JPS59202382A - 木材の加熱乾燥方法 - Google Patents

木材の加熱乾燥方法

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Publication number
JPS59202382A
JPS59202382A JP7593583A JP7593583A JPS59202382A JP S59202382 A JPS59202382 A JP S59202382A JP 7593583 A JP7593583 A JP 7593583A JP 7593583 A JP7593583 A JP 7593583A JP S59202382 A JPS59202382 A JP S59202382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
wood
veneer
temperature
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP7593583A
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English (en)
Inventor
浅野 信治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOUYOU PURAIUTSUDO KK
TOYO PURAIUTSUDO KK
Original Assignee
TOUYOU PURAIUTSUDO KK
TOYO PURAIUTSUDO KK
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Publication date
Application filed by TOUYOU PURAIUTSUDO KK, TOYO PURAIUTSUDO KK filed Critical TOUYOU PURAIUTSUDO KK
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は木材の加熱乾燥方法に関するものである。
従来、木材を乾燥したり単板積層材の製造の1路の加熱
には高周波が用いられている。
高周波加熱は高周波電極間に被加執物を置いて高周波電
圧を及ぼし誘電体である被加熱物を高周波誘電加熱する
ことによるのであるが、木材のように水分を多く含有す
る被加熱物の場合には第1図に示すように木材温度が水
の沸点近辺の80〜90°C程度迄は温度が急激に上昇
しくt1点以前)、その後(t1点以後)水分の蒸発が
顕著になるにつれ、水分の蒸発にともなう#熱に高周波
エネルギーが消費されて水の沸点の100°C程度で温
度上昇は殆んどみられな(な、9(tl−t2間)、水
分が殆んど蒸発すると(t2点)再び温度は急激に上昇
する。それ故に上記水分の蒸発潜熱による高周波エネル
ギーの浪費という問題が生じる。更に水分の蒸発する間
においては木材中の水分含有量のむらが顕著にな多水分
を多く含む部分は電気抵抗が低くそれ故にその部分は選
択的に加熱され、水分が殆んど蒸発すると今度は木材中
の誘電損失の大きい部分、例えば木節部等が選択的に加
熱される。
したがって水分の蒸発が顕著になる温度、即ち水の沸点
近辺に温度が上昇するとそれ以降は木材の水分含有量や
材質のばらつきによって加熱状態に大きなむらを生ずる
ことになる。このような大きな加熱むらは単板積層材の
製造の際には接着むらの原因となる。
本発明は上記従来の欠点を改良して木材の加熱乾燥工程
の省エネルギー化を図シ、かつ加熱むらを解消すること
を目的とし、木材の加熱乾燥において、水分の蒸発が顕
著になる水の沸点近辺迄は高周波加熱を適用し、その後
は通常の加熱を適用することを骨子とする。
即ち第1図によれば本発明においてはグラフの傾斜が緩
くなり始めるt1点迄高周波加熱を適用し1、それ以後
は通常の加熱、例えば電熱加勢。
バーナー加熱、蒸気加熱等を適用するのである。
ここに11点は木材の温度が水の沸点付辺に達し水分の
蒸発が顕著になる点であり、通常水利温度が80〜90
°Cに達する点である。かくしてtl−t2間の水分の
蒸発潜熱による高周波エネルギーの浪Y−’?−は解消
され、更に上記通常の加熱でIdt1点以後の木材中の
水分含有量や材質のばらつきには殆んど影響されず均一
性の高い加熱状態が得られるのである。そして本発明の
加熱乾燥方法は木材、単板積層材、パーチクルボード。
ハードボード、集成材等の木材類あるいは加工木材類に
対して有用である。
本発明を単板積層材の製造に適用した実施例を以下に示
す。
第2図に示すよるにラワン材、アビトン材等の丸太(1
)はまずロータリーレース(2)のような適当な切削装
置によって単板(3)に剥かれコンベアー(4)上で裁
断機(5)によって適当寸法に裁断される。次いで第3
図に示すように図示しない高周波発生装置からの導線(
6)A 、 (7)Aが接続されているコンベアー構造
の極板(6) 、 (7)間に単板(3)を挾持して高
周波を及ぼす。適用される高周波は通常400 KHz
〜20MHz 、 1〜5 Icw、 0.5〜1.5
A程度のものである。かくして単板(3)は高周波によ
って誘電加熱せられるが、加熱は第1図の11点で表わ
される単板(3)の昇温速度が小さくなり始めた点、即
ち単板(3)の温度が水の沸点近辺、具体的には例えば
80〜90°C程度に達した点までとする。単板の樹種
をベイツガ、寸法を巾300がm1厚さ3.5門として
、12.56■z 、 8fGV 、 0.8 Aの高
