JPH0142005Y2 - - Google Patents

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JPH0142005Y2
JPH0142005Y2 JP12245079U JP12245079U JPH0142005Y2 JP H0142005 Y2 JPH0142005 Y2 JP H0142005Y2 JP 12245079 U JP12245079 U JP 12245079U JP 12245079 U JP12245079 U JP 12245079U JP H0142005 Y2 JPH0142005 Y2 JP H0142005Y2
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JP12245079U
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば容器内に積層して整列収納し
た紙券類群の最前のものから順次送り出して取り
出すようにした装置等において用いられる紙券類
の厚み検知装置に関する。
一般に、自動両替機や自動券売機等において、
紙幣、回数券、はがき、カード等の紙券類を横列
または縦列に積層して整列収納し、その最前の紙
券類から順次1枚ずつ送り出すようにした紙券類
の送り出し装置が用いられているが、このような
装置においては紙券類を確実に1枚ずつ送り出す
必要があるが、時折2枚以上重なつて送り出され
ることがある。そのような場合には送り出した紙
券類の搬送経路を変えるなどして、そのまま取出
口へ搬送されることがないようにしなければなら
ない。
そのためには、紙券類の搬送過程においてその
厚みを検知して、正常に1枚ずつ搬送されている
かどうかを確認する必要がある。
しかし、従来、構成が簡単でかつ信頼性のある
紙券類の厚み検知装置が見受けられなかつた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたものであ
り、紙券類の搬送路を挾んで対向して所定の間隙
をおいて各々回動自在な送りローラと検知ローラ
とを配置すると共に、この検知ローラと一体的に
回動し、ストツパによつてその回動範囲を規制さ
れた検知板の回動範囲内に無接触型の検知センサ
を配置して、常時は検知板がこの検知センサによ
つて検知されない位置に自重によつて回動してお
り、送りローラと検知ローラとの間を通して搬送
される紙券類が所定の厚さ以上であると、その摩
擦接触により検知ローラが回動することによつ
て、検知板も検知センサによる検知位置まで回動
し、それによつて検知センサが紙券類が所定の厚
さ以上であることを検知するようにし、構成が簡
単でしかも信頼性の高い紙券類の厚み検知装置を
提供するものである。
以下、この考案の実施例を添付図面の第1図乃
至第4図を参照して説明する。
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示す
図であり、紙券類の厚み検知装置の他に紙券類の
間欠送り出し装置も示してある。
まず、紙券類の間欠送り出し装置に係る部分の
構成を説明する。1は紙券類としての例えばバス
の回数券群であり、最前部に送出口2aおよび開
口2bを有する容器2に横列に積層し、この回数
券群の後面を図示しないスプリング等によつて矢
示A方向への移動習性を付与したバツクアツプ部
材3によつて押圧して整列収納してある。
4は軸5に軸支されて矢示B方向に回転する送
り出しローラであり、矢示B方向に一回転する間
に所定回転角度範囲だけ容器2の開口2bからそ
こに整列収納した回数券群1の最前の回数券1A
に摩擦接触する当接面4aを有するカム状部4b
を設けてある。そして、この送り出しローラ4の
カム状部4bにはゴム等を貼着して当接面4aの
摩擦係数を大きくしてある。
6は軸7に軸支されて矢示C方向に回転する第
1の瀬切りローラであり、第2図に示すようにそ
の軸方向の両側部に回数券1Aとの接触面6aの
摩擦係数を大きくするためにゴム等の摩擦係数の
大きい部材からなるリング6bを嵌着してある。
