JPS5920321B2 - 田植機の植付け装置 - Google Patents

田植機の植付け装置

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JPS5920321B2
JPS5920321B2 JP466078A JP466078A JPS5920321B2 JP S5920321 B2 JPS5920321 B2 JP S5920321B2 JP 466078 A JP466078 A JP 466078A JP 466078 A JP466078 A JP 466078A JP S5920321 B2 JPS5920321 B2 JP S5920321B2
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JP
Japan
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arm
planting
claw
seedling
seedlings
Prior art date
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Expired
Application number
JP466078A
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English (en)
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JPS5497213A (en
Inventor
正太 冷牟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1.駆動クランクアームと自由揺動アームとに
よって上下方向に循環運動可能に支持させた植付はアー
ムの先端部に植付は爪を固定連設するとともに、この植
付は爪に対して上下摺動のみ自在に保持させた苗押出し
具を、前記植付はアームの下方への揺動時に下方に押出
し摺動させるカム機構を設けである田植機の植付は装置
に関する。
従来のかかる田植機の植付は装置においては、植付は爪
が泥土中に突入している間の機体進行に伴なって爪先端
が泥土中を相当量、引摺り移動されて、植付は箇所に前
後に長い溝をつくり、その結果、植付けられた菌姿勢に
乱れを生じ易い欠点があった。
このような欠点を解消するには、植付は爪が圃場の泥面
へ突入した苗植込み作用時点で、機体の進行によって爪
が機体進行方向の前方側へ引摺り移動される速度と同程
度の速度で爪先端部を機体後方側へ移動させてやれば良
いものであるが、従来では、このように爪先端部を機体
進行方向の後方側へ移動させるために、植付はアームに
対して爪の全体あるいはその一部を揺動可能に枢着し、
その爪と植付はアーム駆動機構とを、タイミングカム等
を介して機械的に連動させることによって、揺動可能な
爪の先端部を苗植込み作用時点で機体後方側へ移動させ
る蹴り出し機構を構成したもの、あるいは、実公昭48
−3767号公報に示されるように、揺動アームの基端
部を別のクランクア−ムに連結して、揺動アームの揺動
中心を変更することによって構成していたので、この爪
先端部を後方側へ移動させるための機構そのものが複雑
となる新たな欠点を招くものであった。
本発明の目的は、爪先端部の泥中での引摺り移動を回避
するため;こ爪先端部を機体進行方向の後方側へ移動さ
せるための構造を、特別な蹴り出し機構や揺動中心位置
変更機構などを用いることなく、苗植付装置として本来
的に必要な構成要素をうまく利用して、その配置構成や
形状を工夫するだけで、構造簡単に構成することである
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は歩行型田植機を示し、これは、耕盤上を移動す
る左右一対のラグ付水田車輪7,7を装備した機体フレ
ームの前部にエンジン関係8を配設するとともに、後部
に植付は装置9を配設し、かつ、泥面上を滑走するフロ
ート10と後方に延びる操縦用バンドル11とを設けて
構成しである。
前記植付は装置9は、横方向に往復移動自在な前下り傾
斜姿勢の苗のせ台12を設けるとともに、この苗のせ台
12の横移動に連動して作動することにより、苗のせ台
12およびこれに載置させた苗の傾斜下端部を横方向に
摺動自在に支持する固定レール13に形成した苗取出し
口14から載置苗を植付は単位量取出して泥面に植付け
る植付は機構を設けて構成しである。
前記植付は機構は、その先端部に固定連設された苗植付
は爪4が、前記菌のせ台12の苗載置面に対してほぼ直
交する姿勢で前記苗取出し口14を上方から下方に通過
