035】
前記温度検出部100は、温度検出時(スイッチングトランジスタ21がOFFしている時)に、前記入力端子N2の電圧値をアナログ・ディジタル(A/D)変換して、変換後の電圧値に基づいて出湯温サーミスタ9の個体温度を演算するように構成され、この温度検出部100と前記温度検出用回路24により、出湯温サーミスタ9の抵抗値の変化に基づいて出湯温サーミスタ9の個体温度を検出する前記温度検出手段TDを構成する。
従って、出湯温サーミスタへの加熱用電力の供給と、出湯温サーミスタの個体温度検出とを、時分割された互いに異なるタイミングで実行するように構成されている。
【0036】
前記電力制御部101は、スイッチング回路25を断続的にON/OFFさせる一定周期の制御パルス信号を出力し、電力供給部22から出湯温サーミスタ9への電力供給量を調節するように構成され、前記温度検出部100の検出情報に基づいて、出湯温サーミスタ9の個体温度を加熱目標温度(設定温度)まで上昇させて、設定時間(約3秒間)が経過する間その設定温度に維持させる定温加熱制御を実行し、且つ、前記設定時間が経過すると前記定温加熱制御による電力供給を停止すべく、電力供給部22による電力供給状態を制御するように構成されている。具体的には、温度検出部100の検出情報に基づいて、制御パルス信号のデューティ比をフィードバック制御することで、前記定温加熱制御を実行するように構成されている。
【0037】
前記温度変化測定部102は、前記定温加熱制御による前記電力供給が停止された後において、出湯温サーミスタ9の個体温度の時間経過に伴う変化状態、具体的には、前記温度検出部100の検出値が設定温度未満になった時点から設定経過時間(約4秒間)が経過した時点における温度検出部100の検出値(出湯温サーミスタ9の個体温度)を測定するように構成されている。
【0038】
又、前記気液判定部103は、前記温度変化測定部102による検出情報(温度検出部100の検出値)が気液判定用の閾値以下であれば液体である(熱交換器2内に湯水が存在している状態)と判別し、閾値を上回っていれば気体である(熱交換器2内に湯水が存在していない状態)と判別するように構成されている。
【0039】
以下、制御部Hにおける気液判別制御の動作について、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
運転スイッチ15がONされると、気液判定用の初期設定を行う(ステップ1,2)。つまり、温度検出部100によりそのときの検出温度を初期温度Toとして設定するとともに、その初期温度Toに40°Cを加算した温度を加熱目標温度Tsとして設定する。又、加熱目標温度Tsでの保持時間ts(設定時間)を設定し、前記設定経過時間を計時するための検出用タイマーをリセットする。
ここで、前記加熱目標温度Tsでの保持時間tsは、初期温度Toの違いに応じて、初期温度Toが高いほど短くなるように変更設定するように構成されている。この設定値は、出湯温サーミスタ9の熱分布が均一になるような最短の所要時間になるように、初期温度To(サーミスタの雰囲気温度に対応)と保持時間tsとの変化特性が、実験等に基づいて予め決定されて設定記憶されており、そのときの初期温度Toと変化特性から保持時間tsが決定されることになる。
【0040】
次に、前記温度検出部100による検出値Txが加熱目標温度Tsに上昇するまで、電力供給部22による出湯温サーミスタ9に対する設定量の加熱用電力の供給が行われる(ステップ3)。つまり、制御パルス信号のデューティ比を設定値に維持して、サーミスタ9を加熱する。そして、温度検出値Txが加熱目標温度Tsを越えると、その時点から保持時間tsが経過するまでの間、温度検出部100の検出値Txが加熱目標温度Tsに維持されるように、電力供給部22の供給電力量を調整する定温加熱制御を実行する(ステップ5)。具体的には、スイッチング回路25に対する制御パルス信号のデューティ比を変更調節するフィードバック制御を実行する。前記保持時間tsが経過し、且つ、温度検出値Txが加熱目標温度Tsを越えていれば、出湯温サーミスタ9に対する加熱を停止する(ステップ6,7)。
【0041】