周波を及ぼした場合、単板(3)の極板(6) 、 (
7)通過時間を約20秒とすれば上記11点に達する。
次いで第4図に示すようにネット式連続乾燥機(8)の
ネットコンベアー(8)A上に該単板(3)を載置せし
めることによって加熱乾燥させる。この場合は連続乾燥
機(8)の機内温度を160〜170℃とし、上記した
樹種、寸法の単板(3)では通過時間を約480秒とす
る。
かくして単板(3)は水分含有針や材質のばらつきによ
らず均一に加熱され乾燥される(工程1)。
その後該単板(3)が冷却しない前に表裏面に塗工機(
9)によって接着剤00を塗布する(工程2)。
接着剤01塗布時の単板(3)表面温度は通常80〜1
20°C捏度とする。また接着剤の塗布量は通常単板両
面で約280〜520 g/イ程度である。
接着剤(14を塗布した中板(3)はコンベアープレス
で第5図に示すように複数枚積層され、コンベアープレ
スOaによって圧着される(工程3)。
コンベアープレス(1)の上下のコンベアー(2)A。
n9Bには夫々図示しない高周波発生装置からの導線α
3A、Q、lが接続されて極板となっている。
工程3に適用される高周波は上記工程1で適用された高
周波と同様なものでよい。かくして単板(8)の積層物
(3)Aには高周波が及ぼさり、るが、この際拳板(8
)よりも接着剤aQNが選択的に加熱され接着剤00は
急速に固化する。本実施例のように工程1において加熱
された単板(3)が冷却1−2ないうちに工程2におい
て接着剤01を塗布した場合、工程3における接着剤固
化時間は特に促進される。例えば12.56MHz 、
 8Kw、 0.8 A 。
上記樹種1寸法の単板(3)を9プライ積層した積層物
(3)Aの長さを3θQffffとすれば、上記積層物
(3)Aの単板(3)相互を剥離した時、材料破壊を生
ずるに至るまでの圧着時間を第1表に示す。
第1表 工程lにおいて上記単板(3)は均一に加熱されしたが
って工程2において塗布さルた接着剤00には単板(3
)の余熱が均一に及ぼされることになシ、かくして工程
3における接着剤00の硬化は均一になり、接着むらが
解消されるのである。
上記実施例において、例えば工程3の高周波加熱にかえ
て本発明の加熱乾燥方法を適用してもよい。また通常の
rI!8源による加熱乾燥装置と17では、上記ネット
式連続乾燥機以外(Cドラム乾・勲機や多段プレス型電
熱乾燥機等が用いられてよい。
本発明は上記したように木材の加熱を水の沸点近辺迄は
高周波にて行うからその温度迄の加熱時間は極めて短時
間となり、その後通常の熱源による加熱を行うから木材
の水分含有率や材質のばらつきによらず均一に木材が加
熱される。
【図面の簡単な説明】
第1図は木材の加熱1F7n、Tと時間との関係を示す
グラフであり、第2図は単板製造工程の説明図、第3図
は高周波加熱乾燥工程の説明図、第4図は通常の熱源に
よる加熱乾燥工程の説明図、第5図は積層圧着工程の説
明図である。 図中、(3)・・・・単板、(6) 、 (7)・・・
・極板、(8)・・・・ドラム乾燥機

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、木材に水の沸点近辺迄高周波加熱を行い、その後通
    常の熱源による加熱を行うことを特徴とする木材の加熱
    乾燥方法。 2、該木材は単板積層材である「特許請求の範囲1、」
    に記載の木材の加熱乾燥方法。
JP7593583A 1983-04-28 1983-04-28 木材の加熱乾燥方法 Pending JPS59202382A (ja)

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JP7593583A JPS59202382A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 木材の加熱乾燥方法

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JP7593583A JPS59202382A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 木材の加熱乾燥方法

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JPS59202382A true JPS59202382A (ja) 1984-11-16

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ID=13590603

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JP7593583A Pending JPS59202382A (ja) 1983-04-28 1983-04-28 木材の加熱乾燥方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4996357A (ja) * 1973-01-19 1974-09-12
JPS4945451B1 (ja) * 1969-06-21 1974-12-04

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4945451B1 (ja) * 1969-06-21 1974-12-04
JPS4996357A (ja) * 1973-01-19 1974-09-12

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