したのち、その先端部を泥面に突入させるまで下降し、
そののち、前記苗取出し口14に突入可能な位置に上昇
復帰するように上下方向に循環運動する植付はアーム3
を設けるとともに、前記爪4に対して上下(つまり、爪
長手方向)に摺動のみ自在で、爪4に保持された取出し
苗を押出す苗押し具5を前記植付はアーム3に保持させ
、かつ、植付はアーム3の下方への揺動時に前記苗押出
し具5を下方に押出し摺動させるカム機構6を設けて構
成しである。
前記植付はアーム3を循環運動させる機構は、苗のせ台
12の前方の横軸芯2周りに回転する駆動クランクアー
ム1と、このクランクアーム1の回転軸芯aよりも苗の
せ台12側の横軸芯す周りに揺動自在な自由揺動アーム
2とを固定機枠に取付け、前記クランクアーム1の遊端
部と植付はアーム3との非爪装着側端部との枢支連結す
る一方、前記揺動アーム2の遊端部と前記クランクアー
ム1の枢支点Cよりも爪4側の植付はアーム3部分とを
枢支連結し、もって、植付はアーム3の非爪装着側端部
を横軸芯2周りに、機体進行方向の左側面視において反
時計回りに回転駆動すべく構成するとともに、クランク
アーム1との枢支点0周りでの植付はアーム3の姿勢を
揺動アーム2で規制し、さらに、前記植付はアーム3を
、前記揺動アーム2との枢着箇所よりも植付は爪4側に
おいて植付は爪4寄り側はど植付はアーム3の回転方向
で先行するように屈曲させて、植付は爪4の先端が機体
進行方向の左側面視において載置苗の取出し部近くでは
時計回りとなり、かつ、圃場への苗植込み箇所近くでは
反時計回りとなる8の字軌跡を描くように構成しである
換言すれば、爪4の先端軌跡か、圃場面側に接当する泥
中あるいは泥面近くの下降行程での軌跡よりも上昇行程
での軌跡が機体進行方向後方に位置する状態の軌跡を描
くべく構成するもので、このような軌跡を描かせるため
に必要な植付はアーム3の曲屈角度、つまり、クランク
アーム1との植付はアーム3との枢支点Cと、揺動アー
ム2と植付はアーム3との枢支点eとを結ぶ仮想線分の
延長線に対して、前記揺動アーム2との枢支点eと植付
は爪4の先端とを結ぶ仮想線分がなす角度は、経験則に
より、およそ、揺動アーム2の振れ角度と同程度である
ことが望ましい。
前記苗押出し具5に対するカム機構6は、前記クランク
アーム1と植付はアーム3とを枢支連結するクランクア
ーム1に固定の、つまり、植付はアーム3の循環運動に
伴なって植付はアーム3に対して回転する枢支軸15に
カム6Aを固着するとともに、前記苗押出し具5を引退
方向に移動付勢するスプリング6Bを設け、かつ、前記
カム6Aと苗押出し具5とを連動させる部材6Cを設け
て構成しである。
上記構成によれば、植付はアーム3の循環運動に伴なっ
て爪4の先端が機体に対して8の字軌跡を描いて、泥土
中に突入する状態にあるときは、機体に対して後方に移
動して、泥土に対して機体進行方向で移動停止する故に
、つまり、爪4先端の泥土中での引摺り移動を防止でき
る。
以上の実施例で示したように、本発明の特徴とする構成
は、駆動クランクアーム1と自由揺動アーム2とによっ
て上下方向に循環運動可能に支持させた植付はアーム3
の先端部に植付は爪4を固定連設するとともに、この植
付は爪4に対して上下摺動のみ自在に保持させた苗押出
し具5を、前記植付はアーム3の下方への揺動時に下方
に押出し摺動させるカム機構6を設け、かつ、前記植付
は爪4を前下り傾斜姿勢の苗のせ台12上の載置苗を取
出せるように後向きに配設しである田植機の植付は装置
において、前記植付はアーム3に対する自由揺動アーム
2の遊端部の枢着位置を、植付はアーム3に対する。
駆動クランクアーム1の遊端部の枢着位置よりも植付は
爪4側に偏して設定すると共に、前記駆動クランクアー
ム1を、その基端側の横軸芯aまわりで機体進行方向の
左側面視において反時計回りに回動1駆動すべく構成し
、さらに、前記植付はアーム3を、前記自由揺動アーム
2との枢着位置よりも植付は爪4側において植付は爪4
寄り側はど植付はアーム3回転方向で先行するように屈
曲させて、植付は爪4先端が機体進行方向の左側面視に
おいて機体に対して載置苗の取出し部近くで時計回りと
なり、かつ、圃場への苗植込み箇所近くでは、反時計回
りとなる8の字軌跡を描くように構成した点にあり、か
かる構成から次の作用効果を奏する。
[F] すなわち、植付は爪4先端が機体進行方向の左
側面視において、機体に対して載置苗の取出し部近くで
時計回りとなり、圃場への苗植込み箇所近くでは反時計
回りとなる8の字軌跡を描くようにしたこと。
換言すれば爪4の先端軌跡が、圃場面側での下降軌跡よ
りも上昇軌跡が機体進行方向後方に位置する状態の軌跡
を描くので、機体前進に伴う苗植付は時において、爪4