尚、温度検出部100による温度検出動作は、スイッチング回路25(スイッチングトランジスタ21)がOFF状態になっているときに、つまり、測定直流電源からの電圧だけが出湯温サーミスタ9に印加されているときに実行するようになっている。
【0042】
加熱停止後、放熱によって出湯温サーミスタ9の個体温度が低下し始めて温度検出部100の検出値Txが加熱目標温度Ts以下になった時点から検出用タイマーによるカウントを開始し(ステップ8,9)、検出用タイマーがカウントアップして設定経過時間tmが経過した時に、温度検出部100の検出値Txが初期温度Toよりも3°C高い閾値温度Tsh以下であれば「水あり」と判別し(ステップ10,11,12)、温度検出部100の検出値Txが初期温度Toよりも3°C高い閾値温度Tsh以上であれば「水なし」と判別する(ステップ11,15)。
つまり、図4に示すように、出湯路6の熱交換器2出口部分の内部に湯水が存在していれば、出湯温サーミスタ9の放熱量が大になり、前記閾値温度Tshよりも低い温度にまで低下するが、出湯路6内に湯水が存在せず空気だけであれば放熱量が少なく、前記閾値温度Tshよりも高い温度になるのである。
【0043】
「水なし」と判別した場合には、熱交換器2内部に湯水が存在していないので、バーナ3による加熱を実行すると空焚きとなるので、バーナ3の燃焼作動を禁止するとともに、報知ランプ18を点灯して報知する(ステップ16)。又、「水あり」と判別した場合には、その後、給湯栓が開かれて通水量センサ7により通水量が設定水量以上になったことが検出されると通常の燃焼制御動作に移行する(ステップ13,14)。
このようにして、例えば、給湯装置が新たに設置されたような場合や、断水等により給水が停止された後等において熱交換器2内部に湯水が存在しない状態で誤って燃焼動作を実行する等の不利を未然に回避できることになる。
【0044】
尚、図5には、本出願人による実測値に基づく計測データを示している。このデータは、前記定温加熱制御により加熱を停止して、温度検出部100の検出値Txが加熱目標温度Ts以下になった時点から、温度検出部100による検出値Txが初期温度Toよりも3°C高い閾値温度Tshに到達するまでの所要時間について、サーミスタの雰囲気温度(初期温度To)が異なる複数の条件下において計測したものであり、図中、白丸で示すラインが「空気中」(水無し状態)の場合であり、図中黒丸で示すラインが「水あり」状態の場合を示している。このデータから、前記設定経過時間として4秒間経過したときに、「水あり」の場合には、ほとんど総て閾値温度Tshを下回っており、上記したような気液判別を適正に行えることを表している。
【0045】
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、前記温度変化状態測定手段102の測定結果に基づいて、前記サーミスタ(可変抵抗素子)が液体中にあるか気体中にあるかを判別する気液判定手段103が備えられる構成としたが、このような構成に代えて、あるいは、そのような構成に加えて、前記温度変化状態測定手段102の測定結果に基づいて、前記サーミスタ(可変抵抗素子)が存在する領域を流動する流体の流動量を判別する流動量判別手段が備えられる構成としてもよい。
つまり、出湯路6内部に湯水が存在していても、流動が停止している状態と流動している状態とではサーミスタの放熱量が異なり、流動量が多い場合と少ない場合とでは放熱量が異なるので、前記温度変化状態測定手段102にて検出される個体温度の時間経過に伴う変化状態が流動量に応じて変化することになる。そこで、前記温度変化状態と流動量の差異との対応関係を、雰囲気温度(入水温度)等が異なる複数の条件にて予め実験データにより計測しておいて、その計測検出に基づいて、流動量を計測するように構成してもよい。
【0046】
(2)上記実施形態では、前記気液判定手段103は、前記定温加熱制御による電力供給が停止された後において、温度検出部100の検出値Txが設定温度未満になった時点から設定経過時間(約4秒間)が経過した時点における温度検出部100の検出値Tx(出湯温サーミスタ9の個体温度)が気液判定用の閾値以下であれば液体である(熱交換器2内に湯水が存在している状態)と判別し、閾値を上回っていれば気体である(熱交換器2内に湯水が存在していない状態)と判別するように構成したが、このような構成に代えて、次のように構成してもよい。