そして、この第1の瀬切りローラ6は第1図にお
いて容器2の送出口2aの下方右側に配置してあ
るので、その左側の部分が回数券1Aと接触する
から、矢示C方向の回転によりその接触部分では
回数券1Aを送り出す方向に摩擦力が作用するこ
とになる。
8は軸9に軸支されて矢示D方向に回転する第
2の瀬切りローラであり、第1の瀬切りローラ6
のリング6bより小径であり、第2図に示すよう
に回数券1Aとの接触面8aが極僅かに第1の瀬
切りローラ6の接触面6a,6a間に入るように
対向配置する。そして、その接触面8aは金属面
のままあるいは比較的摩擦力の小さい材料を貼着
する等して、第1の瀬切りローラ6の接触面6a
の摩擦係数より小さくしてある。この第2の瀬切
りローラ8は第1図において、容器2の送出口2
aの下方左側に第1の瀬切りローラ6と前述の関
係をおいて配置してあるので、その右側の部分が
回数券1Aと接触するから、矢示D方向の回転に
より、その接触部分では回数券1Aを容器2へ戻
す方向に摩擦力が作用することになる。
次に、紙券類の厚み検知装置に係る部分の構成
を説明する。10は紙券類の間欠送り出し装置の
第1、第2の瀬切りローラ6,8間を通過して送
り出された回数券1Aを所定位置まで搬送するた
めの搬送ベルトであり、軸12,12′に夫々軸
支されたプーリ11,11′の回転によつて矢示
E方向に回動する。13,13′は夫々プーリ1
1,11′の上方に図示しない軸および軸14′に
軸支して配置したローラであり、搬送ベルト10
との間に回数券1Aを挾持して搬送するためのも
のである。
そして、これらの搬送ベルト10およびローラ
13,13′は第3図に示すように回数券1の両
側部を挾持して搬送するように2列配設してあ
る。
15は軸16に回動自在に軸支された送りロー
ラであり、搬送ベルト10,10に支持されて搬
送される回数券1Aの下面と接触する高さ位置で
第3図に示すように搬送ベルト10,10間の略
中央に配置してある。
17は軸18に回動自在に軸支された検知ロー
ラであり、送りローラ15の上方にそれと回数券
の1枚の厚みの1.3〜1.5倍のクリアランスcをお
いて配置してある。19は検知ローラ17に固着
した検知板としての金属板であり、第1、第2の
ストツパ19a,19bを有し、引張りばね20
によつて右施習性を付与してある。なお、金属板
19の自重によつても右施習性が与えられるの
で、引張りばね20を省略することもできる。
21は検知用の間隙21a(第3図)を有する
無接触型の検知センサとしての金属検知器であり
金属板19の回動範囲内に常時はその第1のスト
ツパ19aと当接して金属板19が間隙21a内
に入らないように配置してあり、その間隙21a
内に金属板19が回動すると、それを検知して検
知信号を出力する。
次に、このように構成したこの実施例の作用に
ついて説明する。
まず、送り出しローラ4が第1図の実線図示の
位置から矢示B方向に回転することによつて、そ
の当接面4aが容器2の開口2bから、そこに整
列収納した回数券群1の最前の回数券1Aに当接
し、接触しながら摩擦力によつてその回数券1A
を送出口2aから送り出す。この時、送り出しロ
ーラ4の当接面4aは所定回転角度範囲でしか最
前の回数券1Aに当接しないから、その円周方向
距離だけ回数券1Aを移動させた後は開口2bか
ら退避し、例えば円板状のローラのように最前の
回数券1Aを送り出しながら次の回数券1Bにも
接触するようなことはない。したがつて、容器2
からは回数券群1の最前の回数券1Aが順次1枚
ずつ間欠的に送り出される。
次に、送り出しローラ4によつて容器2の送出
口2aから送り出された最前の回数券1Aの先端
は第1、第2の瀬切りローラ6,8間に入り、そ
の一面は第1の瀬切りローラ6と、他面は第2の
瀬切りローラ8と夫々接触する。この時に回数券
1Aとの接触部分において作用する力は、第1の
瀬切りローラ6の接触面6aの方が第2の瀬切り
ローラ8の接触面8aに比して接触面積および摩
擦係数が大きいこと、さらに第1の瀬切りローラ
6の方が第2の瀬切りローラ8に比して径が大き
いことから、第4図に示すように第1の瀬切りロ
ーラ6による送り出し方向の力F1の方が第2の
