JPS5920510Y2 - 金網柵 - Google Patents

金網柵

Info

Publication number
JPS5920510Y2
JPS5920510Y2 JP9509980U JP9509980U JPS5920510Y2 JP S5920510 Y2 JPS5920510 Y2 JP S5920510Y2 JP 9509980 U JP9509980 U JP 9509980U JP 9509980 U JP9509980 U JP 9509980U JP S5920510 Y2 JPS5920510 Y2 JP S5920510Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wires
wire mesh
wire
reinforcing
diamond
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9509980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5721159U (ja
Inventor
諄一 白井
Original Assignee
瀬戸内金網商工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 瀬戸内金網商工株式会社 filed Critical 瀬戸内金網商工株式会社
Priority to JP9509980U priority Critical patent/JPS5920510Y2/ja
Publication of JPS5721159U publication Critical patent/JPS5721159U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5920510Y2 publication Critical patent/JPS5920510Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金網槽の改良に関するものである。
従来より針金に被着した合成樹脂型の帯状被覆によって
遮蔽率を高めた菱形金網は公知であり、このような菱形
金網は特に防風用、砂防用、遮光用、防視用の柵などに
好適に使用されるが、例えばそれを防風用機に使用する
場合、その金網をよ1)風圧に耐え得るようにするため
には、上記菱形金網を構成する線条の針金を大径にした
り、あるいは帯状被覆を厚くする必要があり、これによ
ってその原価が非常に高いものになってしまうばかりで
なく、金網の重量が増大し、さらに線条の剛性が必要以
上に増大して加工性が悪くなる等の問題があった。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたもので、菱形金網
における広幅の線条の絡合により各絡合部に形成される
隙間に補強線を挿入することにより、簡単且つ容易に柵
の強度を増大させ得るようになすと共に、針金の大径化
や帯状被覆の肉厚化などを行うことなくその加工性及び
経済性を高めたことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第1図において、1は適宜の間隔で地面に立設した
支柱、2,3は該支柱の上下に架設した横杆であって、
各支柱1,1.・・・・・・間には上下端を横杆2,3
に係着せしめることにより菱形金網4を張設している。
上記菱形金網4は、第2図に示すように、比較的硬質の
熱可塑性合成樹脂からなる帯状5の両端側に針金6,6
を埋入させてなる広幅の線条7を、その帯条5が扁平な
筒状面上にあるように針金6,6を扁平螺旋状に屈曲さ
せ、隣接する線条7の屈曲部を互いに絡合させてなるも
ので、線条7同士の絡合により必然的に各絡合部8に形
成される中空部9に上記支柱1,1の間隔より狭い間隔
で複数の補強線10を挿入し、この補強線10の上下端
を上下の横杆2,3に巻着等の適宜手段によって係止さ
せている。
上記補強線10としては、直線または波付けを施した任
意断面形状の針金にメッキ、塗装、合成樹脂被覆等を施
したものを使用することができ、また補強線10の挿入
に当っては、絡合部8の各列にそれを挿入してもよいか
゛、図示のように適当な間隔をおいて挿入してもかまわ
ない。
また、補強線10は特にその上下端を横杆に係着させな
くとも菱形金網の補強用として有効に機能するが、上記
実施例の如く補強線10の両端部を横杆に係止させれば
、その強度がさらに増加し防風槽や砂防槽として極めて
有効なものとなる。
また上記実施例では、合成樹脂型の帯条5の両端側に針
金6,6を増大した線条7からなる菱形金網について詳
述したが、合成樹脂製の帯条の中央に針金を埋入した線
条からなる菱形金網や、針金を全く埋入しない合成樹脂
製または金属製の帯状の線条からなる菱形金網でも同様
の効果は得られる。
上記構成を有する本考案の金網柵によれば、菱形金網に
おける線条の絡合部分に補強線を挿入することにより極
めて簡単且つ確実にその補強を行うことができ、しかも
、線条自体の強度を高める必要がないので、非常に軽量
且つ経済的であると共にその加工性の低下を来すことも
なく、また、補強線を線条の絡合部に挿入するようにし
ているため、該補強線が同時に両側の線条に係止するこ
とになり、そのため補強線を遊びをもたない状態に取付
けることができるばかりでなく、線条の弛みや左右方向
への引張力に対する補強を極めて効果的に行うことがで
き、さらに、通常の円形断面の針金からなる菱形金網の
場合は、両針金が絡合部において密に絡合するため、そ
こに補強線を通そうとすれば両針金の係止を弛めて絡合
部に特別に間隙を形成する必要があるが、本考案におい
ては、帯状の線条を扁平螺旋状に屈曲して絡合させるよ
うにしているため、第2図に示すように両線条が屈曲中
心から外れた前後二つの位置(P点)において点接触し
、これによって第3図に示すように絡合部に必然的に中
空部が形成されることになり、従ってこの中空部に補強
線を挿入すればよいため、その挿入作業が非常に容易で
あり、また、特にこの種菱形金網の場合には、線条の絡
合部に上記中空部が形成されるため、この絡合部におい
て両線条が左右に引張られた場合に中空部が圧縮されて
絡合部に弛みを生じ易く、その弛みが広範囲に及んだ場
合には金網全体としての弛みは非常に大きいものになる
が、本考案においては、線条の絡合部に支柱の間隔より
狭い間隔で複数の補強線を挿入しているため、該補強線
によって上記中空部の圧縮が防止され、金網の弛みが生
じにくい等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図はその
要部拡大正面図、第3図はその断面図である。 1・・・・・・支柱、4・・・・・・菱形金網、7・・
・・・・線条、8・・・・・・絡合部、9・・・・・・
中空部、10・・・・・・補強線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 幅の広い帯状の線条を扁平な筒状面上にあるように扁平
    螺旋状に屈曲させ、隣接する線条の屈曲部を互いに絡合
    させることにより菱形金網を形成し、該菱形金網を適宜
    の間隔で立設した支柱間に張設すると共に、上記線条の
    絡合により各絡合部に形成される中空部に上記支柱の間
    隔より狭い間隔で複数の補強線を挿入したことを特徴と
    する金網槽。
JP9509980U 1980-07-04 1980-07-04 金網柵 Expired JPS5920510Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9509980U JPS5920510Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 金網柵

