JPS592032Y2 - 紙葉類搬送装置の二枚重ね插入検出装置 - Google Patents
紙葉類搬送装置の二枚重ね插入検出装置Info
- Publication number
- JPS592032Y2 JPS592032Y2 JP1977159997U JP15999777U JPS592032Y2 JP S592032 Y2 JPS592032 Y2 JP S592032Y2 JP 1977159997 U JP1977159997 U JP 1977159997U JP 15999777 U JP15999777 U JP 15999777U JP S592032 Y2 JPS592032 Y2 JP S592032Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- detection device
- rotation
- belt
- pulley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は紙葉類搬送装置に関し二枚重ねで挿入される誤
使用を未然に防止せんとするものである。
使用を未然に防止せんとするものである。
紙葉類搬送装置に於いて紙葉類が新品の場合は誤まって
二枚重なったのを一枚として、挿入されることが往々に
して生じる。
二枚重なったのを一枚として、挿入されることが往々に
して生じる。
特に紙幣識別装置の如くかかる搬送装置に紙幣を載せて
搬送する間に光を照射して透過光量でその真贋を判定す
る場合には二枚重ねの新品紙幣の透過光量と古くなった
１枚の紙幣の透過光量は略同−であり新品紙幣二枚を受
入れてしまう不都合が生じる。
搬送する間に光を照射して透過光量でその真贋を判定す
る場合には二枚重ねの新品紙幣の透過光量と古くなった
１枚の紙幣の透過光量は略同−であり新品紙幣二枚を受
入れてしまう不都合が生じる。
以上の点より本考案は、紙葉類搬送装置で二枚重ね挿入
を確実に検出することのできる装置を提供するものであ
る。
を確実に検出することのできる装置を提供するものであ
る。
以下図面と共に本考案の一実施例を詳述する。
第１図は本考案装置を示すもので、挿入口４より挿入さ
れた紙葉類はプーリー１及び２に張架されたベルト３に
載置されて矢印方向へ搬送される。
れた紙葉類はプーリー１及び２に張架されたベルト３に
載置されて矢印方向へ搬送される。
挿入口４側に配設されるローラー５は係止具６の一端に
中実軸支９されて他端に装着したバネ１０によりベルト
３を上方より押圧するように付勢されている。
中実軸支９されて他端に装着したバネ１０によりベルト
３を上方より押圧するように付勢されている。
したがって挿入された紙葉類はベルト３及びローラー５
によって挾持されて搬送される。
によって挾持されて搬送される。
挿入口４に配置した検知器１１は紙葉類の挿入を検出す
ると検出信号を出力しプーリー１及び２を回動させてベ
ルト３を駆動させるもので例えばフォトカプラ等で構成
される。
ると検出信号を出力しプーリー１及び２を回動させてベ
ルト３を駆動させるもので例えばフォトカプラ等で構成
される。
また第１の検出装置７はローラー５の回動を検出すると
順次パルス列を生ずるものである。
順次パルス列を生ずるものである。
即ちローラー５の回転表面の一部に磁性体１２を埋込み
磁気検知器で第１の検出装置７を構成すると、ローラー
５の回転に伴なう磁性体１２の間欠的な接近により第１
の検出装置７はパルス列を生ずる。
磁気検知器で第１の検出装置７を構成すると、ローラー
５の回転に伴なう磁性体１２の間欠的な接近により第１
の検出装置７はパルス列を生ずる。
またプーリー１も同様で回動するとその表面に埋込んだ
磁性体１３によって磁気検知器である第２の検出装置８
は順次パルス列を生ずる。
磁性体１３によって磁気検知器である第２の検出装置８
は順次パルス列を生ずる。
カウンタ１８は第１の検出装置７よりのパルス列を計数
して所定の計数値に達するとローラー５が回動したもの
としてローラー回動信号を出力し、そしてカウンタ１９
は第２の検出装置８よりのパルス列を計数して所定の計
数値に達するとプーリー１が回動したものとしてプーリ
ー回動信号を出力するように構成されている。
して所定の計数値に達するとローラー５が回動したもの
としてローラー回動信号を出力し、そしてカウンタ１９
は第２の検出装置８よりのパルス列を計数して所定の計
数値に達するとプーリー１が回動したものとしてプーリ
ー回動信号を出力するように構成されている。
実際の装置では夫々３進カカウンターを使用しパルスを
３個計数すれば（即ち磁性体が磁気検知器の感知領域を
３回通過すれば）プーリー１またはローラー５が回動し
ているものとしてプーリー回動信号またはローラー回動
信号が出力される。
３個計数すれば（即ち磁性体が磁気検知器の感知領域を
３回通過すれば）プーリー１またはローラー５が回動し
ているものとしてプーリー回動信号またはローラー回動
信号が出力される。
また上記回動の検出方法は磁気検出に基づいているが他
に光に基づく方法もある。
に光に基づく方法もある。
第２図は二枚重ね挿入を判定する回路でＡＮＤゲート１
４には、ローラー回動信号のインバータ１５によって反
転された出力とプーリー回動信号とが入力されておりＡ
ＮＤゲート１４の出力は二枚重ね挿入信号となっている
。
４には、ローラー回動信号のインバータ１５によって反
転された出力とプーリー回動信号とが入力されておりＡ
ＮＤゲート１４の出力は二枚重ね挿入信号となっている
。
斯上の構成による本考案装置に新品の二枚の紙葉類１６
．１７が重なって挿入された場合の動作を説明する。
．１７が重なって挿入された場合の動作を説明する。
検知器１１の挿入検知によりベルト３が駆動するがベル
ト３と接している下側の紙葉類１７はそのままベルト３
にて搬送されるがローラー５と接している上側の紙葉類
１６は紙葉類１７との摩擦が少ないため搬送されること
なくその場で停止する。
ト３と接している下側の紙葉類１７はそのままベルト３
にて搬送されるがローラー５と接している上側の紙葉類
１６は紙葉類１７との摩擦が少ないため搬送されること
なくその場で停止する。