瀬切りローラ8による戻す方向の力F2に比して
大きい。また、回数券1Aは第1、第2の瀬切り
ローラ6,8間に接触する時点では送り出しロー
ラ4によつて後方から送り出し方向の力を受けて
いる。
したがつて、回数券1Aが1枚であればその一
面には送り出し方向の力F1が作用し、他面には
戻す方向の力F2が作用し、F1>F2であるから、
例えば第2図に示すような状態で、第1、第2の
瀬切りローラ間を通過して送り出される。
しかし、仮に最前の回数券1Aと次の回数券1
Bとが2枚重なつた状態で送出口2aから送り出
されたとすると、回数券1Aの一面には第1の瀬
切りローラ6の接触面6aが、また回数券1Bの
一面には第2の瀬切りローラ8の接触面8aが接
触し、各々の他面は相互に他方の回数券と接触す
る。
この場合には第1の瀬切りローラ6と接触する
回数券1Aは、第4図に示した力F1によつて送
り出し方向の力を受けて送り出されるが、第2の
瀬切りローラ8と接触する回数券1Bには第4図
に示した戻す方向の力F2が作用するから、容器
2内に幾分押し戻されつつ待機し、回数券1Aと
共に送り出されることは殆んどない。
そして、この回数券1Bは次の送り出しローラ
4の回転によつてその当接面4aと当接した時に
送り出される。
このように、容器2に整列収納した回数券群1
の最前の回数券1Aは送り出しローラ4によつて
間欠的に、第1、第2の瀬切りローラ6,8間を
通過することによつて確実に1枚ずつ送り出され
る。
以上のようにして紙券類の間欠送り出し装置か
ら送り出された回数券1Aは、搬送ベルト10と
ローラ13間にその両側部を挾持されて搬送ベル
ト10の回動によつて矢示E方向に搬送され、送
りローラ15と検知ローラ17との間を通過す
る。
この時、送りローラ15と検知ローラ17との
クリアランスcは回数券1A1枚の厚みの1.3〜1.5
倍にしてあるので、矢示E方向に搬送される回数
券1Aが1枚であれば、その回数券1Aが通過す
る際に検知ローラ17とは殆んど接触しないか、
たとえ多少接触したとしても、金属板19の自重
および引張りばね20の付勢力に抗して検知ロー
ラ17を回動させることはない。したがつて、検
知ローラ17に固着した金属板19は第1図の実
線図示の状態を維持しており、金属探知器21の
間隙21a内に回動することはない。
しかし、仮に回数券1Aと1Bとが2枚重なつ
て搬送されて来たとすると、回数券2枚の厚みは
送りローラ15と検知ローラ17とのクリアラン
スCより大きいから、その後方を搬送ベルト10
とローラ13に挾持されつつ搬送される2枚の回
数券は送りローラ15と検知ローラ17との間を
無理に通過しようとするため、検知ローラ17と
強く接触して第1図で矢示G方向の回動力を与え
る。それによつて、検知ローラ17に固着した金
属板19は自重および引張りばね20に抗して、
第1図の仮想線図示のように、その第2のストツ
パ19bが金属探知器21に当接するまで検知ロ
ーラ17と共に矢示G方向に回動する。
したがつて、金属探知器21の間隙21a内に
金属板19が挿入されるので、金属探知器21は
それを検知し、回数券が2枚以上搬送されている
ことを示す検知信号を出力する。
この検知信号によつて搬送ベルト10を通過し
た2枚の回数券の搬送経路を変更するなどの処置
をとつて、2枚の回数券が取出し口へ搬送されな
いようにしたり、ランプやブザーによる警告を発
するようにすることができる。
なお、この実施例では検知板として金属板19
を、無接触型の検知センサとして金属探知器21
を夫々用いたが、検知板に遮光板を、検知センサ
に発光素子と受光素子とからなるフオトセンサを
用いて、発光素子の光が遮光板によつて遮断され
るかどうかによつて検知するようにしてもよい。
また、検知板を帯磁させ、検知センサにリードス
イツチを用いて検知するようにしてもよい。
また、送りローラ15と検知ローラ17とのク
リアランスcは回数券などの紙券類の1枚の厚み
の1.3〜1.5倍に限るものではなく、適宜変更する
ことによつて、例えば3枚以上紙券類が重なつ
て、あるいは所定の厚さ以上の紙券類が搬送され
たときに検知するようにしてもよいことは勿論で