が泥土中を突入している間に大きく引摺り移動されるこ
とかなくなり、苗姿勢を乱すことなく植付けることがで
きるに至った。
■ そして、植付は爪4の引摺り移動を解消するにあた
り、クランクアーム1と揺動アーム2との植付は爪4に
対する配設位置、ならびにクランクアーム1の回転方向
、および、植付はアーム3の屈曲形状、との構成を利用
するだけで、つまり、苗植付は装置として本来的に必要
不可欠な構成要素を利用して、その配設位置や形状を工
夫するだけで、別途蹴り出し機構や揺動アームの揺動中
心を変更する機構を設けるなどの構成が不要であるので
、爪の引摺り移動を避けるための構成を、構造簡単にし
て得られたものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る田植機の植付は装置の実施例を例示
し、第1図は田植機の全体側面図、第2図は要部の一部
切欠き拡大側面図である。 1・・・・・・駆動クランクアーム、2・・・・・・自
由揺動アーム、3・・・・・・植付はアーム、4・・・
・・・植付は爪、5・・・・・・苗押出し具、6・・・
・・・カム機構、12・・・・・・苗のせ台、a、b・
・・・・・横軸芯。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 、駆動クランクアーム1と自由揺動アーム2とによ
    って上下方向に循環運動可能に支持させた植付はアーム
    3の先端部に植付は爪4を固定連設するとともに、この
    植付は爪4に対して上下摺動のみ自在に保持させた苗押
    出し具5を、前記植付はアーム3の下方への揺動時に下
    方に押出し摺動させるカム機構6を設け、かつ、前記植
    付は爪4を前下り傾斜姿勢の苗のせ台12上の載置苗を
    取出せるように後向きに配設しである田植機の植付は装
    置において、前記植付はアーム3に対する自由揺動アー
    ム2の遊端部の枢着位置を、植付はアーム3に対する駆
    動クランクアーム1の遊端部の枢着位置よりも植付は爪
    4側に偏して設定すると共に、前記駆動クランクアーム
    1を、その基端側の横軸芯aまわりで機体進行方向の左
    側面視において反時計回りに回動駆動すべく構成し、さ
    らに、前記植付はアーム3を、前記自由揺動アーム2と
    の枢着位置よりも植付は爪4側において植付は爪4寄り
    側はど植付はアーム3回転方向で先行するように屈曲さ
    せて、植付は爪4先端が機体進行方向の左側面視におい
    て機体に対して載置苗の取出し部近くで時計回りとなり
    、かつ、圃場への苗植込み箇所近くでは、反時計回りと
    なる8の字軌跡を描くように構成しであることを特徴と
    する田植機の植付は装置。
JP466078A 1978-01-18 1978-01-18 田植機の植付け装置 Expired JPS5920321B2 (ja)

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JP466078A JPS5920321B2 (ja) 1978-01-18 1978-01-18 田植機の植付け装置

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JP466078A JPS5920321B2 (ja) 1978-01-18 1978-01-18 田植機の植付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS5497213A JPS5497213A (en) 1979-08-01
JPS5920321B2 true JPS5920321B2 (ja) 1984-05-12

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ID=11590079

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JP466078A Expired JPS5920321B2 (ja) 1978-01-18 1978-01-18 田植機の植付け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0695843B2 (ja) * 1985-02-15 1994-11-30 井関農機株式会社 移植装置

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JPS5497213A (en) 1979-08-01

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