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9509980U JPS5920510Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 金網柵

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5721159U JPS5721159U (ja) 1982-02-03
JPS5920510Y2 true JPS5920510Y2 (ja) 1984-06-14

Family

ID=29457011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9509980U Expired JPS5920510Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 金網柵

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5920510Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037773A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 東亜グラウト工業株式会社 金網

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016037773A (ja) * 2014-08-08 2016-03-22 東亜グラウト工業株式会社 金網

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5721159U (ja) 1982-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060048241A (ko) 암석낙하를 보호하거나 도로 등의 가장자리를 안전하게하기 위한 보호망
JP2007162456A (ja) 特に、落石の防護又は土壌層の安定化のための保護網
EA007850B1 (ru) Защитная проволочная сетка, защитная конструкция, сооружаемая из сетки, и применение защитной проволочной сетки для сооружения защитной конструкции
JPS61501215A (ja) 河床洗掘防止装置
JPS5920510Y2 (ja) 金網柵
US4597239A (en) Lining-frame of latticework construction for galleries, tunnels or the like
CA2394710A1 (en) Mesh fabric
JPS5853402Y2 (ja) フエンス
US4454185A (en) Tridimensional metal meshwork as reinforcement for building panels and a method for their manufacture
US20030226330A1 (en) Triangulation of a lattice girder, in particular of a jib element for a tower crane
KR200361485Y1 (ko) 경계용 휀스 구조
US20030150171A1 (en) Method for roofing a lightweight construction and roof structure
JP3868225B2 (ja) 繊維ネット
JPS6151099B2 (ja)
JP3720332B2 (ja) 法面成形用網体
JP3115610U (ja) 環状型双層遮光網
JPS5941257Y2 (ja) 法面保護材
JPH052669Y2 (ja)
JPH069068Y2 (ja) 土留用組立式溶接網籠
JPH0235860Y2 (ja)
JP2020012248A (ja) 斜面安定化構造及び斜面安定化工法
JPH0140603Y2 (ja)
CN214531211U (zh) 一种高层建筑混凝土膨胀带补偿结构
JP3045373B2 (ja) 着脱自在支柱付き網状体
JP3041555U (ja) 自然石結合亀甲金網パネル