ある。
さらに、送りローラ15および検知ローラ17
の一方、または双方を搬送面に対して接離する方
向に移動可能にして、ばね等によつて常時は所定
のクリアランスcをおいて対峙するようにストツ
パを設けて接近方向に付勢するとよい。このよう
にすれば、そのクリアランスcに比して極めて厚
い複数枚の回数券等の紙券類が搬送されて来た場
合には、検知ローラ17が回動しつつクリアラン
スcが拡がるから、回数券等が送りローラ15と
検知ローラ17との間に詰る恐れがなくなる。
また、この実施例では紙券類を順次1枚ずつ送
り出すようにした紙券類の間欠送り出し装置と併
用する場合について説明したが、必ずしもこのよ
うな場合に限るものではなく、単独の装置として
用いてもよい。
以上、実施例について述べたように、この考案
によれば紙券類が2枚以上重なつて通過したり、
所定の厚さ以上のものが通過すると、検知ローラ
と共に検知板が回動し、それを無接触型の検知セ
ンサによつて検出するので紙券類の重なりや所定
の厚さ以上のものを確実に検知でき、しかもその
構成が極めて簡単である。
そして、自動両替機や自動券売機等に広範に適
用でき、その信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す概略構成図、
第2図は第1図の−線に沿う断面図、第3図
は第1図を矢示方向から見た図、第4図は第
1、第2の瀬切りローラと紙券類との接触部分に
おいて作用する力の関係を説明するための説明図
である。 1……回数券群、1A……最前の回数券、2…
…容器、4……送り出しローラ、6……第1の瀬
切りローラ、8……第2の瀬切りローラ、10…
…搬送ベルト、13,13′……ローラ、15…
…送りローラ、17……検知ローラ、19……金
属板(検知板)、20……引張りばね、21……
金属探知器(検知センサ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙券類の搬送路を挾んで対向して所定の間隙を
    おいて回動自在に配置した送りローラと検知ロー
    ラと、この検知ローラと一体的に回動する検知板
    と、この検知板の回動範囲を規制するストツパ
    と、前記検知板の回動範囲内に配置した無接触型
    の検知センサとからなり、常時は前記検知板がこ
    の検知センサによつて検知されない位置に自重に
    よつて回動しており、前記送りローラと検知ロー
    ラとの間を通して搬送される前記紙券類の厚さが
    前記送りローラと検知ローラとの間隙より小さい
    場合には前記検知ローラが回転せず、前記紙券類
    の厚さが前記間隙より大きい場合には該紙券類と
    検知ローラとの摩擦接触により、この検知ローラ
    と共に前記検知板が前記検知センサの検知位置ま
    で回動することによつて、前記紙券類が所定の厚
    み以上であることを検知するようにしたことを特
    徴とする紙券類の厚み検知装置。
JP12245079U 1979-09-06 1979-09-06 Expired JPH0142005Y2 (ja)

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JP12245079U JPH0142005Y2 (ja) 1979-09-06 1979-09-06

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JP12245079U JPH0142005Y2 (ja) 1979-09-06 1979-09-06

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Publication Number Publication Date
JPS5641205U JPS5641205U (ja) 1981-04-16
JPH0142005Y2 true JPH0142005Y2 (ja) 1989-12-11

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