【0047】
例えば、前記定温加熱制御による電力供給が停止された後に、温度検出部100の検出値Txが気液判定用の閾値に低下するのに要する所要時間が設定値より長いときは気体であり、所要時間が設定値より短いときは液体である判別するような構成としてもよく、又は、前記定温加熱制御による電力供給が停止された後に、温度検出部100の検出値Txの単位時間当たりの下降量(微分値)が設定閾値よりも大きいか小さいかにより気液判定する等、各種の形態で実施することができる。
【0048】
(3)上記実施形態では、前記電力制御部101がスイッチング回路25を間欠的にON/OFFさせる制御パルス信号を出力し、出湯温サーミスタ9への電力供給量を調整するようにしたが、この構成に代えて、次のように構成してもよい。
【0049】
例えば、図6に示すように、前記電力供給手段22がマイクロコンピュータ19で出力電圧値を制御される定電圧電源であり、サーミスタ9と第1抵抗R1が直列接続されるとともに、別の2つの第2、第3抵抗R2,R3が直列接続され、夫々が並列に電力供給手段22から電流が供給される構成とし、サーミスタ9と第1抵抗R1の中点N3と第2抵抗R2と第3抵抗R3との中点N4の各電圧値をマイクロコンピュータ19が読み取る構成とする。そして、中点N4の電圧値より電力供給手段22の電源電圧値が第2抵抗R2と第3抵抗R3との分圧比より検出でき、中点N3の電圧値と第1抵抗R1の抵抗値よりサーミスタ9に供給される電流値、及び、中点N3の電圧値と検出された電力供給手段22の電源電圧値よりサーミスタ9の両端電位差が検出でき、サーミスタ9に供給される電力量と抵抗値つまり、個体温度が同時に検出できる。
【0050】
(4)上記実施形態では、加熱目標温度(設定温度)に維持する保持時間ts(設定時間)を、初期温度(雰囲気温度)が高いほど短く時間になるように自動で変更設定するようにしたが、実験等に基づいて決定された一定時間に設定する構成としてもよく、あるいは、雰囲気温度に応じて人為的に変更設定するような構成としてもよい。
【0051】
(5)上記実施形態では、可変抵抗素子としてのサーミスタを自己加熱するようにしたが、図7に示すように、電力供給手段22から電力供給される加熱用素子KSを設け、サーミスタ9が加熱用素子により加熱されるような構成としてもよい。
尚、電力供給手段22からスイッチング回路25を介して加熱用素子KSに電力が供給され、電力制御部101がスイッチング回路25に対して供給する制御パルス信号を温度検出部100の検出情報に基づいてフィードバック制御する構成等、その他の構成は点は上記実施形態と同様である。このような構成によれば、サーミスタの加熱と温度検出とを同時に実行されるため、電力供給量の調整構成に対する設定自由度が高く、スイッチング回路25を使用したデューティ比制御以外の制御手段を用いても構わない。
【0052】
(6)上記実施形態では、給湯装置における出湯温サーミスタを加熱して温度変化状態を測定するようにしたが、出湯温サーミスタに代えて入水温サーミスタを利用してもよく、このような一般給湯用湯路中のサーミスタに限らず、例えば、浴槽の追焚き用の循環路内に設けられたサーミスタを利用して温度変化状態を測定して、気液判定や流動量の測定を行うようにしてもよい。
【0053】
(7)上記実施形態では、制御部Hにマイクロコンピュータ19を用いたが、論理回路及び記憶回路等を組み合わせて構成するものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の概略構成図
【図2】制御部の回路構成図
【図3】制御動作のフローチャート
【図4】温度変化状態を示す図
【図5】温度変化状態を示す計測データ
【図6】別実施形態の回路構成図
【図7】別実施形態の回路構成図
【符号の説明】
9 可変抵抗素子
22 電力供給手段
101 制御手段
102 温度変化状態測定手段
103 気液判定手段
KS 加熱用素子
TD 温度検出手段