この場合ローラー５は紙葉類１６の停止により回動され
得す検出装置７はパルス列を生じていないためカウンタ
１８はローラー回動信号を出力していないのに対しプー
リー１の回動に伴なう第２の検出装置８より生ずるパル
ス列によってカウンタ１９より出力されるブーり一回動
信号にてＡＮＤゲート１４で二枚重ね挿入信号が得られ
この信号によってランプを点燈する等して使用者に表示
を行なう。
得す検出装置７はパルス列を生じていないためカウンタ
１８はローラー回動信号を出力していないのに対しプー
リー１の回動に伴なう第２の検出装置８より生ずるパル
ス列によってカウンタ１９より出力されるブーり一回動
信号にてＡＮＤゲート１４で二枚重ね挿入信号が得られ
この信号によってランプを点燈する等して使用者に表示
を行なう。
また紙葉類が一枚で挿入された場合にはこの紙葉類はベ
ルト３及びローラー５に挟持して搬送されるためにロー
ラー５も回動し得てＡＮＤゲート１４より二枚重ね挿入
信号は出力されない。
ルト３及びローラー５に挟持して搬送されるためにロー
ラー５も回動し得てＡＮＤゲート１４より二枚重ね挿入
信号は出力されない。
以上詳述した本考案は紙葉類を下側に配置したベルトで
搬送し、上側からは紙葉類の移動に伴ない回動するロー
ラーで付勢することを特徴としている。
搬送し、上側からは紙葉類の移動に伴ない回動するロー
ラーで付勢することを特徴としている。
従来の紙葉類搬送装置は一組のプーリーに張架したベル
トを上下一対に設は両者により紙葉類を挾持して搬送す
る構成であるために重なって紙葉類が挿入されると夫々
接しているベルトによって搬送されて二枚とも同時に受
入れていた。
トを上下一対に設は両者により紙葉類を挾持して搬送す
る構成であるために重なって紙葉類が挿入されると夫々
接しているベルトによって搬送されて二枚とも同時に受
入れていた。
しかしながら本考案では上側より付勢するローラーは、
搬送に寄与していないため重なった紙葉類を分離する効
果があり、更にローラーの回動・非回動を検出すること
で電気的に二枚重ね挿入信号を得ることができ後の対策
が容易となる利点を奏するものである。
搬送に寄与していないため重なった紙葉類を分離する効
果があり、更にローラーの回動・非回動を検出すること
で電気的に二枚重ね挿入信号を得ることができ後の対策
が容易となる利点を奏するものである。
第１図は本考案装置を示し、第２図は二枚重ね挿入信号
を得る回路を示す。 主な図番の説明 １，２・・・・・・プーリー、３・・
・・・・ベルト、４・・・・・・挿入口、５・・・・・
・ローラー、６・・・・・・付勢装置、７・・・・・・
第１の検出装置、８・・・・・・第２の検出装置。
を得る回路を示す。 主な図番の説明 １，２・・・・・・プーリー、３・・
・・・・ベルト、４・・・・・・挿入口、５・・・・・
・ローラー、６・・・・・・付勢装置、７・・・・・・
第１の検出装置、８・・・・・・第２の検出装置。
Claims (1)
- 一組のプーリーに張架されたベルト上に紙葉類を載せて
搬送する装置にして、該装置における前記紙葉類の挿入
口側に配置されて前記ベルトと共に該紙葉類を挟持する
ローラーと、該ローラーが前記ベルトを押圧するように
した付勢装置と、前記ローラーの回転を検知する第１の
検出装置と、前記プーリーの回転を検知する第２の検出
装置と、前記第１の検出装置によりローラーの所定回転
を検出するとローラー回動信号を出力する手段と、前記
第２の検出装置によりプーリーの所定回転を検出すると
プーリー回動信号を出力する手段と、該プーリー回動信
号の出力時に前記ローラ回動信号が出力されない状態に
て二枚重ね挿入信号を出力する手段とから成る紙葉類搬
送装置の二枚重ね挿入検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977159997U JPS592032Y2 (ja) | 1977-11-28 | 1977-11-28 | 紙葉類搬送装置の二枚重ね插入検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977159997U JPS592032Y2 (ja) | 1977-11-28 | 1977-11-28 | 紙葉類搬送装置の二枚重ね插入検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5484782U JPS5484782U (ja) | 1979-06-15 |
| JPS592032Y2 true JPS592032Y2 (ja) | 1984-01-20 |
Family
ID=29153326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977159997U Expired JPS592032Y2 (ja) | 1977-11-28 | 1977-11-28 | 紙葉類搬送装置の二枚重ね插入検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS592032Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839248A (ja) * | 1971-09-05 | 1973-06-09 | ||
| JPS4942084U (ja) * | 1972-07-17 | 1974-04-13 |
-
1977
- 1977-11-28 JP JP1977159997U patent/JPS592032Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839248A (ja) * | 1971-09-05 | 1973-06-09 | ||
| JPS4942084U (ja) * | 1972-07-17 | 1974-04-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5484782U (ja) | 1979-06-15 |
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