Claims (9)

  1. 電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子と、
    この可変抵抗素子に加熱用の電力を供給する電力供給手段と、
    前記可変抵抗素子の抵抗値の変化に基づいて前記可変抵抗素子の個体温度を検出する温度検出手段と、
    この温度検出手段の検出情報に基づいて、前記可変抵抗素子の個体温度を設定温度まで上昇させて、設定時間が経過する間その設定温度に維持させる定温加熱制御を実行し、且つ、前記設定時間が経過すると前記定温加熱制御による電力供給を停止すべく、前記電力供給手段による電力供給状態を制御する制御手段と、
    前記定温加熱制御による前記電力供給が停止された後において、前記可変抵抗素子の個体温度の時間経過に伴う変化状態を測定する温度変化状態測定手段とが備えられている流体検知装置。
  2. 前記温度検出手段は、前記可変抵抗素子に対して加熱用の電圧よりも低い温度検出用の電圧を印加したときの前記抵抗値の変化に対応する電流値に基づいて前記個体温度を検出するように構成され、
    前記電力供給手段による前記可変抵抗素子への加熱用電力の供給と、前記温度検出手段による前記可変抵抗素子の個体温度検出とを、時分割された互いに異なるタイミングで実行するように構成されている請求項1記載の流体検知装置。
  3. 前記電力供給手段による前記可変抵抗素子への加熱用電力の供給と、前記温度検出手段による前記可変抵抗素子の個体温度検出とを同時に実行するように構成されている請求項1記載の流体検知装置。
  4. 電気抵抗値が温度によって変化する可変抵抗素子と、
    この可変抵抗素子を加熱する加熱用素子と、この加熱用素子に加熱用の電力を供給する電力供給手段と、
    前記可変抵抗素子の抵抗値の変化に基づいて前記可変抵抗素子の個体温度を検出する温度検出手段と、
    この温度検出手段の検出情報に基づいて、前記可変抵抗素子の個体温度を設定温度まで上昇させて、設定時間が経過する間その設定温度に維持させる定温加熱制御を実行し、且つ、前記設定時間が経過すると前記定温加熱制御による電力供給を停止すべく、前記電力供給手段による電力供給状態を制御する制御手段と、
    前記定温加熱制御による前記電力供給が停止された後において、前記可変抵抗素子の個体温度の時間経過に伴う変化状態を測定する温度変化状態測定手段とが備えられている流体検知装置。
  5. 前記電力供給手段は、間欠的に前記加熱用の電力を供給するように構成され、
    前記制御手段は、前記温度検出手段の検出情報に基づいて、間欠的に供給される電力のデューティ比をフィードバック制御することにより前記定温加熱制御を実行するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体検知装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記可変抵抗素子の雰囲気温度が高いほど短くなるように、前記定温加熱制御における前記設定時間を変更設定するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の流体検知装置。
  7. 前記温度変化状態測定手段の測定結果に基づいて、前記可変抵抗素子が液体中にあるか気体中にあるかを判別する気液判定手段が備えられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の流体検知装置。
  8. 前記温度変化状態測定手段の測定結果に基づいて、前記可変抵抗素子が存在する領域を流動する流体の流動量を判別する流動量判別手段が備えられている請求項1〜7のいずれか1項に記載の流体検知装置。
  9. 前記温度変化状態測定手段は、
    前記定温加熱制御による前記電力供給が停止された時から設定経過時間が経過した時点における、前記温度検出手段にて検出される前記可変抵抗素子の個体温度を測定するように構成されている請求項1〜8のいずれか1項に記載の流体検知装置。
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